JPS59225308A - 微小間隔測定装置 - Google Patents

微小間隔測定装置

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JPS59225308A
JPS59225308A JP9937083A JP9937083A JPS59225308A JP S59225308 A JPS59225308 A JP S59225308A JP 9937083 A JP9937083 A JP 9937083A JP 9937083 A JP9937083 A JP 9937083A JP S59225308 A JPS59225308 A JP S59225308A
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light
spot
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良忠 押田
Toshihiko Nakada
俊彦 中田
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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    • G01B11/14Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、物体間の微小間隙測定方法および装置に係り
、特に磁気ディスクヘッドの浮上量の測定や、半導体作
製プロセスにおける膜厚の測定等、微小間隙を高速度か
つ高精度で行うために好適な微小間隙測定方法および装
置に関する0 〔発明の背景〕 磁気ディスクヘッドの浮上量や、半導体作製プロセスに
おける膜厚等の測定技術として、従来スペクトル幅の狭
い波長の光を照射し、得られる干渉縞の強度パターン分
布の山や谷を求め次に波長を変化させ、同様の測定を繰
り返して行い、間隙の絶対測定を行っていた。
しかしながら、前記従来技術には、次のような欠点があ
る。
(1)波長を変化させるのに時間を要する。
(リ 干渉縞強度パターンの山や谷の検出に時間を要す
る。
■ 真に測定したい間隙量は、前記干渉縞強度の山や谷
から外挿する必要があるため、正確な測定ができない。
これらの点につき、図面に沿ってさらに詳しく説明する
第1図、第2図(a) 、 (b) 、 (c)および
(d)は、微小間隙測定の従来技術を示すもので、磁気
ディスクヘッドの浮上量の測定に適用した場合を示す。
その第1図に示すように、スペクトル幅の狭い照射光1
3は、ビームスプリッタ14により微小間隙Gの形成面
に照射される。磁気ディスクヘッドの磁気ヘッド11と
ガラスディスク12で反射した光は、干渉光となり、レ
ンズ16を通り、撮像装置17に入射する。この撮像装
置17には、干渉縞が形成されるので、第2図(a)に
示すように磁気ヘッド11上の浮上面にX座標を取ると
、ア軸に沿って干渉強度は第2図(b)、(c)のよう
に変化する。すなわち、第2図(b)は波長λがλ、の
場合の干渉強度であり、波長λをλ1からλ2に変える
と干渉強度は第2図(e)のように変わる。それぞれに
ついて、干渉強度が最大および最小となる位Itヲ求め
れば、第2図(c)に示すように微小間隙Gが求まる。
なお、第1図、第2図(a)中101 、102は被測
定部、第2図(b)、(e)中II、I2は反射光の干
渉強度を示す。
しかし、この従来技術では第2図(b)の・印、および
第2図(c)のX印のみが測定され、実際に測定したい
被測定部101は第2図(b) 、 (c)から得られ
る第2図(d)の間隙データを外挿するほかはない。と
ころが、この外挿値は磁気ヘッド11の面形状が正確に
分かつていない限り、正確に求まらないという欠点があ
り、葦だ高速度で測定できない欠点もある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記従来技術の欠点をなくし、微小間
隙を高速度で、しかも高精度に測定し得る微小間隙測定
方法を提供するところにあり、他の目的は、前記方法を
適確に実施し得る微小間隙測定装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕 本発明方法は、多波長可干渉性光源から出射された多波
