JPS59135095A - 洗濯機の撹「はん」翼 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機の攪拌翼に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来から、゛日本においてはいわゆる渦巻式洗濯機と呼
ばれる洗濯槽の底部に攪拌翼を設け、この回転によって
渦巻攪拌水流を起こして洗濯する形式のものが実用化さ
れている。

との種洗濯機の攪拌翼（４）′は、一般にパルセータと
呼ばれるもので、第１図に示すように洗濯槽（２）′ア
底面から槽内に若干突出した形で取り付けられている。

このようにパルセータを回転させる洗浄方式は、衣類が
、パルセータに直接光たる部分では非常に洗浄力が大き
く、一方、攪拌翼から離れだ部分の衣類に対しては、洗
浄力が弱くなり、洗いむらが大きくなると共に直接攪拌
翼に当たる部分の衣類のいだみが大きくなる難点があっ
た。

まだ、パルセータの外径は比較的小さくシ、回転数は毎
分約３００回転以上にとるのが通常で、洗濯槽内の衣類
を均一に洗いにくいものである。従って、パルセータか
らかな９離れた部分の衣類を洗うためには、パルセータ
に近い部分の衣類をある程度よじり、からませて洗濯槽
内の衣類全体に攪拌力を与えるような形になり、その結
果、総体に衣類のよじれ、からみも大きくなることをま
ぬがれなかった。

まだ、アメリカにおいてはアジテータと呼ばれる攪拌翼
を洗濯槽底部に設け、このアジテータを一回転以内で反
転させて洗濯するものが普及している。この方式では洗
浄むらや衣類のいたみ、よじれが少ないが、全体的に洗
浄力が弱く、また、その攪拌翼には洗濯槽上部域まで達
する棒状のものが付設されており、洗濯物の出し入れの
１際じやまになり、比較的大容量で、洗濯槽も大きなも
のでないと扱い難い欠点を有していた。

発明の目的 本発明は、上記のような従来の欠点を解消し、洗順力を
確保し、洗濯衣類に広範に洗浄力を与えて洗浄むらを軽
減し、さらに衣類のよじれ、からみも軽減させ、全体の
洗濯性能の向上をはかった攪拌翼を提供しようとするも
のである。

発明の構成 本発明による洗濯機の攪拌翼は、その外周部よシ低いと
ころに位置した水平面から外方に曲面で上昇して外周部
に至る基盤に、複数個の放射状の山を設けて主攪拌翼部
とし、その中心部にほぼ円錐状の基柱に外方に突出する
複数個の山を設けて主柱部とし、前記主柱部の山は前記
主攪拌翼の山と山との間の谷部に位置させたものである
。

実施例の説明 以下添付図面に基づいて本発明の一実施例について説明
する。

第２図は本発明攪拌翼を装着した全自動洗濯機の全体構
成を示す断面図で、（１）は本体外板、（２）は多数の
脱水孔（３）を穿設した洗濯槽兼脱水槽（以下洗濯槽と
いう）。（４）は該洗濯槽（２）の底部に回転自在に装
着した攪拌翼、（５）は水受槽、（６）は脱水時のバラ
ンスをとるだめのバランサー、（７）はスイッチなどを
収納した操作パネルである。（８）はモータで、プーリ
ー（９）、ベルト（１０）、プーリー（１υを経て、減
速駆動機構部（１２）を介し、前記モータ（８）の回転
が減速されて前記攪拌翼（４）に伝えられる。まだ、（
１３１はｉＩ免氷水振動吸収するダンノぐ−、■は前言
己構造体を吊るロッド、住５）は排水弁、（Ｉ６）は排
水ホースである。

攪拌翼（４）について第３図以降に基づいて説明する。

この攪拌翼は主攪拌翼（１ηと主柱部（１８）と力１ら
なり、それぞれ両者は別個に成型され、主攪拌翼α７Ｎ
−１外周部より低い位置にある水平面０９）から外方に
曲面（２０）で上昇して外周部に至る基盤（２Ｉ）に放
射状の複数個の山（２２）を設け、これらの山（２２）
の断面は第６図Ｃ９Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ、　Ｈに示すように
変化している。

ここで断面位置は第３図のＡ−０線に沿ったＣ〜Ｈの位
置であり、第６図に同符号を付けて示している。

次に主柱部（１８１は、下方から上方に向けて径を／］
＼とする中空のほぼ円錐状の基柱（２３）に山Ｃ（イ）
を複数イ固設けだもので、該山（２４）は基柱（２３）
から外方に突出した形で、上方で低く、下方で高くして
おりさらに基柱（２３）の山（２４）は、前記主攪拌翼
０７）の山（２２）と山の１用の谷部に位置し、その下
端は基盤（２１）に接する形をとっている。

