JP2001122090A - 電動式のパーキングブレーキ - Google Patents

電動式のパーキングブレーキ

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JP2001122090A
JP2001122090A JP30074499A JP30074499A JP2001122090A JP 2001122090 A JP2001122090 A JP 2001122090A JP 30074499 A JP30074499 A JP 30074499A JP 30074499 A JP30074499 A JP 30074499A JP 2001122090 A JP2001122090 A JP 2001122090A
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brake
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Shunsuke Takami
俊輔 高見
Koji Kuraoka
孝次 倉岡
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Nippon Cable System Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ブレーキケーブルを引き操作した状態から、
容易に手動操作に切り換えることができる電動式のパー
キングブレーキを提供する。 【解決手段】 ブレーキケーブル5を固着したサブレバ
ー4を遊星歯車機構G2を介してモータMで駆動し、サ
ブレバー4とモータMの連結の解除は、遊星歯車機構G
2の静止要素(例えばリングギヤ40)のストッパ機構
52を解除することにより自由回転させることにより行
う。サブレバー4と操作レバー3は所定角度の遊びを有
し、コイルバネ33で付勢されている、操作レバー3の
操作でコイルバネ33の付勢力に抗して遊びが詰るとリ
ミットスイッチLSによりモータMが起動し、アシスト
作用を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動式のパーキング
ブレーキに関する。さらに詳しくは、電動アクチュエー
タが故障したときなどに、容易に手動操作に切り換える
ことができる電動式のパーキングブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−230467号公報には、電
動アクチュエータが故障したときに、ただちに手動操作
に切り換えることができるサーボ補助式パーキングブレ
ーキが開示されている。このものは図7に示すように、
従来公知のラチェット爪100を備えた操作レバー10
1と、その操作レバーの時計方向の引き上げ操作によっ
て支軸102回りに回動可能な連行板103と、その連
行板に端部が連結されているブレーキケーブル104と
からなる手動操作機構を備えている。さらにこのもの
は、モータM、遊星歯ギヤ減速機G、その出力要素であ
るキャリア105に連結されているネジ軸106と、そ
のネジ軸(回転スピンドル)と螺合するナット107
と、そのナットと協働して支軸102回りに回動する旋
回板108と、その旋回板108と連行板103の連結
分離を手動操作で行うためのレバー109とからなる電
動操作機構とを備えている。
【0003】このものはいわば電動操作機構と手動操作
機構とを並列的に配置し、レバー109を連行板103
の第1ノッチ110に係合させているときは、電動操作
が可能で、第2ノッチ111に係合させているときは、
手動操作が可能なように構成している。
【0004】他方、特開平3−70659号公報には、
図8に示すような、ラチェット爪100を備えた操作レ
バー101とブレーキケーブル104との間に電動アク
チュエータ112を介在させた、いわば電動操作機構と
手動操作機構とを直列的に配置した駐車ブレーキの倍力
装置が開示されている。このものはその構造に基づき、
とくに切り換えレバーなどを用いなくても、手動操作と
電動操作のいずれの操作も行いうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電動式パー
キングブレーキは、いずれも電動操作ができなくなった
ときに手動操作が可能である。しかしブレーキをかけて
いる状態から手動操作でブレーキを解除する場合は、ブ
レーキケーブル104に大きい張力が加わっているの
