JP2001280381A - ブレーキディスク - Google Patents

ブレーキディスク

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JP2001280381A JP2000096460A JP2000096460A JP2001280381A JP 2001280381 A JP2001280381 A JP 2001280381A JP 2000096460 A JP2000096460 A JP 2000096460A JP 2000096460 A JP2000096460 A JP 2000096460A JP 2001280381 A JP2001280381 A JP 2001280381A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキディスクの軽量化を図ることがで
き、かつコストを抑えることができる技術を提供する。 【解決手段】 ブレーキディスク30は、チタン合金か
らなるブレーキディスク本体35と、このブレーキディ
スク本体35の両面36a,36bにろう付け法で接合
するステンレス鋼からなる内外の制動部40,42とか
らなる。ブレーキディスク本体35の両面36a,36
bに簡単に制動部40,42を接合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキパッドを
押し付けて制動力をかけるブレーキディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車用のディスクブレーキは、ブ
レーキディスクの両面(制動部)にブレーキパッドを押
し付けてブレーキディスクに制動力をかけるものであ
る。ブレーキディスクのなかには軽量化を図るために、
ブレーキディスク本体を軽量部材で形成し、その両面の
制動部を摩擦係数の大きな部材で形成したものがある。
【0003】軽量化を図ったブレーキディスクとして、
例えば特開平8−226478号公報「ディスクブレー
キ」が知られている。この技術は、ブレーキディスクの
両面に摩擦材を固着させて制動面を形成したものであ
る。制動面を摩擦材で形成することでブレーキディスク
を軽量なアルミニウム合金で形成することが可能になり
ブレーキディスクの軽量化を図ることができる。この発
明では、摩擦材を溶射や塗布することにより制動面を形
成するものであり、制動面の厚さは10〜20μm程度
となる。しかし、ブレーキディスクの種類によっては、
より厚い制動面が必要となる。
【0004】摩擦材を厚くしたブレーキディスクとし
て、例えば特開平9−42339号公報「複合金属層か
らなるブレーキディスク」が知られている。この技術
は、アルミニウムの両面に合金鋼を爆発圧接したもので
ある。しかし、爆発圧接法は、アルミニウムに合金鋼を
載せ、合金鋼に緩衝材を介して適当な量の爆薬を載せ、
その一端を***によって起爆させるという煩雑な工程が
必要になり、コスト的に高いものとなる。
【0005】また、摩擦材を厚くしたブレーキディスク
として、実用新案登録第2557898号公報「ディス
クロータ」も知られている。この技術は、ディスクロー
タの両面を形成する一対の金属板の間に、炭素繊維強化
複合材料からなる板状体を配置し、一対の金属板及び板
状体をリベットで一体化したものである。しかし、一対
の金属板及び板状体をリベットで一体化するには、一対
の金属板及び板状体にそれぞれ複数個の貫通孔を開ける
工程や、複数のリベットを加締める工程が必要になる。
加えて、部品点数も多くなり、このことがコストアップ
の要因になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術では、チタン合金又はアルミニウム合金と鉄系材料
とを接合するための大量生産に適した実用的な技術は無
かった。また、特開平9−42339号公報による爆発
圧接法並びに実用新案登録第2557898号公報によ
るリベット接合法では、ブレーキディスクの製造コスト
が嵩み、これに代わる製造技術が求められている。
【0007】そこで、本発明の目的は、チタン合金又は
アルミニウム合金と鉄系材料とを接合することでブレー
キディスクの軽量化を図ることができ、かつコストを抑
えることができる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、チタン合金又はアルミニウム合
