JPS59194000A - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

漂白洗浄剤組成物

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JPS59194000A
JPS59194000A JP6800083A JP6800083A JPS59194000A JP S59194000 A JPS59194000 A JP S59194000A JP 6800083 A JP6800083 A JP 6800083A JP 6800083 A JP6800083 A JP 6800083A JP S59194000 A JPS59194000 A JP S59194000A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯蔵安定性の優れた鑵白洗浄剤組成物に胸する
。更に評しくは、ホウ酸塩とマグネシウム化合9IJを
含む被後剤で表面を被接された過炭酸ソーダを配合して
なる漂白洗浄RIJ組成物に胸する。
過炭酸ソーダは嶺白剤又は酸化剤として知られており、
過硼酸ソーダとンよらび代表的な酸系系蕗白剤であり、
一般的には炭酸ソーダに過酸化水素ケ作用させて製造さ
れるもので、一般式2式% 過炭酸ソーダは塩素系鋏白剤にくらべ、常温での關白刃
Fjややおちるか、合成繊維、動物性繊維、樹脂加工し
た繊維又は螢光増白剤処理した繊維に適用しても黄変す
ることがなく、且つ生地を損わないという利点があり、
史に、温度をかけるかあるいは分篩促進剤を併用するこ
とにより十分な漂白効果を得ることができるので、特に
漂白剤として家庭用、業務用に使用され又いる。
塵灰ばソーダか一般洗剤や家庭用64白剤に注目される
理由は、その分解生成物が無公害性であるとともに、如
何なる使用方法においても、何んら問題なく実用化でき
る点にある。
しかしながら、過炭酸ソーダは過硼酸ソーダに(らべ、
保存安定性がかなり悪く、貯蔵中にか1より速やかに有
効酸素を失うという大きな欠点を有する。過炭酸ソーダ
は水に対して親和力が強いため、微量の湿分によっても
表面が湿分吸着状態となり、分解が起り、この系に鉄、
銅、マンガン、コバルトなどのイオンが存在する場合に
は、更に分解が促進され、その安定性において過硼酸ソ
ーダより劣る。過炭酸ソーダを単独で密閉容器に保存し
た場合は、その貯蔵安定性において過硼酸ソーダと変わ
らないが、洗剤と混合したり、開封で放置した場合には
、過炭酸ソーダは吸湿性が高いため、その貯蔵安定性に
おいて劣る。
又、従来洗剤にビルダーとして使用されてきたトリポリ
リン酸ソーダ(srpp)は、瀉栄養化机象の原因とな
って特に閉鎖系水域での環境汚染を引き起こすことか心
配されている。その為に低リンある(・は無リン洗剤の
需要が増してきている。この低リン・無リン洗剤ではs
 ’rppの代替物として合成ゼオライト(フルミノ珪
酸塩)が広く普及しはじめている。
しかし、このゼオライトラ配合した洗浄剤中では、過炭
酸ソーダは非常に不安定で、ゼオライト配合無リン洗剤
中の過炭酸ソーダはゼオライトによる触謀的分解作用に
よって急速に有効酸素を失って分解していく。
この事から、洗剤中でのリン含証の低減あるいは盆リン
化と、配合する過炭酸ソーダの貯蔵安定性の両者を両立
させた技術の開発が熱望されていた。
従来、過炭酸ソーダの安定化方法として提案されている
ものの中には、過炭酸ソーダヲハラフィンや分子量10
00〜8000のポリエチレングリコールにて被偵する
方法があるか、前者は水に対する浴M性が大きく低下し
、実用性がなく、又、後者は水には溶けるが、ポリエチ
レンクリコール自体か7よりの吸湿性を有するために長
期の安定化に効果的でない。
他の方法として、過炭酸ソーダン製造する際に過酸化水
素水溶液中に、リン酸類、ケイ酸エチレンジ7ミン四酢
酸塩及びニトリロ三酢塩より選ばれた少な(とも2種の
安定剤を存在させることが提案されているか、これらの
安定剤は温度に対しては有効であるが、水分や洗剤混合
においては実用的な安定効果を有しない。
又、ビロリン酸ソーダで過炭酸ソーダを均一に被覆する
方法もあるが、この方法も熱に対する分解率はlトさい
が、水分7.cらびに洗剤への配合における安定効果に
おいて十分ではない。
本発明は、洗剤、特に低すン或いは無リンの洗剤に配合
