JPS5916458Y2 - 障子の外れ止機構 - Google Patents

障子の外れ止機構

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JPS5916458Y2
JPS5916458Y2 JP17646581U JP17646581U JPS5916458Y2 JP S5916458 Y2 JPS5916458 Y2 JP S5916458Y2 JP 17646581 U JP17646581 U JP 17646581U JP 17646581 U JP17646581 U JP 17646581U JP S5916458 Y2 JPS5916458 Y2 JP S5916458Y2
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JP
Japan
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shoji
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rail
notch
horizontal
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Expired
Application number
JP17646581U
Other languages
English (en)
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JPS5879669U (ja
Inventor
友伸 松本
Original Assignee
神鋼ノ−スロツプ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサツシ等における障子の外れ止機構に関し、
特に簡単に障子が外されることがなく、然も建込時に外
れ止機構を特に操作しなくとも必ず外れ止状態となる障
子の外れ止機構を提供しようとするものである。
例えば学校等では生徒が勝手にサツシ等の障子を外すこ
とができると、誤まって障子を落すことがあり、高層階
から障子が落下することの危険性は説明するまでもなく
充分理解されよう。
このため従来から障子の外れ止機構が種々提案されてい
るが、従来の外れ止機構は外れ止めの状態に設定するこ
とを簡単に行なえる構造になっているため故意にその機
構を取外そうと思えば簡単に取外すことができる構造の
ものばかりであつた。
例えば障子の上框に窓枠の上梓に向って突出する外れ止
めブロックを取付けた外れ止機構の例のように外れ止め
ブロックはビスによって取付けられている。
そのビスは室内側から簡単に締付取外し操作できる位置
にあるためドライバのような工具があればだれにでも簡
単に外れ止めブロックを取外すことができる構造となっ
ている。
従って学校等で故意に外れ止めブロックが取外されると
非常に危険である。
また障子を建込んだとき外れ止めブロックを取付けるこ
とをわすれたり、或は取付けたとしても上梓に対する突
出量が充分でなく、突出量が不足の状態で取付けられた
場合には外れ止めの機能がなくこの状態も危険である。
この考案の目的は外れ止機構が簡単に破損されることが
なく、然も建込時において障子を閉窓状態乃至は障子を
その開閉範囲内を少なくとも一往復する操作を行なえば
必ず外れ止めの状態にすることができる障子の外れ止機
構を提供するにある。
この考案では障子の下框にレールに向ってバネによって
押圧偏倚された可動子を設け、この可動子の保合片をレ
ールの水平片栗に形成した切欠を通じて下方に落下させ
ることにより、爾後は可動子の係合片がレールの水平片
栗と係合し、この係合により障子を外れ止めするように
したものである。
以下にこの考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案の要部の一例を示す。
図中1は障子の下框、2は窓枠の下枠、3はの下枠2に
形成されたレール、4はこのレール3の上端に形成した
水平片栗を示す。
つまり一般に外れ止機構は外障子に対してだけ取付けら
れれば充分とされている。
よってこの例でも外障子に外れ止機構を取付けた例を示
す。
また外障子及び内障子は共に室外側に外されるのが普通
であり、このためレール3に形成した水平片栗4はレー
ル3の上端から室外側に向って突出しているものとする
この考案では障子の下框1にバネ5によってレール3に
向って押圧偏倚された可動子6を設けるものである。
可動子6はその下端に保合片7を有し、この係合片7が
レール3の水平片栗4と対向する。
つまり建込時においては係合片7がレール3の水平片栗
4の上に乗った状態で建込まれる。
この状態で障子を移動させると途中にレール3の水平片
栗4に切欠が形成されており、この切欠により係合片7
が水平片栗4の下側に落下し、爾後は係合片7が水平片
栗4と係合し障子を上方に突き上げても下框1がレール
3から外れない。
第1図は係合片7が水平片栗4の下側に落下した状態を
示す。
可動子6は例えば樹脂材によって形成され、第3図に示
すような形状に形成される。
第3図に示す8は可動子6を支持するハウジングを示し
、このハウジング8の凹溝8a内に可動子6が収納され
、ハウジング8によって可動子6は上下方向にだけ移動
できるように支持される。
ハウジング8は第1図及び第4図に示すように室外側か
らビス9によって下框1に取付けられる。
10はこのビス止めのためのネジ孔である。
可動子6の上面には穴6 a 、6 bが形成され、こ
の穴6 a 、6 bにバネ5が挿入される。
バネ5の上端は下框1の部材に係合し、その反力によっ
て可動子6を下方に押圧する。
可動子6には室外側の面に凹欠6Cが形成され、この凹
欠6Cに孔6dが形成される。
下框1の室外側の面には第4図に示すように長(Lll
が形成され、この長孔11が可動子6に形成した孔6d
と対向する。
孔6dは後述する障子を取外すときに利用される。
長孔11には建込み終了時においてゴム製の化粧ボタン
12を第2図に示すように嵌着し、長孔11を塞ぐと共
に化粧ボタン12の裏側が可動子6の凹欠6Cと係合し
可動子6が浮き上がらないようにしている。
次に可動子6とレール3の水平片栗4に形成する切欠の
位置関係について説明する。
第5図にその関係を示す。
第5図において13は窓枠を示す。2は第1図で説明し
たように下枠である。
14は上梓、15は障子を示す。
この例では可動子6を障子15の下框に2個所取付けた
場合を示す。
2個の可動子6は間隔りだけ離れて取付けられる。
この2個の可動子6−6に対してレール3の水平片栗4