金からなるブレーキディスク本体と、このブレーキディ
スク本体の両面にろう付け法で接合する鉄系材料からな
る制動部と、からなることを特徴とする。
【0009】従来、軽量で高強度のチタン合金又はアル
ミニウム合金と鉄系材料とを接合するための大量生産に
適した実用的な技術は無かった。そこで本発明は、ブレ
ーキディスク本体を軽量で高強度のチタン合金又はアル
ミニウム合金で形成し、ブレーキディスク本体の両面に
鉄系材料からなる異種の制動部をろう付け法で接合する
ことを実現した。チタン合金やアルミニウム合金は軽量
で高強度な材料であり、ブレーキディスクの軽量化を図
ることができる。また、制動部をろう付け法で接合する
構成にした。制動部とブレーキディスク本体との間にろ
う材を挟んで溶かすだけで、制動部を簡単にブレーキデ
ィスク本体に接合することができる。
【0010】請求項2は、チタン合金又はアルミニウム
合金からなるブレーキディスク本体と、このブレーキデ
ィスク本体の両面にろう付け法で接合する鉄系材料から
なる制動部と、からなる自動二輪車に取付けるブレーキ
ディスクであって、前記一対の制動部の厚さに差を設け
た状態で車輪ハブに取付けることを特徴とする。
【0011】ブレーキディスク本体をチタン合金又はア
ルミニウム合金で形成し、ブレーキディスク本体の両面
に鉄系材料からなる制動部をろう付け法で接合した。チ
タン合金やアルミニウム合金は軽量で高強度な材料であ
り、ブレーキ性能を維持した状態でブレーキディスクの
軽量化を図ることが可能になる。また、制動部をろう付
け法で接合する構成にした。制動部とブレーキディスク
本体との間にろう材を挟んで溶かすだけで、制動部を簡
単にブレーキディスク本体に接合することができる。
【0012】ここで、ブレーキディスクを自動二輪車に
取付けた際に、ブレーキディスクは車輪側の面と比較す
ると、車輪と反対側の面が走行風に十分に触れやすいこ
とは知られている。このため、ブレーキディスクに制動
力をかける際に、車輪側の制動部の温度が車輪と反対側
の制動部の温度より高くなる。制動部は温度が高くなる
と摩擦係数が低下するので、各々の制動部の温度を一定
にすることは重要である。
【0013】これを実現化するために、一対の制動部の
厚さに差を設け、例えば自動二輪車の車輪側に厚い方の
制動部を取付け、走行風に触れる外側に薄い方の制動部
を取付けた。車輪側の制動部を厚くすることで、制動力
をかけたときに発生した熱を制動部の内部に多量に吸収
する。このため、車輪側の制動部の温度と車輪と反対側
の制動部の温度を同じに保つ。従って、車輪側の制動部
の摩擦係数と車輪と反対側の制動部の摩擦係数を略一定
の高さに保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」
及び「右」は運転者から見た方向に従う。また、図面は
符号の向きに見るものとする。
【0015】図1は本発明に係るブレーキディスク(第
1実施の形態)を採用した自動二輪車の側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム
11のヘッドパイプ11aに取付けたフロントフォーク
12と、フロントフォーク12の上端に取り付けたハン
ドル13と、フロントフォーク12の下端に取り付けた
前輪14と、車体フレーム11の前部上方に取付けた燃
料タンク15と、燃料タンク15の後方に取り付けたシ
ート16と、車体フレーム11の前端下方に取り付けた
パワーユニット17(エンジン17a及び変速機17b
を組み合せたもの)と、車体フレーム11の後部にスイ
ング自在に取り付けたスイングアーム18と、スイング
アーム18の後端に取り付けるとともにブレーキディス
ク30を備えた後輪19とからなる。以下、本発明に係
るブレーキディスク30について説明する。
【0016】図2は図1の2−2線断面図であり、ホイ
ール20をハブ21、フォーク22及びリム23で構成
し、このホイール20をスイングアーム18の間に配置
し、ホイール20をリヤアクスル24を介してスイング
アーム18に回転自在に取り付け、リム23にタイヤ2
5を取り付け、ハブ21の右側面にスプロケット26を
ボルト27・・・(・・・は複数個を示す)で取り付け、スプ
ロケット26に駆動チェーン(図示しない)をかけ、ハ
ブ21の左側面にブレーキディスク30をボルト31・・
