JP3237947B2 - 管理機 - Google Patents

管理機

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JP3237947B2
JP3237947B2 JP07372493A JP7372493A JP3237947B2 JP 3237947 B2 JP3237947 B2 JP 3237947B2 JP 07372493 A JP07372493 A JP 07372493A JP 7372493 A JP7372493 A JP 7372493A JP 3237947 B2 JP3237947 B2 JP 3237947B2
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JP
Japan
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engine
muffler
bonnet
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裕光 早田
明彦 清水
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体にエンジンを搭載
し、耕耘、土入れ、うね立て、溝堀り等の農作業に用い
る主に小形歩行式の管理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の管理機は、実開昭58−
157721号公報等に開示されているように、機体の
前部にエンジンを搭載し、このエンジンの上部に、該エ
ンジンの上部に配置する燃料タンク部分を覆う甲羅形の
ボンネットを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の甲羅形
のボンネットは、エンジンの上部における燃料タンク部
分のみを覆う比較的浅い構造であり、エンジン部分の殆
どが外部に露出されてしまうし、該エンジンに直結する
始動用機器やマフラーも外部に露出され、騒音が大きい
問題がある。
【0004】本発明では、エンジン周りの上部及び側部
を覆う箱状のボンネットを設けると共に、エンジン室を
区画し、その内部にエンジンを収めるという構造を採る
ことにより、低騒音化を実現した管理機を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために、第一に、機体1にエンジン2を搭載し、こ
のエンジン2の一側に始動用機器3を他側にマフラー4
をそれぞれ配設して、これらエンジン2、始動用機器3
及びマフラー4の上部及び側部を覆うボンネット5を設
けると共に、前記エンジン2の両側に、始動用機器室3
0とマフラー室40を両側に配置してエンジン室20を
区画する隔壁61,62を設けた。
【0006】第二に、エンジン2に対するボンネット5
の取り付けを容易にできながら、エンジン室20を良好
に区画するため、上記第一の手段において、隔壁61,
62をエンジン2の両側部に一体に設けると共に、ボン
ネット5の内面に、前記隔壁61,62における外周部
近くの側面とオーバーラップするリブ51,52を内方
に向けて突設した。
【0007】
【作用】上記第一の手段により、エンジン2は、ボンネ
ット5の内部に配設され、しかも、特に隔壁61,62
で区画され、始動用機器室30とマフラー室40を両側
に配置してその間に挟まれるエンジン室20に配設され
るため、エンジン2から発する音が外部に漏れるのを効
果的に低減できる。更に、ボンネット5の内部に始動用
機器3及びマフラー4も配設されるため、これら始動用
機器3やマフラー4から発する音が外部に漏れるのも低
減できる。同時に、エンジン2、始動用機器3及びマフ
ラー4の上部及び側部をボンネット5で覆うため、高温
部に人が手を触れるのを防止できるし、内部にほこり等
を吸い込み難く、更に、外部からの水や油の侵入を阻止
できる副次的作用も得られる。
【0008】上記第二の手段により、隔壁61,62を
エンジン2に一体に設けるから、ボンネット5のエンジ
ン2側への取り付けを容易にでき、しかも、隔壁61,
62とボンネット5の内面に突設するリブ51,52と
がオーバーラップするため、エンジン室20の内部を良
好に区画できる。
【0009】
【実施例】図3に示す管理機は、機体1の前部にエンジ
ン2を搭載し、後部にハンドルフレーム10を介して後
上方に延びるハンドル11を支持し、伝動ケース21及
びミッションケース22に内装する伝動機構を介して、
