JPS5922545B2 - 自動ミシン - Google Patents

自動ミシン

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JPS5922545B2
JPS5922545B2 JP52043803A JP4380377A JPS5922545B2 JP S5922545 B2 JPS5922545 B2 JP S5922545B2 JP 52043803 A JP52043803 A JP 52043803A JP 4380377 A JP4380377 A JP 4380377A JP S5922545 B2 JPS5922545 B2 JP S5922545B2
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sewing machine
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sewing
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鷹男 真鍋
重次 松永
真次 町
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Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE2816434A priority patent/DE2816434C2/de
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Publication of JPS5922545B2 publication Critical patent/JPS5922545B2/ja
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B21/00Sewing machines with devices for automatically controlling movement of work-carrier relative to stitch-forming mechanism in order to obtain particular configuration of seam, e.g. programme-controlled for sewing collars, for attaching pockets
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • G05B19/40Open loop systems, e.g. using stepping motor
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/4093Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
    • D05D2207/05Magnetic devices
    • D05D2207/06Permanent magnets
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34215Microprocessor
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
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    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35554Mirror, other conversions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロファイルを自動的に縫製する自動ミシンに
係り、例えばポケットやワイシャツのエリの如き縫製パ
ターンを縫製する指令が予じめメモリ手段にメモリされ
ており同メモリ手段に対しアドレスを指定して、同アド
レスの情報を逐次よみ出して縫製を行う自動ミシンに関
する。
これまで、上述のメモリ手段への記録方式は縫製パター
ンを描かれた用紙を座標読取装置上に配置し同パターン
上の各付落ち位置上に座標読取用の指針を一致させてそ
の座標の増分量のパルス数に変換した値をロムライター
を用いて書き込む方式を採用していた。
(特願昭501−155676号名称;自動縫製機のプ
ログラム装置)しかしこの方式ではミシン本体以外に座
標読取り装置が必要であり又指針の移動量を計数する手
段が必要であった。
又従来の自動ミシンにおいては書込まれたメモリ手段(
以下FROMという)のデータの解読は専用の金物であ
る回路素子で行っており(特願昭52−19998号)
、前記FROMを作成することと自動ミシンの制御装置
とは別個の装置として独自に機能しうるよう構成されて
いた。
本発明においては自動ミシンの前記制御装置をマイクロ
コンピュータを用いることによって制御装置自体を簡単
にすると共にこのマイクロコンピュータシステムを、F
ROMへプログラムするときにも利用することによって
PROMへのプログラム作業における従来のような座標
読取装置の如き装置を不要にした。
即ち本発明においては、プログラム操作の際の指針の駆
動を、ミシン本体に設けたパルスモータを利用すること
によって行い、同指針のX、Y方向の移動量が、同各パ
ルスモータへのドライブパルスをレジスタにストアされ
ることによって、実質的に座標読取装置を構成するよう
にしている。
更に又、本発明においては前記FROMのデータを読み
出して縫製を行わせるのみでなく自動ミシンに必要な布
押え板上の針落ち溝の加工(縫製曲線そのもの)をも同
じミシンテーブル上で行わしめるようにしたものであり
縫製と針落ち溝形状の加工は同じPROMのデータを用
いることによって行われるようになっている。
従って本発明による自動ミシンにおいてはPROMをプ
ログラム可能であると共に、プログラムされたFROM
を用いてパターンの加工用の布押え板をパターンどおり
に溝加工可能であり且つ同布押え板を用いて同FROM
のデータにより自動縫製を可能とするフレキシビリティ
に富んだ自動ミシンを提供せんとするものである。
尚前記プログラム操作パネルのユニットはミシンの制御
装置に対しマイクロコンピュータシステムのパスライン
を介して着脱されるようになっておりプログラム操作パ
ネルユニットを自動ミシンと一体不可分に構成したもの
ではなく、必要に応じて結合すればよいようにしたシス
テムを構成するものである。
次に本発明の実施例を図面により説明する。
尚本発明による装置に関する説明の区分けを明瞭ならし
めるため各図面とその主な内容との関連を整理して示す
と次のようである。
(イ)自動ミシン本体の外形図の説明 第1図乃至第3図 (ロ)布押え板の駆動機構の説明 第4図乃至第11図 (/9 布押え板の加工装置の説明 第12図乃至第14図 に)FROMと同FROMのデータを読み出す手段の説
明 第15図乃至第18図 ((1)ワイシャツのエリおよびポケットパターンの縫
製に関するデータの説明 第19図乃至第23図 (へ)マイクロコンピュータ化された制御装置およびプ
ログラム装置のブロック図の説明 第24図、第25図 (ト) ミシン操作パネルユニットの説明第26図、
第27図 (i PROMへプログラムするためのプログラム操
作パネルユニットおよびプログラム操作の装置の説明 第28図乃至第32図 (I力 プログラムされたFROMのデータを読み出し
て縫製あるいは布押え板上の針落ち溝加工を行わしめる
手順、プロセスの説明 第35図乃至第40図 (ヌ)FROMへプログラムを行わしめる手順、プロセ
スの説明 第33図乃至第34図 第1図は本発明によるパターンシーマの正面概観図であ
って、下面に脚101を取付けたフレーム体102が図
示の如く配設されその上面にはミシンテーブル103が
水平に取付けられている。
ミシンテーブル103の上面の左右に設けられている1
04,105は図の紙面後方に長く延びるY方向(紙面
垂直方向)ガイド機構であってカバーで覆われている。
106は両ガイド機構104.105の間に配設された
Yテーブル、107はパターン縫製用の布を挟着する布
押え板、108は同布押え板1070手前側上面に設け
られた取付用フレーム体で後述する移動体124に取付
けられたノブ109を右側へ倒すことによって布押え板
107を後述する移動体124に取付は固定するもので
ある。
110はミシンテーブル103の上方に延設されている
ミシンヘッド本体であって一点鎖線で示す如く、ミシン
テーブル103面下方に垂架されているモータ111の
回転がvベルト112によってミシンヘッド本体110
へ伝導されるようになっている。
112Aは下糸の交換時期等を表示する操作箱である。
(第27図に詳細を示す)113は端子箱、114はミ
シン操作パネルユニットを塔載する脚台である。
又115で示される鎖線はミシンテーブル103下面か
らその鎖線位置までがカバーで覆われていることを示す
116はフートスイッチでこのスイッチを作業者が足で
踏むことによってミシン駆動のスタート信号を与えるも
のである。
第2図は第1図の右側面図であってミシンテーブル10
3の下面にはX軸駆動用パルスモータ117、Y軸駆動
用パルスモータ118が垂架されている。
119は各パルスモータの駆動ユニット、120は脚台
114の上方に配設したミシンの操作用パネルユニット
であってその詳細は後述する。
121はユニット120の上面でミシンテーブル103
と同じ高さにされておりミシンテーブル103を補助す
る作業スペースを形成している。
122はカバーである。
第3図は第1図の平面図である。同図において123は
ミシンテーブル103の一部であって同部分123は丁
番により第2図に示すように下方に折れるようになって
おり作業者がミシンヘッド本体110へ接近して種々の
、たとえば下糸の交換とか、布押え板107の出し入れ
などの作業をし易いようになっている。
布押え板107の左端部はYテーブル106の下面を通
ってX方向の移動体124の左端面にノブ109(第1
図)によってそのフレーム108が緊締績される。
(その詳細を第7図に示す。
)図示の如く移動体124はYテーブル106内をX方
向に移動できるようになっている。
Y方向に移動するYテーブル106、X方向に移動する
移動体124の駆動は、鎖線で示すようにそれぞれ索条
125゜126によって駆動されるようになっている。
127は布押え板107の上下挿え板に形成されたワイ
シャツのエリに対応する針落ち溝を示す。
上記索条125,126による駆動機構の詳細について
第4図乃至第8図にて説明する。
第4図は索条機構の概観斜視図であって同図中106は
断面がはy矩形の中空なYテーブルでこのYテーブル1
060両端には一対の脚132を下方へ突設し、この脚
132の下端にそれぞれ摺動子133を設けている。
この摺動子133は図示しない固定部材に取着して平行
に配設した一対のYレール134に摺動自在に貫装し、
このYレール134の軸方向(Y方向)へ進退自在に設
けている。
X方向の移動体1240両側面にはローラ136が回転
自在に取付けられYテーブル106の底面上を転動する
ようになっている。
移動体124の上面には一対のプーリ137が回転自在
に軸支されX方向1駆動用の索条126が巻回されてい
る。
同索条126は図の手前側において固定端部135から
各プーリ138,139,137゜139A、138A
、140を経てパルスモータ117の出力軸ブーIJ1
17Aに到り更に後方側においても同様な各プーリを経
て固定端部141へと張られている。
固定端部135,141では索条126の張力を適正に
調整できるようになっている。
従ってX軸パルスモータ117を正、逆の各方向へ回動
させることによって移動体124はYテーブル106内
でX方向に進退できるようになっている。
又Yテーブル106のY方向への移動のために、索条1
25が固定位置にて回転自在に軸支されたプーリ142
,143、およびX軸パルスモータ118の出力軸に取
付けられたブーIJ118Aに巻回され又同索条125
は対称な位置で両摺動子133に係止されており従って
同パルスモータ118を正、逆の各方向へ回動させると
一対の脚132を介してYテーブル106がY方向へ進
退できるようになっている。
それゆえ布押え板107が移動体124に取付けられる
と同布押え板107はX、 Yパルスモータ117,1
18によってミシンテーブル103上で任意の方向に移
動されるようになっている。
第5図は第4図に示す索条機構のうちX方向の索条12
6と各プーリとの配置を示すものである。
又第6図は同様にY方向の索条125と各プーリとの配
置を示すものである。
第7図は第4図における布押え板107と移動体124
との緊締績機構の詳細斜視拡大図である。
同図において移動体1240手前側面には支えフレーム
151が固定されており同フレーム151の前面左側に
は係り止め部材152が固定されさらに右側にはノブ1
09と結合されているトグル機構に連結されており左右
に進退する係り止め部153が取付けられている。
又布押え板1070手前側端に設けたフレーム108の
側面には前記係り止め部材152.153の嵌入する受
は部材154゜155が固着されている。
押え板107を移動体124へ取付けるには同移動体1
24の下面に矢印(イ)の方向へ布押え板107を通し
て前記係り止め部材152を受は部材154へ、さらに
ノブ109を戻した状態で係止め部材153を受は部材
155へ当接させたのちノブ109を右方へ倒すように
すればよい。
第8図は第7図A−A線断面図である。
尚、Y−テーブル106の底面106A、上面カバー1
06Bは第7図には図示されていない。
第9図は布押え板107の平面図である。
第3図、第7図においては布押え板107については単
に溝127を有するものとして説明した。
第9図に示す布押え板107はワイシャツのエリの形状
が同じで且つ種々サイズ変化するものに対して適した布
押え板である。
同図で201は上側の固定板、201Aは下側の固定板
である。
布押え板107は布を挟着させるため上方の板材と下方
の板材があり各々は丁番を介して片開きできるようにな
っており又各板材の構成は同じであるので以下主として
上方の板材に関して説明する。
204は移動板である。サイズの変化を与えるためには
移動板204を固定板201に対しずらせる必要があり
そのため移動板204には、固定板201上にサラネジ