長光全微小スポットに集束し、この微小スポットを、微
小間隙を有する物体間の被測定部に照射し、微小間隙を
形成している2面からのそれぞれの反射光により生ずる
干渉強度全容波長成分ごとに分離して検出するようにし
たことにより、微小間隙を高精度で測定することができ
たものである。また、本発明方法は微小間隙を形成して
いる2面からのそれぞれの反射光により生ずる干渉強度
を各波長ごとに分離してほぼ同時に検出し、その検出結
果から微小間隙量を計算するようにしたことにより、微
小間隙を高速度で測定することができたものである0 そして、本発明装置は多波長可干渉性光源とこの多波長
可干渉性光源から出射された多波長光を微小スポットに
集束させるスポット形成手段と、このスポット形成手段
で形成された微小スポットを、微小濶隙を有する物体間
の被測定部に照射させるスポット照射手段と、微小間隙
を形成している2面からの反射光により生ずる干渉光を
各波長成分ごとに分離する波長分離手段と、各波長ごと
の干渉強度成分をほぼ同時に検出する干渉強度検出手段
と、この干渉強度検出手段の検出結果から微小間隙量を
計算する演算実行手段との協働により、前記方法を適確
に実施することができたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施1例を図面に基づいて説明する。
第6図および第4図は、本発明方法を実施する装置の第
1の実施例を示す。
これらの図に示す実施例のものは、多波長可干渉性光源
18、スポット形成手段19、スポット照射手段19、
スポット照射手段としてのビームスプリンタ21、ミラ
ー25、波長選択ビームスプリッタ26〜28、干渉フ
ィルタ29〜62、レンズ33〜36、スリット67〜
40、干渉強度検出手段としての光強度検出器41〜4
4、演算実行手段としての計算回路45とを備えて構成
されている。
この第1の実施例においては、磁気ヘッド11とガラス
ディスク12とを備える磁気ディスクヘッドの浮上量と
しての、前記磁気ヘッド11の表面とガラスディスク1
2の裏面間の微小間隙について、1個所の被測定部10
1全測定するようになっている。
前記多波長可干渉性光源18は、多数の波長成分を有す
る可干渉光を同時に出射させるように外っている。
前記スポット形成手段19は、多波長可干渉性光源18
から出射された多波長光を微小スポット20に集束する
ようになっている。
前記ビームスプリンタ21は、多波長の微小スポット2
0を、−微小間隙を有する物体としての磁気ヘッド11
とガラスディスク12間の被測定部1(]1に照射させ
るようになっている。)前記ミラー25は、磁気ヘッド
11の表面と、ガラスディスク12の裏面と表面からの
反射光22゜’)3.24を波長選択ビームスプリッタ
26〜28に反射させるようになっている。
前記波長選択ビームスプリッタ26〜28と、干渉フィ
ルタ29〜ろ2と、レンズ63〜66ト、スリット67
〜40とは、微小間隙を形成している2面から反射した
干渉光を各波長成分に分離する波長分離手段を構成して
いる。前記波長選択ビームスプリッタ26〜28は微小
間隙を形成している2面であする磁気ヘッド11の表面
とガラスディスク12の裏面からの反射光22.23の
干渉光を各波長成分ことに分離するようになっている。
前記干渉フィルタ29〜62は、分剤、された6元から
純粋の各波長成分のみ取り出すようになっている。
前記レンズ33〜56は、各波長ごとの光合集束するよ
うになっている。前記スリット67〜40は、磁気ヘッ
ド11の表面とノブラスディヌク12の裏面から反射し
た光の干渉光のみを選択的に取り出し、ガラステイス2
120表面からの反射光を遮断し得るように配置iiさ
れている。
前記光強1夏検出器41〜44は、各波長成分の光から
干渉強度を(・グぼ同時に検出するようになっている。
前記計算回路45は、光強度検出器41〜44の検出結
果としての干渉強度信号に基づいて微小間隙を計算する
ようになっている。
次に、前記第1の実施例の微小間隙測定装置の作用に関
連して本発明方法の実施態様を説明する。
多波長可干渉性光源18から出射された多数の波長成分
を有する光は、微小スポット形成手段19により数十〜
数百ミクロン径の微小スポット20に集束され、この微
小スポット20はビームスプリンタ21を介して磁気ヘ
