JPS59186507A - 化粧品容器及びその加工法 - Google Patents

化粧品容器及びその加工法

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JPS59186507A
JPS59186507A JP5998283A JP5998283A JPS59186507A JP S59186507 A JPS59186507 A JP S59186507A JP 5998283 A JP5998283 A JP 5998283A JP 5998283 A JP5998283 A JP 5998283A JP S59186507 A JPS59186507 A JP S59186507A
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JP
Japan
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container
glass
metal layer
resin layer
cosmetic container
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Pending
Application number
JP5998283A
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English (en)
Inventor
犬塚 政宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tobi Co Ltd
Original Assignee
Tobi Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、fヒ粧品容器及びその加工法に関する。
詳しくは、気品のある陶器様の外観金子し、しかも、内
容物を透視することが可能である陶器様のガラス容器か
ら成る化粧品容器及びその加工法に関する。
従来、陶器、磁器、ガラス器から皮革、金属に至る各種
の葉材についての加飾法に関しては、多くの研究報告が
成されているのと共に、既に各種のものが実施されてい
る。
例えば、天然ないし合成皮革に対する加飾法は実公昭3
7−141.97号、特開昭56−18700号各公報
等に報告され、金属に対しては特開昭56−15018
9号公報等に報告されている。
また、陶器、磁器及びガラス器に対する加飾法は4¥開
餡55−85434号及び同56−18700号各公報
等に報告されている。
〔従来技術〕
これら従来技術のほとんどは、葉材表面全相面処理した
後に塗料を塗布ないし転写した多金属蒸着したシするも
のであって、素材そのものの外観を他の素材にみせよう
とするもの′7″はなかった。
本出す人の一人は、先きに、「表面が陶器に類似した外
観を有するガラス容器の加工方法」について出社提案し
た。かかる先提案技術は、容器自身はガラス製とするこ
とによって、陶器のようにガス透過性や液浸透性を有す
ることがなく、しかも外観は陶器と殆んど変わらない意
匠を発揮する新規なガラス容器を得るための加工法であ
る。これによって、化粧品のような液ないしクリーム状
の内容物を長期間に亘って衛生的にかつ変質することな
く保存することが可能であって、陶器のような気品のあ
る美的感覚を与えることを可能にした。
本発明者は、上記先提案技術を化粧品容器として用いる
場合について研究を続けた結果、いくつかの解決すべき
点があることが判明した。即ち、〔1〕化粧品は、各種
原料によって製品毎の特有の色彩を有するか、又は商品
価値を高めるために製品特有に着色されたシするが、該
特有の色彩ないし着色について需要者の視覚に訴えるこ
とができなくなると、購入刺戟やfヒ粧意欲をそそらな
くなり、製品価値を著しく減退する場合があること、〔
2〕また、製品によっては使用前に振ることによって乳
化ないし分散状態に戻す必要があるものもあるが、この
種の製品の場合、振ったときの乳化ないし分散状態が見
えないと需要者に不安感を与えることがあること、〔3
〕さらに、残留量がみえない場合には購入時期の目安が
たたず、極端なときには切らしてしまうことがあること
、〔4〕さらにまた、長期間保存した場合、製品の色彩
が見えないと、変色ないし褪色していないことについて
の判断ができず、需要者に不安感を与える場合があるこ
と、等の問題点が明らかになった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の第1の目的は、ガス透過性や液浸透性
を有しないガラス製であ)なから、外観において気品あ
る陶器の美感を呈する、化粧品容器及びその加工法を提
