JPS591675Y2 - 脱水洗濯機 - Google Patents
脱水洗濯機Info
- Publication number
- JPS591675Y2 JPS591675Y2 JP18322578U JP18322578U JPS591675Y2 JP S591675 Y2 JPS591675 Y2 JP S591675Y2 JP 18322578 U JP18322578 U JP 18322578U JP 18322578 U JP18322578 U JP 18322578U JP S591675 Y2 JPS591675 Y2 JP S591675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tank
- tank
- sponge
- washing machine
- felt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洗濯時にパルセータを回転させ、脱水時にはタ
ンクを回転させる脱水洗濯機に関するもので、脱水初期
の洗濯物のアンバランスによるタンク、外槽等の吊下げ
部材の横振れを減衰させ、又、その横振れによるボデー
への衝突時のボデーの動き、さらにはこの時の衝撃音を
緩和するものである。
ンクを回転させる脱水洗濯機に関するもので、脱水初期
の洗濯物のアンバランスによるタンク、外槽等の吊下げ
部材の横振れを減衰させ、又、その横振れによるボデー
への衝突時のボデーの動き、さらにはこの時の衝撃音を
緩和するものである。
従来、脱水洗濯機において、脱水初期の洗濯物のアンバ
ランス分布によって生ずる吊下げ部材の横振れを減衰さ
せ、又その横振れによって前記吊下げ部材がボデーに当
った場合のボデーの動きや、その衝撃音を緩和させる為
に、洗濯水を受ける外槽とボデー内面との間に、スポン
ジ単体あるいはスポンジに***をあけた樹脂製の袋に詰
めたもの等を貼り付ける方法がとられている。
ランス分布によって生ずる吊下げ部材の横振れを減衰さ
せ、又その横振れによって前記吊下げ部材がボデーに当
った場合のボデーの動きや、その衝撃音を緩和させる為
に、洗濯水を受ける外槽とボデー内面との間に、スポン
ジ単体あるいはスポンジに***をあけた樹脂製の袋に詰
めたもの等を貼り付ける方法がとられている。
しかし、スポンジは耐摩耗性が悪く、又、洗たく水等が
かかる場合が多いにもかかわらず耐水性が悪いという欠
点を有する。
かかる場合が多いにもかかわらず耐水性が悪いという欠
点を有する。
一方、樹脂製の袋の中にスポンジを収容した場合には、
袋の肉厚が薄いことや、耐久性能が良くないといったこ
とから、破れてしまうなどの欠点があった。
袋の肉厚が薄いことや、耐久性能が良くないといったこ
とから、破れてしまうなどの欠点があった。
本考案は、外槽とボデーの少なくともいずれか一方に脱
水初期において前記他方に衝突するようにスポンジより
なる緩衝材゛を固定し、この緩衝材の前記他方と衝突す
る面に、フェルトを固定することにより、フェルト自身
がもつ衝撃吸収性能が、前記緩衝材のもつ吊下げ部材の
横振れ減衰性能に加わり、より大きな減衰係数をもつ減
速器とさせるとともに、上記衝突時のボテ゛−の動き、
およびその際の衝撃音を減衰させるものである。
水初期において前記他方に衝突するようにスポンジより
なる緩衝材゛を固定し、この緩衝材の前記他方と衝突す
る面に、フェルトを固定することにより、フェルト自身
がもつ衝撃吸収性能が、前記緩衝材のもつ吊下げ部材の
横振れ減衰性能に加わり、より大きな減衰係数をもつ減
速器とさせるとともに、上記衝突時のボテ゛−の動き、
およびその際の衝撃音を減衰させるものである。
なお、本考案において言う緩衝材とは、スポンジ単体ま
たはスポンジを袋に収容した状態のいずれも該当するも
のである。
たはスポンジを袋に収容した状態のいずれも該当するも
のである。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第４図において、１は洗濯水を受ける外槽、２
は外槽１の内部に設けたタンクで、内底部にはパルセー
タ３を配し、周側壁には***４を多数設けている。
は外槽１の内部に設けたタンクで、内底部にはパルセー
タ３を配し、周側壁には***４を多数設けている。
５はタンク２に固定されたフランジで、中空のシャフト
６と固定され、脱水時にこのシャフト６の回転により、
タンク２を回転させる。
６と固定され、脱水時にこのシャフト６の回転により、
タンク２を回転させる。
７はパルセータ３を回転させる軸、８は洗濯、脱水切換
機構部で、シャフト６または軸７のいずれか一方をモー
タ９に連絡する。
機構部で、シャフト６または軸７のいずれか一方をモー
タ９に連絡する。
前記モータ９はベルト１０によって前記機構部８に動力
を伝えている。
を伝えている。
１１は排水ホースで、コック１２を介して外部へ排水さ
せている。
せている。
１３はボテ゛−１４の角隅に設けられた支持杆で、バネ
１５を介して支持板１３ａを弾性支持しており、この支
持板１６には前記外槽１を含む機構部８、モータ９等の
吊下げ部材が取付けられ、ボデー１４内に弾性支持され
ている。
１５を介して支持板１３ａを弾性支持しており、この支
持板１６には前記外槽１を含む機構部８、モータ９等の
吊下げ部材が取付けられ、ボデー１４内に弾性支持され
ている。
１５はタンク２上方開口端に設けられたバランサーであ
る。
る。
１６はポリ塩化ビニールエチレン等の樹脂製の袋１７に
詰め込まれたスポンジである。
詰め込まれたスポンジである。
袋１７には複数個の空気抜き用の***１８が設けられて
いる。
いる。
スポンジ１６を主とする緩衝材は脱水初期のアンバラン
ス時の外槽１が衝突するボテ゛−１４内面に接着剤にて
貼り付けである。
ス時の外槽１が衝突するボテ゛−１４内面に接着剤にて
貼り付けである。
そして、この緩衝材が外槽１と衝突する面、即ち、袋１
７の前面にフェルト１９が両面接着テープ、もしくは接
着剤で固定しである。
