JPS59169376A - 速度サ−ボ制御装置 - Google Patents

速度サ−ボ制御装置

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Publication number
JPS59169376A
JPS59169376A JP58041764A JP4176483A JPS59169376A JP S59169376 A JPS59169376 A JP S59169376A JP 58041764 A JP58041764 A JP 58041764A JP 4176483 A JP4176483 A JP 4176483A JP S59169376 A JPS59169376 A JP S59169376A
Authority
JP
Japan
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speed
motor
value
time
prediction calculation
Prior art date
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Pending
Application number
JP58041764A
Other languages
English (en)
Inventor
Takabumi Tetsuya
鉄矢 高文
Akio Hirahata
平畑 秋穂
Shoji Nakatani
中谷 祥二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS59169376A publication Critical patent/JPS59169376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は速度サーボ制御装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 第1図は従来の速度サーボ制御装置のブロック図である
。第2図は前記速度サーボ制御装置の各部の動作波形を
示すものである。第1図で101はマイクロコンピュー
タ、102はモータドライブ回路、103はモータ、1
o4はインクリメンタル型エンコーダ、1o5はパルス
処理回路、106は速度カウンタ、1o7は速度カウン
タレジスタ、1o8はマイクロコンピュータ内部の比例
積分微分演算回路である。
速度検出器としてはインクリメンタル型エンコ−ダをモ
ータに接続して使用しており前記インクリメンタル型エ
ンコーダからの90度位相差の異なる2相矩形波信号を
パルス処理回路を通して速度に比例したパルス列を発生
させて前記パルス列を速度カウンタに入力している。前
記速度カウンタは一定のサンプリング周期Tsでパルス
列をカウントするようになっていて前記速度カウンタの
値はサンプリング周期ごとに速度カウンタレジスタに収
められる。マイクロコンピュータは一定の動作周期TM
で前記速度カウンタレジスタを読凍行きモータの動作速
度1)fを検出し指令速度vrと比較し比例積分微分演
算処理を行ない指令信号としてモータドライブ回路に出
力しモータを駆動する。速度カウンタのサンプリング周
期Tsはマイクロコンピュータの動作周期TMのm倍(
mは整勿であシ同期しで動作している。
第2図は前記速度サーボ制御装置の各部の検出速度を示
している。速度カウンタによって検出された速度1)f
は実際のモータの速度vMと違いサンプリング周期Ts
ごとに階段状になる。マイクロコンピータは前記速度カ
ウンタと同期して動作し速度カウンタの値が速度カウン
タレジスタに収められた時点Tmで速度カウンタレジス
タの値を読み取りモータの動作速度7)f′f:検出指
令速度vrと比較し比例積分微分演算処理を行ないTr
n十Δτ時点(ΔTはTMと等しい)でマイクロコンピ
ュータは指令信号をモータドライブ回路に出力しモ〜り
を駆動する。Tm時点壕ではマイクロコンピュータは指
令信号としてTrn+Δτ時点に出力したものと同じ信
号を出力する。Tm時点からTm+1時点種でマイクロ
コンピュータ内で使用されるサンプリング速度は’l)
