JPS5913152Y2 - □/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/ - Google Patents

□/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/

Info

Publication number
JPS5913152Y2
JPS5913152Y2 JP1977063617U JP6361777U JPS5913152Y2 JP S5913152 Y2 JPS5913152 Y2 JP S5913152Y2 JP 1977063617 U JP1977063617 U JP 1977063617U JP 6361777 U JP6361777 U JP 6361777U JP S5913152 Y2 JPS5913152 Y2 JP S5913152Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion shaft
final
tip
inner race
pinion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977063617U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53159037U (ja
Inventor
博之 百村
政士 上和田
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
Priority to JP1977063617U priority Critical patent/JPS5913152Y2/ja
Publication of JPS53159037U publication Critical patent/JPS53159037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5913152Y2 publication Critical patent/JPS5913152Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/38Constructional details
    • F16H48/42Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
    • F16H2048/423Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
    • F16H2048/426Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement characterised by spigot bearing arrangement, e.g. bearing for supporting the free end of the drive shaft pinion

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車、殊に大型車用ファイナルピニオンシャ
フト先端部の軸受支持部の構造を改良することによって
、よりコンパクトで軽量なファイナル及びテ゛フ装置を
得ようとするものである。
第1図は、本考案の一実施例を含むファイナル及びデフ
装置の縦断面図であって、1はデフキャリア、2はピニ
オンケージで、シム20を介してデフキャリア1にボル
ト結合されている。
3はファイナルピニオンシャフト (以下単にピニオン
シャフトという)で、ファイナルピニオン30が一体成
形されており、かつ、二つの円錐コロ軸受4によってピ
ニオンケージ2内に支持されている。
ピニオンシャフト3の先端部31は、円筒コロ軸受5を
介してデフキャリア1内に設けたボス10に支持されて
いる。
なお、8は、ピニオンシャフト3に固着されたヨークで
あり、図示しないユニバーサルジヨイントを介して、同
じく図示しないプロペラシャフトに連結されている。
6はデフキャリア1内に支持されたテ゛フケージ、60
はテ゛フケ−シロに固着されたファイナルギヤであって
、前記ファイナルピニオン30と噛み合っている。
7はデフケージ6内に取り付けられたスパイダー、70
はスパイダー7に支持されたデフピニオン、71はデフ
ケージ6内に支持されたサイドギヤであって、デフピニ
オン70と噛み合っている。
以上のような公知のファイナル及びデフ装置において、
ピニオンシャフト3の先端部31の軸受支持部の構造は
、第4図に示されている。
同図において、円筒コロ軸受5は、インナーレース50
a。
円筒ローラー51及びアウターレース52よりなる。
インナーレース50 aは、ピニオンシャフト3の先端
部31に圧入されており、そのファイナルピニオン30
側の位置はR33により規定され、また逆方向(テ゛フ
ケーシロ方向)側は、シャフト31の先端に設けた溝3
4内に嵌め込まれたスナップリング32によって、その
抜けが阻止されるよう構成されている(インナーレース
50 aは、シャフト31に圧入されているので、通常
はそれと一体回転するが、高負荷時には、抜は方向に強
いスラスト荷重が作用する場合がある)。
アウターレース52はボス10内にその両側面に配置固
定されたリテーナ11によって挟持固定され、ローラー
51はアウターレース52内に保持されている。
ファイナル及びデ゛フ装置の組立、分解時には、ピニオ
ンシャフト3は、ピニオンケージ2内に軸受4で支持さ
れた状態のまま、キャリア1に挿入又は取り出すが、前
記インナーレース50 aは、シャフト先端部31と共
に軸受5より抜き出される。
ボス10側には、ローラー51がアウターレース52内
に保持された状態で残される。
またピニオンシャフト3はファイナルギヤ60とファイ
ナルピニオン30との間の歯当り面を適切に調整する為
にシム20の厚さを変えることによって軸方向位置を調
整する。
一般にファイナル及びテ゛フ装置においては、ギヤの強
度が同じであるとすれば、アクスルの軸心Oからヨーク
8端面までの長さLを短くすればするほど、プロペラシ
ャフトの傾斜角度が小さくなって騒音上有利であり、ま
た、デフキャリア1の軸方向長さもそれに応じて小さく
なるがら全体にコンパクトとなって重量は軽減される。
各ギヤ即ちファイナルピニオン30、ファイナルギヤ6
0、テ゛フピニオン70及びサイドギヤ71の強度をア
ップさせると、それらのギヤの歯巾が増加し、結果とし
て、前記寸法りが増加する。
従って、各部品の軸方向長さ、各部品間のスキマも、そ
の強度にあった最少なものであることが望まれるが、前
述したように、ピニオンシャフト3の先端部31は、ボ
ス10の側面12より、スナップリング32を設ける分
だけ突出しているので、この側面12とデフケージ6の
外端面61間のスキマSは、前記突出量を赳えて接近さ
せることができず、前述した寸法りはそれだけ増加する
ことになって騒音対策上、あるいは、重量軽減上、不利
な構造である。
また持分49−34850号公報に示すものは、ピニオ
ン歯車32は歯車支持体30に軸受34と36で支持さ
れており、これらはテーパーローラベアリングであるた
め、本願考案の課題に対して次の欠点を有する。
■ ピニオン歯車32先端部−を支持する歯車支持体3
0はテーパーローラーベアリングに絶対必要なプレロー
ドに対し十分耐える強度を確保するため、軸受36のア
ウターレース端面から差動装置18方向へ相当量の肉厚
を持たせなければならずしかもピニオン歯車24の歯当
り調整のためには前記アウターレース端面と歯車支持体
30間にもシムを必要とし、ピニオン歯車32の軸方向
の長さはその分だけ大きくせざるを得す、全体としてコ
ンパクトにできない。
■ ビニオン歯車32先端部を支持する軸受36かテー
パーローラーベアリングであるため、軸受自体の軸方向
巾が大きくなり、しかも歯車支持体30の前記肉厚のた
め、同部分の軸方向長さか大きくなり、コンパクトにで
きない。