で、切り換え用のレバー109を手動で操作したり、ラ
チェット爪100を外したりするために大きい力が必要
である。とくにこれらのパーキングブレーキでは、電動
アクチュエータでブレーキケーブル104を引き操作し
ているため、手動操作の場合よりも強い張力が生じてお
り、そのためラチェット爪の解除が困難になる。
【0006】本発明は電動操作でブレーキケーブルを引
き操作した状態から、比較的容易に手動操作に切り換え
ることができる電動式のパーキングブレーキを提供する
ことを技術課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式のパーキ
ングブレーキは、モータの回転を減速機を介してブレー
キケーブルの引き力に変換する機構を備え、ブレーキケ
ーブルを引く方向の操作を許し、反対方向の操作を阻止
する係脱自在のラチェット機構が設けられている電動式
のパーキングブレーキであって、前記減速機がサンギ
ヤ、遊星ギヤ、遊星ギヤのキャリアおよびリングギヤを
有する遊星ギヤ減速機を備えると共に、前記サンギヤ、
キャリアおよびリングギヤのうち、キャリアまたはリン
グギヤのいずれかが静止要素で、他の2つの要素が入力
要素と出力要素を構成し、かつ、前記静止要素が自軸回
りに回動自在に設けられると共に、その回動を許す状態
と拘束する状態とに切り換えることができる係止手段を
備えていることを特徴としている。
【0008】本発明のパーキングブレーキの第2の態様
は、ブラケットに対して回動自在に支持されている操作
レバーと、その操作レバーと同心状に回動自在に支持さ
れ、ブレーキケーブルの一端が連結されているサブレバ
ーと、操作レバーがブレーキケーブルの引き方向に回動
されたとき、サブレバーをブレーキケーブルを引く方向
に回動させる電動アクチュエータと、前記操作レバーと
ブラケットとの間に設けられる、操作レバーのブレーキ
ケーブルを引く方向の回動を許し、反対方向の回動を阻
止する係脱自在のラチェット機構とを備えており、前記
操作レバーとサブレバーとが、操作レバーをブレーキケ
ーブルの張力を緩める方向に回動させたときは電動アク
チュエータを介せずに直接サブレバーを同じ方向に回動
させるように連結されており、前記電動アクチュエータ
が、モータと、そのモータの回転を減速する、サンギ
ヤ、遊星ギヤ、遊星ギヤのキャリアおよびリングギヤを
有する遊星ギヤ減速機とを備えており、前記サンギヤ、
キャリアおよびリングギヤのうち、キャリアまたはリン
グギヤのいずれかが静止要素で、他の2つの要素が入力
要素と出力要素を構成し、かつ、前記静止要素が回動自
在に設けられると共に、その回動を許す状態と拘束する
状態とに手動で切り換えることができる係止手段を備え
ていることを特徴としている。
【0009】このものにおいては、サブレバーと操作レ
バーとが所定の角度範囲内で相対的に回動自在に支持さ
れると共に、サブレバーを操作レバーに対して常時ブレ
ーキケーブルの引き方向に回動付勢するバネを備えてお
り、そのバネの付勢力に抗して操作レバーがブレーキケ
ーブルの引き方向に回動されたことを検出する手段と、
その検出手段の検出に基づき、モータをブレーキケーブ
ルを引く方向に回転させる制御回路とを備えているもの
が好ましい。さらにモータと入力要素の間に、モータ側
から見て、モータのブレーキケーブルを引く方向の回転
でトルクを伝達し、反対方向の回転をフリーにする一方
向クラッチが介在されているものが好ましい。
【0010】
【作用および発明の効果】本発明のパーキングブレーキ
(請求項1)は、通常の操作のときは、遊星ギヤ減速機
の静止要素を回動させないように係止手段で拘束してお
く。この状態では、モータ側、減速機およびブレーキケ
ーブル側が連結されている。そのため、モータを一方向
に回転させると、その回転が減速機によって減速された
上で、ブレーキケーブルの操作力に変換される。それに
より電動によるブレーキ操作が行われる。ブレーキの解
除操作の場合は、たとえばモータを逆方向に回転させる
ことにより電動アクチュエータを利用してブレーキケー
ブルを送り出す。あるいは、モータを逆転させたり電磁
クラッチなどを切ってモータ側の負荷をなくした上で、
手動操作でブレーキを解除する。
【0011】電源電圧が低下したり、モータに故障が生
じたりして、電動操作を利用できない場合は、係止手段
による静止要素の拘束を解除する。それにより減速機の
出力要素が空回りするので、手動操作でブレーキケーブ
ルを操作することができる。
【0012】ブレーキケーブルに張力を加えたブレーキ
