JPS59126537A - 平版印刷版の製造方法 - Google Patents

平版印刷版の製造方法

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JPS59126537A
JPS59126537A JP119283A JP119283A JPS59126537A JP S59126537 A JPS59126537 A JP S59126537A JP 119283 A JP119283 A JP 119283A JP 119283 A JP119283 A JP 119283A JP S59126537 A JPS59126537 A JP S59126537A
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JP
Japan
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nucleus
silver halide
silver
printing plate
lithographic printing
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Application number
JP119283A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sanbe
武司 三瓶
Hidekazu Sakamoto
英一 坂本
Taku Uchida
内田 卓
Tomomi Yoshizawa
友海 吉沢
Atsuko Murakami
村上 厚子
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPS59126537A publication Critical patent/JPS59126537A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
    • G03F7/063Additives or means to improve the lithographic properties; Processing solutions characterised by such additives; Treatment after development or transfer, e.g. finishing, washing; Correction or deletion fluids
    • G03F7/066Organic derivatives of bivalent sulfur, e.g. onium derivatives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野等〕 本発明は、平版印刷版の製造方法に関する。更に詳しく
は、銀塩拡散転写法によって州られる銀画像を親油性の
インキに対して受容性とする直接平版印刷版の製造方法
に関する。
〔従来技術〕
従来より、銀塩拡散転写法による平版印刷版の製造方法
としては、多くの方法が知られており、その代表的なも
のとしては、米国特許第3344゜741号、同第3.
161,508号各明細書、特公昭48−16725号
公報などに記載の方法が知られている。また特公昭46
−42453号、同48−30562号各公報などに記
載の方法もある。前者の方法は感光性層を有す名写真要
素と印刷両縁要素である現像核層とが、それぞれ別々の
ユニットからなっているのに対して、後者はそれが一体
となっている技術である。
又、別の方法としては、米国特許第3.511..65
6号、同第3,557,690号各明細書などに記載の
方法があシ、この方法は最上層に設けた感光性層を有す
る写真要素を下層の印刷画像要素に拡散転写後、最上層
を水で溶脱剥離して印刷版を得るものである。このよう
な感光性ノ10ゲン化銀乳剤層と物理現除核層を主要構
成層とする銀塩拡散転写法を応用した平版印刷材料の典
型的な処理液は現像主薬、ハロゲン化銀溶剤およびアル
カリ剤を少なくとも含有するものである。
このような拡散転写法によって得られる銀画像をオフセ
ット印刷版として適用するには、銀画像部のインキ受容
性即ち湧水性が大きく、且つ非画像部のインキ反発性即
ち親水性を大きくすることが重要である。
そのために多くの技術が提案されている(例えば特公昭
4B−30562号、特公昭51−486号、特公昭5
4−2027号、特開昭56−135840号各公報参
明細が、銀塩拡散転写法を応用した平版印刷材料におい
て、構成層中にアルカリ浴で現像可能な量の現像主薬を
含有した場合には、必ずしも前述の従来の方法では充分
とはいえないのが現状である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、耐刷性及び着肉性に優れ、地よごれの
