JPS59217255A

JPS59217255A - 磁気記録装置

Info

Publication number: JPS59217255A
Application number: JP58090885A
Authority: JP
Inventors: Takashi Kondo; 隆近藤
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1983-05-23
Filing date: 1983-05-23
Publication date: 1984-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野この発明は、映像Ａ言号とオーデ・ｌオ信号とを回転ヘ
ッドを用いて磁気テープ上に磁気記録する磁気記録装置
に関する。

従来技術従来、上記のような磁気記録装置、すなわちビデオテー
プレコーダ（以下、ＶＴＲと略す）では、ＶＨＳ方式又
はβ方式に代表されるように、オーディオ信号は、テー
プの上端に設けたオーディオトラックに一般のテープレ
コーダと同様にリニア記録していた。この記録方法では
、オーディオ信号そのものをテープに記録するため、記
録を長時間行わせようとすれば、テープの走行速度を非
常に遅くせねばならず、満足できるオーディオ特性を得
ることができなかった。

この欠点を解決するため、最近例えばノ１イファイＶＨ
５やハイファイベータや８１１１ｍビデオにおいて、オ
ーディオ記録をＦＭ記録することが提案されており、こ
れが実現されると、オーディオ諸特性（周波数特性、Ｓ
／Ｎ比、ワウフラッタ−１歪率）が飛躍的に向上し、現
在市販されているオーディオ専用テープレコーダのオー
ディオ諸特性を上回る性能が期待できる。このため、将
来はオーディオ信号のみ記録するためにもＶＴＲが使用
される可能性が生まれるが、ＶＴＲは記録時において映
像信号中の同期信号（垂直同期信号及び水平同期信号）
を基準としてサーボ回路が動作するように構成されてお
り、映像信号がなければ正常な記録トラックを形成する
ことができない。例えば、回転ヘッドの回転はドラムモ
ータにより入力映像信号中の垂直同期信号に同期させる
よう構成されており、もしこの同期信号がなければドラ
ムの回転が安定せず正常なトラックが形成されない。し
たがって、オーディオ信号のみを記録しようとすれば、
ＶＴＲの入力端子にＴＶチューナースはカメラ等の複合
映像信号を発生する信号源を接続する必要が生じる。

目　　　　的この発明は、手動のスイッチ操作又は自動切換によって
、オーディオ信号のみの記録を可能にした磁気記録装置
を提供することを目的としている。

要　　　旨この発明の磁気記録装置では、映像信号中に含まれる同
期信号と等価な擬似同期信号を発生する擬似同期信号発
生回路と切換手段とが設けられており、映像信号が入力
されない場合、切換手段の切換えにより擬似同期信号を
上記サーボ回路に入力させる。

実施例第１図は、同期信号と擬似同期信号の自動切換手段を備
えたこの発明の第１実施例を示している。

図において、（３）はオーディオ入力端子（１）に入力
されるオーディオ信号を磁気記録に適した信号に変換す
るオーディオ記録回路、（４）は映像入力端子（２）に
入力される複合映像信号を磁気記録に適した信号に変換
するための映像記録回路であり、これらの回路＋３１　
Ｆ４＋からの信号はミキシング回路（５）で混合される
。ここで、ミキシング回路（５）の出力は、回転ドラム
（７）上の図示しない回転ヘッドへ送られる。（８）は
映像信号中の垂直同期信号を分離して取出すための同期
信号分離回路で、複合映像信号を所定の参照レベルと比
較し、同期信号のみを抜き出すように構成される。（９
）は同期信号分離回路（８）で分離された同期信号にも
とづいて正常な記録トラック形成のための制御信号を出
力するサーボ回路であり、この実施例の場合、ドラム駆
、動信号（９ａ）を制御信号として出力する。ここで、
ドラム駆動信号（９ａ）とは、入力映像信号の垂直同期
信号に同期してドラム（７）を回転させるための信号で
あり、ドラムモータ（１０）に供給されてその回転を制
御する。

