JPS5912660Y2 - 複数の部品を連結するための連結装置 - Google Patents

複数の部品を連結するための連結装置

Info

Publication number
JPS5912660Y2
JPS5912660Y2 JP1979033723U JP3372379U JPS5912660Y2 JP S5912660 Y2 JPS5912660 Y2 JP S5912660Y2 JP 1979033723 U JP1979033723 U JP 1979033723U JP 3372379 U JP3372379 U JP 3372379U JP S5912660 Y2 JPS5912660 Y2 JP S5912660Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
component
spring
knob
coil spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979033723U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55137151U (ja
Inventor
真澄 池末
Original Assignee
株式会社リコー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リコー filed Critical 株式会社リコー
Priority to JP1979033723U priority Critical patent/JPS5912660Y2/ja
Publication of JPS55137151U publication Critical patent/JPS55137151U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5912660Y2 publication Critical patent/JPS5912660Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、少くとも1つの第1部品に対する少くとも1
つの第2部品の運動範囲を調整可能に、これら部品を連
結するための連結装置に関する。
上記形式の連結装置は各種の機械において広く用いられ
ているが、従米のこの種装置はその構或要素が多く、製
作コストが高く付く点に欠点があつた。
のみならず、第1の部品に対する第2の部品の運動範囲
を調整する操作が面倒であり、正確な調整を簡単には行
えない欠点もあった。
本考案は上述した従来の欠点を除去した連結装置を提供
しようとするものであり、以下に本考案の実施例を図面
に従って説明する。
尚、この実施例は、電子複写機における光量調整装置の
絞り板作動用レバーと操作つまみとを連結する装置に本
考案を適用した具体例である。
第1図において、1,2は互に平行に延びる平板状の絞
り板であり、これら絞り板は電子複写機の機粋に支承さ
れた感光体ドラム(図示せず)に対向してこれに平行に
位置している。
2つの絞り板1,2の両端部には第2図に明示する如く
リンク3とレバー4とが枢着され、レバー4が矢印P方
向に回動されることにより絞り板1,2は平行状態を保
ちつつ互に接近又は離間され、スリット幅Wが調節され
るようになっている。
第1図において、5は複写機の本体に設けられた操作パ
ネルであり、このパネル5に形或されたスロット6には
光量調節つまみ7が摺動可能に嵌合サレている。
オペレータがこのつまみ7を矢印方向にスライドさせる
ことにより、上述したレバー4が回動され、既述の如く
スリット幅Wが調節される。
この目的のために、つまみ7とレバー4とは、本考案に
係る連結装置8によって連結されている。
本例における連結装置8は、第1プーり9、ガイドリン
グ10及び第2プーり11に掛け渡されたワイヤー(連
結部材)12を有し、このワイヤー12の途中に、つま
み7に固設された突ピン7aが係止されている。
そしてワイヤー12の各端には、本考案により、コイル
スプリング13の各端が係留されており、このコイルス
プリング13は引張状態で取付けられ、従ってワイヤー
12もたるむことなく張られた状態で配置される。
コイルスプリング13にはレバー4が係止されている。
その場合、レバー4の先端に形威された2つの突部4a
がスプリング13の巻同部分に掛合されることによりレ
バー4とスプリング13とが係止される。
かくして2つの部品、即ちつまみ7とレバー4とが連結
装置8によって機械的に連結され、オペレータがつまみ
7をスライドさせることによってレバー4を矢印P方向
に回動させ、スリット幅W、従って感光体ドラムに対す
る光量の調節を為すことができる。
14は、オペレータが正しく光量調節を行えるようにす
るための目盛で゛ある。
通常の光量調節は上述の如くオペレータが目盛14を基
準としてつまみ7をスライドさせることにより行われる
このため、つ.まみ7に対するレバー4の運動範囲、本
例ではレバー4の回動開始位置と回動終了位置を適正な
