JPS59194148A - 農用トラクタ−のクリ−プ変速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本件発明は、農用トラクターの変速速度として超低速の
クリープ速度を付加可能とする際のクリープギヤセット
の付加方法に関するものである。

クリープ速度は特殊な作業、例えばトレンチャ−による
溝堀りや、暗梁の掘削や、玉ネギの土人扛等の場合に必
要であり、全ての地域に必要というわけではないのＴ、
標準仕様ではなく追加仕様となっているのである。

従来からも追加仕様であり、クリープギヤセットをミッ
ションケースの惧１面から挿入し、クリープ変速か行わ
几るようには構成さ扛ていたのであるが、クリープ変速
の大切は予じめミッションケース側に常備的に設けらｎ
た摺動両車を摺動してクリープ変速することが殆んどで
又、変速レバーも変速レバーガイド板も最初から、クリ
ープ速度を設けることを前提として、クリープ表示等や
、クリープ変速部への回動部が予備的に設けら扛ていた
のである。

このような構成では、追加するかどうかわからないクリ
ープ変速装置用の部品が、クリープ装置の必要のないト
ラクターにまず装備さｎていることとなり、不要な部品
の為にコストアップが生じていたのである。

本件発明ではこの不具合いを解消する為にクリープ変速
用の摺動歯車もシフター軸もシフターもシフターアーム
もクリープギヤセット側に設け、標準タイプの農用トラ
クターにはクリープ用の部品は残らないようにしたもの
である。

又、同様に変速レバー装置も標準タイプのトラクターに
クリープ用の変速部品が残らないようにクリープ用の変
速テコはミッションケースの外側でクリープ用のシフタ
ーアームと係合すべく構成し、変速テコも、変速レバー
に後付は可能とし、二重噛合い防止板もミッションケー
スの外壁ＶＣ後付けで固定可能としたものである。

本件発明の目的は以上の如くであり添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本件発明の詳細な構成を説明
すると。

第１図は本件の農用トラクターのミッションケース後部
と、リアアクスルケース前部の側面断面図である。

第４図において、ミッションケース（１）の図面に記載
さ■ている部分よシ前方には、第１段の変速装置があり
、このＷ１段の変速装置にて要速さ扛た後の回転が軸（
５）にてミッションケース（１）の後室内へ入ってくる
。軸（５）はミッションケースの後室に突出した部分の
軸内に軸受孔を設けこの軸受孔内にニードルベアリング
を介してピニオン＠（６）の先端を軸受支持している。

又、軸（５）の後室突出部に固設鎖車０４）全刻設して
いる。

又ミッションケース（１）の後室上部には前室から伸び
たカウンター軸（７）が架設さ几ており軸（５）、ピニ
オン軸（６）、カウンター軸（７）の三者の間で変速か
行わｎている。

まず前進３速は、軸（５）の後端の固設歯車（１４ａ）
にピニオン１ｌｉｌｌｌ（６）の前端にスプライン嵌合
した摺動体１６）が噛合することにより軸（５）とピニ
オン軸（６）が一本化さｎて伝動さｎる。

前進２速は軸（５）の固設歯車（１４）よりカウンター
軸（７）　［スプライン嵌合した固設歯車Ｑ５１へ伝わ
り、カウンター軸（７）上のスプライン嵌合した摺動体
（イ）が遊嵌歯車０８）の内ｍ（１８ａ）と噛合するこ
とによりカウンター軸（７）の回転が内歯（１８ａ）か
ら遊嵌歯車α８）を介して、ピニオン軸（５）上の固設
歯車Ｃ２１１へ伝えらｎて前進２速となる。

前進１速はカウンター軸（７）上の固設歯車０６１より
ピニオン軸（６）上の遊嵌両車αηへ動力が伝えら几、
θ″Ｉ）の外歯（１７ａ）と摺動体（９））が噛合する
ことによりピニオン軸−・前進１速が伝えら扛る。

