JPS59131407A - コンクリ−ト型枠用板の製造方法 - Google Patents

コンクリ−ト型枠用板の製造方法

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JPS59131407A
JPS59131407A JP711883A JP711883A JPS59131407A JP S59131407 A JPS59131407 A JP S59131407A JP 711883 A JP711883 A JP 711883A JP 711883 A JP711883 A JP 711883A JP S59131407 A JPS59131407 A JP S59131407A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold release
release agent
plywood
polyolefin resin
concrete formwork
Prior art date
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Pending
Application number
JP711883A
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English (en)
Inventor
光雄 松本
出口 幸平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBUNSHI GIKEN CO Ltd
KOUBUNSHI GIKEN KK
Original Assignee
KOBUNSHI GIKEN CO Ltd
KOUBUNSHI GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主としてコンクリート型枠に使用される合板、
パーティクルボード等の表面に充分なる離型性を有する
樹脂層を形成させる方法に関するものである。
従来からコンクリート型枠用合板はその表面が直接生コ
ンクリートと接触するため表面の傷みが激しく、またコ
ンクリート同化後型枠を取外すとき離型性が悪いとコン
クリートの一部が本体から欠落して型枠表面に付着する
こともありコンクリート型枠用合板の表面は離型性と耐
久性が強く求められている。かかる要望に応えて、表面
にアクリル系塗装や、ウレタン系塗装を施したり、ポリ
オレフィン系樹脂層を形成するなど種々な試みがなされ
、耐久性についてははゾ満足出来る製品も市販されるよ
うになったが、離型性については末だ完全なものは無く
、現在、大部分の施工現場では離型性を持たせるため、
型枠表面に植物性油等の離型剤を塗布してから生コンク
リートの打設を行っているのが現状である。この方法は
手数と時間がかかり到底需要を満足させうるものではな
い。
本発明者はコンクリート型枠表面の離型性について種々
研究を重ねた結果、ポリオレフィン系樹脂に、10〜3
0%のステアリン酸系離型剤を含有させると、コンクリ
ートとの離型性が20回以上の繰返し使用によっても持
続させ得ることが判つた。また同様に、シリコン油を5
〜15%含有させた場合も同様の離型性を示した。
しかしながら多量の離型剤を含有するポリオレフィン系
樹脂は押出加工が容易でなく、フィルム化することは非
常に困難である。また樹脂を合板表面に直接貼付けるこ
とは樹脂と合板とが接着せず貼付不能である。もちろん
、ポリオレフィン系樹脂を接着剤でもって合板に貼付け
ることも考えられるがポリオレフィン系樹脂に対する有
効な接着剤は見当らない。
本発明は上記の点を解決するためになされたもので合板
への接着強度を充分に確保した上で表面の離型性樹脂層
を安易に且つ大量生産方式に適用し得る方法で形成させ
ることが出来るものである。
以下本発明の詳細な説明する。図は本発明に用いる装置
の一例を示すもので、まずコンクIJ −ト型枠用の合
板1をコロコンベア10によって搬送しつつ粉末散布機
3を通して合板1の上面に接着性ポリオレフィン系樹脂