ない印刷特性の優れた平版印刷版の製造方法を提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
本発明は、露光されたハロゲン化銀をアルカリ活性化浴
で現像可能な量の現像主薬を構成層中に含有した銀塩の
拡散転写法を応用した平版印刷版の製造方法において、
該アルカリ活性化浴がハロゲン化銀溶剤および下記−共
成[13で示される化合物の少なくとも1種を含有する
ことを特徴とする。
一般式[1,) 式中、2は置換もしくは非置換の5乃至6員の複素環を
完成するに必要な非金属原子群で、該複素環は、チアゾ
リン核、チアゾール核、ベンゾチアゾール核、オキサゾ
リン核、オキサゾール核、ベンゾオキサゾール核、イミ
ダシリン核、イミダゾール核、ベンゾイミダゾール核、
オキサジアゾール核、チアジアゾール核、トリアジン核
、セレナゾール核、ベンゾセレナゾール核、ピリジン核
、ピリミジン核およびキノリン核から選ばれる。
本発明に用いられるハロゲン化銀溶剤としては、チオ硫
酸ナトリウム、チオシアン酸丈トリウム、チオシアン酸
カリウム、アルカノールアミン、環状アミン、アルキル
置換アミノアルコール、チオ尿素、チオサルチル酸、ア
ルカリ性溶液中でチオサルチル酸を生成し得る、例えば
5−メチルカルバモイルチオサルチル酸などが挙げられ
る。
前記一般式C1’3VCおける複素環で特に好ましいも
のとしては次の一般式〔「〕〜〔v〕で示されるものが
挙げられる。
一般式[111 一般式[13 2 望 一般式〔IV〕 7− 〔式中、R1 、tL2 、R3,ll’l 、R5 
、R6、R7 、R8 、R9およびR 10 はCI
NCgのアルキル基、C2〜CBのアリル基、メルカプ
ト基、C1〜C8のアルキルチオ基、水酸基、C1〜C
F!のアルコキシ基、アミン基、アルキルアミノ基、ア
シルアミノ基またはアリール基を表わす。
〕 以下に具体的な化合物を記載する。
〔例示化合物〕
−N −N −N −N これらのうちで最も好ましいものは、例示化合物ill
および(5)である。
本発明において・・ロクン化銀乳剤および一般式〔■〕
の化合物の添加量は0.01g/l〜50g/lで、望
ましくは約0.02g/l〜2g/lの111度で使用
される。添加するには、水または親水性溶媒、例えばメ
タノールなどに溶解して添加すればよく、また必要に応
じて他の公知の界面活性剤と併用して用いることもでき
る。
本発明に用いられる感光性ノ・ログン化銀乳剤の種類と
しては、一般にノ・ログン化銀写真感光材料で用いられ
ている塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀
、臭沃化銀およびこれらの2以上の混合物などから選択
される。1だ、乳剤のタイプとしては、ネガ型乳剤でも
ポジ型乳剤でもよく、また例えば、感光性ノーログン化
銀と、難溶化剤でその表面を、該ノ・ロゲン化銀よりも
易溶である程度に難溶化された実質的には非感光性の金
属塩粒子とからなる特開昭54−48544号公報に述
べられたような型の特殊な乳剤であってもよい。
これらのノ・ロゲン化銀乳剤は、必要に応じて、硫黄増
感剤、セレン増感剤、貴金属増感剤を始めとして、還元
増感剤、ポリアルキレンオキサイド系の増感剤などによ
って化学増感される。さらに必要に応じ各種増感色素を
用いて分光増感するとともできるし、例えばイミダゾー
ル類、トリアゾール類、アザインデン類など公知の安定
剤の使用によって、カブリの発生を防止することもでき
る。
更に必要に応じて、硬膜剤、帯電防止剤、酸化防止剤、
防腐剤、染料、マット剤、現像速度調整剤、粒状性向上
剤、界面活性剤、増粘剤、紫外線吸収剤等を用いること
ができる。
ハロゲン化銀のバインダーとしては、通常用いられるも
のを用いることができ、例えばゼラチン、ゼラチン誘導
体、ポリビニルアルコール、無水マレイン酸とビニル化
合物との共重合体およびそのエステル化合物などを挙げ
ることができる。
本発明の物理現像核層における物理現像核としては、公
知の銀塩拡散転写法におけるもの、例えば金、鎖環Ot
金属のコロイド、銀、パラジウム、亜鉛などの水溶性塩
と硫化物またはセレン化物等を混合して得られる該金属
硫化物またはセレン化物等を使用することができる。
物理現像核の製造方法については、例えばW、F。
Be1g編ホトグラフィック・シルバーハライド・デイ
フユージEンープロセシズ(Photographic
Silver Halide Diffusion P
rocesses )1972、Focal Pres
sを参照しうる。
また本発明における物理現像核層に使用するバインダー
としては、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリアク
リルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート
