JPS5918743A - 難燃性組成物 - Google Patents

難燃性組成物

Info

Publication number
JPS5918743A
JPS5918743A JP12761082A JP12761082A JPS5918743A JP S5918743 A JPS5918743 A JP S5918743A JP 12761082 A JP12761082 A JP 12761082A JP 12761082 A JP12761082 A JP 12761082A JP S5918743 A JPS5918743 A JP S5918743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
content
parts
vinyl acetate
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12761082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS645063B2 (ja
Inventor
Naotoshi Watanabe
渡辺 直敏
Kazuyasu Ozaki
尾崎 和泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP12761082A priority Critical patent/JPS5918743A/ja
Publication of JPS5918743A publication Critical patent/JPS5918743A/ja
Publication of JPS645063B2 publication Critical patent/JPS645063B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の目的 本発明はへ高密度ポリエチレン、0塩素化ポリエチレン
、Ωエチレン−酢酸ビニル共重合#S■ハロゲン含有化
合物および/l−たはD酸化アンチモンならびに[F]
5i−0結合を有する無機物質からなる難燃性組成物に
関するものであり、耐候性にすぐれ、かつ射出成形に適
した組成物を提供することを目的とするものである。
0 発明の背景 近年における難燃性組成物の需要は増加の−途をたどる
とともに難燃性組成物に対する性能上の要求が苛酷にな
ってきている。たとえば、高圧配゛電線を土木、建築な
どの工事現場に配線するさい、造営物、樹木などの接近
箇所の防護のために使用されている建障用引留カバー類
に使用される時は、従来難燃性がUL−94規格におい
てV−2で充分であった。しかし、最近になってそれら
が前記の接近箇所において燃焼し、溶融滴下した9、発
火事故などが多発している現状から、高難燃性組成物が
要望されている。したがって、従来の難燃性組成物では
、難燃性が不充分のために多量の難燃剤を添加されてい
る。そのために充分な機械的強度および加工性が得られ
ないばがシでなく、高価な難燃剤が多量に使用されてい
るから、高価になっている。
ffll1  発明の構成 以上のことから、本発明者らは、難燃性がすぐれ(UL
−94法規格によってv−o)、耐候性が良好であるば
かシでなく、射出成形に適した組成物を得ることについ
て種々探索した結果、■ 密度が0.930 = 0.
980 g/crilテあシ、融点が112〜140℃
であり、かつM、I 、カ0.01〜10]j9/10
分であり、主鎖の炭素原子1000個当シ多ぐとも8個
の炭素数が多くとも10個の側鎖を有する高密度ポリエ
チレン、 0 非結晶性ないし結晶性の塩素含有率が20〜500
〜50重量部素化ポリエチレン、Ω 酢酸ビニルの含有
量が1〜25重量係で世襲、かツM、1.が5.0〜3
0g710分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体 ■ ハロゲン含有化合物および/または■酸化アンチモ
ン ならびに [F] 5i−0結合を有する無機物質からなシ、高密
度ポリエチレン、塩素化ポリエチレンおよびエチレン−
酢酸ビニル共重合体との総和中に占める塩素化ポリエチ
レンの含有率は10〜500〜50重量部高密度ポリエ
チレンの含有率は20〜600〜60重量部、エチレン
−酢酸ビニル共重合体の含有率は少なくとも10重量世
襲あり、これらの合計量100重量部に対するハロゲン
含有有機物質および酸化アンチモンの配合割合はそれら
の合計量として5〜50重量部であり、かつ無機物質の
配合割合は5〜15重量部である難燃性組成物が、難燃
性および耐寒性が良好であるばかりでなく、耐候性もす
ぐれ、かつ射出成形に適した組成物であることを見出し
、本発明に到達した。
■ 発明の効果 本発明によって得られる組成物はさらに下記のごとき特
徴(効果)を有している。
(1)  機械的強度(たとえば、引張強度、引張伸び
)にすぐれている。
(2)作業性がすぐれている。
(3)耐熱性も良好である。
(4)難燃性については、UL規格でv−O相当品であ
り、高難燃性である。
(5)耐寒性であり、ストレス・クラックについてもす
ぐれている。
