JPS59206465A - 放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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JPS59206465A
JPS59206465A JP58081360A JP8136083A JPS59206465A JP S59206465 A JPS59206465 A JP S59206465A JP 58081360 A JP58081360 A JP 58081360A JP 8136083 A JP8136083 A JP 8136083A JP S59206465 A JPS59206465 A JP S59206465A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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    • C08K5/54Silicon-containing compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08K5/54Silicon-containing compounds
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    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • C08L83/08Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物、
特(二は放射線照射によってシリコーン移行性のない充
分に硬化された塗布面を与える放射線硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物に関スルものである。
放射線照射l二より硬化するオリガノポリシロキサン組
成物については、例えばけい素原子に結合したビニル基
を有するオルガノポリシロキサンとけい素原子に結合し
た水素基を有するオルガノハイドロジエンシロキサンと
を光照射によって付加反応させるもの、(特開昭47−
32072号公報、特公昭53−48198疹を照)、
またげい累原子l二結合したメルカプト基を有するオル
ガノポリシロキサンとけい素原子に結合したビニル基を
有するオルガノポリシロキサンとを光増感剤の共存下ζ
二元照射C二よって反応させる−もの←特公昭54−6
512号公報、特公昭57−34318号公報−特開昭
54−48854号公報、特開昭54−50067号公
報参照)が知られている。
しかし、これら公知のオルガノポリシロキサン組成物で
はこの組成物の塗布面でのシリコーンの移行があるため
、その表面硬化が不充分のものになり易く、シたがって
これらは剥離紙用への利用などに必すしも満足すべき性
質を示すものではなかった。すなわち、上記したような
公知のオルガノシロキチン組成物を剥離紙用として使用
する場合これらは極めて薄い塗膜として対象物C二塗布
されるのであるが、これを光照射で硬化させるときには
その表面硬化がわるいためにその剥離性能に経時変化が
生じたり、このシリコーンがこれと接触している粘着剤
に移行するという不利があった。
そのため、この柿のオルガノシロキチン組成物について
は硬化性を上げてこれらの欠点を除去するという自回に
おいて、オルガノシロキサン中の官能基の量を増したり
一光増感剤の配合量を増加するという方法が提案されて
いるが、これらは却って剥離性を損なうこと(二なった
り、あるいは臭気発生を伴なうものl二なるという不利
をもたらすもので好ましいも−のではなく、実用化g二
は到っていない。
本発明はこのような不利を解決した放射線硬化性オルガ
ノポリシロキサン組成物に関するものであり、これはA
)  、’L)一般式 (こ\にRは2価炭化水素基、Rは水素原子またはメチ
ル基−Rは非置換または置換1価炭化水素基−Xは酸素
原子。
■ −a−O−基一硫黄原子またはチオ化合物、m=′0〜
2)で示されるシロキチン単位と、1l)一般式Rn 
Sin、n (こ\にRは前記(二同じ、n7− 二〇〜3)で示されるシロキサン単位とからなり、1分
子中g二上記1)式で示されるシロキチン単位を少なく
とも2ケ有するオルガノポリシロキチン−B)1分子中
に少なくとも2ケのメルカプト基を有する、このメルカ
プト基の量と上記A)成分中の不飽和基との比が1:1
00〜100:1の範囲(二なる量のメルカプト基含有
オルガノシリコーン化合物とからなることを特徴とする
ものである。