、カゼイン、無水マレイン酸とエチレン系不飽和有機単
量体との共重合物および同共重合物とアルコール性水酸
基を有する有機化合物(特にケン化されたポリビニルア
ルコールが好ましい)との反応物等を単独もしくはこれ
らを組み合わせて用いることができる。
本発明における平版印刷版の支持体としては例えば、そ
れぞれコロナ放電処理、下引加工処理等を施したバライ
タ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合FM、紙
、ガラス板、セルロースアセテレフタレートなどのポリ
エステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレン
フィルム或いは陽極酸化処理を施したアルミニウム板等
の金属プ°レートなどが包含される。
上記コロナ放電処理、下引加工処理、陽極酸化処理等の
親水性化のための手段はハロゲン化銀写真感光材料、2
8版等における公知の手段を適用することができる。
これらの支持体は、材料の目的によって透明のものまた
は不透明なものを選択できる。また染料、顔料などにて
着色透明にすることもできる。
不透明支持体としては紙が代表でれるが、さらにカーボ
ンブラック、染料、顔料などにて遮光性にした紙、プラ
スチックフィルムなども含まれる。
また、支持体の裏面を淘りにくくするためにマット剤に
て粗面化することもできる。
本発明における平版印刷版の構成層を前述の支持体上に
塗設する方法としては、当業界に、てよ〈知られた塗布
法を用いて行なうことができる。例エバ、デツプ法、エ
アーナイフ法、エクストルージョンドクター法などがあ
り、特に好ましいのは米国特許第2,761,791号
明細書記載のと一トコーティング方法である。
本発明における平版印刷版の構成層中には、ハロゲン化
銀現像主薬が内蔵される。この場合、露光後の現像は、
アルカリ水溶液で行なう活性化処理が可能となる。
現像主薬はハロゲン化銀感光層またはその隣接層(下塗
り層、中間層或はハレーション防止層、剥離層)中など
に含有させることができる。なおアルカリ活性化浴中に
も当然現像剤を包含してもよい。
現像剤の具体的化合物としては、ポリヒドロキシヘンセ
ン類トして、例えばヒドロキノン、カテコール、クロロ
ヒドロキノン、ヒロガロール、ブロモヒドロキノン、イ
ンプロピルヒドロキノン、トルヒドロキノン、メチルヒ
ドロキノン、2.3〜ジクロロヒドロキノン、2.5−
ジメチルヒドロキノン、Z 3− ジブロモヒドロキノ
ン、1,4−ジヒドロキシ−2−アセトフェノン、2.
5−ジメチルヒドロキノン、4−フェニルヵテフール、
4−t−ブチルカテコール、4−n−ブチルピロガロー
ル、’ 4.5−ジブロモカテコール、z5−ジエチル
ヒドロキノン、2.5−ベンゾイルアミノヒドロキノン
、4−ベンジルキシカテコール、4−n−ブトキシカテ
コールなどが包含される。
これらの中ではヒドロキノン、メチルヒドロキノン類が
特に好ましく用いられる。
また、他の現像主薬としては、3−ピラゾリドン化合物
として例えば1−7エニルー3−ピラゾリドン、1−p
−トリル−3−ピラゾリドン、■−フェニルー4−メチ
ルー3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチ
ル−3−ピラゾリドン、1−p−クロロフェニル−3−
ピラゾリドン、■−p−メトキシフェニルー3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−2−アセテルー3−ピラゾリド
ン、1−7エニルー5.5−ジメチル−3−ピラゾリド
ン、1−o−クロロフェニル−4−メチル−4−エテル
−3−ピラゾリドン、l−m−アセタミドフェニル−4
,4−ジエチル−3−ピラゾリドン、1.5−ジフェニ
ル−3−ピラゾリドン、1−(m−トリル)−5−フェ
ニル−3−ピラゾリドン、4.4−ジヒドロキシメチル
−1−フェニル−3−ピラゾリドン、4.4−ジヒドロ
キシメチル−1−トリル−3−ピラゾリドン、4−ヒド
ロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3・−ピラ
ゾリドン、4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−(
p−クロルフェニル)−3−ピラゾリドンなどが包含さ
れる。
またアミノフェノ−ル類として例えば、1)−(メチル
アミノ)フェノール、p−アミノフェノール、Z 4−
 シフ ミノフェノール、p−(ベンジルアミノ)フェ
ノール、2−メチル−4−アミノフェノール、2−ヒド
ロキシメチル−4・−アミノフェノールなどを挙げるこ
とができる。
上記の現像主薬は単独または組合せて用いることができ
る。特に、ポリヒドロキシベンゼン化合物と3−ピラゾ
リドン化合物との組合せが好まし様ではないが、In?