以上説明した構成だけであれば、映像入力端子（２）に
映像信号が入力されない場合は、同期信号分離回路−８
）から垂直同期信号が分離されず、したがってサーボ回
路（９）からはドラム駆動信号（９ａ）か出力されない
。その結果、ドラムモータ（ｌＯ）の回転が正しく制御
されないばかりか、再生時のトラッキングが困難になる
。

（１１）はこの欠点をなくすために設けた擬似同期信号
発生回路であり、垂直同期信号と等価な擬似同期信号を
発生する。（１２）は同期信号分離回路（８）で分離さ
れた映像信号中の同期信号を検出し、その同期信号と擬
似同期信号のいずれかを選択的にサーボ回路（９）に導
くためのスイッチ（１３）を切換える同期信号検出回路
であり、スイッチ（１３）は、検出回路（Ｉ２）が同期
信号を検出する場合にはその同期信号をサーボ回路（９
）に導く状態に切換わり、検出回路（１２）が同期信号
を検出しない場合には擬似同期信号をサーボ回路（９）
に導く状態に切換わる。なお、スイッチ（１３）は半導
体スイッチやリレースイッチにより構成すればよく、検
出回路（１２）と共に切換手段を構成する。

次に、この実施例の動作を説明すると、端子（１）１２
）にそれぞれオーディオ信号、映像信号が入力さ路・：
５）で混合される。ミキシング回路（５）の出力はドラ
ム（７）上の回転ヘッドにより、それに巻回されて走行
する磁気テープに磁気記録される。このとき、サーボ回
路（９）が出力するドラム駆動信号（９ａ）はドラムモ
ータ（１０）の回転を制御し、ドラム（７）を映像信号
中の垂直同期信号に同期させて正しく回転させる。なお
、この場合、同期信号分離回路（８）により同期信号が
分離されているから、スイッチ（１３）は同期信号検出
回路（１２）により同期信号をサーボ回路（９）へ導く
状態に自動的に切換えられている。

これに対し、端子（１）にオーディオ信号が入力されて
いるが端子（２）には映像信号が入力されていない場合
、同期信号検出回路（１２）により同期信号か検出され
ないため、スイッチ（１３）は擬似同期信号発生回路（
１１）からの擬似同期信号をサーボ回路（９）へ導く状
態に自動的に切換えられる。このため、サーボ回路（９
）は、擬似同期信号を基準としてドラム駆動　　　　゛
信号（９ａ）を出力するから、映像信号が端子（２）に
入力されている場合と同様、ドラム（７）の回転を正し
く制御でき、再生時のトラッキングが可能になる。な２
、このときは映像信号が入力されていないから、磁気テ
ープに記録信号として記録されるのはオーディオ信号た
けである。

第２図は、同期信号検出回路（１２）を設けることなく
、スイッチ（１３）を手動スイッチとし、このスイ・ソ
チ単独で切換手段を構成したこの発明の第２実施例を示
す。但し、この場合も、スイッチ（１３）は、半導体ス
イッチと機械スイッチの組合せで構成し、機械スイッチ
を操作により開放又は閉成している間だけ、常態では同
期信号分離回路（８）をサーボ回路（９）に接続してい
る半導体スイッチが擬似信号発生回路（１１）をサーボ
回路（９）に接続するように切換わる回路構成を採用す
ることもできる。

第３図は手動スイッチで構成したスイッチ（１３）を切
換手段として映像入力端子（２）と映像記録回路（４）
との間に配置したこの発明の第３実施例を示している。

この実施例では、オーディオ信号のみ記録する場合、ス
イッチ（１３）は、擬似同期信号発生回路（１１）を映
像記録回路（４）に接続する状態に手動操作によって切
換えられる。その状態では、同期信号分離回路（８）は
回路（１１）からの擬似同期信号を同期信号として分離
して出力するから、サーボ回路（９）はこれにもとづい
てドラム駆動信号（９ａ）を出力する。

