JPS59158731A - ドラム組立製造設備における天地板取出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 仁の発明はドラムを自動的に組立製造する設備における
天地板取出し装置に関する。

ドラムに円筒状の胴体の周端に浅い皿形の天板および地
板を嵌入し、胴体および天地板の各フランジ部を巻′締
めにより固着して製造される。第１図はドラム製造工程
の主要部を示す工程図である。

図面に示すように、コイルを所要の長さにぜん断じ、円
筒状に曲げて合せ目を溶接し、さらに両端にフランジ、
中間部に輪帯をそれぞれ形成して胴体を準備する。また
、コイルを抜絞りに、Ｊ：クフランジの付いた浅い皿形
の天地板を準備する。天板には口金孔（フランジ取付用
孔）があけら九、ここに口金（フランジ〕か圧入される
。このようにして準備された胴体と天地板に化成処理さ
れたのち、天地板を胴体の両端に両者のフランジが重な
り合うように仮ばめし、各フランジを巻き締めて天地板
を胴体に°固着する。

胴体および天地板にそれぞれ別のコンベアｌこより製造
ラインに沿って搬送される。特に天地板はハンガーを備
えたトロリーコンベアにより搬送される。天板および地
板は一枚づつ一つのハンガーに垂直よりやや傾斜した姿
勢で傘状に互いに外面を向い合わせて載架される。

ところで、従来、天地板を胴体（こ仮ばめする場合、仮
ばめ場所の直前で天地板を）・ンガーより手により取り
外していた。また、胴体の溶接シーム部の位置に天板の
口金の位置を合せて天板を胴体（こ取り付けているが、
これに充填作業に便宜を与えるためであるが、従来、作
業者が上記位置が合うように手でもって天板を廻してほ
め合せ装置に供給していた。

したがって、従来でに天地板のハンガー力）らの取外し
および天地板の胴体へのほめ合せの１こめに少くとも２
名の作業者を要していた。ドラムに流れ作業に！り約６
秒当、！Ｓ１１個の割合で製造されるので、上記作業者
にかなりの労働を強いられていたっ才た、前記のドラム
製造ラインでに天地板のハンガー力）らの取外し、位置
合せおよび天地板の胴体へのほめ合せ作業以外に丁べて
自動化されており、これら三つの手作業が安全および能
力の均一化を阻害し、生産管理上ドラム組立製造工程の
ネックとなっていた。

この発明に上記手作業のうち天地板のノ・ンカーカΔら
の取外しを自動化しようとするものである。

自動化に当ってに、前記巻締め等の一連の工程が流れ作
業で行われているため天地板の取外しが迅速かつ確実で
なければならない。

そこで、この発明はハンガーに載置された天地板を迅速
力）つ確実に取り出すことのできる天地板取出し装置を
提供しようとするものである。

この発明の天地板取り出し装置は搬送ラインζこ沿って
延びると共に搬送方向に分離して互に独立しており、ノ
・ンガーに接触し、力１つ天地板搬送装置に対し速度差
をもつように駆動されるコンベアを有し、板面を垂直ま
たは進行方向に向って逆方向にやや傾斜する天板姿勢矯
正装置および地板姿勢矯正装置、ならびに前記コンベア
の鯛万に、ρ）つ搬送方向に互に間隔をおいて設けられ
、搬送ラインに対して直角方向に回動自在なけり出しア
ームを有する天板はフ出し装置および地板はり出し装置
を備えている。

天地板は搬送中にハンガー力１ら外れ落ちないように垂
直面に対し約１０°傾斜してハンガーに載置されている
。この発明でに天地板を垂直姿勢にしたのちハンガー力
１らけジ出す。すなわち、前記コンベアと平行に走る天
地板取出装置用コンベアを天板用、および地板用にそれ
ぞれ設け、これらコンベアにハンガー下端部に接触し前
記コンベアと速度差をもつよう駆動される。その結果、
ハンガーの下端に上端に対し、早くまりに遅れて進むこ
ととなり、天地板は傾斜した姿勢乃）らそれぞれ垂直姿
勢ｔ　ｙ、＝は進行方向に向って逆方向にやや倒れた姿
勢になる。

この姿勢で天地板にけり出しアームに、Ｉ：りハンガー
力）らけり出されるので、極めて僅かな時間でハンガー
から取り外されることになる。このとき、天地板は垂直
姿勢まりに進行方向に向って逆方向にやや倒れた姿勢に
あるので、けり出しアームに正確に天地板の周縁を打撃
するほか進行方向への慣性を吸収してけり出された天地
板にほぼ垂直な姿勢で転動するので、確実に所定の位置
に落着くことができる。