・で取り付け、ブレーキディスク30の下端側にキャリ
パ32を取り付けた状態を示す。
【0017】キャリパ32は、自動二輪車10(図1に
示す)の本体に取付けるとともにブレーキディスク30
の両面(すなわち、内側制動部40及び外側制動部4
2)にブレーキパッド33,33を対向させて配置した
ものである。キャリパ32のブレーキパッド33,33
をブレーキディスク30の内側制動部40及び外側制動
部42に押し付けることにより、ブレーキディスク30
に制動力をかける。
【0018】図3は本発明に係るブレーキディスク(第
1実施の形態)の断面図である。ブレーキディスク30
は、チタン合金からなるブレーキディスク本体35と、
このブレーキディスク本体35の両面36a,36b
(車輪側の面36a、車輪と反対側の面36b)にろう
付け法で接合するステンレス鋼からなる内側制動部40
及び外側制動部42とからなる。
【0019】ブレーキディスク本体35は、リング部3
6を板厚t1に形成し、リング部36の内周に取付片3
7を板厚t2に一体形成し、取付片37に貫通孔37a
を形成し、車輪と反対側の面36bを凹部に形成したチ
タン合金製の部材である。チタン合金は、アルミニウム
6%、バナジウム4%の成分を含んだ合金であることが
好ましいがこれに限らない。リング部36の車輪側の面
36aに内側制動部40を内側ろう材45で接合し、車
輪と反対側の面36bに外側制動部42を外側ろう材4
6で接合する。ここで、外側制動部42の表面を、ブレ
ーキディスク本体35の表面と面一に設定する。
【0020】内側制動部40は、ステンレス鋼(一例と
して、SUS410M)でリング部36の車輪側の面3
6aと略同じ形状に形成したものである。内側制動部4
0の板厚t3は0.3〜0.5mmが好ましいがこれに
限らない。外側制動部42は、ステンレス鋼(一例とし
て、SUS410M)でブレーキディスク本体35の車
輪と反対側の面36bと略同じ形状に形成したものであ
る。外側制動部42の板厚t4は、内側制動部40と同
様に0.3〜0.5mmが好ましいがこれに限らない。
内側ろう材45及び外側ろう材46は、活性銀ろう、す
なわち銀70%、銅28%、チタン2%の成分のものが
好ましいがこれに限らない。
【0021】図4は本発明に係るブレーキディスク(第
1実施の形態)の平面図であり、ブレーキディスク30
を車輪19(図2に示す)側から見た状態を示す。ブレ
ーキディスク本体35の車輪側の面36a(図3参照)
にリング状の内側制動部40をろう付けし、車輪と反対
側の面36b(図3参照)にリング状の外側制動部42
をろう付けすることでブレーキディスク30を構成す
る。このブレーキディスク30の貫通孔37a・・・に、
図2に示すボルト31・・・を差し込んでハブ21のねじ
孔に捩じ込むことにより、ブレーキディスク30をハブ
21に取付ける。
【0022】次に、ブレーキディスク30の摩擦係数及
び重量の関係について表1に基づいて説明する。
【0023】
【表1】
【0024】ステンレス鋼で形成したブレーキディスク
を比較例1、チタン合金で形成したブレーキディスクを
比較例2、アルミニウム合金で形成したブレーキディス
クを比較例3、さらに第1実施の形態のブレーキディス
クを実施例とした。なお、ブレーキディスクの重量は、
比較例1の重量Wを基準として、この値との比較で示し
た。
【0025】比較例1は摩擦係数が0.5、重量がWで
ある。摩擦係数は十分であるが、軽量化に問題がある。
比較例2は摩擦係数が0.2〜0.7、重量が0.6W
である。軽量化を図ることはできるが、摩擦係数に幅が
あり安定した制動力を得ることは難しい。比較例3は摩
擦係数が0.3、重量が0.3Wである。比較例2と同
様に軽量化を図ることはできるが、摩擦係数が小さく十
分な制動力を得ることは難しい。実施例は摩擦係数が
0.5、重量が0.7Wである。摩擦係数を高くするこ
とができ、加えて軽量化を図ることもできる。
【0026】このように、第1実施の形態によれば、ブ
レーキディスク本体35を軽量で高強度のチタン合金で
形成し、ブレーキディスク本体35の両面に鉄系材料か
らなる異種の制動部40,42をろう付け法で接合し
た。異種材料同士をろう付け法で接合可能にすること
で、軽量で高強度なチタン合金をブレーキディスク本体
35として使用することが可能になり、ブレーキディス
ク30の軽量化を図ることができる。
