JPS5924726B2 - ヒドロキシアパタイトの製造法 - Google Patents
ヒドロキシアパタイトの製造法Info
- Publication number
- JPS5924726B2 JPS5924726B2 JP54027580A JP2758079A JPS5924726B2 JP S5924726 B2 JPS5924726 B2 JP S5924726B2 JP 54027580 A JP54027580 A JP 54027580A JP 2758079 A JP2758079 A JP 2758079A JP S5924726 B2 JPS5924726 B2 JP S5924726B2
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- Japan
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- bone
- phosphoric acid
- lime
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B25/00—Phosphorus; Compounds thereof
- C01B25/16—Oxyacids of phosphorus; Salts thereof
- C01B25/26—Phosphates
- C01B25/32—Phosphates of magnesium, calcium, strontium, or barium
- C01B25/322—Preparation by neutralisation of orthophosphoric acid
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B33/00—Clay-wares
- C04B33/24—Manufacture of porcelain or white ware
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は骨灰磁器(bone china)の製造に用
いられる合成骨灰及びその製造法に関する。
いられる合成骨灰及びその製造法に関する。
骨灰磁器(別名イングリッシュ・チャイナとして知られ
ている)は以前からセラミック工業で非常に重要なもの
であり、高度の白色性1反射性及び半透明の如き、その
特徴的音と共に美的外観に寄与する性質を有するもので
ある。
ている)は以前からセラミック工業で非常に重要なもの
であり、高度の白色性1反射性及び半透明の如き、その
特徴的音と共に美的外観に寄与する性質を有するもので
ある。
この材料は亦140.62kg/i(2000Ib/1
n2)迄の焼成強度を生ずる大きな強度を有する。
n2)迄の焼成強度を生ずる大きな強度を有する。
骨灰磁器の高強度は、明らかにガラス結合と結晶マトリ
ックスとの良好な熱膨張係数の一致及び比較的小さな結
晶粒径に起因する。
ックスとの良好な熱膨張係数の一致及び比較的小さな結
晶粒径に起因する。
骨灰磁器は骨灰(ゼラチン除去骨例えばにかわ製造工場
で生ずるものをか焼して製造する)、カオリン(chi
na clay)及びストーンフラックス(5tone
f 1ux)の混合物から伝統的に製造される。
で生ずるものをか焼して製造する)、カオリン(chi
na clay)及びストーンフラックス(5tone
f 1ux)の混合物から伝統的に製造される。
骨灰磁器の伝統的な配合は50重量%骨灰。25重量%
カオリン及び25重量%コーニツシュ・ストーン(co
rnish 5tone)である。
カオリン及び25重量%コーニツシュ・ストーン(co
rnish 5tone)である。
骨灰濃度を増大すると磁器を一層高価にするが。
白色性、半透明姓及び焼成強度が改良される。
骨灰含有量を高くすると、焼成前の混合物の可塑性も成
る程度まで造太する。
る程度まで造太する。
しかし、50%より低く骨灰の割合を減すると、一般に
色を悪くシ、半透明性1強度及び可塑性を減する。