状態に保つ必要がある。
換言すれば、本例ではつまみ7とレバー4との相対位置
関係を適切な状態に保ち、正しい光量調節を行えるよう
にする必要がある。
従ってつまみ7とレバー4との相対位置を、複写機の製
作時又は使用中の適時に調整する必要があるが、かかる
調整は本考案により簡単且つ正確に行うことができる。
即ち、コイルスプリング13をその軸線のまわりで回転
させ(矢印Q方向)、スプリング13とレバー4との相
対的な係止位置を変えるだけで、レバー4とつまみ7と
の相対位置を調整できるのである。
この場合、コイルスプリング13の回転量に比してレバ
ー4とスプリング13との相対移動量はわずかであるた
め、つまみ7とレバー4との相対位置を正確且つ簡単に
微調整することができる。
かくして、単にスプリング13を回転させるだけで、本
例における第1部品であるつまみ7に対する、本例にお
ける第2部品であるレバー4の運動範囲の調整、即ちレ
バー4の回動開始位置と回動終了位置とを調整すること
ができる。
第3図に示す実施例では、レバー4に凹部4bが形或さ
れ、これら凹部4bに引張状態のコイルスプリング13
が掛合され、他方、第4図に示す実施例ではレバー4に
貫通孔4Cが穿設され、この7L4Cに引張状態のコイ
ルスプリング13が貫通し、スプリング13の巻同部分
が孔4Cに掛合している。
これら実施例においても第1図に示した実施例と同様の
作用効果が得られる。
上述した各実施例においては、コイルスプリング13に
係止された連結部材がワイヤー12とじて構或されてい
るので、調整時には、ワイヤー12にスプリング13を
掛けたままスプリング13を矢印Q方向に回転させるこ
とができるが、“第5′図に示す如く、スプリング13
が回転不能な連結部材12aに係留されている場合には
、調整時にスプリング13を連結部材12 aから係脱
し、スプリング13だけを回転して再びスプリング13
を各連結部材12 aに掛合させればよい。
また第6図に示す如くコイルスプリング13の各端を係
留させる連結部材12bにねじ15を形威しておき、こ
のねし15にスプリング13の各端を係合せしめること
も有利である。
この実施例の場合には、連結部材12bが回転不能であ
るときにも、調整時にスプリング13を連結部材12b
から係脱させることなく、スプリング13を回転させる
ことが可能である。
以上、本考案を複写機の光量調節装置における2つの部
品、即ちつまみとレバーとを連結する装置に適用した具
体例を説明したが、本考案はこれら具体例以外の複数の
部品を連結する装置として広く適用可能であり、その構
或形態も上記具体例に限られるものではない。
その数例を以下に説明しよう。
第7図に示す実施例は、第2の部品104(先の実施例
におけるレバー4に相当する)に係合したコイルスプリ
ング13が圧縮されて連結部材12 Cに係合している
この場合、連結部材12 Cに突起16を設け、この突
起にスプリング13の巻回端部を嵌合してスプリング1
3と連結部材12Cとを圧接させるだけでこれらを係合
させることができる。
もちろん第6図に示した実施例のように連結部材12
Cの端部にねじを形或し、このねじに圧縮コイルスプリ
ング13を係止せしめることも可能である。
また第8図に略示する如く、連結部材を設けずにコイル
スプリング13の端部に直接、第1部品107を係留さ
せ、コイルスプリング13に第2の部品104を係止さ
せて、コイルスプリング13の他端を直接、又は連結部
材(第8図には示さず)を介して、各種機械の固定部分
17に係止させることもできる。
さらにコイルスプリングに係止される方の部品が、レバ
ー4のように回動するものだけでなく、直線運動又はそ
の他の適宜な運動をするものであつても、本考案を支障
なく適用できる。
また連結される部品は2つに限られず、適宜な数の部品
をも本考案に係る連結装置で連結できることも上の説明
からよく理解されよう。
以上の如く、上記構或によればコイルスプリングを回転
させるだけで複数の部品の相対位置を微調整し、第1の
部品に対する第2の部品の運動範囲を調整することが可
能となった。
特に本考案を上述の如く電子複写機の光量調節装置に適
用した場合には、調整前と調整後におけるつまみの操作
力が不変であるため、調整後にばね力を調整する必要も
ない。
この点、従来の光量調節装置においては、つまみとレバ
ーとの相対位置を調整した後、ばね力をも再調整しなけ
ればならないこともあり、作業が著しく煩雑となる欠点
があった。
上述した各種実施例においては、第1の部品即ちつまみ
7等に対する、第2の部品即ちレバー4等の運動開始位
置と終了位置とを調整できるように構威されていた。
ところが、第1図に示したような光量調整装置等におい
ては、レバー4の回動ストロークをも調整可能とし、ス
リット幅Wの調節可能な範囲を適正なものに調整できる
ようにすることが望ましい。
本考案はかかる場合・における少くとも1つの部品(第
1図の例ではレバー4)の運動範囲(第1図の例ではレ
バー4の回動ストローク)をも調整可能に、この部品と
他の部品(第1図の例ではつまみ7)とを有利に連結さ