状態のときは、ラチェット機構の働きで、静止要素には
ブレーキケーブルの張力に基づく一方向の回転力が加わ
っている。しかしこの場合、「入力要素」を静止要素と
し、「静止要素」を入力要素とする減速作用が奏される
ので、係止手段と静止要素の係合は容易に解除すること
ができる。したがってブレーキ状態で電気系統に故障が
生じた場合でも、手動により容易にブレーキ状態を解除
することができる。
【0013】本発明のパーキングブレーキの第2の態様
(請求項2)において、操作レバーをブレーキをかける
方向に操作すると、モータが減速機を介してサブレバー
を回動させ、ブレーキケーブルを引き操作する。したが
って操作レバーはいわば電動アクチュエータのスイッチ
としての作用のみでよく、楽にブレーキをかけることが
できる。ブレーキを解除する場合は、操作レバーの操作
力が直接サブレバーに伝わり、ブレーキ作用を解除する
ことができる。また遊星ギヤ減速機のほか、モータ側に
ウォームギヤ減速機などの自己拘束作用がある減速機を
採用している場合は、モータを逆転させながら行うこと
により、操作が可能である。
【0014】このものにおいて電気系統に故障が生じた
ときは、前述の場合と同じく、係止手段を操作して、電
動アクチュエータの減速機の静止要素を回動自在にす
る。その場合も係止手段の操作が容易である。とくにブ
レーキ状態の場合はラチェット機構の働きでブレーキケ
ーブルに大きい張力が加わっているが、前述の場合と同
様に、静止要素の拘束を外すことは容易である。
【0015】サブレバーと操作レバーとが所定の角度範
囲内で相対的に回動自在に支持されると共に、サブレバ
ーを操作レバーに対して常時ブレーキケーブルの引き方
向に回動付勢するバネを備えており、そのバネの付勢力
に抗して操作レバーがブレーキケーブルの引き方向に回
動されたことを検出する手段と、その検出手段の検出に
基づき、モータをブレーキケーブルを引く方向に回転さ
せる制御回路とを備えているパーキングブレーキ(請求
項3)の場合は、操作レバーをブレーキを掛ける方向に
回動させると、バネの付勢力に抗してサブレバーにはブ
レーキケーブルの張力が加わっているので、操作レバー
のみがいくらか回動する。それにより操作レバーとサブ
レバーの位置にずれが生じ、検出手段がそのことを検出
する。それにより電動アクチュエータのモータが回転
し、電動アクチュエータによるアシスト作用を受けなが
らブレーキケーブルを引き操作することができる。
【0016】ブレーキ状態を解除する場合は、モータを
逆転させながら操作レバーを逆方向に回動させればよ
い。電気系統が故障した場合については、前述と同様で
ある。
【0017】モータと入力要素の間に、モータ側から見
て、モータのブレーキケーブルを引く方向の回転でトル
クを伝達し、反対方向の回転をフリーにする一方向クラ
ッチが介在されているパーキングブレーキ(請求項4)
の場合は、一方向クラッチの滑り作用により、モータに
よるサブレバーの回動速度より速く操作レバーを回動さ
せることができる。そのため、ブレーキを掛ける操作の
初期の段階で、ブレーキケーブルの引き力が弱い間は、
モータの回転速度に関わらず、運転者の自然な感覚で操
作レバーを操作することができる。また、ブレーキを解
除する場合は、モータを逆転させながら操作レバーを戻
す。電気系統が故障した場合は、前述の場合と同様であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の電動式のパーキングブレーキの実施の形態について説
明する。図1は本発明のパーキングブレーキの一実施形
態を示す概略分解斜視図、図2はそのパーキングブレー
キの全体を示す一部切り欠き平面図、図3はそのパーキ
ングブレーキの一部切り欠き側面図、図4aは図2の要
部拡大図、図4bは図4aのIV-IV 線断面図、図5はそ
のパーキングブレーキの裏面側から見た側面図、図6a
および図6bはそれぞれ本発明に関わる係止手段の実施
形態を示す断面図である。
【0019】図1に示すパーキングブレーキAは、自動
車のフレームなどに固定されるブラケット1と、そのブ
ラケットに支持軸2によって回動自在に支持される操作
レバー3およびサブレバー4と、サブレバー4に端部が
係止されているブレーキケーブル5と、サブレバー4を
ブレーキケーブルの引き方向に回動させるためのパワー
ユニット6とを備えている。パワーユニット6は、モー
タMと、そのモータの出力軸に連結されている第1減速
機G1と、その出力軸に連結される一方向クラッチ7
と、その出力軸に連結される遊星ギヤ式の第2減速機G