以下、ちの発明の実施例について説明下る。

第２図はドラム組立製造設備の一例を示す配置図である
。胴体ｌを搬送するチェーンコンベア１１とハンガー１
７を吊したトロリーコンベア１６が並列して化成処理装
置（図示しない）から延びて米ている。チェーンコンベ
ア１１の末端には胴体１を胴軸方向に送るチェーンコン
ベア】２か接続されている。さらに、このチェーンコン
ベア１２に対し直角方向に延びるタクトコンベア１４が
配置されており、両コンベア１２．１４との間に胴体移
載装置１３が設けられている。胴体移載装置１３はチェ
ーンコンベア１２力）らタクトコンベア１４に胴体１を
移すと同時にパスラインを調整する。ハンガー１７ｔ／
′Ｘ、第３図に示すように天板２および地板３を両者が
互に向き合うようにして載架している。天板２および地
板３はハンガー１７から倒れ落ちないようζこ若干ハン
ガ一本体１８寄りに倒れ掛るようにして架台１９上（こ
載っている。

」二記タクトコンベア１４の搬送ライン中に胴***置決
め装置２１、はめ合せ装置列と押込み装置５とからなる
天地板仮ばめ装置ｎおよび巻締め装置２７が順次配列さ
れている。

この発明の天地板取出し装置に前記トロリーコンベアリ
６の途中に設けられている。以下、第４図および第５図
を参照して天地板取出し装置について説明する。

天地板取出し装置３１には架台３２上の出側（第５図の
上側〕に天板姿勢矯正装置３３が、また入側に地板姿勢
矯正装置３６がそれぞれ設けられている。

各姿勢矯正装置３３．３６は天地板搬送ライン加に沿っ
て延びるチェーンコンベア３４．３７ｉ備えている。

チェーンコンベア３４と３７に架台２０の長手中央付近
で分離されて互に独立している。そして、チェーンコン
ベア３４．３７はそれぞれモーター３９に、Ｊ：ｖ可変
減速機４０およびチェーン伝動機構４１を介して駆動さ
れる。

架台３２上にはチェーンコンベア３４の出側寄りの側方
に天板はり出し装置４５が、またチェーンコンベア３７
の出側寄り側方に地板はり出し装置４６が搬送ライン２
ｏを中心にして互に斜めに開力）い合うようにして配置
されている。各はり出し装置４５，４６は架台３２に水
平軸４７を介して回動自在に取り付けられたベルクラン
ク状のけり出しアーム４８ヲ備えている。けり出しアー
ム４８の先端は搬送ライン２０に向っており、後端には
エアシリンダ４９が連結されている。

また、架台３２上にほけり出しアーム４８に対向する位
置に天板取出しガイド５１および地板取出しガイド５２
が設けられている。取出しガイド５１および５２はフレ
ーム５３．５４により溝状に形成されており、後述の天
板搬送装置６７および地板搬送装置６８筐で延びている
。

各取出しガイド５１，５２の出側には天板受は装置５７
および地板受は装置５８が設けられている。各受は装置
５７．５８に架台３２上に起立自在に取り付けられたＬ
字形をした受は部材５９を備えている。受は部材５９ニ
起立したときの底部６０が弧状になっており、ここに取
出しガイド５１，５２を転動して来た天地板が落ち込む
ようになっている。また、受は部材５９の底部６０の１
ら延びるアーム６１に回動軸６２を介してエアシリンダ
６３のロッド６４が連結されている。

エアシリンダ６３の駆動により受は部材５９ニ前方に向
って約、６０°傾斜した姿勢力）ら前方に向って約６０
回動しほぼ水平姿勢になる。そして、天地板を天地板搬
送装置に受は渡したのちに受は部材５９に再び元の姿勢
に復帰する。

なお、第２図（こ示すよう番こ上記天地板取出し装置３
１の側力からそれぞれ天板搬送装置６７および地板搬送
装置６８が前記仮ばめ装置ｎまで延ひている。

また、天板搬送装置６７の途中には天板位置合せ装置７
７が設けられている。さらに、各搬送装置６７゜６８の
始点Ｑこは第４図および第５図に示すようにチェーンコ
ンベア６９および遊びローラー７０が設けられている。

