JPH0125914Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125914Y2 JPH0125914Y2 JP17157780U JP17157780U JPH0125914Y2 JP H0125914 Y2 JPH0125914 Y2 JP H0125914Y2 JP 17157780 U JP17157780 U JP 17157780U JP 17157780 U JP17157780 U JP 17157780U JP H0125914 Y2 JPH0125914 Y2 JP H0125914Y2
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- Japan
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- fin
- cut
- raised
- fins
- parallel
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 6
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、プレートフイン型熱交換器に使用
するフインに係り、フイン材料の使用量を著しく
減少させかつ熱伝達効率を向上させた熱交換器用
フインに関する。
するフインに係り、フイン材料の使用量を著しく
減少させかつ熱伝達効率を向上させた熱交換器用
フインに関する。
熱交換器として、２枚の平板間に補強材および
伝熱面積の拡大を目的としたフインをろう付等で
固着した構成のものが多用されており、フインの
形状は多種多様なものが使用されている。例えば
第１図に示すような、２枚の平板１の両端にサイ
ドバー２を配し、その間に多数の切込みを有する
波形ルーバーフイン３が挿入固着された構成が多
用されている。
伝熱面積の拡大を目的としたフインをろう付等で
固着した構成のものが多用されており、フインの
形状は多種多様なものが使用されている。例えば
第１図に示すような、２枚の平板１の両端にサイ
ドバー２を配し、その間に多数の切込みを有する
波形ルーバーフイン３が挿入固着された構成が多
用されている。
この波形ルーバーフイン３は、山部３ａと谷部
３ｂが多数連続したフイン列が隣のフイン列と山
部あるいは谷部を交互に少しずつずらせた構成で
あり、これをフイン材料４から成形するには、第
２図に示すごとく、Ｌ字形の刃を組合せた複雑な
形状の上刃５と下刃６を必要とし、刃の摩耗が大
きくて成形能率も悪く、勢いコスト高となつてい
た。しかも、波形とするために、平板１の開口幅
をｌとすると、ここに挿入する波形ルーバーフイ
ン３はフイン材料を2l長さも必要とし、さらに第
１図に示すごとく、山部３ａ、谷部３ｂが平板１
と接続しており、この部分は伝熱面積の拡大には
役立たず、材料の無駄となりコスト高となる。
３ｂが多数連続したフイン列が隣のフイン列と山
部あるいは谷部を交互に少しずつずらせた構成で
あり、これをフイン材料４から成形するには、第
２図に示すごとく、Ｌ字形の刃を組合せた複雑な
形状の上刃５と下刃６を必要とし、刃の摩耗が大
きくて成形能率も悪く、勢いコスト高となつてい
た。しかも、波形とするために、平板１の開口幅
をｌとすると、ここに挿入する波形ルーバーフイ
ン３はフイン材料を2l長さも必要とし、さらに第
１図に示すごとく、山部３ａ、谷部３ｂが平板１
と接続しており、この部分は伝熱面積の拡大には
役立たず、材料の無駄となりコスト高となる。
そこでこの考案は、上述した波形ルーバーフイ
ンと比較して、材料の使用量を著しく減少させ、
フインの成形加工も容易でかつ熱交換効率のよい
熱交換器用フインを目的としている。
ンと比較して、材料の使用量を著しく減少させ、
フインの成形加工も容易でかつ熱交換効率のよい
熱交換器用フインを目的としている。
すなわちこの考案は、２枚の平板間に介在させ
ろう付等で一体に固着する熱交換器用フインにお
いて、平板間距離相当間隔でスリツトを複数並列
させたフイン材表面から、フイン材基板を中心に
上下方向に切起こして、フイン材基板に対して垂
直となつた切起こしフイン部を複数個並列させて
なり、切起こしフイン部を流体の流れ方向に平行
に配し、上記複数個並列した切起こしフイン部列
を流体の流れ方向に複数列配置した熱交換器用フ
インである。
ろう付等で一体に固着する熱交換器用フインにお
いて、平板間距離相当間隔でスリツトを複数並列
させたフイン材表面から、フイン材基板を中心に
上下方向に切起こして、フイン材基板に対して垂
直となつた切起こしフイン部を複数個並列させて
なり、切起こしフイン部を流体の流れ方向に平行
