JPS59203442A - パン類の冷凍生地の製造方法 - Google Patents
パン類の冷凍生地の製造方法Info
- Publication number
- JPS59203442A JPS59203442A JP7964383A JP7964383A JPS59203442A JP S59203442 A JPS59203442 A JP S59203442A JP 7964383 A JP7964383 A JP 7964383A JP 7964383 A JP7964383 A JP 7964383A JP S59203442 A JPS59203442 A JP S59203442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yeast
- bread
- production
- dough
- frozen dough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明4;! 、酸4IJ:サツ力ロミセス・セレビシ
ェ(Saccharomyces cerevisi
ae ) IAM 4274を使用することを特
徴とするパン類の冷凍生地の製造方法に門するものであ
り、すぐれた冷凍1耐性を有する冷凍生地用酵母を提供
するものである。
ェ(Saccharomyces cerevisi
ae ) IAM 4274を使用することを特
徴とするパン類の冷凍生地の製造方法に門するものであ
り、すぐれた冷凍1耐性を有する冷凍生地用酵母を提供
するものである。
冷凍生地とは、パン原料を混1すした後、若干の発酵を
とるか、または発酵をとらないで冷凍保存する生地をい
う。
とるか、または発酵をとらないで冷凍保存する生地をい
う。
最近、販売店内で焼成し、焼きたてのパンを提供する、
いわゆるオーブンフレッシュ・ベーカリ−が曹及してき
たり、製パン工程そのものの合理化や労務管理上からも
、この冷凍生地に対する需要が高まってきている。
いわゆるオーブンフレッシュ・ベーカリ−が曹及してき
たり、製パン工程そのものの合理化や労務管理上からも
、この冷凍生地に対する需要が高まってきている。
しかし現状では、一般的に用いられているパン酵母の冷
凍耐性が低く、特に生地を発酵させた状懲での死滅率が
高いため、生地温を低く1すね上げたり、はとんど発酵
させないで直ちに冷凍させる必要があり、風味や老化の
面から必ずしも満足するものは得られていない。また、
冷凍耐性の高い酵mとしては、特開昭56−14.40
36に記載されているように、サツカロミセス・ロゼイ
(Saccbaromyces +rosei)がある
が、 このものはマルトースの発酵能がなく、マルI・
−ス発酵能が大きな影響を及ぼすと思われる食パンやフ
ランスパンなどのいわゆるリーンな配合のパン類への応
用が困難であり、しかも菌の大きさが一般のパン酵母に
比べて小型なため、酵/17−自体の製造工程中の濾過
工程で目詰りをおこしやすく、製造が困カ1.であると
いう欠点がある。
凍耐性が低く、特に生地を発酵させた状懲での死滅率が
高いため、生地温を低く1すね上げたり、はとんど発酵
させないで直ちに冷凍させる必要があり、風味や老化の
面から必ずしも満足するものは得られていない。また、
冷凍耐性の高い酵mとしては、特開昭56−14.40
36に記載されているように、サツカロミセス・ロゼイ
(Saccbaromyces +rosei)がある
が、 このものはマルトースの発酵能がなく、マルI・
−ス発酵能が大きな影響を及ぼすと思われる食パンやフ
ランスパンなどのいわゆるリーンな配合のパン類への応
用が困難であり、しかも菌の大きさが一般のパン酵母に
比べて小型なため、酵/17−自体の製造工程中の濾過
工程で目詰りをおこしやすく、製造が困カ1.であると
いう欠点がある。
本発明者等は、発酵させた生地で冷凍耐性があり、しか
もマルトース発酵能もあって、菌の大きさもパン酵母並
の酵母、という観点で幅広く検索した結果、東京大学応
用微生物研究所保存のサツカロミセス・セレビシェ I
AM4274 を用いることによって、上記の欠点を
すべて解消した良質の冷凍生地を製造できることを見い
出し、本発明を完成させた。
もマルトース発酵能もあって、菌の大きさもパン酵母並
の酵母、という観点で幅広く検索した結果、東京大学応
用微生物研究所保存のサツカロミセス・セレビシェ I
AM4274 を用いることによって、上記の欠点を
すべて解消した良質の冷凍生地を製造できることを見い
出し、本発明を完成させた。
本発明でいうパン類とは、食パン・菓子パン・デニツシ
ュペストリー等、通常パンと称されているものの外、中
華まんじゅう・イーストドーナツ等、膨張剤として酵m
−を使用するものをすべて含むものである。
ュペストリー等、通常パンと称されているものの外、中
華まんじゅう・イーストドーナツ等、膨張剤として酵m
−を使用するものをすべて含むものである。
本発明で使用するサツカロミセス・セレビシェIAM
4274は、ワイン製造に広く用いられている一般名
ro、c−2jであり、食品衛生上の見地からも全く問
