JPS59134035A

JPS59134035A - パ−キングブレ−キ

Info

Publication number: JPS59134035A
Application number: JP850983A
Authority: JP
Inventors: Takeo Yamazaki; 山崎　武雄
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1983-01-21
Filing date: 1983-01-21
Publication date: 1984-08-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動及びマニュアル操作の何れによっても、駐
車状態及び解除状態にすることが可能なバーキンクブレ
ーキに関するものである。

従来自動及びマニュアル操作により駐車及び解除が可能
なバーキンクブレーキが、米国特許第２８２１２７５号
明細書において提案されている。

この特許に示す第１の機構は、マニュアル用パーキング
ブレーキペダルの枢支点近傍にプランジャを連結した大
きなシレノイドと、該ペダル上端のラチェットに噛合っ
たラッチを外すための小さなソレノイドとの２個のソレ
ノイドが設けられており、かつ大ソレノイドは極めて大
きなものが必要であって実現性は困難と考えられ、かつ
コスト４となる欠点がある。

また第２の機構は、パーキングブレーキペダル上端のラ
チェツト歯に噛合うウオームを１つのモータて回転させ
、かつ該ウオームとラチェツト歯との噛合いを外すため
のソレノイドか別に必要であるばかりでなく、ラチェッ
トとウオームの歯型は特殊な歯型に加工する必要があり
、しかも両者の噛合いがバネ力で押し付けられているた
め、衝撃が、かかるとウオームとラチェツト歯との噛合
いが外れてブレーキが解除されてしまう欠点があった。

本発明はマニュアル解除機構を備えたワンウェイクラッ
チを設けることにより、前記従来の欠点を解消できる自
動及びマニュアル操作により駐車及び解除可能なパーキ
ンクツレーキを提供することを目的とするものである。

前記の目的を達成するために本発明は、前記ワンウェイ
クラッチを、１個の可逆転モータにより、該モータの軸
に形成されたウオームと該ウオームと噛合うウオームホ
イールを介して該ウオームホイールを固定した第１の軸
を減速１駆動する駆動部と、該第１の軸に対設する第２
の軸に連動する駐車ブレーキ操作部と、その中間の第１
、第２の軸の接合部に設けられたマニュアル解除機構を
ゼするワンウェイクラッチよりなり、モータを正転させ
るとウオーノ・ホイール軸の回転かワンウェイクラッチ
を介して駐車フレーキ操作部に伝達されてフレーキか駐
車状態となり、またそのブレーキ保持はウオームホイー
ルとウオームとのセルフロック作用により行なわｔＬる
。

一方モータを逆転させると、ウオームホイール及び第１
の軸か逆転し、その回転かワンウェイクラッチの一方の
回転部材に伝わり、該クラッチの他方の回転部材はフレ
ーキの反力によってこれに追従して回転するため、自動
的にフレーキ解除となる。

またモータか故障してマニュアル操作て駐車フレーキを
かけなければならない時は、マニュアルで駐車フレーキ
操作部を操作すると、ワンウェイクラッチの前記他方の
回転部材の回転は、前記一方の回転部材とは別個に回転
できるので、マニュアルで駐車ブレーキかかかり、また
解除はワンウェイクラッチのマニュアル解除機構を操作
して前記一方の回転部材と他方の回転部材の係合を外す
ことで、容易にブレーキ反力により解除できる。

従って本発明′は、１個の可逆転モータを設けるたけで
よく、またパーキングツレーキの保持はウオームホイー
ルとウオームのセルフロック作用を利用しているため、
従来のようにバーキンクブレーキペダルにラチェツト歯
を形成し、更にこ１１に係止するラッチを設ける等の必
要はなく、構造か簡単で、コスト高となるような欠点も
なく、自動及びマニュアルによる駐車ブレーキ状態及び
フレーキ解除状態に、６’ｌＡ笑に、かつ迅速にできる
等の効果を奏する。

以下本発明の実施例を図面について説明すると、第１図
は斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図はＢ
−Ｂ断面図、第４図はモーター駆動用の電気回路図であ
る。先ず嫡１図〜第８図において（１）は可逆転モータ
て、そのモータ軸にはウオーム（２）か形成されており
、該ウオーム（２）には第１の軸（３）と一体のウオー
ムホイール（４）が噛合っている。

