JPS5917611B2 - 小型電動機の永久磁石支持装置 - Google Patents
小型電動機の永久磁石支持装置Info
- Publication number
- JPS5917611B2 JPS5917611B2 JP50059590A JP5959075A JPS5917611B2 JP S5917611 B2 JPS5917611 B2 JP S5917611B2 JP 50059590 A JP50059590 A JP 50059590A JP 5959075 A JP5959075 A JP 5959075A JP S5917611 B2 JPS5917611 B2 JP S5917611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- housing
- notch
- end bracket
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dc Machiner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は小型電動機の円筒形永久磁石（以下マグネッ
トという）をハウジングに支持する支持装置に関するも
のである。
トという）をハウジングに支持する支持装置に関するも
のである。
従来の支持装置は、ハウジングとマグネットを接着剤を
用いて固定する構成のもの、あるいはマグネットの端面
をリング状のばね部材で押圧する構成のものである。
用いて固定する構成のもの、あるいはマグネットの端面
をリング状のばね部材で押圧する構成のものである。
接着剤を用いるものは作業の如何によっては磁極の位置
がずればらつきができるとともに乾燥時間を必要とする
など問題が多い。
がずればらつきができるとともに乾燥時間を必要とする
など問題が多い。
またリング状のばね部材でマグネット端面を押圧するも
のは余分な部品を必要となるなど原価高の要因になる。
のは余分な部品を必要となるなど原価高の要因になる。
マグネットをハウジングに固定する条件としてはハウジ
ングに挿入するのが容易で磁石の位置決めが確実で更に
固定が十分なものでなければならない。
ングに挿入するのが容易で磁石の位置決めが確実で更に
固定が十分なものでなければならない。
本発明は以上のような問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、組立が容易でマグネットの磁極
づれがなく、しかもマグネットをハウジングを確実に固
定できるものを提供せんとするものである。
の目的とするところは、組立が容易でマグネットの磁極
づれがなく、しかもマグネットをハウジングを確実に固
定できるものを提供せんとするものである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
１は有底円筒状のハウジングで、その底部である側端面
に係止孔２と中央孔３を設け、又開口部附近の外周部に
磁極マークの目じるしになる小孔ａを孔設しである。
に係止孔２と中央孔３を設け、又開口部附近の外周部に
磁極マークの目じるしになる小孔ａを孔設しである。
４は円筒状のマグネットで、その外周の端側に一対の互
に平行な平面状の切欠き５を設けて、該切欠き５を基準
にＮ、Ｓの磁極を形成し、Ｎ極側に磁極マークｂを設け
である。
に平行な平面状の切欠き５を設けて、該切欠き５を基準
にＮ、Ｓの磁極を形成し、Ｎ極側に磁極マークｂを設け
である。
６はマグネットやメタルを支持するためのエンドブラケ
ットで合成樹脂よりなり、はぼ円筒状部のものである。
ットで合成樹脂よりなり、はぼ円筒状部のものである。
開口部の端面には一対の支持壁７を対向させて設けてい
る。
る。
各支持壁７の内側面部に先端を鋭角状にして突起８を円
筒状部の軸方向に延在するように一体に設けている。
筒状部の軸方向に延在するように一体に設けている。
この一対の支持壁間の寸法りを、マグネット４の切欠き
５の寸法ｌより若干小さい関係寸法としである。
５の寸法ｌより若干小さい関係寸法としである。
９はエンドブラケット端面でマグネットの端面をうける
部分、１０はエンドブラケットの側端面に形成した係止
凸起である。
部分、１０はエンドブラケットの側端面に形成した係止
凸起である。
１１はメタル１３を支持する軸支持部で、エンドブラケ
ットの中央部に設け、その先端面は軸孔１２が孔設され
ている。
ットの中央部に設け、その先端面は軸孔１２が孔設され
ている。
以上のような構成において、メタル１３をエンドブラケ
ット６の軸支持部１１に挿入しておき、該エンドブラケ
ット６をハウジング１に挿入する。
ット６の軸支持部１１に挿入しておき、該エンドブラケ
ット６をハウジング１に挿入する。
このときハウジングの係止孔２とブラケットの係止凸起
１０を嵌合させることによってハウジング１とエンドブ
ラケット６は廻り止めがなされる。
１０を嵌合させることによってハウジング１とエンドブ
ラケット６は廻り止めがなされる。
この状態においてマグネット４を切欠き５を有する側よ
りハウジング１に挿入するが、このときの挿入は磁極マ
ークｂと小孔ａとを合せ基準として位置を決める。
りハウジング１に挿入するが、このときの挿入は磁極マ
ークｂと小孔ａとを合せ基準として位置を決める。
その後マグネット４を端面より押圧すると切欠き５と突
起８の圧入接合により、支持壁７の外周面がハウジング
１の内面に挿圧され、その圧縮によって生ずる摩擦によ
ってマグネット４及びエンドブラケット６はハウジング
１より確実に固定されることになる。
起８の圧入接合により、支持壁７の外周面がハウジング
１の内面に挿圧され、その圧縮によって生ずる摩擦によ
ってマグネット４及びエンドブラケット６はハウジング
１より確実に固定されることになる。
マグネット４がハウジング１内に確実に固定されるので
、ロータの挿入組立作業は容易に行なえる。
、ロータの挿入組立作業は容易に行なえる。
すなわち、ロータをマグネット４の中空部に挿入する際
、ロータとマグネット４間に磁気吸引力が作用する。
、ロータとマグネット４間に磁気吸引力が作用する。
この吸引力により、マグネット４はハウジング１から飛
び出そうとするが、前述したようにマグネット４はハウ