これを説明すると一本発明者らはけい素原子に結合した
ビニル基を有するオルガノポリシロキチンとけい素原子
i二結合したメルカプト基を有するオルガノポリシロキ
サンとからなる放射線硬化性オルガノポリシロキサン組
成物の放射線硬化性の改良について種々検討した結果、
この硬化性につイテハビニル基含有オルガノシロキチン
中におけるビニル基をけい素原子に直接結合させること
なく、これをけい素原子から遠く離して結合させてけい
素原子周辺への立体障害の影響を少なくすると共に、こ
のビニル基の2重結合の近くに電子供与性のへテロ原子
または電子吸引性のへテロ原子を含む有機基を導入して
おけば、このオルガノシロキサンの反応性を高めること
ができることを見出し、これにもとづいてさらに研究を
進め、これによればこの組成物の皇布面での硬化性を満
足すべき6史度C二まで高めることができ一シリコーン
の移行もなくすことができることを確認して本発明を完
成させた。
本発明の組成物を構成するA)成分としてのビニル基を
含有するオルガノシロキサンは前記、した一般式+)=
i)のシロキサン単位からなるものであるが、この1〕 で示されるシロキサン単位におけるR1 はメチレン基
、エチレン基−グロビレン基−−エチレン基。
フェニレン基などのような2価炭化水累基、R2は水素
原子またはメチル基−Rは炭素数1〜30の1価炭化水
素基で、これに【エメチル基、エチル基、グロビル基−
ブチル基、オクチル基、ドデシル基などのアルキル基−
シクロシンチル基、シクロアキル基などのシクロアルキ
ル基、フェニル基、トリル基−ナフチル基、キシリル基
などノ芳香族基、ビニル基、アリル基などのアルケニル
基、2−フェニルエチル基などのアラルキル基。
さらにはこれらの基の水素原子の1部を塩素原子−フッ
素原子などで置換したグロログロビル基、グロロフェニ
ル基、ジクσaグaビル基+3.3゜3−トリフルオa
グaピル基などが例示される。
また、とのXは酸蓄原子。
1 −a’−o−基、硫黄原子またはチオ化合物を示すもの
であるが、このヘテロ原子としての硫黄は一〇 −(、
、aH2÷2s−、−0H2−〇−0H2−8−のよう
なエーテル結合−チオニーチル結合またはエステル結合
であってもよい。このI)式で示されるシロキサン単位
C二ついては次式。
Me V100H20H2S(OH2)3SiO−+Vi00
H201(2S(OH2)3SiOい、Me ■工00H2CH2S(OH2)3Si01A、Me Me ViCH2S(OH2)3SiO− ViOH2S(OH2)、 5iOB/2−Me ViOIH2S(OH,)3310、かMe 1 Vloo (OH2)3S i03/2−0H2=O−
00(0H2)3S i O、Me  0 0H2=O−00(OR,ン8 5103/2 −(式
中のVlはビニル基−Meはメチル基を示す、以下同じ
)が例示され、また、この式11゛)3 Si0 ・  1ユニ′示される7°1す′単位に3げるR は
前記したとおりのものであればよく、これはそのn =
 0のときにはビニル基であってもよいが、このnが1
〜2のときはビニル基であってはならず−これらC二つ
いては次式で示されるものが好ましいものとされる。
Me2SiO+  MeS’03//2.  PhMe
SiO−Me Ph5103A、  Ph2sio 、 0F30H2
0H2S10(式中のPhはフェニル基を示す)。
ナオーこのA)成分としてのオルガノポリシロキチンは
式1)で示されるシロキサン単位を0.1〜100%、
式l)で示されるシロキサン単位を0〜99.9%含む
ものとすればよく、これは25℃で測定した粘度が1,
000〜60,000,000O8の範囲のものとする
ことがよい。
他方一本発明の組成物を構成するB)成分としてのメル
カプト基含有オルガノシリコーン化合物はその分子中に
少なくとも2ケのメルカプト基を含有するものであれば
オルガノシラン、オルガノシロキサンのいずれであって
もよいし、その分子構造およびメルカプト基の結合位1
t−=特に制限はなく、これはまた線状構造体1分枝状
構造体のり、Nずれであってもよい。また、このものの
分子鎖末端はトリメチルシリル基のようなトリオルガノ
シリル基−ヒドロキシジオルガノシリル基、メルカグト
グロピルメチル基のようなメルカグトジオルガノシリル
基などのいずれであってもよいが、このメルカプ)Mは
例えば 5H(OH2)aSiヨ(aは1〜3)、 に結合していることが好ましい。また、このオルガノシ
リコーン化合物中のけい素原子に結合するメルカプト基
以外の有機基としてはメチル基−エチル基、グミピル基
、フェニル基、トリフルオログミピル基などが例示され
