JP2563017B2 - シールド線の製造方法および装置 - Google Patents

シールド線の製造方法および装置

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JP2563017B2 JP3261033A JP26103391A JP2563017B2 JP 2563017 B2 JP2563017 B2 JP 2563017B2 JP 3261033 A JP3261033 A JP 3261033A JP 26103391 A JP26103391 A JP 26103391A JP 2563017 B2 JP2563017 B2 JP 2563017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なシールド電線の製
造方法並びに製造装置に関する。より詳しくは、本発明
は金属線または光ファイバー線からなるハーネスの周囲
に銅箔またはアルミ箔等の金属箔からなるテープを巻付
けたシールド電線の製造方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシールド電線は、ハーネスの周囲
に金属箔からなり、例えば幅12mmのテープを例えば1
0mmピッチで、その一部を重ねて螺旋(スパイラル)状
に巻き付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなシールド電
線を製造するためには、ハーネスをその長さ方向に一定
速度で移動させつつ、テープを巻取ったボビンをハーネ
スの回りで回転させてボビンから解舒したテープをハー
ネスに巻付ける。
【0004】しかしながら、重いボビンを回転させるた
め、ボビンの回転数の上限が一例として400rpm と低
く、このため、ハーネスの移動速度、すなわち、シール
ド電線の製造速度が最大で毎分数mと低い。このように
生産速度が遅いため、シールド電線の価格が高いという
問題がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は上述した従来のテープをハーネ
スにスパイラル巻きしたシールド線に付随する問題を解
決できる新規なシールド線を効率良く製造することがで
きる方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ハー
ネスと該ハーネスに平行しハーネスの長手方向に巻き付
けられた金属箔テープからなるシールド線を製造する方
法として、複数の溝付きローラの溝部に金属箔テープを
接触させるとともに該テープ上にハーネスを載置して該
ハーネスとテープを同方向に走行させており、該テープ
は所望の張力下に置かれており、前記複数のローラ接触
点の前後においてテープがローラ側になす角度を180
°より僅かに小さく設定したことを特徴とするハーネス
の長手方向に金属箔テープを巻付けてシールド線を製造
する方法が提供される。
【0008】
【0009】更に、本発明の製造装置としてハーネスお
よび金属箔テープの走行方向に溝付きローラが複数個配
設されており、該複数の溝付きローラの前後において前
記テープがローラ側になす角度が180°より僅かに小
さくなるように配置されており、前記テープの張力を所
定値に維持する張力制御装置が設けられていることを特
徴とするハーネスの長手方向に金属箔テープを巻付けて
シールド線を製造する装置が提供される。
【0010】
【作用】本発明の方法および装置においては、ハーネス
および金属箔テープの走行方向に溝付きローラが複数個
配設されており、複数の溝付きローラの前後において前
記テープがローラ側になす角度が180°より僅かに小
さくなるように配置されており、テープの張力を所定値
に維持する張力制御装置が設けられている。テープは所
望の張力下に置かれた状態で、複数の溝付きローラの溝
部に接触させられるとともにテープ上にハーネスを載置
してハーネスとテープを同方向に走行させており、複数
のローラ接触点の前後においてテープがローラ側になす
角度を180°より僅かに小さく設定しているため、各
ローラとの接触点において長手方向に見た場合にテープ
はローラ接触点を支点として僅かに曲げられ、一方テー
プの横断面方向に見ると、テープの張力とテープの有す
る腰とによって、テープの両側縁がハーネスを包む方向
に閉じる。上記ステップが各ローラにおいて行われてい
ることにより、金属箔からなる長いテープがハーネスの
長手方向(縦方向)に巻き付けられたシールド線が得ら
れる。従って、本発明によりシールド線が効率良く、従
って、安価に製造される。
【0011】本発明においては、ローラを上述のように