■ 軸受36はテーパーローラーベアリングであるため
、そのインナーレースは半径方向に突出する部分を有し
、しかもそれとテーパーローラ一端面とのスキマはゼロ
という構成を有するが、同インナーレース端面から歯車
支持体30の端面までの距離は、上記(1)、 (2)
により縮少することは不可能である。
■ 以上のことから、上記装置では本明細書で後述する
寸法りを縮少することは不可能である。
本考案は、前述した軸受部分の構造を改良することによ
って、ボス10の側面12とデフケージ6の外端面61
との間のスキマSを更に接近することができるようにし
たもので、以下その構造の一例を第2図により説明する
なお、第4図と同一部分は同一符号で示しである。
同図において、インナーレース50は、ピニオンシャフ
ト3先端面31に圧入固着されており、そのピニオンシ
ャフト3側端部には、半径方向外側に伸びるフランジ5
3が形成されている。
フランジ53の外径は、インナーレース50がコロ51
と接触する円筒面よりも大きく形成される。
インナーレース50のファイナルピニオン30側の位置
は眉33によって規制され、また、逆方向側は、フラン
ジ53が、ローラー51の側面に当ることによって、そ
の移動(抜け)が阻止される。
フランジ53とローラ−51側面との間には、図に示す
ようにスキマS−1が設けられている。
これは、ピニオンシャフト3を組み付けたときの寸法誤
差及びファイナルギヤ60とファイナルピニオン30の
間の歯当り面を調整する為のピニオンシャフト31の移
動量を吸収し、更にピニオンシャフト3に作用するスラ
スト荷重が直接円筒ローラー51に作用しないようにす
るためのもので、組付誤差及び調整代が最大であっても
、同スキマS−1は必らず存在するようにその大きさは
あらかじめ設定される。
従って、インナーレース50に圧入力よりも大きい抜は
方向のスラスト荷重が作用した時のみ、7ランジ53が
ローラー51に当りインナーレース50がそれ以上に抜
は出るのを防止すると共に、ピニオンシャフト3に作用
するスラスト荷重が直接ローラー51に作用しない様に
なっている。
第2図に示す本考案の一例によれば、インナーレース5
0の抜は止めは、フランジ53によって行なわれるので
第4図のように、シャフト31がボス10の側面12か
ら突出するようなことがなくなる゛ので、デフケージ6
の外端面61との間のスキマSを最少限に縮めることが
可能となり、先に説明した、寸法りを短かくすることが
できるものである。
第3図は、本考案の他の実施例を示すもので、インナー
レース50のピニオンシャフト3側には、前記フランジ
53と同様の目的で、スナップリング54が嵌め込まれ
ている。
スナップリング54とローラー51の側面との間には、
前記と同様のスキマS−1が設けられている。
この例においても、シャフト31の先端面はボス10の
側面12とはパ同−面に納められるので、前記スキマS
は、第4図のものに較べて大巾に縮少でき、寸法りを短
かくすることができる。
本考案によれば、第2図、第3図の実施例からも明らか
なように、インナーレース50のファイナルピニオン3
0側に、半径方向外側に伸びる突出部(この例ではフラ
ンジ53又はスナップリング54)を設けて、デフケー
ジ6方向への抜けを防止したので、ピニオンシャフト3
の先端部31は、ボス10の側面12からほとんど突出
しないように構成されているので、前記軸方向寸法りを
従来装置より短かくすることか゛でき、従って同一のギ
ヤ強度のファイナル及びアクスル装置においては、より
コンパクトで軽量なものが得られる(換言すれば、寸法
りが同じであれば、よりギヤ強度の高い装置が得られる
)という効果を有するものである。
第2図の構成によれば゛、ピニオンシャフト3又はイン
ナーレース50のいずれにも、スナップリング及びその
取付溝は不要であるから、製造コストも低く、その実用
的価値は大きい。
またインナーレース50の前記突出部と円筒ローラー5
1間にスキマS−1を設けたことにより、ピニオンシャ
フト3のスラスト荷重が直接円筒ローラー51に作用す
るのを防止できるから、前述した従来装置のように、ボ
ス10部分の肉厚を大きくする必要もなく、同部分に円
筒コロ軸受を用いるものにおいて、シャフト先端部31
の先端側にインナーレース50の抜は止めスナップリン
グを用いずにすみ、従って、シャフト端面をボス10側
面とはパ同−面に位置させることを可能としたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を含む、ファイナル及びテ
゛フ装置の縦断面図、第2図は、第1図のA部拡大図、
第3図は本考案の他の実施例であって第2図と同様な図
、第4図は、従来装置の一例を示すもので第2図と同様
な図である。 符号(一部省略)、1・・・デフキャリア、10・・・
ボス、11・・・リテーナ、12・・・ボス10の側面
、2・・・ピニオンケージ、20・・・シム、3・・・
ファイナルピニオンシャフト、30・・・ファイナルピ
ニオン、5・・・円筒コロ軸受、50・・・インナーレ
ース(本考案)、50 a・・・インナーレース(従来
のもの)、51・・・ローラー、52・・・アウターレ
ース、53・・・フランジ、54・・・スナップリング
、6・・・テ゛フケージ、60・・・ファイナルギヤ、
61・・・デフケージ6の外端面、7・・・スパイダー
、70・・・テ゛フピニオン、71・・・サイドギヤ、
8・・・ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テ゛フキャリア1に固着されたピニオンケージ2内に円
    錐コロ軸受4により支持されたファイナルピニオンシャ
    フト3の先端部31がテ゛フキャリア1のボス10上に
    円筒コロ軸受5によって支持され、この円筒コロ軸受5
    のアウターレース52は円筒ローラー51と共にボス1
    0の両側面に配置されたリテーナ11により挟持固定さ
    れ、またそのインナーレース50は、前記ファイナルピ
    ニオンシャフト3先端部31に圧入固着され、これによ
    ってファイナルピニオンシャフト3はインナーレース5
    0と共に円筒コロ軸受5から抜き出すことができるよう
    に構成されたファイナルピニオンシャフトの軸受指示装
    置において、前記インナーレース50のファイナルピニ
    オン30側端部に、半径方向外側に伸びる突出部を形成
    することによって、インナーレース50がデフケージ6
    側に抜は出さないようにすると共に、前記突出部と円筒
    コロ軸受5の円筒ローラ−51側面との間にスキマS−
    1を設け、更にファイナルピニオンシャフト3の先端部
    31の端部をボス10の側面12とはパ同−面上に位置
    させたことを特徴とするファイナルピニオンシャフト先
    端部の軸受支持部の構造。
JP1977063617U 1977-05-18 1977-05-18 □/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/ Expired JPS5913152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977063617U JPS5913152Y2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 □/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977063617U JPS5913152Y2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 □/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53159037U JPS53159037U (ja) 1978-12-13
JPS5913152Y2 true JPS5913152Y2 (ja) 1984-04-19

