JPS5923387B2 - オンラインにおける溶接欠陥検出法 - Google Patents

オンラインにおける溶接欠陥検出法

Info

Publication number
JPS5923387B2
JPS5923387B2 JP53120157A JP12015778A JPS5923387B2 JP S5923387 B2 JPS5923387 B2 JP S5923387B2 JP 53120157 A JP53120157 A JP 53120157A JP 12015778 A JP12015778 A JP 12015778A JP S5923387 B2 JPS5923387 B2 JP S5923387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
sensor
defect detection
detection method
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53120157A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5546175A (en
Inventor
耕司 石原
浩司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP53120157A priority Critical patent/JPS5923387B2/ja
Publication of JPS5546175A publication Critical patent/JPS5546175A/ja
Publication of JPS5923387B2 publication Critical patent/JPS5923387B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋭い指向性をもつて溶接欠陥をオンラインで
検出するオンラインにおける溶接欠陥検出法に関する。
従来より応力波(AcousticEmission;
屁波)を検出するセンサには圧電振動子等の電気音響変
換素子が広く用いられている。
ところがこの種のセンサは一般に指向性を持たず、つま
わ無指向性の素子である。そこでAEセンサを用いて溶
接欠陥を検出する場合には、例えば特公昭52−479
03号公報に示されるように、2つのAEセンサを被検
部から等距離に配置し、これらAEセンサにより同タイ
ミングで抽出された信号だけを上記被検部の信号として
抽出していた。しかしながら上記AEセンサにそれぞれ
到達するAE波の伝搬速度が異なる場合には検出が不可
能になつた。また上記手段により溶接部位の欠陥をオン
ライン的に行うと、溶接トーチの発するアークノイズが
混入すると云う不具合があつた。このアークノイズの混
入について例えば1976年9月にカンヌで開かれた第
8回非破壊試験国際会議でのデビツト、W、プラインら
の報告がある。この報告によればアークノイズを極めて
効果的に排除できるとあるが、実際には上記対策を講す
る為には相当大掛わな設備による実験研究データを必要
とし、また溶接条件が変わる都度制御要件の変更を必要
とする等、実用的ではなかつた。本発明はこのような事
情を考慮してなされたもので、その目的とするところは
、溶接トーチなどから発せられるアークノイズの影響を
受けることなく溶接欠陥を高精度に検出するオンライン
における溶接欠陥検出法を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を説明するにあたわ、先ず、本
発明方法に使用するAEセンサについて第1図および第
2図を参照して説明する。第1図はAEセンサの概略構
成図、第2図は第1図の矢視A−A断面図である。図に
おいて、1はアクリル樹脂等の合成樹脂からなるAE波
伝搬媒体としての装置本体である。このセンサ本体1は
楔形状をなすもので、その底面1aは被検物2(例えば
鋼)の表面に当接されるようになつている。この当接に
際しては、上記底面1aと被検物2との間にグリス等の
伝搬媒体(図示せず)が介在されることもある。また前
記センサ本体1は端面1bと平行に2分割されるように
なつておう、その分割面には柱状孔が設けられている。
この柱状孔には水や油等のAE波伝搬媒体が充填されて
柱状音響レンズ3が形成されている。柱状音響レンズ3
は、そのレンズ面の曲率半径をRl,r2としたもので
、その焦点距離fが前記端面1bとなるように定められ
ている。しかして端面1bには前記音響レンズ3に平行
に対向して電気音響変換素子としての長方形状圧電振動
子4が配設されている。この圧電振動子4はAE波を受
けて圧電振動し、その発生電圧はリード線(図示せず)
を介して抽出されるようになつている。また前記端面1
b1即ち圧電振動子4の取付け角度は前記被検物2に対
してα、例えばO〜57角に設定されている。この角度
αは、被検物2を伝搬し、センサ本体1の底面1aから
入射するAE波の入射臨界角に基ずいて適宜定められる
ものである。また前記音響レンズ3の各レンズ面の曲率
半径は特殊な場合、r1=R2に定められるもので、焦
点距離fとの間には次のような関係がある。但し、nは
センサ本体1と音響レンズ3を形成する伝搬媒体との間
の屈析率を示し、dは音響レンズ3の厚さを示している
このような構造を有するAEセンサによれば、被検物2
を伝搬してきたAE波はセンサ本体1の底面1aに入射
する際モード変換を受ける。
そしてセンサ本体1を伝搬して音響レンズ3を通過する
。この際、音響レンズ3は上記AE波のうち特定された
方向から伝搬してきたAE波のみを圧電振動子4の面に
集束する。従つて、上記圧電振動子4は上記特定の方向
から伝搬したAE波のみを検出することになる。即ち、
このような構成であれば、圧電振動子4は第2図に示す