エンジン2を走行車輪23及び耕耘ロータリー24に連
動させている。12は操作レバーである。
【0010】エンジン2は、図4及び図5に示すよう
に、その下部ベース部2aを、機体1を構成する正面視
コ字形で側面視概略三角形状のフレーム1aに、支持筒
71並びに筒形弾性体72及び取付ボルト73をもつ合
計4つの防振ゴム7を介して弾性的に支持している。エ
ンジン2の一側には、図6に示すように、内方部のエン
ジン冷却ファン201及びフライホイールマグネト20
2を覆う導風カバー31とセルモータ32及びバッテリ
ー33をもつセル仕様の始動用機器3を配設している。
尚、図6中、81は燃料タンク、81aは燃料タンクカ
バー、82は燃料供給ポンプ、83は気化器、84はエ
アクリーナである。一方、エンジン2の他側には、図7
に示すように、エンジン2の排気管90に接続するマフ
ラー4を配設している。
【0011】そして、図1及び図2に示すように、エン
ジン2、始動用機器3及びマフラー4の上部及び側部を
覆う丸みを帯びた箱形のボンネット5を形成して、この
ボンネット5を、機体1の前部に固定する取付フレーム
1b及びエンジン2の後方に立設する仕切兼取付フレー
ム1cを介して、機体1に着脱自由に取付ける。又、エ
ンジン2の両側に、始動用機器3を配設する始動用機器
室30とマフラー4を配設するマフラー室40を両側に
配置してボンネット5の内部にエンジン室20を区画す
る隔壁61,62を設ける。この隔壁61,62は、エ
ンジン2の両側部に一体に固定しており、又、ボンネッ
ト5の内面には、隔壁61,62における外周部近くの
側面とオーバーラップする所定高さのリブ51,52を
内方に向けて突設している。
【0012】以上の構成により、エンジン2は、ボンネ
ット5の内部に配設され、しかも、特に隔壁61,62
で区画され、始動用機器室30とマフラー室40を両側
に配置してその間に挟まれるエンジン室20に配設され
るため、エンジン2から発する音が外部に漏れるのを効
果的に低減できると共に、ボンネット5の内部に始動用
機器3及びマフラー4も配設されるため、これら始動用
機器3やマフラー4から発する音が外部に漏れるのも低
減でき、低騒音化が図れる。同時に、エンジン2、始動
用機器3及びマフラー4の上部及び側部をボンネット5
で覆うため、高温部に人が手を触れるのを防止でき、安
全性を高め得るし、ほこり等を吸い込み難く、エンジン
2の寿命を高め得、更に、外部から水や油が付き難く、
ボンネット5内の部品の後処理を簡易化でき、その後処
理コストも低減できる。その上、隔壁61,62をエン
ジン2に一体に設けるから、ボンネット5のエンジン2
側への取り付けを容易にでき、しかも、その取付状態に
おいて、隔壁61,62とボンネット5の内面に突設す
るリブ51,52とがオーバーラップするため、エンジ
ン室20の内部を良好に区画できる。
【0013】更に、本実施例では、図1に示したよう
に、始動用機器室30及びエンジン室20に接するボン
ネット5の内面及び隔壁61の表面に、消音性を有する
ウレタンスポンジ等の吸音材5aを貼り付けていると共
に、最も高温になるマフラー室40に接するボンネット
5の内面及び隔壁62の表面に、消音性及び断熱性を有
するグラスウール等の吸音兼断熱材5bを貼り付けてお
り、これら吸音材5a及び吸音兼断熱材5bにより一層
の低騒音化を図っている。この場合、吸音材5a及び吸
音兼断熱材5bは、エンジン2に一体化した隔壁61,
62の外周部がボンネット5の内面に干渉するのを回避
し、エンジン2の振動がボンネット5に直接伝わるのを
阻止するクッション材としても機能する。尚、特に吸音
材5a等を貼り付けない場合には、隔壁61,62の外
周部とボンネット5の内面との間に所定の隙間が空くよ
うに、隔壁61,62は小さめに形成するのが好まし
い。
【0014】その上、本実施例では、図7に示したよう
に、マフラー4の尾管9を、ボンネット5の内方におい
て機体1の下方側に延長し、更に、この尾管9の延長部
91に、機体1の下方部位において前後に迂回状に巻回
する巻回部92を設け、この巻回部92の出口92aを
機体1の下方部位に開口し、排気ガスの経路を長くとる
ことにより、排気音をも低減し、低騒音化をより一層図
っている。
【0015】又、本実施例では、図1並びに図6及び図
7の白抜き矢印で示したように、始動用機器室30の下
方から外気を取り込み、始動用機器3の導風カバー31
から隔壁61に開口する空気導入口61a及びエンジン
冷却ファン201を介してエンジン2のシリンダ2bの
