JPS5919942B2 - 5−メルカプト−1,2,3−トリアゾ−ルの製法 - Google Patents

5−メルカプト−1,2,3−トリアゾ−ルの製法

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JPS5919942B2
JPS5919942B2 JP54153696A JP15369679A JPS5919942B2 JP S5919942 B2 JPS5919942 B2 JP S5919942B2 JP 54153696 A JP54153696 A JP 54153696A JP 15369679 A JP15369679 A JP 15369679A JP S5919942 B2 JPS5919942 B2 JP S5919942B2
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thiadiazole
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D285/00Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D275/00 - C07D283/00
    • C07D285/01Five-membered rings
    • C07D285/02Thiadiazoles; Hydrogenated thiadiazoles
    • C07D285/04Thiadiazoles; Hydrogenated thiadiazoles not condensed with other rings
    • C07D285/061,2,3-Thiadiazoles; Hydrogenated 1,2,3-thiadiazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/041,2,3-Triazoles; Hydrogenated 1,2,3-triazoles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物保護剤並びに医薬品を製造するための出発
物質として重要である5−メルカプト−1・2・3−ト
リアゾールの新規製造法に関する。
5−メルカプト−1 ・2・3−トリアゾールの製法は
すでに公知である(J.GOel−Deler及びG.
Gnad著、Chem.Ber.第99巻、第1618
頁(1966年))。
しかしながら、この方法は容易に手に入らず、更に全く
安全とはいえない5一アミノ一1・2・3−チアジアゾ
ールを出発物質として使用するという大きな欠点を有す
る。本発明の課題は、僅かな工程で、かつ良好な収率で
、5−メルカプト−1・2・3−トリアゾールを問題な
く製造することを可能とし、かつ場合.によつては物質
において、安全性に問題のある中間工程を単離すること
なくこの群の物質を工業的に製造するのに好適である方
法を見い出すことで↓イこの課題は、 本発明により、一般式: 〔式中、R1は水素原子又は場合により置換されたC1
〜C4−アルキル基を表わす〕の5−メルカプト−1・
2・3−トリアゾールを製造するために、一般式:」 〔式中、R,は前記のものを表わす〕の1・2・3−チ
アジアゾール一5−カルボン酸アジドと一般式:
(〔式中、R2は場
合により置換されたC,〜C4アルキル基、場合により
置換されたC5〜C8−シクロアルキル基、場合により
置換されたアリールーC1〜C3−アルキノレ基及び場
合によりC1〜C6一アルキル基及び/又はハロゲン原
子及び/又はC1〜C6−アルコキシ基及び/又はニト
ロ基及び/又はトリフルオルメチル基により1ケ所以上
で置換された芳香族炭化水素基を表わす〕のアルコール
もしくはフエノールとを不活性有機溶剤中に溶かして反
応させて、一般式:〔式中、R1及びR2は前記のもの
を表わす]の(1・2・3−チアジアゾール一5−イル
)一カルバミン酸エステルとし、これを酸触媒反応又は
ーア.・ .J−,11Δ?P−L/7ねlレル輌企市
m上尺7Gぐマ1 −ー叡V〒亡 :ノ〔式中、R1
は前記のものを表わす〕の5−アミノ−1・2・3−チ
アジアゾールに変じ、これを塩基の存在下に転位させ、
かつ反応生成物を自体公知法で単離することによる5−
メルカプト−1・2・3−トリアゾールの製法により解
決される。
―般式111R1で表わされた基は例えば次のようなも
