JPS59183686A - 清酒の品質改良法 - Google Patents
清酒の品質改良法Info
- Publication number
- JPS59183686A JPS59183686A JP58055117A JP5511783A JPS59183686A JP S59183686 A JPS59183686 A JP S59183686A JP 58055117 A JP58055117 A JP 58055117A JP 5511783 A JP5511783 A JP 5511783A JP S59183686 A JPS59183686 A JP S59183686A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sake
- water
- alcohol
- reverse osmosis
- japanese sake
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- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
不発明は、アルコール含量を減少した低アルコール清酒
又はエキス分含量の多い濃厚清酒を製造することに関す
るものである。
又はエキス分含量の多い濃厚清酒を製造することに関す
るものである。
酒精含有飲料のソフト化が世界的なムードになり、それ
につれて清酒のアルコール含量/乙係前後は高過ぎると
いう指摘がある。現在の清酒の製造方法は製品のアルコ
ール含量が/S〜77%のときに香味のバランスがとれ
るようになっており、これに単に水を加え、希釈17て
アルコール含kirk低くした場合には味のバランスが
崩れ、苦渋味が生じたり、水っぽく感じ、こくか無くな
ったりI〜で味覚の調和を損なう。このため、低アルコ
ール含量の清酒のV遣方法が種々提案されている。例え
ば、アルコール含量7g%前後の清酒に水を加え、アル
コール含量をg%に希釈後袖酸、補糖及び炭酸ガスを含
有させる方法、清酒もろみ(醪)のアルコール度数が7
0%ぐらいのところで遣水及びこうじ(麹)添加を行い
、再び発酵を続は製成酒のアルコール含量を約/!%に
する方法がある。さらに、通常の清酒の仕込配合よりも
、くみ(汲)水を多くした清酒もろみを/θ日目ぐらい
で上槽後、新たに酵母を加えて後、発酵を密閉タンク内
で行い、炭酸ガスを温存させ製成酒のアルコール含量を
約/2%にする方法が試みられた。
につれて清酒のアルコール含量/乙係前後は高過ぎると
いう指摘がある。現在の清酒の製造方法は製品のアルコ
ール含量が/S〜77%のときに香味のバランスがとれ
るようになっており、これに単に水を加え、希釈17て
アルコール含kirk低くした場合には味のバランスが
崩れ、苦渋味が生じたり、水っぽく感じ、こくか無くな
ったりI〜で味覚の調和を損なう。このため、低アルコ
ール含量の清酒のV遣方法が種々提案されている。例え
ば、アルコール含量7g%前後の清酒に水を加え、アル
コール含量をg%に希釈後袖酸、補糖及び炭酸ガスを含
有させる方法、清酒もろみ(醪)のアルコール度数が7
0%ぐらいのところで遣水及びこうじ(麹)添加を行い
、再び発酵を続は製成酒のアルコール含量を約/!%に
する方法がある。さらに、通常の清酒の仕込配合よりも
、くみ(汲)水を多くした清酒もろみを/θ日目ぐらい
で上槽後、新たに酵母を加えて後、発酵を密閉タンク内
で行い、炭酸ガスを温存させ製成酒のアルコール含量を
約/2%にする方法が試みられた。
他の方法によれば、清酒もろみ中にトランスグルコシダ
ーゼを存在させ、転移反応によりグルコースを非発酵性
糖に変化させ酵母によるアルコール生成を抑える方法、
発酵能の弱いノ・グロイドの清酒酵母を利用する方法が
提案されている。これらの方法は、すべて際漬方法等に
特別な方法を取り入れ、製放酒中の各種成分の含量、組
成割合を適正にすることにより味のバランスを保つこと
を特徴としている。しかし、これらの方法によって造ら
れた清酒は味が薄く、嗜好に合わなかったり、アルコー
ル含有量か従来の清酒のアルコール含ri量より約IL
t係低いのみで満足できる香味を有1−でいるとは言い
難い。また、高濃夏清酒と1〜では水割り、オンザロノ
クなどの飲み方に対応する目的で、アルコール含有量、
2j%前後の清心が開発されているがアルコール含有量
か高過きる。
ーゼを存在させ、転移反応によりグルコースを非発酵性
糖に変化させ酵母によるアルコール生成を抑える方法、
発酵能の弱いノ・グロイドの清酒酵母を利用する方法が
提案されている。これらの方法は、すべて際漬方法等に
特別な方法を取り入れ、製放酒中の各種成分の含量、組
成割合を適正にすることにより味のバランスを保つこと
を特徴としている。しかし、これらの方法によって造ら
れた清酒は味が薄く、嗜好に合わなかったり、アルコー
ル含有量か従来の清酒のアルコール含ri量より約IL
t係低いのみで満足できる香味を有1−でいるとは言い
難い。また、高濃夏清酒と1〜では水割り、オンザロノ
クなどの飲み方に対応する目的で、アルコール含有量、
2j%前後の清心が開発されているがアルコール含有量
か高過きる。
そこで、本発明の目的は通常の清酒の製造方法により製
造1−だ清酒から逆浸透法により、エタノールと水のみ
を選択的に系外に除去(〜、酒質の調和を損なうことな
く低アルコール含量の清酒又はエキス分含量の多いぴ厚
清酒を製造することにある。本発明に使用する膜は、選