供することである。
本発明の第2の目的は、ガラス容器のネジ切シ加工性の
良好さを維持した上で、陶器様の外観を呈するように加
工することが可能である化粧品容器及びその加工法を提
供することである。
本発明の第3の目的は、上記第1および第2の目的を達
成した上で、前記CD〜〔4〕の問題点全解決できる陶
器様のガラス容器から成る化粧品容器及びその加工法を
提供することである。 。
本発明の他の目的は、本明細壱の以下の記述によって明
らかになるであろう。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明の化粧品容器は、ガラス容器
の外表面に金属層及び着色樹脂層を有する陶器様のガラ
ス容器から成る化粧品容器において、前記金属層及び着
色樹脂層が容器内を透視可能な透視部を残して設けられ
ていることを特徴とする。
また、本発明の化粧品容器の加工法は、ガラス容器の外
表面にアルミニウム、銅等の金属を真空蒸着法によって
蒸着して金属層を形成し、その後着色された硬化性樹脂
塗料全塗布して着色樹脂層を形成する陶器様のガラス容
器から成る化粧品容器の加工法において、前記金属層の
蒸着前に透視部を形成するマスキングが行なわれると共
に、該マスキングが前記着色樹脂層の形成後に除去され
ることを特徴とする。
本発明の好ましい一実施態様に従えば、前記着色樹脂層
上に透明樹脂層を有することであシ、さらに本発明の加
工法において、前記金属層の蒸着前に、少なくとも該金
属層を設けるガラス表面が、直接又は間接的に微細な粗
面に加工されることであるし、また、前記マスキング除
去後に透明樹脂層が塗設されることである。
以丁、本発明について詳述するが、先ず、前記先提案技
術について説明する。
陶器と同様の外観を有する容器を得るには、先づ、目的
とするガラス製容器、たとえばガラ、ス瓶に微細粒子に
よ)ブラスト加工してすシ傷を付けるか、又は弗化水累
酸の2〜5係の溶液に浸漬して該瓶の表面を腐蝕させる
。この場合、前記弗化水累酸の溶媒としては水を使用す
るが、アルコール、アセトン、エチルセaンルブの如き
水と混和性のある極性溶媒を混合してもよい。
また、サンドブラストの如き物理的処理や化学的腐蝕の
程度については、この処理によって生じた凹凸の凹部の
深さは例えば5ミクロン−1o。
ミクロン、よシ好せしくは100ミフロン〜フoミクa
ンある。
また、上記のようなサンドブラスト加工又はrヒ学的腐
蝕の他に、ガラスに重着する塗料の中に5ミクロン−1
00ミクaンの球径をもつシリカゲル、珪酸アルミニウ
ム、アルミニウム粉末、アルミニウムペースト、ブロン
ズ粉、パール粉の如キ無機物骨材を所定量添加し、スプ
レー又は静電塗装にてガラス瓶表面に吹付け、凹凸のあ
る被膜をつくっても良い。この方式による場合は排水処
理など副次的な障害が生じないので好都合である。
このような表面粗面処理を施したのち、真空蒸着法)好
ましくはイオンブレーティング法によシアルミニウム、
銅の如き金属の金属層〔金属膜(300八〜2000X
程度の厚さ)〕ヲ形成する。
このようにして形成した金属層は、その下地となってい
るガラス面若しくはその上に形成した塗料塗布面によシ
予め施された凹凸によシ光沢が失われ、白色又は黒色が
がった艶消しの金属光沢面となる。
次に、該金属層上に、染料若しくは顔料で予め着色した
メラミン、エポキシ、アクリル、フレクン各樹脂の1又
は2以上を主成分としだ熱硬化性塗料か、同じく着色し
た光硬化性アクリル樹脂をポリエステル、スチレン、エ
ポキシ等の樹脂で変性した紫外線硬化性の樹脂塗料で塗
装し、硬化させることによって極めて美しい陶器様光沢
と外観をもった容器が得られる、 本発明の特徴の1つは、上記技術において、前記表面粗
面処理をする前か、又はこの粗面処理後で金属層を設け
る前に透視部を形成するためのマスキングを行なうこと
である。かがるマスキングには前記各公開公報に記載の
如きマスクシール(サンドブラスト用マスクシートを含
む)を貼シっけてもよいし、マスキング用塗料ヲ塗布し
てもよいし、両者を併用してもよ−。かがるマスキング
は、ガラス容器の内部が迂視可能な位置に、略々上から
′Fまで全体的に見渡せるように、例えば胴部分の上端
部から丁端部Kまで及ぶ楕円スリット状、その他、所望
模様を形成するよう設けられる。
このマスクは、着色樹脂層の塗布・乾燥後に、剥ぎ取る
か又は温湯やスクリーン剥膜液で洗浄することによって
除去される。このように除去された部分が本発明の透視
部を構成することとなる。
本発明においては次の構成ないし工程を付加することか
好ましい。特に、透視部を含めて表面粗面処理を行なっ
た場合は、該透視部の透明性全復元するためにも次の構
