JPS5916730A

JPS5916730A - フ−プ材の樹脂成形システム

Info

Publication number: JPS5916730A
Application number: JP12800782A
Authority: JP
Inventors: Yuji Takahashi; 勇次高橋; Katsuhiro Shirota; 城田　勝弘; Minoru Otsuka; 実大塚; Kazuhiko Endo; 和彦遠藤
Original assignee: Seiko Seiki KK; Seiko Instruments Inc
Current assignee: Seiko Seiki KK; Seiko Instruments Inc
Priority date: 1982-07-21
Filing date: 1982-07-21
Publication date: 1984-01-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、フープ材をインサートとする連絹樹脂成形
システムに関し、特に、汎用の横型射出成形機を用いる
ものに関する、従来、フープ材をインサートとする連続樹脂成形システ
ムでは、成形機としては、金型内にフープ材を連続的に
供給するのに適するように工夫された竪型の射出成形機
が用いられている。この場合の竪型射出成形機は、フー
プ材成形用の専用に適するが、これを通常の樹脂成形に
転用するのは困難であって、もともとそのような汎用性
をまったく意図したものでは々い。

ところが近時、一般に広く使用されている汎用の横型射
出成形機を用い、成形機自体に僅かな改造を施すととも
に、これにフープ材の給排出装置を組合わぜることで、
フープ材用の樹脂成形システムを構成できないか、とい
う要望がでている。

この場合、横型射出成形機をフープ材成形用のものに固
定的に改造してし捷うのではなく、成形機の汎用性を不
可逆的に破壊することなしに、一般の樹脂成形も行斤え
る状態にしておくことが重要である。

この発明は、前述したような技術的な背景に鑑みなされ
たもので、その基本的な目的Ｑま、前述しｆ（要望に応
えるべく、汎用横型射出成形機を中心とし、その汎用性
全損なうことなしに構成することのできるフープ材用の
インサート４Ｇｔ脂成形シスデムを提供することにある
。ｆｌ（、この発明のより具体的な他の目的は、汎用横
型射出成形機に対して連続的にフープ材を供給し、金型
にインサートして成形する場合に、幅方向を上下にした
フープ材が自重でねじれたり、金型の開閉に伴ってフー
プ材に曲がりを生じ、このことが種々のトラブルの原因
になり−やすいが、この問題を解消して円渭で高信頼度
の動作を得られるようにすることにある。

以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細：に説明
する。

図は、この発明に係るフープ材の樹脂成形システムの構
成を示す平面図でがる。このンステムは、一般的な汎用
の横型射出成形機１００と、フープ材１の供給側および
巻取側のリール装置２００および５００と、フープ材１
の供給側および巻取側のガイド装置４００および５００
と、成形機１００に付加されたフープ材１のステップフ
ィード装置６００とによって大略構成される。

成形機１００に、ベッド１１０土に開口プレート１２０
と可動プレート１６０とが対向配置されていて、そ力ぞ
ね、の対向面側に固定型１２１および可動型１３１が取
付けられている。可動プレート１３０は矢印Ａで示すよ
うに水平方向に動き、型の開閉を行なう。

可動プレート１３０の一側部に上記ステップフィード装
置６００が取付けられており、またその反対側の他側部
には、フープ材１をフープ材の曲げ加工部を避けて厚み
方向に挾む一対のガイドローラ１３２とフープ材１の幅
方向を案内するガイド板１３３が取付けられている。

供給側のリール装置２００Ｆｉ、基台２１０と、基台２
１０の中心部に垂直に立設されｆｆｌ　ＩＪ−ル、軸２
２０と、リール軸２２０を回転駆動するモータ２３０と
、リール軸２２０に装着された供給リール２４０とを備
える。供給リール２４０には、プレス打抜きや曲げ加工
（−次加工）が施こされているフープ材１が巻かれてい
る。

巻取側のリール装置３００も同様な構成で、基台３１０
．リール軸３２Ｕ、モータ６３０および巻取リール３４
０を備える。巻取リール５４０には、成形機１００にて
成形された樹脂成形体を有するフープ材１が巻取られる
。

　５− 供給側のガイド装置４００は、三脚スタンド４１０上に
設けられた架台４１１と、架台４１１に設けられたキャ
プスタン４２１およびピンチローラ４２２と、キャプス
タン４２１を回転駆動するモータ４２３と、架台４１１
の一側方に突出して設けられたたわみ検知器４５０とを
備える、たわみ検知器４３０は、水平台４３１上に一対
の限定反射形光電スイッチＳＷ１とＳＷ２を所定間隔を
おいて対向的に配設したものである。上記架台４１１の
上面はフープ材１の幅方向のガイド面となっており、ま
た、水平台４３１の上面は、フープ材１の下側面が垂れ
下らないよう支えとなっている。

