JPS5920366Y2 - 二液スプレ−ガンの霧化頭 - Google Patents

二液スプレ−ガンの霧化頭

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JPS5920366Y2
JPS5920366Y2 JP12627880U JP12627880U JPS5920366Y2 JP S5920366 Y2 JPS5920366 Y2 JP S5920366Y2 JP 12627880 U JP12627880 U JP 12627880U JP 12627880 U JP12627880 U JP 12627880U JP S5920366 Y2 JPS5920366 Y2 JP S5920366Y2
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JP
Japan
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paint
thickener
passage
needle valve
spray gun
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Expired
Application number
JP12627880U
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JPS5751656U (ja
Inventor
卓生 山崎
史郎 佐藤
勝正 岩沢
清 高木
一 竹内
Original Assignee
岩田塗装機工業株式会社
トヨタ自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は増粘剤を使用して塗装を行なう如くした二液ス
プレーガンの霧化頭の改良に関するものである。
従来、一般に用いられるこの種の二液スプレーガンの霧
化頭は、第1図に示すように塗料ノズル1の外周には空
気キャップ2を取付けてなり、該空気キャップ2には塗
料等を微粒化するための中心空気孔2aと補助空気孔2
bが設けられており、該中心空気孔2aと補助空気孔2
bの斜め前方には、噴霧パターンの大きさを調整するた
めの空気噴出孔2Cを設けてなる。
一方、塗料ノズル1の中央となる塗料通路3内には中空
の塗料二ドル弁4が進退自在に設置されており、該塗料
ニードル弁4内には増粘剤通路5が形成されている。
しかも、この増粘剤通路5内には増粘剤二ドル弁6が進
退自在に設置されるとともに、該増粘剤通路5の吐出口
5aは塗料ニードル弁4の先端にて開口している。
又、増粘剤通路5の吐出口5aは、塗料ニードル弁4を
後方に移動させたときに、従来のエアースプレーガンと
同様に塗料ノズル1の先端とほぼ同一の位置に配される
よう構成されている。
而して、引金(図示せず)を後方に引くことにより、増
粘剤ニードル弁6は所定位置まで後退し、増粘剤は増粘
剤通路5の吐出口5aに供給される。
これと同時に、塗料ニードル弁4も所定位置まで後退し
塗料を塗料通路3の吐出口3aに供給する。
このとき、塗料通路3の吐出口3aから噴出した塗料は
、中心空気孔2a並びに補助空気孔2bより噴射される
圧縮空気によって十分に微粒化されない状態にて増粘剤
と接触反応する。
よって、塗料が増粘することになり、被塗物へ付着する
塗料の粒子は粗く、且つ不均一な状態となり、所望の均
一な微粒化が遠戚できないという欠点を有していた。
本考案は上記実情に鑑み、塗料ニードル弁を後方の所定
位置まで移動させたときに、増粘剤通路の吐出口が塗料
の微粒化域に位置するよう配したことにより、塗料と増
粘剤とが微粒化状態で混合反応できるようにして上記の
欠点を一掃したものである。
以下、本考案を図示の実施例について説明する。
第2図、第3図において、1はスプレーガン本体8の中
央に設けた塗料ノズルで、該塗料ノズル1に形成してな
る塗料通路3内に中空の塗料二ドル弁4を配して二重環
状とするとともに、該塗料ニードル弁4内の増粘剤通路
5の軸芯部に増粘剤ニードル弁6を設置するものであり
、且つ該増粘剤通路5の先端となる塗料ニードル弁4の
開口端に小径の円筒体7を、塗料ニードル弁4が移動し
たときに、該円筒体7の先端吐出ロアaが塗料ノズル1
の前面に配した空気キャップ2の前方に構成される塗料
の微粒化域Aに位置する長さをもって突設してなる。
尚、塗料は中心空気孔2aより噴射する圧縮空気により
最初に微粒化されるので、塗料の吐出口3aを囲む中心
空気孔2aより噴射される空気の衝突点より前方が塗料
の微粒化域を構成することになる。
9は空気通路、2Cはパターン調節用の空気噴出孔を示
す。
本考案は以上の様に構成され、以下この作用を説明する
と、先ず、スプレーガン本体8の引金等(図示せず)に
て増粘剤ニードル弁6、塗料二ドル弁4を後方に移動さ
せることにより増粘剤及び塗料が夫々の吐出ロアa、3
aに供給される。
又、増粘剤の吐出ロアaは塗料の微粒化域Aに位置して
なるものであり、このために塗料は中心空気孔2a及び
補助空気孔2bより噴出する空気により微粒化を促進し
ながら前方に噴出し十分なる微粒化が遠戚された領域、
即ち微粒化域Aにて増粘剤が吐出するものである。
この増粘剤は微粒化を行ないながら塗料との十分な混合
が行なわれ、塗料が粒子の粗い状態で増粘することがな
く、均一なる微粒化を得ることができる。
換言すれば、増粘剤の入らない状態での微粒化にほぼ近
づけることができる。
更に、塗料霧化用空気を利用して増粘剤の微粒化を促進
させるため、霧化頭の構造が簡単となるものである。
尚、増粘剤通路の吐出口は、引金作動時に微粒化域内に
あることが最良であるが、使用条件によっては、微粒化
域よりやや手前でも急激に微粒化は悪化することがない
ので本考案の効果は維持できるものである。
又、実施例では、増粘剤通路の吐出口に小径なる円筒体
を取付けているが、代りに増粘剤通路自体を延出して形
成してもよい。
即ち、塗料ニードル弁の先端を延出するように形成して
もよい。
上述の様に、本考案は増粘剤通路端の吐出口を、少なく
とも塗料の微粒化域に臨ませたことにより、塗料と増粘
剤とが微粒化状態で確実に混合反応し、均一な微粒化を
得、最良の塗装を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二液スプレーガンの霧化頭の縦断側面図
、第2図は本考案の縦断側面図、第3図は同正面図であ
る。 1・・・・・・塗料ノズル、3・・・・・・塗料通路、
4・・・・・・塗料ニードル弁、5・・・・・・増粘剤
通路、6・・・・・・増粘剤ニードル弁、7・・・・・
・円筒体、7a・・・・・・同吐出口、A・・・・・・
微粒化域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗料ノズルの塗料通路内に配した進退自在の塗料ニード
    ル弁内に増粘剤通路を形成し、該増粘剤通路内に進退自
    在の増粘剤ニードル弁を配すとともに、該増粘剤通路の
    吐出口を塗料ニードル弁の先端に開口し、且つ前記塗料
    ノズルの外周に空気キャップを取付けてなる二液スプレ
    ーガンにおいて、増粘剤通路の吐出口部を延出し、塗料
    ニードル弁が後退したときに該吐出口部先端が塗料の微
    粒化域に位置するよう突出してなる二液スプレーガンの
    霧化頭。
JP12627880U 1980-09-05 1980-09-05 二液スプレ−ガンの霧化頭 Expired JPS5920366Y2 (ja)

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JPS5751656U JPS5751656U (ja) 1982-03-25
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JP2013537470A (ja) * 2010-05-28 2013-10-03 サタ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー スプレー器具用ノズルヘッド

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JPH0647268Y2 (ja) * 1987-09-25 1994-12-07 ダイワ精工株式会社 魚釣用リールのクラッチ装置

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