又、クリープ速度はクリープギヤセット（３）ヲミッシ
ョンケースの側壁に固設することによりカウンター軸（
７）上の固設歯車０６）にクリープギヤセット（３）の
摺動歯車（イ）が噛合さｎると軸（至）を介して固設歯
車＠が駆動さｎ軸（８１１上の遊嵌歯車（濶固よりピニ
オン軸（６）上の固設歯車（２刀が回転さ扛てクリープ
速度となる。

後進速度は、カウンター軸（７）上の遊嵌歯車０■と（
５）　　　　　　　　　　　　−９らｌピニオンｍ１（
６）Ｊ二の固設歯車（イ）の間にバックギヤ＠６）が介
装さｎているので摺動体頭金外歯（１９ａ）と噛合させ
ることにより得らｎる。

ピニオン軸（６）の回転はピニオン（８３）［よりデフ
装置のリングギヤ０ηへ伝えらｎる。カウンター軸（７
）の回転は連結１Ｆａ（８１により軸（９）へ伝えら扛
る。

連結軸（８）と軸（９）の間にＰＴＯ油圧クラッチ装置
ｔ３６）が介装さ扛ている。軸（９）上の固設歯車＋３
７１　（３８）とＰＴＯ軸ＯＱ上の遊嵌歯車（３９）田
）が常時噛合し摺動体（ト））の前後摺動によりＰＴＯ
変速の高低が得らｎる。

前記のＰＴＯ回転は、走行速度と連動しないインデペン
ディノドＰＴＯＴ、％るが、走行速度と連動したグラン
ドＰＴＯも得ら扛る。

軸０２上の固設歯車（ハ）がピニオン軸（６）上の固設
歯車＠が常時噛合しているのでピニオン回転が軸０りに
とり出さｎ軸０３を介して摺動体（８））へ伝えらｎ、
摺動体（６））が遊嵌歯車−）の内歯に噛合するとＰＴ
Ｏ軸上の固設歯車ガ）へ動力が伝えら扛グランドＰＴＯ
回転となる。

又前輪駆動への動力の取出しは軸０り上の固設歯１−　
　　　　　　　　　　　　　（６１車（イ）が兼用して
おり、同じく軸α２上の固設両車（イ）が動力取出ギヤ
ボックスの軸１８）上の遊嵌歯車（３５）と噛合し、摺
動体（３５ａ）の摺動により前輪駆動力がとり出さ几る
。

第２図はクリープギヤセット（３）の内側側面断面図 第３図は同じく前面断面図 第４図は変速レバー（５０）部分の側面図第５図、シロ
図はクリープギヤセットのシフター軸の断面図である。

７３図において、変速レバーの変速レバー軸（５０）は
、ミッションケース（１）に左側から右側へ置設さｎて
おり、左右方向に摺動可能である。又前後方向に回動も
可能である。そしてミッションケース（１）内にテコ（
５８）が設けらｎておりテコ例の先端が変速シフタ軸←
６１　Ｉ７１の係合体（５６ａ）（５７８）に選択係合
可能であり変速シフター軸（３）の係合体（５６ａ）か
ら伸びたシフターがピニオン軸（６）上の摺動体（３）
）を前後に摺動させ前進算１速と前進第３速を選択する
。

又、変速シフター軸ｍｌの係合体（５７ａ）から伸びた
シフターがカウンター軸（７）上の摺動体ｍｔ前後に摺
動させ前進築２速と後進速を選択する。

そして、変速レバーσ０）の変速レバー軸−）がシフタ
ー軸Ｑ５Ｇ）よジも更に外１則へ動くと、変速テコ繍が
二重噛合防止板にａ）−２越えてクリープ変速のシフタ
ーアーム（９）の保合溝に入るのである。

この場合にシフター軸Ｃ５６１＠７）が中心にある時の
みしかクリープが入らないように二重噛合防止板（５３
）の中央に中立の場合に対応した通過溝（５３ａ）があ
り、シフター軸（６６１１５７１’（ｉ１ｍ操作する変
速テコ（５８）が中立の場合にある時のみしかクリープ
用のシフターアーム−に変速テコ（５２１が保合できな
いようにしているのである。同様にクリープ変速から通
常の変速へ移る場合にもクリープ用のシフターアーム−
は切の位置に戻っていなけｎばシフター軸φＧ）β７）
へ変速テコ例が保合できないのである。

