JPS59128078A - 自動二輪車におけるデイスクブレ−キ装置のカバ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車のディスクブレーキ装置に用いられ
るカバー装置に関するものである。

自動二輪車のブレーキ装置としてディスクブレーキ式の
ものが採用され、この種ブレーキ装置は車輪側に取り付
けられるブレーキディスクと車体側に取付支持されるブ
レーキキャリパとからなる。

ところでディスクブレーキ装置ではブレーキディスク、
ブレーキキャリパが露出し、例えばオフロード走行等の
走行条件によってはブレーキディスクやブレーキキャリ
パに自軍や他車からの泥水、粉塵等をかぶる虞れがある
。

そこで上記を避けるためにブレーキディスク、ブレーキ
キャリパをカバーで覆うことも考慮されろが、これによ
るとブレーキの放熱性の低下、バネ下重量アップ等の不
利を伴う。

本発明は以上に鑑みなされたものである。

本発明の目的とする処は、ディスクブレーキ装置におけ
るブレーキディスク、ブレーキキャリパを走行条件によ
って泥水等から効果的に保護し、これらの寿命、耐久性
向上を図るようにした目動二輪車におけろディスクブレ
ーキ装置のカバー装置全提供するにある。

以上の目的を達成するため本発明は、ブレーキディスク
の少くとも一側及びブレーキキャリパの少くとも要部を
覆う゛カバーをフロントフォークに着脱自在に設け、必
要時にブレーキディスク、ブレーキキ°ヤリパを覆うよ
うにし几ことを要旨とする。

次に本発明の好適一実施例を添付図面を参照しつつ詳述
する。

第１図は自動二輪車の側面図で、自動二輪車１はフレー
ム２前端のヘッドチューブ３を介して前輪５を支持する
フロントフォーク４を操向自在に支持し、トップブリッ
ジ６上には操向用・・ンドル７が設けられている。フレ
ーム２の前部上には燃料タンク８ｆ：、前部下部にはエ
ンジン９を各搭載し、燃料タンク８の後方にはシート１
０を配設し、フレーム２の前部下部後部には後輪１２を
皮付するリヤフォーク１１を枢着延出し、リヤフォーク
１１とフレームとの間にはりャクッションユニット１３
が介設されている。尚図中１４は後輪、駆動用チェノを
、又１５は同スブロケツ）を示す。

前輪５の車軸５１はフロントフォーク４のボトムケース
４１の下部前方部に設けたボス部４２にその端部を支持
され、前輪５の・・プ５２の少くとも一側にはブレーキ
ディスク１６に固着し、具体的にはハブ５２に設けたボ
ス部５３にボルト５４・・・を介して結着されている。

一方、ボトムケース４１の前記ボス部４２の反対側であ
る下部後方部にはボス部４３を設け、ボス部４３にブレ
ーキキャリパ１７のボス部１７１ヲ結着し、キャリパ１
７は既知の如く油圧でディスク１６の一部を制動時に挟
圧するブレーキパッドを内装し、キャリパ１７はマスタ
ーシリンダと油圧配管１７２で連通接続されている。

以上のボトムケース４１の下部前方部で前記車軸ボス部
４２の上下にはカバー取付用ボス部４４゜４４を突設す
る。

カバーは第４図に分解斜視図として示す如くで、ディス
クカバー１８とキャリパカバー１９とからなる。

ディスクカバー１８は周縁部に起片１８１を有するディ
スク１６Ｊ、りも大径のディスク部１８２を備え、上部
にボトムケース４１の中間下部の前部を覆う延出部１８
３ヲ備え、更に中間部はボトムケース４１の下部の幅に
切り欠いた切入部１８４ヲ備え、切欠部１８４の中間部
に臨む前部１８６にはボス部４２を覆う膨出部１８５を
備える。切欠部１８４を境にした後部１８７はキャリパ
１７との干渉を避けるべく下半部のみ設けられ、膨出部
１８５の上下に取付孔１８８．１８８が設けられ、前部
１８６の一部には板厚方向に貫通するスリット１８９・
・・が設けられている。

キャリパカバー１９はボトムケース４１の下部外側を覆
うカバ一部１９１と、これの中間部後部から後方に延出
したキャリパの外側面、上下縁及び後縁を覆うカバ一部
１９２ヲ備える。ボトムケースカバ一部１９１の前縁に
は上下に取付ボス部をなす取付片１９３．１９３を備え
、この部分には板厚方向に取付孔１９４が夫々設けられ
、取付片１９３．１９３間の縁部には前記膨出部１８５
の端部が入り込む切欠１９５が設けられている。

以上において通常はカバー１８．１９’ｅ取り付けず、
ディスク１６及びキャリパ１７を外部に露出して走行す
る。

オフロード走行等で泥水、粉塵等がディスク１６、キャ
リパ１７にかかったりする虞れがある場合、前記ディス
クカバー１８をボトムケース４１の外側に臨ませ、膨出
部１８５ヲ車軸ボス部４２の外側に当て、切欠部１８４
間にボトムケース４１の下部を嵌装し、上下の取付孔１
８８．１８８をボトムケース４１のカバー取付用ボス部
４４．４４と合せる。