内部に風を通過させ、開放口2c、エンジン室20、並
びに隔壁62における排気管90の挿通部周りに開口す
る空気排出口62aを経て、マフラー室40の下方から
外部に開放するようにしており、始動用機器室30、モ
ータ室20、マフラー室40の順にダクト化した通路中
で、且つ低温側から順次高温側となる室に向けて順番に
風を流すことにより、ボンネット5の内部のヒートバラ
ンスを保ち、風の逆流や滞留を防止しながら、効率よく
各部を冷却できるようにしている。
【0016】ところで、以上の実施例では、ボンネット
5を、一部材で形成するか或は複数部材を一体化して形
成することにより、全体として一体の構造のものとした
が、その他、図3において、ボンネット5の下部パート
5Aと上部パート5Bとを着脱可能な分割構造としても
よく、この場合には、メンテナンス時等において、上部
パート5Bのみを取り外せば内部を開放することがで
き、そのメンテナンス性を向上できる利点も得られる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、エンジン
2は、ボンネット5の内部で、特に隔壁61,62で区
画され、始動用機器室30とマフラー室40を両側に配
置してその間に挟まれるエンジン室20に配設されるた
め、エンジン2から発する音が外部に漏れるのを効果的
に低減できると共に、ボンネット5の内部に、始動用機
器3及びマフラー4も配設されるため、これら始動用機
器3やマフラー4から発する音が外部に漏れるのも低減
でき、全体として低騒音化を実現できる。又、同時に、
エンジン2、始動用機器3及びマフラー4の上部及び側
部をボンネット5で覆うため、高温部に人が手を触れる
のを防止でき、安全性を高め得るし、内部にほこり等を
吸い込み難く、エンジン2の寿命を高め得、更に、外部
から水や油が付き難く、ボンネット5内の部品の後処理
を簡易化でき、その後処理コストも低減できる利点も得
られる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、ボンネット
5の取り付けを容易にできながら、隔壁61,62とボ
ンネット5の内面に突設するリブ51,52とがオーバ
ーラップするため、エンジン室6の内部を良好に区画で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る管理機のボンネットを開いた分
解斜視図。
【図2】 同管理機の要部平面図。
【図3】 同管理機の全体構造を示す側面図。
【図4】 同管理機の要部正面図。
【図5】 図4のA,A線での拡大断面図。
【図6】 同管理機の要部右側面図。
【図7】 同管理機の要部左側面図。
【符号の説明】
1;機体、2;エンジン、3;始動用機器、4;マフラ
ー、5;ボンネット、20;エンジン室、30;始動用
機器室、40;マフラー室、51,52;リブ、61,
62;隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−96069(JP,A) 特開 昭52−43608(JP,A) 実開 昭58−157721(JP,U) 実開 平3−2883(JP,U) 実開 昭61−176022(JP,U) 実開 昭59−117578(JP,U) 実開 昭56−119777(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 51/06 A61B 33/08 B60K 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体(1)にエンジン(2)を搭載し、こ
    のエンジン(2)の一側に始動用機器(3)を他側にマ
    フラー(4)をそれぞれ配設して、これらエンジン
    (2)、始動用機器(3)及びマフラー(4)の上部及
    び側部を覆うボンネット(5)を設けると共に、前記エ
    ンジン(2)の両側に、始動用機器室(30)とマフラ
    ー室(40)を両側に配置してエンジン室(20)を区
    画する隔壁(61,62)を設けたことを特徴とする管
    理機。
  2. 【請求項2】隔壁(61,62)をエンジン(2)の両
    側部に一体に設けると共に、ボンネット(5)の内面
    に、前記隔壁(61,62)における外周部近くの側面
    とオーバーラップするリブ(51,52)を内方に向け
    て突設している請求項1記載の管理機。
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