題のないものであり、しかも従来、製パンの目的には使
われておらず、一般のパン酸、m・には含まれ′ない特
殊な酵母である。この酵mは、通常用いられている、例
えば糖蜜を主原料とする培養基で、従来のパン酵母の製
造法と同様に製造され、圧搾菌体あるいは乾燥菌体とし
て用いられる。菌の大きさもサツカロミセス・ロゼイが
2〜3μと小さいのに比べ、4〜6μと一般のパン酵母
とほぼ同じ大′きさであり、酵母の濾過工程での目詰り
の心配もない。
4274は、ワイン製造に広く用いられている一般名
ro、c−2jであり、食品衛生上の見地からも全く問
題のないものであり、しかも従来、製パンの目的には使
われておらず、一般のパン酸、m・には含まれ′ない特
殊な酵母である。この酵mは、通常用いられている、例
えば糖蜜を主原料とする培養基で、従来のパン酵母の製
造法と同様に製造され、圧搾菌体あるいは乾燥菌体とし
て用いられる。菌の大きさもサツカロミセス・ロゼイが
2〜3μと小さいのに比べ、4〜6μと一般のパン酵母
とほぼ同じ大′きさであり、酵母の濾過工程での目詰り
の心配もない。
次に実施例を記載して本発明を詳細説明する。
実施例1.比較例1〜2
サツカロミセス・セレビシェ IAM4274の圧搾菌
体を用い、速成法での食パン生地で冷凍耐性を調べた。
体を用い、速成法での食パン生地で冷凍耐性を調べた。
対照として、一般のパン酸fB(比較例1)、及びサツ
カロミセス・ロゼイ 0UT7128 (比較例2)を
用いた。結果を第1表に示した。
カロミセス・ロゼイ 0UT7128 (比較例2)を
用いた。結果を第1表に示した。
配合:
小麦粉(強力) 100%
砂糖 5
食塩 2
油脂 5
酵母 3
水 62
工程:
混捏時間 L:2分5M:2分、Hニア分捏上温度
29.5℃ フロアタイム 20分 ベンチタイム 15分 焼 成 215°C×20分試験方法: ℃、4週面)−・解凍(30°C2 4,5時間)−ホイロ−焼成 (冷凍区) × ホイロは生地頂部が焼成縁上0.5cmに達するま
でとした。
29.5℃ フロアタイム 20分 ベンチタイム 15分 焼 成 215°C×20分試験方法: ℃、4週面)−・解凍(30°C2 4,5時間)−ホイロ−焼成 (冷凍区) × ホイロは生地頂部が焼成縁上0.5cmに達するま
でとした。
第1表
実施例L (Dサツカロミセス・セレビシェ IAM4
274は、冷凍区でのホイロ所要時間、パン比容積とも
すぐれていたことが分かる。
274は、冷凍区でのホイロ所要時間、パン比容積とも
すぐれていたことが分かる。
実施例2.比較例3〜4
実施例1に用いたと同じ酵ffJを用いて、ストレート
法による菓子パン生地で冷凍耐性を調べた。
法による菓子パン生地で冷凍耐性を調べた。
結果を第2表に示した。
配合:
小麦粉(強力) 100%
砂糖 25
食塩 1
’njJ )指 6酵m:
5 水 53 工程: 混捏時間 L:2分2M:5分、H:1分押上温度
29°C フロアタイム 30分 ベンチタイム 20分 焼 成 200°C×20分第2表 食パンでの結果と同様、実施例2のサツカロミセス・セ
レビシェ IAM4274は、冷凍図において、ホイロ
所要時間、パン比容積とも優れていた。
5 水 53 工程: 混捏時間 L:2分2M:5分、H:1分押上温度
29°C フロアタイム 30分 ベンチタイム 20分 焼 成 200°C×20分第2表 食パンでの結果と同様、実施例2のサツカロミセス・セ
レビシェ IAM4274は、冷凍図において、ホイロ
所要時間、パン比容積とも優れていた。
上記のように、本発明において使用するサツカロミセス
・セレビシェ IAM4274は、一般のパン酵母及び
サツカロミセス・ロゼイよりも優れた冷凍耐性を持って
いることカ月忍められた。
・セレビシェ IAM4274は、一般のパン酵母及び
サツカロミセス・ロゼイよりも優れた冷凍耐性を持って
いることカ月忍められた。
特許出願ム 鐘淵化学工業株式会社
代理人 弁理士 浅 野 真 −
233−
Claims (1)
- (1)サツカロミセス・セレビシェ IAM4274を
使用することを特徴とするパン類の冷凍生地の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7964383A JPS59203442A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | パン類の冷凍生地の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7964383A JPS59203442A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | パン類の冷凍生地の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203442A true JPS59203442A (ja) | 1984-11-17 |
