JPS59154268A - 立体駐車方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は螺旋半径が異なる二重式の螺旋レール上に車
を駐車させる立体駐車方法およびその装置に関する。

従来の立体駐車方法は、多くがゴンドラに適当な間隔を
おいて枢支された搬送台で行うか、リフト装置によって
所定の階貰で昇降憾せたのちそ′の階の駐車スペースに
移動させて行われてい／ζ。

しかし、前者の駐車方法では、ゴンドラの（３動速度が
非常に遅いため車の出Ｌ７入れに時間が）ｌＸかるだけ
でなく、移動速度を早くしたときには、搬送台の揺れが
犬きくなって車が搬送台から転落する危険性があった。

また、後者の駐車方法では、リフト装置に載置するまで
の車の移動通路やリフト装置から各階の駐車スペースに
至る車の移動通路などに割合広い床面積をとられて、狭
い敷地の有効Ｉ利用をはかることができない。

この発明は上記各不都合を解消することができる立体駐
車方法およびその装置の提供を目的とする。

この発明を第１図乃至第５図に示す実施例について説明
すれば、円形の建物Ａの外側環状部Ｂと内側環状部０と
に、昇降方向が逆で上下両端部が滑らかにつながる二重
螺旋床面１を構成し、この二重螺旋床面１に沿ってエン
ドレスの外側螺旋レ−＃２ａと内＠螺旋レール２ｂを配
設する。これらの螺旋レール２　ａ　、２　ｂの全線上
には、第４図に示すようにそれらの中央部に配設された
給電設備３ａからこれに接触する摺接部材３ｂを介して
図示しないスイッチ装置のオン、オフ操作により、起動
・停止が同時に行われるモータ４を備えた各搬送台車５
が互に回動し得るように連結具６により連結されている
。各搬送台車５は前部と後部にそれぞれ軸７，８に枢着
された保持板９．１０を有し、該保持板９，１ｏに保持
された各４個の車輪１１により螺旋レール２ａ＋２ｂに
沿って移動する。前記モータ４としては通常ブレーギ付
の減速モータが用いられ、保持板９，１ｏのいずれかに
取付けられて車輪、１１の駆動と停止全行う。

各搬送台車５の上面には、幅方向中央部の一端寄りに保
持された軸１２により水平方向へ回動可能な載置台１３
が設けられる。載置金工３は軸１２から離れた下側の面
に搬送台車５の上面を転がるローラ１４が設けられ、軸
１２にかかる負荷を少なくしているほか、螺旋レール２
ａ、２ｂ上を移動するときに、載置台１３をビン１５に
よシ搬送台車５に保持する係合孔１６が設けられている
。

この係合孔１６は、螺旋レール２ａと２ｂがほぼ水平に
連結される建物Ａの１階または地階部分に設けられる駐
車用開口Ｅから車Ｄｉ出し入れするときに、前記開口Ｅ
に設置される油圧シリンダー１７のプランジャー１８と
結合するのに用いられ、載置台１３を軸１２の回シに回
転するのに使用される。上記実施例では＠１２は搬送台
車５の一端寄りに設けられ、載置台１３と搬送台車５お
よび油圧シリンダー１７の結合はビン１５で行われてい
るが、軸１２ばその他の位置に設けてもよく、載置台１
３の上記各結合および軸１２の回りの回転は、その他の
手段によって行ってもよいことは勿論である。

なお、この構成の立体駐車装置においては、中央部に断
面円形のスペースが残るが、このスペースは、例えば中
心部にエレベータ１９を設け、その周囲に通路を隔てて
貸室２０を作り、各階を階段２１によって結べば、貸ビ
ルとして利用することができる。

上記構成の立体駐車装置によれば、二重螺旋構造の床面
ｌに駐車用スペース以外に移動通路全般ける必要がなく
なるから、従来の各立体駐車装置に比べて狭い敷地を最
大限有効に利用して多くの車を駐車させることができる
。

また、車りの出し入れは目的の搬送台車５を建物Ａの駐
車用開口Ｅに移動させるため、スイッチのオン、オフ操
作により給電設備３ａから摺接部材３ｂを介して各モー
タ４に所要時間通電させるだけでよく、このとき、全体
がエンドレスに連結された搬送台車５はきわめて高い安
全性で移動されるから、移動速度は従来のゴンドラ式の
場合に比べて５倍前後に１で速くすることができる。そ
の上、停止された搬送台車５からの車りの出し入れは、
載置台１３を搬送台車５の軸１２の回りに回動させるだ
けで手数がかからないため、駐車装置からの車りの取り
出しに要する待ち時間を短縮することができる。

第６図はこの発明の他の実施例であって、搬送台車５の
長さ方向全前記実施例の場合より９００回転し、螺旋レ
ール２ａ＋２．ｂの螺旋軸の方向に向けた場合を示す。

立体駐車装置全上記のように構成した場合、搬送台車５
への車りの出し入れは、建物Ａの駐車用開口Ｅで車りを
単に前進後退させるだけで容易に行うことができるから
、載置台１３は搬送台車５に回動可能に設ける必要はな
く、省略することさえ可能になる。このため、装置の構
成をより簡単にし、車りの出し入れに要する手数を少な
くして前記実施例と同じ効果？達成することができる。

以上説明したように、この発明は、上下両端で連結され
た二重螺旋構造の床面に外側螺旋レールと内側螺旋レー
ルとを配設し、これらの螺旋レール上に起動および停止
が同時に行われるモータ全備えた各搬送台車を互に回動
可能に連結してエンドレス状にしたものであるから、狭
い敷地を最大限有効に利用して待ち時間が少なく安全性
の高い立体駐車方法とその装ａｔ提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す縦断面図、第２菌
は駐車装置最下段の構成を示す横断面図、第３図は同最
上段の構成を示す横断面図、第４図は搬送台車と載置台
の構成を示す正面図、第５図は同平面図、第６図はこの
発明の他の実施例の構成を示す横断面図である。 １・・・二重螺旋構造の床面、２ａ・・・外側螺旋レー
ル、２ｂ・・・内側螺旋レール、４゛・・モータ、５パ
搬送台車、１２・・・軸、１３・・・載置台、１４・・
・ローラー３５： 第１図 第４図 ３５４− 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１外側螺旋レールの内側に昇降方間が逆向きの内側
   螺旋レールを形成し、両レールを上下両端にお坊て結合
   するとともに、両レールに対し移動可能に設けられた連
   結各搬送台車により、車を各螺旋レールに沿って駐車さ
   せるようにしたこと全特徴とする立体駐車方法 （２）　　エンドレスに形成された二重螺旋構造の床面
   に外側螺旋レールと内側螺旋レールとを配設し、これら
   の螺旋レール全線に起動および停止が同時にイアわれる
   モータを備えた各搬送台車を互に回シ１可能に連結して
   設けるとともに、各搬送台幅（７水平方向へ回動し得る
   載置台を設けたこと全特徴とする立体駐車装置 （３）載置台が搬送台車の一端寄りで枢支され、枢支位
   置から離れた下側のｍｊＫローラを設けられた特許請求
   の範囲第２項記載の立体駐車装置