JPS59183451A - デ−タ退避制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　　発明の分野 この発明は磁気ディスク媒体などのランダムアクセスボ
リュームに記録されたデータを磁気テープ媒体などのシ
ーケンシャルアクセスボリュームに記憶するデータ退避
制御方式に係る、。

（ｂ）　　技術の背景 磁気ディスク媒体は、記録媒体のどこからでも書込・読
出が可能であり、アドレスの指定にょって読み書きがで
きる。したがってアクセスタイムが短か（、応答性が要
求されるオンラインシステムなどのデータファイルとし
て使用される。

一方、データファイルに対して書込あるいは読取を行な
っている途中において障害が発生すると、そのファイル
内のデータを破壊してしまうことが多い。このための予
防策としてデータの退避（データセーブとも言う）が行
なわれる。データセーブはある時点において、記憶され
ているデータを別の記録媒体に退避して記憶しておくこ
とにより、障害によってデータが破壊されても退避され
ているデータを復元することにより、データを保証する
ものである。

ｆｅ）　　従来技術の問題点 前述のデータセーブは磁気ディスク媒体の記憶容量が磁
気テープ媒体の記憶容量に比して一般的には大きいため
、複数巻の磁気テープ媒体にわたって行なわれることが
多い。この場合、３巻目の磁気テープ媒体に対してデー
タを退避して記憶している作業の途中で障害が発生して
異常終了した場合には既に退避されているデータを無視
し、再度初期からデータの退避を行なわなければならな
い。

（ｄ）　　発明の目的 この発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
データの退避作業の途中においてトラブルが発生し作業
が異常終了しても、途中のデータから退避作業を再開で
きる退避方式を提供するものである。これによって、ト
ラブルが発生してもデータ退避作業を大幅に短縮するこ
とが可能となる。

（ｅ）発明の構成 すなわち、本発明はデータの退避処理を行なう処理部が
退避されたデータに対応するランダムアクセスボリュー
ム上の記憶アドレスを一時的記憶する機能を有すること
によって達成される。

（ｆ）　　発明の実施例 以下に本発明によるデータ退避制御方式を詳細に説明す
る。

第１図はデータ退避処理装置の概要を示すブロック図で
あり、１１は磁気ディスク装置、　１２はデータ退避処
理部、　１３は磁気テープ装置、１１ａは磁気ディスク
媒体などのランダムアクセスボリューム。

３３ｎは磁気テープ媒体などのシーケンシャルアクセス
ポリ、−ム、１４はアドレス記憶部である。

処理部１２は磁気ディスク装置１１に対してアドレスを
発生し、１つのアドレスで１つのレコードを磁気ディス
ク媒体１１ａから読み出す。更に読み出した複数個のレ
コードを１つのブロックとして磁気テーフ装置１３の磁
気テープ媒体１３ａに書き込む。

更に処理部１２ａはアドレス記憶部１４を有し、前記デ
ータの退避作業にともなっであるレコードに対する磁気
ディスク媒体上の記憶アドレスを書き込む。すなわち、
磁気ディスク媒体１１ａのデータが複数の磁気テープ媒
体１３ａ１〜１３ａ３に退避して記録される場合につい
て説明すると、前記アドレス記ｔＭ部１４には２巻目の
媒体１３　ａ２の先頭のブロックに記録された第１番目
のレコードに対応する磁気ディスク媒体上の記憶アドレ
ス及び第３春目の媒体１３ａ３の先頭のブロックに記録
された第１番目のレコードに対応する磁気ディスク媒体
上の記憶アドレスが順次記憶される。

第２図に沿ってもう少し詳しく説明する。先ずデータの
退避にあたって第１春目の磁気テープ媒体１３ａｌが磁
気テープ装置】３にセットアツプされ、データの退避が
行なわれるが、この場合データ退避処理部１２はアドレ
ス記憶部１４に対しては何らのアドレスを記憶すること
はなく、単に磁気ディスク媒体１１ａのデータをブロッ
ク化して磁気テープ媒体１３ａ１に書き込む。この媒体
１３ａ１に対するデータの退避が終了すると処理部１２
はオペレータに対して次の媒体１３ａ２を装置１３に対
してセットアツプを促し、セットアツプされると媒体１
３ａ２に対するゲータの退避を再開する。この時、処理
部１２は媒体１３ａ２の最初のブロックに記憶したレコ
ードＲ１に対応する磁気ディスク媒体１１ａ−ヒの記憶
アドレスＡＤＩをアドレス記憶部１４に記憶する。同様
にしてセットアツプされた媒体１３ａ３の最初のブロッ
クを書き込む際にもそのレコードＲ２に対応する媒体１
１の上の記憶アドレスＡＤ２をアドレス記憶、１ｉｉ　
１４に記憶する。この時、先に記憶されていた記憶アド
レスＡ　Ｉ）　１は消去されると考えてよい。

このように、処理部１２のアドレス記憶部１４はデータ
退避中の先頭に記憶したレコードに対応する磁気ディス
ク媒体１１ａ上のアドレスを記憶しておくものであるか
ら、例えば媒体１３ａ２に対するデータ退避の途中で障
害が生じた場合にはこのアドレス記憶部１４に記憶され
ている記憶アドレスを参照することにより、途中のレコ
ードから退避作業を開始することが可能となる。

（ｇ）　　発明の効果 以」二説明したように本発明によれば退避されたデータ
に対応するランダムアクセスボリューム−Ｅの記憶アド
レスを記憶するものであるから、退避作業途中において
障害を発生しても、ランダムアクセスボリュームの先頭
からデータ退避を行なわなくてもよく、データ退避時間
を大幅に短縮することができ、特に大容量のデータを多
数の媒体に分けて退避させる場合に効果がある、。

【図面の簡単な説明】

第１図はデータ退避処理装置の概略を示すブロック図、
第２ｔ２＋は磁気ディスク媒体と磁気テープ姪体とのデ
ータ記憶の関係を示す図である。 図中、ｌｌａは磁気ディスク媒体、１２はデータ退メ１
ｆ処理部、１３ａは磁気テープ媒体、　１４はアドレス
記憶部、ＡＤＩ、ＡＤ２はアドレスを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ退避処理部によって、ランダムアクセスボリュー
   ムに記録されたデータをシーケンシャルアクセスボリュ
   ームに退避するに際して、前記データ退避処理部は退避
   されたデータに対応するランダムアクセスボリューム上
   の記憶アドレスを一時的に記憶することを特徴とするデ
   ータ退避制御方式。