当勺0.001g〜1gの範囲でよく、ハロゲン化銀感
光層の場合は0.01g〜3g/ハロゲン化銀1gの範
囲で用いられる。
本発明の構成層中には、必要に応じて錯化剤と言われる
、未露光部のハロゲン化銀と可溶性銀錯塩を形成しやす
い化合物を含有せしめて物理現像を有利に促進させるこ
とができる。
錯化剤としては、例えばチオ硫酸塩類、チオシアン酸塩
類、米国特許第3.169,962号明細書に記載され
ているようなアミンチオサルフェート類、或いは同第2
,857,276号明細書記載の環状イミド類、特公昭
46−11957号公報記載のメルカプト系化合物など
を含有させることができる。
前記の現像主薬類は、水または親水性溶剤例えばメタノ
ールなどに@銹してから塗布液中に添加するか、或いは
高沸点有機溶媒または低沸点有機溶媒に溶解して添加し
てよい。高沸点有機溶媒としては一般に沸点が約180
℃以上のもので、例えばエチル7タレート、n−ブチル
フタレートの如きフタル酸のアルキルエステル類、或い
はトリクレジルホスヘートの如きリン酸エステル類があ
る。又、低沸点有機溶媒としては・一般に約30℃〜1
50Cに沸点を有するもので、例えば酢酸エチル、酢酸
ブチルなどの低級アルキルアセテート類が挙げられる。
また、これら高、低沸点の溶媒を併用してもよく、溶解
した現像主薬は公知の任意の方法で、構成層の親水性コ
ロイド中に分散してかまわない。
なお本発明における平版印刷版の構成層中に添加する場
合は、直接任意の層中に添加するか、もしくは溶解した
ものをゼラチンまたは合成高分子化合物(例えばポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、米国特許第3
,488,708号明細書に記載のアルキルアクリレー
ト、スルホアルキルアクリレート、またはアクリル酸の
コポリマー等)からなるバインダーに混合してから塗布
する。
前記の平版印刷版はアルカリ剤(例えばアルカリ金属や
アンモニウムの水酸化物、炭酸塩、燐酸塩)を含むアル
カリ活性化浴で現像処理される。
該アルカリ活性化浴にはハロゲン化銀溶剤および一般式
[T’、)で示される化合物を含有する。更に必要に応
じて現像促進剤、カブリ防止剤、スティンまたはスラッ
ジ防止剤、保恒剤、金属封鎖剤、湿潤剤などを含有せし
めることができる。
また前記の平版印刷版を現像後に現(8)停止する必要
のある場合には中和液を用いることができる。
この中和液は通常の酸性停止浴でよ<、PHが約3.0
〜8.0に調整されているものでよい。この中和液中に
は硬水軟化剤、pI(調節剤、緩(資)剤、硬膜剤など
含有されていてよく、また処理する印刷版のインキ汚れ
をなくすなどの目的から、コロイダルシリカ、或いはポ
リオール類などを添加含〜有してもよい。
本発明においては、上記の如く処理して製版を得たのち
、印刷性を向上改良する目的から種々の後処理を行うこ
とができる。例えば、インキ着肉性を向上する目的で、
米国特許第3,592,647号、同第3.490,9
06号、同第3,161,508明朗副書、特公昭46
−10910号、同48−29723号、同51−15
762号、同52−15762明細公報記載の方法など
で処理される。
1だ印刷物に、インキ汚れをなくす目的から、例えば米
国特許第3,547,632号明細書、特公昭39−5
114号、同4(1−763号、同47−16946号
、同47−25242号、同54−26921号、同5
4−33164明細公報などに記載の方法が適用できる
さらに、印刷版画縁を修正する目的から、例えば%−開
昭48−41808号、同51−21901号および同
51−219014公報等に記載の方法が適用できる。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例−1 コロナ放電したポリエチレンコート紙上に、現像剤とし
