JPS5917549Y2 - 固定用治具 - Google Patents

固定用治具

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Publication number
JPS5917549Y2
JPS5917549Y2 JP18149078U JP18149078U JPS5917549Y2 JP S5917549 Y2 JPS5917549 Y2 JP S5917549Y2 JP 18149078 U JP18149078 U JP 18149078U JP 18149078 U JP18149078 U JP 18149078U JP S5917549 Y2 JPS5917549 Y2 JP S5917549Y2
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JP
Japan
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main body
groove
fixing
fixing jig
utility
Prior art date
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Expired
Application number
JP18149078U
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English (en)
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JPS5598537U (ja
Inventor
功 成田
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円柱状部品などを研削加工する固定用治具に関
するものである。
従来、コアピンなどの円柱状部品の端面研削加工や、す
り割り加工などを行う際には、これらの被加工物をチャ
ックや万力などを用いて固定していた。
ところが上記による固定手段では被加工物の垂直度や平
行度が出しとくく、精度のよい加工を行うことが困難で
あった。
また被加工物をその都度1本づつ芯出しして加工処理し
ていたため非能率的であり実用上好ましくなかった。
本考案は上記した従来の欠点を解消するもので、被加工
物の垂直度や平行度を精度よく簡単に出すことができる
とともに、取扱いの容易な固定用治具を提供することを
目的とする。
以下図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明
する。
第1図〜第5図において、1は六面体状の治具本体であ
って、平坦な背部基準面1aとこの面に対し所定角度を
なす側基単面1b。
IC,ld、leとを有しており、各面のなす角は90
度の直方体である。
治具本体1の前面1fには突部2が一体的に設けてあり
、前面1fと突部2との間はガイド溝2a、2aとなっ
ている。
突部2の前面の上部(第1図)にはV溝3が設けられ、
残りの下方の部分は■溝の深さより大きい径の円弧部4
となっている。
ガイド溝2a、2aの溝方向は、■溝3の溝方向に平行
している。
5はV溝3の前方に設けられたアーチ形の剛体フレーム
であって、フレーム5の両端の爪5a、5aがガイド溝
2 a、 2 aに嵌まり込み、そのためフレームはV
溝3の溝方向に摺動できるようになっている。
フレーム5の幅は本体1の厚さより狭くなっている。
またフレーム5の頂部には■溝3に対向して進退可能の
固定用ネジ6が設けられている。
治具本体1の5つの基準面はいずれも平滑仕上げをした
平坦面をなしている。
背部基準面1aには■溝3に並行する2本の■溝7,7
が設けられ、残りの下方の部分は■溝の深さより大きい
径の円弧部8,8となっている。
両V溝7,7の間にはネジ孔9が設けられているととも
に、ネジ孔には■溝7,7に跨ってブロックバー10を
締め付けるためのネジ11が螺合可能である。
また治具本体1には側部基準面1b、ldに亘って固定
用ボルト挿入用の穴12が貫通している。
なおボルト挿入用の穴は別に基準面1c、1eに亘って
穴12と直交する向きに貫通してあってもよい。
また上記した治具本体1はそれ自体を磁性の金属材で形
成すると好適である。
すなわち加工台が電動式のマグネットテーブル13の場
合にはテーブル上に被加工物を取りつけた治具本体を載
置するのみで一切のネジ類を使用することなく安定的に
固定することが可能である。
また加工台がマグネットテーブル以外の普通のテーブル
である場合には、第6図示のようにテーブル14の蟻溝
15から突出したボルト16を治具本体1の穴12に貫
通し、ボルト16の突出部にナツト17を締め付けるこ
とにより治具の強固な固定が行える。
つぎに本考案の治具の作用をマグネットテーブルを用い
た場合について説明する。
第4図、第5図においてPは一例として大径部と小径部
を有する軸を被加工物として示しである。
軸Pの大径部の先端面を研削するには、小径部をその先
端が突出しないように■溝3に当て、押しネジ6を進出
して軸Pを強く押し付けて固定する。
そして治具の基準面1bをマグネットテーブル13に吸
着させて軸Pの大径部端面の研削を行う。
またたとえば軸Pの大径部のすり割り加工を行うときは
、上記と同様に軸Pを治具に取りつけた後、ブロックパ
ー10およびネジ11を取り外すして背部基準面1aを
マグネットテーブルに吸着させて作業を行う。