2とからなる。この実施形態では第1減速機G1として
ウォームギヤ減速機を採用している。
【0020】前記ブラケット1は、金属板をほぼL字状
に折り曲げて、取り付けベース11と立ち上がり部12
とを設けている。さらに立ち上がり部12の端部を延長
させてU字状に折り返し、第1減速機G1の支持部13
を設けている(図2参照)。立ち上がり部12の左側に
は、円弧状に配列したラチェット歯列14を有する係止
片15が設けられ、右側には支持軸2を回転自在に支持
する軸受け部16と、第2減速機G2の保持部17が設
けられている。保持部にはギヤケース18を取り付けて
いる(図4a参照)。
【0021】操作レバー3は金属板を断面コ字状に折り
曲げ、後部側を円筒状に成形した本体20と、その本体
20の後部に取り付けた握り21とを備えている(図2
および図3参照)。また本体20の先端部近辺には、支
持軸2が貫通する孔22が形成されている。さらに前端
よりいくらか後方には、本体を構成する左右の壁の間に
渡すようにピン23が取り付けられ、そのピン23にラ
チェット爪24が回動自在に設けられている(図4b参
照)。
【0022】ラチェット爪24はその下端に前述のブラ
ケット1に設けたラチェット歯列14と噛み合う係止爪
25を備えている。またその上端は、図3に示すよう
に、本体20の後端に出没自在に設けたラチェット解除
用の押しボタン26に対し、連結棒27によって連結さ
れている。押しボタン26は常時突出する側にバネ28
によって付勢されており、それによりラチェット爪24
は常時係止爪25がラチェット歯列14と噛み合う側に
付勢されている。
【0023】ラチェット歯列14、ラチェット爪24お
よび係止爪25の形状は、操作レバー3を引き上げると
きに、係止爪25がバネ28の付勢力に抗してラチェッ
ト歯列14上を滑り、下向きに押し下げるときに係止さ
れる形状となっている。それらのラチェット爪24、ラ
チェット歯列14、押しボタン26および連結棒27は
従来公知のものである。ただし連結棒27は、操作レバ
ー3とサブレバー4とをトルク伝達可能に連結する連結
ピン29との干渉を避けるため、クランク状に折り曲げ
ている。連結ピン29は操作レバー3の本体20の中央
付近で、左右の壁を貫通して裏側に突出するようにして
固定されている。
【0024】前記サブレバー4は操作レバー3の背面側
に同じ支軸2回りに回転可能に取り付けられている。サ
ブレバー4は所定形状の板状の部材であり、図5に示す
ように、支持軸2の前後で下向きに凸となるように曲が
っており、さらに後部の途中から下向きに曲がってい
る。サブレバー4は金属板を所定の形状に打ち抜くこと
により成形しうる。サブレバー4の前端側は後述するギ
ヤ48と噛み合うセクタギヤ4aとなっている。さらに
後部の途中の曲がっている部位にはブレーキケーブル5
の端部に固着したケーブルエンド5aを回動自在に係止
するピン4bが突設されている。そしてサブレバー4の
後端には、前記連結ピン29が挿入される長孔30が形
成されている。長孔30は、サブレバー4の回動方向に
連結ピン29が移動できるように、上下方向を向いてい
る。したがって操作レバー3とその背面側に同心状に配
置されているサブレバー4とは、所定の角度範囲で相対
的に回動自在となるように、いわば回動方向の遊びをも
って連結されている。サブレバー4が上記のように屈曲
しているのでは、第2リミットスイッチLS2との干渉
を避けると共に、後部で操作レバー3に沿わせるためで
ある。
【0025】図4aに示すように、前記支持軸2はサブ
レバー4の裏面側に突出しており、その突出部2aにニ
ードル(ローラ)ベアリング31が回転自在に取り付け
られている。ニードルベアリング31および支持軸2は
市販のカムローラないしカムフォロアを利用しうる。さ
らに操作レバー1の前端からいくらか後方の上部には、
本体20の左右の壁を貫通する係止ピン32が固定され
ている。ベアリング31の周囲には、リコイルバネ33
のコイル部が装着され、その一方のアーム34は図5に
示すように、サブレバー2の下縁に係止され、他方のア
ーム35は係止ピン32に係合されている。それにより
操作レバー3とサブレバー4とは、サブレバー4を基準
として操作レバー2が引き上げられる方向に常時付勢さ
れている。そのため操作レバー3の連結ピン29はサブ
レバー4の長孔30の下端に当接して止まっている。
【0026】操作レバー3を引き上げると、長孔30と
連結ピン29の遊びの範囲で、ブレーキケーブル5によ