JPS6358536B2 JPS6358536B2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=13695786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7964383A Granted JPS59203442A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | パン類の冷凍生地の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203442A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254186A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-11 | Natl Food Res Inst | サツカロミセス・セレビシエ fty−2(fri−501) |
JPH04234939A (ja) * | 1991-01-09 | 1992-08-24 | Ajinomoto Co Inc | パン用冷凍生地及びパン製造法 |
JPH05284896A (ja) * | 1992-04-10 | 1993-11-02 | Ajinomoto Co Inc | パン用冷蔵生地及びパン類の製造法 |
JPH05336872A (ja) * | 1992-06-10 | 1993-12-21 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | パンの製法 |
US5352606A (en) * | 1989-03-14 | 1994-10-04 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Freeze resistant bakers' yeast |
JPH07500006A (ja) * | 1991-07-18 | 1995-01-05 | ザ ピルスベリー カンパニー | 酵母−膨脹して冷蔵したねり粉製品 |
US5801049A (en) * | 1995-07-10 | 1998-09-01 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Freeze-resistant baker's yeast strain having sugar resistance |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008047596A1 (ja) * | 2006-10-18 | 2010-02-25 | 不二製油株式会社 | 冷凍耐性ある酵母 |
-
1983
- 1983-05-06 JP JP7964383A patent/JPS59203442A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61254186A (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-11 | Natl Food Res Inst | サツカロミセス・セレビシエ fty−2(fri−501) |
JPH0119876B2 (ja) * | 1985-05-07 | 1989-04-13 | Norinsuisansho Shokuhin Sogo Kenkyushocho | |
US5352606A (en) * | 1989-03-14 | 1994-10-04 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Freeze resistant bakers' yeast |
JPH04234939A (ja) * | 1991-01-09 | 1992-08-24 | Ajinomoto Co Inc | パン用冷凍生地及びパン製造法 |
JPH07500006A (ja) * | 1991-07-18 | 1995-01-05 | ザ ピルスベリー カンパニー | 酵母−膨脹して冷蔵したねり粉製品 |
JPH05284896A (ja) * | 1992-04-10 | 1993-11-02 | Ajinomoto Co Inc | パン用冷蔵生地及びパン類の製造法 |
JPH05336872A (ja) * | 1992-06-10 | 1993-12-21 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | パンの製法 |
US5801049A (en) * | 1995-07-10 | 1998-09-01 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Freeze-resistant baker's yeast strain having sugar resistance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6358536B2 (ja) | 1988-11-16 |
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