の粉末2を10〜30y/M2の割合で散布する。ここ
で接着性ポリオレフィン系樹脂としては、例えば東燃石
油化学株式会社製CMP、HA−40等ポリオレフィン
系樹脂を化学変性して接着性を付加したものを用いる。
また粉末の粒度としては、70〜200メツシユのもの
が良く、粉末散布機3としては粉体静電塗装装置を用い
るのが好ましい。次いで赤外線等の加熱装置4の下を通
して粉末と共に合板表面を予熱したのち熱ロール5に通
して加熱加圧し接着性ポリオレフィン系樹脂と合板とを
強固に接着し、接着性ポリオレフィン樹脂層をつくる。
引続いて、散布機7を通してポリオレフィン系樹脂の粉
末と離型剤の混合物6を前記接着性ポリオレフィン樹脂
層の表面に散布する。散布量は仕上り厚さの希望によっ
て自由に調節してよいが、通常30〜100f?/M2
位が適当である。ここでポリオレフィン系樹脂の粉末と
離型剤の混合物6について説明する。
ポリオレフィン系樹脂は先に散布、溶着させた接着性ポ
リオレフィン系樹脂層と同種のものであればよいが異種
のもの、例えば接着性ポリエチレン系樹脂層の上にポリ
プロピレンと離型剤との混合物を用いようとすれば両樹
脂間の相溶性が無いため充分に接着せず層間剥離を起す
ので必ず同種のものを使用する。粉末の粒度は比較的細
かいものの方が良く、150メツシュ以上のものが良好
である。離型剤としてはステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウム、等の粉体の場合はポリオレフィン系樹脂
粉末との混合は容易であり、また混合物の散布に際して
も特に障害は生じない。混合割合はポリオレフィン系樹
脂70〜90に対してステアリン酸系離型剤30〜10
位が適当である。
離型剤としてシリコン油を用いるときは混合物の粘性が
生じないよう粘度の低いもの、例えば日本ユニカー株式
会社製Hオイルし−31等が良い。
混合割合はポリオレフィン系樹脂85〜95に対してシ
リコン系離型剤15〜5位が適当である。
上記の方法で作成したポリオレフィン系樹脂と離型剤と
の混合物6を散布機7で散布したのち熱ロール8に通し
て加熱加圧する。尚ポリオレフィン系樹脂と混合する離
型剤の品種によって粉末状として散布出来ない性状の場
合、例えば粘度の高いシリコン油等を使用するときは、
乳化剤と水を加えてスラリー状にして接着性ポリオレフ
ィン樹脂層の表面に塗布し、乾燥したのち熱ロール8に
通して加熱加圧してもよい。このとき、表面に敷布又は
塗布されている樹脂と離型剤との混合物は混じり合った
まま熔融し、ポリオレフィン系樹脂は熔融状態で相互に
溶は合い分子のすき間に離型剤を介在させたまま、次工
程の冷却ロール9に送られ冷却される。このとき離型剤
の一部は樹脂層の表面に遊離するがその大部分は、ポリ
オレフィン系樹脂の分子のすき間に残留する。同時に樹
脂層表面は鏡面仕上げされた冷却ロール9によって、完
全に平滑に出来上るので離型性の向上に非常に有利とな
る。尚、前記においては、接着性ポリオレフィン系樹脂
層の表面に離型剤を混合したポリオンフィン系樹脂膜を
設ける方法について説明したが、合板の表直に接着性ポ
リオレフィン系樹脂を介して非接着性ポリオレフィン系
樹脂層を施した従来のコンクリート型枠用板の該ポリオ
レフィン系樹脂層の表面に離型剤を混合したポリオレフ
イン系樹脂膜を設けることも本発明に属する。更に合板
に替えてパーティクルボードを使用することは自由であ
る。
上述のように本発明方法によれば比較的多量の離型剤を
粉体の状態の樹脂中にあらかじめ混入せしめたので充分
なる融着強度を維持でき、且つ極めて離型性のすぐれた
表面を持つ合板を容易に大量に連続生産することが出来
、従来から望まれていた離型性、耐久性共に優れたコン
クリート型枠用合板を安価に提供出来たものである。
次に本発明を実施例により説明する。
〈実施例1〉 装置としては前述した図面に示すものを用い、熱ロール
5及び8を共に190℃、冷却ロール9を水冷源にそれ
ぞれ設定し、赤外線加熱装置4は長さ4m、コロコンベ
ア10の送り速度は6m/minとした。