り下向きに付勢されているサブレバー4を残して操作レ
バー3のみを引き上げることができる。そして連結ピン
29が長孔30の上端に当接した後は、ブレーキケーブ
ル5の付勢力に抗してサブレバー4を一緒に引き上げる
ことになる。サブレバー4の後端の上部には、連結ピン
29の位置を検出する第1リミットスイッチLS1が取
り付けられている。この第1リミットスイッチLS1
は、操作レバー3が引き上げられているとき、連結ピン
29が長孔30内を上方に来たことを検出することによ
り、操作レバー3の引き上げを検出することができる。
なお図5の符号LS2は、ラチェット爪24がラチェッ
ト歯列14と噛み合っているか、外れているかを検出す
る第2リミットスイッチであり、操作レバー3の壁の内
面に取り付けられている。
【0027】前記第1減速機G1はモータMの出力軸に
連結されているウォームと、そのウォームと噛み合うウ
ォームホイールとから構成されているものであり、モー
タMとセットになった市販品を使用しうる。出力軸であ
るウォームホイールの軸は、図4aに示すように、円筒
状のシャフト36に連結されている。そのシャフト36
内には、一方向クラッチ(ワンウエイクラッチ)7の入
力側であるケースが嵌合固定されている。一方向クラッ
チの出力軸37は、第2減速機G2の入力軸38に連結
されている。
【0028】図4aおよび図4bに示すように、遊星ギ
ヤ減速機である第2減速機G2は、入力軸38に固定さ
れたサンギヤ39と、ブラケット1の軸受け部16に固
定されたギヤケース18内に回動自在に支持されている
リングギヤ40と、それらの間に介在されている3個の
遊星ギヤ41と、遊星ギヤ41同士を等間隔に保持し、
それ自体が出力部材となっているキャリア42とからな
る。キャリア42は遊星ギヤ41を回転自在に支持する
3本の軸43と、それらを両側から支える2枚の円板部
材44、45と、図4の上側の円板部材45に固定した
出力軸46とからなる。
【0029】前記ギヤケース18は、図5に示すよう
に、有底筒状の部材18aと、その部材をブラケット1
に固定するための取り付け片18bとを備えている。有
底筒状の部材18aには、サブレバー4との干渉を避け
るための切り欠き18cが形成されている。その有底筒
状の部材18aの底部中央には、図4aに示すように、
支軸47が突設されており、その支軸48はギヤ48を
回転自在に支持している。ギヤ48は第2減速機G2の
出力軸46に対して回転しないように連結されている。
【0030】前述のリングギヤ40は通常は静止ギヤと
して作用するものであり、そのため図6aに示すよう
に、外周面には複数個(たとえば8個)のノッチないし
溝51が形成されると共に、その溝51と噛み合ってリ
ングギヤ40の回転を拘束するストッパ機構52がギヤ
ケース18に設けられている。ストッパ機構52は常時
はリングギヤ40の回転を拘束し、電気系統の故障時な
どの場合に回転を許すためのものであり、請求項1にお
ける「静止要素の回動を許す状態と拘束する状態とに切
り換えることができる係止手段」である。
【0031】このストッパ機構52は、ギヤケース18
に半径方向に設けた筒状のガイド53と、そのガイドに
沿って半径方向に移動自在で、先端がリングギヤ40の
溝51と係合するスライドピン54と、そのスライドピ
ン54を常時外向きに付勢するバネ55と、そのスライ
ドピン54を内向きに押すための切り換えレバー56と
を備えている。切り換えレバー56は支軸57回りに回
動自在に支持されている。切り換えレバー56のスライ
ドピン54との当接部は円弧状の偏心カム58となって
おり、切り換えレバー56を時計方向に回動させてスラ
イドピン54を押していくと、ある角度から逆にスライ
ドピン54が上向きに戻るようにしている。それにより
その状態で切り換えレバー56を離すと、スライドピン
54の戻り方向の付勢力で切り換えレバー56がさらに
時計方向に付勢される。それにより切り換えレバー56
はガイド53に設けたストッパ59に当接し、それ以上
スライドピン54が戻らないようにロックすることがで
きる。なお、リングギヤ40のストッパ機構としては、
図6bに示すような、ギヤケース18に設けた雌ネジ6
0と、その雌ネジ60と螺合するネジ61などによって
も構成することができる。
【0032】上記のように構成されるパーキングブレー
キAは、図3に示すように、引き力が確実にブレーキに
伝達されていることを確認するための荷重センサ70を
介して自動車のホイール側に設けたブレーキ71のブレ
ーキシューあるいはブレーキパッドに連結して使用す