しても、実使用に至るまで安定化された過炭酸ソーダを
配合した療白洗浄剤ン目的とするものである。
本発明省らは、この目的の下に鋭意研究を行った結果、
該白洗剤に配合される過炭酸ソーダなホウ酸塩とたとえ
ばfAtMマグネシウム、珪ばマグネシウム、塩化マグ
ネシウム、酸化マグネシウムなどのマグネシウム化合物
の両者y、lむ被覆剤で被覆することによって上記目的
が達成されることを見出し本発明を光成した。
aち、本光明による徐白洗浄剤では配合される過炭酸ソ
ーダは、ホウ酸塩とマグネシウム化合物を含む被覆剤で
被覆され又安定化される。
ホウ酸塩は好ましくはホウ酸のソーダ塩、更に好ましく
はメタホウ酸ンータ′であり、マグネシウム化合物とし
ては塩化マグネシウム・酸化マグネシウム@硫酸マグネ
シウムO珪酸マグネシウム等の一種又は二袖以上が好ま
しく用いられる。又、この被覆剤は金属イオン封鎖剤、
例えばエチレンシアミン四酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩等
を含むことかできる。
配合する過炭酸ソーダに対する被覆剤の割合は0.1〜
60鍬量%か好ましく、又被覆剤中のホウ酸塩の割合は
好ましくは10〜95息量%、マグネシウム化合物の割
合は5〜70重量%である。マグネシウム化合物はホウ
酸塩に対して同量以下とするのが一般に好ましい。
マグネシウム化合物は過酸化物の安定化剤として広く用
いられている物質であ°る。過炭酸ソーダについても、
その反応晶析時の母液の安定化剤として用(・る場合や
、過炭酸ソーダと単に混合して安定化する方法が知られ
ている。しかしながら、これらの方法では前記のゼオラ
イト配合の無りん洗剤中では十分な効果が得られな(・
。また特公昭47−52519号公報には過炭酸ソーダ
の安定化剤として硫酸マグネシウム・酸化マグネシウム
・塩化マグネシウムを配合し、この配合物をポリエチレ
ングリコールを結合剤として顆粒化することがddされ
ている。そこに記されている様1.!:過炭酸ソーダを
結合剤で顆粒化する事はゼオライト配合の無りん洗剤中
での過炭酸ソーダの安定化に有効71一手段ではある。
すなわちマグネシウム化合物による安定化効果と甜貝粒
化による安定化効果が相乗的に作用してゼオライト配合
の無りん洗剤中でも優れた保任安定性か期待できる橡に
なる。しかしながら特公昭47−32519号公報のポ
リエチレングリコールにみられる様な有機結合沖、+ 
+:1 、過炭酸ソーダの様な過酸化物に使用する場合
、製造工程中で発火等の非常VC商い危険性が伴う。
又漂白洗浄剤に配合する過酸化物の被覆造粒剤として使
j=蒜1を使用することは公知である。
例えは英国特許第1575792号明細書には過酸化物
の被恨剤としてホウ酸(オルトホウ酸、メクホウ酸、テ
トラホウ酸)が開示されている。
又、特公昭49−6760号公報には、過酸化水紫付)
Ju物にメクホウ順ケ加えて、貯蔵安短性の向上ヲit
っている。しかしンヨから、これらの公知刊行物には本
兄明の如きホウ酸塩による過酸化物の被覆に1し℃は、
全く開示されていない。
本発明者は、先にホウ酸塩による被覆か延展性に富み、
過炭酸ソーダの被覆効率が極めて侵れ℃いること、及び
繊白洗剤K at合したときのホウ酸塩で表面を被覆し
た粉状若しくは粒状過炭眩ソーダの貯緘安定性がホウ酸
による場合よりも格段に優れていることを見い出した。
(特願昭57−99826号参照ンしかるに本発明者等
は更に研究の結果、ホウ酸塩とともにマグネシウム化合
物を用いると、上記の如(ホウ酸塩の被桂能とマグネシ
ウム化合物の安定化能の相乗効果によってさらに優れた
保存安定性を持つ被覆過炭酸ソーダを得、これな粉末状
洗浄剤に配合することにより、格段に優れた併存安>1
性を有する本@明り標白洗浄剤を兄成した。本光明によ
ればホウ酸塩を使用することにまり上記の有機結合剤を
使用する場合の如き製造工程での危険性も回避出来る。
本発明による、過炭酸ソーダの被覆に用いるホウ酸塩と
マグネシウム化合物としては次の如きものが挙げられる
却ち、ホウ酸塩としては四ホウ酸ソーダ10水塩(ホウ
砂Na 0.2B203.、 l0H20,l、四ホウ
酸ソーダ5水塩(N& 0.2B205.5H20)、
四ホウ酸ソーダ4水塩(N&20.2B203.、4H
20)、(無水)四ホウ戚ソーダ(Na2O,、2B2
03)、オクタホウ酸ソーダ4水塩(Na2O、4B2