色を悪くシ、半透明性1強度及び可塑性を減する。
骨灰は骨灰磁器混合物の費用の大部分を占め。
骨灰の価格は種々の理由から近年上昇してきている。
骨灰の品質及び有効性も変化し、標準的生成物を得るの
に困難を生ずる。
に困難を生ずる。
ベントナイト及びボール粘土の如き他の材料によって骨
灰の一部を置き換えると明らかに劣った生成物を生ずる
。
灰の一部を置き換えると明らかに劣った生成物を生ずる
。
色は添加物中の金属微量成分によって影響を受け、半透
明性は著しく損われる。
明性は著しく損われる。
従って基準を下回ることなく経済的に骨灰磁器を製造で
きるように、合成代替物に対する要求が存在する。
きるように、合成代替物に対する要求が存在する。
。セラミック工業で用いられるような骨灰はヒドロ
キシアパタイトの焼結形のものからなる。
キシアパタイトの焼結形のものからなる。
この化合物は骨灰磁気製造に必要である。
なぜならそれは粘土及び石と結合し、必要な半透明のガ
ラス化物体を生じ、その焼結構造物は必要な物理的構造
を与えるのに必要でちる。
ラス化物体を生じ、その焼結構造物は必要な物理的構造
を与えるのに必要でちる。
アパタイト形の燐鉱岩は世界中の色々な所で多量に採掘
され、一般に肥料製造に用いられている。
され、一般に肥料製造に用いられている。
しかしこの岩石をか焼すると燐酸三カルシウムを生ずる
が、それは系の加工性を減じ、可塑剤の添加が必要にな
り、焼成生成物中に必要な構造を与える効果がはるかに
少ないので骨灰磁気混合物中には簡単には含有させるこ
とはできない。
が、それは系の加工性を減じ、可塑剤の添加が必要にな
り、焼成生成物中に必要な構造を与える効果がはるかに
少ないので骨灰磁気混合物中には簡単には含有させるこ
とはできない。
純粋な燐酸と炭酸カルシウムとを用いて合成骨灰を製造
することが提案されている(Rao&Boehm*J、
DenLRes、、1351−1354(1974)
)が、そのような方法は不経済でらると考えられており
、骨灰と有利に競争することはできない。
することが提案されている(Rao&Boehm*J、
DenLRes、、1351−1354(1974)
)が、そのような方法は不経済でらると考えられており
、骨灰と有利に競争することはできない。
以前の研究では(Gee、Rroc−Tech、5es
s、Bone Char、 337−352(1953
)、lヒドロキシアパタイトを、非常に希釈された石灰
溶液と燐酸−カルシウム溶液との反応によって広い範囲
のpH値及び温度に亘って形成するこきかできることを
示している。
s、Bone Char、 337−352(1953
)、lヒドロキシアパタイトを、非常に希釈された石灰
溶液と燐酸−カルシウム溶液との反応によって広い範囲
のpH値及び温度に亘って形成するこきかできることを
示している。
亦、か焼によるピロ燐酸塩の形成を低くするためには、
カルシウム対燐酸イオンの比が純粋なヒドロキシアパタ
イトのそれよりも高い必要があることも示している。
カルシウム対燐酸イオンの比が純粋なヒドロキシアパタ
イトのそれよりも高い必要があることも示している。
実際、ヒドロキシアパタイト自身はか焼でβ−燐酸三カ
ルシウムを与えることさえ示されている(Neuman
& Neuman、Chemical Dy−r n
amics of Bone Mineral)。
ルシウムを与えることさえ示されている(Neuman
& Neuman、Chemical Dy−r n
amics of Bone Mineral)。
更に、ヒドロキシアパタイトは、希望のガラス化セラミ
ック材料を与えるためには、適当な結晶構造及び粒径を
もたなければならず、ヒドロキシアパタイトの製造法に
よって得られる材料の結晶は余りにも小さすぎる傾向が
ある。
ック材料を与えるためには、適当な結晶構造及び粒径を
もたなければならず、ヒドロキシアパタイトの製造法に
よって得られる材料の結晶は余りにも小さすぎる傾向が
ある。
、粒径は例えば少なくとも700℃の温度で材料を焼結
することによって増加することができる。
することによって増加することができる。