第４図は、この発明の第４実施例を示すが、この実施例
では、同期信号検出回路（１２）によって擬似同期信号
発生回路（１１）の作動を制御する。すなわち、同期信
号分離回路（８）により同期信号が分離されない場合、
同期信号検出回路（１２）からの出力信号でスイッチ１
１３）が切換わり、これによって擬似同期信号発生回路
（１１）が作動を開始し、擬似同期信号をサーボ回路（
９）に向けて出力する。この場合、スイッチ（１３）は
図示のように擬似同期信号発生回路（１１）への電源（
−１−Ｖｃｃ）の投入を制御する配置であってもよいし
、同期信号検出回路（１２）から上記出力信号が出力さ
れない限り擬似同期信号発生回路（１１）の作動を抑止
する配置であってもよい。

以上、図示した実施例について説明したが、この発明は
上述の実施例に限定されるものではない。

例えば、第３図の実施例のように、擬似同期信号発生回
路（１１）を同期信号分離回路（８）の前段に配置する
場合、擬似同期信号発生回路（１１）は、映像信号、バ
ースト信号、同期信号から成る複合映像信号を発生する
回路でもよく、この場合もこの明細書では回路（１１）
を擬似同期信号発生回路と称し、それの出力を擬似同期
信号と称するものとする。

又、第４図の第４実施例においては、同期信号検出回路
（１２）を省略してスイッチ（１３）を手動スイッチと
することも可能であり、さらに第３図の第３実施例にお
いて、スイッチ（１３）を第４実施例と同様に擬似信号
発生回路の作動制御用として設けることもできる。

なお、スイッチ（１３）についてはその他種々の配置が
可能であり、例えば回路（４）　：８）　（９）などに
内蔵させることもできる。

効　　　果以上説明した通り、この発明の磁気記録装置では、擬似
同期信号発生回路を設けて、映像信号が入力されない場
合でも、擬似同期信号を基準にしてサーボ回路が正常な
動作を行うように構成したから、オーディオ信号のみの
磁気記録をＴＶチューナーやカメラ等の映像信号出方装
置を用いることなく正しく行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はそれぞれこの発明の異なる実施例を
示すもので、第１図は第１実施例のブロック回路図、第
２図は第２実施例のブロック回路図、第３図は第３実施
例のブロック回路図、第４図は第４実施例のブロック回
路図である。（１）・・・オーディオ六方端子、　（２）・・・映像
大刀端子、（７）・・・ドラム、（９）・・・サーボ回
路、ｔｌｌ）・・・擬似同期信号発生回路、＋１２１　
（１３）・・・切換手段、　（１２）・・・同期信号検
出回路、　（１３）・・・スイッチ。出願人　　ミノルタカメラ株式会社第１図第２図第３図１第４図

Claims

【特許請求の範囲】１、　映像信号中の同期信号にもとづいて回転ヘッドを
有するドラムの回転を制御するサーボ回路を備えた磁気
記録装置において、映像信号中の同期信号と等価な擬似
同期信号を発生する擬似同期信号発生回路と切換手段と
を設け、映像信号が人力されない場合、上記切換手段の
切換えにより同期信号に代えて擬似同期信号を上記サー
ボ回路に入力させるように構成したことを特徴とする磁
気記録装置。２　上記切換手段は、同期信号の有無を検出する同期信
号検出回路と、この同期信号検出回路の出力に応じて、
同期信号が存在する場合はその同期信号を、同期信号が
存在しない場合は擬似同期信号をそれぞれ上記サーボ回
路に導くように切換わるスイッチとで構成したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。ａ　上記切換手段は、同期信号の有無を検出する同期信
号検出回路と、この同期信号検出回路の出力に応じて、
同期信号が存在し°ないときのみ上記擬似同期信号発生
回路を作動させるスイッチとで構成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。４、　上記切換手段は、手動操作に応じて、上記サーボ
回路に同期信号と擬似同期信号とを選択的に導くように
設けられた手動スイッチで構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。５、　上記切換手段は、手動操作に応じて上記擬似同期
信号発生回路を作動させる状態と作動させない状態とに
切換わる手動スイッチで構成したことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の磁気記録装置。６、　上記切換手段は、映像六方端子と映像記録回路間
に設けられた手動スイッチで構成し、このスイッチを手
動操作したとき、上記擬似同期信号発生回路が上記映像
記録回路に接続されるように構成したことを特徴とする
特許請求の範囲＄１項記載の磁気記録装置。