03.4H20)、ペンタホウ酸ソーダ五水塩(Na2
O、5B203゜10H20) 、過ホウ酸ソーダ4水
塩(Na5o、−4H20)、過ホウ献ソーダ1水塩(
NaBOs41H20)メタホウ酸ンーダ4水塩(Na
BO2,4H20) 、メタホウ酸ンーダ2水塩(Na
BO2,2f(20)  等であり、これらの中特に好
ましいものはメタホウ酸ンーダ2水塩、及びメクホウ酸
ソーダ4水塩である。
マグネシウム化合物としては、硫酸マグネシウム、塩化
マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム
、珪酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、隣酸マグネシ
ウム、炭酸マグネシウム等の各々無水あるいは水和塩、
あるいは各種有機酸のマグネシウム塩も使用できるが、
これらの中特に好ましいものは硫酸マグネシウム、塩化
マグネシウム、酸化マグネシウム、珪酸マグネシウムの
幻、水あるいは水相塩である。
本発明に用いられる過炭酸ソーダの被覆剤中には、上記
の如きホウ酸塩とマグネシウム化合物と併用して各4.
!iL有機或いは無機の化合物な含有せしめることが出
来る。即ち、炭酸ソーダ、芒硝、などの無機化合物、ポ
リエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロ
キシグロビルセルロース等の有機高分子化合物が例示さ
れるか、被覆剤中にはニトリロ三酢酸塩、エチレンジ7
ミン西酢酸塩等の金属イオン封鎖剤を含有せしめてもよ
い。含有される金属イオン封鎖剤の量は過炭酸ソーダに
対し0.01〜3車量%が好ましい。
本発明に用いられる過炭酸ソーダのホウ酸塩とマグネシ
ウム化合物を含む被覆剤による、被積工程は、従来行わ
れ℃きた通常の手法を採用し得る。例えば湿潤状態若し
くは乾燥状態の過炭酸ソーダ粉末若しくは造粒物に被覆
剤溶液あるいは粉末乞均−に混合吸着させた後、乾燥す
る方法などが使用し得る。被接した過炭酸ソーダは平均
粒子径が100〜2000μ、好ましくは250〜10
00μの粉末とするのが好ましい。
上記の様にして被僚された過炭酸ソーダは、通常の粉末
洗浄剤(噴粉乾煉品)、特にゼオライトラ配合した低す
ン或いは無リン洗剤中に配合した場合にも、非常に優れ
た保存安定性を示ず。この様にして得られた被僚過炭酸
ソーダを粉末洗浄剤中に1〜40本量%配合して、本発
明の縁日洗浄剤組成物か伯られる。
又、本発明に使用される被僚された過炭酸ソーダは、保
存安定性が非常に向上している為、洗浄剤中に共伴して
いる他の洗剤配合物、例えば螢光染料、洗浄工程中に作
用する酵素、如白活性化剤などへの影響ヲ最小限に押え
る事が出来な。従って、本発明によって過炭酸ソーダの
分解の影智乞便げ易い、酵素・螢光染料・顛日活性化剤
などの洗剤配合物と、過炭酸ソーダを併用した洗浄剤系
でも各配合物の安定性の問題を0挙K )’j+決する
ことか出来る。つまり本発明によれば過炭酸ソーダと共
に酵素・螢光染料・該白を占性化剤等を併用して配合し
、尚且つ谷々の保存安定性の侠れた無リン抗浄剤が提供
される。
本発明の漂白洗浄剤組成物は、所望により当該技術分野
に於ける周知の配合成分である水浴性石鹸及び陰イオン
性、非イオン性又は両性界面活性剤、有様又は無機のビ
ルダー又は金属イを含むことが出来るが、こJlらにつ
いては#に限定されす、目的K J5じた配合がなされ
てよい。
これらの界面活性剤、ビルダー成分等の周知の配合成分
としては例えば本出願人の先順である特願昭57−99
826号明細書中に例示したものを鳩宜使用し得る。
次に木兄EAを実施例をもって説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものでは1よい。
実施例1 過炭酸ソーダ1ooyv撹拌式混合機に入れ、25 O
rpmで撹拌を行いながら、メタホウ酸ンーダ四水塩(
NaBo2・4H2リ 5Iの25%水浴液(加熱治解
して−gりと、無水沖ft酸マグネシウA (MgSO
,、) 11 f) 25%水浴液ヲ噴岐して1゜分間
撹拌した後、熱風乾燥して被酸過炭酸ソーダを得た。
比較の為、メタホウ酸ンーダのみを用いて被覆した過炭
酸ソーダ(過炭酸ソーダ100Iに対してNaBO2−
4H20Yへ19)、ホウMを用いて被覆した過炭酸ソ
ーダ(過炭酸ソーダ100gに対してホウ酸3.41!