205で固定された長穴を有するガイド部材206の長
穴210内側面を摺動可能な摺動部材207が取付けら
れており同部材207の上面に締付板208が配設され
サラネジ209をしめつけることによりガイド部材20
6の上面を締付板208で締付げるようにしている。
220,221は固定板201と移動板2040間の間
隔板であってその対向側面は溝127の中央部を形成し
て)いる。
224゜225は取付片でサラネジ230,231によ
り間隔板220,221に取付は固定されている。
同取付片224,225と固定板、201移動板204
0合わせ面ば面ファスナーで結合されるようになってお
り同様に上方の間1i& 220 。
221と下方の間隔板(図示せず)との合わせ面にも面
ファスナーが設けられており取付片224゜225、間
隔板220,221と固定板201、移動板204とを
容易に着脱可能にしている。
尚上記ガイド部材206近傍や面ファスナーによる合わ
せ面の構造に関する詳細は特願昭52−3122号に説
明されているので参照されたい。
239は縫製用布を布押え板107上で平面的に位置決
めするためのピンである。
242は針おち用の溝127の外周部を囲むように形成
された磁性体のシート片である。
240は、ミシン針が布押え板上の縫製開始点位置(S
TART−P)直上にあるようにするための位置決めピ
ン穴である。
237.238は丁番である。
第10図は第9図のB−B線断面拡大図である。
同図で201Cはスペーサ、201bはスペーサ201
a。
204aはサラネジ203cはスペーサ、203aはナ
ツトである。
第11図は第9図において布押え板107の溝127の
縫製開始点(START・P)へミシン針245が位置
付けされた状態を示すものである。
同図において、ミシンヘッド本体110にはピン244
を上下に進退可能にした取付具246が図示の如くミシ
ン針245に対し一定の間隔を保って取付けられており
同ピン244を***240へ挿入することによってミシ
ン針245は溝127の位置5TART−Pに位置付け
されるようになっている。
235.235Aは縫合わせられる布である。
第12図は第9図に示すような布押え板1070針落ち
溝127を切削加工するためにミシンヘッド本体110
に切削工具を取付けた状態を示すものである。
同図においてミシンヘッド本体110の左端カバー26
1にはプレート262がボルト、およびナツトにより締
結固定されている。
プレート262の左側には、下端のチャック263にエ
ンドミル264を取付けた空気ドリル265が配置され
ている。
ミシンテーブル103には溝穴266Aを有する支持板
266が固定されており同支持板266上に布押え板1
07が配設されている。
布押え板107にはエンドミル加工の前に、ドリルによ
って***例えば第11図の穴240の加工と共に溝12
7の5TART−Pの位置に穴が加工されており同大へ
エンドミル264を挿入する。
エアホース267からエアーを供給且つ布押え板107
を溝127の形状の如<X、Yパルスモータ117゜1
18を駆動することによって溝127が加工される。
第13図は第12図Z矢視図であってプレート262に
は垂直ガイド268,268Aがボルト269.270
,269A、270Aによって取付けられ更にストッパ
ー271,271Aがポル)272,272Aにより取
付けられている。
273は着脱用プレートであってその中央部には空気ド
リル265が締付プレート274、ポル)274Aによ
り締付固定されている。
275゜275Aはボルトであってプレート2730両
下部に形成した下端開口の長穴を介してプレート273
をプレート262へ締結する。
従ってポル)275,275Aを緩めることによってプ
レート273は、ドリル265を取付けた状態で上方へ
とプレート262から取りはずすことが可能である。
第14図は第13図の上面図である。第15図は本発明
のミシンによる縫製動作又は布押え板107の溝加工の
ために読み出されるデータの説明図であつぞ同図に示す
表は記憶媒体(第1の記憶媒体)としてFROM (Programmable Read 0nly
Memoi7)を用いた場合間FROMヘメモリされ
ているデータの名称、その配置を示すものである。
すなわちFROMを3個用いそれぞれFROM(1)、
(2)、(3)とし各FROMのビット数は8ビツトで
ありFROM(1)のビット番号1〜4の領域を制御の
種類(INDEX OF C0NTR0L)と称す
る。
さらにFROM(1)のビット番号5.6の領域をコン
トロール信号と称する。
同様にしてFROM(L)のビット番号7はX方向の移
動の「向き」を示す。
FROM(1)のビット番号8とp ROM(2)のビ
ット番号1〜3はX方向の移動量データを2進数で示し
この4ビツトにより最大15パルスまでメモリされるこ
とが可能である。
さらにF ROM(2)のビット番号4はY方向の移動
の「向き」を示し、5〜8はY方向の移動量データを示
す。
FROM(3)のビット番号1〜8には回数データがメ
モリされビット1〜4と5〜6とを区分することによっ
てB CD (B 1nary CodeD e c
ima l )形式で最大99までメモリ可能であ
る。
以上各FROM(1)、(2)、(3)の各ビット番号
に対応した出力信号名をD11〜D18.D21−D2
8.D31〜D38で示しである。
以上の出力信号群D11〜D3Bは、FROM(1)、
(2)、(3)が1つのアドレスに対応して読み出し可
能な状態にされるようになっているので結局1つのアド
レスを指定することによって出力信号群D11〜D3B
が与えられることになる。
上記の制御の種類は備考欄に示すようにDll。
Dl2.Dl3.Dl4のビット状態すなわち制御の種
類のコードが0000の場合はDI7〜D38にあるデ
ータをよみ出す(Read Out )ように指示す
る。
又コードが0001〜1101の場合は後述するミラー
コード(M−CODE)を意味しており、あるアドレス
iにおいてMコードがよまれるとDI7〜D38は読み
出されることな(アドレスi−1が指定されアドレスの
進みを逆転させるようになっている。
Dl 5 、 Dl 6はMコードの場合いづれか1方
を1にしておく。
こうすることによって糸切りをさせない。
前記コードが1110の場合はオプショナルストップコ
ードと称し、このとき操作盤上のオプショナルストップ
スイッチがONのときにはアドレスの進みを停止させて
マニュアル操作に切換えられる。
前記オプショナルストップスイッチがOFFの場合は次
のアドレスに進められる。
前記コードが1111の場合はストップを意味しており
例えば1つの縫製パターンの縫製終了位置を指令するア
ドレスのところに用いる。
更にコントロール信号D 15= 1はミシン針の高速
縫い、D16=1は低速縫いを示しDl 5=0で且つ
Dl 6=Oのときはミシン針の上死点停止を指令する
ものであり糸切り信号5C=Oを与えるものである。
第16図は第1の記憶媒体であるPROM303の入出
力信号の関係を示す。
第17図は本発明による自動ミシンが駆動される際第1
6図に示すPROM303からよみ出されるデータの処
理プロセスの理解を容易ならしめるべく制御装置をブロ
ック図にて示したものである。
本発明においては同制御装置としてマイクロコンピュー
タシステムを用いているので第17図に示すような各ブ
ロックに対応する具体的に結線された回路は存在しない
が同第17図は以下の種々の説明上で参照するのに便利
である。
第17図において301はアドレス選択スイッチであっ
てアドレスカウンタ302に対し任意のアドレスを与え
るようになっている。
即ちSLO〜SL7なる8つのビットによってアドレス
カウンタ302の出力であるビットAO,AI、A2゜
A3.A4 、A5 、A6 、A7を設定するもので
ある。
307はアドレスゲートであって、アドレス選択スィッ
チ3010ビツト信号SLO〜SL7をアドレスカウン
タ302ヘセツトする指令信号AC8を発する。
303は第16図に示したFROMであって3つのFR
OM(1,)、(2)、(3)から形成されておりアド
レスカウンタ30208ビツトの出力AO〜AIによっ
て各FROMのアドレスが指定され同アドレスにメモリ
されている出力信号群D11〜D38が外部へ読み出し
可能な状態にされるようになっている。
304はミラーコード(Mコード)を設定するMコード
選択スイッチであってこの場合0001〜1101で最
大13種類までのMコードを設定可能である。
305はMコードを設定するミラーコード選択スイッチ
304で設定されたMコードの各ビットとPROM30
3の制御の種類を示すコードのビットD11.DI2.
D13.D14との一致をとる一致回路であって一致が
とれた時、ミラーコード一致信号Mをアップダウン条件
ゲート306へ送り、同ゲート306からはアドレスカ
ウンタ302の計数動作を逆に、すなわちダウン側にす
るものである。
又タイミングパルス発生器308から与えられる信号T
1はアドレスカウンタ302がUP又はDWNの状態で
計数するときの計数パルスを形成するものである。
ここでアップ側とはアドレスカウンタ302の計数、す
なわち8個の出力のビットをA7.A6 、A5 、A
4 。
A3.A2.AI、AOの順にして2進数表示した場合
その値が増大する計数動作をいい、又ダウン側とはその
値が減少するような計数動作をいう。
それ故信号UP、DWNはアドレスカウンタ302の計
数動作をそれぞれアップ側、ダウン側の状態にあること
を示している。
又信号01FはY座標軸方向の向き(D24)を反転さ
せるために用いられる。
309はデコーダであってFROM303中の制御の種
類のコードD11〜D14を解読(デコード)するもの
であって同コードが第1表の(1)の場合 同信号0000はタイミングパルス発生器308へ与え
られ、ついで、pROM303の出力ビットDI8〜D
23.D25〜D28゜D31〜D38がそれぞれX指
令カウンタ311、X指令カウンタ312、回数カウン
タ313へ設定されるためのセット用信号0O−T2が
タイミングパルス発生器308から与えられるようにな
っている。
第1表の(2)の場合はオプショナルストップコード1
110を表わしており同コード信号111゜はアドレス
ゲート307へ与えられている。
この場合オプショナルストップスイッチのON。
OFFの状態を示す信号O8によってアドレスを進める
か停止するかが定められる。
前記第1表の(3)の場合はストップコード1111ヲ
示シ、このストップコード信号は前記アドレスゲート3
07およびアップダウン条件ゲート306へ与えられて
おり同アドレスゲート307からはこのストップコード
信号1111によって信号CLST−AC8が発せられ
、信号CLSTはタイミングパルス発生器308とアド
レスカウンタ302へ、又信号AC8はアドレスカウン
タ302とアドレス条件ゲート310へ与えられるよう
になっている。
(但しAC8はAdressCounter Setの
略、CLSTはC1ear orStart の略
)第1表の(4)の場合はミラーコードを示しておりこ
れによってアドレスゲート307から信号TOがタイミ
ングパルス発生器308へ与えられるようになっている
前記アドレスゲート307へは更にデコーダ309から
信号「〒]が入力されている。
(T1]はオプショナルストップ又は1111の場合を
示す。
)以上の他にアドレスゲート307へは信号TCOT(
下糸完了信号)、ST(スタート押ボタンスイッチ信号
)、C)S(オプショナルストップスイッチ信号)、T
C(糸切れ検知信号)、5CF(糸切り待ち信号)、C
L(クリア信号)、5W1(テスト用駆動スイッチ信号
)が入力され、信号NC0T(電磁カウンタ計数パルス
)、5TF(スタート押釦を押したときパルス状に出る
信号)およびテテ(クリアの反転信号)が出力されるよ
うになっている。
308はタイミングパルス発生器であって位相の異なる
クロックパルスCP1.CP2を発生すると共にアップ
ダウン条件ゲート306に信号T1を与える。
又信号TOをアドレスゲート307から受げている。
この信号TOは、今アドレスカウンタ302のアドレス
がiでその計数動作がUP側にある場合においてそのア
ドレスiにおける制御の種類を表わすコードが予じめミ
ラーコード設定スイッチ304に設定した同コード(0
001〜1101)の中の1つであるときに前記アドレ
スの値をi−1へ戻すための計数指令を与える場合と、
前記スイッチ301に設定していない他の同コードのと
きは直ちに次のアドレスへと更にアドレスを進める(ア
ップ側、ダウン側いずれの場合にも)ための計数指令を
与える場合との両方の役目をしている。
この信号Toは信号T1を形成している。
但しT1はTO以外の信号によっても形成されており全
体としてアドレスを1つ進める指令信号となっている。
更にタイミングパルス発生器308へはアドレス条件ゲ
ート310からアドレスカウンタ302のアドレスを進
める(アドレスアップ状態、ダウン状態のいづれの場合
においても)指令用信号AUとアドレスを進めないでデ
ータをよみとる指令用信号DRが入力されている。
(AUはAdress Up、 DRはData R
eadである)今、制御の種類を示すコードのデータコ
ードがooooの場合において、信号AUが与えられる
とタイミングパルス発生器308は前記信号T1によっ
てアドレスカウンタ302のアドレスを進め、又信号D
Rが与えられると、はじめに信号T2・CPlが発せら
れてのち、次のクロックCP2においてFROM303
出力のデータDI8〜D23.D25〜D28すなわち
X、Y方向の移動量がカウンタ311゜312ヘセツト
されるためのセット信号OO・T2(00・T2はデー
タコードooooの状態で且つ時刻T2のときでありT
2はクロックCP2と同期されている信号である)が与
えられるようになっている。
前記信号T2・CPlはここではカウンタ31L312
の計数をD D A D 1g1talDiffer
ential Analyzer )を用いると
きの最初のクロックパルスとして用いられるという説明
にとどめておく。
310はアドレス条件ゲートであってタイミングパルス
発生器308からのクロックCP2の他に、アドレスゲ
ート307からパルス信号AC8が入力されている。
更に又、カウンタ311と312が共にカウントアウト
したとき1となる信号coxyおよび回数カウンタ31
3がカウントアウトしたときの信号co、coが入力さ
れている。
出力信号としては前述した信号AU、DRの外に信号N
IMが回数カウンタ313へ与えられている。
