JPS5917415Y2 - 背負型動力防除機の防音装置 - Google Patents

背負型動力防除機の防音装置

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Publication number
JPS5917415Y2
JPS5917415Y2 JP9982776U JP9982776U JPS5917415Y2 JP S5917415 Y2 JPS5917415 Y2 JP S5917415Y2 JP 9982776 U JP9982776 U JP 9982776U JP 9982776 U JP9982776 U JP 9982776U JP S5917415 Y2 JPS5917415 Y2 JP S5917415Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backpack
fan case
engine
type power
crankcase
Prior art date
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Expired
Application number
JP9982776U
Other languages
English (en)
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JPS5318383U (ja
Inventor
常由 湯浅
秀範 清水
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5318383U publication Critical patent/JPS5318383U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 一般に背負型動力防除機は背負枠上にエンジンと、上記
エンジンにより駆動される薬剤散布用送風機を備えてい
る。
そして従来はエンジンのクランクケースと送風機のファ
ンケースは剛直に取付けであるため、エンジン振動によ
りファンケースからビビリ音が発生し易く、又ファン騒
音が共鳴して増加し、作業者の耳の位置での騒音がかな
り高くなり、疲労が増し、作業能率の低下する不具合が
あった。
本考案は上記問題を解決するため、ファンケースとエン
ジンクランクケースの間にゴムダンパーを挾み、ファン
ケースのビビリ音を低減し、作業者の耳に達する騒音を
大巾に低下させようとするもので、次に図面により説明
する。
第1図に於て、1はエンジン、2はクランクケース、3
はファンケース、4はゴムダンパー20を介して両ケー
ス2,3を固定するための複数個のボルト、5は背負枠
、6は背負枠5上にファンケース3を固定するためのブ
ラケットである。
7は背当て、作業者の背中に面した前側(図の左側)に
クッション材7aを備え、背負枠5に取付けである。
ファンケース3と一体の環状のカバー8は先端にフラン
ジ9を備え、このフランジ9の部分で背当7に締付けで
ある。
19は消音室である。カバー8の上下端部に設けた孔に
空気吸込パイプ10が嵌合し、ボルト締めにより嵌合部
の気密が保持されている。
パイプ10の上端は蓋11により密封され下端は開放し
て空気吸込口24を形成しており、途中に多数の小孔1
2を有する。
13はファンケース3の中央部に設けた吸込口、14は
ファンケース3の後壁に設けた吐出口、16はクランク
軸15に取付けたファン、17は燃料タンク、18は薬
剤タンクである。
第1図の一部を拡大した第2図に於て、ゴムダンパー2
0はは(L形の断面を備え、クランクケース2の段部2
1に接着されており、ゴムダンパー20を介してクラン
クケース2にファンケース3が嵌合した状態で、ボルト
4により両ケース2.3が締付けである。
これによりクランクケース2はファンケース3に対しは
パ′浮動状態に支持されている。
エンジン運転中、クランクケース2の先端は激しく振動
するが、その振動はゴムダンパー20により大部分が吸
収され、ファンケース3への振動伝達量は大巾に低減す
る。
従ってエンジン振動に起因してファンケース3からビビ
リ音が発生する度合は減少し、又ファン騒音の共鳴も防
止される。
これにより作業者の耳の位置Eに達する騒音レベルを大
巾に下げることができる。
本考案に於いてはエンジン1のクランクケース2の前端
縁と送風機のファンケース3の後端縁を略り形断面の環
状の隙間をへだでて噛合せ、かつ上記隙間内の環状の防
振ゴムを介して連結しているので、クランクケース2と
ファンケース3が剛直に結合されていないにも拘らず、
クランクケース2に対する保持剛性が増し、エンジンの
姿勢及び作動が安定する利点がある。
即ちL形断面のゴムダンパー20の外周筒状部は、クラ
ンクケース2の外周前端の筒状部と、その中に嵌入した
ファンケース3の後端筒状部の間に介在しているので、
クランク軸15と直角方向のクランクケース2の振動を
確実に吸収すると共にファンケース3の後端筒状部で支
持することができる。
又ゴムダンパー20のクランク軸15と直角な環状円板
部はクランクケース2とファンケース3の対向する面(
クランク軸15と直角な面)の間に介在して、クランク
ケース2の前後方向の振動を確実に吸収すると共にファ
ンケース3で支持する事ができ、前述のごとく、クラン
クケース2とファンケース3が直接接触する部分は存在
しないにもかかわらず、クランク軸15と直角な半径方
向及びクランク軸方向の振動を吸収すると共に、ファン
ケース3に対するクランクケース2の位置、姿勢がずれ
る恐れがなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した背負型動力防除機の縦断側面
図、第2図は第1図の部分拡大図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・クランクケー
ス、3・・・・・・ファンケース、5・・・・・・背負
枠、20・・・・・・ゴムダンパー(防振ゴム)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背負枠上にエンジンと、上記エンジンにより駆動される
    薬剤散布用送風機を取付けた背負型動力防除機に於て、
    エンジンのクランクケースの前端縁と送風機のファンケ
    ースの後端縁を略り形断面の環状の隙間をへだてて噛合
    せ、かつ上記隙間内の環状の防振ゴムを介して連結した
    ことを特徴とする背負型動力防除機の防音装置。
JP9982776U 1976-07-26 1976-07-26 背負型動力防除機の防音装置 Expired JPS5917415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9982776U JPS5917415Y2 (ja) 1976-07-26 1976-07-26 背負型動力防除機の防音装置

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Publication Number Publication Date
JPS5318383U JPS5318383U (ja) 1978-02-16
JPS5917415Y2 true JPS5917415Y2 (ja) 1984-05-21

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