 )、ホウ酸と無水硫酸マグネシウムを用いて被横した
過炭酸ソーダ(過炭酸ソーダ100gに対してホウ[2
,4&。
MgSO41& ) 、無水硫酸マグネシウムのみで被
覆した過炭酸ソーダ(過炭酸ソーダ100Iに対してM
gSO45,4,9)もあわせて製造した。これらの被
俊過炭酸ソーダを下記組成の無リン粉末洗浄nす中に1
0重量%均一に混合し、徐白洗浄剤を得た。
無りん捺白洗浄剤組成物      重量%ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ       20.0合成ゼ
オライト(4A型)             2 0
.0ケイ酸ソーダ(JIS  2号)        
  1 0.0炭酸ンーダ             
      5.0螢光染料            
         0.5カルボキシメチルセルロース
ンータ塩1.0酵  素(アルカラーゼ)0.6 過炭酸ソーダ                 10
.0水  分                   
   5.0硫酸ンーダ              
       残  部計100 上記組成物に配合する過炭酸ソーダとして上記の如き本
発明によるメタホウ酸ンーダとMgSO4による被覆物
を用いたものと、比較の為にメタホウ酸ンーダのみによ
る被覆物、ホウ取による被覆物、ホウ酸とMgSO4に
よる被覆物、MgSO4のみによる被覆物及び被r、t
lLない過炭酸ソーダを用いたもの合計6独につき保存
安定性試験を行い、結果を第1表に示した。
〔試験方法〕
上記鎖目洗浄剤組成物をそれぞれ10Fずつ50α容プ
ラスチツク容器に入れふたをして40℃80%R)iの
条件K14日間放置した後、有効酸累残存率を次式によ
り求めた。
尚、有効酸累の枳1」定には0.1N過マンガン酸力リ
ウム滴定法を用いた。
第1表に示した通り、メタホウ酸ソーダとMgSO4を
被覆に使用した過炭酸ソーダを配合した本発明の鎖目洗
浄剤は比較例1〜5のものよりも有効酸素残存体か大で
、明らかに被酸効果がすぐれていた。
又、本実施例の硬目洗浄剤は、りん分を全く含まず、セ
オライトを配合した無りん洗剤であるが、本発明による
標白洗剤ではメタホウ酸ンーダとMgSO4によるすぐ
れた被覆安定化効果によって良好な安定性を示している
実施例2 実施例1と同様の被覆力法を用いてメタホウ酸ンーダと
併用するMg 化合物の釉類を変えて、過炭酸ソーダを
被覆した。用いた被覆剤を以下に示す。
■ NaBO2−4H20,5%+Mg5O4(無水固
形分)1%■ NaBO2”4H20、5%+Mgct
2(無水固形分)1%■ NaBO254H20,5%
+2Mg□* 38102 (無水固形分)1% ■  NaBO2”4H20,5ン6+MgO(無水固
形分) 1%上記5mの被覆過炭酸ソーダと被覆してい
ない過炭酸ソーダの合計6種を実施例1と同様の組成の
無りん鎖目洗浄剤(各々過炭酸ソーダ10重量%配合)
K混合して、実施例1と同様に保存安定性試験を行いそ
の結果ケ第2表に示す0 *過炭酸ソーダの被覆率は無水固形分として3.4%に
そろえた 第2表に示された遡り本発明■〜■ではホウ酸塩の被覆
能とMg 化合物の安定化能の相釆効果により非常K 
h)iれた保存安定性を示している。
実施例6 実施例1と同様の被覆方法を用いてメタホウ酸ソーダと
硫酸マグネシウムとさらに他の被覆剤を併用して過炭酸
ソーダを被覆した。用いた被覆剤を以下に示す。尚、被
覆剤の使用量は過炭酸ソーダに対する車量%である。
■ NaBO254H20,5%+Mg5O4(無水固
形分)1%+ポリエチレングリコール(PEG、分−f
量=6000)5% ■ NaBO254H20,5%+Mg5o4(無水固
形分)1%十炭酸ンソー、5% ■ N、!LBO2114H20,5%+Mg5O4(
