JPS59151945A - みかけの支点ア−ム枢軸を持つ断層写真用x線テ−ブル装置 - Google Patents

みかけの支点ア−ム枢軸を持つ断層写真用x線テ−ブル装置

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JPS59151945A
JPS59151945A JP59004909A JP490984A JPS59151945A JP S59151945 A JPS59151945 A JP S59151945A JP 59004909 A JP59004909 A JP 59004909A JP 490984 A JP490984 A JP 490984A JP S59151945 A JPS59151945 A JP S59151945A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] この発明は一般的に診断用X線装置、特に普通の放射線
写真法及び断層写真法を実施するのに適したX線テーブ
ル装置に関する。
普通の放射線写真法では、患者をX線透過性のテーブル
台の上に位置きめする。X線管が患者の上方の不動位置
にあり、バラキー・トレー(bucky tray)に
入ったフィルムの様なX線像受容体をテーブル・ハウジ
ング内で患者の下方の不動位置におく。X線管の焦点が
普通はフィルムの中心上にあり、X線ビームの中心線は
フィルム平面と垂直であるのが普通である。X線ビーム
が患者を透過したことによって生じた差別的に減衰した
X線像をバラキー・トレー内にあるカセット内のフィル
ムに投影して、この像がフィルムに記録される様にする
。投影形放射線写真法では、実際には身体内の種々の高
さの所にある組織及び骨を含む種々の器官は放射線写真
フィルム上の投影像に重畳されるので、身体内の単一の
平面又は高さにある様に見える。時には、この為に放射
線写真の解釈が困難になる。
公知の様に、投影形断層写真法は、関心がある平面の上
下にある解剖学的な組織の全ての層をぼかし、或いは一
様に灰色にすることにより、身体内の比較的薄い単一の
平面又は高さをフィルムに記録して可視化することが出
来る。断層写真法を実施するには、患者をX線テーブル
台の上に位置きめし、X線源を付勢して、X線源を患者
内の関心のある平面から一定の距離の所にある水平線に
沿って一方の方向に並進させ、その間、フィルム・カセ
ットを収容したバラキー・トレーは、関心のある平面か
ら一定距離の所で、反対方向に並進させる。X線管は並
進する時にまた回転して、中心X線が常に放射線写真フ
ィルムの同じ点、普通は中心を通る様にする。X線管と
バラキー・トレーの統制のとれた反対向きの移動は、バ
ラキー・トレー及びX線管を入れ子式支点アームで一緒
に接続することによって達成するのが普通である。
このアームはX線ビームの中心線と平行である。
典型的にはブラケット又は往復台がX線デープル台の片
側に固定され、テーブル台の上方に延在する。このブラ
ケットはテーブル台の平面に対して上げ下げすることの
出来る要素を持っている。支点アームがこの要素上で旋
回する。枢軸は患者内の関心のある平面と一致する。枢
軸が関心のある平面上にあるから、この平面とX線ビー
ムの間には相対運動はなく、これに対して関心のある平
面の上下にある平面は相対運動がある為、これらの平面
は投影像でぼやけ、関心のある平面の比較的明確な像が
残る。
X線テーブル台の上方に伸びて調節自在の枢軸要素とな
る従来のブラケットは、こ)で考えている様な種類のX
線装置を用いて実施しようとするX線手順の妨げになる
場合がある。例えば、xWA管は、X線管及びバラキー
・トレーを並進させる為に並進駆動を受ける垂直に伸び
る柱に取付けるのが普通である。この並進は、断層写真
法に必要であると共に、普通の放射線写真法でも、X線
管の焦点及び中心X線をフィルム平面と整合した状態に
保つと共にフィルム平面に対して垂直に保たなければな
らない場合に必要である。然し、X線手順によっては、
放射線写真法で要求される様に、垂直又は垂直から限ら
れた角度だけ離してではなく、テーブル台と平行にX線
ビーム、特にその中心X線を投射する為に、X線管を回
転させることが必要である。例えば、患者をX線テーブ
ル台の上に乗せず、患者内の関心のある解剖学的な部分
と整合させる為に上げ下げすることの出来る、壁に取付
けたフィルム・カセットと並置関係を持つ様に、患者を
テーブルから成る距離の所に立たせる場合がある。この
とき、X線管はその中心X線を水平方向に投射する為に
回転させなければならないし、投影像がフィルム・カセ
ットに大剣する様に、関心のある解剖学的な組織と整合
させる為に上げ下げしなければならない。特に壁に取付
けたフィルム・カセットと並ぶ様に立っている患者の下
部を撮影したい時、断層撮影用のアーム・ブラケット又
は枢−軸要素支持体がビームの通路と干渉する場合が非
常に多い。この干渉は、垂直平面内に保持されているフ
ィルムに結像させる為、テーブル台の上にのっている患
者を介して、テーブル台の横方向にX線ビームを投射し
ようとする時にも起る。
米国特許第3,838.286号及び同第4゜335.