(6)成形性が良好であるために複雑な形状を有する成
形物も製造することができる。
(7)耐候性がすぐれているため長期問屋外に暴露され
ても、クラックの発生がはλ、んどない。
本発明によって得られる組成物は以上のごとき効果を有
しているために多方面にわたって使用することができる
。代表的な用途を下記に示す。
(1)高圧または低圧電線用のクランプカバー(2)建
障用引留カバー(造営物、樹木など)(3)通信用引留
カバー (4)ケーブルシース材 (5)消防用耐火電線シース材 凹 発明の詳細な説明 (へ)高密度ポリエチレン 本発明において使われる高密度ポリエチレンはエチレン
を単独重合またはエチレンとα−オレフ/ cAが好ま
しく、特に0.930〜0.972 g/lr/1が好
適である。この高密度ポリエチレンの密度が0、930
 g/ cA未満では、得られる組成物の引張強度が低
い。また、この高密度ポリエチレンの融点は112〜1
40℃であり、115〜140℃が望1しく、と9わけ
117〜140℃が好適である。この高密度ポリエチレ
ンの融点が112℃越えた高密度ポリエチレンを使用す
るならば、得られる組成物の加工性が低く、ヒンジ部に
ウェルドが発生し、クラックが入υ易い。さらに、該高
密度ポリ:x−チv:y(DM、Lid 0.01〜1
001 /10分であり、0.1〜50.!9/1.0
分が好ましく、特に5〜50g/10分が好適である。
この高密度ポリエチレンのM、1.が0.01g710
分未満では、得られる組成物の成形性が劣る。一方、1
009710分を越えると、組成物の成形性は良好であ
るが、適正な剛性がないために良好な製品が得られない
この高密度ポリエチレンは、本質的に主鎖の炭素原子1
000個当シ多ぐとも、8個の炭素数が多くとも10個
の側鎖(短鎖分岐)を有するものである。本発明の高密
度ポリエチレンにおける六本質的に〃とは、上記短鎖分
岐からなるものであフ、その他に極めて僅かの炭素数が
11個以上の側鎖を有するものも含1れる。
該高密度ポリエチレンの製造に用いられるα−オレフィ
ンは、一般には炭素数が多くとも12個(好ましくは、
8個以下)のα−オレフィンであり、代表例としてプロ
ピレン、ブテン−1、ベキセン−1,4−メチルペンテ
ン−1およびオクテン−1があげられる。この共重合体
におけるα−オレフィンの共重合割合は通常多くとも5
重世襲である。
0 塩素化ポリエチレン 本発明において使われる塩素化ポリエチレンはポリエチ
レン粉末又は粒子を水性懸濁液中で塩素化するか、或は
有機溶媒中に溶解したポリエチレンを塩素化することに
よって得られるものである(水性懸濁液中で塩素化する
ことによって得られるものが望ましい)。一般には、そ
の塩素含有量が20〜50重量係の非世襲性又は結晶性
の塩素化ポリエチレンであり、特に塩素含量が25〜4
5重量係の非世襲性及び結晶性の塩素化ポリエチレンが
好ましい。
前記ポリエチレンはエチレンを単独重合又はエチレンと
多くとも10重量世襲α−オレフィン(一般には、炭素
数が多くとも6個)とを共重合することによって得られ
るものである。その密度は一般には0.910〜0.9
70/cAである。又、その分子量は5万〜70万であ
る。
前記の高密度ポリエチレンおよびこの塩素化ポリエチレ
ンを製造するために使わねるポリエチレンはエチレン単
独またはエチレンとプロピレンもシくハエチレンと前記
のα−オレフィンとをいわゆるチーグラー(Ziegl
er)触媒またはフィリップス触媒を用いて共重合する
ことによって得られる。
チーグラー触媒は遷移金属化合物(たとえば、チタンの
ハロゲン含有化合物)または該遷移金属化合物を担体(
たとえば、マダイ・シウム含有化合物、該マグネシウム
含有化合物を電子供与性有機化合物で処理することによ
って得られるもの)に担持することによって得られるい
わゆる担体担持型固体触媒成分と有機アルミニウム化合
物とから得られるものである。1だ、フィリップス触媒
はクロムもしくはモリブデンの酸化物またはこれらの酸
化物とジルコニウムの化合物とを担体(たとえば、シリ
カ、シリカ−アルミナ)に担持することによって得られ
る担体担持触媒あるいは該担体担持触媒と有機金属化合
物とから得られるものである。
以上の触媒はチーグラー触媒およびフィリップス触媒の
代表的なものを示したに過ぎず、その他の公知の触媒も
適用することができる。また、この共重合体の製造方法
もよく知られている方法である。
Ω エチレン−酢酸ビニル共重合体 さらに、本発明において用いられるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体は、その酢酸ビニルの含有量は1〜25重量
係で世襲、2〜25重量係が世襲しく、と9わけ5〜2
5重量係が世襲である。酢酸ビニルの含有量が1重世襲
未満のエチレン−酢酸ビニル共重合体を使用した場合、
可撓性および機械的強度(と9わけ、引張強度)が劣る
。一方、25重量%、を越えたエチレン−酢酸ビニル共
重合体を使用すると、可撓性は良好であるが、その反面
物性バランスがくずれるとともに得られる組成物の成形
性が低下する。また、このエチレン−酢酸ビニル共重合
体のM、 I 、は5o〜30g/10分であり、7.