無水固形分)1%十エチレンジ7ミン四酢& (EDT
A)2Nδ塩0.5% ■ tJaBo2−4H20,5%+Mg5O4(無水
固形分〕1%+EDTA・2トリエタノールアミン(2
TKA)塩0.5% ■ NaBO254H20,5%+Mg804(無水固
形分二1%−ニトリロトリ酢fi (NTA)lain
 O,59上配5種の被覆過炭酸ソーダと被覆してい1
よい過炭酸ソーダの合計6種を実施例1と同様の組成の
無りん故山洗浄剤゛(各々過炭酸ソーダ10重量%配合
)に混合して、実施例1と同様に保存安定性試験を行い
結釆を第3表に示した。
第3表 第6表に示された様に、メタホウ酸ンーダと硫酸マグネ
シウムとさらに他の被覆剤を併用した場合でも、非常に
−J−ぐれた保存安定性を示すことが明らかになった。
%に、PEσの様な有機高分子化合物やEDTA@NT
A などの金属イオン封鎖剤とメタホウ酸ソーダ及びM
gSO4の併用とは相乗的な効果を示して、保存安定性
を向上させている。
実施例4 実施例6で製造した被覆過炭酸ソーダについて、溶解性
・圧縮強度・崩壊性を評価し、第4表に示した。
〔試醗方法〕
く溶解性〉 水道水1−eをビーカー(1,13容量)に入れ、顆粒
状過炭酸す) IJウム1.9Y投入し、200rpm
の回転速度で撹拌を行った。攪拌開始後、溶液の電等度
が変化しなく1【る迄KWした時間を測りこれを溶解時
間とした。
く圧縮強度〉 一定量のサンプルを規定条件下で充填し、オートグラフ
を用いて荷重をかけ1−圧縮するのに要する荷重をもっ
て示す。
く崩壊性〉 試料(12メツシユ透過〜80メツシユ不透過ン100
11?:500ml広ロボリ容器にとりこれにステンレ
ス球(3φ)50.?’4入れ栓をする。振とうa!に
こり容器を固定し振幅4.sm。
振とう回数660回/分で10分間振とうし、80メツ
シユ透過のN量%を以って表わす。数値(%)が小さい
力が望ましい。
第4表に示された通り、本発明の方法によって過炭酸ソ
ーダを被覆しても、溶解性、圧縮強度、崩壊性は被覆を
ほどこさないままの過炭酸ソーダとほとんど同等であっ
た。
実施例5 湿潤過炭酸ソーダ20kpを遠心拡散式混合機(レーデ
イゲミキサー、FKM −150D 、ティ・エム・エ
ンジニアリング(株))に入れ、攪拌しながら、被覆剤
粉末を添加し、合計10分間混合した。その後、被覆過
炭酸ソーダを取り出し、熱風乾燥した。
被覆剤としては下記のものを使用した。
■ メタホウ酸ソーダ(NaBO2’4H20) 5%
+higso4(無水固形分)1%+EDTA・2TE
A 。
0.5 % ■ ホク砂(Na2B4O7’1OH20) 4.54
%+Mg5O4(無水固形分)1%+EDTA・2TE
A、 0.5%■ ホウ酸(H3BO,) 2.4%+
Mg5O4(無水固形分)1%+EDTA・QTEll
o、5%(註:%は過炭酸ソーダに対する重量%)この
6種の被覆過炭酸ソーダ(本発明による2種と比較例1
種)と被覆をほどこしていない過炭酸ソーダの合計四種
を、実施例1,2と同様に下記無りん漂白洗剤組成物に
10重′量%混合して保存安定性試験を行い(方法は実
施例1と同様)、その結果を第5表に示した。尚、同時
に配合した酵素(Alcalase  2.OM )の
残存活性も同時に測定し、次式により酵素活性残存率を
測定しあわせて示した。
酵素の残存活性の測定法についてはJ、 B、 C。
244(4)1969.789〜795頁、Analy
st■ 1971.159〜163頁に記載されている
ドデシルベンゼンスルホンeソータ20.0合成ゼオラ
イト(4A型)        20.0ケイ酸7−ダ
(JI82号)       10.0炭酸ソーダ  
        5.0螢光染料          
 0.5力ルボキシメチルセルロースソ〜ダm    
   1.0酵素(アルカラーゼ2.0M )    
    0.3過炭酸ソーダ(被覆)        