に配し、上記複数個並列した切起こしフイン部列
を流体の流れ方向に複数列配置した熱交換器用フ
インである。
さらにこの考案によるフインを図面に基づいて
詳しく説明すると、第３図にはＩ形の切目をフイ
ン材に多数並列させた場合を示しており、切目間
の矩形のフイン部１３ａを上下方向に切起こすと
基板１３ｂを中心に同一高さの多数の連続したフ
イン部１３ａ列が構成される。切目の間隔を２枚
の平板１１端間に入れるサイドバー１２高さと同
等とすると切起こしたフイン部１３ａは上下の平
板１１に当接し熱交換器用フインを構成する。す
なわち熱交換器の平板１１間の開口高さに合せて
フイン部１３ａの切出し幅を決定すればよい。
詳しく説明すると、第３図にはＩ形の切目をフイ
ン材に多数並列させた場合を示しており、切目間
の矩形のフイン部１３ａを上下方向に切起こすと
基板１３ｂを中心に同一高さの多数の連続したフ
イン部１３ａ列が構成される。切目の間隔を２枚
の平板１１端間に入れるサイドバー１２高さと同
等とすると切起こしたフイン部１３ａは上下の平
板１１に当接し熱交換器用フインを構成する。す
なわち熱交換器の平板１１間の開口高さに合せて
フイン部１３ａの切出し幅を決定すればよい。
このフイン部１３ａを連続させた切起こしフイ
ン１３を作製するには、例えば第４図に示すよう
に、所定の切目長さに合せた刃を所定間隔で並列
させた簡単な構成の上刃１５と下刃１６とでフイ
ン材１４に切目を入れ、続いて上下方向に起こし
てフイン材１４に対して垂直に切出し形成する。
例えば加工するフイン材１４幅ｌを熱交換器の開
口幅ｌに合せて、所定個数のフイン部１３ａ列を
フイン材１４幅方向に切起こし、これを一定の間
隔をあけて連続してフイン部１３ａ列をフイン材
１４長さ方向に切出し形成し、熱交換器の通路長
さに応じてフイン材１４を切断すると容易に切起
こしフイン１３を作製できる。第５図、第６図に
示すように、この切起こしフイン１３を２枚の平
板１１ではさみ、フイン部１３ａ高さに合せたサ
イドバー１２をフイン部１３ａに平行に平板１１
の両端側に配して全体をろう付等で一体に固着す
ると、開口部分に対して所定個数のフイン部１３
ａが並列し、通路長さ方向に複数列のフイン部１
３ａ列が並んだ熱交換器通路となる。複数列のフ
イン部１３ａ列の配列は、フイン部１３ａが通路
長さ方向に一直線上に並ぶように配置するか、あ
るいは列ごとにフイン部１３ａが交互にずれるよ
う千鳥配置するかは任意であり、フイン部１３ａ
の切起こし方向も任意である。
ン１３を作製するには、例えば第４図に示すよう
に、所定の切目長さに合せた刃を所定間隔で並列
させた簡単な構成の上刃１５と下刃１６とでフイ
ン材１４に切目を入れ、続いて上下方向に起こし
てフイン材１４に対して垂直に切出し形成する。
例えば加工するフイン材１４幅ｌを熱交換器の開
口幅ｌに合せて、所定個数のフイン部１３ａ列を
フイン材１４幅方向に切起こし、これを一定の間
隔をあけて連続してフイン部１３ａ列をフイン材
１４長さ方向に切出し形成し、熱交換器の通路長
さに応じてフイン材１４を切断すると容易に切起
こしフイン１３を作製できる。第５図、第６図に
示すように、この切起こしフイン１３を２枚の平
板１１ではさみ、フイン部１３ａ高さに合せたサ
イドバー１２をフイン部１３ａに平行に平板１１
の両端側に配して全体をろう付等で一体に固着す
ると、開口部分に対して所定個数のフイン部１３
ａが並列し、通路長さ方向に複数列のフイン部１
３ａ列が並んだ熱交換器通路となる。複数列のフ
イン部１３ａ列の配列は、フイン部１３ａが通路
長さ方向に一直線上に並ぶように配置するか、あ
るいは列ごとにフイン部１３ａが交互にずれるよ
う千鳥配置するかは任意であり、フイン部１３ａ
の切起こし方向も任意である。
いずれの場合であつても切起こしフイン１３と
することにより、例えば手前のフイン部列と後方
のフイン部列との間にはフイン部１３ａ高さの中
央に位置するフイン材の基板１３ｂがかならず存
在し、フイン部１３ａ間を通過する流体に、通路
方向における旋回流が発生しやすくなり、切起こ
しフイン１３による伝熱面積の増大とあいまつて
熱伝達効率が著しく向上する。
することにより、例えば手前のフイン部列と後方
のフイン部列との間にはフイン部１３ａ高さの中
央に位置するフイン材の基板１３ｂがかならず存
在し、フイン部１３ａ間を通過する流体に、通路
方向における旋回流が発生しやすくなり、切起こ
しフイン１３による伝熱面積の増大とあいまつて
熱伝達効率が著しく向上する。
以上のように本願考案の熱交換器用フインを他
の部材とろう付にて一体に固着すると、フイン部
１３ａの上下端はすべて平板１１，１１内壁面と
完全にろう着されるので切起こしフイン１３は平
板１１，１１とサイドバー１２，１２で囲まれた