方向Bにのみ強い検出感度を示すことになり、従つて鋭
い指向性を有することになる。これは上記方向以外から
伝搬し、入力されたAE波(雑音成分、例えばアークノ
イズ)に対しては検出しないことを意味する。尚、AE
センサは、例えば第3図に示すように矩形状に構成して
もよい。
この図に示されるものも圧電振動子4の取り付け面の角
度を被検物に対してαに設定し、AE波の入射臨界角に
基ずいて定めている。つまシ、上記角度を圧電振動子4
の最大検出感度を示すところに定めればよく、センサ本
体1の形状については何ら特定されるものではない。次
に、上記AEセンサを用いた本発明の一実施例に係るオ
ンラインにおける溶接欠陥検出法について第4図を参照
して説明する。
図中11,12は被溶接材で、溶接線13を形成して突
合せされている。溶接トーチ14は上記溶接線13上を
移動して被溶接材11,12を突合せ溶接している。ま
たこの溶接トーチ14には前記した指向性を有するAE
センサ15が角度θの方向に連設されている。このAE
検出装置15は、上記θの方向に指向性幅2βの拡がb
をもつて前記トーチ14によつて溶接された領域の溶接
欠陥より発する微弱音響信号を検出するものである。尚
、前記角度θは拡がう角αより大きく設定されている。
しかしてAEセンサ15にて検出されたAE波情報はブ
リアンプ16、アンプ17を介して増幅され信号処理回
路18に入力されている。この信号処理回路18は検知
したAE波をパルス整形して計数器19に供給している
。計数器19は例えば定められた一定時間内に上記パル
ス整形された信号が何回入力されるかを検出し、所定値
を越えた場合に欠陥検出信号を発している。この信号は
、前記AEセンサ15に連設されたマーカ装置20に入
力され、マーカ装置20をして欠陥検出位置(溶接材1
2)にマークが付されるようになつている。このような
手段をもつた溶接欠陥検出法によれば、AEセンサ15
は溶接がなされた特定領域のみを方向を定めて欠陥検出
を行うことになる。従つて上記検出と同時に溶接トーチ
14による溶接加工が行われ、上記溶接トーチ14から
アークノイズが発せられたとしても、同アークノイズは
AEセンサ15に受波されることがない。故に従来のよ
うにアークノイズの排除の為の大掛)な工夫を要するこ
とがなく、オンライン的に効果的な欠陥検出を行い得、
しかもAEセンサを溶接機構に組み込むに際しても格別
な対策を購じる必要がなく、その利点は極めて大きい。
尚、上記溶接欠陥検出法は第5図に示すように構成して
もよい。
即ち第4図に示したものは、AEセンサ15の指向角度
を溶接線13に対して斜めにしたものであるが、第5図
に示すように直角に設定してもよい。この場合には溶接
トーチ14の配置位置をAEセンサ15の指向角度から
外れた位置に定めればよい。以上本発明の実施例を説明
したが、上記実施例にのみ限定されるものではない。
例えばAEセンサの外観形状・寸法は仕様に応じて定め
ればよい。上記溶接欠陥の検出に際してもAE波の信号
処理は適宜定めることができる。要するに本発明はその
要旨を逸脱しない範囲で実施し、各種装置に広く適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の溶接欠陥検出法に使用するAEセンサ
の概略構成図、第2図は第1図の矢視A−A断面図、第
3図はAEセンサの他の例を示す図、第4図は本発明に
係るオンラインにおける溶接欠陥検出法の一実施例を説
明する構成図、第5図は本発明方法の他の例を説明する
構成図である。 1・・・・・・センサ本体(音響伝搬媒体)、3・・・
・・・柱状音響レンズ(音響伝搬媒体)、4・・・・・
・圧電振動子(電気音響変換素子)、11,12・・・
・・・被溶接材、14・・・・・・溶接トーチ、15・
・・・・・AEセンサ、16,17・・・・・・アンプ
、18・・・・・・信号処理回路、19・・・・・・計
数器、20・・・・・・マーカ機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋭い指向性をもつたAEセンサを使用し、このAE
    センサは被溶接物の溶接線によつて移動する溶接トーチ
    と結ぶ線に対し所定角度θをなし、かつその指向角2β
    (β<θ)の二等分線が前記所定角度θと等しくなるよ
    うに配置し、この状態を保持しつつ溶接トーチと連動し
    、溶接線にそつて溶接線から等距離の線上にAEセンサ
    を動かしめ、よつて前記溶接トーチから発せられるアー
    クノイズを排除しつつ該溶接トーチによつて溶接された
    領域の溶接欠陥より発する微弱音響信号を検出するよう
    にしたことを特徴とするオンラインにおける溶接欠陥検
    出法。
JP53120157A 1978-09-29 1978-09-29 オンラインにおける溶接欠陥検出法 Expired JPS5923387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53120157A JPS5923387B2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 オンラインにおける溶接欠陥検出法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53120157A JPS5923387B2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 オンラインにおける溶接欠陥検出法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5546175A JPS5546175A (en) 1980-03-31
JPS5923387B2 true JPS5923387B2 (ja) 1984-06-01