る。このようなブレーキ71は、通常はリターンスプリ
ングでブレーキシューなどがホイールのブレーキを解除
する側に付勢されており、リターンスプリングの付勢力
に抗してブレーキケーブル5を矢印P方向に引いたとき
にブレーキがかかる。なお上記の実施形態では、ブレー
キケーブル5は導管72で摺動自在にガイドされてお
り、その両端はパーキングブレーキAの近辺および荷重
センサ70の近辺にそれぞれ固定ないし係止されてい
る。導管72はブレーキケーブル5と共にいわゆる引き
コントロールケーブルを構成している。以下、上記のパ
ーキングブレーキAの作用効果を説明する。
【0033】[ブレーキをかける操作] パーキングブ
レーキAの操作レバー3を図3の矢印J方向にゆっくり
と引き上げると、第1リミットスイッチLS1が連結ピ
ン29を検出する。そのため図1のモータMが回転し、
第1減速機G1の出力軸が減速されて矢印K方向に回転
する。それにより一方向クラッチ7の筒状のシャフト3
6が同方向に回転し、第2減速機G2のサンギヤ39が
同方向に回転する。第2減速機G2ではリングギヤ40
の回転がストッパ機構52により拘束されているので、
遊星ギヤ41は自転しながらリングギヤ40内を矢印K
方向に公転する。それによりキャリア42に固定した出
力軸46は減速されて矢印K方向に回転する。それによ
りギヤ48が矢印K方向に回転し、そのギヤ48と噛み
合っているセクタギヤ4aが矢印J方向に回動する。し
たがってサブレバー4がブレーキケーブル5を矢印P方
向に引き、ブレーキがかけられる。
【0034】上記の操作は操作レバー3の引き上げる速
度が遅い場合であり、その場合はモータMによるサブレ
バー4の回動速度が速いため、モータM側からサブレバ
ー4を回転させようとするトルクが加わる。そのため一
方向クラッチ7がトルクを伝達し、上記の操作が行われ
る。しかしブレーキをかける操作の初期の段階では、ブ
レーキケーブル5の張力が低いので、操作レバー3の引
き上げる速度がモータMによるサブレバー4の回動速度
より速い場合が多い。その場合は操作レバー3から連結
ピン29を介してサブレバー4を引き上げるので、サブ
レバー4側から一方向クラッチ7を介してモータM側を
回転させようとする。しかしその場合は一方向クラッチ
7が空転方向であるので、モータ側の負荷に影響され
ず、自由に操作レバー3を引き上げることができる。そ
してブレーキが効き始めてブレーキケーブル5の張力が
大きくなって初めて上記のモータMによるアシスト動作
が行われる。すなわち上記のパーキングブレーキAは、
手動操作の途中から、必要に応じて自動的にパワーアシ
スト操作に移行することになる。
【0035】上記のようにこのパーキングブレーキAで
は、操作レバー3をリコイルバネ(図5の符号33)の
付勢力に抗してサブレバー4に対してリミットスイッチ
LS1が働く状態に維持するだけでブレーキケーブル5
を引くことができる。またブレーキ操作の完了後、操作
レバー3の引き上げを止めると、サブレバー4のみが回
動を継続して操作レバー3の角度に追いつく。そのた
め、リミットスイッチLSが連結ピン29を検出しなく
なり、ブレーキケーブル5を引く動作が停止する。操作
レバー3の引き上げを止めたとき、操作レバー3とサブ
レバー4の間に遊びがあるので、一方向クラッチ7が逆
方向であるにも関わらず、操作レバー3をいくらか下向
きに戻すことができる。そうすることにより、ラチェッ
ト爪24をラチェット歯列14に噛み合わすことができ
る。
【0036】操作レバーの引き上げを途中で停止してラ
チェットを噛み合わせることもできる。しかしその場合
はブレーキケーブル5に充分な張力が働いていない状態
でブレーキ操作が停止することになる。そのため、ブレ
ーキケーブル5の張力をセンサで検出し、充分な張力が
生じた時点でモータMを停止させるようにするのが好ま
しい。
【0037】[ブレーキ解除操作] 操作レバー3をわ
ずかに引き気味にしてラチェット解除用の押しボタン2
6を押し、ラチェットを解除する。そのときにラチェッ
ト爪24の位置は第2リミットスイッチLS2により検
出され、モータMが逆向きに回転する。モータMを逆転
させるのは、第1減速機G1として拘束力作用があるウ
ォームギヤ減速機を採用しているので、一方向クラッチ
7を空転方向として、モータM側の拘束作用を回避する
ためである。その状態では、操作レバー3はモータMの
回転に追いつかない範囲で、すなわち一方向クラッチ7
が空転方向の状態の範囲で自由に操作レバー3を下向き
