JPS5915733B2 - 車輛用合金ホイ−ルの製造方法 - Google Patents
車輛用合金ホイ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS5915733B2 JPS5915733B2 JP56096568A JP9656881A JPS5915733B2 JP S5915733 B2 JPS5915733 B2 JP S5915733B2 JP 56096568 A JP56096568 A JP 56096568A JP 9656881 A JP9656881 A JP 9656881A JP S5915733 B2 JPS5915733 B2 JP S5915733B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- rim
- shaped
- manufacturing
- alloy
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/26—Making other particular articles wheels or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、車輛用合金ホィールの製造方法に関するも
のであつて、更に詳細にはリム部とディスク部とが一体
的に形成された車輛用合金ホィールを高精度かつ低廉な
コストで能率良く製造するための新規な製造方法に関す
るものである。
のであつて、更に詳細にはリム部とディスク部とが一体
的に形成された車輛用合金ホィールを高精度かつ低廉な
コストで能率良く製造するための新規な製造方法に関す
るものである。
車輛用のホィールとして、近時その軽量性、耐久性及び
装着時の外観美麗性の見地から、アルミホィールに代表
される合金ホィールが広く普及している。この種の合金
ホィールは、リム部とディスク部とを夫々別体として製
作し、ボルト締めその他溶接等の手段により結合する２
ピース形や３ピース形が知られているが、製作工程数が
嵩み、溶接欠陥による強度上の問題が派生する等の難点
が存在する。そこで、前記難点を解消するものとして、
円盤状の鍛造素材からリム部とディスク部５ とを１体
的に形成した合金ホィールが製品化されている。従来の
この種１体形合金ホィールの成形方法としては、展伸性
に富む、例えばアルミ合金の円盤状素材の外周縁部を矩
形状断面を有する環状張出部として鍛造し、次いでその
外縁をローラ１０によつて裂開し、これにより生じた環
状の裂目を成形ローラによりスピニング加工する手段が
知られている（特公昭４７−１５２０９号公報）。しか
しながら、前記のように鍛造素材の外縁を肉厚の矩形状
断面とし、これをローラで裂開する１５従来方法では、
ディスクに形成される左右のリムは形状が対称的にはな
らず、一方のリム部分が他方のリム部分よりも大きくな
るという欠点がある。すなわち、素材の外縁は板厚の中
央で裂開されるが、素材体積は左右のリム部の体積のう
ち大きい２０方に合わせて決定されるので、リム体積の
小さい方の裂開部は切削加工により剰余の部分を除去す
る必要があＶ、このため裂開とスピニングとの工程の間
に旋盤による切削工程を介在させねばならなかつた。２
５そこで発明者は、従来技術に係る合金ホィールの製造
方法が内在する前記欠点を解決するべく検討を重ねた結
果、以下に列挙する工程を順次実施することによつて、
優れた精度を有する合金ホィールが簡単に得られること
が判つた。
装着時の外観美麗性の見地から、アルミホィールに代表
される合金ホィールが広く普及している。この種の合金
ホィールは、リム部とディスク部とを夫々別体として製
作し、ボルト締めその他溶接等の手段により結合する２
ピース形や３ピース形が知られているが、製作工程数が
嵩み、溶接欠陥による強度上の問題が派生する等の難点
が存在する。そこで、前記難点を解消するものとして、
円盤状の鍛造素材からリム部とディスク部５ とを１体
的に形成した合金ホィールが製品化されている。従来の
この種１体形合金ホィールの成形方法としては、展伸性
に富む、例えばアルミ合金の円盤状素材の外周縁部を矩
形状断面を有する環状張出部として鍛造し、次いでその
外縁をローラ１０によつて裂開し、これにより生じた環
状の裂目を成形ローラによりスピニング加工する手段が
知られている（特公昭４７−１５２０９号公報）。しか
しながら、前記のように鍛造素材の外縁を肉厚の矩形状
断面とし、これをローラで裂開する１５従来方法では、
ディスクに形成される左右のリムは形状が対称的にはな
らず、一方のリム部分が他方のリム部分よりも大きくな
るという欠点がある。すなわち、素材の外縁は板厚の中
央で裂開されるが、素材体積は左右のリム部の体積のう
ち大きい２０方に合わせて決定されるので、リム体積の