のである:水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基
、イソプロピル基、ブチル基、Sec−ブチル基、イソ
ブチル基、Tert−ブチル基、クロルメチル基、メチ
ルチオメチル基、ヒドロキシメチル基。
R2として表わされた基は例えば次のようなものである
:炭素原子数1〜4のアルキル基、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、Se
c−ブチル基、イソブチル基、Tert一ブチル基;C
5〜C8−シクロアルキル基、例えばシクロペンチル基
、シクロヘキシル基、2−メチルシクロヘキシル基、3
−メチルシクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル
基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基:アリール一
C1〜C3アルキノレ基、例えばベンジル基、4−クロ
ルベンジル基、2−クロルベンジル基、4−メチルベン
ジル基、3−メチルベンジル基、2・4−ジクロルベン
ジル基、3・4−ジクロルベンジル基、4一メトキシベ
ンジル基、α・α−ジメチルベンジル基、1−フエニル
エチル基、2−フエニルエチル基、3−フエニルプロピ
ル基、2−フエニルプロピル基、1−フエニルプロピル
基;芳香族炭化水素基、例えば、フエニル基、4−クロ
ルフエニル基、3−クロルフエニル基、2−クロルフエ
ニル基、2・4−ジクロルフエニル基、3・4−ジクロ
ルフエニル基、ペンタクロルフエニル基、4ーフルオル
フエニル基、4−メチルフエニル基、3−メチルフエニ
ル基、2−メチルフエニル基、4−ニトロフエニル基、
3−トリフルオルメチルフエニノレ基、4−メトキシフ
エニル基、3−メトキシフエニル基。
本発明による特別な実施態様は次のようなものである;
(1)式の1・2・3−チアジアゾール一5−カルボン
酸アジドと式のアルコールもしくはフエノールとの反応
を温度2『C〜180℃、有利に5『C〜120℃で実
施する:反応を反応混合物の沸点で実施する;式のアジ
ド及び式のアルコールもしくはフエノールの当モノヒ験
を反応させる;式のアジドと式のアルコールもしくはフ
エノールとの反応を一工程で行なう;及び自体公知法で
製造し、かつ得られた反応混合物から単離してない式の
1・2・3ーチアジアゾール一5−カルボン酸アジドを
使用し、こうして連続的方法をも可能とする,(2)反
応混合物から単離してない一般式の(1・2・3−チア
ジアゾール一5−イル)一カルバミン酸エステルを使用
する:式のカルバミン酸エステルをアルカリ金属水酸化
物触媒反応又は酸触媒反応において温度0〜150℃、
有利に50〜120℃でV式の5−アミノ−1・2・3
−チアジアゾールとしこれをそれが生じた溶液から単離
しない;(3)得られた反応混合物から単離されていな
いv式の5−アミノ−1・2・3−チアジアゾールを使
用し:かつV式の5−アミノ−1・2・3一チアジアゾ
ールを自体公知の方法により温度0℃〜150℃、有利
に50〜120℃で塩基の存在下に反応させ、一般式1
の5−メルカプト−1・2・3−トリアゾールとする。
式の1・2・3−チアジアゾール一5−カルボン酸アジ
ドは、自体公知の方法で製造することができる、例えば
式: 〔式中、R1は前記のものを表わす〕の1・2・3−チ
アジアゾール一5カルボン酸ヒドラジドと=般式:〔式
中、Meは1価の金属、有利にナトリウム原子、カリウ
ム原子又はリチウム原子を表わす〕の亜硝酸アルカリ金
属塩の溶液とを不活性溶剤中酸の存在下に反応させるか
、又は一般式:) 〔式中、R3はC1〜C6−アルキル基を表わす〕の亜
硝酸アルキルの溶液とを酸の存在下に反応させて、一般
式〔式中、R1は前記のものを表わす〕の1・2・3−
チアジアゾール一5−カルボン酸アジドとする。
本発明方法は容易に入手可能な出発物質を使用し、かつ
技術的に簡単でかつ所望生成物の安全な製造を可能とす
る。
この際、大きな技術上の利点は、式の1・2・3−チア
ジアゾール一5−カルボン酸アジドをこれの製造の反応
混合物からも又クルチウス(Curtius)分解時に
生じた中間生成物1・2・3−チアジアゾール一5−イ
ルーイソシアネートを単離する必要もないということで
ある。
むしろ、カルボン酸アジドを一釜法で直接式のアルコー
ルもしくはフエノールと反応させることができる。