【0027】次に、ブレーキディスク20のろう付け法
を説明する。図5(a)〜(c)は本発明に係るブレー
キディスク(第1実施の形態)のろう付け法の説明図で
ある。(a)において、ろう付け法に使用する治具50
(載置台51、加圧板53)を準備し、載置台51の複
数個のピン54・・・の間に外側制動部42を配置し、外
側制動部42に外側ろう材46、ブレーキディスク本体
35、内側ろう材45、内側制動部40をこの順に載せ
る。次に、内側制動部40に加圧板53を載せる。
【0028】内側制動部40及び外側制動部42は、素
材の板厚を0.3〜0.5mmより僅かに大きく設定す
ることが好ましい。後工程で内側制動部40及び外側制
動部42の表面を研削するために、研削代を確保するた
めである。内側ろう材45は、内側制動部40と同じ形
状で厚さが100μmであることが好ましいが、これに
限定されるものではない。また、外側ろう材46は、外
側制動部42と同じ形状に形成したもので、厚さが10
0μmであることが好ましいが、これに限定されるもの
ではない。なお、内側ろう材45及び外側制動部42は
パウダを使用してもよい。
【0029】(b)において、外側制動部42、外側ろ
う材46、ブレーキディスク本体35、内側ろう材45
及び内側制動部40の各部材をセットした治具50を真
空室55に配置し、加圧板53に略2kgの荷重Pを白
抜き矢印の如くかけて、ろう付けする部分の面圧を0.
01kgf/cm2に設定する。
【0030】次に、真空室55を真空状態(1.5To
rr)にするとともに雰囲気を850℃まで上げ、この
状態を40分継続する。内側ろう材45及び外側ろう材
46が溶融する。溶融した内側ろう材45でブレーキデ
ィスク本体35の車輪側の面36aに内側制動部40を
接合し、溶融した外側ろう材46でブレーキディスク本
体35の車輪と反対側の面36b(図3も参照)に外側
制動部42を接合する。
【0031】このろう付け法によれば、加圧板53に略
2kgの荷重Pをかけることにより、ろう付けの際に、
外側制動部42及び内側制動部40に歪が発生すること
を防ぐ。さらに、外側制動部42、外側ろう材46、ブ
レーキディスク本体35、内側ろう材45及び内側制動
部40をピン54・・・で位置決めすることで、ろう付け
の際に各々の部材がずれることを防ぐ。
【0032】また、このろう付け法によれば、例えばチ
タン合金と鉄系材料との異種材料同士を接合することが
できる。このため、軽量で高強度なチタン合金をブレー
キディスク本体35として使用することが可能になり、
ブレーキディスク30の軽量化を図ることが可能にな
る。
【0033】(c)において、ブレーキディスク本体3
5に接合した内側制動部40及び外側制動部42の表面
を、研削刃57で加工してブレーキディスク30として
必要な平面度を確保する。加工後の内側制動部40及び
外側制動部42の板厚を0.3〜0.5mmに設定する
ことが好ましい。なお、内側制動部40及び外側制動部
42が、ブレーキディスク30として必要な平面度を確
保している場合には表面を加工する必要はない。
【0034】第1実施の形態によれば、内外の制動部4
0,42をろう付け法で接合する構成にした。従って、
制動部40,42とブレーキディスク本体35との間に
ろう材を挟んで溶かすだけで、制動部40,42をブレ
ーキディスク本体35に手間をかけないで簡単に接合す
ることができる。
【0035】次に、第2実施の形態について説明する。
第2実施の形態のブレーキディスクは、ブレーキディス
ク本体をアルミニウム合金で形成し、制動部をステンレ
ス鋼で形成し、制動部をブレーキディスク本体にろう付
けしたものである。すなわち、このブレーキディスク
は、ブレーキディスク本体をアルミニウム合金で形成し
た点で第1実施の形態のブレーキディスク30と異な
り、その他は第1実施の形態と同じ構成である。
【0036】図6は本発明に係るブレーキディスク(第
2実施の形態)の温度と摩擦係数との関係を示すグラフ
であり、縦軸は制動部の摩擦係数を示し、横軸は制動部
の温度を示す。また、●は比較例を示し、○は実施例を
示す。比較例は、ブレーキディスク本体及び制動部をス
テンレス鋼で一体形成したブレーキディスクである。実
施例は、第2実施の形態のブレーキディスクである。な
お、ステンレス鋼の熱伝達率は約0.18cal/cm
・s・℃であり、アルミニウム合金の熱伝達率は約0.
