JPS59163305A - 口臭の消臭剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不快な口臭の消臭剤、特に喫煙、歯槽１１Ｆ漏
、４％食およびｆ８ｊＣ酒によって生ずる不快な口臭の
消臭剤に関する。

我々の社会生活において他人と接する場合、不快な口臭
は、対面する相手に不快感を与えるので円滑な人間関係
を損う場合が多い。

嗅覚は人聞の五感のうちで最もマヒしやすいｌ・ｆ。

覚であって、常に嗅いでいる臭いは相当に強い不快臭で
あっても、その臭いを感じなくなる。このために喫煙、
飲清或いは口臭着臭の常習者、歯槽Ｉ１１，４１漏の患
者または胃弱者は自らの［１臭に対する党がマヒしてい
て自分ではその不快臭を感じない。

このためにこれらの不快臭の持主は知らず知らすのうち
に相手に不快感を与えてしまう点でハンディキャップを
背艙う結果になる。

不快な口臭を感じさせないようにするために、芳香を与
えて不快臭を押えることが行なわれているが、これは不
快臭を無くすものではないので抜本的な対策ではない。

またサイクロデキストリンが不快な口臭の除去に有４’
ｌＪであることが知られている。（特Ｉ’ｌｌ昭５５−
１２２７０９号公報、特開昭５３−４１４４０号公報お
よび特開昭５３−１５４６７号公報）しかしながらサイ
クロデキストリンは、喫煙による口臭、飲酒による口臭
、歯槽＋１１！Ｊ漏患者の口臭の除去に一応の効果があ
るものの、その口臭除去効果は、び〜サイクロデキスト
リン、ρ−サイクロデキストリンおよびｒ−サイクロデ
キストリンの各単体によってまちまちであって、必ずし
も充分なものでない。

本発明者は、上記の不快な口臭を除去するために有効な
成分について多くの研究を重ね、マルトデキストリンが
喫煙による口臭、飲酒による口臭、歯槽膿漏患者の口臭
およびニンニク喫食後の口臭などの不快な口臭の除去に
著効のあることを見出し、これにもとずいて本発明を構
成したのである。

本発明の目的は、不快な口臭の除去に効果のある口臭の
消臭剤を提供することにある。

本発明は、マルトデキストリンを有効成分とする口臭の
消臭剤である。

マルトデキストリンは、デン粉を希酸またはアミラーゼ
で分解して生ずるデキストリンのうちで、アクロデキス
トリン（平均分子量：約３７００　）よりも重合度が小
さく、マルトースに至るまでのオリゴ糖の混合物である
。マルトデキストリンは、Ｄ−グルコースのみからなり
、その重合度は３〜７程度のものを多く含んでいる。白
色の無定形粉末であって、水、７０％エタノールに可溶
、〔以〕９は１８０〜１８３’程度であり、また還元性
を有し、ヨウ素によって着色しない性質を有する。

マルトデキストリンは、その原料がデン粉であり、また
その構成成分もＤ−グルコースであって、共に食品とし
て日常使用されているから、安全で無害なものである。

（化学大辞典、第８巻、第８９７貞「マルトデキストリ
ン」） 本発明ではもう１つの有効成分として、植物胚芽をマル
トデキストリンに加えることができる。

本発明に使用する植物胚芽は、米、麦、大神、とうもろ
こしおよびその他の雑穀類の可食性植物種子の胚芽であ
る。これらの植物胚芽は公知の方法（たとえば、植物種
子を挽砕し　（、Ｊ（−、別する方法）によって、植物
種子から分１１１１ｔする。

本発明に使用する植物胚芽は、上記の生胚芽の状態のも
のでもよいが、生胚芽から油脂分およびビタミンＥなど
の油溶性成分を除去した脇側胚芽であってもよい。脱脂
によって口臭除去効果が減少することはなく、むしろ相
対的な有効成分含有率が向上し、さらに油脂成分の酸化
変数のおそれがなくなるために保存性が向上する。また
本発明に使用する植物胚芽は、加熱などの手段によって
、合音する酵素を不活性化することが好ましい。

本発明に使用する植物胚芽の主要な成分の分析値の一例
は次表のとおりである。

植物胚芽を加えることによって製品の口臭の除去効果が
大きくなる。

本発明では、上記のマルトデキストリンにｙセ当な補助
成分、たとえば水、アルコールなどのｔ＋ν体、グルコ
ース、マンノース、ガラクトース、フラクトース、キシ
ロース、マルトース、シュークロース、他のオリゴ糖、
デキストリン、重り、炭酸カルシウム、またはタルクな
どの固体粉末を加え、さらに必要に応じて色紫、乳化剤
、旧味剤、酸味剤、香料或いはアルコールその他の静菌
剤等を加えて液状、粉駄、Ｍ功罵状或いは錠剤のごとき
製剤とするのが好ましい。一般には錠剤形が特に好まし
い。