て下記を含有し、カーボンブラックを分散させたゼラチ
ン溶液を塗布した。
現像剤 〔ハロゲン化銀1モル当りの添加量、以下同じ
。〕 次いで、硬膜剤としてホルマリン、マット剤として富士
ディブンン社製サイロイド308および公知の界面活性
剤を含有するオルン増感された塩臭化銀ゼラチン乳剤を
塗布した。なお、この乳剤のハロゲン化銀組成は塩化銀
が80モル幅で残シは臭化銀からなり、1rr?当勺銀
が1.0g、ゼラチンが1.1gになるよう塗布した。
次いで、金コロイド溶液を塗布し銀塩拡散転写法による
印刷版を作成した。
このようにして得られた試料を露光して、下記1:”A
、]、[832種のアルカリ活性化液で30℃30秒間
処理し、次いで酸性中和液を用いて30C30秒間処理
した。(A)は本発明、〔B〕は比較例の試料である。
アルカリ活性化液    〔A〕    〔33次いで
、エツチング液で感脂化処理してから、給湿液を供給す
る装置を有したオフセット印刷機にて印刷した。
得られた印刷性は下記第1表の如くであり、表中の印刷
評価は下記の方法で判定した。
耐刷性:連続印刷しての印刷物が両縁濃度の低下、画像
のツブシ、いわゆルトヒ、或 いはよごれ等の発生で印刷不可能にな った枚数で評価した。
◎: 5000枚以上 ○: 3500枚から5000枚未満 Δ: 1000枚から3500枚未満 X:1000枚未満 着肉性:インキローラーを版面に接触させると同時に紙
送シを開始し、画像濃度の高 い良好な印刷物が得られるまでの印刷 枚数で評価した。
0210枚未満 △:10枚以上50枚未満 X:濃度の高い印刷物が得られない。
地よごれ:印刷枚数500枚目の白地部分に於けるよご
れ濃度から評価した。
○:まったく地よごれが発生しな い。
Δ:Nいよどれが部分的に発生す る。
X:全面に濃度の高いよごれが発 生する。
第1表から明らかな如く、アルカリ活性化液[A]’に
用いた本発明の印刷特性はアルカリ活性化液〔B〕を用
いた比較例に比べ優れていることがわかる。
実施例−2 180μm厚の下引済みポリエステルフィルムベース上
にカーボンブラックを分散したゼラチン溶液を塗布し、
次いで現像剤として下記を含有する実施例−1と同様の
塩臭化銀ゼラチン乳剤および金コロイド溶液を塗布して
試料とした。
現像剤 20.0g このようにして得られた試料を下記のアルカリ活性化液
を用いて30℃、30秒間静止現像を行ない、その後実
施例−1と同様・の処理をして印刷を行なった。
アルカリ活性化液 上記調整液に本発明の例示化合物及び下記の比較の化合
物をそれぞれ0.1g添加し、全量を水で1tとする。
得られた印刷特性は下記第2表の如くであシ、表中の印
刷評価は実施例−1と同様の方法で判定した。
第2表から明らかな如く、本発明のアルカリ活性化液を
用いた場合の印刷特性は比較例に比し優れている。
第2表 比較化合物−1冒 比較化合物−2 ■ 実施例−3 カーボンブラック塗布液から現像剤を除いた以外は実施
例−1とまったく同一の方法で作製した平版印刷版を、
下記の現像液で静止現像方法、および2秒間に1回攪拌
を行なう攪拌現像方法にて30℃、30秒間現像し、次
に実施例−1と同様の方法で処理した。
現像液 静止現像方法にて得られた試料を実施例−1と同様に印
刷したところ、始めから濃度が高く良好で、かつ地よご
れの少ない印刷物が得られたが、攪拌現像方法にて得ら
れた試料は、処理によるムラがはげしく、鮮明な印刷物
を得ることはできなかりた。
また、実施例−1と同一の平版印刷版を用い、実施例−
1のアルカリ活性化液〔A〕で上記と同様の方法で処理
したところ、静止現像方法にて得られた試料と攪拌現1
象方法にて得られた試料との間には印刷特性には差が見
出せず、どちらの方法にても良好な印刷物の多数枚が得
られた。
実施例−4 本実施例はネガ型印刷版に本発明の方法を適用したもの
である。
コロナ放電したポリエチレンコート紙上にホリアクリル