312号には、断層写真用の支点アームの高さを調節し
得る枢軸要素が、X線テーブル台の上方に伸びる構造内
に配置されている様な断層写真装置が記載されている。
米国特許第4,315.156号には、断層写真用支点
アーム及びその枢軸がテーブルの下方に配置されていて
、それらの作用がシャフトを介して伝達され、断層写真
法を実施する間、このシャフトがX線管を旋回さぜると
共に、旋−同並びに並進が出来る様にX線管を支持1”
る柱の中に隠れている様な複雑な機構を使うことにより
、支点アームの枢軸をテーブル台の上方に配置すること
を避けた断層写真用X線テーブルが記載されている。
[発明の概要] この発明は断層写真撮影様式で装置を動作させる為の新
しい機構を持つX線テーブルを提供する。
このX線テーブルでは、実際の支点枢軸並びにテーブル
台の上方に伸びるその為のブラケットはなく、その代り
にX線管と、バラキー往復台内の放射線写真フィルムの
平面の様な像受容体の平面との間を伸びる断層写真用支
点アームに対する仮想の又はみか()の枢軸がある。
この発明では、X線テーブルは、基部、該基部−の上方
にあるX線透過性テーブル台、テーブル台の縦方向に動
く様に取付けた直立柱、該柱を移動させる手段、テーブ
ル台の下側にあって、その縦方向に移動する、フィルム
・カセットの様な像受容体用の往復台手段、xm管、及
びテーブル台の上方で柱上にX線管を支持していて、テ
ーブル台に接近する向き並びに遠ざかる向きに選択的に
移動すると共に、テーブル台の横方向に伸び且つ柱の移
動平面に対して略垂直である軸線の周りに選択的に旋回
する手段を含む普通の部品を持っている。
汎用X線テーブル装置を断層写真法を実施することが出
来る様にするこの発明の手段は、テーブル台の下側にあ
る垂直方向に可動の支持部材と、該支持部材に取付けら
れていて、横方向に伸びる回転軸線の周りに回転する案
内手段とを有する。
伸縮自在のく入れ子式の)リンク手段が案内手段に取付
けられていて、それと共に回転し、このリンク手段の1
端は回転軸線の上方で像受容体の往復台手段に枢着され
、他端は回転軸線の下方で可動の柱に枢着されている。
伸縮自在(入れイ式)のアーム手段が、1端は像受容体
のt+復台に接続されていて、像受容体の平面と一致す
る軸線の周りに旋回出来る様になっていると共に、他端
はX線管の支持体に接続されていて、X線管の中心X線
をアーム手段と平行に保つと共に、断層写真手順の間、
像受容体の平面上の略同じ点に差し向ける様な形で、X
線管を旋回させる。柱が一方の方向に移動すると、テー
ブル台の下方にあるリンク手段が旋回して、像受容体の
往復台を反対方向に移動させ、そして上方にあるアーム
が、テーブル台の上に位置ぎめされた身体の中の関心の
ある平面と一致する、横方向に伸びる仮想軸線の周りに
旋回する。像平面からのリンク手段の枢軸の設定距離が
、像平面から関心のある平面上にあるアームの仮想の枢
軸までの距離を決定する。
X線テーブルを断層写真法を実施することが出来る様に
改善するこの発明の機構について、以下図面を参照して
更に詳しく説明する。
[好ましい実施例の説明] 第1図乃至第3図を参照して説明すると、X線テーブル
が基部又はハウジング10を有する。基部10は金属箱
11で構成され、これに上側の張出し箱12が固定され
ていて、張出し箱12の頂部には間口がある。箱12の
頂部の開口の上方にX線透過性テーブル台13が配置さ
れている。第3図に楕円14で示したのは、テーブル台
13に横たわる患者の身体を表わすものであり、この患
者は普通の投影形放射線写真手順又は断層写真手順が出
来る状態にある。テーブル台13は基部10に対して縦
方向に、即ち第1図及び第2図で見て左右に移動する様
に取付けられていると共に、横方向、即ち第1図及び第
2図で見て手前及び遠ざかる向き、或いは第3図で見て
左右方向にも可動である。用語を一貫して使う為、横方
向とは、テーブルの狭い方の寸法を横切る方向とし、縦
方向とはテーブル台の長さに沿った方向とする。
第1図に見られる様に、テーブル台13は、テーブル台
に固定した棒に対して摺動する15に示す様な直線軸受
にのって、基部12に対して横方向に移動する。第6図
に示す様に、テーブル台13は縦方向に伸びる平行な1
対のレール16を持ち、このレールが、横向きの軸線を
持つローラ17にのつかる。ローラのシャフトは18に
示す様なブロックから伸びており、これらのブロックが
板19の縁に取付けられている。図面には示してないが
、板19には大きな開口があって、X線ビームが上側か
ら基部の箱12の上部へとその中を通過出来る様にして
いる。
直立柱又は垂直柱25が図示のX線テーブルで示す様に
、直立の姿勢でテーブル台13の縦方向に動く様に取付
けられている。柱25は、上側及び下側の横方向に伸び
る縦長のトラック部材26.27、背板28及び箱形ハ
ウジング29で構成された枠又は固定部によって支持さ
れている。部材26乃至29はX線テーブルの基部の一
部分とみなすことが出来る。これらの部材は床20に自
立にして、基部1Qの残りの部分から分離することが出
来る。上側の部材26には縦方向に伸びるトラック又は
レール3C)、31が結合されている。
第3図に示す様に、32.33に示す様なローラが柱2
5上に回転出来る様に軸支されていて、柱をレール31
で幾分か支持する。34に示す様な別の一組のローラも
柱25に回転出来る様に軸支されていC1柱が基部10
に近づく向き又は遠さかる向きに傾かない様にしながら
も、°柱がレール30に沿って縦方向に動く様にしてい
る。下側の部材27も縦方向に伸びるレール35を持ち
、これが柱25に結合されたブラケット38に軸支され