f (Tm)であるが実際のモータの速度は前記vf(
Tm)とは異なっており、指令信号を出力する時点Tm
+ΔTではマイクロコンピュータの動作周期TMたけ経
過したモータの速度となっている。また第2図において
T。+1時点までの実際のモータの速度もTm時点にサ
ンプリングした速度υf (Tm)とは大きく異なった
ものとなっている。これの顕著な例としてモータの動作
方向が反転するTm81時点からTm+2時点までのモ
ータの動きについて考えるならばTm+1時点で速度カ
ウンタに取シ込まれた速度vf(Trn+1)は正の値
を示しているが実際にマイクロコンピュータがvf(T
rn+1)を読み込んで演算処理をした後指令信号とし
てモータドライブ回路に出力する時点Tm+1+バでは
モータの速度は零に近い状態でありTm + 2時点に
おいてはモータの速度は負の値を示しているが指令信号
はTm+1時点のサンプリングされた速度vf(Tm+
1)を使用しているために制御系としては正帰還となり
従来の速度サーボ制御方式は応答性及び安定性の面で悲
くなるという問題点を有していた。
また速度サーボ制御系の分解能について考えるならば分
解能を増やすには 1 インクリメンタル型エンコーダの1回転当りの出力
パルス数を増加させる。
2 速度サンプリング周期を大きくする。
方法が考えられたが前記1の方法についてはインクリメ
ンタル型エンコーダの値段が著しく高くなるという問題
があり、また2の方法については前記に示したように低
速でのモータの検出速度とモータの実際の動作速度が速
度のサンプリング周期を増やしたために大きく異なり速
度制御系が不安定になるという問題を有していた。
発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、制御系の応答性及び安定性を
向上させ、しかも速度のサンプリング時間を増加させて
も低速での速度制御が安定にてき、速度制御可能な範囲
が広くなり速度分解能をふやす事ができ、さらに従来の
速度サーボ制御装置と速度分解が同じであれば速度サン
プリング時間をふやす事によりインクリメンタル型エン
コーダの1回転当りのパルス数を減らす事が可能となり
、前記インクリメンタル型エンコーダの低価格化を実現
できる速度サーボ制御装置を提供することを目的とする
発明の構成 本発明は負荷を回転させるモータと、前記モータの速度
を検出するためにモ〜りに接続されたインクリメンタル
型エンコーダと、前記インクリメンタル型エンコーダか
らの90度位相の異なった2相矩形波信号を入力としモ
ータの速度に比例したパルス列を発生させるパルス処理
回路と、前記パルス処理回路の出力パルス列を入力とす
る速度カウンタと、前記速度カウンタの値を一定時間保
存しておく速度カウンタレジスタと、前記速度カウンタ
レジスタの値を一定の周期で読み込むマイクロコンピュ
ータと、前記マイクロコンピュータの内部においては前
記速度カウンタレジスタの値と過去に読み込んた速度カ
ウンタレジスタの値あるいは後述する速度予測演算回路
により予測した速度とからマイクロコンピータの中で計
算したモータの加速度の1次微分値と加速度の2次微分
値と、前記マイクロコンピュータが過去に出力した指令
信号から計算したモータの両端に印加される電圧の微分
値と、前記速度カウンタレジスタの値から実際のモータ
の速度を予測する速度予測演算回路と、速度カウンタレ
ジスタの値とその時点での速度予測演算回路の値との誤
差を用い前記速度予測演算回路の値を補正する速度補正
回路と、前記マイクロコンピュータ内部において前記速
度補正回路の速度値を用い指令速度と比較し比例積分微
分演算を行なう演算処理回路と、前記演算処理回路の出
力を入力とし前記モータを駆動するモータドライブ回路
とで構成されている。又、前記速度サーボ制御装置の始
動は従来の速度サーボ制御装置で行ない速度カウンタレ
ジスタの値を前記マイクロコンピュータが4回読み込ん
だ時点で速度予測演算回路が動き過去2回に指令信号と
して出力した値から計算したモータの両端に印加される
電圧の微分値と過去4回に読み込んだ速度カウンタレジ
スタの値から計算したモータの加速度の1次微分値及び
加速度の2次微分値とから次にマイクロコンピュータが