配置することが重要である。また、上述の如くテープの
両側縁がローラを通過する都度、互いに近づくので、複
数のローラの周面に形成された溝(V字形断面が好まし
い)がテープの走行方向に見て順次閉じている(すなわ
ち、V字の角度が小さくなっている)ことが好ましい。
上述のテープの張力と腰によりハーネスを包む効果を確
実とするために、複数のローラのうちテープの走行方向
に見て最下流に位置するローラを静止させることが好ま
しい。この場合にも、最終ローラを適宜に人手によって
支軸のまわりに所定角度ずつ回動固定可能とすることに
よって、最終ローラの摩耗を減少させることができる。
また、この最終ローラから送り出されるテープを押えロ
ーラによって押えて、テープによるハーネスの包み込み
を一層確実にしてもよい。
【0012】更に、本発明方法および装置においてテー
プに作用する張力を所望値とするために、張力制御装置
を、ベアリングケースに回動可能に支持された回動軸、
該回動軸の一端に連結され先端に走行テープに接触する
ローラを具備した張力検出アーム、前記回動軸の他端に
連結され前記張力検出アームの動きにつれて揺動してセ
ンサを作動させるセンサアームで構成し、センサ出力に
応じてテープの送り速度を調節してテープの張力を制御
することが好ましい。
【0013】また、テープの加工性能は加工雰囲気温度
の影響を受け、特に低温時には加工性が低下する。この
ような事態に備えて、複数の溝付きローラの近傍に箱体
を設けるとともに箱体に溝付きローラを走行するテープ
を加熱する加熱空気を供給することにより、テープがほ
ぼ一様に緩りと加熱され、加工性が向上する。
【0014】更に、テープ供給ボビンが空になった場合
にもシールド線の製造を途絶えることなく継続するため
に、テープの供給側にアキュムレータ装置を設け、供給
テープのボビンの残量が少なくなると、終端直前のテー
プをアキュムレータに貯留し、貯留テープを供給しつつ
テープを新しいボビンに接続するようにしてもよい。こ
のアキュムレータ装置は定位置に設けられた複数個の案
内ローラとそれぞれ該案内ローラの間に位置し昇降可能
に設けられた可動案内ローラと、前記案内ローラよりも
供給ボビン側に設けられテープ供給ボビンの残量がなく
なるとテープ端を保持する装置とからなっていることが
好ましい。
【0015】更に、ボビンから供給されるテープのエッ
ジを検出する装置、該検出装置から信号に基きテープ供
給ボビンをボビンの軸線方向に移動させる装置を設け
て、テープをボビンの軸方向にトラバース(左右に往復
させること)して、重ね巻きしたボビンを用いた場合に
も解舒時にテープがトラバースされることによる張力変
動を低減させることもできる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0017】本発明に係るシールド線製造装置の全体を
図1に示す。図1に示すように本発明に係るシールド線
製造装置はテープ成形部10、ダンサー20、アキュム
レータ30、張力制御部40、テープのエッジコントロ
ール装置50およびテープの繋ぎ装置60からなってい
る。
【0018】テープ成形部10は図1および図2に示す
ように、第1ローラ11、2つの第2ローラ12、第3
ローラ13および第4ローラ14がテープの走行方向上
流から下流に(図1、2で右から左に)設けられてい
る。
【0019】図3に示すように、各ローラ11〜14の
周面にはV字形状をした溝11a〜14aが設けられて
おり、中央部に細幅の小径部11b〜14bが形成され
ている。ローラ11〜14の溝11a〜14aの形状は
図3に示すように第1ローラ11においてはV字形の両
辺のなす角θ1 が大きくなっており、第2ローラ12に
おいては、その角度θ2 はθ1 よりも小さくなり、更に
第3ローラ13においての角度θ3 はθ2 よりも更に小
さくなっている。そして第4ローラ14においては溝1
4aの両側縁はほぼ平行している。
【0020】レバー17が真中に位置している第2ロー
ラの回転軸のまわりに回動可能であり、2つの第2ロー
ラ12および第3ローラ13がレバー17に回転可能に
設けられており、レバー17を回動して位置を調整する
ことにより2つの第2ローラ12と第3ローラ13の位
置関係を微妙に調整することができる。
【0021】上述した第1〜第4ローラ11〜14は各
ローラ11〜14におけるテープTの接触点の前後にお
いてテープTがローラ側においてなす角度を180°よ
り僅かな角度(α)だけ小さく設定している。なお、α
の角度は適宜設定するが10°未満位の角度に設定す
る。
【0022】第1ローラ11から第3ローラ13は機台
に回転可能に設けている。なお、必要に応じて第1ロー
ラから第3ローラ13を動力により駆動してもよい。最