そしてキャリパカバー１９をボトムケース４１の下部外
側に当て、取付片１９３．１９３’ｅボス部４４゜４４
の外側に臨ませ、取付孔１９４．１９４とボス部４４．
４４に設けた取付孔４５．４５に合わせ、ボルト・ナツ
ト等を取付孔１９４．４５そして１８８に通し、キャリ
パカバー１９、ディスクカバー１８をボトムケース４１
に結着し、キャリパカバ一部１９２はキャリパ１７の外
側に臨む。

かくしてブレーキディスク１６のノ・ブ取付部の反対側
の外側面及び周縁、キャリパ１７の外側面及び周縁はカ
バー１８．１９で覆われ、且つボトムケース４１の下部
は覆われることとなる。

以上において、ディスク１６、キャリパ１７の車輪のな
い外側面及び周縁はカバー１８．１９で覆われ、泥水、
粉塵等がディスク１６及びキャリパ１７にかかったりす
るのを防止し、一方、ディスク１６、キャリパ１７の内
側面はノ・ブ及び車輪が臨むため泥水、粉塵等がディス
ク、キャリ・パヘかかるのを可及的に防止することがで
きる。

第５図、第６図は変更実施例を示す。

カバーは車幅方向への内・外二重構造体よりなり、外側
カバー６０はディスク１６及びキャリパ１７を覆う如く
ディスク部６１を備え、中央部にポ゛トムケース４１の
下部外側を頃う部分６２を備え、この部分は一部がディ
スク部６１かも上方に延出６３され、ボトムブース覆い
部６２の前縁部には車軸ボス部４２外側を覆う膨出部６
４が、又これの上下には取付部６５．６５が設けられ、
取付部６５．６５には板厚方向に貫通した取伺孔６６が
設けられ、ディスク部６１には複数のスリット６７・・
・が設けられている。以上のカバ・−６０は取付部６５
．６５をボス部４４．４４に合わせ、ボルト等で結着し
、フロントフォークのボトムケース下部及びディスク、
キャリパ外側を覆い、ディスク部６１の周縁には起片６
８が設けられ、ディスク１６の外周に離間して臨み、且
つキャリパ１７の外周に臨む。

内側カバー７０はディスク部７１の中央にノ・ブ通し孔
７２を備え、孔７２周辺部に取付孔７３・・・を設けて
ディスク部７１を・・ブ内側にディスク１６と共通して
ボルト５４・・・によりハブ５２側に結着し、ディスク
部７１には放射状にスリット７４・・・を複数設け、ス
リット７４・・・には風導入用フィン７５を備え、更に
ディスク部７１周にはディスク１６及びキャリパ周を覆
う起片７６全備え、起片７６は外側カバー６０の起片６
８の内側に実施例では臨む。

以上においてはディスク１６、キャリパ１７の内外側及
び外周はカバー６０．７０で全面的に覆われ、ディスク
１６、キャリパ１７會泥水、粉塵等から保護する。尚カ
バー７０は車輪側であるため回転し、フィン７５、スリ
ット７４の作用でカバー７０．６０で囲まれる窒間内に
走行風を取り入れ、制動時の冷却を行い、取り入れられ
た風は固定側のカバー６０のスリット６７かも排出され
る。

カバーの不要時はこれを取り外す。

以上で明らかな如（ブレーキディスク、ブレーキキャリ
パを走行条件によって着脱自在としたカバーで覆うよう
にしたため、オフロード走行等にさいしディスク、キャ
リノくの保護を図り、これの寿命、耐久性向上を図るこ
とができるとともに、オンロード走行時等においてはカ
バーを取り外して走行し、バネ下重量の軒減全図ること
ができる等多大の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動二輪車の側面図、第２図はブレーキカバ一
部分の拡大側面図、第３図は第２図３−３線断面図、第
４図はカバーの分解斜視図、第５図は変更実施例のカバ
ーの分解斜視図、第６図は変更実施例の第３図と同様の
図である。 尚図面中１は自動二輪車、４は車体側であるフロントフ
ォーク、５は車輪、１６はブレーキディスク、１７はブ
レーキキャリパ、１８．１９はカバーである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車輪側に設けられるブレーキディスクと、車体側に設け
   られ、ブレーキディスクを制動時に挟圧するブレーキキ
   ャリパとからなる自動二輪車のディスクブレーキ装置に
   おいて、ブレーキディスクの少くとも一側及びブレーキ
   キャリパの少くトモ要部を覆うカバーを車体側に着脱自
   在に設けたことを特徴とする自動二輪車におけるディス
   クブレーキ装置のカバー装置。