JPS60190270A - コンクリ−ト型枠用板の製造方法 - Google Patents

コンクリ−ト型枠用板の製造方法

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JPS60190270A
JPS60190270A JP4599884A JP4599884A JPS60190270A JP S60190270 A JPS60190270 A JP S60190270A JP 4599884 A JP4599884 A JP 4599884A JP 4599884 A JP4599884 A JP 4599884A JP S60190270 A JPS60190270 A JP S60190270A
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JP
Japan
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resin
powder
plywood
adhesive
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4599884A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Matsumoto
光雄 松本
Kohei Deguchi
出口 幸平
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Kobunshi Giken KK
Original Assignee
Kobunshi Giken KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリート型枠として用いられる合板の表面
にポリオレフィン系樹脂の被膜を容易に形成させる方法
に関するものである。
本発明者は従前より合板の表面にポリオレフィン系樹脂
の被膜を形成させる方法について、種々研究を重ねだ結
果、粉末樹脂を用いる方法を発明し特許出願を行った。
この方法は、まず合板の表面に散布した接着性の粉末樹
脂を予熱してから加熱加圧して合板表面に接着樹脂層を
形成し、しかる後、該樹脂層上に非接着性粉末樹脂を散
布し、凋ヅ予熱してから加熱加圧して非接着性の樹脂層
を前記樹脂層の上に設けるという方法を採用している。
しかしながらこの方法によれば、粉末樹脂の予熱と加熱
加圧に2台の加熱装置と少なくとも2組の加熱ロールセ
ットを必要とし、更に合板表面に樹脂被膜層を形成する
のに時間がかかる。また機械の設置に長くて広いスペー
スを必要とし、設備費も高くつき総じてコスト高となる
難点があった。
本発明は前記発明の方法を改良して簡易な装置で従前と
同等の品を能率よく製造出来るようにしたものである。
次に本発明方法について説明する。図面は本発明方法を
実施するための装置の概略側面図である。
まずコンクリート型枠用の合板1をコロコンベア9によ
って搬送しつつ第1の粉末散布機2を通して合板10表
面に接着性を有するポリオレフィン系共重合樹脂(以下
接着性樹脂と呼ぶ)の粉末8を10〜2097M2の割
合で散布する。接着性樹脂の粉末としては、例えば、昭
和電工株式会社製ER61ON等のようにポリオレフィ
ンをベースに無水マレイン酸などの酸無水物をグラフト
重合させるなどして接着性を付加されたものを用いる。
粉末の粒度は80メツシユアンダーが適当である。第1
の粉末散布機2としては、一定量均等に落下させる装置
であればよいが、粉末静電塗装機を用いれば更に良好で
ある。引続いて第2の粉末散布機4を通して非接着性ポ
リオレフイノ系樹脂(以下単にポリオレフィン系樹脂と
呼ぶ)の粉末5を接着性樹脂の上に重ねて散布する。散
布量は1002〜150g/M2位が適当であわ、ポリ
オレフィン系樹脂としては先に散布した接着性樹脂と相
溶性を有するものを用いる。粒度は50〜200メツシ
ユ、分子量はなるべく大きなものが良好である。
次に加熱装置6を通して樹脂粉末を融点以上の温度にま
で加熱し、その後加熱ロール7に通して加熱加圧し、接
着性樹脂を合板面に融着せしめると同時にポリオレフィ
ン系樹脂をも溶融し被膜化させる。このとき接着性樹脂
は融点の低いものを用いて表面樹脂よりも先に溶融させ
且つ流動性の高いものを用いて合板表面へのぬれ性を良
くする。
加熱装置6としては、赤外線等の電磁波を上面から照射
する装置としておけば、散布した樹脂粉末が優先的に受
熱するので熱効率が良い。ポリオレフィン系樹脂を被膜
化させたのちは、すみやかに冷却ロール群8を通して樹
脂表面を成形すると同時に冷却する。冷却ロール群8の
うち少くとも最初のロールは加圧して樹脂表面の成形を
行うようにする。冷却ロール群のロール面の温度は低く
保つよう内部に冷水を循環させると良い。
このようにして、合板の表面にポリオレフィン系樹脂層
を形成させたコンクリート型枠用板は、耐久性離型性に
優れた性質を示す。
本発明方法の要点は、流動性が高く、分子量が小さく且
つ融点の低い接着性樹脂の粉末を下部に、流動性が低く
分子量−が大きく且つ比較的融点の高い非接着性の樹脂
の粉末を上部に散布することが条件である。このように