0〜3]j9/10分のものが好ましく、特に7.0〜
2Fl/lo分のものが好適である。M、1.が5.O
g/10分未満のエチレン−酢酸ビニル共重合体を使っ
た場合、得られる組成物の成形性が劣る。一方、M、■
、が30g710分を越えたエチレン−酢酸ビニル共重
合体を使った場合、組成物の成形性はすぐれているが、
適当な剛性がないばかりが、機械的強度(とυゎけ、引
張強度)が低下する。このエチレン−酢酸ビニル共重合
体はエチレンと酢酸ビニルとを溶液重合法または乳化重
合法如よってラジカル発生剤(たとえば、有機過酸化物
、アゾ化合物)の存在下で共重合することによって得ら
れているものである。
D ハロゲン含有有機化合物 また本発明において使われるハロゲン含有有機化合物は
難燃化剤として広く知られているものである。その代表
例として、無水テトラクロロフタル酸、塩−i化パラフ
ィン、塩素化ビスフェノールA、 臭素化ビスフェノー
ルS1塩素化ジフエニール、臭素化ジフェニール、塩素
化ナフタリン、トリス(β−クロロエチル)ホスフェー
トおよびトリス(ジブロモブチル)ホスフェートがあげ
られる。
■ 酸化アンチモン さらに、本発明において用いられる酸化アンチモンは前
記ハロゲン含有有機化合物の難燃化助剤として一般に用
いられているものである。代表例としては、三酸化アン
チモンおよび五酸化アンチモンがあげられる。
これらのハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモン
は前記に覧、ゴム・プラスチック配合薬品”などによっ
てよく知られているものである。
[F] 5i−0結合を有する無機物質本発明において
使われるSi −0結合を有する無機物質のSiOρ含
有量は通常少なくとも10重量%でちゃ、30重量%以
上が好ましく、特に50重量%以上が好適である。また
、lI20  の含有量は通常l、0〜20重量係であ
り、1.0〜15重量係が世襲しく、とりわけ1.5〜
15重量係が世襲である。さらに、該無機物質の粒径は
一般には10ミリミクロンないし30ミクロンであり、
特に10ミリミクロンないし25ミクロンが好ましく、
特に15ミリミクロンないし25ミクロンの粒径を有す
る無機物質が好適である。
5i−0結合を有する無機物質の代表例としては、湿式
法ホワイトカーボン、ケイ酸カルシウム、コロイダル・
シリカ、若干のカルシウム、アルミニウム、ナトリウム
、鉄などの酸化物を含有する合成ケイ酸塩系ホワイトカ
ーボン、超微粉ケイ酸マグネンウム、ケイ酸アルミニウ
ム(クレー)、タルク、霞石間長石、雲母粉、珪石粉、
ケイ藻土、ケイ砂などがあげられる。これらの5i−0
結合を有する無機物質については、ラバーダイジェスト
社線1使覧 ゴム・プラスチック配付系aEv” (ツ
バ−ダイジェスト社、昭和49年発行)第221頁ない
し第253頁などによって、それらの製造方法、物性お
よび商品名などが記載されてお9、よく知られているも
のである。
0 配合割合(混合割合) 本発明の難燃性組成物を製造するにあたシ、高密度ポリ
エチレン、塩素化ポリエチレンおよびエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体の総和中に占める塩素化ポリエチレンの含
有率(配合割合)は10〜50重量%であり、15〜5
0重量係好ま世襲、とシわけ15〜45重量%が好適で
ある。これらの総和に占める塩素化ポリエチレンの配合
割合が50重量%を越えると、難燃性のすぐれた組成物
は得られるが、成形性および加工性が悪いために良好な
底形物が得られない。一方、10重量%未満では、難燃
性の良好な組成物が得られない。さらに、エチレン−酢
酸ビニル共重合体の含有率(配合割合)は少なくとも1
0重量%であり、15重量%以上が望ましく、特に20
〜45重量%が好適である。これらの総和中に占めるエ