またその他の基準面IC,ld、leを用いて種々の個
所の加工を行うことも勿論可能である。
さらに同時に数本の被加工物を研削するときは、背部基
準面1aの■溝7,7に被加工物を載置し、ネジ11を
締め付けてブロックパー10で1定させれば、同時に少
くも3個の被加工物の加工が同時に行える。
なお被加工物の大径部は大径の円弧部4,8内に逃げる
のでその保持が妨げられることなく、同径の丸棒状の軸
でも安定した保持が行えることは言うまでもない。
以上のように本考案によれば、本体のガイド溝にフレー
ムの爪が摺動自在に取り付けであるので、被加工物の最
も安定した個所を固定用ネジにて押圧できるので安定し
た保持が可能であるとともに、治具本体が規準面を有す
るので、加工の際垂直度や平行度を正確に出すことがで
き、精度の高い加工が容易に行える。
さらにフレームの幅は本体の幅より狭く構威しであるの
で、本体の各面を利用して正確な角度で被加工物の向き
を変えることができる。
また数本の加工物を一度に能率的に加工できる上、取扱
いが容易であるなど多くの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例であって、第1図は斜視図、第
2図は正面図、第3図は背面図、第4図は第2図IV−
IV線断面図、第5図は第2図■−V線に沿う断面図、
第6図は1つの固定状態を説明するための側面図である
。 1・・・・・・治具本体、1a・・・・・・背部基準面
、lb。 IC,ld、 le・・・・・・側部基準面、1f・・
・・・・前面、2・・・・・・突起、2a・・・・・・
ガイド溝、3・・・・・・■溝、5・・・・・・フレー
ム、5a・・・・・・爪、6・・・・・・固定用ネジ、
7・・・・・・■溝、9・・・・・・ネジ穴、10・・
・・・・ブロックバー11・・・・・・ネジ、12・・
・・・・穴。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)平坦で直交している面を有する六面体状の本体と
    、この本体の一つの面と一体的に形成された突部と、こ
    の突部の前面に形成した■溝と、上記本体と上記突部と
    の間にこの■溝方向に穿設しであるガイド溝と、上記本
    体のガイド溝にその爪が摺動可能にとりつけてあり、上
    記本体の幅より狭幅の剛体のアーチ形のフレームと、こ
    のフレームの頂部に螺合しており上記■溝に対向して進
    退可能の固定用ネジとを具備する固定用治具。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項において、本体背
    面に本体前面の■溝と平行する2つの■溝を設け、両V
    溝の間にブロックバーを締め付けるためのネジ穴を設け
    たことを特徴とする固定用治具。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項において、本体の
    中央部に固定用ボルトが貫通可能の穴を設けたことを特
    徴とする固定用治具。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項において、対向す
    る側部規準面に固定用ボルトが貫通可能の穴を設けたこ
    とを特徴とする固定用治具。
JP18149078U 1978-12-28 1978-12-28 固定用治具 Expired JPS5917549Y2 (ja)

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JP18149078U JPS5917549Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 固定用治具

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JP18149078U JPS5917549Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 固定用治具

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Publication Number Publication Date
JPS5598537U JPS5598537U (ja) 1980-07-09
JPS5917549Y2 true JPS5917549Y2 (ja) 1984-05-22

Family

ID=29193166

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JP18149078U Expired JPS5917549Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 固定用治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6464128B2 (ja) 2016-10-05 2019-02-06 ファナック株式会社 ワーク固定装置

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Publication number Publication date
JPS5598537U (ja) 1980-07-09

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