択的にアルコールと水のみを透過する膜であれば、拐佃
はいずれも使用可能である。
造1−だ清酒から逆浸透法により、エタノールと水のみ
を選択的に系外に除去(〜、酒質の調和を損なうことな
く低アルコール含量の清酒又はエキス分含量の多いぴ厚
清酒を製造することにある。本発明に使用する膜は、選
択的にアルコールと水のみを透過する膜であれば、拐佃
はいずれも使用可能である。
逆浸透法によジアルコールと水のみをろ別1−だ清酒は
、原清酒に比較してエキス分含量が多く、酒質は磯厚芳
じゅん(H’7 )であシ調和1〜でおり、十分飲用に
供し得るか、さらに、目的のアルコール含量になるよう
に水又は炭酸水を加え、希釈することにより任意のアル
コール分を含有する低アルコール清酒を製造l−得る。
、原清酒に比較してエキス分含量が多く、酒質は磯厚芳
じゅん(H’7 )であシ調和1〜でおり、十分飲用に
供し得るか、さらに、目的のアルコール含量になるよう
に水又は炭酸水を加え、希釈することにより任意のアル
コール分を含有する低アルコール清酒を製造l−得る。
寸だ、逆浸透洗処理を行う前の清酒を前もって水で希釈
後、逆浸透法によpエタノールと水のみ全ろ別すれば、
希釈する水の量及びろ別するエタノールと水の量全任意
に選ぶことにより、目的のアルコール分を含有する低ア
ルコール清酒を製造できることは明らかである。
後、逆浸透法によpエタノールと水のみ全ろ別すれば、
希釈する水の量及びろ別するエタノールと水の量全任意
に選ぶことにより、目的のアルコール分を含有する低ア
ルコール清酒を製造できることは明らかである。
次に、本発明の実施例を示す。
実施例/
逆浸透の装置と1−で、アルバック社製逆浸透用ろ過器
RO−3型(バッチ式)を用いた。/バッチ当シの処理
能力は200〃t13である。逆浸透膜はアルバック社
製RM−27のik使用1−1処理圧力は2夕妬/cr
L 夕0故/Cがの二連シで濃縮率は二倍である。逆浸
透法で処理した試料清酒は、7g、7容量うのアルコー
ル分を含有する通常の清酒を使用した。−鐙成分分析値
を第1表に示1〜だ。
RO−3型(バッチ式)を用いた。/バッチ当シの処理
能力は200〃t13である。逆浸透膜はアルバック社
製RM−27のik使用1−1処理圧力は2夕妬/cr
L 夕0故/Cがの二連シで濃縮率は二倍である。逆浸
透法で処理した試料清酒は、7g、7容量うのアルコー
ル分を含有する通常の清酒を使用した。−鐙成分分析値
を第1表に示1〜だ。
なお、分析法は国税庁所定分析法によった。その結果処
理圧力2!放/c1rX1 オ0却/ clnいずれに
おいても処理前の原清酒に比較j−で処理後の濃縮液は
、アルコール含有量は約/ど%であるが総酸、アミノ酸
、直糖並びに全糖を約二倍含む濃厚清酒であった。
理圧力2!放/c1rX1 オ0却/ clnいずれに
おいても処理前の原清酒に比較j−で処理後の濃縮液は
、アルコール含有量は約/ど%であるが総酸、アミノ酸
、直糖並びに全糖を約二倍含む濃厚清酒であった。
次に、濃縮液に蒸留水を加え、元の原清酒量に復した。
その結果、アルコール含有量約9%の低アルコール清酒
を製造することかでき/ζ0次に官能検査を行った。評
価方法は濃さ、甘味、酸味、苦味、調和、総合の各珈目
について原清酒を0とi−て良い、強いものをその程度
により+/〜+3、逆に劣る、弱いものを−/〜−3で
ランク付け1〜、かつ、コメントを求めた。結果を第1
表に示j〜た。
を製造することかでき/ζ0次に官能検査を行った。評
価方法は濃さ、甘味、酸味、苦味、調和、総合の各珈目
について原清酒を0とi−て良い、強いものをその程度
により+/〜+3、逆に劣る、弱いものを−/〜−3で
ランク付け1〜、かつ、コメントを求めた。結果を第1
表に示j〜た。
なお、各項目の評価のランクはパネラータ名の平均値で
ある。
ある。
透過液及び透過液を蒸留水で元量に復したものは味のバ
ランスが劣り、苦渋味が強い傾向にあった。これに対し
、濃縮液はいずれも甘味、酸味が強くなるが調和か良く
とれ、せ口彪じゆん(醇)であり、ソーテルン型ワイン
様であるとの評価でこの一!までも十分飲用に供l−得
るものであった。
ランスが劣り、苦渋味が強い傾向にあった。これに対し
、濃縮液はいずれも甘味、酸味が強くなるが調和か良く
とれ、せ口彪じゆん(醇)であり、ソーテルン型ワイン
様であるとの評価でこの一!までも十分飲用に供l−得
るものであった。
互た、原清酒に蒸留水を加えたものが水っぽく、調和に
欠けるという評価であったのに対し、濃縮液に蒸留水を
加えたものは濃さ、甘味、酸味、苦味などの点でばや\
少なくなるが、訓1%−uの点ではアルコール含有量か
ど〜7%であるにもかかわらず、原清酒に劣らない評価
でソフトな軽いタイプの低アルコール清酒が得られた。
欠けるという評価であったのに対し、濃縮液に蒸留水を
加えたものは濃さ、甘味、酸味、苦味などの点でばや\
少なくなるが、訓1%−uの点ではアルコール含有量か
ど〜7%であるにもかかわらず、原清酒に劣らない評価
でソフトな軽いタイプの低アルコール清酒が得られた。
さらに、磯縮液會炭酸水で倍量に希釈(−でアルコール
含有葉音ざ〜Z係にし官能検査を行った結果、炭酸ガス
の快い刺激味があり、極めてそうかいな味てめる低1ル
コール清酒を製造することかできた。
含有葉音ざ〜Z係にし官能検査を行った結果、炭酸ガス
の快い刺激味があり、極めてそうかいな味てめる低1ル
コール清酒を製造することかできた。
実施例2
逆浸透法を行う前に涼清酒と蒸留水とを/:/の割合で
