JPS59203261A - ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、周波数変調された音声信号を映像信号に重畳
して記録する周波数多重方式を採用したビデオテープレ
コーダに関する。

背景技術 従来のビデオテープレコーダは、ビデオテープに斜交す
るビデオトラックに映像信号を記録し、音声信号はビデ
オテープに平行なオーディオトラックに記録していた。

このため、オーディオヘッドがオーディオトラックをト
レースする速度は、例えば１．３３Ｃｍ／ｓｅｃの如く
遅く、従って良質の音声書生が難かしかった。この欠点
を解消するため、音声信号を周波数変調し、変調された
音声信号を映像信号とともに、ビデオテープに斜交する
ビデオトラックに記録することによシ、再生時の回転ヘ
ッドの高トレース速度を利用して音声の再生機能を高め
るようにしたビデオテープレコーダが提案された。

この種のビデオテープレコーダは、音声信号を輝度信号
と色度信号の中間の周波数帯域に記録することにより１
各信号間の干渉を避けるようにしている。ところでビデ
オテープレコーダにおいて映像信号をテープに記録再生
するためにはサーボ回路が必要である。

サーボ回路では記録時においては、記録する映像信号中
の垂直同期信号に基いて形成した信号を回転ヘッドの回
転に伴って発生する回転ヘッドの位相を示す（ｉ号と位
相比較して誤差出力を得、該誤差出力により回転ヘッド
をサーボ制御している。

このときテープ走行を行なうキャプスタンモータは垂直
同期信号に基いて形成した基準信号により回転し、磁気
テープを一定の速度で走行させる。

そして垂直同期信号に同期した信号が磁気テープの走行
に伴って固定ヘッドによりコントロール信号としてテー
プ上の所定トラックに記録される。

再生時においては、記録映像信号中の垂直同期信号とほ
ぼ等しい周波数のパルスを基準発振器で発生させ、この
発生したパルスを回転ヘッドの回転に伴って発生する上
記回転ヘッドの位相を示す信号と位相比較して誤差出力
を得、この誤差出力により回転へノドはサーボ制御され
る。キャプスタンモータにおいては、上記固定ヘッドで
チー７’（Ｃ記録されたコントロール信号を読み出し、
このコントロール信号を基準発振器より得られた基準信
号と位相比較して誤差出力を得、この誤差出力によりキ
ャプスタンモータはサーボ制御される。

このようにビデオテープレコーダでは入力映像信号中の
垂直同期信号を基準として記録を行うため、回転ヘッド
で映像信号とともに音声信号も同時に磁気テープに記録
するビデオテープレコーダにおいては、テレビジョン放
送の信号は記録できるが、音声のみの信号たとえばラジ
オ放送の信号の記録には適さないという問題があった。

発明の開示 本発明はかかる点に鑑み発明されたもので、周波数変調
された音声信号を映像信号に重畳して回転ヘッドにより
磁気テープに記録する周波数多重方式を採用したときに
も、テレビジョン放送信号の記録・再生のみならず単に
ラジオ放送信号だけの記録・再生の可能なビデオテープ
レコーダを提供することを目的とする。

そのため本発明では、記録信号中の映像信号の有・無を
検出して映像信号が有るときには、垂直同期信号を回転
ヘンドサーボ系のサーボ基準信号として用い、この垂直
同期信号に同期した信号をコントロール信号としてテー
プに記録し、また映像信号が無いときには垂直同期信号
の代わりに基準発振器の発振出力を回転ヘッドサーボ系
のサーボ基準信号として用い、同時にこの発振出力に同
期した信号をコントロール信号としてテープに記録する
構成とした。

その結果、ラジオ放送信号のように映１象信号を含まな
い、単なる音声信号の記録時にも基準発振器の発振出力
によシ回転へソドサーボ系にサーボがかかり、また同時
に基準発振器の発振出力に同期したコントロール信号が
テープに記録されるので、再生時にこのコントロール信
号を読み出せばキャプスタンモータのサーボ系にサーボ
がかか９、良好に再生トラッキングがとれ実用的である
。