この信号NIMはカウンタ311 、312が共にカウ
ントアウトしたとき与えられ回数カウンタ313を減算
させるのに用いられている。
鎖線で囲まれた部分すなわちアドレスゲート307、タ
イミングパルス発生器308、アドレス条件ゲート31
0からなるGATEに結局のところその果す機能を次の
ように要約することができる。
(1)GATEにはデコーダ309により解読されたF
ROM303の制御の種類を示すコードD11〜D14
とカウンタ311.312のカウントアウト信号C0X
Yおよび回数カウンタ313のカウントアウト信号co
、coがそれぞれ入力されている。
(2)GATEはアドレス選択スイッチ301のデータ
SLO〜SL7をアドレスカウンタ302ヘセツトする
計量すなわちアドレスカウンタセット信号AC8をその
外部へ与えている。
(3)GATAはアドレスカウンタ302の内容をリセ
ットする信号CLSTを外部へ与えている。
(4)GATEはアドレスカウンタ302の計数を進め
る(UP、DWNのいづれの場合でも)ための信号T1
を与えている。
(5)GATEはカウンタ31L312、に対し、デー
タD18〜D23、(D19.D20は無)D25〜D
28のセット指令用信号0O−T2を与え、又回数カウ
ンタ313に対し減算パルスNIMを与える。
以上(1)〜(5)がGATEの主な機能である。
314はコントロール回路であってデータD15.D1
6が入力されており又同コントロール回路314はミシ
ンヘッド本体およびその他のアクチュエータを含む駆動
部分315と太い矢印で示すように相互に信号のやりと
りを行っている。
335はコントロール回路314と前記駆動部315の
インターフェイスを示すものである。
316は布押え板部動用の送りパルスFPCの発生部で
あって、カウンタ311がカウントアウトしていないと
きすなわちcox=oとき送りパルスFPCはゲート3
17を通ってオーバーフローパルス0VFXとなりゲー
ト320へ与えられると共に同パルス0VFXはカウン
タ311へも与えられカウンタ311の値を減するよう
になっている。
同様にしてFPCはゲート318を介してカウンタ31
2に対してもオーバーフローパルスが入力されておりゲ
ート321へは0VFYが与えられている。
前記ゲート320にはデータD17(X方向の向きを示
す)が入力されX方向の+、−の2種類の送りパルスX
FPP、XFMP(X FeedPlus Pu1
se X Feed Minus Pu1se )が
ゲ−ト328へ与えられている。
同パルスXFPP 、XFMPはX方向のアブソリュー
トカウンタ324にも入力されている。
同図ではXFPPはAXUPに又XFMPはAXDNに
対応している。
このカウンタ324は縫製動作が終了したとき又は縫製
途中で糸が切れた場合、FROM303の指令と関係な
くただちに布押え板107がプログラム原点へ戻ること
を可能ならしめるために縫製中の布押え板107のプロ
グラム原点からの移動量をアブソリュート方式で記憶す
るようになっている。
原点復帰指令用ゲート334は原点復帰指令信号ORG
又はストップ信号1111によって、前記ゲート320
への入力信号0VFX、Dl 7を阻止し代わりに信号
AXSGNと、信号XFPB、ACOXをゲート322
を介して入力させるようになっている。
ここで信号XFPBはY軸に関するプログラム原点復帰
用パルス発生器326からの送りパルスであり、信号A
COXはアブソリュートカウンタ324がカウントアウ
トしていないときACOX−1を意味する。
更に信号AXSGNはアブソリュートカウンタ324の
計数値の正、負を判別する信号である。
同様なことがY軸に関しても示される。
即ちゲート321はゲート320に対応しており、カウ
ンタ325はカウンタ324に、ゲート323はゲート
322に、パルス発生器327は326に、そして、信
号AYSGNはAXSGNに、ACOYはACOXに、
YFBPはXFBPにそれぞれ対応している。
尚ゲート333は排他的論理和(EXCLUS IVE
・OR)であってMコードが与えられ一致信号Mが出た
ときFROM303にメモリされているY方向のビット
D24を逆にするようになっている。
この意味は後に動作説明のところで明らかになろう。
ゲー)328,329はマニュアル操作スイッチ319
を介して与えられる送りパルスMFPと前記XFPP、
XFMP、又はYFPP。
YFMPとを切り換えるものである。
33o。331はX、 Y軸用のパルスモータドライブ
回路、117.118はx、 y軸用のパルスモータで
ある。
336は送りパルス発生器、316,327゜332を
発生する回路を示す、尚原点復帰動作に関してY軸用と
Y軸用のパルス発生器を326と327との如く分けで
あるのは第3図のプロ7フイルシーマのX軸方向の方が
一般に縫製距離が長いためにY軸方向より速いパルス周
波数の送りパルスXFPBによって布押え板110のX
軸方向の移動を早めるためでありXFPBをYFPBと
同じにしてもよい。
339はクリア信号CLの発生部であり信号ACOUT
、CLBが入力されている。
信号ACOUTはACOX=ACOY=Oすなわちアブ
ソリュートカウンタ324.325の内容が共に零にな
ったとき(原点復帰したとき)■となる信号、CLBは
クリア押釦を押したときCLB=0となる信号である。
第18図は、第17図のブロック図が後述する如く1つ
の布押え板上でポケットパターンの如く複数個の縫製パ
ターンを縫製する場合にも適応すべく追加される回路の
ブロックを示すものである。
即ちミラーコードと同じように4ビツトのスキップコー
ドをレジスタ340に設定し制御の種類゛を示すコード
がスキップコードと一致したとき一致回路341からス
キング一致信号SKを与えてスキップ量(すなわち布押
え板上に配列されている1つのポケットパターンの縫製
終了点から次のポケットパターンの縫製開始点までミシ
ン針は上死点に保持して布押え板をミシン針に対し移動
させるための移動データ)を遂行させるものである。
尚第18図においては1つのポケットパターンがミラー
コードを使用して縫製される場合に一致回路341での
比較動作は切換回路342の出力U1.DIによって支
配されている。
すなわち後述する如く、ポケットパターンのように多数
個取りであって且つ各ポケットパターンがミラーコード
を用いて縫製される場合にはPROM中のスキップコー
ドはアドレスの計数状態が戻りの状態で読み出されたと
き有効になるからである。
尚信号MRはミラーコード設定スイッチ304でミラー
コードが設定されている場合1となる信号である。
尚スキップコード設定用のレジスタはミラーコード設定
がなされない場合でも多数個取りを行わしめるときに利
用されるものである。
(例えば1つのパターンが左右対象でなくそのようなパ
ターンの複数個を1つの布押え板に配ダルたときなど)
第18図のスキップ一致信号SKが与えられるとそのア
ドレスにおけるX、Y、及び回数データがよみ出される
又スキップの量は1つの布押え板上では1つ又は2つ指
定すれば実用上十分であるが一般には複数のスキップコ
ードを連続するようにして用いる。
例えば以下の如くミラーコードとスキップコードを区分
する。
上述のようにすると、パターンが1つ終了する毎にスキ
ップコードの設定されるレジスタ340の値を1つずつ
増加又は減少することによって次のスキップコードを指
定可能である。
又スキップコードを用いるような多数個取りの場合には
、第17図で原点復帰の指令信号のストップコード11
11は最後のパターンが終了したときにのみ有効ならし
めるようにするのが好ましい。
このような詳細な点については特願52−19998号
「プロファイルの縫製方法および同方法を用いた自動ミ
シン」の明細書、及図面(第35図)を参照されたい。
第19図は布押え板107にてワイシャツのエリの部分
を縫製する′場合の説明図であって、この場合はスキッ
プコード(多数個とり)はなくミラーコードのみである
すなわち点P9、点P11、点P13を各中央位置とし
て3種類のサイズのエリを縫製できる。
点POはプログラム原点、Plは縫製開始点でミシン針
は布押え板に対し経路αの如く相対移動する。
点P 1’から点PO′を経てPOに到る部分は原点復
帰動作を示す。
第20図には第19図の3種類のエリを縫製するために
メモリされているFROM303のデータがそのアドレ
スに対応して示されている。
同図でアドレス9.ICl3の制御の種類のビットD1
1〜D14は第19図の点P9゜PI 1.Pl3に対
応するミラーコードを示しておりこれらのコードの1つ
を第18図のミラーコード設定スイッチ304へ設定す
ることによって同コードに対応したサイズのエリの縫製
が行われる。
合点P13に対応するコード0011が設定されている
場合について第20図のデータが読み出され第19図の
プロファイル縫製がなされるプロセスを説明しよう。
この場合には布押え板1070間隔板220,221
(第9図)の長さは第19図に示す場合に対応している
ものとする。
(すなわち点P13までの場合)布押え板107への布
の挟着作業は予じめ終了しており同布押え板107をミ
シン針がプログラム原点PO近傍位置においてYテーブ
ル106の移動体124へ緊締結する。
(第7図参照)。令弟17図のアドレス選択スイッチ3
01にはアドレス1が設定されており又ミラーコード設
定スイッチ304には第19図の点P13に対応するミ
ラーコード0O11が設定されている。
スタート押釦によりスタートパルス信号5TF=0が与
えられるとアドレスカウンタ302は信号CLSTによ
り一旦リセットされる。
これによりアドレスカウンタ302の出力ビットAO〜
AIはOにされる。
従ってpROM303はO番地が指定され第20図のア
ビレフ0番地のデータD11〜D3Bをよみ出し可能な
状態にする。
デコーダ309により制御の種類D11〜D14がスト
ップコード1111であることがデコードされると信号
AC8=Oが与えられアドレスカウンタ302はアドレ
ス選択スイッチ301に設定されているアドレス1をセ
ットする。
従ってFROM303に対するアドレス指定はアドレス
1となる。
次にアドレスカウンタ302にはアドレス選択スイッチ
301からの設定値1が与えられるとアドレス1の制御
の種類はooooであろので信号1111.=1となり
信号 TI(T2・CP 1 )が与えられるとアドレスカウ
ンタ302はアップ側へ1つ進められる。
以後同様にして信号Mが来るまで信号T1によりアップ
側へ計数パルスが与えられることになる。
第20図に示すようにFROM303のアドレス1には
制御の種類ooooであるのでデコーダ309かもタイ
ミングパルス発生器308へのデコーダコード信号oo
ooによって同パルス発生器308からはカウンタ31
1,312,313へ信号00・T2が与えられる。
又DDA337には信号T2・CPlが与えられる。
一方FROM303には、D24=l、D25〜D28
=l111、D31〜D34=oo l 1、D35〜
D38=0000であるので−Yの方へ15パルス移動
する移動パターンを30回くり返すためのデータがメモ
リされているのでこの場合カウンタ311には01
カウンタ312には15、カウンタ313には30がそ
れぞれセットされることになる。
従って布押え板107はミシンテーブル103上でミシ
ン針に対し相対的に負の方向(−Y)すなわち点POか
ら点P1の方へ移動される。
回数カウンタ313がカウントアウトする( C0=1
)とアドレスがアップ側に進められアドレスカウンタ
302は2を指定する。
アドレス2には制御の種類111Oであってこれはオプ
ショナルストップコードである。
初回の縫製のときはオプショナルストップスイッチがO
Nにしであるのでミシンは停止し手動操作によりミシン
針が始点P1の直上に位置するように操作を行う。
この操作を容易にするために第11図に示すように布押
え板107上の縫製開始点確認用穴240ヘピン244
を挿し込むと、ミシン針245は縫製開始点P1の直上
に位置付けされている。
次いでオプショナルストップスイッチをOFFにする。
再びスタート釦を押すとアドレス3に進められる。
アドレス3ではD11〜D14はO,D16=l、D3
8=1であるので布押え板110は移動せず低速でミシ
ン針245が1回上下動する。
次いで針落ち検知信号〒S−〇がミシン針245が布か
ら抜は出た直後に与えられアドレスが1つ進められる。
アドレス4ではD15=1、−Xの方へ4パルス、+Y
の方へ12パルスの移動パターンを14回くり返す指令
が与えられているのでミシン針245は高速縫いであり
点P3まで縫う。
点P3の位置で針245が布から抜は出た直後に針落ち
検知パルス信号TS=0が与えられアドレスが更に1つ
進められる。
アドレス5にはD15=i、D17=1、−X=2パル
ス、+Y−6パルスの移動パターンを1回行うよう指定
される。
以下同様にしてアドレス8まで来る。
アドレス8には+X−15、Y=O1の移動パターンを
6回くり返す指令が与えられている。
これによって点P9まで縫製が行われると次にアドレス
9が指定される。
アドレス9にはD11〜D14は0001のMコードが
ある。
今ミラーコード設定スイッチ304には0011なるコ
ードが設定されているので一致信号Mは出す従ってアド
レスは更に1つアップ側へ進められる。
このアドレスを進めるのはパルス信号TOによって与え
られるパルス信号T1である。
次のアドレス10では十X=8、Y=Oなる移動パター
ンが3回くり返すよう指令される。
点P11が縫い終ると信号〒百−〇により次のアドレス
11へ進む。
アドレス11はMコード0010であってやはり一致信
号Mは出す従って更にアドレスが進められる。
次のアドレス12には十X=8パルス、Y=O1の移動
パターンを5回くり返すよう指令される。
点P13の縫いが終り信号TS=Oが与えられるとアド
レスが1つ進められアドレス13となる。
同アドレス13にばMコード0011があるので一致信
号Mが与えられアップダウン条件ゲー1−306の計数
出力はUPからDWNに変わり、又信号01FはOかも
1になる。
従って次のアドレスは再びアドレス12が指定される。
信号01F=Oの状態の場合すなわちアドレス1→13
へと進められていたときには第17図の排他的論理和ゲ
ート333の出力論理はD240ビット信号と同じであ
りFROM303にメモリされている指令どおりのY方
向の「向き」が指令される。
しかし01 F= 1になるとD240ビットすなわち
Y軸の移動方向に逆にされてパルスモータ113へ指令
される。
さて前記アドレス12が指定されると点P11′まで前