に回動させることができる。なおその場合はブレーキケ
ーブル5がブレーキ71のリターンスプリングに引かれ
ているので、むしろ操作レバー5を上向きに支える力を
緩めていく操作となる。またモータMの回転速度は、操
作レバー3の自由な戻し方向の回動を妨げないように、
高速回転にするのが好ましい。
【0038】[電気系統の故障の場合の操作] 電源電
圧が低下するなどにより、電気系統が故障をすると、モ
ータMを回転させることができなくなる。そのため手動
で操作するために、第1減速機G1側と操作レバー3側
との間で連結を解除する必要がある。そのような解除は
たとえばギヤ48とセクタギヤ4aの連結を解除するな
どの方法が考えられる。しかしブレーキケーブル5の張
力に基づいてそれらの間には強い当接力が働いており、
それに伴う摩擦力も大きい。そのためギヤ48とセクタ
ギヤ4aの連結の解除は容易でない。
【0039】このパーキングブレーキAでは、第2減速
機G2のリングギヤ40の回転を自由にするという方法
を採用することにより上記に問題を解決している。すな
わちストッパ機構52を解除して切り換えレバー56を
引き上げると、バネ55の付勢力でスライドピン54が
半径方向外側に突出する。スライドピン54に加わって
いる摩擦力は、遊星ギヤ減速機G2により減速(ギヤ4
8の回転数から見れば増速)されているので、比較的弱
い力である。その減速比は、遊星ギヤ減速機における、
サンギヤ39を拘束した場合のキャリア42を入力要素
としてリングギヤ40を出力要素とした場合の減速比に
相当する。したがって手動操作への切り換えは容易であ
る。
【0040】切り換えレバー56を操作した後は、リン
グギヤ40が自由に回転し、遊星ギヤ減速機は自己拘束
作用がないため、操作レバー3をいずれの方向に対して
も自由に回動操作することができる。したがって通常の
手動操作の場合と同じように、押しボタン26を押して
ラチェット機構による拘束を解除しながら操作レバー3
を下向きに戻していけば、それに追従してサブレバー4
が回動し、ブレーキケーブル5を引く力を緩めていくこ
とができる。さらに必要に応じて、手動操作で操作レバ
ー3を引き上げることにより、手動でブレーキをかける
こともできる。
【0041】前記実施形態では第1減速機G1としてウ
ォームギヤ減速機を採用しているが、第1減速機に遊星
ギヤ減速機を採用することもできる。その場合は自己拘
束作用がないため、ブレーキ解除のときにモータMを逆
方向に回転させなくてもよい。また前記実施形態では、
第2減速機G2のサンギヤ39をモータM側の入力要素
とし、キャリア42を出力要素としているが、逆にキャ
リアを出力要素とし、サンギヤを入力要素とすることも
できる。その場合も静止要素であるリングギヤを係止手
段で係脱自在に拘束するようにする。また、減速比が小
さくなるが、サンギヤを入力要素とし、リングギヤを出
力要素とすることもできる。その場合は静止要素である
キャリアを係止手段で係脱自在に拘束するようにする。
【0042】また前述のパーキングブレーキAは、手動
操作の途中で操作力が増大した時点で自動的にパワーア
シストが働くパワーアシスト装置を備えたものである。
しかし本発明の装置は、たとえばインスツルメントパネ
ルの操作ボタンないしスイッチの操作のみでブレーキケ
ーブルを引っ張ったり緩めたりする完全電動タイプのパ
ーキングブレーキに対しても採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパーキングブレーキの一実施形態を
示す概略分解斜視図である。
【図2】 そのパーキングブレーキの全体を示す一部切
り欠き平面図である。
【図3】 そのパーキングブレーキの一部切り欠き側面
図である。
【図4】 図4aは図2の要部拡大図であり、図4bは
図4aのIV-IV 線断面図である。
【図5】 そのパーキングブレーキの裏面側から見た側
面図である。
【図6】 図6aおよび図6bはそれぞれ本発明に関わ
る係止手段の実施形態を示す断面図である。
【図7】 従来の電動式パーキングブレーキの一例を示
す一部切り欠き側面図である。
【図8】 従来の電動式パーキングブレーキの他の例を
示す側面図である。
【符号の説明】