精製していない(1・2・3−チアジアゾール一5−イ
ル)一カルバミン酸エステル並びにその粗溶液もしくは
粗懸濁液をその先の反応に使用することができるという
ことはもう1つの利点である。
更に、特に有利であるのは、引き続くカルバメート加水
分解の際安全ではないV式の5−アミノ−1・2・3−
チアジアゾールが一般にその場でかつ溶液中においての
み生じ、特別に単離せず、自然にアルカリで転位して5
−メルカプト−1・2・3−トリアゾールIとなること
である。残基R2の適当な選択によりカルバメート加水
分解が酸性又はアルカリ性で実施可能であるということ
は特に意外なことである。それというのは、一方では式
のカルバメートは無機塩基とかなり安定な塩を形成し、
かつ一方では予期される5アミノ−1・2・3−チアジ
アゾールVは酸に対し不安定であると記載されているか
らである。5−メルカプト−1・2・3−トリアゾール
Iの製造有利に粗溶液の形の式の1・2.3−チァジア
ゾール一5−カルボン酸アジドの式の(1・2・3−チ
アジアゾール一5−イル)一カルバミン酸エスチル−の
変換は、同様に一般に特別に単離することなしにその場
で生じかつすばやく式のアルコールもしくはフエノール
とさらに反応する1・・2・3−チアジアゾール一5−
イルーイソシアネートの段階を経るクルチウス分解に基
づく。
この反応工程は、温度20′C〜180℃、有利に50
℃〜120℃で、しかし特に相応する反応混合物の還流
温度で行なうのが有利である。実際にはアジドの粗溶液
を当モル量のアルコールもしくはフエノールと混合して
不活性溶剤中に、その溶剤の還流温度で滴下するか又は
アジド溶液を溶剤で希釈したアルコールもしくはフエノ
ールに混合物の還流温度で加えるという方法で行なうの
が有利である。還流の強度は、自発反応経過の調節可能
性を提供する。
しかしアジドを不活性溶剤の存在下にアルコールもしく
はフエノールと混合して加熱することもできる。
それに比べて自体公知のクルチウス分解の反応実施法、
すなわち先ずイソシアネートとし、次いでアルコールも
しくはフエノールの添加をはじめて行なうという方法は
、僅かな収率なので有利でない。反応成分に対して不活
性な溶剤としては次のものがあげられる;脂肪族及び芳
香族炭化水素例えばシクロヘキサン、ヘプタン、リグロ
イン、ベンゾール、クロルベンゾール、トルオール及び
キシロール、エーテル例えばジオキサン、テトラヒドロ
フラン及びジイソプロピルエーテル、エステル例えば酢
酸エステル及びマロン酸エステル、ケトン例えばアセト
ン、メチルイソブチルケトン、イソボロン、シクロヘキ
サノン、ハロゲン化炭化水素例えば塩化メチレン、クロ
ロホルム及び四塩化炭素、1・2−ジクロルエタン、カ
ルボン酸二トリル例えばアセトニトリル。
反応が行なわれた後、′この粗溶液もしくは粗懸濁液を
直接更に反応させてもよいし又は更に精製工程が所望で
あれば自体公知の方法、例えば使用溶剤の常圧又は減圧
下での使用溶剤の蒸留により、水での沈殿により又は多
くの場合所望の反応生成物のただの瀘別により処理する
こうして(1・2・3−チアジアゾール一5−イル)一
カルバミン酸エステルが非常に純粋な形でかつほとんど
定量的な収率で得られかつ引き続き精製処理を行なう必
要はない。粗溶液もしくは粗懸濁液を用いて更に反応を
行なう場合、クルチウス分解のために次の工程において
も不活性である溶剤を使用すべきである。
そのようなものとしては例えば次のようなものを挙げる
ことができる:芳香族炭化水素例えばベンゾール、トル
オール、キシロース、クロルベンゾール、エーテル例え
ばテトラヒドロフラン及びジオキサン及びハロゲン化炭
化水素例えばクロロホルム、1・2−ジクロルエタン及
び塩化メチレン。
(1・2・3−チアジアゾール一5−イル)−カルバミ
ン酸エステルの鹸化は自体公知法で酸触媒的に行なうこ
とができる。
この方法によれば、5−アミノ−1・2・3−チアジア
ゾールを単離することも可能である。このためには式の
カルバメートを有利に水性媒体中、場合により有機溶剤
との混合物中で酸性触媒の存在下に加熱する。この反応
を温度0℃〜150℃、有利に50℃〜120℃で行な
う。慣用の酸性触媒としては硫酸、塩化水素酸、臭化水
素酸及びp−トルエンスルホン酸があげられる。反応成
分に対して不活性な溶剤としては、ハロゲン化炭化水素
例えば塩化メチレン、クロロホルム、1・2−ジクロル