７の前面にフェルト１９が両面接着テープ、もしくは接
着剤で固定しである。
第５図は緩衝材の他実施例を示し、袋を使用しない場合
のフェルト１９の取付は状態を示す。
のフェルト１９の取付は状態を示す。
上記構成において、脱水初期のアンバランスが大きくか
つ吊下げ部材の横振れが大きい場合には、外槽１は、ボ
デー１４に取付けられた緩衝材に衝突する。
つ吊下げ部材の横振れが大きい場合には、外槽１は、ボ
デー１４に取付けられた緩衝材に衝突する。
このとき、緩衝材は外槽１にて押圧され、その体積は、
外槽１に押された分だけ縮少し、外槽１が離れれば復元
する。
外槽１に押された分だけ縮少し、外槽１が離れれば復元
する。
この時に、緩衝材は外力に対する減衰能力があり、袋１
７自身にも同能力がある。
７自身にも同能力がある。
従って、吊下げ部材の横振れを減衰できる。
さらにフェルト１９を設けることにより、外槽１が直接
スポンジ１６に衝突するのを防止でき、スポンジ１６が
摩耗するのを防止できる。
スポンジ１６に衝突するのを防止でき、スポンジ１６が
摩耗するのを防止できる。
さらに、フェルト１９はスポンジ１６に水がかかるのを
極力阻止するものであり、長期に亙って耐久性を維持で
きる。
極力阻止するものであり、長期に亙って耐久性を維持で
きる。
また、フェルト１９自身衝撃の吸収機能を有し、スポン
ジ１６、フェルト１９の双方にて減衰係数の大なる衝撃
吸収が可能となる。
ジ１６、フェルト１９の双方にて減衰係数の大なる衝撃
吸収が可能となる。
しかも衝突時のボデーの動き、その際の衝撃音の緩和を
行うことができる。
行うことができる。
なお、本実施例においては、緩衝材をボテ゛−に取付け
た場合について説明したが、緩衝材を外槽に取付けても
良いし、さらには、双方に取付けても良い 以上のように本考案は、脱水初期のアンバランス時に衝
突し合う外槽とボテ゛−の少なくとも一方にスポンジよ
りなる緩衝材を取付け、この緩衝材の前記他方と衝突す
る面にフェルトを取付けたものであり、上記アンバラン
ス時の衝撃を吸収して外槽等の吊下げ部材の横振れを防
止でき、しかも、このときのボデーの動き、衝撃音を緩
和できる。
た場合について説明したが、緩衝材を外槽に取付けても
良いし、さらには、双方に取付けても良い 以上のように本考案は、脱水初期のアンバランス時に衝
突し合う外槽とボテ゛−の少なくとも一方にスポンジよ
りなる緩衝材を取付け、この緩衝材の前記他方と衝突す
る面にフェルトを取付けたものであり、上記アンバラン
ス時の衝撃を吸収して外槽等の吊下げ部材の横振れを防
止でき、しかも、このときのボデーの動き、衝撃音を緩
和できる。
さらに、スポンジあるいはこれを収容した袋の耐摩耗性
、長期に亙る耐久性を向上でき、さらに、フェルトの特
性と相まって、衝撃の吸収が効果的に威される。
、長期に亙る耐久性を向上でき、さらに、フェルトの特
性と相まって、衝撃の吸収が効果的に威される。
第１図は本考案の実施例における脱水洗濯機の縦断面図
、第２図はその側面図、第３図は第２図Ａ−Ａ線断面図
、第４図は同要部の拡大斜視図、第５図は同要部の他実
施例を示す拡大斜視図である。 １・・・・・・外槽、２・・・・・・タンク、３・・・
・・・パルセータ、１４・・・・・・ボテ゛イ、１６・
・・・・・スポンジ、１９・・・・・・フェルト。
、第２図はその側面図、第３図は第２図Ａ−Ａ線断面図
、第４図は同要部の拡大斜視図、第５図は同要部の他実
施例を示す拡大斜視図である。 １・・・・・・外槽、２・・・・・・タンク、３・・・
・・・パルセータ、１４・・・・・・ボテ゛イ、１６・
・・・・・スポンジ、１９・・・・・・フェルト。
Claims (1)
- タンク内底部にパルセータを配し、前記タンクを回転自
在に収容した外槽はボデー内に防振吊下げ支持し、この
外槽とボデーの少なくともいずれか一方には、表面にフ
ェルトを固定した緩衝材をとりつけてなる脱水洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18322578U JPS591675Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 脱水洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18322578U JPS591675Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 脱水洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5599489U JPS5599489U (ja) | 1980-07-10 |
| JPS591675Y2 true JPS591675Y2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=29194886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18322578U Expired JPS591675Y2 (ja) | 1978-12-29 | 1978-12-29 | 脱水洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591675Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0728988B2 (ja) * | 1986-01-24 | 1995-04-05 | 松下電器産業株式会社 | 自動洗濯機 |
-
1978
- 1978-12-29 JP JP18322578U patent/JPS591675Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5599489U (ja) | 1980-07-10 |
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