樹脂を散布された合板を加熱装置に導いて電磁波を上方
から照射すると上部及び下部それぞれに存在する樹脂粉
末は一様に受熱して殆ど同じ早さで温度が上昇する。そ
して先に融点以上に到達した下部の樹脂は上部よりも先
に溶融流動を始め、合板表面も並行して温度が上昇して
くるため溶融した下部の接着性樹脂は合板表面に融着し
ていく。この場合、接着性樹脂の粉末の粒度は小さい程
有効である。引続いて上部の樹脂も溶融するが、流動性
が低いため粒状の形を失わず、従って合板表面に直接融
着することはないので接着強度が低下する恐れはない。
この時点で加熱溶融工程を終り、そのまま加圧工程に入
る。加圧ロールによって」二面から押圧されると上部樹
脂は粒状が押しつぶされて層状となるが、その下側では
流動性の高い下部の樹脂は合板表面の導管部にまで圧入
され、木材面との融着が完全に行われる。下部樹脂と上
部樹脂との境界面に於ては相互に入り込んで混ざり合う
が、両樹脂間に相溶性があるだめ界面を形成せず一体化
する。このような樹脂の性質を活かせば従前の方法のよ
うに接着性樹脂を単独で合板面へ融着させるために熱圧
ロールを用いていたことが不要となり同時に接着性樹脂
の熱圧時に生ずるロールへの付着問題についても解決さ
れる。加圧後の樹脂表面は、下部の接着性樹脂が木材側
に含浸させられる形となるため、上部に浮き出すことは
なく、表面は上部樹脂単独の層をなしており、直ちに成
形冷却ロール群を通すことによって従前の方法による製
品と同等のものが得られる。このように加熱、溶融、加
圧、成形の過程における両樹脂のそれぞれの性質を利用
することによって接着強度と、表面離型性、耐久性を低
下することなく製造装置の大巾な省略を可能ならしめた
ものである。
本発明方法によれば、従前の方法と異なり従前の方法で
は2台必要であった加熱装置は1台でよく、また少なく
とも1組の加熱ロールセットは省略されるので、合板表
面に樹脂被膜層を形成する時間が短縮され、コンクリー
ト型枠用板を高能率で製造することが出来、高価な設備
費用を大巾に削減して従来品同様の優れた製品を安価に
提供することが出来た。但しこの場合、原料樹脂のグレ
ードの選定と、粉末の粒度には充分に注意することが必
要である。
次に本発明を実施例により説明する。
〈実施例〉 装置として図面に示すものを用い、加熱ロール7は上側
のみ金属製熱ロールとし、下側は加熱の必要がないので
ゴムロールを用いた。加熱ロール7の表面温度は230
°Cに設定し、冷却ロール群8には8°Cの冷水を循環
させ、加熱装置6として長さ4mの赤外線加熱炉を用い
、粉末散布機2及び4は粉末静電塗装機を用い、4コン
ベアー9の送り速度は6 m / minとした。接着
性樹脂の粉末8としては、昭和電工株式会社製のER樹
脂ER61ONの粉末、粒度80〜150メツシユのも
のを用い、ポリオレフィン系樹脂の粉末5としては、昭
和電工株式会社製のショウレックスF5012Mの粉末
、粒度50〜150メツシユのものを用いた。
又、合板は厚さ12ミリ、5ブライの市販品を使用した
。合板1の上に前記接着性樹脂の粉末3を20f/M2
の割合で、続いて七の上に、前記ポリオレフィン系樹脂
の粉末5を150f/M20割合で、それぞれ均一に散
布しつつ、加熱装置6に通し、続いて、加熱ロール7を
通過させて樹脂表面を被膜化させ直ちに冷却ロール群8
に通して成形冷却して、表面に高密度ポリエチレン樹脂
層を有する離型性耐久性のすぐれたコンクリート型枠用
合板を得た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施するだめの装置の一実施例の概
略側面図である。 1・・・合板、 2・・・第1の粉末散布機、8・・・
接着性を有するポリオレフィン系共重合樹脂の粉末、 
4・・・第2の粉末散布機、5・・・非接着性ポリオレ
フィン系樹脂の粉末、6・・・加熱装置、 7・・・加
熱ロール、8・・・冷却ロール群、?・・・コロA/ベ
ア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合板の表面に接着性を有し、流動性が高く、分子量が小
    さく且つ低融点のポリオレフィン系樹脂の粉末を散布し
    、その上に重ねて同種の接着性を有さす、流動性が低く
    、分子量が大きく且つ比較的融点の高いポリオレフィン
    系樹脂の粉末を散布し、これを表面から赤外綜等の電磁
    波を用いて加熱したのち、熱ロールを通して加熱加圧を
    行い、表面に樹脂層を形成させると共にすみやかに冷却
    ロールを用いて樹脂面を成形冷却することを特徴とする
    コンクリート型枠用板の製造方法。
JP4599884A 1984-03-10 1984-03-10 コンクリ−ト型枠用板の製造方法 Pending JPS60190270A (ja)

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JPS60190270A true JPS60190270A (ja) 1985-09-27

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