チレン−酢酸ビニル共重合体の配合割合が10重量世襲
満では、可撓性のすぐれた組成物が得られない。一方、
Lls重量%を越えると、可撓性のすぐれた組成物は得
られるが、機械的強度(とジわけ、引張強度)のすぐれ
た組成物は得られない。また、高密度ポリエチレンの配
合割合は20〜600〜60重量部20〜550〜55
重量部く、と9わけ25〜555〜55重量部ある。こ
れらの総和中に占める高密度ポリエチレンの配合割合が
20重量世襲満では、機械的強度(特に、引張強度)の
すぐれた組成物が得られない。一方、60重量世襲越え
ると、成形物のウェルド部にクラックが発生し易い。
また、高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体および塩素化ポリエチレンの合計量100重量部に
対するハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモンの
配合はそれらの総和として5〜50重量部であり、10
〜50重量部が望ましく、と9わけ10〜45重量部が
好適である。
100重量部のハロゲン含有有機化合物中のハロゲン元
素量に対する酸化アンチモンの配合割合は、一般には1
00〜600重量部であり、100〜400重量部が好
捷しぐ、特に難燃性およびブリード性の点から150〜
400重量部が好適である。
本発明の重要な点は通常の難燃剤(ハロゲン含有有機化
合物および酸化アンチモン)からなる通常の難燃処方に
加えて成形性が良好であり、かつ高難燃性(UL−94
法でV−O)を付与するために高密度ポリエチレン、塩
素化ポリエチレンおよびエチレン−酢酸ビニル共重合体
の合計量100重量部に対する5i−0結合を有する無
機物質を5〜15重量部を配合することでありと9わけ
7〜15重量部配合することが望ましい。
本発明の組成物を製造するにあたり、高密度ポリエチレ
ン、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ハロゲン含有有機化合物、酸化アンチモンおよび5
i−0結合を有す無機物質はそれぞれ単独で使用しても
よく、二種以上を併用してもよい。
■ 組成物の製造および成形物の製造など以上の物質を
均一に配合することによって本発明の組成物を得ること
ができるけれども、さらに塩素化ポリエチレン系ゴム状
物の業界およびポリエチレンの業界において一般に使わ
れている充填剤、離型剤、酸素、オゾンおよび光(紫外
線)に対する安定剤、粘結剤、滑剤並びに着色剤の如き
添加剤を組成物の使用目的に応じて添加してもよい。さ
らに、ゴム業界及び樹脂業界において一般に使用されて
いるイオウ加硫剤、イオウ放出化合物系加硫剤、アミン
系加硫剤、有機過酸化物系架橋剤及び有機過酸化物系架
橋助剤の如き添加物を組成物の使用目的に応じて添加し
てもよい。
本発明の組成物を製造するさい、その配合(混合)方法
は、当該技術分野において一般に用いられているオープ
ンロール、ドライブレンダ−、バンバリーミキサ−及び
ニーダ−の如き混合機を使用して混合すればよい。これ
らの混合方法のうち、一層均一な組成物を得るためには
これらの混合方法を二種以上適用してもよい(たとえば
、あらかじめドライブレンダ−で混合した後、その混合
物をオープンロールを用いて混合する方法)。
また、全配合成分を同時に混合してもよいが、配合成分
のうちいくつかをあらかじめ混合した後、得られた混合
物に残りの配合成分を混合してもよい(たとえば、高智
度ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ハロゲン含有有機化合物および酸化ア
ンチモンをあらかじめ混合した後、得られる混合物と5
i−0結合を有する無機物質を混合する方法)。
本発明の組成物は一般のゴム業界において通常使用され
ている押出成形機、射出成形機、圧縮成形機及びカレン