ッド11とガラスディスク12間の被測定部101に照
射される。
前記磁気ヘッド11の表面とガラスディスク12の裏面
間の間隙は、02〜2μm程度の微小間隙であるため、
磁気ヘッド11からの反射光22と、ガラスディスク1
2の裏面からの反射光26は同一光路を進み、干渉が生
ずる。そして、被測定部101への入射光は、ガラスデ
ィスク12に対して数十〜中度程度の入射角を有してい
るため、ガラスディスク12の表面からの反射光24は
第4図に拡大して示すように、前記反射光22.23と
は別の光路を通る。
前記磁気ヘッド11の表面からの反射光22とガラスデ
ィスク12の裏面からの反射光23との干渉光と、ガラ
スディスク120表面からの反射光24は、ミラー25
により波長選択ビームスプリッタ26〜28に向かって
反射され、波長選択ビームスプリッタ26〜28で多波
長可干渉光の各波長成分ごとに分離され、この分離され
た各党から干渉フィルタ29〜32によりさらに純粋の
各波長成分のみが取り出され、各波長成分の光はレンズ
66〜66により集束され、スリット37〜40により
磁気ヘッド11の表面とガラスディスク12の裏面から
反射した光の干渉光のみが取他出され、ガラスディスク
12の表面からの反射光は遮断される。
各スリン)37−40を透過した光は、光強度検出器4
1〜44に送られ、干渉強度が検出され、その検出結果
としての干渉強度信号は計算回路45に送られる。
前記計算回路45には、あらかじめ各波長強度に対する
間隙候補値が計算されており、この計算値から非常に短
時間のうちに微小間隙量を計算する。
これにより、磁気ディスクヘッドの浮上量としての、磁
気ヘッド110表面とガラスディスク12の裏面間の微
小間隙について、被測定部101の微小間隙を高速度で
、しかも高精度で測定することができる。
次に、第5図は本発明方法を実施する装置の第2の実施
例を示す。
この図に示す実施例のものは、多波長可干渉性光源とし
ての多波長同時発信レーザ46、ビーム拡大光学系47
、微小スポット形成手段としての集光レンズ48、マル
チビーム発生器50、レンズ53.54、スポット照射
手段としてのビームスグリツタ55、レンズ58.ミラ
ー59、波長選択ビームスプリッタ60〜62、レンズ
66〜66、干渉フィルタ67〜70、スリット71〜
74、干渉強度検出手段としての光強度検出器75〜7
8、演算実行手段としての割算回路79とを備えている
そして、この第2の実施例においては、磁気ヘッド11
とガラスディスク12とを有する磁気ディスクヘッドの
浮上量としての、前記磁気ヘッド11の表面とカラスデ
ィスク12の裏面間の微小間隙について、2個所の被測
定部101 、102を測定すべく構成されている。
また、ガラスディスク120表面には、反射防止コーテ
ィングが施されており、ガラスディスク120表面から
の正反射光による影響を除去している。
前記多波長同時発揚レーザ46は、多波長レーザビーム
を同時に発振し得るようになっている。
前記ビーム拡大光学系47は、多波長レーザビームを設
定径に拡大するようになっている。
前記集光レンズ48は、前記多波長レーザビームを微小
スポット49に集束するようになっている0 前記マルチビーム発生器50は、プリズム等を有してお
り、微小スポット49を被測定部の数に相当する本数の
ビーム、すなわちこの第2の実施例では2本のビーム5
1.52に分割し得るように構成されている。
前記レンズ56は各ビーム金それぞれ平行なマルチビー
ムに形成し、他のレンズ54は各ビームを互いに平行に
なし得るようになっている。
前記ビームスプリッタ55は、各ビームを被測定部10
1 、102に反射させ、集光させ得るように配置され
ている。
前記レンズ58は被測定部101 、102から反射し
た光の干渉光56.57をそれぞれ平行に形成してミラ
ー、59に送り、ミラー59は各干渉光を波長選択ビー
ムスプリッタ60〜62に反射させるようになっている
前記波長選択ビームスプリッタ60〜62と、レンズ6
3〜66と、干渉フィルタ67〜70と、スリット71
〜74とにより、微小間隙を形成している2面から反射
した光の干渉光を各波長成分に分離する波長分離手段を
構成している。その波長選択ビームスプリッタ60〜6
2は、各干渉光を各波長成分ごとに分離するようになっ
ている。前記レンズ63〜66は、各波長成分ごとに分
