JPS5915276Y2 - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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JPS5915276Y2
JPS5915276Y2 JP1977102745U JP10274577U JPS5915276Y2 JP S5915276 Y2 JPS5915276 Y2 JP S5915276Y2 JP 1977102745 U JP1977102745 U JP 1977102745U JP 10274577 U JP10274577 U JP 10274577U JP S5915276 Y2 JPS5915276 Y2 JP S5915276Y2
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JP
Japan
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current
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control device
inverter
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JP1977102745U
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JPS5429314U (ja
Inventor
達夫 清水
Original Assignee
株式会社安川電機
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サイリスクインバータを用いた誘導電動機の
制御装置に関する。
3相交流をサイリスクブリッジ回路を備えたコンバータ
で直流に変換したのち、この直流を第2のサイリスクブ
リッジ回路を備えたインバータで可変周波交流に逆変換
して誘導電動機を駆動する装置であるサイリスクインバ
ータについて、誘導電動機を速度制御するとき、衝撃的
なトルク外乱により、同期電動機における脱調と同様に
、誘導電動機のトルクの急激な低下を生じ、制御不能に
なって、誘導電動機が停止してしまうことがある。
本考案は、このような不具合を解消するために創出され
たもので、誘導電動機のトルクの急激な低下を主回路電
流変化によりとらえ、インバータ周波数指令電圧を加減
することによって、再び誘導電動機の速度を電流制限の
かかり始める速度以上に上昇させる装置を提供すること
を目的とする。
第1図は従来の誘導電動機の制御装置の回路概略図であ
る。
101は電圧・周波数指令入力端子、102はその出力
指令電圧が直線状に加減できる直線加減速器、103は
電圧バイアス用可変抵抗器、104゜105は電圧増幅
器、106は電流制限設定用抵抗、107は低電圧優先
回路、108は電流増幅器、109は移相器、110.
120は整流器、111は変流器である。
端子112は主回路電流入力端子で、3相交流入力電圧
はサイリスタ113,114で代表されるサイリスクブ
リッジ3.と直流リアクトル115で直流に変換され、
サイリスタ116.117で代表される第2のサイリス
クブリッジで再び交流に変換されて、3相誘導電動機1
18を駆動する。
119は変圧器、120は整流器でそれらで電動機11
8の誘起電圧に比例した電圧を、指令電圧の演算回路へ
フィードバックしている。
121は電圧−周波数変換器、122はリングカウンタ
、123はパルス増幅器であり、これらによってインバ
ータのサイリスタゲート制御を行ない、コンバータおよ
び直流リアクトル115によって十分平滑された直流電
流を順次3相に分配する動作を行なう。
第2図は、第1図の回路での誘導電動機の駆動時におけ
る速度−トルク、電流曲線の説明図である。
Noは同期速度であり、NRは定格速度を表わす。
負荷を接続し定格速度NRで回転しているときのトルク
、電流をそれぞれ100%トルク、100%電流と表わ
している。
制限電流値を定格電流の250%とすれば、この電流制
限のかかり始める速度NLまでは、通常の誘導電動機の
特性曲線に沿って電流は増加し、速度NL以下になると
電流は制限値ILで一定となる。
通常の速度−電流曲線は破線■で示されるようになる。
また、トルクは、同様に速度NLまでは通常の特性曲線
に沿って上昇するが、電流制限にかかると急激に曲線T
Lに沿って低下する。
通常の速度−トルク曲線は2点鎖線Tで示されるように
なる。
さて、本考案に係る実施例を図について説明しよう。
第3図は、本考案の第1の実施例を表わす回路のブロッ
クダイアダラムである。
この実施例において第1図の構成の外にスイッチ301
.比較器302、基準電流設定用可変抵抗303を追加
することにより、さきのあい路を巧みに打開したもので
ある。
いま、急峻なトルク外乱により、速度が低下すると、第
2図のようにトルクは急激に低下し、トルク外乱がなく
なっても再び加速することができなくなることがある。
このとき、主回路電流は制限値■、となっているため、
この値に相当する電圧が比較器302に印加され、可変
抵抗303の設定電圧より高くなり、比較器302の出
力が送出される。
そして、スイッチ301が開となるので直線加減速器1
02の出力が低下し、インバータの運転周波数が低下し
ていく。
やがて、誘導電動機の発生トルクが、負荷トルク以上と
なるまで周波数が低下すると、その周波数における第2
図の同期速度N。
が左ヘシフトすることになるから、誘導電動機は再び加
速し、電流制限のかかり始める速度以上になる。
すると、主回路電流は急激に減少するため、スイッチ3
01が閉じて、定格速度NRまで加速されて安定する。
第4図は、本考案の第2の実施例電気的路線図である。
この実施例においては、第1図のほかに非線形増幅器4
01と電圧増幅器′402を追加構成したものである。
この非線形増幅器401は、あらかじめ設定された値以
上に主回路電流値が増大すると、主回路電流の増大とと
もにその出力を増加するもので、通常の加減速電流、過
負荷電流などでは動作せず、電流制限のかかり始める速
度以下になったときだけ出力を送出する。
そして、この出力信号によって周波数指令を抑制するこ
とにより、第1の実施例と同様の動作を行なわせること
ができる。
第5図は、本考案の第3の実施例結線図である。
この実施例においては、さきの本考案第2の実施例・第
4図の構成のほかに、電圧反転器501.アナログスイ