接着性ポリオレフィン系樹脂の粉末2としては東燃石油
化学株式会社製CMP、HA−40で70〜150メツ
シユの粉末を用い、ポリオレフィン系樹脂と離型剤の混
合物6は、三井石油化学工業株式会社製ハイゼツクス8
200BP(150メツシユ)、と堺化学工業株式会社
製ステアリン酸亜鉛とを、80対20の混合割合で充分
混合したものを用い合板1として厚さ12ミリ、5プラ
イの合板の上に接着性ポリオレフィン系樹脂粉末2を2
0y/m2の割合で均一に散布しつつ赤外線加熱装置へ
導いた。表面に散布された樹脂粉末2は、赤外線加熱装
置4を通過した時点で殆ど熔融し熱ロール5で加熱加圧
されると表面平滑となり、合板へ完全に密着した。引続
いて、前記混合物6を5097m2の割合で均一に散布
しつつ熱ロール8を通過させると混合物6は完全に熔融
、融着し表面は平滑となった。更に引続き冷却ロール9
を通過すると、表面は冷却硬化し鏡のような艶の有る表
面仕上りとなった。これを常温にまで放置冷却すると、
離型性、耐久性の優れたコンクリート型枠用合板が得ら
れた。
〈実施例2〉 前記実施例1と同様の装置を使用し、熱ロール5及び8
の温度を200℃コロコンベア10の送り速度を4m/
minに設定し、接着性ポリオレフィン系樹脂の粉末2
は、東燃石油化学株式会社製CMP、HA−20(7)
粉末を用い、混合物6としては、三菱油化株式会社製の
ノーブレンMA−3と堺化学工業株式会社製ステアリン
酸亜鉛とを85対15の混合割合で充分に混ぜ合わせて
作成したものを用い、その他は〈実施例1〉と同様にし
て合板表面に樹脂加工を行い表面硬度の特に優れた離型
部のよいコンクリート型枠用合板を得た。
〈実施例3〉 離型剤としてシリコン油(日本ユニカー株式会社製Hオ
イルL−31)を、又ポリオレフィン系樹脂きしては、
三井石油化学工業株式会社製のノ・イゼツクス8200
BPと用い、これをシリコン油15に対してポリオレフ
ィン系樹脂85の割合で充分よくまぜ合わせて混合物6
を作成し前記実施例1と同じ方法で合板表面に樹脂加工
を行い耐久性及び離型性の優れたコンクリート型枠用合
板を得た。
〈実施例4〉 合板の表面に非接着性ポリエチレン樹脂層を施した市販
のコンクリート型枠用合板を用いる場合について説明す
る。この時の装置は前記実施例1と同様の装置を使用す
る。但し粉末散布機3、赤外線加熱装置4及び熱ロール
5は停止させておく。
ポリオレフィン系樹脂と離型剤との混合物6としては、
三井石油化学工業株式会社製ノ1イゼツクス8200B
P(150メツシユ)と日本ユニカー株式会社製Hオイ
ルL−31とを、95対5の割合で充分混合したものを
用いる。熱ロール8は温度190″C1冷却ロールは水
冷源、送り速度は6−yn/minにそれぞれ設定して
上記市販のコンクリ−ト型枠用合板を散布機7の設置部
へ導き、熱ロール8、冷却ロール9を通して表面に約5
%のシリコン油を含有するポリエチレン樹脂膜を有する
離型性及び耐久性の優れたコンクリート型枠用合板を得
た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施するための装置の−例の概略図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生コンクリートが接する側の面にポリオレフィン系樹脂
    層を形成したコンクリート型枠用板の該ポリオレフィン
    系樹脂層の表面に、該樹脂層と同種のポリオレフィン系
    樹脂粉末中にステアリン酸系離型剤又は、シリコン系離
    型剤を少なくとも5%以上含有せしめて得た混合物を均
    等に散布又は塗布し、熱ロールで加熱加圧して額板の表
    面に比較的多量の離型剤を含有するポリオレフィン系樹
    脂膜を設けることを特徴とするコンクリート型枠用板の
    製造方法。
JP711883A 1983-01-18 1983-01-18 コンクリ−ト型枠用板の製造方法 Pending JPS59131407A (ja)

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