JPS59144638A - 高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法 - Google Patents

高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法

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JPS59144638A
JPS59144638A JP349184A JP349184A JPS59144638A JP S59144638 A JPS59144638 A JP S59144638A JP 349184 A JP349184 A JP 349184A JP 349184 A JP349184 A JP 349184A JP S59144638 A JPS59144638 A JP S59144638A
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JP
Japan
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false
twisting
highly oriented
disk
present
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JP349184A
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JPS641568B2 (ja
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久夫 犬山
富板 和夫
義彦 千葉
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明はポリエステル等の高配向未延伸糸を延伸同時仮
撚加工する方法に関する。更に詳しくは前記延伸同時仮
撚加工を、高速で長期間安定して行なえる方法に関する
〔従来例とその問題点〕
ここ数年、ポリエステル繊維の仮撚加工の高速化が進み
、市場においては600 m/minを越す高速加工機
、特に摩擦仮撚加工機が主流どなってきている。そのI
′li!擦加ネン部についてはほと/υどの機械が三軸
外接型を装着しているものであるが、最も重要なる糸を
加ネンする摩擦部材については得られる加工糸の品質の
点でポリウレタンディスクが一般に優れているが、反面
、該ポリウレタンディスクは耐久性が大きな問題として
クローズアップされている。
リ4cわら従前から知られている特公昭39−1068
8号公報に記載されているフランジ型板撚機のポリウレ
タンを、−F記三軸外接型板撚機のディスクに用い−C
も耐光性が悪く、長期安定使用ができず実用上人きな問
題であった。
そこで、本発明者らは加工糸の品質1最も優れているポ
リウレタンを主成分とづ−るデ°イスクの耐久性を向上
すべく鋭意検討を進めた結果、500mμ以下の短波長
の光によってディスク表面が劣化しているという知見を
得た。すなわち、ディスク寿命の問題はこのような短波
長の光がディスクに照射されないように仮撚ディスク部
をカバーすることによって大幅に改善されることを本発
明者らは既に提案したく特開昭54−11351号公報
)が、糸かけ操作上かなり作業もは/υ雑になり、また
ディスクの保管時、組立時など不用意に短波長の光にさ
らされることがありうるわ()であり、全く問題が解決
されてはいないのが現状である。
特に高配向未延伸フィラメント糸の延伸同時仮撚におい
ては、加工張力が高いため、高速にすると糸が切れ易く
、ディスク表面に傷が生じては致命的な欠陥となるので
あった。
従来上記問題点は当業者の多くが認識す゛るところであ
ったが、未だ改善する・ことができず、かかる改善が強
く望まれていたのである。
〔本発明の目的〕
このような点から、本発明者らはさらに検討を重ねた結
果、ディスク寿命の耐光性を積極的に向上させた本発明
の摩擦仮撚用ディスクを見出したものである。すなわち
、本発明は、特定の素材のポリウレタンをディスクとし
て用いることにより耐光性、耐久性を向上し、合わせて
延伸同時仮撚におい−C高い張力が糸条にかかっても毛
羽等が発生ぜず、高速加工を長期間安定して行なわげる
にある。
〔本発明の構成〕
本発明は次の構成を有する。
「高配向未延伸フィラメント糸を延伸同時仮撚するに当
り、仮撚装置として三輪外接型摩擦仮撚装置を用い、か
つ該摩擦仮撚装置の摩擦仮撚用ディスクとして下記のモ
ノマをイソシアネート成分の主成分として含むポリウレ
タンを用いて、延伸量11.1仮撚することを特徴とす
る高配向未延伸糸のくただし、R1、R2は有機基であ
る。)〔本発明の作用・効果〕 本発明は、高配向未延伸フィシメン1〜糸を延伸同時仮
撚するものである。延伸同時仮撚は−T稈て延伸を仮撚
ができるので、効率のよい生産が川面である。また本発
明においては加工速度600m/分以−にであることが
好ましい。生産性を向−にづるためであ、る。
次に本発明においては、三輪外接型摩擦仮撚装置酋を用
いることが心間である。糸条に送り効果を5え、高速加
f L ’Uも張力を上げず、毛羽等を発生させないた
めである。
次に本発明におい−では、ポリウレタンのイソジノ′ネ
ー]・成分として、その主成分を(R1、R2:有機基
。) であられされるジイソシアネートを用いることが必要で
ある。耐久性、耐光性を向上させるばかりでなく、摩擦
特性、硬度等も好ましく、安定した生産ができ、また得
られる仮ヨリ加工糸も品位の良好なものが得られるから
である。
」二記イソシアネートは、I ndustrial &
Enqineerir+c+  Chemistry、
  Vol  6  NOl。
March、 1967年の第12〜19頁に、■ラス
トマーとして用いることは公知となっているものである
。しかしかかるイソシアネー1〜を含むポリウレタンは
、摩擦素材に用いるとか、耐光性に優れている等の特性
は全く知られておらず、本発明の技術分野、すなわち繊
維業界にiJ5いては初めての試みである。
本発明のディスクは、上記のイソシアネート成分とポリ
オールを重合反応して得られるポリウレタンを少なくと
も摩擦仮撚ディスクの施撚部材としC使用1−るもので
あるが、ポリウレタンを製造づる工I′1にあいで、ポ
リオールは、ポリエステル、ポリニーデルいずれでも、
又、共重合物でもよい。
ポリエステルとしてはアジピン酸、フタル酸などが用い
られる1、またポリニーデルはポリテトラヒドロフラン
、エチレンオキシドなどが用いられる。
むろ/υ、本発明においてイソシアネート成分の100
%が上記の式で表わされるモノマーである必要は必ずし
もなく、本発明の効果を損わない範囲内で他のモノマー
が含まれていてもよいことは云うまでしない。またポリ
エステルを共重合することは耐摩耗特性を向−1ニし、
仮撚特性を向ト4るので、好ましい態様である。
上記のF〈1、R2の有機基はアルキル基であるしのが
特によい。また、このR1、R2は、イソシアネー1〜
基に対してオルl−位にあるものが、一層の副光+1向
上効果を有するようである。
本発明者らの知見によれは、上記のイソシアネート成分
どして、トリジンジイソシアネートを用いてなるポリウ
レタンディスクが最も顕著な耐光性向上効果を呈覆る。
次に図面を用いて説明する。
第1図は三軸を有する摩擦板ヨリ装置の見取図である。
ベルト1の走行によってプーリ2を介して回転覆る@3
.4.5に装着された円板6.7.8の表面の摩擦力に
よって走行糸条9を施撚する。
施撚作用は円板6.7.8と走行糸条9との接触状態、
すなわち摩擦係数、光経路によって支配される。したが
って安定した仮撚加工を長期にわたって維持するにば円
板6.7.8の表面状態、形状が初期の設定からできる
だけ変化しない−ことが重要である。
第2図は円板6.7.8の一例を示づもので、アルミあ
るいはプラスチックで成形された芯金10の外周部に本
発明のポリウレタン11を接着したものである。該ポリ
ウレタン11の外周面は安定した所望の仮撚を施撚する
に適した表面粗さ、硬度、形状に作ったものである。
本発明の摩擦仮撚用ディスクは、摩擦仮撚本来の目的で
ある糸条への加熱作用を何らそこなうことなく、均斉な
高品質の加工糸を得ることができるものである。したが
って、通常の摩擦仮撚加Tど同一のとりあつかいにおい
−C1ディスクの寿命を著しく延長し得、得られる加工
糸の品質を長期間安定して維持することが可能である。
実施例1 トリジンジイソシアネ−1〜とアジピン酸ポリ]−スプ
ルを重合反応して得られたポリウレタンをディスク状に
成型し、第1図、第2図に示した装置どした。
比較例どしては一般によく使用されているりックレンジ
イソシアネ−1−を用いた。
一方高配向未延伸フィラメント糸としでは、複層111
△nが37 X 10−3.繊1健127.5デニール
、構成フィラメント数36木のポリJチレンデレフタレ
ート糸を用い、インドロ−仮撚(延伸量l、1仮撚)し
た。延伸イ8率は1.70倍、ヒータ温度210℃、仮
撚数は3400T/mであった。
この条イ′1で連続長期間生産を行なった。
そして、ディスクの厚耗が直径で1%進/υたところを
そのディスクの耐久性限界(寿命)とした。
なおこの度耗の程度は装置間、鍾間のバラツギなとも多
いため200紳以上の平均値でとった。
両者を比較すると本発明のディスクは比較量の約3倍の
長寿命であった。
すなわち比較量は3.0力月の寿命しかなかったが、本
発明のディスクは9.0力月の寿命を示し、耐久性は大
幅に延長した。
また得られた仮撚加工糸は9力月間の全期間製品特性が
良好であった。これに対し比較例では2゜5力月を過ぎ
てからは仮撚加1[糸に毛羽等が発生し、満足な製品と
はならなかった。従って製品の歩留りから見た耐久性に
は、約3.6倍の差があった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のポリウレタンディスクを用いた摩擦板
ヨリ装置の一例の全体図を承り。第2図は本発明のポリ
ウレタンディスクの断面図を示す。 6.7.8、・・・・・・ポリウレタンディスク9・・
・・・・走行糸条 10・・・・・・芯金 ′11・・・・・・ポリウレタン部分 特許出願人   東  し  株  式  会  社¥
11凶 才z1引