る対のローラ36.37の間にはまっている。
この為、今述べたローラとレールが、X線テーブル13
と平行に柱25を縦方向に駆動することが出来る様にし
ている。柱25の底と床の線20との間にすき間があっ
て、柱が床から上方に離れている。
柱25の駆動機構が第2図にごく概略的に示されている
。第2図で、この駆動機構は固着の可逆モータ40を持
ち、そのシャフトにスプロケツ1〜41が設けられてい
ることが判る。X線テーブル・ハウジングの中でスプロ
ケット41から隔て)遊動スプロケット42が設けられ
ている。チェーン43が各々のスプロケットの周りを通
る。図面では示されていないが、チェーン43の上側部
分が柱25に接続されていて、可逆モータ40が断層写
真手順の際の様に回転する時、柱25がモー夕の回転方
向に応じて、縦方向の一方又は反対の向きに動く様にな
っている。
第2図で、X線像受容体装置がテーブル台13の下側で
その縦方向に動く様に取付けられている。
この装置は全体を参照数字44で示してあり、図示の場
合は、バラキー往復台である。バラキー往復台は基本的
には第3図に示す箱45であり、第3図では、図面を見
易くする為に、X線透過性テーブル台13の縦方向に拘
束し又は縦方向に移動させる為のトラックは省略しであ
る。この例では、実際の受容体又はX線像記録媒質は放
射線写真フィルム46であり、これが第2図ではバラキ
ー往復台内に破線で示されている。像受容体又はバラキ
ー往復台45が並進する時のトラックが第6図に示され
ている。この図にはバラキー往復台45が倒立U字形の
基部を持っていて、これが縦方向及び垂直方向に伸びる
平行な側部(1つを51に示す)を持ち、こ)に上側及
び下側ローラ47.48が軸支されている。これらのロ
ーラが基部ハウジング10に取付けられた縦方向に伸び
るトラック49の上を走る。第6図では、バラキー往復
台から把手50が伸びていることが示されている。
この把手は図面に示してないトレーに取付けられており
、このトレーが図面に示してないフィルム・カセットを
保持し、このカセット内に記録媒質又は放射線写真フィ
ルム46が入っている。
第3図に示す様に、X線管ケーシング55が機構ハウジ
ング57に入り込むアーム56を介して、並進可能な柱
25に装着されている。細部は示してないが、横方向に
伸びるアーム56は柱25上で垂直方向に調節自在の移
動が出来る様に柱25に取付けられており、このアーム
は結像平面、即ち、バラキー往復台の中にある放射線写
真フィルム46の平面に対して、任意の所望の高さの所
に固定することが出来る。X線管55がテーブル台13
の上方の一定の高さの所を縦方向に移動する断層写真様
式で装置を動作させる時、この垂直方向の固定が必要で
ある。然し、後で説明するが、アーム56並びにそれに
伴ってケーシング55内にある図示してないX線管は、
断層写真サイクルの間、縦方向に並進しながら、横方向
に伸びる軸線の周りに旋回することが出来る。X線管ケ
ーシング55の1つの旋回位置を第2図に示してあり、
これは断層写真手順の1サイクルの始め又は終りという
ことが出来る。
第2図で、X線管ケーシングの横方向に伸びる旋回軸線
又は回転軸線を58に示しである。ケーシング55内に
あるX線管の焦点は軸線58上にある。X線ビーム・コ
リメータ59がX線管ケーシング55に結合されている
。コリメータは普通のものであって、X線管の焦点から
出て来るX線ビームの境界を定める為に使われる。断層
写真用支点アーム60がX線管の回転又は旋回軸線58
と一致する点とバラキー往復台の中にあるフィルム46
の平面との間の接続部を形成する。第3図に見られる様
に、支点アーム60の下端はバラキー往復台45の後端
に枢着されており、その場所は、参照数字61から伸び
るリード線に付けた矢印の指す場所である。参照数字6
1は支点アーム60とバラキー往復台45の間の枢着部
の枢軸を表わすものである。断層写真法を実施する時に
必要となる様に、アーム60の下端をバラキー往復台4
5に結合することが出来る様にすると共に、他のX線手
順を実施する時に必要となる様に、この結合を外すこと
が出来る様にする装置62も設けられている。−支点ア
ーム60を枢軸60の所でバラキー往復台から切離す他
の手順では、アームが自由に振れない様に、このアーム
が図に示してない手段によって、柱25にクランプされ
る。
断層写真法を実施する為には、X線管の焦点をフィルム
の結像平面から一菫の垂直距離の所で動かさなければな
らないし、支点アーム60は、垂直柱25が一方の方向
に移動する間に反対方向に移動するバラキー往復台45
に追従する為に垂直平面内で旋回するから、柱、X線管
及びバラキー往復台のこの様な移動によってアームの長
さに生ずる変化を補償することが必要である。この為、
支点アーム60は、X線管の焦点がある横方向の軸線に
対して伸縮又は摺動することが出来る様になっている。
第4図及び第5図に見られる様に、これ1ま案内棒63
を使うことによって行なわれる。
案内棒の中心が横方向に伸びるシャフト64に取付けら
れている。クラッチ装置がシャフト64を別の同軸のシ
ャフト66に結合づ′ることが出来る様になっている。
断層写真法を実施する際、X線管がシ17フト66の軸
線上で旋回する。電磁作動装置67がクラッチ65を係
合並びに離脱させる様に作用゛する。前に)本べた様に
、断層写真法を実施する時は、クラッチが係合して2つ
のシャフト64.66が結合される。案内棒63に上側
及び下側のローラ68.69を設け、これらのローラが
、第4図にはっきりと見られる様に、溝形をした支点ア
ーム60の縁のフランジ70,71の間にはまる。何れ
にせよ、支点アーム60がシャフト64の軸線に対して