終位置に位置する第4ローラ14は回転しないように静
止させている。そして本実施例の第4ローラ14はその
側面に固定用の孔14cを8個持っており、機台に対し
て45°(1/8回転)ずつまわしてその位置に静止さ
せることができるようになっている。このようにローラ
を徐々に回わして使うことによりローラ14の摩耗を減
少させることができる。
【0023】第4ローラ14の出口側の上側には押さえ
ローラ15が設けられており、第4ローラ14から出て
くるテープTおよびハーネスHをテープTの外側から押
さえるようになっている。更に第1ローラ11の前には
ガイドローラ16が回転可能に設けられている。
【0024】図2においてテープTはガイドローラ16
の右下から案内され、その周面をまわった後、第1ロー
ラ11に案内され、更に、第2ローラ12、第3ローラ
13、第4ローラ14と送られて行く。この送られて行
くテープTの上にハーネスHが右上から供給される。
【0025】上述のようにハーネスHおよび金属箔テー
プTの走行方向に溝付きのローラ11〜14が設けられ
ており、それぞれのローラ11〜14の前後においてテ
ープがローラ側になす角度が180°より角度αだけ小
さくなるように配置されている。
【0026】図4は本発明方法および装置の作用を示す
図であり、テープTが一連のローラ12〜14上を案内
される状態の正面図と、各ローラ12〜14上のテープ
TとハーネスHの状態を示す断面図をその上に示してい
る。
【0027】図4の正面図に示すようにテープTがロー
ラ11〜14、例えば左から2番目に示す第2ローラ1
2に接触することにより、テープTは第2ローラ12の
前後において長手方向に僅かに曲げられる。このように
長いテープTが長手方向に曲げられることにより、図4
の断面図に示すようにテープTの両側縁は互いに近づく
方向に曲げられる。これによりテープTの上に乗ってい
るハーネスHをテープTにより包むようになる。この手
順を各ローラ12〜14において順次繰り返していくこ
とによりテープTはハーネスHを包み込んでいく。
【0028】上述のように本発明の方法および装置にお
いては、テープTの一定張力下に置かれたテープTの張
力およびその腰を使ってハーネスHを包み込むようにし
ている。また、テープTの加工性能、物性は加工雰囲気
温度の影響を受け易く、特に低温時にはテープの物性が
変化することがある。このような事態に備えて本発明に
おいては図1に70で示すような加熱装置をローラ11
〜14の近傍に設けている。
【0029】加熱装置70は図5に示すような構造とな
っている。すなわち、ローラ11〜14の上に4つの辺
71、72、73、74で囲まれた長方形の部屋(図5
(a)参照)を作り、側辺73に開けたダクト77から
熱風を供給するようにしている。そして底面74から7
5、76の突出辺を突出させ、その底から加熱空気をロ
ーラ11〜14上を走行するテープTに向けて吹き出す
ようにしている。加熱空気を吹き出す底面74の突出辺
75、76の間には長方形形状をした孔74aが形成さ
れている。更に、熱風を吹き出すために加熱装置70内
に供給される空気によって加熱装置が高温化した場合、
人手で触って火傷をしないようにパンチングプレート7
8によって作られた保護板78が作業面側に被せられて
いる。
【0030】上述の加熱装置の構造とすることにより、
箱の中に一度供給された加熱空気が箱の底の孔から吹き
出すことにより一様温度の空気によってテープTが均一
に加熱されることになる。
【0031】更に、本発明においては、テープTの張力
を用いてハーネスHを包み込むために、テープTの張力
を所望値に制御することが重要である。このために図1
に示すように張力センサ40が設けられており、張力セ
ンサ40により検出した張力に応じてテンションコント
ローラ46によりテープTの送り出し速度を調整してテ
ープTを所望張力に維持している。
【0032】特に本発明で処理するテープTは非常に細
幅であり、このためテンション張力検出装置40の構造
が特別に工夫されている。すなわち、図6に示すように
ベーリングケース43から張力検出アーム42およびセ
ンサアーム44を揺動可能に突出させ、張力検出アーム
42に張力検出用ローラ41を回転可能に支持してお
り、また、ベアリングケース43を介して張力検出アー
ム42と一体的に形成されているセンサアーム44の先
端により、例えば株式会社ニレコ販売のMBセンサのよ
うな、センサ45を作動するようにしている。このよう
な構造とすることにより細い幅のテープTの張力変動が
確実に検出される。
【0033】また、本発明においては、複数のボビン8
1、82から供給されるテープTを連続的に供給するこ
