JP2692605B2 - コマンドログ記録方式 - Google Patents

コマンドログ記録方式

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JP2692605B2
JP2692605B2 JP6198949A JP19894994A JP2692605B2 JP 2692605 B2 JP2692605 B2 JP 2692605B2 JP 6198949 A JP6198949 A JP 6198949A JP 19894994 A JP19894994 A JP 19894994A JP 2692605 B2 JP2692605 B2 JP 2692605B2
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弘司 梁取
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コマンドログ記録方式
に関し、特に情報処理システムにおけるコマンド実行メ
ッセージの記録方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の転送メッセージ記録方式として、
例えば特開平2-310662号公報には、図4に示すように、
システム制御手段41と、コマンド42と、1コマンド
分の実行メッセージを一旦蓄積するメッセージ蓄積手段
43と、蓄積されたメッセージを記録するログ記録手段
44と、記録を抑制するか否かを設定するメッセージ抑
止フラグ45と、メッセージログを記録するログファイ
ル46を有して成る転送メッセージ記録方式が開示され
ている。
【0003】システム制御手段41は、コマンド42
起動する。コマンド42が出力するメッセージはメッセ
ージ蓄積手段43へ一旦蓄積される。
【0004】コマンド42が終了すると、ログ記録手段
44は、正常終了の場合メッセージ抑止フラグ45を参
照し、抑止指定がなされていない場合のみ、メッセージ
蓄積手段43に蓄積されているメッセージをログファイ
ル46へ記録する。
【0005】これにより、正常メッセージの記録を必要
に応じて抑止することができ、ログファイル46への蓄
積データ量を削減することが可能とされるている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のコマンドメッセージ記録方式では、1回分のコマン
ド実行メッセージを一旦メッセージ蓄積手段に蓄積し
て、コマンド実行完了後にログファイルへの記録を行う
ために、ログファイルとは別に、メッセージを蓄積する
手段が必要になるという問題がある。
【0007】また、例えば、コマンド実行途中にシステ
ムがダウンした場合等において、メッセージ蓄積手段か
らログファイルへの記録が行われないため、コマンド実
行開始からシステムダウンまでのコマンド実行途中のメ
ッセージがログファイルに記録されないという問題があ
る。
【0008】従って、本発明は、前記問題点を解消し、
正常終了時にログ記録を抑止するコマンドログ記録方式
において、ログファイル以外のメッセージ蓄積手段を不
要にするコマンドログ記録方式を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明によ
れば、コマンドの実行メッセージをログファイルに記録
すると共に正常終了時にログ記録を抑止する方式におい
て、コマンド実行時にコマンドメッセージをログファイ
ルに書込む手段と、書込開始位置を保存する保存ポイン
タと、前記保存ポインタより前記書込開始位置を書込ポ
インタに復帰させることによりメッセージ記録を抑止す
る手段と、を具備してなるログ記録手段を備え、コマン
ド実行処理が正常終了か異常終了かを判断すること無
く、前記コマンドの実行メッセージを前記ログファイル
に記録した後に、ログ記録抑止が指定されている場合に
は、後続のコマンドの実行メッセージのログ記録を、先
行して記録された実行メッセージの書込み開始位置から
行う、ことを特徴とするコマンドログ記録方式、によっ
て達成される。
【0010】本発明においては、前記メッセージ記録を
抑止する手段は、メッセージ抑止フラグが抑止指定を示
す時に、前記保存ポインタより前記書込開始位置を前記
書込ポインタに復帰させるように構成されている。
【0011】また、本発明は、好ましい態様において、
前記ログ記録手段は、コマンドの実行メッセージを前記
ログファイルに書込む際に、前記書込ポインタの現在の
書込開始位置を前記保存ポインタに退避した後に、前記
書込開始位置から前記コマンドが出力するメッセージを
前記ログファイルに書込み、前記コマンドが正常終了し
た場合において、メッセージ抑止フラグが抑止指定を示
す時に、前記保存ポインタより前記書込開始位置を前記
書込ポインタに復帰させるように、制御する。
【0012】
【作用】上記構成のもと、本発明によれば、ログ記録手
段は一旦ログファイルにメッセージを書込んだ後に、書
込位置を保存しておいた書込位置に戻すことにより、メ
ッセージ記録抑止を行う。
【0013】従って、コマンドメッセージを一旦ログフ
ァイルに書込むことによりログファイルと別のメッセー
ジ蓄積を行う手段が不要になり、またシステムダウン発
生時等コマンドが異常終了した場合においても、途中ま
でのコマンドメッセージの記録をログファイル上に行う
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。
【0016】図1に示すように、本実施例は、システム
制御手段11と、コマンド12と、メッセージの記録を
制御するログ記録手段13と、記録を抑制するか否かを
設定するメッセージ制御情報を保持するメッセージ抑止
フラグ18と、メッセージログを記録するログファイル
14とから構成され、更に、ログ記録手段13は、ログ
書込手段15、現在の書込位置を示す書込ポインタ1
6、及び、書込位置を退避するための保存ポインタ17
と、を含む。
【0017】システム制御手段11はコマンド12を起
動する。コマンド12が発生するメッセージはログ記録
手段13を介して、ログファイル14へ記録される。
【0018】メッセージ抑止フラグ18は、出力された
メッセージの出力の可否を指示するためのフラグであ
り、システム制御手段11によりセットされる。
【0019】次に、図2及び図3を参照して、ログ記録
手段13の動作を説明する。
【0020】システム制御手段11によりコマンド12
が起動されると、ログ記録手段13は、実行メッセージ
の書込開始位置32を書込ポインタ16から保存ポイン
タ17へ退避する(ステップS1)。
【0021】次に、コマンド12の実行が終了するま
で、即ちメッセージ転送が終了するまで(ステップS