横方向に動くことが出来、こうし′C断層写真法を実施
する際、X線管及びバラキー往復台が互いに反対向きに
並進する時、X線管の焦点とフィルムの間の変化する距
離を補償する摺動作用を行なうことは明らかであろう。
この代案として、支点アーム60に整合した入れ子の部
分(図面に示してない)を形成して、一方の部分の下端
を軸線61の所でバラキー往復台に枢着し、他方の部分
の上端をシャフト64とX線管の回転軸線58の一致す
る軸線上で旋回する様に接続することが出来る。どんな
アームにせよ、その旋回により、断層写真法を実施づる
際、X線管とフィルムの間の距離の変化を補償して、中
心のX線をフィルムの中心と整合した状態に保つアーム
であれば、それを使うことが出来る。
これまで説明したX線テーブル構造は、受容体44内の
結像平面、更に特定して云えば、図示の実施例では、フ
ィルム46の平面上にある軸線61の所で、断層写真用
の支点アーム60を像受容体のバラキー往復台に直接的
に枢着するという特徴を別にすれば、基本的には普通の
ものである。
ごく普通には、一方で断層写真も出来る様にした従来の
X線テーブルでは、支点アームの下端をバラキー往復台
に枢着し、この端より上方の一点をテーブル台の上方に
伸びるブラケットに枢着する。
この枢軸の高さを調節して、断層写真用の層を結像させ
る一致した平面を決定する。枢軸を支持する為のブラケ
ッ1〜又はその他の手段を使わずに、チーゾル台の上方
の予定の高さの所にあって身体内の結像しようとする層
と一致する仮想の枢軸の周りに断層写真用の支点アーム
60を旋回させるこの発明の機構を次に詳しく説明する
第2図で、前に説明した様に、バラキー往復台45が、
断層写真サイクルを実行する為に、何れかの縦方向、即
ち右へそして逆に左へ移動する様に、テーブル台13の
下側に取付けられている。
第2図で見て、バラキー往復台は、伸縮自在の又は入れ
予成のリンク手段75の作用によって移動する。1この
実施例では、リンク手段75は管状リンク部材76を持
ち、これが77の所でバラキー往復台44に結合された
ブラケット78に枢着されCいる。バラキー往復台とブ
ラケットとの結合部は概略的に示してあり、数字79で
表わす。結合部79は電磁ロック又は機械ロックにして
、少なくとも断層写真法を実施する時、それを作動又は
係合さゼて、バラキー往復台をブラケット78に結合す
ることが出来る。更にリンク手段75が棒又はシャフト
の形のリンク部材80を持ち、これが管状リンク部材7
6に入り込んでいてその中で摺動自在である。管状部材
76はスリーブ要素又は案内手段81の中で摺動自在で
ある。要素81は、垂直方向に調節自在の支持部月83
上の横方向に伸びる軸線82の周りに回転出来る様に枢
着されている。リンク部材80、従ってリンク手段75
の下端が縦方向に並進可能な柱25に接続されていて、
リンク手段が第2図に参照数字84で示した横方向に伸
びる軸線の周りにその下端で旋回出来る様にしている。
この枢着がどの様に行なわれているかは、第3図の左下
部分に更によく示されている。この図で、シャフト又は
ビン85の軸線を第2図の数字84で表わしである。ビ
ン85とブラケット38の間に別の結合及び切離し装置
86が介在配置されており、これによってビンが縦方向
に並進可能な柱25の下端に実効的に接続されている。
再び第2図につい−C説明すると、このn構を断層写真
法を実施する様に設定した時、このリンク手段75の下
側が柱25に接続されている枢軸84は、支点アーム6
0の枢軸に相当する、X線管の焦点の上側枢軸58と直
接的に垂直方向に整合していることに注意されたい。云
い換えれば、断層写真法を実施づる時、X線管が柱25
に対して旋回する時の軸線58は、軸線58.84が柱
25と共に移動するから、リンク手段75の下端が社2
5に苅して旋回する時の中心の軸線84と常に垂直方向
に整合している。
リンク手段75の部材80の下端を可動の柱25に接続
するビン85は、第2図及び第3図に示す案内U字形リ
ンク部材87に固定されている。
部材87が円形の2つの延長部88.89を持ち、その
中に直線軸受がある。これらの軸受が不動の棒90に沿
って部材87を直線的に案内する。この為、例えば柱2
5が第2図に示す位置から左へ駆動されると、リンク手
段の下側軸線84が、棒90に沿って伸びる直線軸受の
案内により、水平の直線に沿って左へ並進する。リンク
手段の枢軸84が左へ駆動されると、バラキー往復台4
5が平行に右に駆動される。逆の場合も同じである。
この様な柱の駆動が行なわれると、リンク手段75が垂
直の姿勢に達するまで縮まり又は短くなり、その後再び
伸出しを開始する。この伸出しは、柱25の縦方向の一
移動が終了した時に終る。第2図で、背板29に溝孔9
1があって、枢軸ビン85及びその軸線84がこの溝孔
を通っ−Cいることに注意されたい。
テーブル台の下方での伸縮自在のリンク手段75の枢軸
82の高さは調節自在である。リンク部材76がその中
で摺動するスリーブ要素又は案内手段81が、1対の平
行な支持棒に枢着されている。1つの支持棒83を第2
図に示してあり、他方の支持棒83′は第3図に示しで
ある。第2図では破線で示しであるが、1対の内ねじつ
き従動ナツト95.96が支持棒83.83−の間に結
合されている。親ねじ97.98がこれらのナツトと螺
合する。親ねじ97の上端は軸受ブラケット99内で自
由に回転出来る様に軸支され−Cおり、親ねじ98の上
端はブラクット100内で回転出来る様に軸支されてい
る。親ねじ97.98が一1〕の方向に一緒に回転する
と、親ねじが従動ナツト95.96を通抜けている為、
リンク手段の枢軸支持手段83.83″と枢軸82のス