るが、これらの有機基を含むけい基原子とメルカプト基
と結合したげい素原子の配列順序などC二特に制限はな
い。このメルカプト基を有するオルガノシリコーン化合
物は本発明の組成物が無溶剤で塗布されることもあるの
で、これは25℃における粘度が10,000C8以下
のものとすることがよいが、これは特に制限的なもので
はない。
本発明の組成物は上記したA)成分とB)成分との配合
によって得られるが−これらの配合比はこのB)成分の
配合量をA)成分中のビニル基に対しB)成分中のメル
カプト基が1:100〜100:1モルの範囲となるよ
うにすればよく、これは好ましくはA)成イ場ビニル基
とB)成分中のメルカプト基が CH2−C)i/5H
=2/1〜1/2の範囲となるよう(ニすればよい。
本発明の組成物はこれを構成するビニル基含有オルガノ
ポリシロキサンが上記した式1)で示されるシロキサン
単位を含むものであることから、これに紫外線−電子線
などの放射線を照射するとこのビニル基とメルカプト基
との反応によって硬化し、その塗膜面はシリローンの移
行もなく十分(二硬化するので、これは剥離剤などとし
て有用とされるが−これにはその硬化反応を促進させる
ための増感剤を添加してもよい。この増感剤は公知のも
のでよく、これにはアセトフエノンーグロビオフエノン
ーp−エチルベンゾフェノン+p−)リメチルν口キシ
ベンゾフエノン−p−)リメチルシロキシベンゾフエノ
ンのようなベンゾフェノン類−キサントーン−フルオレ
ノン、ベンズアルデヒド−フルオレン−アントラキノン
、トリフェニルアミン、カルバゾール、ペンソインメ゛
チルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイン
イソブチルエーテル、アゾピヌイソプチロニトリルなど
のような芳香族ケトン、アゾ化合物などが例示されるが
、これらの添加量は前記した本発明の組成物を光増感さ
せるの(:充分な量とすればよく、これは通常この組成
物に対し0.01〜20重量係、重量しくは0.1〜5
重量重量すればよい。
なお1本発明の組成物は必要に応じて酸化防止剤などの
安定剤や着色剤、充填剤を添加してもよく−これハマた
溶剤で稀釈して低粘度化してもよい。また、この組成物
は木材1紙、グラスチックフィルム、金属箔などの基体
(二これを適当な方法で塗布したのち、放射線照射をす
ればそれが十分な硬度をもつ硬化膜とされ、この硬化膜
は離型性、撥水性、絶縁性、耐候性をもっているので、
これは剥離剤を始めとする各種の用途(二有用とされる
つぎ5二本発明の実施例をあげるが1例中におけるMe
はメチル基&Phはフェニル基、■1はビニル基を、ま
た粘度は25℃C二おける測定値を、4=り部は重量部
を示したものであり一例中における剥離力、残留接着率
およびシリコーン移行性は下記の方法による測定結果を
示したものである。
(剥離力=、li’15crn) 硬化されたシリコーン塗膜上に、接着剤オリバインBP
S−5127(東洋インキ社製・商品名)を30g/r
r?で塗工し、100℃で3分間乾燥して得たものを表
面紙にはり合わせ一2Kfのローラーで1往復圧着し、
25℃で20時間放置後。
180度で引離したときの剥離力(g/ 5 cm )
で示した。
(残留接着率チ) ニットポリエステルテープ31B(日東電気工業社製−
商品名)をりロキチン硬化膜にはり合わせて2胸のロー
ラーで1往復圧着後、70℃で20g/cdの荷重をか
げて20時間エージングした後、このテープを剥離して
ステンレス板(す280)にはりつけ、そのときの接着
力をテフロン板に同じようC′−はり合わせた上記31
Bテープの結果と比較して百分率で示した。
(シリコーン移行性) 硬化されたシリコーン塗膜上に厚さ20μのポリエステ
ルフィルムを2(1/iの力で70℃−24時間圧着し
たのち、これを引きはなし、そのポリエステルフィルム
面の油性マジックインキのはじき鮮度でシリコーンの移
行性を判定した。
○・・・ はとんどはじかない △・・・ かなりのはじきが見られる ×・・・ 全体にはじきが見られる 実施例I A) 94モル係のMe2SiO単位、3モル係のPh
2S10単位および3モル係の Me Via(OH,)2S(OH2)3Si−0単位からな
る、末端がビニルジメチルシロキシ基で封鎖された粘度
約3000 cpsのオルガノポリシロキサン1009
゜ B )        Me H8(OH2)3Si−0単位からなる粘度約30cp
s  のメルカグト暴含有シロキサン10部 および C) 感光剤としてのベンゾインイソブチルエーテル5
部 を混合して組成物を作り、これをポリエチレンラミネー
ト紙にこれが薄いフィルム状となるようにL5g/n?