A パーキングブレーキ 1 ブラケット 2 支持軸 3 操作レバー 4 サブレバー 5 ブレーキケーブル 6 パワーユニット G1 第1減速機 G2 第2減速機 7 一方向クラッチ 14 ラチェット歯列 18 ギヤケース 24 ラチェット爪 26 押しボタン 29 連結ピン 30 長孔 4a セクタギヤ 33 リコイルバネ LS1 第1リミットスイッチ LS2 第2リミットスイッチ 39 サンギヤ 40 リングギヤ 41 遊星ギヤ 42 キャリア 48 ギヤ 51 溝 52 ストッパ機構 53 ガイド 54 スライドピン 55 バネ 56 切り換えレバー 57 支軸 58 偏心カム 59 ストッパ 70 荷重センサ 71 ブレーキ 72 導管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転を減速機を介してブレーキ
    ケーブルの引き力に変換する機構を備え、ブレーキケー
    ブルを引く方向の操作を許し、反対方向の操作を阻止す
    る係脱自在のラチェット機構が設けられている電動式の
    パーキングブレーキであって、前記減速機がサンギヤ、
    遊星ギヤ、遊星ギヤのキャリアおよびリングギヤを有す
    る遊星ギヤ減速機を備えると共に、前記サンギヤ、キャ
    リアおよびリングギヤのうち、キャリアまたはリングギ
    ヤのいずれかが静止要素で、他の2つの要素が入力要素
    と出力要素を構成し、かつ、前記静止要素が自軸回りに
    回動自在に設けられると共に、その回動を許す状態と拘
    束する状態とに切り換えることができる係止手段を備え
    ている電動式のパーキングブレーキ。
  2. 【請求項2】 ブラケットに対して回動自在に支持され
    ている操作レバーと、その操作レバーと同心状に回動自
    在に支持され、ブレーキケーブルの一端が連結されてい
    るサブレバーと、操作レバーがブレーキケーブルの引き
    方向に回動されたとき、サブレバーをブレーキケーブル
    を引く方向に回動させる電動アクチュエータと、前記操
    作レバーとブラケットとの間に設けられる、操作レバー
    のブレーキケーブルを引く方向の回動を許し、反対方向
    の回動を阻止する係脱自在のラチェット機構とを備えて
    おり、前記操作レバーとサブレバーとが、操作レバーを
    ブレーキケーブルの張力を緩める方向に回動させたとき
    は電動アクチュエータを介せずに直接サブレバーを同じ
    方向に回動させるように連結されており、前記電動アク
    チュエータが、モータと、そのモータの回転を減速す
    る、サンギヤ、遊星ギヤ、遊星ギヤのキャリアおよびリ
    ングギヤを有する遊星ギヤ減速機とを備えており、前記
    サンギヤ、キャリアおよびリングギヤのうち、キャリア
    またはリングギヤのいずれかが静止要素で、他の2つの
    要素が入力要素と出力要素を構成し、かつ、前記静止要
    素が回動自在に設けられると共に、その回動を許す状態
    と拘束する状態とに手動で切り換えることができる係止
    手段を備えている電動式のパーキングブレーキ。
  3. 【請求項3】 前記サブレバーと操作レバーとが所定の
    角度範囲内で相対的に回動自在に支持されると共に、サ
    ブレバーを操作レバーに対して常時ブレーキケーブルの
    引き方向に回動付勢するバネを備えており、そのバネの
    付勢力に抗して操作レバーがブレーキケーブルの引き方
    向に回動されたことを検出する手段と、その検出手段の
    検出に基づき、モータをブレーキケーブルを引く方向に
    回転させる制御回路とを備えている請求項2記載のパー
    キングブレーキ。
  4. 【請求項4】 モータと入力要素の間に、モータ側から
    見て、モータのブレーキケーブルを引く方向の回転でト
    ルクを伝達し、反対方向の回転をフリーにする一方向ク
    ラッチが介在されている請求項2記載のパーキングブレ
    ーキ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004528221A (ja) * 2001-05-24 2004-09-16 ベントラ グループ、インコーポレイテッド 電動駐車ブレーキ作動アセンブリ
JP2005513366A (ja) * 2001-12-18 2005-05-12 ハルデツクス ブレーキ プロダクツ アーベー 電気的に作動するブレーキの駐車ブレーキ構造
JP2020128188A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 日野自動車株式会社 電動パーキングブレーキ

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