53cal/cm・s・℃である。従って、アルミニウ
ム合金の熱伝達率はステンレス鋼の熱伝達率より約3倍
大きい。ここで、測定方法は、ブレーキディスクを所定
回転数で回転させ、回転中のブレーキディスクをブレー
キパッドで制動し、制動部の温度及び摩擦係数を測定す
る方法を採用した。
【0037】比較例は、制動時に発生した熱をブレーキ
ディスク本体側に十分に伝え難いので、制動時間が長く
なると、●で示すように制動部の温度がある程度上昇し
て摩擦係数が僅かに小さくなる。このブレーキディスク
でも十分な制動力は得られていたが、さらに優れたブレ
ーキディスクが望まれていた。
【0038】実施例は、ブレーキディスク本体をアルミ
ニウム合金で形成したので、制動時に発生した熱をブレ
ーキディスク本体側に十分に吸収させることができる。
このため、制動エネルギーが大きくなっても、○で示す
ように制動部の温度上昇を抑えることができる。従っ
て、摩擦係数を略一定に保つことができるので、十分に
優れた制動力を得ることができる。加えて、第2実施の
形態も、第1実施の形態と同様に軽量化を図ることがで
きるので、自動二輪車の性能を上げる上で好ましい。
【0039】図7は本発明に係る本発明に係るブレーキ
ディスク(第3実施の形態)の断面図である。なお、第
1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説
明を省略する。ブレーキディスク60は、チタン合金か
らなるブレーキディスク本体35と、このブレーキディ
スク本体35の両面36a,36b(車輪側の面36
a、車輪と反対側の面36b)にろう付け法で接合する
ステンレス鋼からなる内側制動部62及び外側制動部6
4とからなる。
【0040】リング部36の車輪側の面36aに内側制
動部62を内側ろう材45で接合し、車輪と反対側の面
36bに外側制動部64を外側ろう材46で接合する。
ここで、外側制動部64の表面を、ブレーキディスク本
体35の表面と面一に設定する。
【0041】内側制動部62は、ステンレス鋼(一例と
して、SUS410M)でリング部36の車輪側の面3
6aと略同じ形状に形成したものである。内側制動部4
0の板厚t5は0.3〜0.5mmが好ましいがこれに
限らない。外側制動部64は、ステンレス鋼(一例とし
て、SUS410M)でブレーキディスク本体35の車
輪の反対側の面36bと略同じ形状に形成したものであ
る。外側制動部64の板厚t6は、内側制動部62と同
様に0.3〜0.5mmが好ましいがこれに限らない。
【0042】ブレーキディスク60は、内側制動部62
の板厚t5を外側制動部64の板厚t6より大きく設定
することにより、内側制動部62及び外側制御部64の
厚さに差をつけ、図1に示す自動二輪車10に取付ける
際に、厚い方の制動部(内側制動部)62を車輪19中
心に向け、薄い方の制動部(外側制御部)64を走行風
に触れる外側に向けた状態で、図2に示す車輪ハブ(ハ
ブ)21に取付けたものである。ここで、内側制動部6
2及び外側制動部64が、第1実施の形態の内側制動部
40及び外側制動部42と異なる点は、板厚t5,t6
のみで、その他は第1実施の形態の内側制動部40及び
外側制動部42と同じ構成である。
【0043】一般に、ブレーキディスク60を自動二輪
車10(図1に示す)に取付けた際に、ブレーキディス
ク60は車輪側の面(すなわち、内側制動部62)と比
較すると、車輪と反対側の面(すなわち、外側制動部6
4)が走行風に十分に触れやすいことは知られている。
このため、ブレーキディスク60に制動力をかける際
に、内側制動部62の温度が外側制動部64の温度より
高くなる。内側制動部62及び外側制動部64は温度が
高くなると摩擦係数が低下するので、内側制動部62及
び外側制動部64の温度を一定にすることは重要であ
る。
【0044】これを実現化するために、第3実施の形態
で内側制動部62の板厚t5を外側制動部64の板厚t
6より厚く設定する。内側制動部62を厚く設定するこ
とで、制動力をかけたときに発生した熱を内側制動部6
2の内部に十分に吸収させることができる。このため、
内側制動部62に走行風が十分に触れなくても、内側制
動部62の温度を外側制動部64の温度と略同じに保つ
ことができる。従って、内側制動部62の摩擦係数及び