供給リール２４０から矢印Ｂ方向に引き出されたフープ
材１は、ガイド装置４００のキャプスタン４２１とピン
チローラ４２２との間を通され、さらにたわみ検知器４
３０の光電スイッチＥＩＷ１とＳＷ２の間を通過させら
れ、かつこの部分で弧状に曲げられ、約９０度方向転換
されて成形機１００のガイドローラ１３２に導かれる。

また、　６− フープ材１は、ガイドローラ１５２とステップフィード
装Ｍ６００との間にかけ渡され、成形機１００の可動型
１３１のパーティング面に沿って移動される。

巻取側のガイド装置５００は、上記ガイド装置４００と
ほぼ同じ構成で、三脚スタンド５１０゜架台５１１．一
対のガイドローラ５２０．ｉわみ検知器５３０を備える
が、巻取側にはフープ材１を移送駆動するためのモータ
で駆動されるキャプスタンは設けられていない。たわみ
検知器５３０は、水平台５３１上に一対の限定反射型光
電スイッチＳＷ３とＥＩＷ４を所定間隔をおいて対向的
に配設したものである。

ステップフィード装置　６００から送り出されるフープ
材１は、たわみ検知器５６０の光電スイッチＳＷ３とＥ
ＩＷ４の間を通過させられ、かつこの部分で弧状に曲げ
られ、約９０度方向転換されてガイドローラ５２０に導
かれる。このガイドローラ５２０を通過したフープ材１
は、矢印Ｃ方向に移送されて巻取リール６４０に巻取ら
れる。

ステップフィード装置６００ば、フープ材１を移動駆動
するためのエアーシリンダ６１０と、エアーシリンダ６
１０のピストンロッドの先端部に設けられ、フープ材１
を杷持および解放する移動チャック６２０と、フープ材
１の厚み方向および幅方向のふらつきを防ぐとともに、
上記移動チャック６の解放時にフープ材をクランプする
固定チャック部６４０と、フープ材１を金型１２１゜１
３１に対して１ピツチづつ正確に位置決めするための位
置検出器６６０とを備える。なお、上記移動チャック６
とともにピストンロッドに設けられたガイドローラの一
方は、段付になっていで、フープ材１の曲げ加工突出部
、成形樹脂部を避けるとともに、段部で曲げ加工突出部
を支え、フープ材の垂下を防いでいる。

フープ材１には、予めパイロット孔（図示省略）が一定
ピツチで形成されており、ステップフィード装置６００
の位置検出器６３０は上記パイロット孔が所定位ｆａｔ
に達したことを検出するもので、例えば、光フアイバ式
の光電スイッチが用いられる。ステップフィード装置６
００は、位置検出器６３０の検出信号によってエアーシ
リンダ６１０のスライド量を制御し、フープ材１を正確
に１ピツチづつ移送するようになっている。

ステップフィード装置６００は、成形機１００と同期し
て動作する。つまり、成形機１００にて１回の成形動作
が完了し、可動プレート１３０が後退して型開きになる
と、ステップフィード装置６００が動作してフープ材１
を１ピツチだけ移送する。フープ材１の位置決めが完了
すると、再び成形機１が動作を開始し、可動プレート１
３０が前進し、て型締シとなり、樹脂成形が行なわれる
。

以上の動作が繰返される。

供給側のリール装置２００のモー′夕２６０とガイド装
置４００のモータ４２３の回転、停止は、たわみ検知器
４３０の光電スイッチＳＷ１とＳＷ２の検知信号に応じ
て制御される。

詳述すると、限定反射型の光電スイッチＥＩＷ１は、フ
ープ材１が成形機１００側に引き込着れて鎖線（１）の
位置以上に近ずくと検知信号を発す　９− る。すると、モータ２５０と４２５が起動され、フープ
材１が矢印Ｂ方向に供給される。フープ材１が矢印Ｂ方
向に移送されてくると、たるみ検知器４３０の部分にお
けるフープ材１のたるみが大きくなり、フープ材１は光
電スイッチＳＷＺ側に近ずく。光電スイッチＳＷ２は、
フープ材１が鎖線（２）の位置以上に近ずくと検知信号
を発する。

すると、モータ２５０と４２３が停止され、フープ材１
の送給が停止する。以上の動作が繰返され、その結果、
フープ材１は鎖線（１）と（２）の間に位置するように
制御される。