このモータ（１）、ウオーム（２）及びウオームホイー
ル（４）により第１の１１４１１（３）を減速駆動する
駆動部を１４成している。

（５）は第１の軸（３）と対盾して設けられた第２の軸
で、該軸（５）にはマニュアル操作用バーキンクペダル
（６）が固着されており、該ペダル（６）には図示しな
とい、駐車ブレーキに連結さ′４ｔたケーフワイヤ（力か
クレビス（８）を介して結合されている。このマニュア
ル操作用バーキンクペダル（６）とケーフルワイヤ（７
）により駐車ブレーキ操作部を構成している。また第１
の軸（３）と第２の軸〔５）は軸受（９）に回転自在に
支持さイｔている。

の００）は第１軸（３）と第２の軸・：５）との接合部に
設けられたワンウェイクラッチで、第１の軸）３）の端
部の一方の回転部材を構成するラチェット歯輪０１）と
、第２の軸（５）の端部に設けられた他方の回転部材を
構成し、ラチェット歯輪的）か挿入される内径孔を何す
る外レース（１２）と、核外レース（１２）の外周囲か
らノブ（１３）か突出し、先端のポール０４）かラチェ
ット歯輪的）の歯に係止するよう常にバネ（１５）によ
り付勢されたマニュアル解除機構α６）とより１４成さ
れているＯなお、第１図はバーキンクペダル（６）を設
けた場合の実施例であるが、操作によりワイヤを引張る
ものであればペダル式でなくてもよく、ノーンドレバ一
式、ステッキ型プランジャ式等であってもよい。

次に第４図は可逆転モータ（１）の電気回路図て、０７
）はバーキンクペダル（６）を踏み込んだ時オンに７ぼ
るペダルリターンスイッチ、（１８）はドライブ、リバ
ース、セカンド、ローレンジ等の変速機の走行シフト位
置を検出してオンとなるシフトレバ−スイッチ、ａ９）
はアクセルペダルを踏み込むとオンになるアクセルペダ
ルスイッチである。

また（２０）は車速か５ｋｍ／ｈ以下でオンになる車速
センサ、（２Ｄはモータ（１）の正回ｉ伝ｔこよりグー
フルワイヤ（７）が引張られて成る値以上のテンション
が感知されると、図示のＸ　１ｔ４１１からＹ側に移動
してＹ　ｉＩｌ！１の接点を接続するテンションスイッ
チ、　ｃｇｚ）　ｃ−ｔ　接点（２３）側に倒すと、リ
レー１２４）が作動して自己保持さ１するマニュアルス
イッチ、ｔ２５）はテンションスイッチ（２υか、Ｙ側
の接点を接続すると点灯するパーキングブレーキ用ラン
プである。

次にｒ「用を説明する。先ず自動てバーキンクブレーキ
をかける場合には、マニュアルスイッチ（２ｚ）をｊ要
点（２３）側に倒すと、テンションスイッチ（２υはＹ
側にあるので、リレー（２・υを通る回路か完成してリ
レー（２４Ｊが作動することにより、マニュアルスイッ
チ（２２）は自己保持される。同時にマニュアルスイッ
チ＋２２）　、車速センサｔ２Ｑ＋　、可逆転モータ（
１）を通る正転回路ａが完成するこさにより、可逆転モ
ータ（１）か正転シ、ウオーム（２）、ウオームホイー
ル（４）　カ矢印方向に回転し、第１の軸（３）を介し
てラチェット歯輪αυが矢印方向に回転する。

ラチェット歯輪側が矢印方向に回転すると、ポール（１
４）を介し外レース圓かこれと一体に回転するため、第
２の軸（５）を介しバーキンクペダル（６）がグーフル
ワイヤ（力を引張る方向に回動し、該ワイヤ（力を介し
て駐車ブレーキが作動する。