述と同じ縫製が行われ点P11′を縫い終えると信号〒
茗−〇によりアドレスが1つダウン側に進められる。
(12から11になる)同様にしてアドレス8までの指
令による縫製が行われる。
点P13からPに到るY軸の移動データはD24=O1
D25〜D28=0であるのでD24=Oが信号0’I
F= 1により反転されても影響しない。
点P 7’で〒1−〇になるとアドレス7が指定されメ
モリの十X=7パルス、−Y−1パルスがよみ出される
しかし乍らこのときD24=1且つOI F= 1なの
でY軸に関しては−Yは+Yに変換される。
以下同様にして点P 6’→P 4’→P 3’→P
2’→P1’にまでいたる。
点P1’での針落ち検知信号〒茗−〇が与えられるとア
ドレスは3になり低速でその位置でもう1回針落ちが行
われる。
これによってアドレスが2となるがオプショナルストッ
プスイッチはOFFにされているので更にアドレス1と
なる。
同アドレス1にはDl 5−D16=Oであるのでミシ
ン針は上死点に停止し・たままでY方向に−Y−15、
X−00移動パターンを30回くり返す指令が与えられ
る。
このとき01F=1により−Yは+Yに変換される。
従って布押え板107はミシン針に対し+Yの方へすな
わち点P1’から点P O’へ移動する。
点PO′の位置で回数カウンタ313がカウントアウト
信号COを与えるとアドレスが更に1つ進められる。
従ってアドレス0となり同アドレス1ではストップコー
ドfillである。
従ってゲート320.321は原点復帰用の送りパルス
XFPB、YFPBを通し出力パルスAXDNを与えて
点POへ布押え板107をミシン針に対し相対移動させ
る。
尚、アブンリュートカウンタ324.325はプログラ
ム原点PO′からの送りパルスXFPP、XFMP、Y
FPP、YFMPを逐次弁別計数しており点POに到る
までその計数値は次のようになる。
点PO(X、Y)−(0,0) 点P1(X、Y)−(0、−450) 点P3(X、Y)−(0−56、−450+192)点
P4 (X、 Y) −(0−56−2,450+19
2+6)点P 6 (X、 Y) =(0−56−2+
168、−450+192+6−24. )点P7 (
X、 Y)=(0−56−2+168+7、−450+
192+6−24−1 )点P13(X、Y)=(0−
56−2+168+7−1−154、−450+192
+6−24−1+o )、°0点P13(X、Y)−(
+271、−277 )点P13から点P O’に到る
経路の合計は点POから点P13へY方向のみ逆にすれ
ばよいから結局、点PO’(X、Y)−(+271+2
7+、−277+277)−(+542.0)となる。
従って点PO′の位置ではアドレスカウンタ324は+
542、アドレスカウンタ325は0となっている。
点PO′まで移動して前述したようにストップコード1
111がよみ出されるとACOX=1 (カウンタ32
4はOでないので)ACOY=O(カウンタ325はO
である)且つAXSGN=Oであるのでゲート322が
成立し原点復帰用の送りパルスXFPBが与えられ従っ
てパルス信号AXDN、XFMPが与えられる。
これにより布押え板107は点PO′から点POへ移動
されACOX=0となるとこの移動は停止される。
尚Y方向に関してはゲート323が成立しない(ACO
Y=0)ので送りパルスは与えられない。
ACOY=ACOX=0になると信号ACOUT−1と
なる。
又、アドレスカウンタ302は前記点PO′でのストッ
プコード1111によりリセットされる。
プログラム原点POに戻ると縫合された布がとり出され
2回目の縫製のため別の布押え板が挿入される。
上述した縫製動作の例ではミラーコード選択スイッチ3
04にMコード0011をセットした場合を示したがM
コードを0OO1又は0010をそれぞれセットした場
合にはアドレスカウンタ302はそれぞれアドレス9又
はアドレス11で折り返すことは容易に理解されよう。
又上述した動作例では点POまですなわちアドレスが0
→13→0まで経過した場合には自動的にプログラム原
点POへ戻るようになっているが、例えば任意の縫製位
置で下糸が切れたりした場合にはその位置で布押え板1
07およびミシン針の上下動が停止される。
この場合にすみやかにプログラム原点へ戻すためには原
点復帰用押釦を押すと信号0RG=1となりストップコ
ード1111の場合と同様に原点復帰動作が行われる。
この場合はその停止位置から点POへ直接移動する。
又この移動中においてミシン針は上死点停止である。
尚第20図においてアドレス14以後は他のプロファイ
ル用のデータであってもしアドレス選択スイッチ301
をアドレス15に設定されると信号AC8=Oのときア
ドレス0から直接アドレス15へ移される。
第21図は1つの布押え板107上に同一のポケットパ
ターンを複数個配列して縫製しようとする例である。
今二、ホ、へはX方向に同一間隔1で配列され、Y方向
は同じである。
イ22ロ、ハ同一間隔1′であるがハがY方向にずれて
いるとする。
(1\l′とする)このような場合において今もし二、
ホ、へのみを縫製する場合であれば点Q1からQ2、Q
2からQ3、Q3からQ4、Q4からQ5までの経路に
関するデータをpROM203ヘメモリしておいて点Q
5でミラーコードを設けておけば点Q5からQ6゜Q7
.Q8までの縫製が可能である。
但し点Q3とQ4の間はDl 5=D16=Oとしミシ
ン針を上死点にしたまま移動させるようにしである。
しかるにイ22ロ、ハ二、ホ、へを1つの縫製パターン
例えば二の点Q1からQ2を経てQ3に到る第1のデー
タと、点Q3〜Q4、点Q6〜Q7、点Q8〜Q14、
点Q13〜Q12および点Q11〜Q10の各スキップ
(SKIP)部分の移動データで構成される第2のデー
タとによって行うことを考えると上述の如くミラーコー
ドのみでは不可能である。
第22図には第21図のポケットパターン縫製に関して
ミラーコードを用いないで二、ホ、へ、42口、への順
に縫製を行わしめるようプログラムされたFROMの内
容を示す。
第23図には第21図のポケットパターン縫製に関して
ミラーコードを用いて二、ホ、へ、イ。
口、ハの順に縫製を行わしめるようプログラムされたF
ROMの内容を示す。
第22図と第23図の相違点は第22図では1つのポケ
ットパターン、例えば二に関するデータ(Q1→Q2→
Q3に到る)がアドレス3から12までにメモリされア
ドレス13から17までには各パターンの間のスギツブ
量(点Q3からQ4、点Q6からQ7など)がメモリさ
れている。
第23図では各スキップ量は縫製に関するデータのアド
レス(アドレス8から13まで)の前に形成されている
(アドレス3から7)しかモ縫製に関するアドレスは8
〜13の6アドレスに対し、第22図ではIOアドレス
である。
第21図で点QOはプログラム原点、Hは縫製開始点位
置確認用穴である。
今、第22図においてはじめポケットパターン二を、ア
ドレス3からアドレス12まで進めて縫製を終了し次の
アドレス13が指定される。
一方、スキップコードレジスタ340(第18図)には
今0001を設定しておくとアドレス13の制御の種類
のコードは0001であるのでスキップ一致信号SKが
与えられ同アドレス13のDI5〜D38はデコーダコ
ードooooと同じように読み出される。
点Q3→Q4へのスキップ動作は十X=lO10、Y=
0回数データは00000101で5である。
従ってXの正の方へ10パルスを5回くり返して点Q3
からQ4へ移動するわけである。
このスキップ動作が終了すると次にアドレスは1つ進め
られる。
尚、前記スキップコード設定レジスタ340の内容0O
O1は次の縫製パターンホの縫製を始めるための指令信
号(第17図のST)によって0001から0010に
変わるようにされる。
従って前記アドレス13が14になり同アドレス14の
制御の種類のコード0010が与えられてもスキップ一
致信号は出ないので更にアドレスは1つ進められる。
アドレス15.16.17においても同様にスキップ一
致信号は出ない。
アドレス18でストップコード1111がよみ出される
第21図の如き多数個取りの場合にはこのときすぐ原点
復帰は指令されず次のパターンホを縫製すべくアドレス
2が指定される。
尚アドレス選択スイッチ301ははじめ1を指定されて
いたがオプショナルストラプスインチをONからOFF
にしたときに2とされているものとする。
アドレス2から再びアドレスが進められるまでにスキッ
プコード設定レジスタ340の内容は前述の如<ooo
iから0002となるので次のスキップ一致信号SKは
アドレス14のとき与えられる。
次にパターンへを縫製のときにはアドレス2から順にす
〜められアドレス15でスキップ一致信号が与えられる
同様にしてパター742口、を縫製し点Q13まで縫製
が進む。
そして最後のパターンハがアドレス2からスタートされ
る。
この状態ではスキップコード設定レジスタ340の内容
は0110となっており、アドレス12で点Q14まで
縫製されると以後アドレス13〜17ではすべてスキッ
プ一致信号が与えられない。
次いでアドレス1Bでストップコードが与えられると原
点復帰指令が与えられるのでミシン針は点QOに相対駆
動される。
第23図の場合の動作ではスキップコードが有効となる
のは一旦ミラーコードから戻る状態すなわちアドレスカ
ウンタ302がダウンの状態の場合である。
尚前述した特願昭52−19998号によれば第22図
、第23図におけるスキップ設定レジスタの計数状態の
制御や多数個取りの場合ストップコードは原点復帰指令
となるまで無効とされるようにした具体的回路が例示甜
ているので参照%、mい。
以上第19〜第23図においては第19図、第21図に
示すワイシャツのエリおよびポケットパターンについて
の縫製のプロセスを説明したが第20図、第22図、第
23図に示すFROMのデータは布押え板上に上記エリ
やポケットパターン縫製用の付落ち溝形状を加工する場
合にも利用される。
この場合はミシン針は上死点に保持されると共に各軸パ
ルスモータ117,118への送りパルスの周波数を縫
製時より低くされる。
又付落ち検知信号TS=Oは発生されないので切削時の
布押え板の移動は縫製時のような間欠動作をせず滑らか
に移動される。
尚切削の場合で例えばスキップの部分では工具は上方へ
の引き上げられ溝のみ加工する必要があり、例えば第2
2図のアドレス12と17の次にオプショナルコードを
設は一旦ここで布押え板の移動を手動にして停止し工具
の上下の操作を行う。
第24図は以上説明した縫製および切削加工の機能と、
同縫製、切削加工に用いられるFROMをプログラムす
る機能とをマイクロコンピュータシステムを用いること
によって可能にした本発明による自動ミシンの基本装置
ブロック図である。
同図において401は制御装置本体でマイクロコンピュ
ータ(以下μCと称す)を有しパラレルライユニット形
式のi / oポート404を介してミシン操作ユニッ
ト402、ミシン本体405と接続されている。
406はプログラム操作ユニットであって同ユニット4
06は制御装置本体401とコネクタ403を介して結
合されている。
第25図は第24図の制御装置本体401とプログラム
操作ユニット406の詳細ブロック図である。
同図において第2の記憶媒体(以下、RAMIと称する
)411はBUSLINE414およびi10ポート4
04を介してミシン操作ユニット402の信号例えば縫
製/切削の区別、アドレス設定スイッチ30108ビツ
トの各スイッチ状態、ミシン本体405の各種のシーケ
ンス信号の状態やデータのメモリされている第1の記憶
媒体(以下、FROMと称する)4160X、 Yの移
動データ、回数データなどを一時的に記憶するものであ
る。
第3の記憶媒体(以下、FROM/ROMと称する)4
12はPROM416にメモリされている縫製又は切削
加工用のデータを順次読み出させ所望の作業をミシン本
体405になさしめるための一連の手順あるいは命令を
順次メモリされているものであり同PROM/ROM4
12は不揮発性であって任意のPROM416に対して
対応できるようそのプログラムが構成されている。
415はμCの中央演算処理装置(CPU)である。
413,417はゲートであって外部のスイッチ418
を切換えることによってPROM/ROM412を有効
ならしめるかプログラム操作ユニット406を有効なら
しめるかを指定するようになっている。
403はプログラム操作ユニット406のBUS L
INE414Aを制御装置本体401のBUS LI
NE414に接続するコネクタである。
プログラム操作ユニット406において、419は第5
の記憶媒体(以下、FROM/ROMと称する)で、新
らたにプログラムされる別の第1の記憶媒体(以下、F
ROMと称する)424へ、縫製の順序に従ってアドレ
スを指定し同アドレスの記憶領域へデータをメモリする
ための一連の手順又は命令が予じめ順次記憶されている
その際のデータはミシン本体405のミシンテーブル1
03上でミシン針の各付落ち位置が後述する指針によっ
て定められると各付落ち位置が後述する指針によって定
められると各付落ち位置の間のX、Y方向の距離がパル
スモータ117,11Bの移動量として一旦第4の記憶
媒体(以下、RAM2と称する)420に与えられたの
ちの内容がPROM424ヘアンプ423によって書込
まれるようになっている。
421はパラレルライン形式のi / oポート、42
2はプログラム動作を行う際必要な各種スイッチ類およ
び信号確認用の表示ランプを有するパネルユニットであ
る。
第25図のより詳細な内容は以下の説明の中で順次間ら
かにされる。
第26図は第24図のミシン操作パネルユニット402
の正面詳細図である。
同図において左側のカセットには縫製に関するデータの
記録されたFROMを挿し込むようになっている。
中央部上段には図示の如くパターン選択用スナップスイ
ッチと表示ランプが配列されている。
スナップスイッチは8個設けられておりカセットのPR
OM中の各パターン(例えばアドレス0〜20がワイシ
ャツのエリ、21〜50ポケツト、51〜100雨ブタ
の如く)の先頭アドレスをこの8個のスナップスイッチ
で指定する。
上記ポケットパターンの縫製の場合は21すなわち2進
数表示では00011001であるので右の方から1番
目、4番目、5番目のスイッチを上方へ倒してONにす
るわけである。
更に中央部下段は布押え制御であって布押え板107の
移動に関する。
まず左端の初期値設定用押釦を押すと第24図の制御装
置本体のCPUの各レジスタ、RAMがクリアされ且つ
必要な初期値化が行われる。