外側制動部64の摩擦係数を一定の高さに保つことがで
きるので、ブレーキディスク60の両側に略均一の制動
力をかけることができる。
【0045】図7、図8に基づいて制動部の板厚が摩擦
係数に与える影響について説明する。図8は本発明に係
るブレーキディスク(第3実施の形態)の摩擦係数と制
動部の板厚との関係を示すグラフであり、縦軸は内外の
制動部62,64の摩擦係数の平均値を示し、横軸は内
側制動部62の板厚t5と外側制動部64の板厚t6と
の比(t5/t6)を示す。なお、この測定条件は、制
動部の板厚差による摩擦係数の差を明確にさせるため
に、第1実施の形態の表1の測定条件より厳しい条件に
した。従って、摩擦係数の値は表1とは異なった値にな
る。
【0046】(t5/t6)が0.25、すなわち内側
制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の1
/4のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.4
1である。(t5/t6)が0.5、すなわち内側制動
部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の1/2
のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.43で
ある。(t5/t6)が0.75、すなわち内側制動部
62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の3/4の
とき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.46であ
る。
【0047】さらに、(t5/t6)が1.0、すなわ
ち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt
6と同じとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.
48である。(t5/t6)が1.25、すなわち内側
制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の
1.25倍のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は
0.49である。(t5/t6)が1.5、すなわち内
側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の
1.5倍のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は
0.5である。
【0048】図8のグラフから、内側制動部62の厚さ
t5が外側制動部64の厚さt6と同じとき、ブレーキ
ディスク両面の摩擦係数は0.46であり、比較的満足
できる摩擦係数を得ることができる。さらに、内側制動
部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6より厚く
なると、ブレーキディスク両面の摩擦係数を0.46よ
りさらに高めることができる。特に、内側制動部62の
厚さt5を外側制動部64の厚さt6の1.5倍のと
き、ブレーキディスク両面の摩擦係数を0.5まで高め
ることができることが分かった。
【0049】なお、前記第1、第3実施の形態では、ブ
レーキディスク本体をチタン合金で形成した例について
説明したが、例えばチタン、アルミニウム、アルミニウ
ム合金等のその他の材料で形成してもよく、軽量で剛性
に優れた材料であればよい。また、前記第2実施の形態
では、ブレーキディスク本体をアルミニウム合金で形成
した例について説明したが、例えばアルミニウム材で形
成してもよく、熱伝達率に優れた材料であればよい。さ
らに、制動部をステンレス鋼で形成した例について説明
したが、これに限るものではなく、炭素鋼や鋳鉄等のそ
の他の鉄系材料で制動部を形成してもよく、摩擦係数を
確保することができる材料であればよい。
【0050】第3実施の形態では、車輪側の内側制動部
62を厚く、外側の外側制御部64を薄く設定した例に
ついて説明したが、その他の例として内側制動部62を