の塗布量で塗工したのち、これに高圧水銀灯(160W
/CPn)からの紫外線を1秒間照射したところ、この
塗膜は硬化したので、これについてその物性をしらべた
ところ、これは剥離力150975 cm、残留接着率
87%、シリコーン移行性は○であった。
また、比較のため上記A)成分の Me Via(OH2)、5(OH2)3Si−0単位の代わ
りに一従来公知の  Me ■ ViSi−0単位としたオルガノポリ シロキチンをA)成分とした以外はこれと同じようにし
て得た組成物(比較例1)について同様(=処理し、そ
の物性をしらべたところ、これは剥離力が140 、!
9/ 5cm、残留接着率70%を示し、そのシリコー
ン移行性はΔ〜×であった。
実施例2 92モモル係Me2810単位−3モル係のPh2Si
O単位および5モル係の 1・、づe Via(OH2)2S(OH2)3Si−0単位とから
なる。
末端がビニルジメチルシロキシ基で封鎖された粘W約5
.000 aps  のシロキサン100mに実施例1
で使用したB)−0)成分を配合して組成物を作り、こ
れをポリエチレンラミネート紙≦二実施例1と同様に塗
工し、紫外゛線照射で硬化させ、その硬化膜についての
物性テストを行なうと共に−この          
   Me ■ Via(OH)S(OH2)、5i−0単位を 2 Me 記第1it二示すとおりの結果が得られた。
実施例3 95モモルのMe s4o単位と5モルチのMe ■ vio(aH2)2S(OH2)3SiO単位とからな
る。
末端がビニルジメチルシロキリ基で封鎖された粘度30
000’plSのシロキサン100部に(A)成分)、
実施例1で使用したB)成分および0)成分を同量添加
して組成物を作り−これをポリエチレンラミネート紙に
実施例1と同様に塗布し一同様に処理して紫外線照射に
より硬化させた硬化膜(二ついてその物性をしらべると
共に、この人)成分中の            M8 ■ visio単位としたものを同様に処理して得た組成物
(比較例3)について同様に操作して得た硬化膜の物性
をしらべたところ、次記の第1表に示すとおりの結果が
得られた。
実施例4 実施例1で使用したA)成分をその末端がMe Via(OH2)28(OH2)3Si−0八で封鎖さ
れた粘度が300 ocpsのシロキサンとし、これシ
ニ実施例1で使用したB)、C)成分を同量添加して組
成物を作り−これをポリエチレンラミネート紙に1.5
fl/ln’の量で塗布し、これに高圧水銀灯(160
W/m )を用いて紫外線を1秒間照射したところ、こ
れは完全に硬化し、これについてのシリコーン移行性を
しらべたところ−これは油性マジックインキをほとんど
はじかないもので−シリコーンの移行のないものであっ
た。
実施例5 実施例1で使用したA)成分をその末端がトリメチルシ
ロキシ基で封鎖された粘度3000op8のシロキサン
としたほかは、上記実施例4と同様に処理して得た塗膜
についてそのシリコーン移行性をしらべたところ、これ
も油性マジックインキを殆んどはしかないものであり、
これにはシリコーンの移行がなかった。
実施例6 94モル係のMe SiO単位、3モル係のPh  8
10単位および3モル係の Vie−0(OH2)3Si−0単位からなり、末端が
ビニルジメチルシロキシ基で封鎖された粘度3000 
cps のシロギサン100部(A)成分)に、実施例
1で使用したB)成分10部、C)成分5部を混合して
組成物を作り−これをポリエチレンラミネート紙上C二
15g/−の量で塗工したのち−これl二高圧水銀灯(
160W/鑞)を用いて紫外線を1秒間照射したところ
−この塗布面は完全に硬化し、これ(二ついてのシリコ
ーン移行性をしらべたが−これに二はシリコーンの移行
は全く認められず、これは剥離力%170g15crn
、残留接着力&”jf93 %を示したが、比較のため
に上記A)成分中の OMe             Me111 ViC,−0(0H2)3SiO単位を yi31−〇