ここで、主柱部１１８１は主攪拌ｇ（１７１と別に成形
した構成を示しだが両者を一体に成形してもよい。号］
］々に成形する場合は、図示のように主攪拌翼（１７）
の裏面からビスなどによシ締付ける。そして、この場合
の主柱下部は第５図に示すように、主攪拌翼（１７Ｉの
上面の凹凸に合わせた凹凸形状（２５）とする。まだ、
主柱部（１８）の上端にはキャップ（２６）を着脱自在
に嵌着させ、主攪拌翼部を洗濯機の回転軸に締付ける際
にはこのキャップ（ｚ６）をと９、回転軸に嵌合部（２
′？ｌを嵌合させてビスで締付ける。

上記のような構成をとった攪拌翼を右回転一体止−左回
転と反転させ、その回転数は毎分Ｉ）２ｏ。

回転ないしはそれ以下にして比較的低速回転させる。

一般に、洗濯をする衣類に洗浄効果を与えるのは、攪拌
翼の回転により起こされる水流の効果と攪拌翼の山が直
接衣類を動かす効果との大きく２つに別けられるが、本
発明の攪拌翼から発生する水流は、第２図及び第４図矢
印に示すように、弓コ心部半球面から入ってきた水が下
降して平面部に至り、そこから上昇して洗濯槽壁面に沿
って上昇しつつ、上部で大きな円弧水流となる。この攪
拌翼の中心部から外周に至る基面に冶って外方に拡がり
、これが上昇しながら大きな円弧水流をえかくのが特長
であり、従来実用化されたものが第２図にみるように小
さな渦巻流を形成するのとは大きな異なシを生ずる。特
に、主柱部がほぼ円椎状に下方が曲面で外方に拡がシ、
主攪拌翼部の基盤は水平部から外方に曲面で上昇する形
をとっているから、上方から下降してきだ水流が外方に
拡がって」２昇する水流となるのにスムーズな方向転換
がなされ、この水流によって洗浄効果が向上する。

まだ、主柱部が洗濯槽内方に突出した形となっているの
で、従来の渦巻式洗濯機よシも洗濯槽中心部や上方部の
衣類に与える攪拌効果が向」ニした。

さらに、攪拌式洗濯機のように洗濯槽上方部１で棒状の
ものがないので洗濯物の出し入れのじや丑になることも
ない。

尚、主柱部の山（財）の下方の外径ｄ＋は、主攪拌翼部
の外径Ｃ１２に対しほぼ１／２前後、主柱部の高さ鏡は
主柱部の山（２４）の下方の外径面に対しほぼ同等程度
ないしそれ以下にとった場合が良好な性能を示した。ま
た、主柱部の高さは前記下方の外径ｄ】に対してほぼ同
等ないしそれ以下のとき好結果を得た。まだ、基盤の水
平部は外周面の高さに対して、その外径のほぼ１５％前
後下方にとったものが良好な性能を示した。

尚、全体の構成として、いわゆる全自動脱水洗濯機をと
シあげて説明してきたが、いわゆる二槽式洗濯機におい
ても同様の効果を奏するものである。

発明の効果 本発明の洗濯機の攪拌翼は主攪拌翼部と主柱部とからな
シ、主翼部は水平面から外方に向って曲面で上昇する基
盤に、複数個の放射状の山を設けたものよりなり、主柱
部は上方から下方に向って曲線ですそが拡がる基柱に突
出した形で複数個所出を設けたものであって、上方から
下降してきた水流をスムーズに外方から上方に向う水流
に方向転換され、従来品に対し水流影響力を高め、洗浄
むらや衣類のいだみを軽減させ、良好な洗濯性能を出す
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の洗濯機の全体構成を示す断面図、第２図
は本発明の一実施例を示す全体構成断面図、第３図は本
発明洗濯機の攪拌翼の一実施例を示す拡大平面図、第４
図は同拡大断面図、第５図は主柱部の拡大斜視図、第６
図は第３図に示す位置での主攪拌翼の山形状を示す断面
図である。′（２）・・洗濯槽、（４）・・・攪拌翼、
０７）・・主攪拌翼部、（１８）・・主柱部、（１９）
・・・水平面、ｆ２０１−曲面、（２］］　＝基盤、（
ｚ２）・・主攪拌翼の山、（２３）・・基柱、（２４）
・・・主柱の山。 代理人　弁理士　大　島　−公 第１図 第２図 第３図 第４図 り 第６図 り公−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　洗濯槽底部に回転自在に装着される攪拌翼と
   して、外周部より低いところに位置した水平面周 から外方に曲面で上昇してル郡に至る基盤に、複数個の
   放射状の山を設けた主攪拌翼部と、この主攪拌翼部の中
   心部にほぼ円錐状に下方の径を大とした基柱から外方に
   突出し、主攪拌翼の山と山との間の谷部に位置させた複
   数個の山を設けだ主柱部とから成る洗濯機の攪拌翼。
2. （２）　　支柱部として、支柱部の山の下方の外径ｄ】
   は主攪拌翼の外径ｄ２に対しほぼ１／２前後にとった特
   許請求の範囲第１項記載の洗濯機の攪拌翼。
3. （３）主攪拌翼部の水平面として、主攪拌翼の外周面の
   高さに対して、主攪拌翼の外径のほぼ１５％前後下方に
   とった特許請求の範囲第１項記載の洗濯機の攪拌翼。