JPS592429Y2 - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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Publication number
JPS592429Y2
JPS592429Y2 JP12327177U JP12327177U JPS592429Y2 JP S592429 Y2 JPS592429 Y2 JP S592429Y2 JP 12327177 U JP12327177 U JP 12327177U JP 12327177 U JP12327177 U JP 12327177U JP S592429 Y2 JPS592429 Y2 JP S592429Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
air heater
back cover
hole
exhaust
Prior art date
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Expired
Application number
JP12327177U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5449754U (ja
Inventor
鉄衛 内田
Original Assignee
株式会社内田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社内田製作所 filed Critical 株式会社内田製作所
Priority to JP12327177U priority Critical patent/JPS592429Y2/ja
Publication of JPS5449754U publication Critical patent/JPS5449754U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は強制吸排気式(通称FF式)或は強制排気式
(通称FE式)等の温風暖房器の背面に装着して使用さ
れる背面カバーの改良に関するものである。
従来、例えば第6図に示す実開昭51−146844号
公報の如く、温風暖房器の設置時に背面より突出する温
風ファン及び排気口又は排気管と、この後方の壁との間
に一定間隔を保つように背面カバーを取付けることは周
知である。
この背面カバーを取付ける理由としては、この一定間隔
には温風ファンによって空気が吸引される為床面や周囲
のごみや紙屑等も同時に集められて汚損する事や、又こ
のごみや紙屑が排気ガスによって高温度となる排気口や
排気管に接触又は付着して火災に至る事や、更に排気口
や排気管や温風ファンに誤って手や足を接触し火傷や感
電や径孔等の危険を防止する安全の目的から背面カバー
を取付けていた。
ところで、この従来の背面カバーは火災や火傷や感電や
径孔等に対する安全の配慮は充分であるが、背面カバー
の取付時に於ける簡便性や、排気管あるいは吸排気筒の
延長時に方向が限定されてしまう方向性や、背面カバー
内の掃除又は修理、点検に対する配慮が全くなされてい
ながった。
即ち、背面カバー内には温風ファンが内装されている為
、温風ファンの空気の吸引により該温風ファン及び内部
に周囲のごみや紙屑が付着したり、あるいはこれが原因
による故障等によって時々背面カバー内を掃除や修理、
点検をする必要を有したが、従来は背面カバーを温風暖
房器の背面に止ビスにて堅固に取付けており、止ビスを
わざわざ全部取外した後背面カバーを取外さなければな
らず煩わしく、又面倒であり、更に背面カバーの上板に
は右側又は左側のいずれか一方に定められた貫通口が開
口されている為、温風暖房器の設置条件によっては設置
不可能となったり、あるいは排気管を貫通口より斜上方
に距離を長く延長しなければならない等の不具合を生じ
た。
そこでこの考案はこの点に着目し、従来の欠点を解消す
る為、背面カバーの取付部にダルマ状のビス孔を形成す
ることによりビスをわざわざ全部取外さなくとも緩める
ことで簡単に背面カバーの取外しができ、又背面カバー
の上板左右に排気管貫通用の貫通口を開口できる状態に
切込みを形成して、温風暖房器の設置条件に応じて排気
管を右側又は左側を選択して真直ぐ延長させられて、従
って最適な最短距離で配管を簡単に行え、しかも背面カ
バーの上板を支軸することで開閉でき、従って背面カバ
ーの取外しをしなくとも内部の点検や簡単な掃除を行え
ることを目的とするものである。
この考案は上記目的を達成する為、特にその構成は、温
風暖房器の背面と壁との間に左右両側板及び上板とから
成る背面カバーを設置すると共に、前記左右両側板の前
面側端部を外方に屈曲した取付部に背面のビスより大径
のダルマ状のビス孔を形成して前記ビスに止着し、更に
上板の左右に排気管貫通用の貫通口を開口する状態に切
込みを形成し、且つ上板は左右両側板上で係止ピンにて
支軸した事を特徴とするものである。
次に図面に示すこの考案一実施例について説明すれば、
1は公知の温風暖房器で、背面2には温風送風用の温風
ファン3を金網によって覆い外方へ突出させて備えると
共に吸気管4に連通し吸気を行う吸気口5と、排気管6
に連通し排気ガスを排出する排気ロアとをそれぞれ突出
させて備える。
8は温風暖房器1を設置する場合温風ファン3及び吸気
口5及び排気ロア等が背面2より突出している為室内A
と室外Bとを区割する壁Cと背面2との間に形成された
一定間隔である。
9は上板10及び左側板11及び右側板12等に分割さ
れた背面カバーで、左右両側板11.12上方端部を立
設して形成した取付は片13に穿ちた孔14に上板10
の両方端部をほぼ直角状に上方へ屈曲させて形成した係
止片15を備えた係止ピン15′を嵌合し上板10を支
軸し開閉自在として接続しコ字状としている。
更に上板10中夫には横長スリット状等の通気孔16を
複数個穿ちていると共に通気孔16を挾み込むように両
端側にはそれぞれ吸気管6の貫通出来る貫通口17の形
成を押圧又は軽く叩くことで容易に形成可能にする為の
切込み18を両端側にそれぞれ一対ずつ成形している。
更に左右両側板10.11の前面側端部はほぼ直角状に