エタン及び四塩化炭素、脂肪族及び芳香族炭化水素例え
ば石油エーテル、ペンタン、ヘプタン、シクロヘキサン
、ベンゾール、トルオール、キシロール、クロルベンゾ
ール及びエーテル例えばジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン及びジオキサンが挙げられる。三級アルコール
のカルバメートを使用することは、三級アルコールのオ
レフインへの容易な脱水性と関連しているのだが、その
容易な酸触媒による鹸化性により特に有意義である。T
ert−ブチルエステルのトルオール溶液もしくはトル
オール懸濁液をp−トルオールスルホン酸、硫酸又は塩
酸の存在下に加熱し、イソブチレンの脱離及び脱炭酸下
に相当する式の5−アミノ−1・2・3−チアジアゾー
ルを得るという方法が有利である。
次いで、酸性水媒体中で生じた溶けた形で存在する5−
アミノ−1・2・3−チアジアゾールを公知法で無機塩
基例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物、
水酸化物及び炭酸塩又はアルカリ金属又はアルカリ土類
金属のアルコレートの高濃度の存在下にジムロ一(Di
mrOth)転位を経て反応させて、I式の5メルカプ
ト−1・2・3−トリアゾールとする。
高濃度の塩基を使用することによりI式の5−メルカプ
ト−1・2・3−トリアゾールは相応するアルカリ金属
塩又はアルカリ土類金属塩として存在しており、これを
適当な慣用の鉱酸を使用し遊離させる。塩基及び式の5
−アミノ−1・2・3−チアジアゾールをモル比2:1
で使用するのが有利である。反応工程で使用した有機溶
剤を同時に5−メルカプト−1・2・3−トリアゾール
の抽出溶剤として使用することができる。
反応が行なわれた後、この抽出液を公知法で処理する、
例えば相応する乾燥後使用溶剤を常圧又は減圧下に留去
する。
こうして5−メルカプト−1・2・3−トリアゾールが
純粋な形でかつ非常に高い収率で得られる。
反応時間は反応温度により0.5〜5時間の間であつて
よい。(1・2・3−チアジアゾール一5−イル)ーカ
ルバミン酸エステルの鹸化は自体公知の方法でアルカリ
性でも行なうことができる。
式のカルバメートを、有利に粗溶液もしくは粗懸濁液の
形で、アルカリ金属酸化物又はアルカリ土類金属酸化物
の水溶液又はアルコール溶液とモル比約1:3(カルバ
メート:塩基)で加熱するという方法が有利である。
反応は温度0℃〜150℃、有利に50〜120℃で行
なわれる。反応時間は反応温度により0.5〜15時間
の間であつてよい。この種の実施方法では相応する゛5
−アミノ−1・2・3−チアジアゾールを単離すること
は可能ではなく、直接ジムロ一転位生成物のアルカリ金
属塩もしくはアルカリ土類金属塩が得られる。
5一メルカブト一1・2・3−チアジアゾールはこれか
ら公知法で遊離される。
例1 5−メルカプト−4−メチル−1・2・3−トリアゾー
ルの製造撹拌機、温度計及び滴下ロードを備えた2′の
三頚丸底フラスコ中で4−メチル−1・2・3一チアジ
アゾール一5−カルボン酸ヒドラジド47.47(0.
3モル)を水300m1及び濃塩酸36m1中に溶かす
次いで、この溶液をトルオール600TILIと混合す
る。この溶液に30分以内に0〜5℃で水60m1中の
亜硝酸ナトリウム21.757(0.315モル)の溶
液を滴下する。0〜5℃で15分間後攪拌し、トルオー
ル相を分離し、これを氷水150m1で洗浄し、次いで
硫酸マグネシウム上で乾燥させると、収率100%で4
−メチル−1・2・3−チアジアゾール一5−カルボン
酸アジド()の溶液が得られる。
その間に、撹拌機、温度計、還流冷却器及び乾燥管を備
えた21三顆丸底フラスコ中でトルオール150771
1及びTert−ブタノール31.8m1(0.33モ
ル)を90℃に予加熱する。前記の乾燥させたカルボン
酸アジド()溶液をこれに20分かかつて、内部温度を
100℃〜110℃に保つように滴下する。100〜1
10℃で30分間後攪拌し、次いで5℃に冷却し、結晶
を瀘別し、これを真空中40℃で恒量とな・るまで乾燥
させる。
(4−メチル−1・2・3−チアジアゾール一5−イル
)一カルバミン酸−Tert−ブチルエステノレ収率:
47.1y=理論値の73%(4−メチル−1・2・3
−チアジアゾール一5−カルボン酸アジドに対して)、
融点:152〜153℃(分解)、 薄層クロマトグラフイー:展開剤:酢酸エステル、Rf
