JPS5918482Y2 - 電子式調節計 - Google Patents

電子式調節計

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Publication number
JPS5918482Y2
JPS5918482Y2 JP9599977U JP9599977U JPS5918482Y2 JP S5918482 Y2 JPS5918482 Y2 JP S5918482Y2 JP 9599977 U JP9599977 U JP 9599977U JP 9599977 U JP9599977 U JP 9599977U JP S5918482 Y2 JPS5918482 Y2 JP S5918482Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power outage
manual
output
flop
flip
Prior art date
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Expired
Application number
JP9599977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5422696U (ja
Inventor
敬輔 高田
章 谷口
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP9599977U priority Critical patent/JPS5918482Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、停電等の異常が発生した後の挙動について改
良を施した電子式調節計に関する。
従来、プロセス制御の制御動作を調節するPID調節計
はRC回路と演算増巾器を用いたアナログ計算を行なう
ものであり、停電するとその時間によっては演算用コン
デンサCに蓄えられた電荷が放電してしまい、そのため
停電復旧時に調節計出力が小さくなってプロセス装置に
外乱を与えることがある。
このような欠点を除去するため、コンデンサCに直列に
スイッチを挿入して停電時にこのスイッチを開いてコン
デンサの放電を防止するなどの種々の手段が講ぜられて
いるが、アナログ処理のため停電中のデータの保存が難
かしく精度が悪くなっている。
本考案はこのような点を考慮してなされたもので、自動
運転中に手動制御回路の出力を操作出力に追従させ、か
つ停電時に調節計の操作出力を正確に保護するため、停
電中のデータをデジタル的に手動制御回路内においてホ
ールドするようにした電子式調節計を提供するものであ
る。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について詳
述する。
図は、本考案による電子式調節計を示すものである。
同図において、自動運転中スイッチS2□〜S25はそ
れぞれ接点A側に閉じており、まずプロセスの測定値P
Vと目標値Svとが第1の演算器Σにより比較される。
その偏差eは、簡単のためD(微分)動作が省略されて
いるが、抵抗r1.r2.R1゜RP、コンデンサC1
,C2および増巾器A1によって構成されるPID演算
回路に送られ、ここで操作出力が演算されてバッファ増
巾器BAを介して操作端に出力MVを発信する。
自動運転中PID演算回路の出力とD/A変換器の出力
とがコンパレータCによって比較され、その比較出力に
応じてアップダウンカウンタUDCがアップまたは夕゛
ウンしてD/A変換器の出力をPID演算回路の出力に
追従するように動作する。
次に、手動運転に切換わるとスイッチS2□〜S25が
接点M側に閉じる。
このときD/A変換器の出力は自動運転時の出力にトラ
ッキングされているため自動から手動運転に切換えても
バランスレス、バンプレス切換を行なうことができる。
このとき手動操作用のスイッチS3(アップ操作用)ま
たはスイッチS4(ダウン操作用)を閉じると、アップ
ダウンカウンタUDCにアップまたはダウン信号U/D
が送られるとともに、オアゲートOR、アントゲ−)A
NDを介してアップダウンカウンタUDCにクロックパ
ルス信番号CPが送られ、これによりD/A変換器出力
を手動で操作することができる。
なお、図中CPOはクロックパルス信号CPの発振器を
示している。
また、手動運転中はPID演算回路の仮想接地点Pがス
イッチS2□を介して接地され、測定値P■と目標値S
Vとの偏差信号eはコンテ゛ンサC1に、手動操作中の
出力はコンデンサqに印加される。
これにより、手動運転から自動運転に切換ってもバラン
スレス、バンプレス切換が可能となる。
自動−手動切換用のスイッチS2、〜S25はその切換
スイッチS1をA側またはM側にセットすることにより
R−SフリップフロップFFを介して駆動され、またア
ップダウンカウンタUDCとR−SフリップフロップF
Fとは停電時もその電源が消滅しないようにバックアッ
プ電源からそれぞれバイアスされている。
これらの回路はこれをC−MOS ICで構成すれば
消費電流が小さく、図のようにコンデンサC5の電荷で
長時間その内容を維持させることができることになる。