ダー成形機の如き成形機を用いて所望の形状物に成形し
てもよい。又、塩素化ポリエチレン又は上記のような組
成物を添加してゴム技術分野において一般に加硫(架橋
)しながら成形物を製造する方法、即ち加硫と成形とを
同時に進行させる方法を適用して所望の形状物に成形さ
せてもよい。
11VD  実施例及び比較例 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、引張試験はJIs
  C−3005にしたがって測定した。
また、耐熱性試験は、温度を90′c尾設定したギヤー
オーブン中に96時間放置した後、JISC−3005
にしたがって測定した。さらに、加熱変形試験は90±
2℃に設定した恒温構内に1時放置した後、と9出し、
軟化などのために変形が生ずるか否かを試験した。また
、耐寒性試験は後記のようにして製造したシート(厚さ
 2.5mm)を−20℃の恒温構内に1時間放置した
後、180度に屈曲し、ひび割れなどが生ずるか否かを
試験した。さらに、耐熱性試験はJIS  K−691
1の5.24項、耐燃性はA法によって測定した。また
耐燃性はアンダーライト・ラボラトリ−(UL)  9
4法にしたがって測定した。
なお、実施例および比較例において使用した各配合成分
は下記のごとき形状および物性ならびに製造方法によっ
て製造されたものである。
〔高密度ポリエチレン〕
高密度ポリエチレンとして、密度が0.955g/ c
rlであるポリエチレン[M、1.20g/10分、以
下1−I−IDPE(a川と云う]および密度が0.9
61、!;’ / ctAであるポリエチレンCM、1
. 7.8g/l、0分、以下r I−i D P E
 (1))jと云う〕を用いた。
〔エチレン−酢酸ビニル共重合体〕
エチレンー酢酸ビニル共重合体として、密度が0.93
2 g/crAであるエチレン−酢酸ビニル共重合体[
M、1.12.!9/10分、酢酸ビニル含有量15重
量部、以下「EVA(1)」  と云う]および密度が
0.928 & /crAであるエチレン−酢酸ビニル
共重合体[M、1.9g/10分、酢酸ビニル含有量1
0重量部以下rEVA(2)Jと云う〕を用いた。
〔塩素化ポリエチレン〕
塩素化ポリエチレンとして、密度が0.940.!7/
 c4のポリエチレン(平均分子量 約20万)を水性
懸濁法によって塩素化し、塩素含有量が30.3重量部
の塩素化ポリエチレン〔密度 1.101/c4 。
ムーニー粘度(ML、+4(120℃))82.5、非
品性、以下rcPE(+)Jと云う〕および密度が0、
930 g/criのポリエチレン(平均分子量 約1
5万)を水性懸濁法によって塩素化し5、塩素含有量が
30101重量部素化ポリエチレン〔密度1、、13 
jj / cTfl、ムーニー粘度(ML、+4 (1
20℃))1070、結晶性、以下「CPE(2)」と
云う〕を製造した。
〔ハロゲン含有有機化合物および酸化アンチモン〕ハロ
ゲン含有有機化合物として、密度が1.669/ cr
Aである塩素化パラフィン(分子量 約1060、塩素
含有量 約70重量%、以下「塩パラJと云う)を用い
た。また、酸化アンチモンとして密度が5.25 g/
 crIlである三酸化アンチモン(以下「5b203
」  と云う)を使用した。
[5i−0結合を有する無機物質〕 5i−0結合を有する無機物質として、超微粉ケイ酸マ
グネシウム(密度 2.75 g/ crtl、比表面
積 20rd’/g、粒径 0.32〜6ミクロン、S
iO2含有量 62.5重量部、MgO含有量30.6
]ii%、■−120含有量 4.999重量部以下「
MgO−8iO2」と云う)、ケイ酸アルミニウム(密
度 2.61 ji / crl、粒径 2〜5ミクロ
ン。
Sin、、含有量 50.6重量部、Al2O3含有量
 34.8重量部、■−120含有量 1.5重量部、
以下ruo3・5i02Jと云う)、ンリカ(密度1.