通路を形成する空間の補強材としても作用し熱交
換器の耐圧強度が大巾に向上し、高圧流体用熱交
換器用フインとして有効である。
の部材とろう付にて一体に固着すると、フイン部
１３ａの上下端はすべて平板１１，１１内壁面と
完全にろう着されるので切起こしフイン１３は平
板１１，１１とサイドバー１２，１２で囲まれた
通路を形成する空間の補強材としても作用し熱交
換器の耐圧強度が大巾に向上し、高圧流体用熱交
換器用フインとして有効である。
また上述したごとく、平板からなるフイン材料
にフイン部を切起こしてフインを構成するため、
同一のフイン材料幅ｌで同等の開口副ｌが得ら
れ、従来の波形ルーバーフインに比較して使用す
るフイン材料は半分ですみ、切出し形成するため
の刃も簡単な構造であるため、摩耗も小さく成形
能率が良く、使用材料、成形性の両面から生産性
にすぐれている。
にフイン部を切起こしてフインを構成するため、
同一のフイン材料幅ｌで同等の開口副ｌが得ら
れ、従来の波形ルーバーフインに比較して使用す
るフイン材料は半分ですみ、切出し形成するため
の刃も簡単な構造であるため、摩耗も小さく成形
能率が良く、使用材料、成形性の両面から生産性
にすぐれている。
第１図は従来の波形ルーバーフインを使用した
熱交換器の一部破断斜視図、第２図は波形ルーバ
ーフインを成形する工程を説明する斜視図、第３
図はこの考案による切起こしフインを示す斜視
図、第４図はこの考案による切起こしフインを成
形する刃の縦断面図、第５図は切起こしフインを
使用した熱交換器の一部破断平面図、第６図は第
５図の一部破断拡大正面図である。 図中、１１……平板、１２……サイドバー、１
３……切起こしフイン、１３ａ……フイン部、１
３ｂ……基板、１４……フイン材、１５……上
刃、１６……下刃。
熱交換器の一部破断斜視図、第２図は波形ルーバ
ーフインを成形する工程を説明する斜視図、第３
図はこの考案による切起こしフインを示す斜視
図、第４図はこの考案による切起こしフインを成
形する刃の縦断面図、第５図は切起こしフインを
使用した熱交換器の一部破断平面図、第６図は第
５図の一部破断拡大正面図である。 図中、１１……平板、１２……サイドバー、１
３……切起こしフイン、１３ａ……フイン部、１
３ｂ……基板、１４……フイン材、１５……上
刃、１６……下刃。
Claims (1)
- ２枚の平板間に介在させろう付等で一体に固着
する熱交換器用フインにおいて、平板間距離相当
間隔でスリツトを複数並列させたフイン材表面か
ら、フイン材基板を中心に上下方向に切起こし
て、フイン材基板に対して垂直となつた切起こし
フイン部を複数個並列させてなり、切起こしフイ
ン部を流体の流れ方向に平行に配し、上記複数個
並列した切起こしフイン部列を流体の流れ方向に
複数列配置した熱交換器用フイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17157780U JPH0125914Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17157780U JPH0125914Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5794089U JPS5794089U (ja) | 1982-06-09 |
| JPH0125914Y2 true JPH0125914Y2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=29529926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17157780U Expired JPH0125914Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0125914Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61262593A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-20 | Showa Alum Corp | 熱交換器 |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP17157780U patent/JPH0125914Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5794089U (ja) | 1982-06-09 |
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