リーブ81が上昇する。勿論、親ねじが反対方向に回転
すれば、支持手段83とリンク手段の枢軸スリーブ及び
軸線82が下降する。親ねじ97.98には歯つき滑車
101.102が結合されている。これらの滑車に閉ル
ープの歯つきベルト103がかりられてい−(、親ねじ
を同期して回転させる。親ねじ98には別の滑車104
が結合されていてこの滑車は可逆モータ107のシャフ
トに設けられた滑車106にベルト105によって接続
されている。この為、モータ107が一方の方向に回転
すると、支持手段83.83′が上昇し、モータが反対
方向に回転すると、支持手段が下降する。
実例では、テーブル台上に横たわっている身体の、作像
しようとする平面に従って、入れ予成リンク手段75の
枢軸82の高さを調節する利用者の指令によって、モー
タが付勢される。実例では、図面に示してないが、断層
写真用の支点アーム60のみかけの枢軸が存在する、テ
ーブル台の上方の平面の高さをオペレータに知らせる手
段が設けられており、これは作像しようとする平面の高
さに対応していて、−リンク手段の下側の枢軸82とバ
ラキー往復台46内にあるフィルム平面46との間の距
離に比例する。
リンク枢軸手段に対する支持手段83は、側面部材10
9の縁に沿って一組のローラ108により、更に垂直方
向に案内される。これは親ねじ97.98を回転駆動す
る時、支持手段83.83−を平坦で歪みのない状態に
保つのに寄与する。
装置の内、断層写真法を実施するのに関係する部品を説
明したので、支点アーム60に対するみかけの枢軸を得
る為、並びに身体の内、フィルムに結像させようとする
層の、フィルム平面より上方の高さを設定する為の部品
の幾何学的な関係を次に説明する。
第9図は、フィルム平面46の上方のX線透過形テーブ
ル台13上に横たわる身体の関心が持たれる相異なる層
の放射線写真を撮影する為の2種類の異なる調節レベル
にあるリンク手段75の枢軸82を示ず線図である。後
で更に詳しく説明するが、第9図に示し1c幾何学的な
関係は、第7図及び第8図に線図で示した実例に相当す
る。第9図で、−組の状態では、入れ子式リンク手段7
5の枢軸の位置を参照数字82−1で示しである。
入れ子式リンク手段75と断層写真用支点アーム60ど
は実線で示してあり、支点アームは実際には同じ数字で
表わしたX線ビームの中心線と平行である。この例の幾
何学的な関係では、入れ子式リンク手段75の上端が、
第2図の実施例に示J様に、フィルム平面より下方の軸
線77の所でブラケツ;・に接続するのではなく、バラ
キー往復台にあるフィルム平面46と一致する軸線61
で枢着されている。第9図では、支点アーム60が軸線
61でバラキー往復台にも接続されている。第9図で、
入れ子式リンク手段75の下端が枢軸84の所で柱25
の下端に結合され、X線管55の回転軸線58はリンク
手段の下側の枢軸84と同じ垂直線110上にある。
第9図の幾何学的な関係を用いて、断層写真像の作成が
これから始まると仮定し、X線管55及びその焦点スポ
ットと横方向の軸線58及びリンク手段の下側の枢軸8
4が、参照数字111を付した領域にある一番左側の位
置にあると仮定する。
こ)で断層写真法を実l11i!iする為、直立柱25
を第9図で右へ駆動し、付勢されたX線管の焦点の軸線
58及びリンク手段の下側の枢軸84が、フィルム平面
46に対して一定の高さの所で水平に右へ運ばれる。支
点アーム6oと平行である、X線ビームの中心線が、こ
の場合は上側の支点アーム60及び下側のリンク手段7
5がバラキー往復台枢着されている枢軸61と一致する
フィルム上の点又は線に差し向けられる。支点アーム6
o及びリンク手段75は実線で示しである。中心のX線
及び支点アームの軸線6oは、第9図にみがけの枢軸N
o、1として示したみがけの枢軸を通る。
このX線はフィルム平面の上方の同じ高さの所を、みか
けの枢軸N0.1を通過し、最後にX線管55が第9図
の一番右側の位置に達する。リンク手段の枢軸82−1
とフィルム平面46の間の距離はフィルム平面46から
一定距離の所に調節されているから、みかけの枢軸N0
.1は必然的にフィルム平面46の上方の一定距離の所
にとずまる筈である。勿論、断層写真用の支点アーム6
oが、支点アーム60とX線管の間の相対的な摺動によ
り、X線管が並進する時のX線管とフィルム平面の間の
距離の変化を補償するが、みがけの枢軸の高さ、従って
テーブル台上にある身体の関心が持たれる平面の高さは
一定のま)である。
第9図は、リンク手段75の枢軸82を下げて、枢軸8
2−2と記す位置にした時に何が起るかを示している。
アーム6o及びリンク手段77がこの例では破線で示さ
れている。摺動距離を補償する支点アーム60及び中心
X線の初めと終りの位置及びこの例の入れ子式リンク手
段75が破線で示されている。リンク手段の枢軸82−
2が図示の高さにある時、支点アーム6oのみがけの枢
軸は前の場合より高いことが判るが、これをみかけの枢
軸N002として示しである。これも関心がある平面N
002上にあって、この平面を定める。
従って、リンク手段の枢軸82を下げるど、アーム60
のみかけの枢軸が上昇し、リンク手段の枢軸82を上昇
させると、アームのみかけの枢軸が下がることが判る。
第9図の絵図に示した幾何学的な関係は正確であるが、
リンク手段の下側の枢軸を相異なる高さの所に設定した
時に起ることを強調して一層判り易くする為に、アーム
とリンクとの寸法の割合は変えである。
第7図は前に説明した構造に更によく対応する幾何学的
な関係を示す線図である。この場合、入れ子式リンク手
段75の下端が、柱25上で旋回する様に枢軸84で接