次の自動、手動切換スイッチで手動の場合にはジョイス
ティック362(第28図、)の操作枠により布押え板
107すなわちYテーブル106と移動体124を任意
の方向へ、任意の速度で移動させることが可能である。
自動の場合はFROMのデータに基づいて駆動される。
次の縫製、切削切換用スイッチによって縫製と切削が区
別される。
切削の場合は予じめミシンヘッド本体に切削用工具が装
着されることはすでに述べたとおりである。
パネルの右側には、サイズ選択用のサムホイールスイッ
チが設けられており前述したように制御の種類(IND
EX OF C0NTR0L)のコードが0001
〜1101すなわち値1〜13のミラーコードのうちの
1つを設定するものである。
更にスナップスイッチ、MIRRORは前記サムホイー
ルスイッチ設定値を有効ならしめるスイッチである。
電源用スイッチの左にはスキップスイッチが設けられて
おり同スキップスイッチは1つの布押え板上で複数個の
パターン(その各パターンの縫製がミラーコードを用い
る場合と用いない場合のいづれであってもよい)を縫製
する場合にONにするようになっている。
第27図は第1図の操作箱112Aの正面図である。
同図において左上方には布押え板107がミシンテーブ
ル上でX方向、あるいはY方向の移動限に達したことを
表示するランプが設けられている。
中央部の下糸カウンタは布押え板107上での縫製が1
回終了するごとに計数を行う。
図中、4つの角状の押釦は縫製回数の各ケタ数値を設定
するものである。
図では1234が設定されている。同各数値の左側には
実際に縫製した回数が計数表示されるようになっており
図では0000が1234になったとき上方の下糸交換
の表示ランプが点燈されるようになっている。
カウンタの左にある押釦はカウンタの数値をクリアする
のに用いられている。
第27図において下方の小さい押釦は布押え板10γを
原点復帰動作させる場合に押す。
右の大きい押釦はミシンの運転を停止するものである。
第28図はミシンテーブル103上で、縫製ハターンP
TRNの描かれたシート361を固定しそのパターンを
プログラムする際の状態を示すものである。
362はジョイスティックであってYテーブル106内
をX方向に摺動する移動体124に取付固定された拡大
鏡363をX、Y平面上で任意の速さで移動させること
ができる。
従って拡大鏡363中心の十字線(以下指針と称す)の
交点をシート361に描かれているパ4−ンPTRNの
針落ち位置(図でPi、P2゜P3など)と一致させる
ことが可能である。
第29図は第28図のプログラムに用いられるパターン
PTRN(ワイシャツのエリ)の拡大図であって第19
図と同じものである。
第30図は、第28図のジョイスティック362の出力
をX、 Yパルスモータ117゜118を駆動するパル
ス列に変換する回路を示す。
同図において362−1はX方向の出力を与えるもので
その可変抵抗器はジョイスティック362の操縦枠を倒
すことによって値を変化させられるものである。
362−3Aは、可変抵抗器362−1の出力信号電圧
■Sを増幅するアンプでその入力端子3,2へ前記出力
信号vSの正、負の信号が入力されておりV−Fコンバ
ータ362−4の入力端子4へ接続されている。
インバータ361−5へは前記362−1の出力信号電
圧VSに比例した周波数を有する電圧が入力されインバ
ータ362−5.362−7でパルス化されオープンコ
レクタNANDゲー)362−9゜362−10へ入力
されている。
一方前記362−1の出力信号電圧VSはコンパレータ
362−3Bでアース電圧Oボルトと比較されVS>0
1VS<Oに応じてl、0の論理出力がインバータ36
2−6へ与えられる。
従ってVS>Oのときはインバータ362−8出力は論
理1になりゲー)362−10が成立しパルス列XPP
が与えられ、VS<Oのときにはゲート362−9が成
立しパルス列XMPが与えられるようになっている。
Y軸についてもY軸と同じ構成であるので説明を略す。
第31図は第24図のプログラム操作パネルユニット4
06のパネル正面を示すものである。
同図で上段には左方からアドレス番号、制御の種類(I
NDEX OF C0NTR0L)ミシン駆動およ
びX、Y、回数(REPEAT)の各データ用のランプ
およびスナップスイッチが設けられている。
INDEX OF C0NTR0LからREPEA
Tまでの24ケのランプ又はスナップスイッチは第16
図に示すFROMの出力データBiT 、DI 1〜D
3Bに対応させである。
下段にはプログラム用の各種押釦スイッチ及び表示ラン
プが配列されている。
左方から、アドレス番号セット押釦が設けられ上段の、
アドレス番号に対応するスナップスイッチを上方に倒し
ておいてこのセット押釦を押スとRAM2(420)(
第25図)のアドレスをメモリする領域に各ビットがセ
ットされる。
(但しMEMORY WRITEの押釦が押された状
態において)同様にX、Y、REPEATのデータセッ
ト用押釦がその右に設けられている。
5TEP押釦はアドレスを1つ進めるのに用いられる。
MEMORY DISPLAYは、前記RAM2(4
20)の内容を上段のランプへ表示させるのに用いる。
この場合5TEP押釦を押すことによって各アドレスの
内容を順次表示することができる。
CASSETTE C0PYはパネル右方にさし込ま
れたFROMをRAM2(420)へ転写させるときの
押釦である。
VERIFY押釦はPROMの内容とRAM2(420
)の内容を照合する場合に用いられスタート押釦を押す
と各アドレス毎にFROMとRAM2 (420)の内
容が照合される。
途中エラーがあると照合は中止されVERIFYERR
ORランプが点燈される。
又そのときのアドレスが上段のアドレス番号のランプに
表示されるようになっている。
照合が最後進行われるとENDランプが点燈される。
CASSETTE WRITE押釦はRAM2(42
0)の内容をFROMへ書込むときに用いられる。
WRITE ERRORランプはあるアドレスにおい
て書き込まれたFROMの内容がRAM2(420)の
内容と異ったとき点燈する。
書込み動作は5TART押釦によってスタートされる。
同様にしてERASE CHECK押釦は、内容を消
去されたFROMの消去が確実になされたか否かをチェ
ックするもので5TART押釦によってチェック動作が
始められる。
もし消去が不十分であるとERASE ERRORランプが点燈される。
MEMORY 0VERランプはRAM2(420)
−5の書込みを順次行っていく場合RAM2(420)
の最後のアドレスに達したとき点燈するものである。
CASSET置OAD、UNLOAD押釦は右方の CASSETTEへPROMをさし込んだり、取り出し
たりする際に押す。
X、Y、REPEATEDATA CLEAR押釦は
RAM2(420)の上記データをクリアするのに用い
られる。
INITIALIZE押釦は第25図のCPU、RAM
2(420)、RAMI(411)の内容をクリアする
と共に必要な初期値をセットさせるのに用いる。
パネル右方端にはERASERが設けられており右側に
FROMをさし込んでタイマーを所定時間設定すると同
FROMの面に光が照射され内容が消去される。
SEW PITCHではサムホイールスイッチにより
ミシン針の縫いピッチが設定されるようになっている。
第24図、第25図に示すものにおいては、プログラム
操作パネルユニット406が制御装置本体401とコネ
クタ403を介して接続される方式を示したがこの方式
では、逆にプログラム操作パネルユニット406はミシ
ン(制御装置本体401、ミシン本体405、ミシン操
作パネル右方端)402)と一体で用いなげし慎ならな
〜1゜ 第32図に示すプログラム操作パネルユニット406A
においてはRAM1(411)とCPU415を付加し
たものでありこのユニット406Aを用いることによっ
てFROMへの書込みを行わしめることが可能である。
その場合にはミシン本体のパルスモータ、ジョイスティ
ック等による移動量パルスの発生手段、指針等に対応す
る装置が必要である。
第33図、第34図は、第25図でFROM424へ縫
製、に関するシーケンスおよびデータをメモリさせるた
めのPROM/ROM419の内容をフローで示したも
のである。
以下同フローチャートによりFROM424へメモリの
手順を説明する。
尚以下では縫製対称パターンとしてワイシャツのエリで
ある第29図、第28図、プログラムパネルユニットを
示す第31図、第25図及び上記パターンを記録したF
ROMの内容を示す第20図を参照されたい。
第33図においてイニシャライズルーチンはパワーON
又はパワーON状態でイニシャライズスイッチONによ
って行われる。
イニシャライズルーチンは下方に示されるようにまずス
テップ(ST)1でRAM2(第25図)をクリアし、
ST2でCPUのレジスタをクリア、さらにST3で外
部機器のクリア、ST4で初期値化を行う。
初期値化が終るとスキャンルーチンに入り矢印の如くス
キャンが行われる。
右方には割込処理ルーチンがある。
第34図−1,2にはスキャンルーチンの各ステップを
示す。
同図においてステップSTIではプログラムパネルユニ
ットの全てのスイッチの状態、更にミシン本体関係のす
べての信号の状態(BiT)をDATA MEMC)
RYであるRAM1(第25図)ヘセットする。
このときプログラムパネル面のメモリ内容表示(MEM
ORY DISPLAY)、カセット転記、照合、カ
セット書込み、消去確認の各押釦スイッチは一番最後に
押されたスイッチのみBiTをたてる。
又カセット着脱スイッチはこれが押されたときは他の上
記のスイッチを全てクリアする。
又メモリ内容表示及びメモリ書込みスイッチを押した時
は同時にカセット着脱スイッチのBiT も立てるよう
になっている。
次K S T 2でパネルのランプをその対応するBi
Tが1の場合点燈する。
ST3においてはRAMIの、アドレス番号セットスイ
ッチ(SW)に対応する領域のBiT =1の判定を行
う。
YESであればST4でRAMIにメモリされている8
ビツトのアドレス設定スイッチの各BiTをRAM1の
アドレスカウンタを形成する領域へ移す。
ST5でADRESS番号セットスイッチのBiT(−
1)をクリアしスキャンへ戻る。
ST3でNOであればST6の判定を行う。
YESであればST7〜5T11によってRAM1のア
ドレスカウンタの内容を逐次表示してゆく。
(但しステップスイッチBiT=]の場合)ST11で
ステップSWのBiT(−1)をクリアしスキャンへ戻
る。
ST6でNOの場合は5T12の判定を行う。
YESのときでスタートスイッチBiT=1なら5T1
4にてFROMのO番地から最終番地までの内容をRA
M2へ書き込む。
5T13゜5T14,5T15,5T16のステップは
すでにプログラムされているFROMをチェックするた
めにRAM2へ移すフローを示す。
5T17゜ST18.5T19.5T20.5T21
5T22.5T23.5T24はPROMの内容とRA
M2の内容の一致をチェックするフローである。
5T17の判定がNOであると5T25に移り消去済み
のFROMへの書込みが行われる。
このカセット書込みが行われるのはRAM2に縫製パタ
ーンに関するデータが全て書き込まれた後一括してFR
OMへ記録する場合に行われる。
5T2B 、5T30.5T31は1アドレス毎に行わ
れる。
尚5T26〜5T32はアドレスを1つずつ増加させる
ステップは略しである。
第34図−2で5T33の判定でYESとなるとERA
SER(第31図)で消去したFROMの消去確認のた
めのプロセスが5T34〜5T39で示される。
次に判定ステップ5T40がYESであるとRAM2へ
の書込みプロセスとなる。
5T49.5T50を除いたフロー5T41〜ST6′
3が第28図、第29図のパターンのプログラム動作に
直接対応している。
RAM1にはX、Yデータをメモリする領域が2つあり
それぞれ新、旧(NEW、0LD)の各カウンタと称す
る。
5T42ではRAMl0カウンタにメモリされているX
、Yデータを新のカウンタにセットする。
5T48でRAM1のデータiNスイッチのBiT=1
であると判定5T51へ移る。
尚5T42ではrx、yデータのスイッチの状態」とあ
るが通常のプログラム動作の場合にはスイッチからでな
く第30図に示すようにX、Yデータに関してはジョイ
スティックで与えられるパルスの数がRAMIへ与えら
れるようになっており回数データについても後述するよ
うに定められる。
(5T52.5T54.5T55〜ST58参照)判定
5T51でX、 Yデータに関してNEWとOLDのカ
ウンタの内容が比較され一致するとさらにRAM1にメ
モリされているNEWOLDのD11〜D14.Dl5
.Dl6の一致が判定され一致するとRAMIの回数カ
ウンタを+1する。
5T51でNO又は5T52でNOのときは判定5T5
3に移りX、YのNEWデータが48iT以上であるか
否かをチェックしている。
YESのときは5T55〜5T58を実施しNOなら5
T59〜5T61を行う。
5T62でRAM1の回数カウンタに1をセラ) LS
T63でデータiNスイッチBiT をクリアしている
5T51〜5T63の処理の内容は要約すると次の如く
である。
第29図の始点P1から点P2へ指針363をジョイス
ティックを操作して移した状態−c−「TT「7のx、
YデータがoLDカウンタにメモリされ更に指針363
の中心を点P3まで移す。
(点P2から点P3まではPl・Plと同じ縫いピッチ
で同じ向きであるとする。
第32図アドレス4参照)この間のきよりPl・P3は
14回の針落ちを行わせるのでPl・P3NP1・Pl
となりX又はYデータは4ビツト(15パルス)を超え
る。
それ故5T53の判定で5T55へ移る。
5T51でNoとなるのは上記の外に例えば点P3から
点P4へ指針363が移されたときである。
この場合は5T53の判定がNOとなりRAM2へ前の
ステップでのデータをRAMIから書き込む。
そしてアドレスを変えるため+1を行う。
5T61ではD11〜D14(制御の種類)、DI7〜
D23(Xデータ)、D24〜D28(Yデータ)をR
AMIのOLDへ移す。
一方5T52は、5T51でX、Yデータが新、旧等し
くてもD11〜Di 4 、 Di 5 、 Dl 6
が新、旧等しくない場合は5T53の処理へ移りアドレ
スを1進められる。
又等しい場合はRAMIの回数カウンタを+1する。
5T52→5T54となるのはパターンが縫いピッチに
比し大きな円弧のような場合において部分的にみて、隣
り合う2〜30点(針落ち位置)位置をメモリする場合