せることもできる。
第9図は、レバーの回動ストロークを調整可能にレバー
とつまみとを連結した従来の光量調整装置の一例を示す
斜視図であって、本考案の理解のため、第9図の構或に
ついて説明しておく。
第9図においては第1図と同様な部分には同一の符号を
付してあり、これら同様な部分に関する説明は原則とし
て省略する。
第1図と異なる部分としては、連結部材としてのワイヤ
ー12の各端がスプリング18の各端に係止され、しか
もワイヤー12はねじ19によってレバー4に連結され
ている。
この場合、レバー4には長孔20が形威され、この長孔
20にねじ19がねじ付けられ、これによってワイヤー
12がレバー4に対して固定される。
つまみ7を矢印方向にスライドさせることにより、レバ
ー4を回動させることがで゛きることは、第1図の場合
と同じである。
このレバー4の回動ストロークは、レバー4に対するワ
イヤー12の取付け位置を変えることにより調整でき、
このようにするには、ねじ19を緩めて、ねし19を長
孔20の適切な位置へずらし動かして再度ねじ19を締
め付ければよい。
この操作を行うに当り、第9図に示した構或においては
、ねじ19を緩めたときにワイヤー12がその往復動方
向(矢印R)に移動しないように細心の注意を払う必要
がある。
ワイヤー12とねじ19とが相対的に矢印R方向にずれ
ればレバー4とつまみ7との相対位置までもが変動して
しまい、この相対位置をも再度調整し直さなければなら
なくなるからである。
このため、レバー4の回動ストローク調整には特別の技
術を必要としたり、或いは特別の治具を用いたりする必
要があった。
その上、ねじ19を締付けることにより、ワイヤーが変
形したり、場合によっては切断されてしまうことのある
欠点もあった。
上記従来の欠点を除去するために、第10図に示す本考
案に係る構戒では、レバー4に鋸歯状の凹凸21が形威
され、この凹凸21にスフ゜リング18の巻回部分が係
合されている。
レバー21の回動ストロークを調整するには、スプリン
グ18をレバー4の凹凸21から外し、このスプリング
をレバー4の長手方向に移動させ所望の位置へ持らした
後、再びスプリング18を凹凸21に係合させればよい
このように第10図に示す構威においては、ねじを締緩
させる必要は全くなく、ワイヤーやスプリング18を損
傷させる恐れがないばかりでなく、その操作は単にスプ
リング18を引張り、これを凹凸21から係脱してレバ
ー4の長手方向に所望する量だけ動かすだけでよいので
、オペレータに特別な技術を要求されたり、又は特別な
治具を用いることも必要としない。
第11図は、レバー4に板部片22を一体に付設し、こ
の板部片22に凹凸21を形或した実施例を示し、第1
2図は鋸歯状の凹凸の代りに、矩形の歯状凹凸21 a
を形威した実施例を示す。
そして第13図はレバー4の先端を二叉状に分岐し、そ
の一方に凹凸21 aを形威した例を示す。
第11図乃至第13図の実施例においても、第10図の
実施例と同様な効果が得られる。
これら実施例において、レバーの回動ストロークを微調
整できるように、凹凸21,213のピッチを小さく構
或することが有利である。
以上のように、第10図乃至第13図に示した実施例に
おいては、第1の部品(つまみ7)に対する第2の部品
(レバー4)め回動ストローク(運動範囲)を簡単且つ
正確に調整可能な状態で、これら部品を連結することが
できる。
また、このように回動ストロークを調整可能にした連結
装置の場合にも、複写機における光量調節装置以外の装
置にも広く適用できることは当然であり、またコイルス
プリングと連結部材(或いは第1の部品)とは、第5図
乃至第8図に示したように連結させ得ることも当然であ
る。
さらには3以上の部品を連結できることも第1図乃至第
8図の実施例の場合と同様である。
以上の如く本考案によれば、簡単な構戊で、且つ正確容
易に少くとも1つの第1部品に対する少くとも1つの第
2部品の運動範囲(運動の開始、終了位置又はストロー
ク)を調整可能に、これら部品を連結させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を複写機の光量調節装置に適用した実施
例の斜視図、第2図は絞り板の正面図、第3図及び第4
図は他の実施例を示す部分正面図、第5図乃至第7図は
更に他の実施例を示す部分斜視図、第8図は更に他の実
施例の説明図、第9図は従来の光量調節装置の一例を示
す斜視図、第10図は第9図に示した装置の欠点を除去
した本考案の実施例を示す斜視図、第11図乃至第13
図は第10図とは異なる実施例を示す部分正面図である
。 4,104・・・・・・第2部品、7,107・・・・
・・第1部品、8・・・・・・連結装置、12, 12
a, 12 b, 12 C・・・・・・連結部材、
13・・・・・・コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも1つの第1部品に対する少くとも1つの第2部
    品の運動範囲を調整可能に、これら部分を連結するため