95.j9/CTfl、比表面積 19.000 cn
i/ g、平均粒径 16ミリミクロン、SiO2含有
量 86.5重量部、I■20 含有量 13.0重量
部、以下「5IO2」と云う)およびケイ酸カルシウム
(密度 2.11/cA、平均粒径 40ミリミクロン
、比表面積 40 n?/ g、SiO2含有量722
重量部CaO含有量 10重量%、H20含有量 1.
5重量部、以下rcao−8i02Jと云う)を用いた
実施例 1〜13、比較例 1〜10 以上の組成成分(高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、ハロゲン含有有
機化合物、酸化アンチモン、5i−O結合を有する無機
物質)をそれぞれ第1表に表わされる配合量(すべて重
量部)および安定剤として三塩基性硫酸鉛5重量部(た
だし、比較例1は添加せず)をあらかじめ100〜13
0℃の温度範囲においてニーダ−を使用して溶融混練し
ながら組成物(混合物)を製造した。得られた各混合物
を50℃に設定したミキシングロールを用いてシートを
作成した。得られたそれぞれのシートカットを使ってペ
レットを作成した。このようにして得られた各ペレット
を押出機(径 50m+n、L/D26)を使って シ
リンダー1の温度130℃、シリンダー2の温度 14
5℃、シリンダー3の温度 150℃、 ダイスの温度
150℃および回転数 30回転/分の条件でペレタイ
スを行ない、ペレットを作成した。これらのペレットを
押出様を用いて射出成形機(8鋼社製、5オンス、冷却
時間 30秒)を使ってノズルヒータ一温度 200℃
、ヒーター1の温度200℃、ヒーター2の温度 17
0℃およびヒーター3の温度 160℃の条件でシート
を作成した。このようにして得られたシートの 下記の
物性試験用を作成し、引張強度、耐熱性試験、加熱変形
試験および耐寒性試験を行なった。さらて、耐燃性試験
は押出機で製造した前記ペレットを用いて150℃の温
度に設定したプレス機を使って100 Kf/ ca 
(ゲージ圧)の加圧下で5分間加熱プレスを行ない、厚
さが2.5咽のシートラ作成し、試験を行なった。得ら
れた結果を第2表に示す。
なお、比較例2においては、シートを作成するために射
出成形を試みたが、シートを製造することができなかっ
た。
以上の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られる難燃性組成物は、引張試験、耐熱性試験および
耐寒性試験において良好な値を示すことが明らかであシ
、さらに難燃性もすぐれていることが明白であるから、
前記のごとく高圧または低圧電用のカバー類やケープル
ンース材などの拐料として将来有望であることが明らか
である。
特許出願人 昭和電工株式会社 代理人弁理士菊地精− 第1頁の続き ■Int、 C1,3識別記号   庁内整理番号(C
08L 23/28 23106           6609−4 J2
3/’08 )           6609−4J
(老発 明 者 尾崎和泰 横浜市保土ケ谷区上菅田町431 番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 密度が0.930〜0.980 E//crilで
    あり、融点が112〜140℃であシ、かつメルト・イ
    ンデックスが0.01−100g/l 0分であシ、主
    鎖の炭素原子1000個当9多くとも8個の炭素数が多
    くとも10個の側鎖を有する高密度ポリエチレン。 0 非品性ないし結晶性の塩素含有率が20〜50重量
    %である塩素化ポリエチレン、 0 酢酸ビニルの含有量が1〜25重量%であシ、かつ
    メルト・インデックスが5.0〜30g710分である
    エチレン−酢酸ビニル共重合体、■ ハロゲン含有有機
    化合物および/または[F]酸化アンチモン ならびに [F] 5i−0結合を有する無機物質からなシ、該高
    密度ポリエチレン、塩素化ポリエチレンおよびエチレン
    −酢酸ビニル共重合体の総和中に占める塩素化ポリエチ
    レンの含有率は10〜50重量%であり、高密度ポリエ
    チレンの含有率は20〜60重量%であるが、エチレン
    −酢酸ビニル共重合体の含有率は少なくとも10重量世
    襲あシ、これらの合計量100重量部に対するハロゲン
    含有有機物質および酸化アンチモンの総和は5〜50重
    量部であり、かつ無機物質の配合割合は5〜15重量部
    である難燃性組成物。
JP12761082A 1982-07-23 1982-07-23 難燃性組成物 Granted JPS5918743A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12761082A JPS5918743A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 難燃性組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12761082A JPS5918743A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 難燃性組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5918743A true JPS5918743A (ja) 1984-01-31
JPS645063B2 JPS645063B2 (ja) 1989-01-27

Family

ID=14964338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12761082A Granted JPS5918743A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 難燃性組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5918743A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276514A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Hitachi Cable Ltd 難燃性ケーブル