小さい方の裂開部は切削加工により剰余の部分を除去す
る必要があＶ、このため裂開とスピニングとの工程の間
に旋盤による切削工程を介在させねばならなかつた。２
５そこで発明者は、従来技術に係る合金ホィールの製造
方法が内在する前記欠点を解決するべく検討を重ねた結
果、以下に列挙する工程を順次実施することによつて、
優れた精度を有する合金ホィールが簡単に得られること
が判つた。
３０すなわち、
（１）展伸性に富む合金材料から円板状の板厚素材を形
成する。
成する。
（２）この円板状素材をスピニングマシンに装着し、外
周縁部をしごきローラによりスピニング加工３５して周
縁をオフセットさせる。
周縁部をしごきローラによりスピニング加工３５して周
縁をオフセットさせる。
（３）このしごきにより皿状にオフセットさせた素材の
外周縁部を、裂開ローラにより半径方向に押圧して素材
板厚の中央で裂開する。
外周縁部を、裂開ローラにより半径方向に押圧して素材
板厚の中央で裂開する。
（４）続いて転圧ローラにより裂開部分をスピニング加
工して、リム部とデイスク部とが一体的に形成された車
輛用ホイールを形成する。
工して、リム部とデイスク部とが一体的に形成された車
輛用ホイールを形成する。
従つて本発明の主たる目的は、リム部とデイスク部とが
一体的に形成されている車輛用合金ホイールを、良好な
加工精度でかつ少い工程数で容易に製造するための方法
を提供するにある。
一体的に形成されている車輛用合金ホイールを、良好な
加工精度でかつ少い工程数で容易に製造するための方法
を提供するにある。
前記目的を達成するため本発明は、展伸性に富む合金か
らなる円板状素材をスピニングマシンの主軸に固定した
第１マンドレルに装着し、円板状素材の外周縁部をしご
きスピニングして断面皿状にオフセツトさせ、次いでこ
の皿状に形成された素材を第１マンドレルと第２マンド
レルとにより挟持し、外周縁部を裂開ローラにより半径
方向に押圧して素材板厚の中央で裂開し、この裂開部分
をスピニングローラにより転圧して所要のリム形状に形
成することを特徴とするリム部とデイスク部とが１体的
に形成された車輛用合金ホイールの製造方法を提供する
。
らなる円板状素材をスピニングマシンの主軸に固定した
第１マンドレルに装着し、円板状素材の外周縁部をしご
きスピニングして断面皿状にオフセツトさせ、次いでこ
の皿状に形成された素材を第１マンドレルと第２マンド
レルとにより挟持し、外周縁部を裂開ローラにより半径
方向に押圧して素材板厚の中央で裂開し、この裂開部分
をスピニングローラにより転圧して所要のリム形状に形
成することを特徴とするリム部とデイスク部とが１体的
に形成された車輛用合金ホイールの製造方法を提供する
。
次に、本発明に係る製造方法につき、好適な実施例を挙
げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する．本
発明に係る方法の実施に際しては、展伸性に富んだ合金
、例えばアルミニウム合金の厚板を円板状に形成したホ
イール素材１０を、第１図に示すようにスピニングマシ
ンの主軸に固定したマンドレル１２と心押棒１４とによ
りクランプし、前記ホイール素材１０の外周縁部をしご
きローラ１６により所謂しごきスピニング加工して第２
図に示すような断面皿状に形成する。
げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する．本
発明に係る方法の実施に際しては、展伸性に富んだ合金
、例えばアルミニウム合金の厚板を円板状に形成したホ
イール素材１０を、第１図に示すようにスピニングマシ
ンの主軸に固定したマンドレル１２と心押棒１４とによ
りクランプし、前記ホイール素材１０の外周縁部をしご
きローラ１６により所謂しごきスピニング加工して第２
図に示すような断面皿状に形成する。
このとき、マンドレル１２は本発明に係る方法により形
成される合金ホイールの最終仕上り時における一方の内
側面形状に対応した外部輪郭を有しているものとする。
なお、このしごきスピニング加工は、ホイール素材１０
に後述する工程により形成される左右の環状リム部の空
間において占める面積が夫々略等しくなる程度に一方向
にオフセツトさせるものである。前記しごきスピニング
加工により、第２図に示すような断面皿状の輪郭に形成
された素材１０は、次いで本発明に係る方法により形成
される合金ホイールの最終仕上り時における他方の内側
面形状に対応した外部輪郭を有する別のマンドレル１８
と、もう１つの前記マンドレル１２とにより挟持され、
リム形成加工が行われる。
成される合金ホイールの最終仕上り時における一方の内
側面形状に対応した外部輪郭を有しているものとする。
なお、このしごきスピニング加工は、ホイール素材１０
に後述する工程により形成される左右の環状リム部の空
間において占める面積が夫々略等しくなる程度に一方向