    の連結装置において、コイルスブリンブを有し、前記少
    くとも1つの第2部品が前記コイルスプリングの巻回部
    分に係合され、前記第2部品以外の前記少くとも1つの
    第1部品が前記コイルスプリングに直接又は他の連結部
    材を介して連結され、前記コイルスプリングをその軸線
    のまわりで回転させ又は前記少くとも1つの第2部品か
    らコイルスプリングを係脱させることにより、該スプリ
    ングと前記少くとも1つの第2部品との保合位置を変化
    させ、これによって前記少くとも1つの第1部品に対す
    る前記少くとも1つの第2部品の運動範囲を調整し得る
    ように構戊したことを特徴とする前記連結装置。
JP1979033723U 1979-03-17 1979-03-17 複数の部品を連結するための連結装置 Expired JPS5912660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979033723U JPS5912660Y2 (ja) 1979-03-17 1979-03-17 複数の部品を連結するための連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979033723U JPS5912660Y2 (ja) 1979-03-17 1979-03-17 複数の部品を連結するための連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55137151U JPS55137151U (ja) 1980-09-30
JPS5912660Y2 true JPS5912660Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=28889761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979033723U Expired JPS5912660Y2 (ja) 1979-03-17 1979-03-17 複数の部品を連結するための連結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5912660Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103367A (ja) * 1973-01-17 1974-09-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103367A (ja) * 1973-01-17 1974-09-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55137151U (ja) 1980-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5820503A (en) Tensioner for traction means with predefined tensioning displacement
US20010046915A1 (en) Compensating drive belt tensioner
JPS5912660Y2 (ja) 複数の部品を連結するための連結装置
JPH0375312B2 (ja)
KR940006037Y1 (ko) 비디오 테이프 레코더의 테이프 텐션 조절장치
US4682760A (en) Constant force cable self adjusting device
JPS5843612B2 (ja) クリアランス調整装置
EP4316303A1 (en) Fastening device
JPH04121870U (ja) ミシンの糸調子器
US2620682A (en) Extensible crank for motion-picture cameras
JPS61116308A (ja) 光学器械の補助調節機構
JPS5856441Y2 (ja) コイルバネの引張力調整装置
TW445324B (en) Thread tension apparatus for sewing machine
JP2021085474A (ja) テンショナレバー
JPS6118194Y2 (ja)
JP2000065111A (ja) 操作子の操作機構
EP4292969A1 (en) Fastening device and tie cord winding/unwinding method
JPH022841Y2 (ja)
JPS5825541Y2 (ja) リミットスイッチ機構
JPH0746163Y2 (ja) ベルトの長さ調節具
JPH0710704Y2 (ja) ミシンの送り量調節装置
KR100238290B1 (ko) 테이프 레코더의 릴디스크 제동장치
JP2543766Y2 (ja) 可動鉄片形計器の零調整機構
JPH10218224A (ja) ベルト締付具
JPS5818342Y2 (ja) ダイヤルブ−リ−