混合し、アルバック社製RM−L?7の膜を使用し、処
理圧力よOk’i / airで二倍に譲縮1−だ。
混合し、アルバック社製RM−L?7の膜を使用し、処
理圧力よOk’i / airで二倍に譲縮1−だ。
第3表に原浩酒、磯縮孜、透過液の一般成分分析値を示
した。
した。
紀3表 −殻成分分析値
C!縮液の総酸、アミノ酸度、直糖、全糖などは原清酒
と比較して、はとんど変化なかったか、アルコール含有
量は約牛分のと5%であった。
と比較して、はとんど変化なかったか、アルコール含有
量は約牛分のと5%であった。
次に、実施例/と同様な評価法により官能検査を行った
。結果を第≠表に示1〜だ。
。結果を第≠表に示1〜だ。
原清酒と蒸留水とを/:/の割合で混合したものが水っ
ぽく調和に欠けるのに対I〜、濃縮液は、原清酒より味
が調和(−1総合評価が良く、味がンフトな低アルコー
ル清酒であった。
ぽく調和に欠けるのに対I〜、濃縮液は、原清酒より味
が調和(−1総合評価が良く、味がンフトな低アルコー
ル清酒であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)アルコール並ひに水のみを選択的に透過する膜を
使用L、逆浸透法により清酒からアルコールを水ととも
に、ろ別することを特徴とするアルコール含量を減少1
−だ低アルコール清酒又はエキス分含知′の多い旋厚清
酒の製造方法(、,2)アルコールを除去l−た清酒に
水又は炭酸水を加えることを特徴とする特許請求の範囲
第7項記載の方法 (3)逆浸透法を行う前の清酒に水を加えることを特徴
とする特許請求の範囲第1狛及び紀2項記載の方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58055117A JPS59183686A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 清酒の品質改良法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58055117A JPS59183686A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 清酒の品質改良法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183686A true JPS59183686A (ja) | 1984-10-18 |
Family
ID=12989804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58055117A Pending JPS59183686A (ja) | 1983-04-01 | 1983-04-01 | 清酒の品質改良法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0690124A3 (en) * | 1994-06-02 | 2000-04-26 | Bodegas Y Vinedos Santa Ana S.A. | Alcohol removal procedure for alcoholic beverages and low alcoholic grading beverages obtained thereby |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029795A (ja) * | 1972-09-04 | 1975-03-25 | ||
JPS5738233A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-02 | Ricoh Co Ltd | Paper feeder |
JPS581913A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-07 | ティーディーケイ株式会社 | 高誘電率磁器組成物 |
-
1983
- 1983-04-01 JP JP58055117A patent/JPS59183686A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5029795A (ja) * | 1972-09-04 | 1975-03-25 | ||
JPS5738233A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-02 | Ricoh Co Ltd | Paper feeder |
JPS581913A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-07 | ティーディーケイ株式会社 | 高誘電率磁器組成物 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0690124A3 (en) * | 1994-06-02 | 2000-04-26 | Bodegas Y Vinedos Santa Ana S.A. | Alcohol removal procedure for alcoholic beverages and low alcoholic grading beverages obtained thereby |
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