指令信号を出す時点での速度変動分を計算しモータの実
際の速度の予測を行ない次にマイクロコンピュータ内部
で指令速度と比較し比例積分微分演算をし指令信号とし
てモータドライブ回路に出力し゛、前記モータの駆動を
行ない次に速度予測演算回路においては過去3回の速度
カウンタレジスタの値及び速度予測演算回路によシ予測
した速度から計算したモータの加速度の1次微分値及び
加速度の2次微分値と過去2回に出力した指令信号から
計算したモータの両端に印加される電圧の微分値から次
に指令信号を出力する時点での速度変動分を計算しモー
タの予測速度を出力し、前記と同様にその予測速度を基
にしてマイクロコンピュータ内部で指令信号を作りモー
タを駆動する。以下同様の動作を次に速度をサンプルす
る時点脣で繰り返し定常状態において速度予測演算回路
は過去2回の出力した指令信号から計算したモータの両
端に印加された電圧の微分値と過去4回の速度補正回路
の出力値または速度カウンタレジスタの値から計算した
モータの加速度の1次微分値及び加速度の2次微分値と
からマイクロコンピュータが次に指令信号を出力する時
点での速度変動分を計算してモータの動作速度を予測し
、さらに速度補正回路内で速度カウントレジスタの値と
その時点での速度補正回路の値との誤差で前記予測速度
を補正し、マイクロコンピュタ内で補正した予測速度と
指令速度を比較し比−例、積分微分演算処理を行ない指
令信号としてモータドライブ回路に出力しモータを駆動
する。従って従来の速度サーボ制御装置が有していたサ
ンプリングした速度とそれを基にし演算処理を行なって
指令信号として出力する時点での速度が異なる事及びサ
ンプリングした速度と次に速度をサンプリングする時点
までの速度が実際には大きく異なっている事から生じる
制御系の応答性及び安定性の悪化という欠点をなくシ、
シかも本発明は速度を予測して制御を行なうために速度
のサンプリング時間をふやしても低速において安定な制
御ができる事によりインクリメンタル型エンコーダの1
回転当9のパルス数を減少させる事ができ、低価格のイ
ンクリメンタル型エンコーダを使用する事ができる。さ
らに従来の制卸方式に比較しインクリメンタル型エンコ
ーダの1回転当シのパルス数が同じであれば本発明の方
式は速度の分解能を大きく取る事ができるという利点を
有する。
実施例の説明 以下発明の一実施例について図面を参照しながら説明す
る。第3図は本発明の一実施例における速度サーボ制御
方式のブロック図を示すものである。1はマイクロコン
ピュータ、2はモータドライブ回路、3はモータ、4は
インクリメンタル型エンコーダ、5はパルス処理回路、
6は速度カウンタ、7は速度カウンタレジスタ、8はマ
イクロコンピュータ内部の比例積分微分演算処理回路、
9はマイクロコンビ二−タ内部の速度予測演算回路、1
0はマイクロコンピュータ内部の速度補正回路である。
以下前記速度予測演算回路における考え方について説明
する。
モータの両端にかかる電圧をEMとし、アマチュアに流
れる電流をIaとし、アマチュアの抵抗をRaとし、ア
マチュアのインダクタンスをLaとし、モータの逆起電
力をEaとし、モータの角度をωとし、モータのイナー
シャをJmとし、モータ軸に換算した負荷イナーシャを
J4とし、モータの発生トルクをTgとし、モータの誘
起電圧定数をKEとし、モータのトルク定数をKTとし
、モータの短時間における変化を考えた時モータの摩擦
トルク、負荷摩擦トルク及びモータダンピングトルクは
無視する詩法の式が成立する。
EM=Lad′Ia/d、十RaIa十KEω  ・・
・−(1)Tg−(Jm+JL)dω/dt=KTI、
  −−−−−−(2)J 二J 、、十J L   
             ・・・・・   (3)上
記1.2.3式よシ また一般的に時点Tの速度がω■である時T+ΔT時点
での速度を予測する時次式のように近似する。
dt。
ω(T十ΔT)−ω(T)+Δω−ω(T)十  ΔT
 ・・・(すdt 上記4,5式より次式が成9立つ。
・・・・・・    (6) マイクロコンピュータの動作周期をT、とし指令信号の
指令時間幅をTwとし、モータ駆動電圧源をEoとする
時次式が成立する。