製剤中の有効成分１１゛（は、特に限定する必要はない
が、一般的にはマルトデキストリンが１〜７０重１１量
％（特に好ましくは５〜５０重量％）の量においてｉＩ
＋！削中に含まれるのが好ましい。植物胚芽を使用する
場合は、植物胚芽とマルトデキストリンの合計金音量が
１〜７０重１け％（’７４？に好ましいのは５〜５０重
量％）であるのが好ましい。

また本発明では、上記の有効成分を歯みがき基剤に加え
て、粉状或いはペースト状の歯みがき剤として使用する
ことができる他に、常法による栃の８Ｍ造工程中にこれ
らのを効成分を加えて偽或いはドロップの形態にするこ
ともできる。さらに、有効成分の水溶液をうがい水とし
て使用することもできる。

以下に本発明の実凡例および本発明の効果を実証する実
験例を述べるが、本発明はこれらの具体例に限冗される
ものではない。

実施例　１ マルトデキストリン　　　　　　ｓｏｏ　ｙシミ糖ツ分
末　　　　　　　　　　　！５０ｇクエン都２　　　　
　　　　　　　　　５９香料　　　　　　２０．９ 言ｊ　　　　　　　　　　　　　　９７５　ｇ上記の混
合物に水４５９を加え、混合物を混紗機内で紳り合わせ
た’Ａ、８０’Ｃの熱風により加熱乾停して、８００．
ｊ；＋の顆′Ｒ製品（水分含量コ５％）を得た。

実施例　２ 実施例１の顆粒製品４００ｇを打錠機で錠剤化して、１
＃１ｇの錠剤製品３００錠を得た。

実験例（口臭の消臭効果） （１）被験試料 Ａ　実施例】の製品 Ｂ　実施例２の製品 ＣＣ１，−サイクロデキストリン Ｄ　ρ−サイクロデキストリン ＥＹ’−サイクロデキストリン Ｆ　対１ｔ（４（被験試料を服用しない）（２）試験Ａ
　（歯槽＋＋ｍ漏患各患者臭）男女各２名、言ｔ４名の
歯槽膿漏患者（被験者ンの口臭を、男女各５名、言ｔｌ
Ｏ名に判定させた後、被ｈ？！試料各３ｇを径口的に服
用させた。４分後に、再び各被験者の口臭を＃定させた
。

口臭の判定方法は、被験者に胸一杯の深呼吸をさせ、そ
の吐く息を去り験者の前方２０ｃｍの場所で判定した。

（３）試験Ｂ　（たばこ喫煙者の口臭）男女各２名、計
４名の被験者にハイライト各１本を喫煙させ、その直後
に被験者の０臭を判定させた彼、被験試料名３ｇを径口
的に服用させた。

２分後に、再び各被験者の口臭を判定させた。

口臭の判定方法は試ＲＡと同じであった。

（４）試験ｃ　にンニク喫食者の口臭）男女各２名、計
４名の被験者にニンニクのよく効いた韓国料理を１１ｗ
食させ、その直径に被験者の口臭を判定させた後、被験
試料名３ｇを服用させた。５分後に、再び各被験者の口
臭を判定させた。

口臭の￥１定方法は試験Ａと同じであった。

（５）試験Ｄ　（飲酒による黙し者の口臭）男女各２名
、計４名の被験者に、日本酒２合、ウィスキー２０　ｃ
ｃおよびビール１本を飲ませ、そのＩＦｆ後に被験者の
口臭を判定させた法、被験試料名３ｇを径口的に服用さ
せた。５分後に、再び各被験者の口臭を判定させた。試
験りにおいて、実ｘｉ例１の製品を被験試料とした場合
だけは、被験者に、日本酒２合、ウィスキー５０　ｃｃ
およびビール２本を被験試料として飲ませた。

口臭の判定方法は試験Ａと同じであった。

（６）口臭の利足基準 ５　被験試料１１１ｊ用前の口臭と同程度の口臭。

４５に比べて作かに消臭された口臭。

３４に比べて相当消臭されているが、なお不快感がある
。

２３に比べて顕著に消臭されているが、なお不快感が残
っている。

ｌ　２に比べて顕著にｉ？！ｉ臭されているが、なお俤
かに口臭のあるのが感じられる。

０　全く口臭を感じない。

（７）実が！Ｉｈ果 次表のとおりである。表中の数値は、判定者の男５名お
よび女５名の判定結果の平均値である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）マルトデキストリンを前動成分とすることを特徴
   とする口臭の消臭剤。