Family

ID=14779356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53120157A Expired JPS5923387B2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 オンラインにおける溶接欠陥検出法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5923387B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119153U (ja) * 1990-03-19 1991-12-09

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03119153U (ja) * 1990-03-19 1991-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5546175A (en) 1980-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4619143A (en) Apparatus and method for the non-destructive inspection of solid bodies
US4967873A (en) Acoustic lens apparatus
JPS5923387B2 (ja) オンラインにおける溶接欠陥検出法
US4586381A (en) Nondestructive ultrasonic transducer
Bendec et al. Ultrasonic Lamb wave method for sizing of spot welds
JP3761883B2 (ja) 超音波探傷方法
JPH0348153A (ja) セラミツクス接合部の強度判定方法
JPS61160053A (ja) 超音波探傷試験方法
US4253337A (en) Ultrasonic nondestructive testing method
JP3298085B2 (ja) 超音波探傷方法及び装置
JP2002071332A (ja) クラッド鋼合わせ材厚さ測定用探触子
Pialucha et al. The reflection of ultrasound from interface layers in adhesive joints
GB774675A (en) Improvements in or relating to apparatus for flaw detection and velocity measurementby ultrasonic echo methods
JPH0545346A (ja) 超音波探触子
JP3023642B2 (ja) 溶接式管継手における差し込み深さ測定方法
KR101558922B1 (ko) 빔크기 조절이 가능한 분할형 초음파 센서
JPH07260747A (ja) 超音波探傷方法および装置
JP2605352B2 (ja) 超音波探傷装置
SU603896A1 (ru) Способ контрол акустического контакта
SU905780A1 (ru) Ультразвуковой искатель
CA1067614A (en) Pulse-echo method and system for testing wall thicknesses
JPS5826381Y2 (ja) 超音波探傷装置
SU1569696A1 (ru) Преобразователь дл ультразвукового контрол
KR20150072640A (ko) 맞대기 용접부용 결함탐상장치
JPS6228862B2 (ja)