値;0.5450攪拌機、温度計及び還流冷却器を備え
た11三頚丸底フラスコ中で(4−メチル−1・2・3
−チアジアゾール一5−イル)一カルバミン酸Tert
−ブチルエステル()21.57(0.1モル)をトル
オール250m1及び水200WL1から成る混合物中
で強力な撹拌下に80℃に加熱し、次いで15分以内に
濃塩酸8WL1を加える。
80℃で15分間後撹拌すると、5−アミノ−4−メチ
ル−1・2・3−チアジアゾール(V)が生じる。
この混合物を20℃に冷却し、水50m1中の水酸化ナ
トリウム12y(0.3モル)からなる溶液と混合し、
次いで80℃に5分間加熱する。次いで20℃に冷却し
、トルオール相を分離し、捨てる:この水相を濃塩酸2
0m1で酸性とし、食塩75fと混合し、次いで酢酸エ
ステルで抽出する。硫酸マグネ Zシウム上で乾燥させ
た酢酸エステル抽出物を40゜Cで真空中蒸発乾個する
。淡黄色の結晶が得られる。5−メルカプト−4−メチ
ル−1 ・2・3−トリアゾール
l収率:6.07一理論値の52
.1%((4−メチル1・2・3−チアジアゾール一5
−イノ(ハ)−カルバミン酸−Tert−ブチルエステ
ルに対して)、総収率:理論値の38%(4−メチル−
1・2・3−チアジアゾール一5−カルボン酸アジドに
I対して)融点:100〜105℃ 例2 5−メルカプト−1・2・3−トリアゾールの製造
Z例1と同様にし
て1・2・3−チアジアゾール一5−カルボン酸ヒドラ
ジドから収率100%で1・2・3−チアジアゾール一
5−カルボン酸アジド()を製造し、これから融点21
6゜c(分解)の(1・2・3−チアジアゾール一5−
イル)カルバミン酸フエニルエステル()が理論値の8
8.1%の収率(1・2・3−チアジアゾール一5−カ
ルボン酸アジド()に対し)で製造される。
攪拌機、温度計及び還流冷却器を備えた500m1三頚
丸底フラスコ中で(1・2・3−チアジアゾール一5−
イル)一カルバミン酸フエニルエステル44.257(
0.2モル)()を水150m1中の水酸化ナトリウム
12y(0,3モル)の溶液と混合すると、すぐに5−
アミノ−1・2・3チアジアゾール(V)が生じるから
、これを95℃に4時間加熱する。
次いで、この溶液を2『Cに冷却し、濃塩酸26.4m
1を加える。食塩100yで飽和させた後、酢酸エステ
ル150m1で少量宛で抽出し:酢酸エステル抽出物を
水75m1中の炭酸水素カリウム20f7からなる溶液
で振出する。水相を濃塩酸17.6m1で中和し、次い
で再び酢酸エステル150m1で抽出する。硫酸マグネ
シウム上で乾燥させた酢酸エステル抽出物を4『Cで真
空中蒸発乾個する。淡黄色結晶が得られる。5−メルカ
プト−1・2・3−トリアゾール収率:10.77=理
論値の52.9%((1・2・3−チアジアゾール一5
−イル)一カルバミン酸フエニルエステルに対して)、
総収率:理論値の47%(1・2・3−チアジアゾール
一5カルボン酸アジドに対して)融点:53〜5『C 例3 5−メルカプト−4−メチル−1・2・3−トリアゾー
ルの製造攪拌機、温度計及び滴下ロードを備えた11の
三顆丸底フラスコ中で4−メチル−1・2・3−チアジ
アゾール一5−カルボン酸ヒドラジド31.6y(0.
2モル)を水200m1及び濃塩酸24m.1中に溶か
す。
次いで、この溶液をトルオール400m1と混合する。
この混合物にO〜5℃で15分かかつて水40m1中の
亜硝酸ナトリウム14.57(0.21モル)を滴下す
る。O〜5℃で後攪拌し、トルオール相を分離し、これ
を水100m.1で洗浄し、次いで硫酸マグネシウム上
で乾燥させると、100%の収率で4−メチル−12・
3−チアジアゾール一5−カルボン酸アジド()の溶液
が得られる。その間に、攪拌機、温度計、還流冷却器、
滴下ロード及び乾燥管を備えた11の三頚丸底フラスコ
中でトルオール100m1中にフエノール18.87(
0.2モル)を溶かし110℃に予加熱する。
前記の乾燥したカルボン酸アジド()溶液をこれに20
分かかつて、内部温度を100〜110゜Cに保つよう
に滴下する。100〜110℃で15分間後撹拌すると
、収率100%で4−メチル−1・2・3−チアジアゾ
ール一5−イルカルバミン酸フエニルエステル()が生
じるから、これを90℃に冷却し、この懸濁液に水20
0m1中の水酸化ナトリウム24f(0.6モル)から
成る溶液を添加すると、5−アミノ−4−メチル1・2
・3−チアジアゾール(V)が生じ、引き続き更に1.