ジング１内に確実に固定されてい・ため、飛び出ない。
び出そうとするが、前述したようにマグネット４はハウ
ジング１内に確実に固定されてい・ため、飛び出ない。
したがって、ロータの挿入組立作業が容易に行なえるの
である。
である。
ここでエンドブラケット６の支持壁７はマグネットの圧
入によって、ハウジング１の内径に対するクリアランス
分だけ曲げが生ずるがそれは極く少なく、抜は止めとな
る固定力は支持片の圧縮力であるため、エンドブラケッ
トが破損したりすることはなく、又マグネット４の切欠
き５を押圧する部分もマグネット４の切欠残部肉厚の厚
い部分を押すため割れに対する問題もない。
入によって、ハウジング１の内径に対するクリアランス
分だけ曲げが生ずるがそれは極く少なく、抜は止めとな
る固定力は支持片の圧縮力であるため、エンドブラケッ
トが破損したりすることはなく、又マグネット４の切欠
き５を押圧する部分もマグネット４の切欠残部肉厚の厚
い部分を押すため割れに対する問題もない。
以上の如く本発明によるところの永久磁石支持装置はハ
ウジングの磁極に対し確実にマグネットの磁極を一致さ
せることができ、かつ固定が合成樹脂のエンドブラケッ
トの圧縮によってハウジング、エンドブラケット及びマ
グネットの３体が互に密着され、所要の目的を達するこ
とが可能となり作業能率を向上させる顕著な作用効果を
期待できるものである。
ウジングの磁極に対し確実にマグネットの磁極を一致さ
せることができ、かつ固定が合成樹脂のエンドブラケッ
トの圧縮によってハウジング、エンドブラケット及びマ
グネットの３体が互に密着され、所要の目的を達するこ
とが可能となり作業能率を向上させる顕著な作用効果を
期待できるものである。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はハウジ
ングの斜視図、第２図はマグネットの断面図、第３図は
その平面図、第４図はエンドブラケットの断面図、第５
図はその平面図、第６図は組立の部分的な断面図である
。 １′・・・・・・ハウジング、４・・・・・・マグネッ
ト、５・曲・平面切欠き、６・・・・・・エンドブラケ
ット、７・・面支持壁。
ングの斜視図、第２図はマグネットの断面図、第３図は
その平面図、第４図はエンドブラケットの断面図、第５
図はその平面図、第６図は組立の部分的な断面図である
。 １′・・・・・・ハウジング、４・・・・・・マグネッ
ト、５・曲・平面切欠き、６・・・・・・エンドブラケ
ット、７・・面支持壁。
Claims (1)
- １ 有底円筒状の７句ジング１と、このノ功ジング１の
奥側に挿入され、かつ円筒状部をもつエンドブラケット
６と、ハウジング１の内側に挿入される円筒状のマグネ
ット４とからなるものにおいて、前記ハウジング１の底
部である側端面に中央穴３係止孔２とを設け、この中央
穴３と係止孔２に係合する軸支持部１１と係止凸起１０
をノ＼ウジング１の側端面に対向するエンドブラケット
６の側端面に形成し、前記マグネット４の外周で、前記
エンドブラケット６側に対向する端側には一対の互に平
行な平面状の切欠き５を形成し、前記エンドブラケット
６をプラスチックで形成し、同エンドブラケット６の円
筒状部の開口端面をマグネット４の各切欠き５側に対向
させ、前記開口端面には各切欠き５とハウジング１の内
周面との間に挿入されて各切欠き５に係合する一対の支
持壁７を設け、この各支持壁７には各切欠き５側に面す
る側面部に突起８を一体に形成し、この突起８はエンド
ブラケット６の円筒状部の軸方向に延在するように形成
し、同突起をマグネット５の各切欠き５側に押圧させる
ことにより、前記各支持壁１がハウジング１の内周面に
押し付けられるようにしたことを特徴とする小型電動機
の永久磁石支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50059590A JPS5917611B2 (ja) | 1975-05-21 | 1975-05-21 | 小型電動機の永久磁石支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50059590A JPS5917611B2 (ja) | 1975-05-21 | 1975-05-21 | 小型電動機の永久磁石支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51136115A JPS51136115A (en) | 1976-11-25 |
| JPS5917611B2 true JPS5917611B2 (ja) | 1984-04-23 |
Family
ID=13117587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50059590A Expired JPS5917611B2 (ja) | 1975-05-21 | 1975-05-21 | 小型電動機の永久磁石支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917611B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5983245B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2016-08-31 | 株式会社富士通ゼネラル | モールドモータ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4329860Y1 (ja) * | 1966-06-15 | 1968-12-07 |
-
1975
- 1975-05-21 JP JP50059590A patent/JPS5917611B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4329860Y1 (ja) * | 1966-06-15 | 1968-12-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51136115A (en) | 1976-11-25 |
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