よってdEM/dt は8式のようになり指令信号の微
分値を求めればdEM/dt は計算できる。
”mtTm−1時点の指令信号の指令時間幅をそれぞれ
TW(Tm)、TW(Tm、)とする時dEM/dtは
9式で近似できる。
のサンプリングした速度あるいは速度補正回路で予測し
た角速度をそれぞれω(Tm) 、ω(Tm−1)9次
のように近似できる。
上記より9.10.11式から6式におけるから71時
間後の速度変化量を予測する事ができる。以上のような
演算を本発明の速度予測演算回路内で行なうものである
また速度補正回路における演算方法を説明する。
ある時点Tmでの速度カウンタの出力を1)fcTrn
)とし、速度補正回路の出方をV。(Tm)とする時、
速度補正回路によシ予測した速度V。(Tm)と、実際
のモータのサンプリング速度t)f (Trn)とは誤
差があシその誤差をΔZ7o(Tm)とおくとその誤差
は速度サンプリング時間TB時間に発生したものであシ
、前記速度予測演算回路においてT+Δτ時点のモータ
の速度の予測値va(Tm+バ)はモータの実際の速度
みとは異なI)誤差を生じるがそれを前記ΔZ、’、(
Tm)を用い12式のように補正を行なう。
(’l)f(Tm)−1)。(Tm))町・・(12)
第4図は本発明の速度サーボ制御方式の起動時の動作例
を示すものである。マイクロコンピュータの動作周期T
Mと速度のサンプリング周期Tsとは同期していてT3
はT、のm倍(但しmは整数)とする。よって以下の関
係がある。
起動時T0においてマイクロコンビ二−タ内で指令信号
vrとサンプリング速度va(実際には起動時であ・る
から零)を比較し比例積分微分演算処理を行ない指令信
号を作9モータドライブ回路に前記指令信号を送シモー
タに起動をかける。次にT1.T2,73時点ではマイ
クロコンピュータハ速度カウンタレジスタの値を読みに
行き前記T時点と同様の処理を行ないモータを駆動する
73時点まではマイクロコンピュータからの指令信号は
速度サンプリング期間TsO間は同一のものを出力する
。13時点以後では速度力ウンタレスタの値をマイクロ
コンピュータ/!/S読み堆シ指令速度vrと比較し比
例積分微分演算処理を行なって指令信号を出すT 十Δ
τ時点のモータの実際の速度を速度予測演算回路によっ
て予測し指令信号を計算する。すなわちT2,73時点
の指令信号TW(T2)、TW(T3)  を使用し9
式より計算したング速度v(T□)、v(T1)、v(
T2)、v(’r3)を使用し10式11式より計算し
た73時点におけd5t。
次微分i1]−(T3)を6式に代入しT3+Δτ時点
のモータの速度va(T3+ΔT)を予測し指令速度v
rと比較し比例積分微分演算処理を行ない指令信号を作
9モータドライブ回路に送る。73+2ΔT’j ンク
速度’1)f(”1 ) *1)f(T2) *’1)
f(T3) 及U予測速度va(T3+ΔT)を使用し
10式11式かを6式に代入する事によシT3+Δτ時
点から、(T後の速度変化量を予測し予測速度va(T
3+ΔT)に加算する事により’l) a(T 3+2
ΔT)を予測し以下T3+Δτ時点と同様の処理を行な
う。以下の時点T +3ΔT 、T s + 4ΔT・
・・・・・T3+(m−1)ΔTおいても上記と同様の
処理を行なう。
第5図に本発明の速度サーボ制御方式が定常状態にある
場合の動作例を示している。T121時点での動作につ
いて説明を行なう。本発明の速度サーボ制御装置におい
て起動時については前記説明を行なったが定常状態にお
いては下記の通りである。
Tm時点で速度カウンタレジスタ7の値をマイクロコン
ピュータ1が読み取りサンプリング速度t)f’(Tm
)を取り込み速度予測演算回路においてTm時点及びT
m−27時点の指令信号TW(Tm)。
TW(Tm−ΔT)から9式に代入を行なって計算した
モータの両端に印加される電圧EMの微分値(Tm)及
びT−ΔT、T−2ΔT 、 T−3ΔT時点の速度補
正回路の出力v0(Tm−ΔT)、v。
(Tm−2ΔT ) 、1)0(Tm−3ΔT)を使用
し10式。
11式に代入して計算したTm時点のモータの加Tm時
点からΔT後の速度変化量dωを求めTrQ時点のサン