にも同様の間隔りだけ離れて切欠16−16を形成する
この例では切欠16−16の形成位置は障子15が閉窓
位置に来たとき可動子6−6が落ち込む位置に選定した
場合を示す。
閉窓位置において障子15の竪框と対向する上枠14に
係止体18−18(第6図参照)を取付ける。
この係止体18−18は障子15が閉窓位置にあるとき
、つまり可動子66が切欠16−16と対向している位
置において障子15を上方に突き上げたとき障子15の
竪框の上端部に衝合し、この衝合により障子15の突き
上げ量を規制する。
その規制量は可動子6−6が係合片7がレール3の水平
片栗4より上方に持ち上がらない範囲に選定する。
尚19は第3の係止体である。
即ち障子15を開窓したとき図示の左側の可動子6が右
側の切欠16と対向する位置がある。
この位置で障子15の左側の竪框を持ち上げると可動子
6が切欠16を通じて水平片栗4より上側に持ち上げら
れ可動子6が水平片栗4との保合から外れてしまうおそ
れがある。
このために第3係止体19を設け、左側の可動子6が右
側の切欠16と対向する位置にあるとき障子15の左側
の竪框を持ち上げても可動子6が水平片栗4から外れな
いようにしている。
障子15を窓枠13から外すには先ず障子15を閉窓位
置にする。
この位置では可動子6−6は切欠16−16と対向して
いる。
よって室外側から化粧ボタン12を外し、可動子6の凹
欠6Cに形成した孔6dに棒状のものを差し込み、可動
子6−6をバネ5の偏倚力に抗して上方に持ち上げ持ち
上げている状態で障子15を開窓方向に少し移動させる
この移動により可動子6−6は切欠16−16の位置か
ら外れるから可動子6−6を持ち上げる力を解放すれば
可動子6−6は水平片栗4の上に乗った状態に保持され
る。
よってこの状態にすることにより障子13を自由に窓枠
13から外すことができる。
第7図は切欠16の形成位置の他の例を示す。
この例では切欠16の形成間隔を障子15に取付けた可
動子6−6の取付間隔りと異なる間隔Wとし、更に障子
15が閉窓位置以外の位置にあるとき可動子6が切欠1
6と対向するようにした場合を示す。
この場合には左側の切欠16に左側の可動子6が対向す
る図示の状態にあるとき障子15の左側の竪框の上端と
対向して係止体18を取付ける。
また右側の可動子6が右側の切欠16と対向するとき右
側の竪框の上端と対向して係止体18を取付ける。
このように切欠16の取付間隔Wを可動子6の取付間隔
りと異ならせることにより障子15を外す場合可動子6
を1個ずつ水平片栗4の保合状態から外すことができる
よって大きな障子でも1人で外すことができる。
また切欠16と可動子6が対向する位置を障子15が開
窓状態にある任意の位置に選定したから障子15の両側
開放部が形成される。
よって可動子6を室内側から下框1に形成した長孔11
を通じて持ち上げる操作を障子15の両側から行なうこ
とができるため大きな障子でも室内に居ながら外すこと
ができる。
上述したようにこの考案によれば可動子6は下框1の室
外側からビス9によって取付けたから室内側から簡単に
取外されるおそれがない。
またこの考案では可動子6をバネ5の偏倚力により常時
レール3の水平片栗4に押圧させ、水平片栗4に形成し
た切欠16を通じて可動子6の係合片7を水平片栗4の
下部に落下させるように構成したから建込時に障子15
を少なくとも1回開閉操作すれば必ず可動子6は切欠1
6を通じて落下するため障子15を開閉操作するだけで
1動的に障子を外れ止め状態にすることができ、外れ止
め状態にすることをわすれるおそれは全くなく信頼性の
高い外れ止機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部の取付状況を説明するための第
4図のA−A線上の断面図、第2図は第4図のB−B線
上の断面図、第3図はこの考案の要部の構造を説明する
ための斜視図、第4図はこの考案の要部の取付状態を説
明するための正面図、第5図はこの考案の外れ止機構全
体の構造を説明するための正面図、第6図は係止体の取
付状況を説明するための断面図、第7図はこの考案の他
の実施例を示す正面図である。 1:障子の下框、2:窓枠の下枠、3:レール、4:水
平片栗、5:バネ、6:可動子、7:係合片、8:ハウ
ジング、9:ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 障子の下框に取付けられバネの偏倚力によって常にレー
    ルに向って押圧偏倚された可動子と、レールに形成され
    上記可動子の保合片をレールから水平方向に形成された
    水平片栗の下部に落下させるための切欠と、窓枠の上梓
    に取付けられ上記可動子と上記切欠とが対向する位置に
    おいて障子の突き上げを阻止する係止体とより成る障子
    の外れ止機構。
JP17646581U 1981-11-26 1981-11-26 障子の外れ止機構 Expired JPS5916458Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17646581U JPS5916458Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 障子の外れ止機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17646581U JPS5916458Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 障子の外れ止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5879669U JPS5879669U (ja) 1983-05-30
JPS5916458Y2 true JPS5916458Y2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=29969485

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JP17646581U Expired JPS5916458Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 障子の外れ止機構

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JPS5879669U (ja) 1983-05-30

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