成ないし工程を付加した方がよい。即ち、容器外表面の
全体に亘って透明樹脂層を設けることである。この層を
設けることによって透視部及び着色樹脂層の保護を図る
ことができ、透視部が粗面処理された場合でもその透明
    性を復元できる。この透明樹脂層は保護層のみ
の役目に限らず、印刷面全敗ねさせてもよい。例えば、
所謂ブライマー塗装し、乾燥後に転写法によって各種表
示を印刷し、該印刷部の熱硬化後KU■塗装を行なうこ
とである。かかる技術を付加すれば、本発明の透視部に
すら所望の印刷表示が可能であシ、化粧品容器としての
価値を更に向上できる。また、該透明樹脂層に紫外線吸
収剤を含有せしめれば、本発明の透視部から紫外線が侵
入するのを防止できて好ましい。
なお、本発明に係る化粧品容器は、その人口にネジ切シ
が行なわれていることが好ましく、このネジ部分につい
ては、前記マスキング技術の利用によって金属層、着色
樹脂層の形成などの一切の加飾法を施こさないことが望
ましい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、前記本発明の第[〜第3の目的を達成
できるし、かつ陶器製の場合と異なり、ネン切りが容易
であるため工業的量産性にも富む等の効果もある。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて不発明をダ」証するが、これによ
って本発明の実施態様が限定されない。なお、以下にお
いて「係」とは、特に断わらない限シ「重l:壬」を指
す。
ネン切シ入口を有する通當のガラス瓶を用意し、該瓶の
胴の一部分及びネン切9入口部分にレジン樹脂製マスキ
ングシートを貼った。別に球径30〜50ミクロンの金
剛砂をサンドブラスト用のホンバーに入れ、高圧の圧縮
空気によって該ガラス瓶の外表面に吹き付け、光沢が完
全に失われる迄プラストする。
次に、水で洗浄して細かい砂を落し、乾燥した後、イオ
ンブレーティング装置に入れてアルミニウムの金属膜全
蒸着する。
次に、 の混合物にブラウン系の透明顔料を微量加えて塗料を調
製し、これをスプレーで均一に前記金属層(膜)上に塗
装する。しかる後紫外線を照射して該塗膜を硬化させる
。約5〜8秒後に硬化が終了して着色樹脂層となる。マ
スクを剥離すると、該剥離部分のみが透明であって、美
しい薄茶色の陶器様の外観をもったガラス瓶製化粧品容
器が得られた。
また、このサンドブラスト加工によるガラス瓶表面の粗
面加工に代えて、ガラス面に密着性のよい塗料中に微細
な無機質粒体を混入したもので表面が粗面となった塗膜
を形成し、このようにした瓶の表面に前記したような実
施例と同要領の処理を行なった後、マスクを除去したと
ころ、これも同様にマスクの部分のみ力槌明のままで陶
器様の外観をもったガラス瓶製の化粧品容器を得ること
ができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11ガラス容器の外表面に金属層及び着色樹脂層を有
    する陶器様のガラス容器から成る化粧品容器において、
    前記金属層及び着色樹脂層が容器内を透視可能な迅視部
    を残して設けられていることを特徴とする陶器様のガラ
    ス容器から成るfヒ粧品容器。 (2)着色樹脂層上に迅明樹脂層を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のfヒ粧品容器。 (3)ガラス容器の外表面にアルミニウム、銅等の金属
    を真壁蒸着法によって蒸着して金属層を形成し、その後
    着色された硬化性樹脂塗料全塗布して着色樹脂Nを形成
    する陶器様のガラス容器から成る化粧品容器の加工法に
    おいて、前記金属層の蒸着前に透視Sを形成するマスキ
    ングが行なわれると共に、該マスキングが前記着色樹脂
    層の形成後に除去されることを特徴とする陶器様のガラ
    ス容器から成る化粧品容器の加工法。 (4)  金属層の蒸着前に、少なくとも該金属層を設
    けるガラス表面が、直接又は間接的に微細な粗面に加工
    されることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の化
    粧品容器の加工法。 (5)マスキング除去後に透明樹脂層が塗設されること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項記載の化
    粧品容器の加工法。
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Cited By (4)

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