しかし骨灰磁器に含有させるのに適したヒドロキシアパ
タイト材料を与えるためには、ヒドロキシアパタイト中
のオルト燐酸塩の含有量をできるだけ低く、確実には5
重量%より低く保たなければならないことが見出されて
いる。
タイト材料を与えるためには、ヒドロキシアパタイト中
のオルト燐酸塩の含有量をできるだけ低く、確実には5
重量%より低く保たなければならないことが見出されて
いる。
オルト燐酸塩の割合が高くなると焼結でβ−燐酸三カル
シウムを生成するようになり、この物質が存在すると骨
灰磁器の製造に不利であることが判明している。
シウムを生成するようになり、この物質が存在すると骨
灰磁器の製造に不利であることが判明している。
今度1次の方法により純粋なヒドロキシアパタイトを製
造できることが見出された。
造できることが見出された。
即ち石灰と燐酸との調節された反応によりオルト燐酸塩
が5重量%より少ない材料を生成させる。
が5重量%より少ない材料を生成させる。
次にこの材料をか焼してβ−燐酸三カルシウムを含まな
い焼結生成物を生成させる。
い焼結生成物を生成させる。
方法は、水利石灰のスラリーの流れを少なくとも60重
量%の燐酸の流れと、 10 Ca(OH)2対6H
3PO4の大略の化学量論的割合で、80〜85℃の温
度及び9.0〜11.0の調節された反応混合物pHで
連続的に接触させることからなる。
量%の燐酸の流れと、 10 Ca(OH)2対6H
3PO4の大略の化学量論的割合で、80〜85℃の温
度及び9.0〜11.0の調節された反応混合物pHで
連続的に接触させることからなる。
約10〜30重量%の水和石灰のスラリーが好ましG1
o亦10.5以下のpHが有利である。
o亦10.5以下のpHが有利である。
pH値が9.0よりも低いとヒドロキシアパタイトの生
成量が低(、pH値が余りに高いとpH値のコントロー
ルが難しく、ヒドロキシアパタイトの純度が低くなる。
成量が低(、pH値が余りに高いとpH値のコントロー
ルが難しく、ヒドロキシアパタイトの純度が低くなる。
また、燐酸濃度が所定濃度よりも低いと反応によりゼラ
チン状の望ましくない生成物力5生じる。
チン状の望ましくない生成物力5生じる。
分離した材料を次に少なくとも1000℃の温度でか焼
し、骨灰磁器物体の粉砕骨灰の代りに用いることができ
る焼結粒状生成物を生成させることができる。
し、骨灰磁器物体の粉砕骨灰の代りに用いることができ
る焼結粒状生成物を生成させることができる。
反応工程は連続的添カロ法として最も便利に行うことが
でき、それによって石灰と燐酸を同時に連続的に必要な
割合で激しく攪拌しながら反応器へ導入することができ
る。
でき、それによって石灰と燐酸を同時に連続的に必要な
割合で激しく攪拌しながら反応器へ導入することができ
る。
この方法により、pHを必要な一定値に保つ。
之は、一つの反応物を成る量の他の反応物の中へ添加す
るとpHが成る期間に亘ってかなり変化する時に起きる
状況とは対照的なものである。
るとpHが成る期間に亘ってかなり変化する時に起きる
状況とは対照的なものである。
石灰は約15〜20重量%の濃度の懸濁液として添加す
るのが都合がよく、一方燐酸は80〜90重量%の濃度
で用いるの力S好ましい。
るのが都合がよく、一方燐酸は80〜90重量%の濃度
で用いるの力S好ましい。
石灰スラリーの流れを一定に維持し、酸の流れをpHを
調節するように制(財)するのが都合がよい。
調節するように制(財)するのが都合がよい。
反応のための滞留時間は重要である。
生成物中遊離のCa ” (C、i’c’0H)2とし
て〕ができるだけ低く保たれ、結晶が必要な粒径で生成
されるのか望ましい。
て〕ができるだけ低く保たれ、結晶が必要な粒径で生成
されるのか望ましい。
一般に90分迄の滞留時間が有利であり1%に60〜9
0分が有利でちることが判明している。
0分が有利でちることが判明している。
亦、混合物を非常に効果的に攪拌し、 pHを反応位置
自体の所で検査することも大切である。
自体の所で検査することも大切である。
ヒドロキシアパタイトをか焼する温度は非常に重要であ
る。
る。