続されていて、上端の枢軸が、バラキー往復台45から
下向きに伸びるブラケット78上の点77にある。第7
図の枢軸82は図示の高さに調節しである。柱25及び
それと合せて下側アーム60の上側の枢軸58及びリン
り手段の下側の枢軸84が第7図で見て右へ一緒に移動
すると、X線ビームの中心線及び支点アーム60の平面
がアームのみかけの枢軸を通る。このみかけの枢軸を表
わす点が第7図に書込んで記されて85す、図示の様に
、関心のある平面上にある。X線管55が最終位置又は
第7図の一番右側の位置に向って移動する間中、支点ア
ームと平行なX線ビームの中心線は、前と同じく、アー
ムのみかけの枢軸を通る様に差し向けられる。従って、
動く部品の干渉を避けるという様な実際的な理由で、リ
ンク手段75の枢軸を軸線77の所で接続することが出
来れば、この軸線もフィルム平面46より下方の一定の
距離の所にある。何れにせよ、高さを調節し得るリンク
手段の軸線82とバラキー往復台に対するその接続点7
7との間の垂直方向の距離が、身体の中の関心のある平
面とフィルム平面の間の距離を決定する。
第8図の線図は、第8図ではリンク手段の下側の枢軸8
2が第7図に較べて下向きに調節されていることを別と
すれば、第7図の線図と同等である。即ち、第8図の線
図で、身体の中の関心のある平面と一致するアームのみ
かけの枢軸は、第7図の場合より、フィルム平面からの
距離が一層大きい。
断層写真法で知られている様に、支点軸線の高さの所で
は何の動きも発生しない。これは、支点アームの枢軸の
高さからの像の投影は、X線管及びフィルムが一緒に動
く間、常に放射線写真フィルム上のぴったりと同じ点に
入射するからである。
動きによるぼやけは支点平面では生じない。支点アーム
の枢軸の高さより上下の平面は、その投影が、バラキー
往復台の行程の間、フィルムの1端から他端へ変位する
。第7図乃至第9図の線図から判る様に、行程の初めに
フィルムの右の縁にあった点は、行程の終りには、フィ
ルムの左の縁で終る。この為、支点アームの枢軸が従来
の様に現実の枢軸であっても或いはこの発明の様に仮想
の枢軸であっても、枢軸の上下の区域はぼやける。
支点の高さの上下にある層が、支点の高さに一層接近し
ていれば、動き及び変位の大きざが減少するから、こう
いう層のぼやけはより少なくなることは明らかであろう
。身体の中にあって、支点の高さから一層遠い平面は、
動き及び変位の大きさが増加し、フィルム上に於けるぼ
やけの程度が強くなる。
身体の薄い部分は、厚い部分よりも、放射線写真で一層
よく細部が得られる。フィルムに結像する成る部分の厚
さを設定するには、2つの因子が関係する。1つの因子
はX線管の水平方向の移動量又は振幅である。振幅が小
さいと、支点より上方および下方での動きが最小であっ
て、ぼやけは殆んど起らないので、厚い部分の像が得ら
れる。
振幅が増加すると、支点アームの枢軸の高さより上方お
よび下方での動きが増加して、この高さにより近い所で
もほやけが生じ、薄い部分の像が得られる。
身体の層の厚さの制御に関するもう1つの因子は、X線
管の焦点とフィルムの距離である。任意の所定のX線管
の振幅に対し、この距離が短かければ短い程、部分の厚
さは一層薄くなる。これは、動きの区域が一瞥人きくな
り、支点アームの枢軸の高さの上下の平面で一層大きな
ほやけが起るh〜らである。逆に、焦点とフィルムの距
離が人き(fれば大きい程、部分の厚さが厚くなる。
断層写真法を実施するのに備えて、X線管を柱25上の
一定の高さの所に設定することが出来ることをこれまで
説明したが、これによって任意の所望の、実用的な焦点
とフィルムの距離が設定される。断層写真法を実施する
際のX線管の移動距離又は振幅を予め決定することは、
X線管が露出開始位置及び露出停止位置に夫々ある時に
、X線管をオン及びオフに自動的に転することによって
行なうことが出来る。こういうことを行なう手段は、公
知であるから、図面に示してない。
X線装置の内、この発明の断層写真用のみ力1けの枢軸
機構の構成並びに作用に関することをこれまで図示し且
つ説明して来た。勿論、実際のX線テーブル装置は、X
線ビームを垂直に身体を通る様に投射するか、又はX線
管を回転して、X線ビームの中心線が関心のある解剖学
的な組織に対して所望の角度になる様な点を通る様にX
線管又は焦点を移動することにより、X線ビームを斜め
に身体を通る様に役割する普通の直接投影形放射線写真
を作ることも出来る。第1図について説明すると、図示
の様に柱25がテーブルの中心にある時、結合ロック6
1を作動すると、支点アーム60がバラキー往復台に対
して回転しない様に固定され、この為柱25が移動する
時、アームがX線ビームと整合して移動する様に装置が
設計されている。これと同時に、ロック86を係合させ
て、断層写真用リンク手段75の回転を防止して、リン
ク手段を支点アーム60と整合又は平行な状態に保つこ
とが出来る。普通の垂直放射線写真法では、X線管55
が回転しない様に固定することが出来る。こういう条件
がある時、X線ビームの中心線はフィルム平面に対して
垂直に差し向けられ、柱25の縦方向の位置に関係なく
、フィルムの中心点を通る。
X線ビームを今述べた様に垂直ではなく、身体に対して
成る角度にし−C1普通の投影形放射線写真を撮影した
い場合、ロック86を切離して、リンク手段75が抵抗
力を受けずに振れることが出来る様にし、ロック61を
切離すが、支点アームの下端はバラキー往復台に対して
相変らず旋回することが出来る様にして、支点アームが
斜め放射線写真法の為、テーブル台に対して種々の角度
をとることが出来る様にする。この場合、X線管はクラ
ッチを外し、焦点と一致するその軸線の周りに回転する