とができるようにするためにアキュムレータ30が設け
られている。アキュムレータ30は定常送り用の複数の
ローラ31と昇降可能なブラケット32に設けられたア
キュムレート用のローラ33からなっている。ボビンの
残量が少なくなったことをボビン近傍に設けた残量検知
センサ(図示せず)により検知すると、アキュムレータ
30のブラケット32が下降し、ローラ31、32によ
りジグザグ状経路を形成し、この経路内にテープTを貯
蔵する。
【0034】それとともにテープ繋ぎ装置60のシリン
ダ65が作動して、ピン64のまわりにアーム63を回
動し、その先端の固定ニップゴム62をローラ61に押
付けることによりテープTの端部を押さえ付ける。この
間に人手により新しいボビンの先端部を古いボビンの後
端部のテープTに接着する。この作業の間、アキュムレ
ータ30に貯蔵されていたジグザグ状経路に沿って貯蔵
されていたテープTがテープ形成部10へ送り出され
る。
【0035】上述のようにアキュムレータ装置30が作
動することによるテープTに作用する張力変動を減少さ
せるためにダンパー装置20に、ダンパーローラ21を
設けている。
【0036】また、細幅のテープTをボビン81、82
に多量に巻くためには、ボビン81、82の軸線方向に
テープTをトラバース、すなわち左右に往復動させなが
ら巻くことがよく行われている。このような場合に送り
出されるテープTの位置はトラバースとともに左右に振
られる。本発明においてはテープTの側縁の端部、すな
わち、Hポジションをセンサ51により検出しており、
センサ51の検出信号によりボビン81、82をアクチ
ュエータ(図示せず)により図1において紙面に垂直な
方向に移動させることによって送り出されるテープTの
位置を常時ほぼ一定としている。このようにしてテープ
位置を常時一定位置とすることにより、テープTのトラ
バースによる張力変動が防止される。
【0037】
【発明の効果】本発明によればハーネスおよび金属箔テ
ープの走行方向に溝付きローラが複数個配設されてお
り、複数の溝付きローラの前後において前記テープがロ
ーラ側になす角度が180°より僅かに小さくなるよう
に配置されており、テープの張力を所定値に維持する張
力制御装置が設けられている。テープは所望の張力下に
置かれた状態で、複数の溝付きローラの溝部に接触させ
られるとともにテープ上にハーネスを載置してハーネス
とテープを同方向に走行させており、複数のローラ接触
点の前後においてテープがローラ側になす角度を180
°より僅かに小さく設定しているため、各ローラとの接
触点において長手方向に見た場合にテープはローラ接触
点を支点として僅かに曲げられ、一方テープの横断面方
向に見ると、テープの張力とテープの有する腰とによっ
て、テープの両側縁がハーネスを包む方向に閉じる。上
記ステップが各ローラにおいて行われていることによ
り、金属箔からなる長いテープがハーネスの長手方向
(縦方向)に巻き付けられ高速度でシールド線が得られ
る。従って、本発明によりシールド線が効率良く、従っ
て、安価に製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の正面図である。
【図2】図1に示したテープ成形部の拡大正面図であ
る。
【図3】図2に示すテープ成形部に用いられているロー
ラを示し(a)〜(d)は側面図、(e)は(d)の正
面図である。
【図4】図1〜図3に示すテープ成形部の作用を示す概
略正面図である。
【図5】図1〜図3に示すテープ成形部の上部に設けら
れる箱体を示し、(a)は正面図、(b)は保護カバー
の正面図、(c)は本体の正面図、(d)は本体の底面
図、(e)は本体に形成される吹出し孔を示す平面図で
ある。
【図6】センサ部の拡大正面図である。
【図7】図6の平面図である。3
【符号の説明】
10 テープ成形部 11 第1ローラ 12 第2ローラ 13 第3ローラ 14 第4ローラ 20 アキュムレータ装置 40 張力センサ装置 70 加熱装置

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の溝付きローラの溝部に金属箔テー
    プを接触させるとともに該テープ上にハーネスを載置し
    て該ハーネスとテープを同方向に走行させており、該テ
    ープは所望の張力下に置かれており、前記複数のローラ
    接触点の前後においてテープがローラ側になす角度を1
    80°より僅かに小さく設定したことを特徴とするハー
    ネスの長手方向に金属箔テープを巻付けてシールド線を
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のローラの近傍に箱体を設けて