に、同各点位置が同じ縫いピッチで1つの直線上に配列
する状態にあるときである。
第34図−3は第28図、第29図に示すように指針3
63の位置をジョイスティック362を用いて与えられ
る入力パルスXPP、XMP 。
YPP 、YMPがリミットスイッチのチェックを受け
たあと1つずつパルスモータへ与えられると共にRAM
IのNeWカウンタに代数的に加算されるプロセスを示
す。
尚以上の如くして各アドレスごとにX、Y、回数データ
は指針363をパターン上の点P1゜B2.B3に合わ
せるのみでRAM2ヘデータインされる。
制御の種類D11〜D14のビットについてはパネル面
のスナップスイッチを各アドレス毎に設定される必要が
あるが第29図のパターンに関していえばアドレス3〜
8まではすべて0000である。
又点P1〜点P4までの如く縫製曲線が直線状の場合は
その始点P1と終点P4のみを指針363で位置合わせ
すれば、1つのアドレスに対応してパネル上(第31図
)のサムホイールスイッチで指定された縫いピッチでX
、Yおよび回数データが自動的にRAM2ヘメモリされ
(点P1とB3の間)さらに残りの点P3とB4の間が
他のアドレスに対応して与えられる。
第20図のアドレス4と5は上記した処理プロセスによ
って自動的にプログラムされるのである。
第35図乃至第39図は、第33図、第34図で説明し
たプログラム操作により得られたFROM(第25図の
FROM416 )を用いて縫製又は布押え板の針落ち
溝形を切削加工するための第25図のPROM/ROM
412の命令の詳細フローである。
上述の如<FROMのデータによって縫製又は切削を行
うときには第25図の切換スイッチ418をaの方へ接
続しゲート413を開にしてメモリ412を有効ならし
めゲ−)417を閉じて、コネクタ403、プログラム
パネルユニット406を無効にする。
第35図において、POWERON(第26図のスナッ
プスイッチON)されるか又はPOWERONの状態で
イニシアライズ押釦(第26図)が押されるとイニシア
ライズルーチンがスタートされ次いでスキャンのルーチ
ンをスキャンニングする。
イニシアライズルーチンではST1〜ST4の命令が行
われる。
スキャンルーチンではそのSTIでRAMIへ、第26
図、第27図の各スイッチのB1T1 ミシン本体のシ
ーケンス信号BiT (例えばフートスイッチ=スタ
ートスイッチのON、OFFなど)を読み込む。
判定ST2においてYESのときストップルーチンST
3へ移る。
NOのときは更に判定ST4でマニュアルルーチンとオ
ートルーチンに分かれ上記ST3゜Sr1.Sr1の実
行の後スキャンへ戻る。
第36図はストップ・マニュアル・オートの各ルーチン
の詳細を示す。
ストップルーチンにおいて判定STIで±X、±Yの各
方向の移動限を設定したリミットスイッチがONのとき
には、判定ST5によりミシン高速(ミシン針の上下動
)B15のBiTをチェックし同D15=1ならSr1
で一旦ミシン低速の状態D15=0、D16=1に切り
換えたのちSr7で一定時間遅らせてSr1でDl 5
=D16=Oにしミシン針の上下動を停止させる。
次いでSr1に移りスタートスイッチのBiTをクリア
する。
以下「移る」とはプログラムの処理ステップが指定され
るという意味に用いる。
一方ST1でNOであると次の判定ST2に移り同ST
2でRAMIにメモリされている原点復帰押釦スイッチ
のBiTが1のときはSr1の1111ルーチンすなわ
ちストップコードのルーチンへ移る。
1111ルーチンが終了するとSr1に移りRAMIの
ストップスイッチのBiT をクリアする。
又ST2でNOであると判定ST5に移り前述と同様に
してSr1に到る。
そしてRTNすなわちこの場合はスキャンに戻ることに
なる。
このストップルーチンST9までの命令が実行されても
X、Yの軸方向移動はストップされないがこの点につい
ては次の二つの場合で解決される。
第1はマニュアルの状態でストップルーチンへ移った場
合でこの場合には第36図のマニュアルルーチンのSr
1.Sr1 、Sr1.STI Oで示すように各軸方
向の5ERVOBiTがクリアされることによって軸移
動が阻止される。
又第2はオートの状態でストップルーチンへ移った場合
でこのときには第36図のオートルーチンの判定ST1
でスタートスイッチBiT=Oであるので最大でも各軸
方向に関して15パルスすなわち3mm以上移動される
ことはない。
(15パルス×0.2=3mm)従ってリミットスイッ
チの位置を、同スイッチがONになって布押え板が最大
で3im移動しても破損しないよう余祐をもたせて設定
すればよいことになる。
次に第36図のマニュアルルーチンを説明しよう。
マニュアル操作はジョイスティック362(第28図)
の操縦枠を用いてX、Y方向の正、負のパルスXPP
、XMP、YPP、YMPを発生させることはプログラ
ム操作のところで述べたとおりである。
これらの4種のパルスはRAMIのiN PULSE
領域へ一旦メモリされる。
判定ST1でiN PULSEの各BiTがRAM1
の5ERVOの各BiT と比較される。
ST1がNoである(少くともXPP 、XMP。
YPP、YMPのいづれか1つのパルスが1NPULS
EKBiT を立てられた状態)とST2でiN P
ULSEの各BiTが5ERVOへ移され判定ST3
、ST5 、ST7 、ST9でリミットスイッチのO
N状態のチェックがなされONのときは各5ERVOの
BiT をクリアして、5T11での5ERVOのBi
T をパルスモータへ与える(OUT、放出する)場合
にOを与えることによってパルスモータを駆動させない
ようにしているわけである。
次にオートルーチンを説明しよう。
判定STIでフートスイッチすなわちスタートスイッチ
のBiTをチェックし、YESであるとST2へ移る。
ST2ではFROMにメモリされているD11〜D14
、Dl5 、Dl6をRAMIに読み込む。
次いでST3でD11〜D14がデータコードであるか
否かを判定し、YESであればデータルーチンへ移る。
NOであるとST5でオプショナルストップコードのチ
ェックを行い、YESであると判定ST6へ移る。
同ST6でRAMIにメモリされているオプショナルス
トップスイッチのBiTがチェックされYESの場合は
スタートスイッチのBiT=1をクリアし、マニュアル
にスイッチを切り換える。
(第26図)そしてマニュアルルーチンを行う。
ST6でNOならST8へ移りアドレス調整を行ってリ
ターンRTNへ移る。
一方、判定ST5でNOならRAMIのスキップスイッ
チ(複数個の同一パターンを1つの布押え板上で縫製又
は切削する場合)のBiTをチェックしYESならスキ
ップルーチンへ移り、NOなら判定5T11へ移る。
判定5T11ではD11〜D14が0001〜1101
であるか否かをチェックしYESならミラールーチンへ
移る。
又NoならD11〜D14はストップコード1111で
あり、1111ルーチンへ移ることになる。
(尚5T11は第26図のミラースナップスイッチのB
iTをチェックしてもよい。
)第37図にはオートルーチンで用いたサブルーチンで
あるところのADRAJST、MiRRORおよび11
11の各ルーチンが示される。
第37図においてアドレス調整(ADRAJST)ルー
チンの判定ST1でRAMIのミラーBiT のチェッ
クが行われる。
ミラーBiT=1となるのはD11〜D14が、第26
図のサムホイールスイッチで設定したミラーコードと一
致したときFROMのアドレスを反転し、アドレスをダ
ウン側、すなわち減少するように読むときにBiT=1
とされるものである。
従ってST1でYESとなるとST2でRAMIのアド
レスカウンタはその内容を減らされる。
NOであればST3へ移りアドレスカウンタは+1され
る。
次にミラールーチンではD11〜D14とミラーコード
設定値(前記のサムホイールスイッチで設定したミラー
コードのこと)との一致を比較しYESならST2でミ
ラーBiT=1にされる。
NOならアドレス調整ST3へ移る。
次に1111ルーチンにおいてはまずST1でDl5−
Dl 6=0すなわちミシン針を上死点に停止させて縫
製又は切削を行わないようにする。
(この場合ST1は第36図5TOP ROUTiN
EのST5〜ST8をまとめて示した。
)ST2でスタートスイッチのBiT がクリアされ判
定ST3に移る。
同ST3ではRAM1のアブソリュートカウンタ(X、
Y軸共)の内容がチェックされ零であると初期値化され
る。
NOの場合はST5へ移り以下5T11までのプロセス
がST3でのアブソリュートカウンタの内容が零になる
まで行われる。
ST7〜5T10ではパルス化が行われST9ではパル
スの幅をパルスモータが応答できるだけの幅にし5T1
1のタイマーによって各軸パルスモータの応答可能なパ
ルス周波数範囲まで次のパルスが与えられるのを遅延さ
せる。
第38図はスキップルーチンである。
同図において、判定STIでミラー用スナップスイッチ
(第26図)のBiTチェックが行われYESであると
ST2〜ST6へ移る。
上記YESの場合は多数個取りで且つ各パターンがミラ
ーコードを用いる場合である。
判定ST2では第26図のサムホイールスイッチで設定
されているミラーコードすなわちミラー設定値が制御の
種類であるD11〜D14と比較されYESのときはR
AMIのミラーBiTをIKしたのちSr5でアドレス
調整される。
このときはアドレスが反転されることになる。
Sr1でNOなら判定ST3へ移りここでミラーBiT
のチャックが行われる。
Sr1でNOならアドレス調整ST5へ移る。
Sr1でYESなら判定ST4へ移り、ここで、今RA
M1にメモリされているアドレスにおける制御の種類D
11〜D14の数値が8〜13であるか否かチェックし
ている。
判定ST4でYESなるアドレス調整ST5へ移り、N
Oなら判定ST7へ移る。
判定ST4の意味は、第26図のサムホイールスイッチ
の値すなわちミラー設定値が1〜13までのうち1〜7
をスキップコードとして用い8〜13をミラーコードと
して用いるようにしている(多数個取りでなげれば1〜
13をすべてミラーコードとして用いるが)ので「Sr
1でYESである」とはこの場合、上記ミラーコード8
〜13のうちの1つにD11〜D14の値が対応してい
るけれども同値はミラー設定値ではなく、しかもSr1
はSr1でYESのときに移されることを考え合わせる
とアドレスはアップの状態である。
又「Sr4でNOである」とはD11〜D14がアドレ
スアップの状態で且つスキップコード(1〜7)のうち
の1つであることを示すものである。
判定ST1でNOの場合は多数個取りで各同一パターン
はミラーコードなしの場合であって例えば第22図の表
のような場合のアドレスが13〜18の場合に対応して
いる。
判定ST7から5T18までの意味するプロセスQま ■ スキップコードが何個あるかをチェックすること。
■ 各間−のパターンの1つを縫製し次のパターンの縫
製始点へミシン針を相付移動させる場合のスキップ量を
上記複数のスキップコードの中から順次1つだけ選択指
定すること。
■ 1つのパータンが縫製されストップコードがあって
もすべての同一パターンの縫製すなわちスキップコード
が全て指定され終るまではストップコードを読んでも1
111ルーチンへ移さないで縫製の最初のアドレスすな
わちアドレス設定スイッチによって指定されるアドレス
へ戻すようにすること。
以上■、■、■がその主旨である。
このためには予じめRAMIには第1、第2、第3のス
キップカウンタに対応するメモリ領域が設けられる。
そしてRAM1の第1と第2のスキップカウンタは初期
値化され値1となっているものとする。
判定ST7に到るアドレスのDIl〜D14は結局1〜
7(0001〜0 ]、 1 ]、 )か又は1111
である。
今判定ST7でD11〜D14と第1のスキップカウン
タの内容が比較されD11〜D14が1のときはYES
となり5T19へ移りデータルーチン(第39図)が実
行される。
すなわちスキップコードのX、Y、回数、D15.DI
6などのデータがよみ出され実行される。
これは第22図のアドレス13でのD11〜D14が0
001に対応している。
Sr7でNOの場合は判定ST8へ移りD11〜D14
がストップコードであるか否かをチェックする。
Sr8でNOであるとSr9へ移り初期値化されている
第2スキツプカウンタを+1加算したのちアドレスを1
つ進める(アップ側又はダウン側のいづれかへ)ため5
T10でアドレス調整される。
第22図のアドレス14〜17まではこのようにして進
められる。
そしてアドレス17まで到ると第2スキツプカウンタの
内容は5となりスキップコードの数と同じになる。
次にアドレスが18になると、D11〜D14は111
1であるので判定ST8はYESとなり5T11へ移る
5T11では第2スキツプカウンタの内容(=5)を第
3のスキップカウンタに移す。
そして5T12で第2スキツプカウンタの内容(=5)
を初期値化し、1にセットする。
次いで5T13に移り第1スキツプカウンタの内容を+
1にして第21図の第2番目のスキップ(点Q6→Q7
)への値を準備するため第1スキツプカウンタの内容を
+1加算しSr7でD11〜D14が2番目のスキップ
コード(アドレス14)のとキYE Sとなるようにし
ておく。
次いで判定5T14に移り第1と第3のスキップカウン
タを比較すると、第1のスキップカウンタは1、第3の
スキップカウンタは5になっているのでNOとなり更に
、5T15でミラーBiT=1であるならばクリアする
そしてRTNすなわち第36図のオートルーチンのST
1へ戻るとアドレス設定スイッチBiT(8ビツト)で
指定されるアドレス1(第22図)へ戻り再び同じパタ
ーンの縫製を行う。
このようにして5T14(第38図)がYESになるま
でに第22図のスキップコードが1つづつ順次指定され
る。
5T14がYESになるとST16へ移り第3スキツプ
カウンタの内容をクリアし、ミラーBiT=1であれば
5T17でクリアしたのち5T1Bの1111ルーチン
を実行する。
こうして複数個の同一パターンが順次縫製されるわけで
ある。
尚5T15,5T17でミラーBiT クリアを行って
いるのは第23図の如くスキップコードとミラーコード
との両方がある場合スキップコードのうちの1つが5T
19(第38図)でデータルーチンへ移行するのはアド
レスダウンの状態のときであってこの場合ミラーBiT
=1となっているのでこれをクリアしているのである。
尚第23図の場合でアドレスアップの状態のときにはス
キップコードがあっても第38図に示すようにST2.