同様にして、巻取側リール装置３００のモータ３３０は
、たわみ検知器５３００光電スイツチＳＷ３とＳ　Ｗ’
　４の検知信号によって制御される。

つまり、ステップフィード装置６００にてフープ材１が
送り出されてきて、フープ材１が鎖線（りの位置に達す
ると光電スイッチＳＷ４がこれを検知し、その検知信号
に応動してモータ３５０が起動され、フープ材１は矢印
０方回に引っばられてリール３４０に巻取られる。する
と、フープ材１−１０− は光電スイッチＳＷ３側に近すき、鎖線（３）の位置ま
で達すると光電スイッチＳＷ３がこれを検知し、その検
知信号に応動してモータ３３０が停止される。

このようにして、フープ材１が所定ピッチずつ順次送ら
れ、射出成形機１００が射出する樹脂によりフープ材中
に予め形成されたインサート部を次々とはさみ込んで行
く間、フープ材１は、ガイド装置１３２，１３３，６４
０，４２１，４２２，４１１゜５２０．５１１によりそ
の厚み方向９幅方向を案内されていて、ねじれることが
ない。

なお、ガイド装置４００には、近接スイッチよりなるフ
ープ材１の終端検出器４４０が設けられていて、これに
よシ終端が検出されるとシステムは作動を停止する。

以上、詳細に説明したように、この発明に係るフープ材
の樹脂成形システムは、水平方向に閉型。

開型する横型射出成形機ｉｏｏと、この成型機の成形用
の一対の金型１２１，１３１の間を通したフープ材１を
所定量ずつ送るステップフィード装置６００と、フープ
材の金型への送り込み側、金型からの送り出し側の金型
付近にそれぞれ配置されて、フープ材の厚み方向および
幅方向のふらつきを防ぐガイド装置１３２，１３３，６
４０とを備えている。したがって、フープ材をその幅方
向を上下にして送っても、フープ材がねじれてインサー
ト成形精度が悪くなることがなく、シかも、フープ材専
用の成形機としないで、催かな改造で、再び一般の樹脂
成形を行なうようにも容易にできる。更に、上述の実施
例のように、フープ材の巻取り９巻戻Ｌ７装置を用い、
これらと金型との間のフープ材が長目になるよう々配置
にした場合は、その間のフープ材の自重、たわみ等によ
り金型付近のフープ材がねじれやすいので、途中に更に
ガイド装置４２１，４２２，４１１，５２０，５１１　
　で厚み方向９幅方向を案内し、また、水平台４３１゜
５３１でフープ材下側面を支えるようにすれば、一層ね
じれを防ぐ。

さらに、上記ガイド装置によって非接触の状態でフープ
材を弧状にたわ壕せてガイドすれば、フープ材にむりな
強制力を加えないので、成形機の型開閉時にフープ材が
変位しても、これに伴って自然にフープ材がたわみ、フ
ープ材の送９および位置決めが高精度かつ円滑に行なわ
れる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明によるフープ材の樹脂成形システムの一実
施例を示す平面図である。１・・・フープ材１００・・・横型射出成形機１２０・・・固定プレート１３０・・・可動プレート１６２・・・ガイドローラ２００・・・供給側リール装置６００・・・巻取側リール装置４００・・・供給側ガイド装置５００・・・巻取側ガイド装置４３０．５３０・・・たわみ検知器６００・・・ステップフィード装置 −１３−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水平方向に閉型、開型動作を行なう横型射出成形
機と、この成形機の成形用の一対の金型の間を通したフ
ープ材を所定量ずつ送るステップフィード装置と、上記
フープ材の金型への送り込み側、金型からの送り出し側
の双方の金型付近にそれぞれ配置され、フープ材の厚み
方向および幅方向のふらつきを防ぐガイド装置とを備え
てなるフープ材の樹脂成形ンステム。
（２）　　フープ材の厚み方向および幅方向のふらつき
を防ぐガイド装置が、金型への送り込み側、金型からの
送り出し側の少なくとも一方で、フープ材に沿って適宜
の間隔で複数配備されている特許請求の範囲第１項記載
のフープ材の樹脂成形ンステム。
（３）金型への送り込み側、金型からの送り出し側の少
なくとも一方で、フープ材の下側面を支える水平台を備
えた特許請求の範囲第１項または第２項記載のフープ材
の樹脂成形ンステム。
（４）　　ステップフィード装置および金型付近のガイ
ド装置が可動金型側に取付けられ、とのガイド装置およ
びステップフィード装置と、適宜量隔隔てた第２のガイ
ド装置との間で、フープ材をたゎ捷せるようにした特許
請求の範囲第２項まｆｃは第３項記載のフープ材の樹脂
成形ンステム。