離された光をスリット71〜74の開口上に集光させる
ように配置されている。前記干渉フィルクロア〜70は
各波長成分ごとに分離された光から純粋な波長成分のみ
を取り出すようになっている。前記スリット71〜74
は、干渉フィルタ67〜70から取り出された各波長成
分の光を光強度検出器75〜7日に透過させるように設
置されている。
前記光強度検出器75〜78は、被測定部101゜10
2に対応させてそれぞれ検出素子751 、752の組
、761 、762の組、771 、772の組、78
1782の組を有し、被測定部101 、102の反射
光の各波長成分ごとの干渉強度をほぼ同時に検出し得る
ように構成されている。
前記計算回路79は、検出素子751 、 752の組
’ 761 、762の組、771 、772の組、7
81 、782の組から送り込まれる検出結果としての
干渉強度信号に基づいて、被測定部101 、 102
の微小間隙量を計算するようになっている。
ついで、この第2の実施例の微小間隙測定装置の作用に
関連して本発明方法の実施態様を説明する。
多波長同時発振レーザ46から発振された多波長レーザ
ビームは、ビーム拡大光学系47により設定幅のビーム
に拡大され、ついで集光レンズ4已により微小スポット
49に集束される。
前記集光レンズ4Bによυ集束された微小スポット4日
は、マルチビーム発生器50により、この実−節制では
被測定部101 、 102に対応して2本のビーム5
1.52に分割され、各ビーム51.52はレンズ53
によりそれぞれ平行かビームに形成され、ついで2木の
ビームはレンズ54により互いに平行に形成され、ビー
ノ・スプリッタ55に送られる。
前記2本のビームは、ビームスプリッタ55により反射
され、被測定部101 、 102に集光され照射され
る○ 各被測定部101 、102で各ビームが反射された光
の干渉光56.57は、ビームスプリッタ55およびレ
ンズ5Bを透過し、ミラー59で反射され、波長選択ビ
ームスプリッタ60〜62により各波長成分ごとに分離
され、ついでレンズ66〜66によりスリット71〜7
4の開口上に集光され、その間干渉フィルタ67〜70
により純粋の各波長成分のみが取り出され、スリット7
1〜74を透過する。
各スリット71〜74を透過した光は、被測定部101
 、102ごとの干渉強度を検出する光強度検出器75
−・・−78の検出素子751 、 ’752の組、7
61゜762の組、771 、772の組および781
 、782の組に導かれ、これら8個の検出素子により
ほぼ同時に干渉強展が検出され、その干渉強度信号は割
算回路79に送り込1れる。
前記計算回路79には、あらかじめ各波長強度に対する
間隙候補値が計算されていて、この計算値から極めて短
時間のうちに微小間隙量が求才る。
この第2の実施例では、複数個所の被測定部を同時に、
高速度でかつ高精度に測定することができる4、 なお、この第2の実施例では前述のごとくガラスディス
ク12の表面に反射防止コーティングが施されており、
ガラスディスク120表面からの正反射光による影響全
除去するようにl〜ているが、前記第1の実施例のよう
に、ガラスディスク12への入射角を軟度にし、スリッ
トにより一ガラスディスク12の表面からの反射光を除
去するようにしてもよい。
また、第1.第2の実施例とも、干渉強度検出手段とし
ての光強度検出器を、時間的間隔をおいて次々に検出し
得るように構成し、演算実行手段としての計算回路で刻
々の検査結果から微小間隙量を割算し得るようにすれば
、微小間隙の動的変化全測定することが可能である。
さらに、非常に高速の変化を測定する場合には、計算回
路のメモリに一旦データを蓄積し、データ採取後、計算
を行ってもよい。
tた、本発明ではスポット位置変化手段を設け、任意の
jllll定個所を選択的に測定するようにしてもよい
なお、第1.第2の実施例とも、図示の磁気ディスクヘ
ッドの浮上量の測定のみならず、半導体作製プロセスに
おける膜厚測定等、微小間陀測定一般に適用することが
できる。
本発明における前記策1.第2の実施例によれば、従来
技術との対比において、次のような効果がある。
(1)多波長可干渉性光源からの出射光を被測定部にの
み集光するため、微小間隙を有する物体の全体をカバー
するように大きなビーム径で照射する場合に比べ、検出
信号が非常に大きくなる。