アンドおよびポリビニルアルコールをバイングーとする
ホル、ムアルデヒドによって硬膜されたパラジウムコロ
イド溶液を酋布して乾燥した。
次いで、その、通常の方法で調製された化学増感済みの
沃臭化銀ゼラチン乳剤(沃化銀6モル幅)と、同じく通
常の方法で調製された純塩化銀乳剤を増感法を施こさず
に、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールを塩化
鋏1モル当J1.9g添加してから両乳剤を銀量にて1
:5の割合で混合して乳剤を得、その得られた乳剤に実
施例−1と同様の現散剤を添加し塗布液を調整してから
、前記の物理現像核層上に塗布し乾燥した。
尚、以上の構成に関しては、特開昭54−48544号
公報に記載の方法に基づく陰画像形成方法によるもので
ある。
得られた試料fj!:露光して、実施例−1のアルカリ
活性化液[A]=に用いて、実施例−1と同様の方法で
処理してオフセット印刷機で印刷した結果、インキ着肉
性および耐・剛性に優れ、地よごれの少ない印刷物が得
られた。
〔発明の効果〕
以上の実施例からも明らかなように、本発明によれば耐
刷性および着肉性に優れ、地よごれのない印刷特性の優
れた平版印刷版を提供できる。
特許出願人  小西六写真工業株式会社代理人弁理士 
 坂 口  信 昭 (ほか1名) 手続補正書(自イ豹 昭和58年2月 7日 特許庁長官若杉η1夫 殿 16事件の表示 昭和58年 特  5I願グ<  1192号3 補正
をする者 事件との関係     特許出I慴人 4、 代  理  人   〒105 6 補正により増加する発明の数 別紙の通り 補 正 の 内 容(待ビ1昭58−1192)明細書
について次の通り補正する。
1 第6頁最下行に「およびIN、0は01〜C,の」
とあるを「およびIt、。は水素原子、Cl−C19の
」と補正する。
2 第7頁第1行、第2行および第3行に「鵠」とある
をl”CnJと補正する。
3 第8頁の〔例示化合物) (11)の次に下記を加
える。
記 (1’1)CnH3り ■ +1r1.、! 4 同頁下から第2〜最終行にUこれらのうちで・・・
・・・・・・・・・である。」とあるを「これらのうち
で最も好ましいものは、一般式f’ll)に属する例示
化合物の(x)、(+>)−(3)、(t2+、 (+
3)および一般式(1)に属する例示化合物の([5)
、(+5)−(7) 、(+4) テある。Jと補正す
る。
5 第20頁第1〜2行に「〔ハロゲン化銀・・・・・
同じ。〕」とあるをr C100m、”+リノ’aYf
5(;EI Jと補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 露光されたハロゲン化銀をアルカリ活性化浴で現像可能
    なiの現像主薬を構成層中に含有した銀塩拡散転写法を
    応用した平版印刷の製造方法において、該アルカリ活性
    化浴がハロゲン化銀溶剤および下記一般式〔■〕で示さ
    れる化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とす
    る平版印刷版の製造方法。 〔式中、2は置換もしくは非置換の5〜6員の複素環を
    完成するに必要な非金属原子群で、該複素環はナアゾリ
    ン核、チアゾール核、ベンゾチアゾール核、オキザゾリ
    ン核、オキサゾール核、ベンゾオキサゾール核、イミダ
    シリン核、イミダゾール核、ベンゾイミダゾール核、オ
    キサジアゾール核、チアジアゾール核、トリアジン核、
    セレナゾール核、ベンゾセレナゾール核、ピリジン核、
    ピリミジン核およびキノリン核から選ばれる。〕
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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