Family

ID=28966970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977063617U Expired JPS5913152Y2 (ja) 1977-05-18 1977-05-18 □/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5913152Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934850A (ja) * 1972-07-24 1974-03-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934850A (ja) * 1972-07-24 1974-03-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53159037U (ja) 1978-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1314903A3 (en) Bearing unit for vehicle wheel support
EP1000772A3 (en) Automotive wheel bearing assembly and method for manufacturing the same
JP2519507B2 (ja) 操縦輪軸用軸受
JP2003172345A (ja) 車軸ピニオン用軸受装置および車両用終減速装置
GB2181792A (en) A two-row rolling bearing
JPS5913152Y2 (ja) □/フアイナルピニオンシヤフト先端部の軸受支持部の構造□/
JP5087901B2 (ja) 車輪用転がり軸受装置
GB2092688A (en) Gear noise suppressing type final gear train of transaxle
JP2000310228A (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP3988447B2 (ja) 転がり軸受の取付け構造
JPH0472088B2 (ja)
JP2586450Y2 (ja) センターベアリングサポート
JP3354270B2 (ja) ステアリングコラム用軸受装置
JP2001336603A (ja) ピニオン軸支持用軸受ユニット
JPS642221B2 (ja)
JPH038503Y2 (ja)
JPS5916588Y2 (ja) 自動車用減速差動装置のパイロツトベアリング支持装置
JP2524467Y2 (ja) 車軸用軸受の固定構造
JP2573325Y2 (ja) 車輪支持装置
JP4120178B2 (ja) 駆動輪用転がり軸受ユニットの製造方法及び車輪用駆動ユニット
JP4857858B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2000230564A (ja) 回転軸支持構造
JP2870460B2 (ja) 自動車用変速機の回転軸用支持装置
JP2005289147A (ja) 車輪用軸受装置
JP2564679Y2 (ja) センターベアリングサポート