また、R−SスリップフロップFFはセットS入力で切
換スイッチ821〜S25をA側に自動的に切換え、リ
スセットR入力で切換スイッチ821〜S25をM側に
自動的に切換えるように構成されている。
手動運転中に停電が生ずると、アップダウンカウンタU
DCおよびR−SフリップフロップFFを除く回路の電
源供給は消滅するが、アップダウンカウンタUDCはそ
の動作状態を長時間維持できるので、停電が回復すると
再び停電前の出力値を発信させることができる。
また、自動運転中に停電が生ずると、停電検出回路SI
Dがこれを検出し、回路に動作異常を生ずる前にR−S
フリップフロップFFにリセット信号を送り、制御モー
ドを手動に切換える。
実質上の停電は手動状態に入ったのちに発生するので前
述と同様の操作出力の保護が可能である。
停電が復旧すると手動状態のままで出力として停電直前
の値を発信する。
この際、制御モードを自動にもどすには、停電検出回路
SIDからのリセット信号が解除されたのち、R−Sフ
リップフロップFFにセット信号が遅延回路DTから入
力され自動的に手動から自動操作に切換えられる。
以上の説明にあっては停電時の動作について述べたが、
プロセス装置に何らかの異常が発生したときにも別回路
でその異常を検出し、R−SフリップフロップFFにリ
セット信号を送るようにすれば、前述と同様に制御出力
が異常になる前に制御モードを手動に切換えて出力信号
を正常状態値のままで保持させることができる。
このように、本考案による電子式調節計にあっては、自
動−手動の制御モードの切換えをバランスレス、バンプ
レスに行なうことができ、手動制御用出力にソフトマニ
ュアル的に操作することができ、かつデジタル式ホール
ドのためドリフトが全くない。
また、停電時にその直前の操作出力を保持し、停電復旧
後にその値の操作出力により先ず手動制御を経て、続い
て自動制御を再開するため、プロセス装置に与える外乱
を少なくすることができ、停電時のデータメモリに切要
な回路は非常に消費電力が少なく、長時間のデータの保
持が容易に行なえるという種々の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例による電子式調節計の電気的結
線図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. PID演算回路と、アップダウンカウンタおよびD/A
    変換器を含み、出力が前記PID演算回路の出力に追従
    可能な手動制御回路と、手動−自動の制御モード切換を
    行う切換スイッチおよびこの切換スイッチの動作に応動
    して回路状態が反転するRSフリップフロップでなり、
    このR−Sフリップフロップを介して制御モード切換信
    号を出力する制御モード切換回路と、通電時に充電され
    、停電時に前記アップダウンカウンタおよびR−Sフリ
    ップフロップに動作電力を供給するコンデンサと、停電
    時にも電力が供給され停電を検出してRSフリップフロ
    ップを手動制御側に設定する停電検出回路と、この停電
    検出回路の出力信号に基づき、停電の復旧がら所定の時
    間を経過後に前記R−Sフリップフロップを自動制御側
    に設定する遅延回路とを具備し、自動制御中は前記手動
    制御回路の出力を操作出力に追従させておき、自動制御
    中に停電を検出したとき制御モードを手動にすると共に
    、この停電復旧後に制御モードを自動にして停電前の操
    作出力値または手動による操作出力値を発信するように
    構成したことを特徴とする電子式調節計。
JP9599977U 1977-07-19 1977-07-19 電子式調節計 Expired JPS5918482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9599977U JPS5918482Y2 (ja) 1977-07-19 1977-07-19 電子式調節計

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JP9599977U JPS5918482Y2 (ja) 1977-07-19 1977-07-19 電子式調節計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5422696U JPS5422696U (ja) 1979-02-14
JPS5918482Y2 true JPS5918482Y2 (ja) 1984-05-29

Family

ID=29029474

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JP9599977U Expired JPS5918482Y2 (ja) 1977-07-19 1977-07-19 電子式調節計

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JPS5422696U (ja) 1979-02-14

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