ことが出来る様にし、X線ビームの中心線は、柱25が
縦方向に移動する為にX線管が回転する時、依然として
支点アーム60と平行なま)である。この場合、バラキ
ー往復台も固定して、必要に応じてテーブル台13を横
方向又は縦方向に移動させることにより、テーブル台上
の患者は関心のある領域の放射線写真を撮影する為の適
正な位置におく。
実際の装置では、柱25は垂直軸線の周りに回転出来る
様に構成されている。第2図で柱25は、テーブル台1
3の下方の僅かな距離の所に数字115で示した平面の
周りに回転し得る上側及び下側部分に分割することが出
来る。テーブル台に着脱自在に装着したフィルム・カセ
ットを使い、そのフィルム平面又は像平面を垂直に配置
して、テーブル台上に横たわる患者の横方向の放射線写
真を撮影することが出来る様に、X線管を縦方向の一方
又は反対方向に柱から変位させたい時、柱25を回転す
ることが出来る。柱25を垂直軸線の周りに回転するこ
とを必要とする手順では、支点アーム60をバラキー往
復台から切離して、図面に示してない手段によって柱2
5にクランプしなければならない。
調節自在の機械的な手段を用いて枢軸となる点を設定す
ることにより、支点アームのみかけの枢軸を求める装置
をかなり詳しく説明したが、以上の説明はこの発明を制
約するものではなく、例示りるものにすぎないことを承
知されたい。この発明の考えは、特許請求の範囲内で、
いろいろな形で実施することが出来るからである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の断層写真用機構を用いたX線テーブ
ル装置の正面図、第2図は断層写真用リンク手段の細部
を示す為に一部分を破断し、第1図ではX線テーブル台
の中心にある直立柱が断層写真手順の終り又は初めにそ
れが占める位置であるテーブルの1端の方に移動してい
るX線テーブル装置の正面図、第3図は第1図及び第2
図のX線テーブルの左側側面図、第4図は第3図の線4
−4で切った垂直断面図、第5図は第4図の線5−5で
切った垂直部分断面図、第6図は第5図の線6−6で切
った垂直部分断面図、第7図、第8図及び第9図はこの
発明の断層写真装置の原理を説明する為の線図である。 (主な符号の説明) 10:基部、 13:テーブル台、 25:柱、 40:モータ、 45:バラキー往復台、 46:フィルム、 55:X線管ケーシング、 56:アーム、 58,82.84 :枢軸、 60:支点アーム、 63:案内棒、 75:リンク手段、 81ニスリーブ、 83:支持部材、 95.96:内ねじ付き従動ナツト、 97.98:親ねじ。 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)基部、該基部に支持されたX線透過性テーブル台、
    該テーブル台の上下に伸びていて、テーブル台の縦方向
    に動く様に装着された柱、該柱を勅か1手段、前記テー
    ブル台の縦方向に移動する様に該テーブル台の下方に装
    着されている、結像平面を持つ像受容体用の往復台手段
    、X線管手段、及び前記テーブル台の横方向に伸び且つ
    柱の移動平面に対して略垂直な軸線の周りに前記X線管
    手段を旋回させる様に、前記X線管手段を前記柱から前
    記デープル台の上方に支持する手段を持っていて、断層
    写真法及びその他のX線手順を実施する手段を有する診
    断用X線テーブル装置に於て、前記断層写真法を実施す
    る手段は、前記テーブル台の下方にある支持手段と、前
    記結像平面から予定の距離の所に前記支持手段を固定す
    る手段と、伸縮自在のリンク手段と、該リンク手段をそ
    の両端の中間で前記支持手段に枢着して、該リンク手段
    が横方向に伸びる枢軸の周りに旋回出来る様にする手段
    とを含み、前記リンク手段の1端は前記枢軸の片側で前
    記像受容体用の往復台手段に枢着され、且つ他端は前記
    枢軸の反対側で前記可動の柱に枢着されており、更に、
    前記断層写真法を実施する手段は、1端が像受容体用の
    往復台手段に枢着されていて、前記像受容体の結像平面
    と一致する横方向に伸びる軸線の周りに旋回する様にな
    っていると共に、他端が前記X線管手段の支持手段に結
    合されていて、前記X線管手段からのビームの中心X線
    を当該支点アーム手段と略平行に保ち且つ断層写真手順
    の間、該中心線を像受容体の前記平面上の略同じ点に差
    向けるように、前記柱の縦方向の移動中、前記X線管手
    段の支持手段と共に旋回する支点アーム手段を含んでお
    り、もって、前記柱が一方の方向に移動すると、前記リ
    ンク手段がその支持手段上で旋回して、前記像受容体用
    の往復動手段を反対方向に移動させると共に、前記支点
    アーム手段を前記テーブル台上に配置された身体の関心
    が持たれる平面と一致する横方向に伸びる仮想軸線の周
    りに旋回させ、前記関心が持たれる平面は、前記リンク
    手段の枢軸が前記結像平面に対して設定された距離によ
    って決定される距離だけ前記結像平面から離れており、
    この為、前記X線管手段から前記身体を通る様に投射さ
    れたX線ビームが、前記像受容体の結像平面に前記関心
    が持たれる平面の断層写真像を発生する様にした診断用
    X線テーブル装置。 2、特許請求の範囲1)に記載した診断用X線テーブル
    装置に於て、前記支持手段を動がし、従って前記リンク
    手段に対する枢軸を移動させて、前記枢軸から前記結像
    平面までの種々の予定の距離が得られる様にする手段を