ST3.ST5を経てアドレスが進められるのでST7
.ST19へは移らないようになっている。
第39図はデータルーチンと同ルーチンのDDAを示す
まずデータルーチンにおいて説明する。
判定ST1ではRAMIのX、Y軸移動中を示すBiT
のチェックが行われる。
YESであると判定ST2へ移りRAMIの回数データ
用カウンタの内容が0であるか否かをチェックする。
ST2でNOならST6へ移る。
YESならST4に移り、アドレス調整したのち軸移動
中BiT=1をクリアする。
前記ST1でNoならST3へ移り、RAMIにメモリ
されている回数データを読み込む。
次いでST6でX、Yの各データを読み込む。
更にST7でRAMIの16カウンタに16をセットす
る。
そしてST8に移りRAM1O軸移動中BiT=1とす
る。
次いで判定ST9に移りRAM1にメモリされているミ
シンコントロール信号D15 、 Dl 6のBiTの
チェックを行う。
ST9でNOであればミシン針は上死点(切削の場合は
工具は溝から抜き上げられている)に保持された状態で
5T13にてDDAが行われ布押え板が移動される。
この場合は布押え板は縫製のときの如く間歇的な移動で
なく滑らかに移動される。
又ST9でYESならば5T10へ移りミシン本体に対
しD15=1又はD16=1(高速縫い、低速縫いを指
定)のBiT が放出され、5T11に移る。
5T11は割込可能な状態であってミシン針の針落ち検
知信号〒1−0(第17図のアドレス条件ゲート310
への入力信号であってミシン針先端が布から抜き出た直
後に与えられこの信号TS−0が与えられてから布が次
の針落ち位置まで移動される)によって割込みがか反る
ST12はプログラムのステップを一時「待ち」の状態
に保つ。
次に第39図のDDAについて説明する。
同DDAにおいてST1ではRAMIにメモリされてい
るX、Yの各インチグランドとリマインダの加算が行わ
れる。
判定ST2でミラーBiT=1ならST3に移りY軸の
符号(SiGN BiT )を反転させる。
(これは第17図のアップダウン条件ゲート306及び
EXCLUSiVE ORゲート333の作用に対応
する)ST2でNOなら判定ST4に移りX、Yの各符
号BiTのチェックを行う。
ST4でYESすなわち負の信号があるとST5へ移り
、同ST5で前記加算結果のオーバーフローをRAM1
の5ERVOの対応するBiT(−X、又は−Y)に1
を立てる。
次いでST6に移りRAMIのX又はYのアブソリュー
トカウンタを1減らす。
又ST4がNOであればST7で前記RAMIの5ER
VOの+X、+YのBiTに1を立てる。
次いでST8でX又はYアブソリュートカウンタを1加
算する。
ST9では5ERVOの各BiT がアウトされ5T1
0で上記各BiTがクリアされ5T11でタイマーによ
りパルスの幅が定められSTI 2でクリアされた5E
RVOの各BiT (=O)が与えられる。
そして5T13でRAMIの16カウンタを1減らす。
判定5T14で上記16カウンタの内容が零であるとS
TI 5に移り1回のDDAが終りRAMIの回数カウ
ンタの内容を1減らす。
NoであればDDAを再びくり返すがその際判定5T1
6にて縫製スイッチのBiT のチェックを行い、YE
SのときはST17でタイマーにより次のDDAによっ
て与えられるオーバーフローパルスがパルスモータによ
って十分応答されるまでプログラムのステップの進行を
遅らせている。
又NOのときは切削であるので5T1Bでのタイマーの
時間は5T17より更に大きい値である。
以上の説明によりマイクロコンピュータシステムを採用
して第17図第18図の機能およびFROMへのプログ
ラムの機能の説明を終えるが以下諾千の補足と変形例に
ついて述べる。
■ まず第38図のST8〜STI Bに関して第21
図のパターンニ、ホ、へ、の各スキップ量1およびパタ
ーン八が42口とY方向に関して同じ高さに配置され且
つl’vl’の場合において、点Q3からQ4への第1
スキツプ、点Q6からQ7への第2スキツプ、点Q10
からQllへの第4スキツプ、点Q12から点Q13へ
の第5スキツプを第1のスキップコードで示し且つ点Q
8からQ9へのスキップコードを第2のスキップコード
で示し、更に点Q10からQll、点Q12からQ13
を第3のスキップコードで示すようにした場合を考える
このような場合には各スキップコードが何回くり返され
るのかを示すデータが必要である。
第40図には上述の場合を可能とする一般化されたフロ
ーを示す。
但しスキップコードは3種類の場合を示す。
尚同フローは第39図の鎖線部に対応している。
第40図の場合には第26図のパネルユニットに図示し
ないが第1スキツプコード(0001)を何回くり返す
かを設定するサムホイールスイッチがあるものとする。
同様に第2、第3のスキップコードのくり返し回数設定
用スイッチが配設されているものとする。
第40図で判定ST1においてRAM1の第1スキツプ
コードのくり返し回数設定値と第1スキツプの回数カウ
ンタの内容を比較しNOであると判定5T13に移りD
11〜D14と第1スキツプコードが比較されNoのと
きはST4へ移りYESのとき5T14のデータルーチ
ンが実行される。
さらに5T15で第1スキツプの回数カウンタを+1す
る。
ST1でYESのときには判定ST2へ移り同ST2で
NOなら5TIOへ移り同5TIOでNoならST4へ
移り、YESなら5TII、5T12が実行されろ。
同様にして判定ST2がYESなら判定ST3に移り同
ST3でNoならST4へ移る。
ST3でYESならST8 。ST9が実行される。
5T16では各スキップ回数カウンタの値が合計される
判定ST4ではRAM1の第1、第2、第3スキツプの
回数カウンタの値の合計と各スキップ回数設定値の合計
が比較され一致しなければミラーBiTをクリアする。
又一致するとミラーBiT をクリアしたのち1111
ルーチンが実行される。
尚スキップコードが4の場合にはステップST2とST
3の間にsTl 、ST2と対応する判定を設は同判定
でYESのときはD11〜D14−第4スキツプコード
の判定へ移るようにする。
こうしたプロセスを増大してゆくことにより任意の数の
スキップコード群に対応させることが可能である。
又第40図のフローにおいては第1、第2、第3のスキ
ップの各(り返し回数をミシン操作パネルユニットのサ
ムホイールで設定するようにしたがFROMの8ビツト (D31〜D38)からなる回数データを6ビツトにし
且つBCDでなく2進数で示すようにする。
(例えばD31〜D36を回数データ用とし最大で63
を示すようにする)そして残りのD37.D38をスキ
ップコードの(り返し回数(この場合は最大で3回)を
表わすようにすればFROMのデータの中にスキップの
くり返し回数を設定でき前記サムホイールは不要となる
わけである。
又はDl 5 、 Di 6にスキップコードのくり返
し回数を設定してもよい。
■ FROMのデータを用いて布押え板に針落ち溝を切
削加工する場合においてスキップコードを用いる場合工
具を一旦溝から上方へ引き上げなければならないがこれ
らの点についてはマニュアルで行うものとする。
かもし工具を上方へ引上げる手段を付加するなら信号D
15−D16=Oを用いて工具の引上げ指令信号とする
ことも可能である。
■ 本発明はマイクロコンピュータシステムを用いてい
るのでRAM2の内容をFROMへ書き込む前にRAM
2の内容を用いて縫製又は切削を行わしめ、その結果が
良好ならFROMへ書き込ませるといったことは可能で
ある(デパック可能)第25図ではRAMI (411)とRAM2(420)は区別して用いたがR
AMIとRAM2を1つのRAMで構成してそのメモリ
番地を適宜使い分けするようにしてもよい。
PROM/ROM412 。419についても同様であ
る。
■ 本発明においてはミラー一致信号が与えられた以後
のアドレスにメモリされているYゲータの符号を反転す
るようにしている(第39図DDAのST3参照)がこ
れは各縫製パターンが、ミラーコードに対応する縫製点
を通るY軸に関して対称なパターンであるからであって
もしパターンが前記縫製点を通るX軸に関して対称であ
ればXの符号を反転させることは当然である。
更に又直線Y=Xに関して対称なパターンであればXと
Yの符号を入れ換えることも当然である。
又一般にY=aXに関して対称なパターンであれば符号
の反転のみでなく値aを考慮した手順が必要であること
は当然でありこの詳細については特願昭52−1999
8号を参照されたい。
■ 本発明による実施例の第28図ではマニュアル操作
のときジョイスティックによるパルスモータ駆動用パル
スを与えるようにしており、同ジョイスティックはFR
OMをプログラムする場合と、プログラムされたFRO
Mによって縫製又は切削を行う場合の縫製開始点への位
置合わせ(これは同1パターンの布押え板を用いて次次
と同1のパターンの縫製を行う場合は初回のみ行えばよ
い)のときオプショナルストップスイッチONでマニュ
アル操作するわけであるがジョイスティックの代わりに
押釦スイッチで1回押すと1パルス出るようにしてもよ
い。
又ジョイスティックと上記押釦スイッチを両方備えても
よい。
■ 布押え板の切削加工に関しては実施例では工具をミ
シンヘッド本体に取付けるようにしたがミシンテーブル
上で加工することが本発明の主旨であってそれ故別の切
削用加工ヘッドをミシンテーブル上に配置した場合も本
発明の範囲に入ることは当然であってこの点の例として
は特願51−19619号の図面を参照されたい。
■ 第25図においてPROM/ROM412とパスラ
イン414にゲート413,417が設けられているが
このようなゲートは必ずしもノ・−ドウエアとして存在
させる必要はな(各装置412.413に固有な番号を
指定することによっていづれか一方をパスラインと結合
させることは容易に可能である。
■ ジョイスティックにより発生されるパルスの周波数
の最低値を極(低い値にして作業者が位置合わせをする
のに適したゆっくりした早さで指針を移動させることな
どは必要に応じて可能である。
次に本発明を形成する℃・くつかの部分的な技術思想な
いしは構成についてそれらの相互の関連を考察してみる
■ FROMの回数データについて。
本発明において示されるPROMには回数データの領域
(D31〜D38)が形成されている。
この回数データというカテゴリーはFROMのアドレス
を節約する上で大きいメリットを有するのみならず同F
ROMをプログラムする場合において指針合わせの作業
工数を大巾に減らすという固有の性質をもっている。
そしてこの回数ゲータがマイクロコンピュータシステム
と結合されることによってと(にプログラム作業が単純
化されワイシャツのエリなどの如く比較的直線部分の多
いパターンに用いられるときはその効果も太きい。
このカテゴリーは、ミラーコード、スキップコードなど
のFROMの必要アドレス数を節約する作用という点で
は同じ効果であるがだからといってミラーコードやスキ
ップコードによって代用され得ない特性をもつ。
すなわちパターンが対称でなく又1つのパターンのみを
布押え板で縫製する場合で且つ同パターンが直線部分を
有するような場合にはミラーコード、スキップコードは
使用できないが回数データを用いることは可能である。
同様な関係はミラーコードが他のスキップコードや回数
ゲータによっては代用できない固有の性質をもつことに
もあてはまる。
(同様にしてスキップコードも) ■ しかしながら本発明の最も中心的な技術思想である
ところの[ミシンの制御装置本体をマイクロコンピュー
タシステム化して、そのCPUをFROMへのプログラ
ム操作の際にも使用すること、その際にミシン本体のパ
ルスモータをジョイスティック等の手段を用いて移動さ
せることによって指針と針落ち位置の位置合わせを行い
、そのときまでのパルス数をRAMヘメモリさせること
」又[プログラムされたFROMを用いて縫製に必要な
布押え板の溝加工のため同布押え板の移動が与えられる
こと。
そのためミシンヘッド本体又はミシンテーブル上に溝加
工用の工具を固定して取付けられるようになっているこ
と」という技術思想の観点に立って考えると■に述べた
回数データの機能も部分的なものとなる。
すなわちある縫製パターンで回数データをそのすべての
アドレスにおいて1にした場合であっても一ト述■の中
心的技術思想の利点であるところのFROMへのプログ
ラム作業のためにミシン本体のパルスモータやミシンテ
ーブルを用いること、溝加工ができること、などの効果
は消え去るものではないのである。
以上説明した本発明の特徴、効果を要約すると以下の如
(である。
■ 本発明においてはミシンの制御装置がマイクロコン
ピュータシステムで構成されており従来の制御装置に比
して、回路等の構成が大巾に単純化されることになった
■ 本発明においては■の制御装置に係合されるプログ
ラムパネルユニットを用いることによって縫製又は切削
用のデータをFROMにメモリするに際し同制御装置の
CPU、RAMI、更にミシン本体のパルスモータ及び
ジョイスティックを利用できるようになっているのでミ
シンテーブル上で、パターン曲線上の針落ち位置をFR
OMへ直接メモリすることができる。
■ 本発明においては、FROMへのプログラムにおい
てパターン曲線上のすべての針落ち位置に指針である十
字線をあてる必要はなく、直線上の縫製部分では始点と
終点の針落ち位置のみ位置合わせすればマイクロコンピ
ュータシステムによってその間の縫製位置に関するデー
タが自動的に得られるようになっており従来のプログラ
ム装置に比しプログラムの作業が非常に容易となった。
■ 更に又、ジョイスティックを設けたので指針が自動
送りできるため位置合わせが容易となった。
と(にジョイスティックによる出力をV−Fコンバータ
によってパルス周波数を太き(可変することができるの
で一層容易である。
■ 更にプログラム操作パネルユニットにはFROMの
内容を転写する手段をもっておりプログラムされたFR
OMの内容をチェックしたり消去することができる。
従って一旦RAM2又はFROMへプログラムした内容
で縫製を行い縫製曲線を修正したい場合などの如(デー
タの比較、修正、変更などが簡単にできるようになって
いる。
■ 更に本発明においてはFROMのメモリ内容に関し
て、X:Yデータ(符号も含む)の他に回数データ、お
よびミラーコード、スキップコードの技術思想を導入す
ることによって同一パターンの複数個が1つの布押え板
上に配列されているものを縫製又は切削するような場合
やその1つのパターンが対称な場合にFROMのアドレ
スを非常に少(できる。
このことはメモリ作業の工数を少(することに工献する
ものであると共にFROMのパターンに関する占有アド
レスの数を大巾に少なくすることになるのである。
■ 又本発明においては第32図に示すようにRAM1
とCPUをプログラム操作パネルユニットへ結合するこ
とによって同パネルユニットは1つの自立したプログラ
ム装置ともなりうるものである。
■ 本発明においては縫製用にプログラムされたFRO
Mを用いて布押え板上の針落ち溝形状を切削加工するこ
とができるようにミシンヘッド本体に加工工具を取付は
可能にした。
これによってミシンテーブル上で布押え板の加工が可能
となった。
従来はこのように縫製用のプログラム内容を利用して布
押え板を加工する思想はなかったのである。
