JPS5917448Y2 - 熱交換器用フィンの製造用金型 - Google Patents

熱交換器用フィンの製造用金型

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Publication number
JPS5917448Y2
JPS5917448Y2 JP6217280U JP6217280U JPS5917448Y2 JP S5917448 Y2 JPS5917448 Y2 JP S5917448Y2 JP 6217280 U JP6217280 U JP 6217280U JP 6217280 U JP6217280 U JP 6217280U JP S5917448 Y2 JPS5917448 Y2 JP S5917448Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
heat exchanger
pieces
piece
fin
Prior art date
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Expired
Application number
JP6217280U
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English (en)
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JPS56165543U (ja
Inventor
聡 丹野
清 川端
政行 坪川
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 近隼、空調機器の省エネルギー化が叫ばれ、コンプレッ
サーと共に、空調機器の性能を大きく左右する熱交換器
の効率向上が課題となっている。
本考案は、前記の要望にかなう高効率フィン付熱交換器
用フィンのうち特にルーバ形状を威すフィンの製造用金
型の耐久性向上を目的としている。
前記フィンの構成の1例を第4図、第5図に示す。
図はプレートフィン1の正面図及び断面図で伝熱管挿入
用のつば付透孔3を千鳥状に配設し、前記透孔3と段方
向に隣接する透孔3′との間隙部のフィン4上に、フィ
ンの表裏にわたり切り起されたルーバ状切り起し5.
6. 7. 8. 9を一定方向に設けである。
従来、前記ルーバ状切り起しを製造加工する場合、第6
図に示す上型10と下型11とで構成された金型を使用
していた。
前記上型10と下型11とは、それぞれのルーバ状切り
起し加工部の金型10.11の先端部12はルーバ先端
の折れ曲りを防止するため鋭角のエツジになっており、
これが逆に金型にとっては割れ易く又、摩耗に対しても
弱いという欠点を有していた。
しかも、前記上型10及び下型11は一体物で構成され
ていた為に、先端部12の1つが欠けても上型10及び
下型11をともに交換しなければならないという欠点を
有していた。
本考案は、金型先端部を鋭角から鈍角に変え、しかも、
上型、下型を分割する事により従来の欠点を解消するも
ので以下に本考案の一実施例について説明する。
第1図は本考案金型の一実施例の断面図で、上型P1は
分割された金型ピース13゜14、14’、 14”、
15で構成され、下型P2は分割された金型ピース1
6.17.17’、 17”、 18で構成されている
しかも、前記ピース13と18.14と17.15と1
6はそれぞれ同一形状であり交換できるよう兼用化か゛
図られている。
すなわちピース13と18はフィン面に当接する平たん
部13a、18aとこの平たん部より突出しルーバ5,
9を切起す突出部13 b、 18 bより戒り、ピー
ス15と16は同じく平たん部15a、16aと上記ピ
ース13と18の突出部13 b、 18 bを収容す
る凹部15 b、 16 bよりなる。
またピース14と17はそれぞれ上記平たん部を有する
ピース13.18.15.16の側面に当接しルーバ6
.7’、8を切起すべく先端を傾斜せしめて各々上型P
1と下型P2とで噛み合うよう配列される。
一方上記ピースのうちピース13.14・・・・・・、
17・・・・・・、18の傾斜せる先端は隣合う各ピー
スの側面より直角になるようカットされており、よって
傾斜面とは鈍角を或す。
ピース14.17で示される上記カット面19.20は
その巾lがピースの巾りに対して十分小さくなるよう決
められており、この巾1が極度に大きいとルーバの先端
が折れ曲る恐れがあり、実験の結果1/L≦0.2程度
とすることでアルミニウムで戊るフィン素材のスプリン
グバックによって折れ曲ることか防止できた。
次に製造課程を説明すると第3図は第1図の実施例で構
成された金型でフィン4の表裏に切り起されたルーバ部
6,7を製造中の一部拡大断面図で、この第3図に基づ
いて作動を説明する。
フィン用の薄板素材が送られて来ると、上型P1のピー
ス14.14’が一定の圧力で下降してピース14.1
4及び下型P2のピース17.17’の90°に加工さ
れた先端カット面19及び20により素材が切断される
と共にルーバ部6及び7が形成される。
第3図は上型P1のピース14.14’が下死点に達し
た状態を示している。
図より明らかな様に上型P1が下死点に達した時点で上
型のピース14.14’と下型P2のピース17.17
’の底付きを起こす部分がなく、金型同志の当りによる
割れ及び摩耗がなく、先端部19、20の耐久性向上と
ともに金型本体の耐久性も向上する。
また第2図に示す、ピース14の寸法関係を1/L≦0
.2に金型設計をしているので、フィン素材のスプリン
グバックを利用する事ができ、前記の高効率熱交換器用
フィン1のルーバ部5、 6. 7. 8. 9の先端
部も折れ曲がる事なく成形できる。
上記の実施例からも明らかな様に、本考案の金型は金型
先端部を傾斜面に対して鈍角とする事により割れ及び摩
耗に対する耐久性を向上させ、しかも上型と下型との底
着き部もなくなるので金型本体の耐久性も向上する。
さらに、各型をピースに分割する事により金型の取り換
えのスピードアップ並びにコストダウンをはかることが
できる。
またピースの鈍角を構成する先端部をピースの巾に対し
て寸法を適切に設計する事により、高効率熱交換器用フ
ィンの表裏に切り起されたルーバ状切り起しをフィン素
材のスプリングバック金利用することにより所定の形状
に成形する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフィンを製造する金型の一実施例の断
面図、第2図は第1図の分割ピースの一部拡大断面図、
第3図は本考案−実施例の金型の作動図、第4図は高効
率熱交換器用フィンの一実施例を示す平面図、第5図は
第4図のB−B断面図、第6図は従来の金型を示す断面
図である。 1・・・・・・フィン、3,3′・・・・・・つば行送
孔、5,6゜7、8.9・・・・・・ルーバ状切り起し
、Pl・・・・・・上型、P2・・・・・・下型、13
.14.15.16.17.18・・・・・・金型ピー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィン表裏にわたって切り起される複数個のルーバ状切
    り起しを形成する金型を、前記各ルーバに対応する分割
    された傾斜状の金型ピースを組合せた上型と下型にて構
    成し、前記各金型ピースの先端部を傾斜面に対して鈍角
    を威すよう形成した熱交換器用フィンの製造用金型。
JP6217280U 1980-05-06 1980-05-06 熱交換器用フィンの製造用金型 Expired JPS5917448Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6217280U JPS5917448Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 熱交換器用フィンの製造用金型

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JP6217280U JPS5917448Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 熱交換器用フィンの製造用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56165543U JPS56165543U (ja) 1981-12-08
JPS5917448Y2 true JPS5917448Y2 (ja) 1984-05-22

Family

ID=29656497

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JP6217280U Expired JPS5917448Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06 熱交換器用フィンの製造用金型

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434977Y2 (ja) * 1986-10-03 1992-08-19
JP6344109B2 (ja) * 2014-07-22 2018-06-20 日産自動車株式会社 凹凸成形品の成形装置

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JPS56165543U (ja) 1981-12-08

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