5時間還流下に加熱する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔式中、R
    _1は水素原子又は場合により置換されたC_1〜C_
    4−アルキル基を表わす〕の5−メルカプト−1・2・
    3−トリアゾールを製造するために、一般式:▲数式、
    化学式、表等があります▼(II)〔式中、R_1は前記
    のものを表わす〕の1・2・3−チアジアゾール−5−
    カルボン酸アジドと一般式。 H−O−R_2(III) 〔式中、R_2は場合により置換されたC_1〜C_4
    −アルキル基、場合により置換されたC_5〜C_8−
    シクロアルキル基、場合により置換されたアリール−C
    _1〜C_3−アルキル基及び場合によりC_1〜C_
    6−アルキル基及び/又はハロゲン原子及び/又はC_
    1〜C_6−アルコキシ基及び/又はニトロ基及び/又
    はトリフルオルメチル基により1ケ所以上で置換された
    芳香族炭化水素基を表わす〕のアルコールもしくはフェ
    ノールとを、不活性有機溶剤中に溶かして反応させて、
    一般式:▲数式、化学式、表等があります▼(IV)〔式
    中、R_1及びR_2は前記のものを表わす〕の(1・
    2・3−チアジアゾール−5−イル)−カルバミン酸エ
    ステルとし、これを酸触媒反応又はアルカリ金属水酸化
    物−触媒反応で一般式:▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(V)〔式中、R_1は前記のものを表わす〕の5
    −アミノ−1・2・3−チアジアゾールに変換し、これ
    を塩基の存在下に転位させ、かつ反応生成物を自体公知
    法で単離することを特徴とする5−メルカプト−1・2
    ・3−トリアゾールの製法。 2 II式の1・2・3−チアジアゾール−5−カルボン
    酸アジドとIII式のアルコールもしくはフェノールとの
    反応を20℃〜180℃の温度で実施する、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3 反応を反応混合物の沸点で行なう、特許請求の範囲
    第2項記載の方法。 4 II式のアジド及び一般式IIIのアルコールもしくは
    フェノールの当モル量を反応させる、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 5 反応混合物から単離していない一般式IVの(1・2
    ・3−チアジアゾール−5−イル)−カルバミン酸エス
    テルを使用する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 IV式のカルバミン酸エステルを、アルカリ金属水酸
    化物触媒反応又は酸触媒反応において温度0〜150℃
    で一般式Vの5−アミノ−1・2・3−チアジアゾール
    とし、これをこれが生じた溶液から単離しない、特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 7 得られた反応混合物から単離されていないV式の5
    −アミノ−1・2・3−チアジアゾールを使用する、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 8 V式の5−アミノ−1・2・3−チアジアゾールを
    自体公知の方法により温度0℃〜150℃で塩基の存在
    下に反応させ一般式 I の5−メルカプト−1・2・3
    −トリアゾールとする、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 9 式: ▲数式、化学式、表等があります▼(X I )〔式中、
    R_1は前記のものを表わす〕の1・2・3−チアジア
    ゾール−5−カルボン酸ヒドラジドと一般式:MeNO
    _2(XII) 〔式中、Meは1価の金属、有利にナトリウム原子、カ
    リウム原子又はリチウム原子を表わす〕の亜硝酸アルカ
    リ金属塩の溶液とを不活性溶剤中で酸の存在下に反応さ
    せて製造した一般式:▲数式、化学式、表等があります
    ▼(II)〔式中、R_1は前記のものを表わす〕の1・
    2・3−チアジアゾール−5−カルボン酸アジドを使用
    する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 10 式中のR_1は水素原子、メチル基、エチル基、
    プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチ
    ル基、イソブチル基、tert−ブチル基、クロルメチ
    ル基、メチルチオメチル基又はヒドロキシメチル基を表
    わし、かつR_2は炭素原子数1〜4のアルキル基、C
    _5〜C_8−シクロアルキル基、アリール−C_1〜
    C_3−アルキル基、フェニル基、4−クロルフェニル
    基、3−クロルフエニル基、2−クロルフェニル基、2
    ・4−ジクロルフェニル基、3・4−ジクロルフェニル
    基、ペンタクロルフェニル基、4−フルオルフェニル基
    、4−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、2−
    メチルフェニル基、4−ニトロフェニル基、3−トリフ
    ルオルメチルフェニル基、4−メトキシフェニル基又は
    3−メトキシフエニル基を表わすものを製造する、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
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