プリング速度vf(Trn)を加算することによpTm
+Δτ時点のモータの速度va(Tm+ΔT)を予測し
、さらに速度補正′回路においてTm時点のサンプリン
グ速度t)fcTm)  と速度補正回路出力V。(T
m)を12式F泪ンJ゛る陳よりTm+71時点での前
記速度予測演算回路の出力値を補正した予測速度V。(
To十ΔT)を算出し、次にマイクロコンビ二−タ1内
で指令速度vrと比較し比例積分演算処理を行なって指
令信号としてモータドライブ回路に交シモータを駆動す
る。上記のような制御においてはある時点におけるモー
タの加速度の1次微分値及び加速度の2次微分値を求め
る場合に使用する速度は過去に予測した速度補正回路の
出力又はサンプリング速度のうちの4値を使用するがマ
イクロコンビーータの動作周期TMと速度サンプリング
周期Tsが同期しているためにある時点では予測した速
度とサンプリング速度が同時に検出できどちらの値も使
用可能であるがそのような場合前記説明においてはサン
プリング速度を使って説明を行なっている。
上記のような制御ではTrQ時点でTm+31時点のモ
ータの速度を予測するために従来の速度サーボ制御方式
が有していた欠点であるサンプリングした時点のモータ
の速度とマイクロコンピュータが演算処理して次に指令
信号を出力する時点でのモータの速度が違う事とTm+
i1.時点でモータの速度をサンプリングするまではT
m時点のサンプリング速度を基にした指令信号を出し続
けるためにモータの速度がTm時点の速度とは大きく違
ってくる事によって起こる制御系の応答性及び安定性の
悪化をなくす事ができる。又第5図において速度のサン
プリング周期Tsはマイクロコンピュータの動作周期T
、のm倍(mは整数)であるとしたがmの値が大きい程
速度をサンプリングする時間が長くなシ本制御系の速度
分解能が増加するのであるが従来の速度サーボ制御装置
においてはmの値を大きくしていけば低速においである
速度サンプリング周期の間は1つ前のサンプリングした
速度を使用し指令信号を出力するため実際のモータの速
度とは大きく異なる・ので制御系が不安定になるという
欠点を有していたが、本制御方式においては過去に出力
した指令信号とサンプリングした速度及び過去に予測し
た速度を用いマイクロコンピ二−タが次に指令信号を出
力する時点での速度を予測し、さらにサンプリング速度
と予測した誤差を用い予測速度を補正するために制御系
は低速においても安定に動作し速度分解能が従来の制御
方式に比較し増加させる事ができるという利点を有する
。父上記とは逆に従来の制御方式と速度分解能が同じで
あれば本制御装置は速度のサンプリング時間を増加させ
る事ができるためにインクリメンタル型エンコーダの1
回転当りのパルス数を減少させる事ができ低価格のイン
クリメンタル型エンコーダを使用することが可能となり
経済的にも大きなメリットを有する速度サーボ制御装置
である。
なお本実施例において速度カウンタのサンプリング周期
Tsはマイクロコンピュータの動作周期TMのm倍(m
は整数)としたが逆の場合すなわちマイクロコンピュー
タの動作周期TMが速度カウンタのサンプリング周期T
sのm倍(mは整数)である場合でも制御方式は前記説
明と同様である。
又本実施例においては速度カウンタのサンプリング周期
Tsとマイクロコンビ二−タの動作周期とは同期させて
動作させたが非同期の場合においても本制御装置は使用
する事ができる。
発明の効果 以上のように本発明はあるTm時点においてマイクロコ
ンピュータの速度補正回路内でTm時点で出力した指令
信号と1回前に出力した指令信号から計算したモータの
両端に印加される電圧EMの微分値と過去4回のサンプ
リング速度または予測された速度を使用し計算したTm
時点のモータの加速度の1次微分値及び加速度の2次微
分値から次に指令信号が出力されるTm+71時点にお
けるモータの速度を予測し、1つ前にサンプリングした
速度とその時点での速度補正回路の予測速度との誤差に
よ逆補正をする事によりモータの速度サーボ制御を行な
うもので従来の速度サーボ制御方式が持っていたマイク
ロコンピュータ内の演算処理の遅れ時間によるモータの
速度変化と速度サンプリング期間中のモータの速度変化