この状態で引き続きモータ（１）か正転を続けると１、
駐車ブレーキが一杯にかがり、グーフルワイヤ（７）の
テンションか増大し、これか所定値を越えるとテンショ
ンスイッチ１２１）がＹ　・ｉｌＵに移動し、リレー囚
を通る回路か開くためリレー（２４）か作動しなくなり
、マニュアルスイッチ（ｚ２）は接点（２３）より離れ
て図示位置に戻る。従って正転回路ａか開くのて、モー
タ（１）は正・伝を止めるが、駐車フレーキはそのがけ
られた状態か、ウオーム（２）とウオームホイール（４
）のセルフロック作用により保持される。

次（こ停車状、嘘から発進するには、先ず通常の発進と
同じように、例えばドライブレンジに入′４ｔ、アクセ
ルペダルを踏むと、シフトレバ−スイッチα〜かオンに
なると共に、スイッチ１９）かオンになる。

この時には前述の駐車ブレ−キの作動によってパーキン
グペダル（６）は踏み込まれた状態のため、ペダルリタ
ーンスイッチケア）はオンになっており、従って逆転回
路すか完成されてモータ（１）は逆転する。

モータ（１）が逆転するさ、ウオーム（２）、ウオーム
ホイール（４）は矢印と反対方向に回転し、ラチェット
歯輪０１）も矢印と反対方向に回転するか、第２の軸（
５）及び外レース（１２）は駐車フレーキの反力により
グーフルワイヤ（７）を介して常に第３図の矢印と反対
方向に回転しようとしているので、ラチェット歯輪（１
１）が矢印と反対方向に回転すると、ポールＵ・０はそ
のラチェット歯との係止位置を保持したまま外レース（
１２）と共に同方向に回転し、結局パーキングペダル（
６）は元の位置に戻り、グーフルワイヤ（７）は緩めら
れて駐車フレーキは解除さイする。

以上は自動１こよる駐車フレーキの駐車及び解除の場合
であったか、可逆転モータ（１）が故障したような場合
にはマニュアル操作により駐車フレーキがかけらイｔ１
　また解除てきるようになっている。

部ち、マニュアルで駐車フレーキをかけるには、先スパ
ーキンクペダル（６）を踏み込む。こｔ’Ｌにより第２
の軸（５）を介し外レース（１２）か第３図の矢印と同
方向に回転するか、ラチェット歯輪側は回転しないので
、ポールＯａかラチェツト歯の上を次々と歯に係合しな
から移動する、即ちワンウェイクラッチの作用をする。

従ってグーフルワイヤ（７）か引張られて駐車フレーキ
かかかる。この状態てバーキンクペダル（６）から足を
放してもポールｆ１４）とラチェツト歯か係止し、＠記
と逆のワンウェイクラッチの作用かなされ、またウオー
ムホイール（４）とウオーム（２）のセルフロック作用
で第２の軸（′５）は逆転せず、フレーキは保持される
。

次にマニュアルでブレーキ解除をするには、ノフ（１３
）を外方に引張ると、ポール（１・０のラチェツト歯と
の係止か外れるのて、第２の軸（５）及び外レース（１
２）は、ケーブルワイヤ（７）から伝えられるブレーキ
反力によって逆回転し、バーキンクペダル（６）は元の
位置に戻り、ケーブルワイヤ（７）は緩められ、駐車フ
レーキは解除さイする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すバーキンクブレーキの斜
視図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第８図は第１図
のＢ−Ｂ断面図、第４図は第１図の可逆転モータの電気
回路図である。図の主要部分の説明 ■・・・可逆転モータ　　２・・・ウオーム８・・・第
１の軸　　　　４・・ウオームホイール１０・・・ラン
ウェイクラッチ１１・・・ラチェット歯輪１２・・・外レース　　　　１４・・・ポール１５・・
、バネ　　　　　　１６・・・マニュアル解除域購特　
許　出　願　人　アイシン精諷株式会社第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

１個の可逆転モータにより、該モータの軸に設けられた
ウオームと該ウオームと噛合うウオームホイールを介し
て該ウオームホイールに固定された第１の軸を減速１駆
動する駆動部と、前記第１の軸に対設する第２の軸に連
動する駐車ブレーキ操作部と、該操作部と駆動部間の前
記第１、第２の軸とσ）接合部に設けられたマニュアル
解除機構を有するワンウェイクラッチとよりなることを
特徴とするバーキンクブレーキ。