    おり、該箱体には前記ローラに沿って走行するテープに
    臨む開口が形成されており、該箱体内に加熱空気を供給
    して前記ローラ部におけるテープを加熱することを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記テープの供給側にアキュムレータ装
    置を設け、供給テープのボビンの残量が少なくなるとテ
    ープをアキュムレータに貯留し、貯留テープを供給しつ
    つテープを新しいボビンに接続することを特徴とする請
    求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ハーネスおよび金属箔テープの走行方向
    に溝付きローラが複数個配設されており、該複数の溝付
    きローラの前後において前記テープがローラ側になす角
    度が180°より僅かに小さくなるように配置されてお
    り、前記テープの張力を所定値に維持する張力制御装置
    が設けられていることを特徴とするハーネスの長手方向
    に金属箔テープを巻付けてシールド線を製造する装置。
  5. 【請求項5】 ハーネスおよび金属箔テープの走行方向
    に溝付きローラが複数個配設されており、該複数の溝付
    きローラの前後において前記テープがローラ側になす角
    度が180°より僅かに小さくなるように配置されてお
    り、前記テープの張力を所定値に維持する張力制御装置
    が設けられ、前記テープの供給側にアキュムレータ装置
    が設けられていることを特徴とするハーネスの長手方向
    に金属箔テープを巻付けてシールド線を製造する装置。
  6. 【請求項6】 前記アキュムレータ装置が定位置に設け
    られた複数個の案内ローラとそれぞれ該案内ローラの間
    に位置し昇降可能に設けられた可動案内ローラと、前記
    案内ローラよりも供給ボビン側に設けられテープ供給ボ
    ビンの残量がなくなるとテープ端を保持する装置とから
    なっていることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 ハーネスおよび金属箔テープの走行方向
    に溝付きローラが複数個配設されており、該複数の溝付
    きローラの前後において前記テープがローラ側になす角
    度が180°より僅かに小さくなるように配置されてお
    り、前記複数の溝付きローラの近傍に箱体が設けられ、
    該箱体はローラに沿って走行するテープに臨むよう開口
    を具備しており、該箱体には溝付きローラを走行するテ
    ープを加熱する加熱空気が供給可能であり、前記テープ
    の張力を所定値に維持する張力制御装置が設けられてい
    ることを特徴とするハーネスの長手方向に金属箔テープ
    を巻付けてシールド線を製造する装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のローラに形成された溝がテー
    プの走行方向に見て順次閉じていることを特徴とする請
    求項4から7の何れか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のローラのうちテープの走行方
    向に見て最下流に位置するローラが静止していることを
    特徴とする請求項4から8の何れか1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記最下流に位置するローラの下流
    に、該ローラから送り出されるテープを押さえるローラ
    が設けられている請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記張力制御装置が、ベアリングケー
    スに回動可能に支持された回動軸、該回動軸の一端に連
    結され先端に走行テープに接触するローラを具備した張
    力検出アーム、前記回動軸の他端に連結され前記張力検
    出アームの動きにつれて揺動してセンサを作動させるセ
    ンサアームを含んでいることを特徴とする請求項4から
    10の何れか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ボビンから供給されるテープのエッジ
    を検出する装置、該検出装置から信号に基きテープ供給
    ボビンをボビンの軸線方向に移動させる装置を含む請求
    項4から11の何れか1項に記載の装置。
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