にオフセツトさせるものである。前記しごきスピニング
加工により、第２図に示すような断面皿状の輪郭に形成
された素材１０は、次いで本発明に係る方法により形成
される合金ホイールの最終仕上り時における他方の内側
面形状に対応した外部輪郭を有する別のマンドレル１８
と、もう１つの前記マンドレル１２とにより挟持され、
リム形成加工が行われる。
すなわち、第２図に示す状態において、裂開ローラ２０
を素材１０の外周縁に対して半径方向に押圧してこの素
材１０の板厚中央で裂開し、環状の裂け目を形成する。
このとき、先に述べたようにホイール素材１０はしごき
スピニングの段階で仕上リ時における左右のリム体積が
等しくなるようにオフセツトされているので、裂開部の
左右体積は略等しくなつている。次いで、第３図に実線
で示すように、転圧ローラ２２により左右裂開部２４，
２６の転圧スピニング加工を行つて、各裂開部をマンド
レル１２及び１８の外形輪郭になじむよう延伸させて所
要形状の左右リム部に形成する。
を素材１０の外周縁に対して半径方向に押圧してこの素
材１０の板厚中央で裂開し、環状の裂け目を形成する。
このとき、先に述べたようにホイール素材１０はしごき
スピニングの段階で仕上リ時における左右のリム体積が
等しくなるようにオフセツトされているので、裂開部の
左右体積は略等しくなつている。次いで、第３図に実線
で示すように、転圧ローラ２２により左右裂開部２４，
２６の転圧スピニング加工を行つて、各裂開部をマンド
レル１２及び１８の外形輪郭になじむよう延伸させて所
要形状の左右リム部に形成する。
この最終工程において、リム部とデイスク部とが一体的
に形成された車輛用合金ホイールが、極めて優れた精度
で容易に製造される。しかも本発明に係る方法では、仕
上り時の左右リム部の体積が等しくなるように、円板状
素材を予じめオフセツトさせておいてから裂開及び転圧
スピニングでリム部を形成するので、中間に修正切削工
程が余分に入つた９、切削による損失が発生したりしな
いという利点がある。
に形成された車輛用合金ホイールが、極めて優れた精度
で容易に製造される。しかも本発明に係る方法では、仕
上り時の左右リム部の体積が等しくなるように、円板状
素材を予じめオフセツトさせておいてから裂開及び転圧
スピニングでリム部を形成するので、中間に修正切削工
程が余分に入つた９、切削による損失が発生したりしな
いという利点がある。
また、本発明の方法では、円板状素材のしごきスピニン
グと外周縁部の裂開及びそれに続くリム部の転圧スピニ
ングの各工程が連続的に一貫して行えるので、加工段取
りに要する時間の短縮化、高能率化が達成されるもので
ある。以上、本発明に係る車輛用合金ホイールの製造方
法につき、好適な実施例を挙げて説明したが、本発明方
法はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神
の範囲内で多くの改良変更をなし得るものである。
グと外周縁部の裂開及びそれに続くリム部の転圧スピニ
ングの各工程が連続的に一貫して行えるので、加工段取
りに要する時間の短縮化、高能率化が達成されるもので
ある。以上、本発明に係る車輛用合金ホイールの製造方
法につき、好適な実施例を挙げて説明したが、本発明方
法はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神
の範囲内で多くの改良変更をなし得るものである。
第１図乃至第３図は本発明に係る車輛用合金ホイールの
製造方法を実施する各製造工程を示す夫夫概略図である
。 １０・・・素材、１２・・・マンドレル、１４・・・心
押棒、１６・・・しごきローラ、１８・・・マンドレル
、２０・・・裂開ローラ、２２・・・転圧ローラ、２４
，２６・・・裂開部（リム部）。
製造方法を実施する各製造工程を示す夫夫概略図である
。 １０・・・素材、１２・・・マンドレル、１４・・・心
押棒、１６・・・しごきローラ、１８・・・マンドレル
、２０・・・裂開ローラ、２２・・・転圧ローラ、２４
，２６・・・裂開部（リム部）。
Claims (1)
- １ 展伸性に富む合金からなる円板状素材をスピニング
マシンの主軸に固定した第１マンドレルに装着し、円板
状素材の外周縁部をしごきスピニングして断面皿状にオ
フセットさせ、次いでこの皿状に形成された素材を第１
マンドレルと第２マンドレルとにより挾持し外周縁部を
裂開ローラにより半径方向に押圧して素材板厚の中央で
裂開し、この裂開部分をスピニングローラにより転圧し
て所要のリム形状に形成することを特徴とするリム部と
ディスク部とが一体的に形成された車輛用合金ホィール