ッチ502を備えたものである。
これらによって、正転加速時、正転定常時、逆転減速時
と正転減速時、逆転加速時、逆転定常時により周波数指
令補正の極性を変えるようにしたものである。
第6図は、直線加減速器102の出力電圧波形Aと、ア
ナログスイッチ502の切換信号波形Bを表わす。
正転加速時、正転定常時、逆転減速時には切換信号Bは
正となり、周波数指令補正の極性は正電圧となり、これ
を周波数指令電圧から差し引くことになる。
また、正転減速時、逆転加速時、逆転定常時には切換信
号Bは負となり、周波数指令補正の極性は負電位となり
、これを周波数指令電圧から差し引くことになる。
このようにして、第1の実施例と同様の動作を行なわせ
ることができる。
以上のごとく、本考案によれば、誘導電動機の過負荷に
よる停止などの事故を防止でき、実用上極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導電動機の制御装置の回路概略図、第
2図は第1図の回路での誘導電動機の駆動時における速
度−トルク・電流曲線の説明図、第3図・第4図・第5
図はそれぞれ本考案に係る第1・第2・第3の実施例の
回路のブロックダイアダラム、第6図は本考案第3の実
施例における直線加速器102の出力電圧波形Aとアナ
ログスイッチ502の切換信号波形Bを表わす。 101・・・・・・電圧・周波数指令入力端子、102
・・・・・・直線加減速器、103・・・・・・電圧バ
イアス用可変抵抗器、104、105・・・・・・電圧
増幅器、106・・・・・・電流制限設定用抵抗、10
7・・・・・・低電圧優先回路、108・・・・・・電
流増幅器、109・・・・・・移相器、110.120
・・・・・・整流器、111・・・・・・変流器、11
2・・・・・・主回路電流入力端子、113.114゜
116.117・・・・・・サイリスタ、115・・・
・・・直流リアクトル、118・・・・・・誘導電動機
、119・・・・・・変圧器、121・・・・・・電圧
−周波数変換器、122・・・・・・リングカウンタ、
123・・・・・・パルス増幅器、301・・・・・・
スイッチ、302・・・・・・比較器、303・・・・
・・基準電流設定用可変抵抗、401・・・・・・非線
形増幅器、402・・・・・・電圧増幅器、501・・
・・・・電圧反転器、502・・・・・・アナログスイ
ッチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 13相交流を直流に変換するコンバータと、このコンバ
    ータ出力を可変周波数交流に変換するインバータと、前
    記インバータの電流指令を制限するようにした低電圧優
    先回路とをそなえ、前記インバータの出力によって誘導
    電動機を駆動する制御装置において、電流制限がかかり
    始めるときの主回路電流値に応じた基準電流を設定し、
    主回路電流が前記基準電流値と等しくなったときに出力
    を出す主回路電流検出回路を設け、この出力によりイン
    バータの周波数指令電圧を調整して速度を上昇させるよ
    うにしたことを特徴とする誘導電動機の制御装置。 2 前記主回路電流検出回路が基準電流設定用可変抵抗
    と比較器をそなえ、電圧・周波数指令回路に前記比較器
    の出力により開路するスイッチを設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の誘導電動機の制御装置。 3 前記主回路電流検出回路が非線形増幅器をそなえ、
    その出力信号と周波数指令信号との差を電圧・周波数変
    換器に入力させるようにした実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の誘導電動機の制御装置。 4 前記主回路電流検出回路が非線形増幅器出力信号の
    極性を切換信号の正・負に応じて切り換える電圧反転器
    とアナログスイッチを設けた実用新案登録請求の範囲第
    3項記載の誘導電動機の制御装置。
JP1977102745U 1977-07-29 1977-07-29 誘導電動機の制御装置 Expired JPS5915276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977102745U JPS5915276Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 誘導電動機の制御装置

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JP1977102745U JPS5915276Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 誘導電動機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5429314U JPS5429314U (ja) 1979-02-26
JPS5915276Y2 true JPS5915276Y2 (ja) 1984-05-07

Family

ID=29042618

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977102745U Expired JPS5915276Y2 (ja) 1977-07-29 1977-07-29 誘導電動機の制御装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112116A (ja) * 1973-02-28 1974-10-25
JPS5225535A (en) * 1975-08-22 1977-02-25 Hitachi Ltd Drive system of memory drive circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112116A (ja) * 1973-02-28 1974-10-25
JPS5225535A (en) * 1975-08-22 1977-02-25 Hitachi Ltd Drive system of memory drive circuit

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JPS5429314U (ja) 1979-02-26

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