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  高配向未延伸フィラメン]・糸を延伸同時仮
    撚づるに当り、仮撚装置として三軸外接型摩擦仮撚装置
    を用い、かつ該摩擦仮撚装置の摩擦仮撚用ディスクとし
    て下記の七ツマをイソシアネート成分の主成分として含
    むポリウレタンを用い(、延伸同時仮撚することを特徴
    とする高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法。 (たたし、[で1、R2は有機基である。)(2)R1
    、R,>の有機基がアルキル基であることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の高配向未延伸糸の延伸
    同時仮撚方法。 (3)R1、R2がイソシアネート基に対してオルト位
    にあることを特徴とする特r[請求の範囲第(1)項記
    載の高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法。 (4)  イソシアネート成分がトリジンジイソシアネ
    ートであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法。
JP349184A 1984-01-13 1984-01-13 高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法 Granted JPS59144638A (ja)

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JP349184A JPS59144638A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 高配向未延伸糸の延伸同時仮撚方法

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JPS59144638A true JPS59144638A (ja) 1984-08-18
JPS641568B2 JPS641568B2 (ja) 1989-01-12

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ID=11558803

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110699815A (zh) * 2019-10-08 2020-01-17 中润科技股份有限公司 一种用于涤纶长丝的拉伸假捻装置及其加工工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110699815A (zh) * 2019-10-08 2020-01-17 中润科技股份有限公司 一种用于涤纶长丝的拉伸假捻装置及其加工工艺

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JPS641568B2 (ja) 1989-01-12

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