2)、ログ書込手段15は、コマンド12が出力するコ
マンドメッセージをログファイル14へ書込む(ステッ
プS3)。図3(A)に示すように、ログファイル14
には、書込ポインタ16で指示される書込開始位置32
からコマンドメッセージ33が書込まれ、メッセージの
書込毎に書込ポインタ34の値が更新される。
【0022】コマンドが正常終了した場合には(ステッ
プS4)、メッセージ抑止フラグを読込み(ステップS
5)、抑止指定がされていれば(ステップS6)、保存
ポインタ17より書込開始位置32を取り出し、書込ポ
インタ16へセットする。
【0023】次のコマンド実行時には、コマンドメッセ
ージは、再度、書込開始位置32よりログファイル14
に書込まれるため、前のコマンドメッセージは上書きさ
れ、結局、前のコマンドメッセージの書込みが行われな
かったのと同一の効果が得られる(図3(B)参照)。
【0024】コマンド12が異常終了した場合、もしく
は、メッセージ記録の抑止指定が行われていない場合、
そのまま終了するため、ログファイル14にはコマンド
メッセージ34が記録される(図3(C)参照)。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
一旦ログファイルへコマンドメッセージを書込んだ後
に、書込ポインタの切替のみでメッセージ出力の抑制を
行うため、コマンド実行中にシステムダウンが発生した
時も、途中までのコマンドメッセージの記録を行うこと
ができ、またメッセージ蓄積手段を省略することができ
る。
【0026】そして、本実施例によれば、(1)ログファ
イル以外のメッセージ蓄積手段が不要になり、(2)コマ
ンド実行中にシステム全体がダウンした時も途中までの
コマンドメッセージをログファイルに記録することがで
きる、という利点を有する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書込位置保存手段を有し、コマンドメッセージを一旦ロ
グファイルへ書込んだ後に、書込位置の変更を行うこと
により、メッセージ記録抑止を行う構成としたことによ
り以下に示す効果がある。
【0028】ログファイル以外のメッセージ蓄積手段
が不要になる。
【0029】コマンド実行中にシステム全体がダウン
した時も、途中までのコマンドメッセージをログファイ
ルに記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明におけるログ記録手段の処理フローを示
す流れ図である。
【図3】(A)コマンドメッセージのログファイルへの
書込の様子を説明する図である。 (B)正常終了でかつ抑止指定がある場合、保存ポイン
タから書込開始情報が復帰された書込ポインタの位置を
説明する図である。 (C)異常終了もしくは抑止指定のない場合の転送終了
時の書込ポインタの位置を説明する図である。
【図4】従来のコマンドログ記録方式の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
11 システム制御手段 12 コマンド 13 ログ記録手段 14 ログファイル 15 書込手段 16 書込ポインタ 17 保存ポインタ 31 前コマンドメッセージ 32 書込開始位置 33 コマンドメッセージ 34 書込ポインタ 41 システム制御手段 42 コマンド 43 メッセージ蓄積手段 44 ログ記録手段 45 メッセージ抑止フラグ 46 ログファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマンドの実行メッセージをログファイル
    に記録すると共に正常終了時にログ記録を抑止する方式
    において、 コマンド実行時にコマンドメッセージをログファイルに
    書込む手段と、 書込開始位置を保存する保存ポインタと、 前記保存ポインタより前記書込開始位置を書込ポインタ
    に復帰させることによりメッセージ記録を抑止する手段
    と、 を具備してなるログ記録手段を備え、 コマンド実行処理が正常終了か異常終了かを判断するこ
    と無く、前記コマンドの実行メッセージを前記ログファ
    イルに記録した後に、ログ記録抑止が指定されている場
    合には、後続のコマンドの実行メッセージのログ記録
    を、先行して記録された実行メッセージの書込み開始位
    置から行う、 ことを特徴とするコマンドログ記録方式。
  2. 【請求項2】前記メッセージ記録を抑止する手段が、メ
    ッセージ抑止フラグが抑止指定を示す時に、前記保存ポ
    インタより前記書込開始位置を前記書込ポインタに復帰
    させることを特徴とする請求項1記載のコマンドログ
    記録方式。
  3. 【請求項3】前記ログ記録手段が、コマンドの実行メッ
    セージを前記ログファイルに書込む際に、前記書込ポイ
    ンタの現在の書込開始位置を前記保存ポインタに退避し
    た後に、前記書込開始位置から前記コマンドが出力する
    メッセージを前記ログファイルに書込み、前記コマンド
    が正常終了した場合において、メッセージ抑止フラグが
    抑止指定を示す時に、前記保存ポインタより前記書込開
    始位置を前記書込ポインタに復帰させるように、制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のコマンドログ記録方
    式。
JP6198949A 1994-08-02 1994-08-02 コマンドログ記録方式 Expired - Lifetime JP2692605B2 (ja)

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JPH0844596A JPH0844596A (ja) 1996-02-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075946A (ja) * 1983-09-30 1985-04-30 Nec Corp 履歴出力装置
JPH02310662A (ja) * 1989-05-25 1990-12-26 Fujitsu Ltd メッセージ表示抑止方式
JPH04239343A (ja) * 1991-01-14 1992-08-27 Nec Corp 情報処理装置のトレース方式

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JPH0844596A (ja) 1996-02-16

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Effective date: 19970805