上述の如く少なくとも1000°Cの温度が必要でちり
、之より高いか焼温度が好ましG)。
、之より高いか焼温度が好ましG)。
一般に1000°Cよりか焼温度力3高くなると。材料
焼成時の収縮は少なくなると言うことができる。
焼成時の収縮は少なくなると言うことができる。
一般に少なくとも1150°C1好ましくは少なくとも
1200℃のか焼温度が望ましい。
1200℃のか焼温度が望ましい。
伝統的骨灰の製造では骨ははるかに低い温度。
例えば800°C位の温度でか焼することが理解される
であろう。
であろう。
正しい温度か得られる限り、ヒドロキシアパタイトを何
らかの適当な方法によってか焼することができる。
らかの適当な方法によってか焼することができる。
その方法の好ましい具体例としては。ヒドロキシアパタ
イトを、耐火材料で裏打ちした回転円筒状か磁器を水平
に対し傾斜させ、そこへ通すことによりか焼する。
イトを、耐火材料で裏打ちした回転円筒状か磁器を水平
に対し傾斜させ、そこへ通すことによりか焼する。
約1時間の滞留時間が適当であることが見出されている
が、それより長い時間を用いてもよい。
が、それより長い時間を用いてもよい。
材料のカロ熱が徐々に行なわれ、急激でないのか特に好
ましい。
ましい。
か焼温度に達する時間が長くなる程、生ずる粒子即ち結
晶子は大きくなることが見出されている。
晶子は大きくなることが見出されている。
好ましい方法としては、材料を200℃/時で1050
℃へ加熱し1次にこの温度で1時間保つ。
℃へ加熱し1次にこの温度で1時間保つ。
本発明によって爵られるヒドロキシアパタイトは、伝統
的な骨灰磁器混合物中に、カオリンとコーニツシュ・ス
トーンを夫々25重量%として混合物の50重量係を占
めるように一緒に配合することにより1通常のやり方で
焼成すると伝統的材料の半透明性及び一般的美的外観に
等しいそれら性質を有するセラミック骨灰磁器を生ずる
ことができる物体を与えることができる。
的な骨灰磁器混合物中に、カオリンとコーニツシュ・ス
トーンを夫々25重量%として混合物の50重量係を占
めるように一緒に配合することにより1通常のやり方で
焼成すると伝統的材料の半透明性及び一般的美的外観に
等しいそれら性質を有するセラミック骨灰磁器を生ずる
ことができる物体を与えることができる。
更に開口気孔は1240℃の焼成温度で実質的に零に迄
減少し。
減少し。
それより高い温度ではその水準を維持する。
閉じた気孔は広い温度範囲に亘って極めて一定でちり。
典型的には51℃の範囲を得ることができる。
この範囲は普通の骨灰磁器材料と比較すると非常に大き
く、極めて好ましい。
く、極めて好ましい。
本発明によるか焼ヒドロキシアパタイトを含む混合物か
ら作られた骨灰磁器か伝統的生成物より優れている他の
特徴は、いわゆる焼成範囲である。
ら作られた骨灰磁器か伝統的生成物より優れている他の
特徴は、いわゆる焼成範囲である。
セラミックの嵩密度力jその最大値から0.5flAc
だけ低下する温度範囲は焼成範囲として知られており、
か焼ヒドロキシアパタイトの混合物での使用は30℃の
範囲を与えることができる。
だけ低下する温度範囲は焼成範囲として知られており、
か焼ヒドロキシアパタイトの混合物での使用は30℃の
範囲を与えることができる。
之は従来の骨灰磁器で通常潜られる値でちる低い20°
C台の焼成範囲と比べてはるかに好ましい。
C台の焼成範囲と比べてはるかに好ましい。
ヒドロキシアパタイトは必要な純度を有する石灰と燐酸
とを用いて製造しなければならない。
とを用いて製造しなければならない。
即ち出発材料は、生成するセラミック物体が着色するこ
とになるような金属イオンを含まないものであるべきで
ちる。
とになるような金属イオンを含まないものであるべきで
ちる。
一般的に言って、肖られる材料は純白色であるべきであ
るが、非常に純粋な試料でも明らかな青色を示す場合も
あることが見出されている。
るが、非常に純粋な試料でも明らかな青色を示す場合も
あることが見出されている。
次の実施例は本発明を例示するものでちる。
実施例 1
石灰の20%懸濁物と燐酸90%溶液とを、一つは9.