発明を実施するだめの最良の形態 以下、本発明を図面に従って説明する。第１図は本発明
の１実施例を示すビデオテープレコーダの記録系の回路
図である。

図において、Ｈ，、Ｈ２はヘゾドでそれぞれ加算器２．
３を介してオーディオ信号系の記録回路１およびビデオ
信号系の記録回路４に接続されている。

ビデオ信号系の記録回路４は、スイッチ５を介してビデ
オ信号入力端子１１に接続されている。またビデオ信号
入力端子１１は同期分離回路９およびビデオ入力検出回
路に接続されている。そして同期分離回路９はスイッチ
６の常閉接点１２に接続され、ビデオ入力検出回路１０
はオア回路８に接続されている。このオア回路８には通
常時（Ｌ）レベルで再生時のみの）となる再生モード信
号の入力端子１４が接続されている。７は基準発振器で
スイッチ６の接点１３に接続されている。このスイッチ
６は図示しないサーボ回路に接続されている。

またビデオ入力検出回路の出力の一部は常閉スイノチ５
に与えられ、オア回路８の出力はスイッチ６に与えられ
、それぞれのスイッチの切換えを制御する。

次に動作について説明する。再生時には端子１４から再
生モード信号がオア回路８に与えられ、（Ｈ）のオア出
力がスイッチ６に与えられる。このときスイッチ６は接
点１３との接続に切換わ９、基準発振器の出力が図示し
ないサーボ回路にサーボ基準信号として与えられる。以
下の再生動作は前述したように周知のものであるのでこ
こでは説明を省略する。記録時において、テレビジョン
放送信号を記録する場合には端子１１からビデオ信号が
入力される。この、場合、ビデオ入力検出回路の出力レ
ベルは（′Ｌ）レベルとなり、オア出力は送出されず、
スイッチ６は図示の如く常閉接点１２に接続されたまま
で、同期分離回路９から取出した垂直同期信号を図示し
ないサーボ回路にサーボ基準信号として与える。このと
きは、ビデオ信号系記録回路４から出力される映像信号
にオーディオ信号系記録回路１から出力される周波数変
調された音声信号が重畳された多重信号が回転ヘッドＨ
，，Ｈ２により磁気テープに記録される。一方、ラジオ
放送信号を記録する場合には、端子１１からはビデオ信
号は入力されない。この場合は、ビデオ入力検出回路の
出力レベルばの）レベルとなり、スイッチ５は開となり
、同時にの）のオア出力がスイッチ６に与えられ、スイ
ッチ６は接点１３と接続される。

これにより基準発振器７の出力が図示しないサーボ回路
にサーボ基準信号として与えられる。このときはオーデ
ィオ信号系記録回路１から出力される周波数変調された
音声信号だけが回転ヘッドＨ１゜Ｈ２により磁気テープ
に記録されるが、回転ヘッドＨ１，Ｈ２は基準発振器７
の出力をサーボ基準信号として用いているので安定した
周波数で回転し、磁気テープ上には整列された記録トラ
ックが形成される。この場合、図示しないが所定の周波
数で回転するキャプスタンモータの回転に従ってテープ
は走行し、基準発振器の出力の一部はコントロール信号
として走行中のテープに当接するよう配置された固定ヘ
ッドによシテープ上に記録される。

このように本発明によれば、映像信号に音声信号を重畳
して回転ヘッドにより磁気テープに記録する周波数多重
方式を採用したビデオテープレコーダにおいても、音声
信号のみを回転ヘッドで記録した場合には、音声信号の
記録トラックは整列されたものとして形成され、同時に
再生時のテープ走行系のサーボ基準信号として使用され
るコントロール信号もテープ上の所定トラックに記録で
き、再生時のサーボ制御が可能とな９芙用的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す回路図である。 特　許　出　願　人　　新日本電気株式会社第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号に音声信号を重畳した多重信号を回転ヘッドに
   より磁気テープに記録し、該記録時には前記映像信号か
   ら取出した垂直同期信号を回転へノド系のサーボ基準信
   号として用い、該垂直同期信号または前記垂直同期信号
   に同期した信号を再生時のテープ走行系のサーボ基準信
   号として前記磁気テープに記録するビデオテープレコー
   ダであって、 記録時に前記回転へノドに映像信号の供給の有無を判別
   し、前記回転ヘッドに映像信号の供給が無いときには所
   定の発振器から出力される基準周波数の信号を回転ヘッ
   ドサーボ系のサーボ基準信号として前記垂直同期信号の
   代わシに用い、同時に前記基準周波数の信号に基いて形
   成した信号を再生時のテープ走行系のサーボ基準信号と
   して前記磁気テープに記録するようにしたことを特徴と
   するビデオテープレコーダ。