外方へ屈曲し取付は部19を形成すると共に、該取付は
部19の上下には背面2を固定するビス20より下方を
大径の孔としたダルマ状のビス孔21を形成し、これに
より背面カバー9は温風暖房器1の背面2上方に係止又
は離脱自在に止着され、温風ファン3及び吸気口5及び
排気ロアを覆い一定間隔8内に位置するものである。
22は壁Cを貫通し一端を室外Bへ突出すると共に室内
A側の他端には吸気管6を連結し吸気及び排気を行う吸
排気筒、23は温風暖房器1の側面に備えた持ち手であ
る。
次に背面カバー9の取付けについて説明すれば、今設置
しようとする温風暖房器1の背面2上下のビス20を両
側とも緩め、背面カバー9の左右両側板11.12のみ
を緩めたビス20上に持って行き取付は部19のそれぞ
れのビス孔21の下方大径側孔にビス20が挿入する如
くし、そしてそのまま下げて上方の小径側孔の位置でビ
ス20を再び締める。
次に背面カバー9が取付けられたら左右両側板11.1
2が壁Cに当接する位置まで移動させれば良いが、この
時第3図に示す如く吸排気筒22の取付位置が設置条件
によって温風暖房器1より高い位置だったり、あるいは
温風暖房器1は右側にしか取付けられない等(この逆も
ある)の設置条件の場合、吸排気筒22の真下側、ある
いは近い側の背面カバー9の左右いずれか一方の切込み
18を選択し、押圧又は叩くことにより貫通口17が形
成され、従ってこの貫通口17に排気管6を又必要に応
じて吸気管4を貫通させれば最適の最短距離で簡単に取
付けられる。
次に温風暖房器の使用中定期的な温風ファンの点検、又
は簡単な掃除をしたい場合、上板10の後方を持ち上げ
ることにより前方は係止部15を中心にして回動し開口
するものであり、特別背面カバ−9自体を取外すことも
ない。
以上要するにこの考案は、上記した特有な構成によって
、従来の背面カバーの具有する効果に加えて、わざわざ
ビスを取付取外しの必要なく背面カバーを温風暖房器の
背面ときわめて簡単に取付取外しが行え、従って背面カ
バー自体の掃除や温風ファンの掃除及び修理、点検も簡
便となる。
更に貫通口を形成する切込みは左右に設けられており、
温風暖房器の設置条件によって右側又は左側を選択して
、しかも押圧又は叩くことで工具を用いずして容易に開
口され、しかも最適の位置の最短距離で排気管を延長さ
せられ使用勝手が良く、加えて必要以外の貫通口は閉塞
されており無用なごみや紙屑を極力温風ファン等に付着
させることも防止できる。
又上板は支軸したことにより開閉自在であり、従って背
面カバー自体を取外さなくとも良い定期的な点検や、簡
単な掃除は上板を開口することでその作業をスピーディ
−に行え、きわめて簡便となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案温風暖房器の背面斜面図、第2図、第
3図は同温風暖房器の設置状態の一部断面した側面図、
第4図は背面カバーの取付けた状態の拡大背面図、第5
図は同背面カバーの分解斜面図、第6図は従来の温風暖
房器の斜面図。 1・・・・・・温風暖房器、2・・・・・・背面、6・
・・・・・排気管、9・・・・・・背面カバー、10・
・・・・・上板、11.12・・・・・・側板、15′
・・・・・・係止ピン、17・・・・・・貫通口、18
・・・・・・切込み、19・・・・・・取付部、20・
・・・・・ビス、21・・・・・・ビス孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 暖房器1の背面2と壁Cとの間に左右両側板11.12
    及び上板10とから成る背面カバー9を設置すると共に
    、前記左右両側板11.12の前面側端部を外方に屈曲
    した取付部19に背面12のビス20より大径のダルマ
    状のビス孔21を形成して前記ビス20に止着し、更に
    上板10の左右に排気管6貫通用の貫通口17を開口す
    る状態に切込み18を形成し、且つ上板10は左右両側
    板11.12上で係止ピン15′にて支軸した事を特徴
    とする温風暖房器。
JP12327177U 1977-09-14 1977-09-14 温風暖房器 Expired JPS592429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12327177U JPS592429Y2 (ja) 1977-09-14 1977-09-14 温風暖房器

Applications Claiming Priority (1)

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JP12327177U JPS592429Y2 (ja) 1977-09-14 1977-09-14 温風暖房器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5449754U JPS5449754U (ja) 1979-04-06
JPS592429Y2 true JPS592429Y2 (ja) 1984-01-23

Family

ID=29082191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12327177U Expired JPS592429Y2 (ja) 1977-09-14 1977-09-14 温風暖房器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165534U (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 東芝熱器具株式会社 温風暖房機
JPS58165533U (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 東芝熱器具株式会社 温風暖房機

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Publication number Publication date
JPS5449754U (ja) 1979-04-06

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