5に調節したpH1他は10.5に調節したpHの二つ
の方法で80〜85℃の温度で反応させた。
5に調節したpH1他は10.5に調節したpHの二つ
の方法で80〜85℃の温度で反応させた。
滞留時間は夫々88及び71分でちった。
夫々98.5及び99.5%のヒドロキシアパタイトを
含む生成物の5得られた。
含む生成物の5得られた。
そのような反応工程によって得られた生成物を添付の第
1図に示す。
1図に示す。
第1図は約78,000倍(A4の大きさ)の倍率での
反応生成物の写真であり、エポキシブロックの薄い断片
の電子顕微鏡写真によって帰られた。
反応生成物の写真であり、エポキシブロックの薄い断片
の電子顕微鏡写真によって帰られた。
約1050℃の温度でそのような反応生成物から得られ
たか焼生成物を添付の第2図に例示する。
たか焼生成物を添付の第2図に例示する。
この図は同じ程度の倍率での同様な電子顕微鏡写真であ
る。
る。
結晶の大きさは約0.035μmの初期結晶長さから約
0.5μmの径の大体球形の結晶子迄増大しているのが
分る。
0.5μmの径の大体球形の結晶子迄増大しているのが
分る。
従来の50:25:25の配合の骨灰をか焼付材で置換
えて得られた骨灰磁器の試料は、良好な色、半透明性及
び強度、及び特に非常に良好な焼成範囲を示した。
えて得られた骨灰磁器の試料は、良好な色、半透明性及
び強度、及び特に非常に良好な焼成範囲を示した。
比較例 1
実施例1と同様な反応を5.5及び8.5のpH値で行
うと、わずか45及び88%のヒドロキシアパタイト含
有量しかもたない生成物が得られた。
うと、わずか45及び88%のヒドロキシアパタイト含
有量しかもたない生成物が得られた。
実験を25℃で行なったが、調節しにくい位の非常に高
いpH値か必要で、不充分な純度の生成物を生じた。
いpH値か必要で、不充分な純度の生成物を生じた。
更に本発明と従来例との比較を以下のように行つた。
ヒドロキシアパタイト(Ca5(OH)(PO4)3)
を製造するために化学量論的量の石灰及び燐酸を種々の
条゛件の下で反応させた。
を製造するために化学量論的量の石灰及び燐酸を種々の
条゛件の下で反応させた。
得られた生成物を分析し、焼結した。
使用した石灰はほぼ20%懸濁液であった。
そして燐酸は81%燐酸水溶液であった。
反応温度は80℃とした。操作は次の3つのやり方で行
った。
った。
(1)石灰スラリーを酸に攪拌しながら徐々に3時間か
けて添加した。
けて添加した。
(2)酸を石灰スラリーに攪拌しながら徐々に3時:間
かけて添カロした。
かけて添カロした。
(3)酸と石灰スラリーを反応器に化学量論比で連続的
に加え、その際pH値を一定に保った。
に加え、その際pH値を一定に保った。
(本発明)
それぞれの場合、熱い反応混合物をろ過し、ケーキ状で
得られた粉末生成物を一晩105°Cで乾燥した。
得られた粉末生成物を一晩105°Cで乾燥した。
次いで生成物をX線回折及び蛍光X線により解析した。
各生成物の試料を次いで1000°Cでか焼し、再びX
線回折で調べた。
線回折で調べた。
その結果は第1表に示す。
最後に、谷か焼物の試料をこのか焼物50%。
コーニツシュストーン25%及びチャイナクレーを含む
骨灰磁器素地に入れた。
骨灰磁器素地に入れた。
この素地を普通の骨灰磁器焼成温度で焼成し、その性質
を調べた。
を調べた。
上記(1)及び(2)を夫々含む素地は上記(3)によ
り得たものよりもかなり多く収縮が起った。
り得たものよりもかなり多く収縮が起った。
更に、第1の素地は光った表面を示し、望ましくない表
面ガラス化が起ったことを示した。
面ガラス化が起ったことを示した。
第1図は本発明の方法による石灰と燐酸との反応生成物
の電子顕微鏡写真である。 第2図は第1図の反応生成物を1050℃の温度でか焼
した時の生成物の電子顕微鏡写真である。
の電子顕微鏡写真である。 第2図は第1図の反応生成物を1050℃の温度でか焼
した時の生成物の電子顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水和石灰のスラリー流を、 10 Ca(OH)2
対6H3PO4の化学量論的比率で少なくとも60重量
%の燐酸の流と、80〜85℃の温度で9.0〜11.