    有し、この為、前記枢軸が前記結像平面に対して垂直な
    線に沿って前記結像平面から遠ざかる向きに移動する時
    、前記仮想軸線及び前記結像平面の間の距離が比例的に
    増加し、前記枢軸を前記結像平面に接近する向きに移動
    する時、前記仮想軸線及び結像平面の間の距離が比例的
    に減少する様にした診断用X線テーブル装置。 3)特許請求の範囲2)に記載した診断用X線テーブル
    装置に於て、前記支持手段を動かず手段が、前記支持手
    段に結合された内ねじ手段と、核内ねじ手段に螺合する
    親ねじ手段と、該親ねじ手段を回転出来る様に軸支する
    手段と、可逆モータ手段と、該モータ手段を親ねじ手段
    に作動結合して、モータ手段が回転する時、前記親ねじ
    手段が内ねじ手段内で回転して、前記支持手段を動かす
    様にする手段とで構成されている診断用X線チー断用X
    線テーブル装置に於て、前記像受容体が前記結像平面と
    一致する放射線写真用フィルムであ所用X線テーブル装
    置に於て、前記結像平面から遠ざかる向きに前記像受容
    体の往復台手段から突出する部材を含み、前記リンク手
    段の前記1端が前記フィルム平面から一定距離の場所で
    前記部材に枢着されている診断用X線テーブル装置。 6)基部、該基部に支持されたX線透過性テーブル台、
    該テーブル台の上下に伸びていて該テーブル台の縦方向
    に動く様に取付けられた柱、該柱を移動させる手段、前
    記テーブル台の縦方向に移動する様に該テーブル台の下
    方に取付けられている、結像平面を持つ像受容体に対す
    る往復台手段、X線管手段、柱の移動平面に対して略垂
    直にテーブル台の横方向に伸びる軸線の周りに前記X線
    管手段を旋回ざゼる様に、前記X線管手段を前記柱から
    支持する手段を持っていて、断層写真法及びその他のX
    線手順を実施する手段を有する診断用X線テーブル装置
    に於て、前記断層写真法を実施する手段が、前記結像平
    面と一致する横方向に伸びる軸線上で旋回する様に前記
    像受容体の往復台手段に枢着された下端領域を持つアー
    ム手段と、該アーム手段の上端領域を前記X線管手段に
    対して摺動する様に該X線管手段に結合して、前記柱の
    縦方向の移動に応答して、前記アーム手段及びX線管手
    段を、前記X線管手段を旋回させる為の前記横方向に伸
    びる軸線の周りに一緒に旋回させて、断層写真法を実施
    する間、前記柱を縦方向に並進させる時にX線ビームの
    中心線が常に前記アーム手段と平行であって、前記結像
    平面上並びにテーブル台上にある身体の作像しようとす
    る平面上にある同じ点に差し向けられる様にする手段と
    、伸縮自在のリンク手段と、前記テーブル台の下方にあ
    って、横方向に伸びる軸線の周りに旋回する様にリンク
    手段を取付ける支持手段とを含み、前記軸線の片側にあ
    る前記リンク手段の一方の端領域は前記像受容体の往復
    台手段に枢着されており、前記軸線の反対側にある他方
    の端領域は実質的に前記テーブル台の下方で前記可動の
    柱に枢着されており、もって、前記柱が一方の方向に縦
    方向に移動すると、前記アーム手段及びテーブル台の上
    方のX線管手段に対する共通の旋回軸線が、前記リンク
    手段を前記柱に枢着する軸線と平行に移動して、前記ア
    ーム手段及びリンク手段を統制のとれた形で旋回させる
    と共に前記像受容体手段及びその結像平面を反対方向に
    移動させ、前記アーム手段が、作像しようとする身体内
    の平面と一致する、テーブル台上方の一定の仮想軸線の
    周りに旋回して、該作像する平面から結像平面までの距
    離が前記リンク手段の枢軸及び結像平面の間の距離に比
    例りる様にした診断用X線テーブル装置。 7)特許請求の範囲6)に記載した診断用X線テーブル
    装置に於て、前記リンク手段の枢軸を選択的に結像平面
    に接近する向き及び遠ざかる向きに動かり様に前記支持
    手段を調節する手段を含んでいて、前記アーム手段の仮
    想軸線を身体内の対応する選ばれた作像平面の所に設定
    する診断用X線テーブル装置。 8)特許請求の範囲6)又は7)に記載した診断用X線
    テーブル装置に於て、前記像受容体の往復台手段から下
    方に伸びる部材を有し、前記リンク手段の前記一方の端
    領域及び前記往復台手段の間の枢着が、前記像受容体の
    作像平面より下方の成る距離の所で前記部材上で行なわ
    れる診断用X線テーブル装置。 9)特許請求の範囲6)又は7)に記載した余所用X線
    テーブル装置に於て、前記アーム手段が真直ぐな棒で構
    成され、前記結合する手段が共通の軸線上で前記X線管
    手段と一緒に回転する様に該X線管手段に取付けられた
    案内部材で構成され、前記棒が前記部材と係合して該部
    材内で摺動する様にした診断用X線テーブル装置。
JP59004909A 1983-01-17 1984-01-17 みかけの支点ア−ム枢軸を持つ断層写真用x線テ−ブル装置 Granted JPS59151945A (ja)

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US458608 1983-01-17

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