チェーンコンベア６９はモーター７１によりクラッチ７
２、減速機７３、歯車伝動機構７４を介して駆動される
。

つぎに、以上のように構成された天地板取出し装置３１
の作動について説明する。

天地板取出し装置３１内に天板２．地板３を載架したハ
ンガー１７が入って来ると、１ず）・ンガー１７の下端
が地板姿勢矯正装置３６のチェーンコンベア３７に接触
する。チェーンコンベア３７の速度はノ・ンガー１７の
速度より若干早く設定されているので、ハンガー１７は
後方（進行方向とに逆方向）に向って傾斜して来る。し
たがって、ノ・ンガー１７ζこ約ｌＯ８前傾して載架さ
れていた地板３は下端部が上音すよジ先に進み、垂直姿
勢まりは逆に約１０°後傾姿勢になってくる。そして、
地板３がこのような姿勢になつｆこところで、地板はり
出し装置４６のエアシリンダ４９が作動し、けり出しア
ーム４８１こよジ地板３を地板取出しガイド５２に向け
てけり出す。

けり出された地板３に地板取出しガイド５２中を転動し
て地板受は装置５８に至る。こ０）とき、受は部材５９
ニ水平面に対し６０°、前方【こ自力１つて傾斜してい
る。転勤して来た地板３は受は部材５９の弧状底部６０
に落ち込み、受は部材５９面（こ自力１つてもたれ力１
かる。ついで、エアシリンダ゛６３の作動ζこより受は
部材５９は前方に開力上って６０°世ｊれ、地板３は地
板搬送装置６８の遊びローラー７０上に移される。そし
て、チェーンコンベア６９の駆動により前進される。

天板２も地板３に続いて同様に取り出される。

なお、天板２の場合（こけ、天板２は後方に向７Ｊ）っ
て約１０°傾斜してハンガー１７上に載架されているの
で、天板姿勢矯正装置３３のチェーンコンベア３４の速
度がバンカー１７の速度とほぼ同じかまたは早くして、
後傾している姿勢まタハ垂直姿勢で蹴り出すようにして
いる。

上記各装置にシーケンス制御により自動的に作動する。

上記のようにしてハンガー１７より取り出された天板２
および地板３ぼそれぞれ搬送装置６７および６８にニジ
前記仮ばめ装置引こある胴体１の両側に移送される。そ
して、胴体１の両端部に仮９ばめされたのち巻締め装置
２７により巻き締められ、天地板２，３は胴体ｌの両端
ζこ固着される。

この発明に上記実施例に限られるもので汀ない。

１ことえば、けり出し装置４５．４６ｒ、搬送ライン加
の両側に配置する代りに片側に配置してもよい。この場
合には天地板搬送装置６７、６８も搬送ライン２０の片
側に配置されることになる。駆動装置もエヤシリンダや
モーターζこ限られるものてになく、ま７ｊ　ｆエーン
コンベアζこ代えてベルトコンヘアヲ用いてもよい。

また、本発明でぽバンカーの下方にコンベアを取りつけ
て、天地板の姿勢を矯正しているかハ”ンガーの側面に
コンベアを取ジつけて矯正してもよい。

また、取りはずした天地板に必ずしも平面に倒して搬送
する必要はなく、立ったまま転勤するようにして搬送し
てもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図にドラム製造工程の主要部の一例を示す工程図、
第２図はドラム組立製造設備の一例を示す装置配置図、
第３図は天地板を搬送するトロリーコンベアのハンガー
の斜視図、第４図はこの発明の天地板取出し装置の一例
を示す正面図、および第５図は第４図に示す装置の平面
図である。 １・・・ドラム胴体、２・・・天板、３・・・地板、１
６・・・ヲ地板搬送装置、１７・・・ノ・ンガー、η・
・・仮ばめ装置、２７・・・巻締め装置、３１・・・天
地板取出し装置、３３・・・ヲ板姿勢矯正装置、３４．
３７・・・コンベア、３６・・・地板ダ勢矯正装置、４
５・・・天板けり出し装置、４６・・・地板屹り出し装
置、　５１．５２・・・天地板取出しガイド、５７゜５
８・・・天地仮受は装置。 特許出願人　代理人 弁理士　矢　葺　知　之 （は力）１名 さ 〕

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 垂直よりやや傾斜した姿勢で傘状に互に外面を向い合せ
   てハンガーに載置した、天板および地板を板面方向に搬
   送する装置を有するドラム組立製造設備に設けられた天
   神板取出し装置において、搬送ラインに沿って延びると
   共に搬送方向に分離して互に独立しており、ハンガーに
   接触し、かつ天地板搬送装置に対し速度差をもつように
   駆動されるコンベアを有し、板面を垂直またに進行方向
   に向って逆方同番こやや傾斜する天板姿勢矯正装置およ
   び地板姿勢矯正装置、ならびに前記コンベアの側方に、
   かつ搬送方向に互に間隔をおいて設けられ、搬送ライン
   に対して直角方向に回動自在なけり出しアームを有する
   天板はり出し装置および地板はす出し装置を備えたこと
   を特徴とする天地板取出し装置。