  10.0水  分               
  5.0硫酸ソーダ             残 
部計100 第  5  表 矢過炭酸ソーダの被儂率は無水固形分として3.9%に
そろえた。
第5表に示した様に、本発明による無りん漂白洗浄剤■
及び■は、ゼオライトを配合しているにもかかわらず、
過炭酸ソーダの安定性は非常に良く、同時に酵素の安定
性も優れていた。
実施例6 実施例5で製造した本発明による被覆過炭酸ソーダ(N
aBO□−4H20及びNa2B40.−10H20の
それぞれとMgSO4による被覆物ンと比較例2種(H
,Bo、 / MgSO4による被覆物と被暖をほどこ
さない過炭酸ソーダ〕をそれぞれ下記組成の粉末漂白洗
剤にそれぞれ10重量%ずつ混合し、保存安定性試験を
行い、過炭酸ソーダの有効酸素残存率とアルカラーゼ2
.0Mの酵素活性残存率の結果を第6表に示した。試験
方法は実施例1、実施例5と同様に行った。
漂白洗浄剤組成    重量% ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ   20.0トリ
ポリリン酸ソーダ         18.0ケイ酸ソ
ーダ(JIS2号)       10.0炭酸ソーダ
          5.0螢光染料        
   0.5カルボキシメチルセルロースソータ塩0.
5酵素(アルカラーゼ2.0M)        0・
5過炭酸ソーダ        10.0水     
               5.0硫酸ソーダ  
       残部 計100 第  6  表 養魚水物としての被覆率は5.9% 本実施例は、従来の5TPP  を含有する崇白洗浄剤
組成物であり、本発明によるものは、非常に優れた保存
安定性を示した。このことは本発明による漂白洗浄剤が
、ゼオライトの配合の如何を問わず、保存安定性が非常
に優れていることを示すものである。
8罎■人(じ1人古谷  尊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 少なくともホウ酸塩とマグネシウム化合物の両者を
    含む被象剤によって表面を破損された過炭酸ソーダを配
    合してなる0白洗浄剤組成物。 2 被覆剤の鼠か、過炭酸ソーダに対して0.1〜60
    重景%であり、ホウ酸塩が被覆剤中10〜99.5ff
    i量%でマグネシウム化合物が0.5〜50重量%であ
    る特許請求の範囲第1項記載の漂白洗浄剤組成物。 五 ホウ酸塩がホウ酸のソーダ塩である特許請求の範囲
    第1項又は紀2項記載の漂白洗浄剤m成物。 4、 マグネシウム化合物が硫酸マグネシウム、塩化マ
    グネシウム、酸化マグネシウム及び珪酸マグネシウムの
    中の1柚あるいは28!以上である特^”f Nη求の
    範囲第1項、第2項又は第3項記載の標目洗浄剤組成物
    。 5、 ホウ酸のソーダ塩がメクホウ酸ソーダである特許
    請求の範囲第3項又は第4項記載の標目洗浄剤組成物。 6、 被覆剤が金属イオン封鎖剤をきむ、特許請求の範
    囲第1項乃至第5項の何れか1項記載の標目洗浄剤組成
    物。 Z 金属イオン封鎖剤かエチレンジアミン四酢酸塩又は
    ニトリロ三酢酸塩である特許請求の範囲第6項記載の漂
    白洗浄剤組成物。 8、被接されに過炭酸ンーダの平均粒子径が100乃至
    2000μ、好ましくは250−1000μである特許
    請求の範囲第1項乃至第7項の何れか1項に記載の標目
    洗浄剤組成物0 9 被覆された過炭酸ンーダの配合量が組成物中1〜4
    0重量%である特許請求の範囲第1項乃至第8項の何れ
    か1項に記載の面白洗浄剤組成物。
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