基としたものを使用したほかはこれと同様に処理して得
た組成物(比較例a)から得られた塗布面の物性は剥離
力140 fi/ 5crn、残留接着カフ0%で。
これはシリコーン移行性もΔ〜×で示されるものであっ
た。
実施例7 その末端が vioa2s(on2)3si−o基で封鎖された粘度
3000α、pcのシロキチンとしたほかは同様にして
得た組成物(二ついて、その硬化された塗膜面の物性を
しらべたところ、これもシリコーンの移行性は全く認め
られなかった。
実施例8 A) 94モル係の Me2SiO単位、3モル係のp
h sio単位および3モル係の末端がビニルジメチル
シロキシ基で封鎖された1000cps のシロキサン
100重量部とB)        Me H8(OH2)3Si−○単位からなる粘度が30 c
ps  のシロキサン5部 とを混合して組成物を作り−これをポリエチレンラミネ
ート紙上に1.+1/fflの量で塗工し、ついでこれ
に電子線加速器(エネルギー・サイエンス社製)からの
電子線を1.5Mradの線量で照射したところ、この
塗布膜は完全に硬化し、これはシリコーン移行性のない
ものであった。
実施例9 99モル係のMe SiO単位と1モル係のMe ViOOH5(OH)  5i−0単位とからなり、そ
2       2 3 の末端がトリメチルシロキシ基で封鎖された粘度が10
00 n4j、Bのシロキサン100部C二、前記実施
例8のB)成分を5部添加して組成物を作り、これをク
ラフト紙上(二LOg/n?の量で塗工し。
これに電子線加工器(前出)からの電子線を1.5Mr
adの線量で照射したところ−この塗布膜は完全に硬化
し、これもシリコーン移行性は全く示さないものであっ
た。
実施例10 99モル係の Me2SiO単位と1モル係のMe ■ viaH2s(an2)3Si−0単位とからなり、末
端がビニルジメチル基で封鎖された粘度1000cps
  のシロキサン100部に実施例8で使用したB)成
分5都を混合して組成物を作り、これを前例と同様にし
てクラフト紙上に塗工し、電子線を照射したところ、シ
リコーン移行性のない硬化膜か得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)l)一般式 (こ\にR1は2価炭化水素基、R2は水累原子または
    メチル基、R3は非置換または置換の1価炭化水累基、
    Xは酸素原子。 1 −C−〇−基、硫黄原子またはチオ化合物。 (こ51二Rは前記に同じ、n二0〜3)で示されるシ
    ロキサン単位とからなり、1分子中(二上記1)式で示
    されるシロキサン単位を少なくとも2ケ有するオルガノ
    ポリシロキサンと− B)  1分子中i二少なくとも2ケのメルカプト基を
    有する2このメルカプト基の量と上記A)成分中の不飽
    和基との比が1:100〜100:lの範囲になる量の
    メルカグト基含有オルガノシリコーン化合物 とからなることを特徴とする放射線硬化性オルガ/ ノポリシロキサン組成物 2、光感光に十分量の感光剤を添加してなる特許請求の
    範囲第1項記載の放射線硬化性オルガノボリシaキチン
    組成物
JP58081360A 1983-05-10 1983-05-10 放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Granted JPS59206465A (ja)

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JP58081360A JPS59206465A (ja) 1983-05-10 1983-05-10 放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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