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56096568A JPS5915733B2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | 車輛用合金ホイ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56096568A JPS5915733B2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | 車輛用合金ホイ−ルの製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP327985A Division JPS60166501A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 | 車輛用合金ホイール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58337A JPS58337A (ja) | 1983-01-05 |
| JPS5915733B2 true JPS5915733B2 (ja) | 1984-04-11 |
Family
ID=14168610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56096568A Expired JPS5915733B2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 | 車輛用合金ホイ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915733B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180046534A (ko) * | 2016-10-28 | 2018-05-09 | 현대자동차주식회사 | 전기차 원격 제어를 위한 차량 단말기 및 그의 동작 방법 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU573243B2 (en) * | 1983-08-12 | 1988-06-02 | Vision Systems Limited | Pollution detecting apparatus |
| US4936129A (en) * | 1987-01-16 | 1990-06-26 | Center Line Tool Co., Inc. | Method for forming a vehicle wheel |
| JPH0757404B2 (ja) * | 1987-05-21 | 1995-06-21 | 旭テック株式会社 | 車両用ホイ−ルの製造法 |
| JPS63315302A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-23 | Asahi Malleable Iron Co Ltd | 車両用ホイ−ル及びその製造法 |
| JPS6490801A (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-07 | Asahi Malleable Iron Co Ltd | Wheel for vehicles and manufacture thereof |
| JPH01228615A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-12 | Mazda Motor Corp | スピニング成形装置 |
| US4924709A (en) * | 1989-05-15 | 1990-05-15 | Daniels Manufacturing Corporation | Tension testing tool |
| CN1050075C (zh) * | 1993-06-30 | 2000-03-08 | 株式会社金光 | 板材制坯料的轮毂部形成方法及板材制皮带轮的形成方法 |
| CN105215128A (zh) * | 2015-10-13 | 2016-01-06 | 安徽松羽工程技术设备有限公司 | 一种快速成型旋边模具 |
-
1981
- 1981-06-24 JP JP56096568A patent/JPS5915733B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180046534A (ko) * | 2016-10-28 | 2018-05-09 | 현대자동차주식회사 | 전기차 원격 제어를 위한 차량 단말기 및 그의 동작 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58337A (ja) | 1983-01-05 |
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