■ 本発明においてはRAM(1)にアブソリュートカ
ウンタをX、 Y軸に関して設けることにより原点復帰
のためのデータを形成している。
この原点復帰の動作によって同じパターンのための布押
え板で同パターン縫製を次々くり返す場合には初回の縫
製開始点位置の位置合わせだけをすれば2回目以後は原
点に正確に位置決めされるようになっているので作業能
率が向上するようになっている。
勿論原点復帰押釦スイッチを押すことによっていつでも
原点へ布押え板を移動させることができるので糸切れが
縫製中に生じたときにも容易に作業が遂行される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による自動ミシンの正面図、第2図は
第1図の右側面図、第3図は第1図の平面図、第4図は
自動ミシンの索条機構の斜視図、第5図は第4図のX方
向駆動用の索条機構の平面図、第6図は第4図のY方向
の1駆動用の索条機構平面図、第7図は布押え板と移動
体の締結部拡大図、第8図は第7図A−A線断面図、第
9図は布押え板の平面図、第10図は第9図のB−B線
断面拡大図、第11図は縫製始点の位置合わせを説明す
る図、第12図はミシンヘッド本体に切削用工具を取付
けた図、第13図は第12図Z矢視図、第14図は第1
3図の平面図、第15図はFROMの各ビットの出力信
号名を示す一覧表、第16図はFROMの入出力結線図
、第17図は本発明のシステムの要旨を理解するために
各信号の関連を示したブロック図、第18図はスキップ
コードを処理するため第17図に追加された図、第19
図はワイシャツのエリをミラーコードを用いて縫製する
場合の針落ち位置を示す図、第20図は第19図で示す
縫製パターン用のPROM内のデータを示す表、第21
図はポケットパターンの縫製針落ちを示す図、第22図
は第21図のパターンをミラーコードなしで縫製する場
合に用いるFROMのデータ表、第23図は第21図の
パターンをミラーコードを用(・て縫製する場合に用い
るFROMのデータ表、第24図は本発明の構成の結合
ブロック図、第25図は第24図を具体化したマイクロ
コンピュータシステムの構成フロック図、第26図はミ
シン操作パネルユニットの正面図、第27図はミシンテ
ーブルに突設した操作箱正面図、第28図はミシンテー
ブル上で行うプログラム動作を説明するための平面図、
第29図は第28図の指針の位置合ゎせを説明するため
の図、第30図はジョイスティックとV−Fコンバータ
の回路詳細図、第31図はプログラム操作パネルユニッ
トの正面図、第32図はプログラム操作パネルユニット
のシステムを示す図、第33図はプログラム操作パネル
ユニットを用いてPROM・\プログラムを行わせる際
の基本フローを示す図、第34図はプログラムステップ
の詳細フローを示す図、第35図はミシン操作パネルユ
ニットを用いてプログラムされたFROMにより縫製又
は切削を行うための基本フローを示す図、第36図は第
35図の各サブルーチンの詳細フローを示す図、第37
図は第36図の各サブルーチンの詳細フローを示す図、
第38図は第37図のスキップルーチンの詳細フローを
示す図、第39図はデータルーチンおよびDDAの詳細
フローを示す図、第40図は第38図の鎖線部の変形を
示す図である。 101・・・・・・脚、102・・・・・・フレーム、
103・・・・・・ミシンテーブル、104,105・
・・・・・ガイド、106・・・・・・Yテーブル、1
07・・・・・・布押え板、110・・・・・・ミシン
ヘッド本体、116・・・・・・フートスイッチ、11
7・・・・・・X軸パルスモータ、118・・・・・・
X軸パルスモータ、124・・・・・・移動体、125
・・・・・・Y軸周索条、126・・・・・・X軸層索
条、127・・・・・・溝、245・・・・・・ミシン
針、264・・・・・・エンドミル、302・・・・・
・アドレスカウンタ、303.416,424・・・・
・・第1の記憶媒体(PROM)、309・・・・・・
デコーダ、306・・・・・・アップダウン条件ゲート
、307・・・・・・アドレスゲート、362・・・・
・・ジョイスティック、401・・・・・・制御装置本
体、402・・・・・・ミシン操作パネルユニット、4
03・・・・・・コネクター、404・・・・・・i/
。 ポート、405・・・・・・ミシン本体、406・・・
・・・プログラム操作パネルユニット、411・・・・
・・第2の記憶媒体(RAMI)、412・・・・・・
第3の記憶媒体(FROM/ROM)、419・・・・
・・第5の記憶媒体(FROM/ROM)、413,4
17・・・・・・ケート、418・・・・・・切換スイ
ッチ、414・・・・・・BUS LINE、415
・・・・・・マイクロコンピュータ(CPU)、420
・・・・・・第4の記憶媒体(RAM2)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 布押え板を締結してミシンテーブル上でX、 Y軸
    方向に移動させるための各軸片パルスモータを含む布押
    え板駆動手段、 手動操作の状態で前記パルスモータに送りパルスを与え
    るパルス発生手段およびミシンヘッドを備えたミシン本
    体と、 1つのアドレスに対応させて制御の種類を示す第1のコ
    ード領域が形成されておりさらに同コード領域のほかに
    回数データを含む縫製に関する動作の各ステップにおい
    て必要なデータのための第2のコード領域を形成した第
    1の記憶媒体(FROM)、 前記第1の記憶媒体および前記ミシン本体の各種入出力
    スイッチ信号に対しi10ポートを介して結合されるパ
    スライン、 前記パスラインに接続されるデータメモリであって前記
    ミシン本体のパルスモータへの送りパルスを含む前記各
    信号に対応したメモリ領域および、少なくとも前記第1
    の記憶媒体のアドレスを指定するアドレス計数値、同第
    1の記憶媒体の制御の種類、前記第2のコード領域のデ
    ータに対応するメモリ領域を形成されている第2の記憶
    媒体(RAMI)、 前記パスラインに接続される中央処理装置(CPU)、 前記パスラインに接続されるプログラムメモリであって
    前記第1の記憶媒体、第2の記憶媒体および中央処理装
    置を互いにパスラインを介して相互に関連させ前記i
    / oポートを介して前記ミシン本体のパルスモータ、
    ミシンヘッド等への動作指令を逐次形成するための各種
    命令群をプログラムした第3の記憶媒体(FROM/R
    OM)およヒ前記ミシン本体を操作するためのミシン操
    作パネルユニットとからなるミシン制御装置とを備えた
    ことを特徴とする自動ミシン。 2、特許請求の範囲第1項において、制御の種類を示す
    コードの1つ又は複数個がミラーコードに指定されてお
    り、前記ミシン操作パネルユニットにはそのうちの1つ
    を指定するためのミラーコード指定スイッチを備えたこ
    とを特徴とする自動ミシン。 3 特許請求の範囲第1項において、制御の種類を示す
    コードの1つ又は複数個がスキップコードに指定されて
    おり、前記ミシン操作パネルユニットには前記スキップ
    コードを有効ならしめるためのスキップコード有効化指
    令スイッチを設けたことを特徴とする自動ミシン。 4 特許請求の範囲第1項において、第2の記憶媒体に
    は布押え板のX、Y方向の移動をアブソリュート方式で
    計数するアブソリュートカウンタに対応したメモリ領域
    を形成したことを特徴とする自動ミシン。 5 特許請求の範囲第4項において、前記ミシン操作パ
    ネルユニット上には前記布押え板をX1Y方向の原点へ
    移動せしめるよう指令する原点復帰用スイッチを設けた
    ことを特徴とする自動ミシン。 6 布押え板を締結してミシンテーブル上でX、Y軸方
    向に移動させるための各軸層パルスモータ−を含む布押
    え板駆動手段、 手動操作の状態で前記パルスモータに送りパルスを与え
    るパルス発生手段およびミシンヘッドからなるミシン本
    体と、 1つのアドレスに対応させて制御の種類を示す第1のコ
    ード領域が形成されておりさらに同コード領域のほかに
    回数データを含む縫製に関する動作の各ステップにおい
    て必要なデータのための第2のコード領域を形成した第
    1の記憶媒体(FROM)、 前記第1の記憶媒体および前記ミシン本体中の各種入出
    力スイッチ信号に対しi10ポートを介して結合される
    パスライン、 前記パスラインに接続されるデータメモリであって前記
    ミシン本体のパルスモータへの送りパルスを含む前記各
    信号に対応する゛ミモリ領域および少くとも前記第1の
    記憶媒体のアドレスを指定するアドレス計数値、同第1
    の記憶媒体の制御の種類、前記第2のコード領域のデー
    タに対応するメモリ領域を形成されている第2の記憶媒
    体(RAMI)、 前記バ艮ラインに接続される中央処理装置(CPU)、
    および前記パスラインに接続されるプログラムメモリで
    あって前記第1の記憶媒体、第2の記憶媒体および中央
    処理装置を互いにパスラインを介して相互に関連させ前
    記i10ポートを介して前記ミシン本体のパルスモータ
    、ミシンヘッド等への動作指令を逐次形成するための各
    種命令群をプログラムされた第3の記憶媒体(FROM
    /ROM’)からなるミシン制御装置本体とを備えた自
    動ミシンであって前記ミシン本体のミシンヘッド又はミ
    シンテーブル上には前記布押え板の針落ち溝形状を加工
    するための工具を着脱可能に設けたことを特徴とする自
    動ミシン。 7 特許請求の範囲第6項において、工具を上下に移動
    する手段を設けた自動ミシン。 8 布押え板を締結してミシンテーブル上でX、 Y軸
    方向に移動させるための各軸層パルスモータを含む布押
    え板駆動手段− 手動操作の状態で前記パルスモータに送りパルスを与よ
    るパルス発生手段およびミシンヘッドからなるミシン本
    体と、 1つのアドレスに対応させて制御の種類を示す第1のコ
    ード領域が形成されておりさらに同コード領域のほかに
    回数データを含む縫製に関する動作の各ステップにおい
    て必要なデータのための第2のコード領域を形成した第
    1の記憶媒体(FROM)、 前記第1の記憶媒体および前記ミシン本体の各種入出力
    スイッチ信号に対し第1のi / oポートを介して結
    合される第1のパスライン、 前記第1のパスラインに接続されるデータメモリであっ
    て前記ミシン本体のパルスモータへの送りパルスを含む
    前記各信号に対応するメモリ領域および少くとも前記第
    1の記憶媒体のアドレスを指定するアドレス計数値、同
    第1の記憶媒体の制御の種類、前記第2のコード領域の
    データに対応するメモリ領域を形成されている第2の記
    憶媒体(RAMI)、前記第1のパスラインに接続され
    る中央処理装置(CPU)、前記第1のパスラインに接
    続されるプログラムメモリであって前記第1の記憶媒体
    、第2の記憶媒体および中央処理装置を互いに第1のパ
    スラインを介して相互に関連させ前記第1のi / o
    ポートを介して前記ミシン本体のパルスモータ、ミシン
    ヘッド等への動作指令を逐次形成するための各種命令群
    をプログラムされた第3の記憶媒体(FROM/ROM
    )および前記ミシン本体を操作するためのミシン操作パ
    ネルユニットとからなるミシン制御装置とを備えた自動
    ミシンにおいて、前記布押え板の代わりに指針を締結す
    ると共に、前記第1のパスラインにコネクタを介して接
    続される第2のパスライン、同第2のパスラインに接続
    される第2のi / oポート、同第2のi10ポート
    に接続されると共に、いまだデータのストアされていな
    い記憶媒体から前記第1の記憶媒体として形成するため
    の書き込み装置、 前記第2のパスラインに接続されるデータメモリであっ
    てその内容を第2のi10ポートを介して前記書き込み
    装置により前記第1の記憶媒体を形成するために書き込
    まれるべきデータを一時的に貯蔵する第4の記憶媒体(
    RAM2)および前記第2のパスラインに接続されるプ
    ログラムメモリであってプログラム操作処理に必要な各
    種命令群が予じめ貯蔵されている第5の記憶媒体(PR
    OM/ROM)とからなるプログラム操作パネルユニッ
    トであって同パネル面には少くともアドレスと制御の種
    類を設定するためのスイッチ手段を設けたことを特徴と
    するプログラム可能な自動ミシン。 9 特許請求の範囲第8項において、 第4の記憶媒体には回数データに対応するメモリ領域を
    設けたことを特徴とするプログラム可能な自動ミシン。 10 特許請求の範囲第8項において、前記プログラ
    ム操作パネルユニットには第1の記憶媒体の内容を消去
    する消去装置を設けたことを特徴とするプログラム可能
    な自動ミシン。 11 特許請求の範囲第8項において、前記プログラ
    ム操作パネルユニットのパネル面には制御の種類のほか
    X、 Y、回数の各データを設定するスイッチ手段を設
    けたことを特徴とするプログラム可能な自動ミシン。 12、特許請求の範囲第8項において、前記プログラム
    操作パネルユニットのパネル面には1縫いのピッチの大
    きさを設定するための縫いピッチ設定装置を設けたこと
    を特徴とするプログラム可能な自動ミシン。 13 特許請求の範囲第8項において、第3および第
    5の記憶媒体をその各専有する番地を区分けして1つの
    記憶媒体として構成しミシン制御装置側に設けた第1の
    パスラインに接続したことを特徴とするプログラム可能
    な自動ミシン。 14 特許請求の範囲第8項において、第2および第
    4の記憶媒体をその各専有する番地を区分けして1つの
    記憶媒体として構成しミシン制御装置側に設けた第1の
    パスラインに接続したことを特徴とするプログラム可能
    な自動ミシン。 15 特許請求の範囲第8項において、プログラム操
    作パネルユニットのパネル面にはデータのメモリされて
    いる第1の記憶媒体の内容を第4の記憶媒体への転写を
    指令するためのスイッチ手段を設けたことを特徴とする
    プログラム可能な自動ミシン。 16 特許請求の範囲第8項において、第4の記憶媒
    体の内容をランプで表示する表示手段をプログラム操作
    パネルユニットのパネル面に配設したことを特徴とする
    プログラム可能な自動ミシン。 17 特許請求の範囲第8項において、プログラム操
    作パネルユニット又はミシン操作パネルユニットには第
    4の記憶媒体の内容を読み出して縫製を行わしめるため
    のスイッチ手段を配設したことを特徴とするプログラム
    可能な自動ミシン。
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