薄く、外側制御部64を厚く設定することも可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ブレーキディスク本体をチタン合金
又はアルミニウム合金で形成し、ブレーキディスク本体
の両面に鉄系材料からなる制動部をろう付け法で接合し
た。チタン合金やアルミニウム合金は軽量な材料であ
り、ブレーキディスクの軽量化を図ることができる。ま
た、制動部をろう付け法で接合する構成にした。すなわ
ち、ブレーキディスク本体をチタン合金又はアルミニウ
ム合金として制動部を鉄系材料とし、これらの異種材料
間にろう材を挟んで溶かすだけで、制動部を簡単にブレ
ーキディスク本体に接合することができる。従って、ブ
レーキディスクのコスト低減を図ることができる。
【0052】請求項2は、ブレーキディスク本体をチタ
ン合金又はアルミニウム合金で形成し、ブレーキディス
ク本体の両面に鉄系材料からなる制動部をろう付け法で
接合した。チタン合金やアルミニウム合金は軽量で高強
度な材料であり、ブレーキディスクの軽量化を図ること
ができる。また、制動部をろう付け法で接合する構成に
した。制動部とブレーキディスク本体との間にろう材を
挟んで溶かすだけで、制動部を異種材料であるブレーキ
ディスク本体に簡単に接合することができる。従って、
ブレーキディスクのコスト低減を図ることができる。
【0053】加えて、一対の制動部の厚さに差を設け、
例えば厚い方の制動部を車輪側に取付け、薄い方の制動
部を外側に取付けた。車輪側の制動部を厚くすること
で、制動力をかけたときに発生した熱を制動部の内部に
吸収させることができる。このため、車輪側の制動部の
温度と車輪と反対側の制動部の温度を略同じに保つこと
ができる。従って、車輪側の制動部の摩擦係数と車輪と
反対側の制動部の摩擦係数を略一定の高さに保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形
態)を採用した自動二輪車の側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形
態)の断面図
【図4】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形
態)の平面図
【図5】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形
態)のろう付け法の説明図
【図6】本発明に係るブレーキディスク(第2実施の形
態)の温度と摩擦係数との関係を示すグラフ
【図7】本発明に係る本発明に係るブレーキディスク
(第3実施の形態)の断面図
【図8】本発明に係るブレーキディスク(第3実施の形
態)の摩擦係数と制動部の厚さとの関係を示すグラフ
【符号の説明】
10…自動二輪車、30,60…ブレーキディスク、3
5…ブレーキディスク本体、36a…両面の一方(車輪
側の面)、36b…両面の他方(車輪の反対側の面)、
40,62…内側制動部、42,64…外側制動部、4
5…内側ろう付材、46…外側ろう材、t3,t5…内
側制動部の板厚、t4,t6…外側制動部の板厚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 影山 尚義 埼玉県朝霞市泉水3丁目15番1号 株式会 社ホンダレーシング内 Fターム(参考) 3J058 BA61 BA68 CB12 CB22 EA02 EA04 EA08 EA37 FA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン合金又はアルミニウム合金からな
    るブレーキディスク本体と、このブレーキディスク本体
    の両面にろう付け法で接合する鉄系材料からなる制動部
    と、からなることを特徴とするブレーキディスク。
  2. 【請求項2】 チタン合金又はアルミニウム合金からな
    るブレーキディスク本体と、このブレーキディスク本体
    の両面にろう付け法で接合する鉄系材料からなる制動部
    と、からなる自動二輪車に取付けるブレーキディスクで
    あって、前記一対の制動部の厚さに差を設けた状態で車
    輪ハブに取付けることを特徴とするブレーキディスク。
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