0の調節反応混合物pHで連続的に接触させることを特
徴とするヒドロキシアパタイトの製造法。 2 連続的添加法として行う特許請求の範囲第1項に記
載の方法。 3 石灰を10〜30重量%の濃度の懸濁液として添力
目する前記第1項に記載の方法。 4 pHが10.5以下である前記第1項に記載の方
法。 5 燐酸が80〜90重量%の濃度でちる前記第1項に
記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB952778A GB1586915A (en) | 1978-03-10 | 1978-03-10 | Synthetic bone ash |
GB000009527/78 | 1978-05-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54152009A JPS54152009A (en) | 1979-11-29 |
JPS5924726B2 true JPS5924726B2 (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=9873732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54027580A Expired JPS5924726B2 (ja) | 1978-03-10 | 1979-03-09 | ヒドロキシアパタイトの製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924726B2 (ja) |
FR (1) | FR2419254A1 (ja) |
GB (1) | GB1586915A (ja) |
NL (1) | NL7901959A (ja) |
SE (1) | SE438665B (ja) |
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JP2543685B2 (ja) * | 1986-10-31 | 1996-10-16 | 旭光学工業株式会社 | リン酸カルシウムの製造方法 |
JPS646213A (en) * | 1987-06-27 | 1989-01-10 | Sangi Kk | Composition for preventing denting caries |
GB8811828D0 (en) * | 1988-05-19 | 1988-06-22 | Unilever Plc | Oral compositions |
GB8811829D0 (en) * | 1988-05-19 | 1988-06-22 | Unilever Plc | Oral compositions |
GB8811830D0 (en) * | 1988-05-19 | 1988-06-22 | Unilever Plc | Oral compositions |
US6827441B2 (en) | 2002-01-31 | 2004-12-07 | Opticlear Inc. | Progressive lens with reduced distortion |
EP2758830A4 (en) | 2011-09-22 | 2015-05-20 | Bernard Fresco | MULTIFOCAL LENS |
JP7454158B2 (ja) * | 2019-02-07 | 2024-03-22 | 株式会社バイオアパタイト | 焼成体及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3379541A (en) * | 1964-02-18 | 1968-04-23 | Monsanto Co | Alkaline earth metal hydroxylapatites, processes for preparing the same and compositions containing the same |
GB1395037A (en) * | 1972-10-10 | 1975-05-21 | Doulton & Co Ltd | Bone china |
-
1978
- 1978-03-10 GB GB952778A patent/GB1586915A/en not_active Expired
-
1979
- 1979-03-08 SE SE7902098A patent/SE438665B/sv not_active IP Right Cessation
- 1979-03-09 FR FR7906111A patent/FR2419254A1/fr active Granted
- 1979-03-09 JP JP54027580A patent/JPS5924726B2/ja not_active Expired
- 1979-03-12 NL NL7901959A patent/NL7901959A/xx not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL7901959A (nl) | 1979-09-12 |
SE438665B (sv) | 1985-04-29 |
JPS54152009A (en) | 1979-11-29 |
SE7902098L (sv) | 1979-09-11 |
GB1586915A (en) | 1981-03-25 |
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