例えば、磁気ディスクヘッドの浮上量を測定する場合、
磁気ヘッドとガラスディスク面の間隙は0.2〜2μm
程度あり、しかも傾いているため場所により間隙が異な
る。したがって、正確な測定を行うには50μm程度の
領域の間隙を測定する必要がある。いま、磁気ヘッドの
概略寸法を4間口とすると、磁気ヘッド全体を照射する
場合と、50μmφの領域を集中照射する場合では、被
測定部からの反射光強度の比は13000となる。微小
間隙を形成している物体の反射率、光学系のロスを考慮
すると、光源からの各波長の出射光量の0.5 % 桿
度が受光される。各波長の光量を例えば10mwとする
と、本発明での受光強度は50μWと大きくなる。一方
、従来技術における全体一様照射法では4nWとなり、
このような微弱光量でSN比をよくして検出することは
非常に困難である。これに対して本発明においては干渉
強度の絶対測定ft100以上のSN比で測定すること
ができる効果がある。
(2)  前述のように、従来技術では干渉縞の最暗部
または最明部の位置を求め、この位置での間隙量から被
測定部の間隙を外挿して求めるようにしているので、微
小間隙を有する物体の面形状が分かつていないと、正確
に間隙量を求めることができない。これに対して、本発
明では被測定部を直接測定するため、精度は0005μ
m以下と非常に正確になる。
(3)本発明では少数個所の干渉強度データを求めるよ
うにしているので、各測定データは同時に求めることが
可能であり、検出時点での正確な微小間隙量を求めるこ
とができる。これに比べ、従来の干渉画像を取り出す方
法では、画像の情報を取り出すのに数十msを要するだ
め、瞬間での情報が得られず、時間平均的な値となる。
したがって、動的な間隙変化を測定しようとすると、動
的変化の測定周期を短くすることは非常に困難となるば
かりで々く、短時間に計算できないため、非常に多数の
データを一旦保存し、これを長時間かけて処理する必要
がある。これに対して、本発明では少数のデータを並列
処理でき、短時間のうちにデータ処理できるため、微小
間隙の高速の変化を正確に測定することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明方法によれば、多波長可干渉性光源
から出射された多波長光を微小スポットに集束し、この
微小スポットを、微小間隙を有する物体間の被測定部に
照射し、微小間隙を測定するようにしているので、微小
間隙を形成してい、lる物体の全体をカバーするような
太きなビーム径で照射する従来技術に比べ、非常に大き
な検出信号が得られる結果、微小間隙量:を高精度で測
定し得る効果がある。
さらに、本発明方法によれば、微小間隙を形成している
2面からの、微小スポットの反射光により生ずる干渉光
の干渉強度を各波長成分ごとに分離してほぼ同時に検出
し、この検出結果から微小間隙量を計算するようにして
いるので微小間隙を高速度で測定し得る効果があり、検
出時点のデータを短時間で処理できるので、高速で変化
する微小間隙をも正確に測定できる派生的効果もある。
また、本発明装置によれば、多波長可干渉性光源と、こ
の多波長可干渉性光源から出射された多波長光を微小ス
ポットに集束させるスポット形成手段と、このスポット
形成手段で形成された微小スポットを、微小間隙を有す
る物体間の被測定部に照射させるスポット照射手段と、
微小間隙を形成している2面からの反射光により生ずる
干渉光を各波長成分ごとに分離する波長分離手段と、各
波長ごとの干渉強度成分をほぼ同時に検出する干渉強度
検出手段と、この干渉強度検出手段の検出結果から微小
間隙量を計算する演算実行手段との協働により、本発明
方法を適確に実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図(a、) 、 (b) 、 (c)およ
び(a)は微小間隙の従来の測定方法を示す図、第6図
は本発明方法を実施する装置の一実施例を示すブロック
図、第4図は第3図の被測定部の反射光の光路を示す拡
大図、第5図は本発明方法を実施する装置の第2の実施
例を示すブロック図である。 11・・・測定すべき微小間隙を有する物体としての磁
気ヘッド 12・・・同ガラスディスク 101102
・・・被測定部 18・・・多波長可干渉性光源19・
・・スポット形成手段 20・・・微小スポット21・