JP2002267055A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Nitta Ind Corp 難燃性樹脂チューブ
CN104311953A (zh) * 2014-10-13 2015-01-28 宏祥新材料股份有限公司 合成塑胶改性hdpe防渗膜及其生产工艺
CN105153520A (zh) * 2015-09-25 2015-12-16 国网山东省电力公司临沂供电公司 一种风力发电用电缆护套料
WO2016137695A1 (en) * 2015-02-25 2016-09-01 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Llc Polyolefin compounds for cable coatings
CN109181058A (zh) * 2018-08-03 2019-01-11 晶锋集团股份有限公司 一种阻燃电缆料

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141041A (ja) * 1974-10-04 1976-04-06 Showa Denko Kk Nannenseinosuguretanetsukasoseijushisoseibutsu

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141041A (ja) * 1974-10-04 1976-04-06 Showa Denko Kk Nannenseinosuguretanetsukasoseijushisoseibutsu

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276514A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Hitachi Cable Ltd 難燃性ケーブル
JP2002267055A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Nitta Ind Corp 難燃性樹脂チューブ
JP4514178B2 (ja) * 2001-03-09 2010-07-28 ニッタ株式会社 難燃性樹脂チューブ
CN104311953A (zh) * 2014-10-13 2015-01-28 宏祥新材料股份有限公司 合成塑胶改性hdpe防渗膜及其生产工艺
WO2016137695A1 (en) * 2015-02-25 2016-09-01 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Llc Polyolefin compounds for cable coatings
CN105153520A (zh) * 2015-09-25 2015-12-16 国网山东省电力公司临沂供电公司 一种风力发电用电缆护套料
CN109181058A (zh) * 2018-08-03 2019-01-11 晶锋集团股份有限公司 一种阻燃电缆料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS645063B2 (ja) 1989-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100086268A1 (en) Fire Resistant Thermoplastic or Thermoset Compositions Containing an Intumescent Specialty Chemical
JP4159118B2 (ja) エチレン−酢酸ビニルコポリマーとエチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素ターポリマーとの配合物
AU740250B2 (en) Flame retardant polyolefin compositions
JPS5918743A (ja) 難燃性組成物
US6753372B1 (en) Flame retardant polyolefin compositions
JP3460666B2 (ja) 難燃性ポリオレフィン樹脂組成物
JP3955765B2 (ja) カラーマスターバッチ組成物、それを用いた着色難燃性エチレン系樹脂組成物及び成形品
KR100688643B1 (ko) 난연성 비할로겐계 절연재 제조용 조성물
EP1362131A1 (en) Flame retardant polypropylene resin composition
JPS62101644A (ja) 難燃樹脂組成物
JPH0312096B2 (ja)
JPH026779B2 (ja)
JPS58191730A (ja) 難燃性組成物
JPS62215644A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPS5920341A (ja) 難燃性組成物
JPS6114244A (ja) 塩素化ポリエチレン混合液
JPS643896B2 (ja)
JPS5918744A (ja) 難燃性組成物
JPS5920340A (ja) 難燃性組成物
WO1986004595A1 (en) Polyolefin composition
JP2001151950A (ja) 難燃性樹脂組成物およびその成形品
JPS638445A (ja) ポリエチレン樹脂組成物
JP3240590B2 (ja) 難燃性コルゲートチューブ
JPH06184372A (ja) 難燃性ポリプロピレン系樹脂組成物
JPH08311259A (ja) 難燃性樹脂組成物