以上の構成により２重重合い防止が行わ扛ている。この
２重重合防止の構造も後付けが可能なのである。即ち、
変速テコ國は基部（５１１ｋ変速レバー＃　（５０１に
嵌装してビン（５１ａ）で固定すｎばよく、二重噛合防
止板（５８）もミッションケース（１）にボルト（５３
ｃ）（５３ｃ）で固定すｎばよいのである。

又、前述の如く、クリープ変速用のシフタアーム（５４
１、シフターＦ＠β０）、シフター（至）、摺動歯Ｍ＠
はクリープギヤセットとして一体化さ几ており、クリー
プギヤセラ）（３）’ｅ外せば全てと９外せるのである
。

このようにクリープ用のシフターアーム−全クリープギ
ヤセットの外側に設け、又変速テコ瞥も二重噛合防止＠
　（ｒ４１もミッションケース（１）の外側に設けたの
で、クリープ用のこｎらの部品を全て後付けとし、クリ
ープを必要としない標準仕様の場合には全て取り外せる
ようにできたのである。

以上の如く本件発明はミッションケース壁に開口した開
口部に、クリープ変速歯車装置を挿入固定するものにお
いてクリープギヤセットにクリープ変速用シフター軸、
変速シフター、変速用摺動歯車の他、他軸上にクリープ
アイドルギヤ全も一体的にセットしたので、従来はクリ
ープアイドルギヤ連がミッションケース側に残り、クリ
ープ仕様でない場８は無駄な部品が残ることによりコス
トアップとなっていたが本件発明ではクリープアイドル
ギヤもクリープギヤセット側に設けたのアクリープギヤ
セットを取り去った後には、副変速に必要な歯車連しか
残っていないので、コストを安くすることがＴさたので
ある。

又クリープシフターアーム全クリープギヤセットの外壁
に突設し、クリープシフターアームと他の変速レバーと
を保合操作可能としたので、ミッションケースの外側で
変速レバーとクリープ変速シフターアームを係合させる
ことができ、クリープ用の変速テコ國や、二重噛合防止
板（財）を後付けすることが可能となり、クリープを必
要としない標準タイプではこｎらのクリープ用の部品を
ミッションケース仰ｊに残さずに全てとり去ることがで
きたのである。

又、クリープ以外の変速歯車を操作する為の変速レバー
をそのままに利用して、クリープ変速をも操作させるよ
うに部品全後付けすることにより簡単にクリープ付きの
変速レバーとすることができたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は農用トラクターのミッションケース後部とリア
アクスルケース前部の側面断面図１２図はクリープギヤ
セットの内側側面断面図第３図は同じく前面断面図 Ｗ４図は変速レバー（５０）部分の側面図第５図、７６
図はクリープギヤセットのシフター軸部分の断面図であ
る。 （１）・・・ミッションケース　（３）・・・クリープ
ギヤセット翰・・・摺動歯車　　　　（５帽・・クリー
プ用変速テコ（５０）・・・変速レバー軸　　（５８）
・・・二重噛合防止装置■・・・クリープ用シフターア
ーム υ０）・・・変速レバー 出願人　ヤンマーディーゼル株式会社 代理人　弁理士　矢　野　寿一部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ミッションケース壁に開口した開口部に、ク
   リープ変速両車装置を挿入固定するものにおいて、クリ
   ープギヤセットにクリープ変速用シフター軸、変速シフ
   ター、変速用摺動歯車の他、他軸上にクリープアイドル
   ギヤをも一体的にセントしたことを特徴とする農用トラ
   クターのクリープ変速装置
2. （２）クリープシフターアームをクリープギヤセットの
   外壁に突設し、クリープシフターアームと他の変速レバ
   ーとを保合操作可能としたことを特徴とする特許請求の
   範囲１１項記載の農用トラクターのクリープ変速装置
3. （３）クリープ以外の他の変速歯車用の変速レバーの一
   部にクリープ大切用のシフターアームと係速装置