・・スポット照射手段としてのビームスプリッタ 22
−23・・・反射光 26〜28・・・波長分離手段を
構成する波長選択ビームスプリッタ29〜ろ2・・・同
干渉フィルタ 33〜66・・・同レンズ37〜40・
・・同スリット41〜44・・・干渉強度検出手段とし
ての光強度検出器 45・・・演算実行手段としての計
算回路 46・・・多波長可干渉性光源としての多波長
同時′発振レーザー 47・・・ビーム拡大光学系 4
8・・・スポット形成手段としての集光レンズ 49・
・・微小スポット50・・・複数個の微小スポットを形
成する手段としてのマルチビーム発生器 51.52・
・・微小スポットとしてのビーム 53.54・・・複
数個の微小スポットを導くレンズ 55・・・スポット
照射手段としてのビームスプリッタ 56.57・・・
被測定部の反射光 60〜62・・・波長分離手段を構
成する波長選択ビームスプリッタ 63〜66・・同レ
ンズ67〜70・・・同干渉フィルタ 71〜74・・
・同スリット75〜78・・・干渉強度検出手段として
の光強度検出器 79・・・演算実行手段としての計算
回路。 1 (図 1o/   II    +す1 篤 2 口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 多波長可干渉性光源から出射された多波長光を微
    小スポットに集束し、この微小スポットを、微小間隙を
    有−する物体間の被測定部に照射し、微小間隙を形成し
    ている2面からのそれぞれの反射光により生ずる干渉強
    度を各波長成分ごとに分離してほぼ同時に検出し、この
    検出結果から微小間隙量を計算することを特徴とする微
    小間隙測定方法。 2 前記多波長可干渉性光源からの出射光を複数個の微
    小スポットに集束し、この複数個の微小スポットを、微
    小間隙を有する物体間の複数の被測定部に同時に照射し
    、各微小スポットごとに干渉強度を分離して検出し、複
    数の被測定部の微小間隙、を同時に計算することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の微小間隙測定方法。 ろ、 前記微小間隙を形成している2面からのそれぞれ
    の反射光により生ずる干渉強度を、時間的間隔をおいて
    次々に検出し、刻々の検査結果から微小間隙量を計算し
    、微小間隙の動的変化を測定することを特徴とする微小
    間隙測定方法。 4 多波長可干渉性光源と、この多波長可干渉性光源か
    ら出射された多波長光を微小スポットに集束させるスポ
    ット形成手段と、このスポット形成手段で形成された微
    小スポラトラ微小間隙を有する物体間の被測定部に照射
    させるスポット照射手段と、微小間隙を形成している2
    面からの反射光により生ずる干渉光を各波長成分ごとに
    分離する波長分離手段と、各波長ごとの干渉強度成分を
    ほぼ同時に検出する干渉強度検出手段と、この干渉強度
    検出手段の検出結果から微小間隙量を計算する演算実行
    手段とを備えていることを特徴とする微小間隙測定装置
    it 。 5、 前記スポット形成手段は多波長可干渉性光源から
    の出射光を複数個の微小スポットに分割する手段を含み
    、前記スノボット照射手段は複数個の微小スポットを複
    数の被測定部に同時に照射し、前記波長分離手段は各微
    小スポットごとの反射光によって生ずる干渉光を各波長
    成分ごとに分離し、前記干渉強度検出手段は各微小スポ
    ットごとに得られる干渉強度を分離しかつ各波長ごとの
    干渉強度成分をほぼ同時に検出するように構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の微小間
    隙測定装置。 6、 前記干渉強度検出手段は時間的間隔をおいて次々
    に検出し、前記演算実行手段は刻々の検査結果から微小
    間隙旨1を計算し、微小間隙の動的変化を測定するよう
    に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の微小間隙測定装置。
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