によシ起こる制御系の応答性及び安定性の悪化という欠
点をなくすものである。
また従来の速度サーボ制御装置においては速度サンプリ
ング時間を増加させるとモータの低速時において制御系
が不安定になっていたが本発明においては上記のように
モータの動作速度を予測する制御方式であるため低速時
においても安定な制御ができ速度の分解能を大きく取る
事ができるという利点を有している。
また従来の制御装置と比較した場合に速度分解能を同じ
ようにとれば本発明の制御装置では速度のサンプリング
時間を長くしても安定な制御ができるためインクリメン
タル型エンコーダの1回転当りのパルス数を減らす事が
可能であり低価格のインクリメンタル型エンコーダを使
用する事ができその実用的効果は大いなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の速度サーボ制御装置のブロック図、第2
図は第1図のブロック図の各点の動作説明図、第3図は
本発明の一実施例における速度サーボ制御装置のブロッ
ク図、第4図は第3図のブロック図の起動時の動作説明
図、第5図は第3図のブロック図の定常時の動作説明図
である。 1・・・・・・マイクロコンピュータ、2・・・・・・
モータドライブ回路、3・・・・・・モ〜り、4・・・
・・・インクリメンタル型エンコーダ、5・・・・・・
パ・ルス発生処理回路、6・・・・・・速度カウンタ、
7・・・・・・速度カウンタレジスタ、8・・・・・・
マイクロコンピュータ内部の比例積分微分演算処理回路
、9・・・・・・マイクロコンピュータ内部の速度予測
演算回路、1o・・・・・・マイクロコンピュ〜り内部
の速度補正回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 TA4=a丁 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サーボ増幅手段によシ駆動されるモータの動作速度に比
    例したパルス列を発生する信号発生手段と、前記パルス
    列を一定のサンプリング周期でカウントする速度カウン
    ト手段と、前記速度カウント手段の値を入力とする速度
    予測演算手段と、前記速度予測演算手段と速度指令手段
    を入力とするサーボ増幅手段とで構成され、前記速度予
    測演算手段は速度カウント手段の値又は前記速度予測演
    算手段により以前に予測演算されたモータの速度から計
    算したモータの加速度の1次微分値と、過去2回にサー
    ボ増幅手段からモータに送られた指令信号から計算した
    モータの両端に印加される電圧の微分値と、前記速度カ
    ウント装置の値から次にサーボ増幅手段がモータに指令
    を送る時点のモ〜りの速度の予測演算を行ない、前記予
    測速度に補正を加える速度補正手段を有し、前記速度補
    正手段においては1回前の速度カウント手段の値と前記
    時点の速度補正手段の値の誤差を検出し次に速度予測演
    算手段が予測したモータの速度に前記誤差を用い補正を
    行ない実際のモータの速度にさらに近づける演算を行な
    う速度サーボ制御装置。
JP58041764A 1983-03-14 1983-03-14 速度サ−ボ制御装置 Pending JPS59169376A (ja)

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JP (1) JPS59169376A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4736143A (en) * 1985-10-07 1988-04-05 Hitachi, Ltd. Torque control apparatus for rotary machine
JPH027887A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Fuji Electric Co Ltd 電動機の瞬時回転速度検出方法

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