JPS591229B2 - 溶鋼の連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents

溶鋼の連続鋳造用浸漬ノズル

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JPS591229B2
JPS591229B2 JP53050330A JP5033078A JPS591229B2 JP S591229 B2 JPS591229 B2 JP S591229B2 JP 53050330 A JP53050330 A JP 53050330A JP 5033078 A JP5033078 A JP 5033078A JP S591229 B2 JPS591229 B2 JP S591229B2
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    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50Pouring-nozzles
    • B22D41/52Manufacturing or repairing thereof

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶鋼の連続鋳造において、取鍋からタンデ
ィツシュ内に供給された溶鋼を鋳型内に鋳込むための、
長時間使用に耐える浸漬ノズルに関するものである。
溶鋼の連続鋳造においては、モールドパウダーおよび浸
漬ノズルが使用されている。
モールドパウダー(たとえば、S 102 : 35.
46重量係、A7203: 6.088重量係CaO:
36.87重量係、Na2O: 8.05重量係、I
gAoss : 5.33重量係、および不純物からな
る組成のものが知られている)は、鋳型内の溶鋼表面上
に投与されて前記溶鋼のもつ熱によりガラス状に溶融し
て、溶鋼表面を被うと共に、凝固した溶鋼の外面と鋳型
内面との隙間に浸透して、鋳片の表面を覆う。
したがって、溶鋼および鋳片は、空気から遮断されるの
で、酸化からのがれられる。
また、溶融モールドパウダーの層は、溶鋼表面上に浮上
した非金属介在物を吸収する。
一方、浸漬ノズルは、クンディツシュの底に、実質的に
垂直に突出して取付けられ、その下部が、溶融モールド
パウダ一層を貫いて、鋳型内の溶鋼中に浸漬される。
したがって、クンディツシュ内の溶鋼は、浸漬ノズルを
通って鋳込みの初期を除き、空気に曝されることなく鋳
型内に鋳込まれる。
このように、連続鋳造において、浸漬ノズルとモールド
パウダーとを併用すると、鋳型内の溶鋼および鋳型から
抽出される鋳片の酸化、溶鋼中の乱流の発生、空気、モ
ールドパウダーおよびスラグの巻込み、溶鋼のスプラッ
シュ等の不利益が、効果的に防止されて、表面性状およ
び内部性状の良好な鋳片が得られる。
上述した浸漬ノズルの材料としては、溶融シリカ系、ジ
ルコン−グラファイト系、およびアルミナ−グラファイ
ト系の耐火物が知られており、浸漬ノズルは、これらの
耐火物を、公知の方法により、たとえば、第1図に概略
断面図で示されるような構造に成型し、ついで前記成型
体を焼成することによって製造される。
第1図に示されるように、1はノズル本体、2はカラ一
部、3は内孔、4は吐出口である。
タンディツシュ内の溶鋼は、浸漬ノズルのカラ一部2、
内孔3、および吐出口4を経て、鋳型内に流し込まれる
浸漬ノズルは、その内孔3内を高温の溶鋼が流下するの
で、特に鋳込みの初期において、急激な温度変化および
熱衝撃を受けるばかりでなく、内孔3を形成する面が、
溶鋼によって侵蝕される。
また、ノズル本体1の外面のうち、溶融モールドパウダ
一層と接触する部分は、溶鋼および溶融モールドパウダ
ーによって、他の部分に比べて最も多く侵蝕される。
なお、最近、連続鋳造機の大型化に伴ない、取鍋5杯分
以上の溶鋼を連続して鋳込むことが少なくない。
したがって、浸漬ノズルには、上述したような苛酷な使
用条件から、種々の特性が要求されるが、とりわけ、耐
用寿命に最も大きい影響があり満足させなければならな
い特性は、溶鋼の鋳込初期における耐スポーリング性、
溶鋼に対する耐侵蝕性および溶融モールドパウダーに対
する耐侵蝕性である。
この3つの特性を同時に満足していない浸漬ノズルは、
取鍋5杯分以上の溶鋼の鋳型内への連続鋳造に耐えるこ
とができない。
しかしながら、上述した、溶融シリカ系、ジルコン−グ
ラファイト系、およびアルミナ−グラファイト系の耐火
物は、いずれも一長一短があり、これらの耐火物単味で
は、上述した3つの特性を同時に満足する浸漬ノズルを
製造することは、甚だ困難である。
すなわち、溶融シリカ系耐火物は、熱膨張率がきわめて
小さく、また、溶融モールドパウダーに対する耐侵蝕性
が、厚(径)方向の侵蝕量が、取鍋1杯分の溶鋼の連続
鋳造当り2〜3m’tttであることから、比較的良好
であるが、その反面、長時間使用している間に、溶融シ
リカが転移するので、亀裂が生じやすくなり、また、溶
鋼、とくに高Mn溶鋼に対する耐侵蝕性が比較的低いと
いう問題がある。
また、ジルコン−グラファイト系耐火物は、溶鋼に対す
る耐侵蝕性が比較的良好であるが、その反面、溶融モー
ルドパウダーに対する耐侵蝕性に問題がある。
さらに、アルミナ−グラファイト系耐火物は、溶鋼に対
する耐侵蝕性が良好である。
しかし、ジルコン−グラファイト系耐火物、およびアル
ミナ−グラファイト系耐火物はいずれも、グラファイト
を含有しているので、熱伝率が高く、したがって急激な
温度変化および熱衝撃によく耐えることができるのであ
るが、その反面、グラファイトが、酸化および/または
溶鋼中に溶出して、組織がポーラスになり、ポーラスに
なった部分に、溶鋼および溶融モールドパウダーが侵入
して侵蝕されるという、共通した欠点をもっている。
したがって、上述したような問題点を解決して、溶鋼の
連続鋳造用浸漬ノズルに要求される、溶鋼に対する耐侵
蝕性および溶融モールドパウダーに対する耐侵蝕性を改
善するために、 (イ)第2図に概略断面図で示されるように、主として
、溶融シリカからなるノズル本体5の内孔6および吐出
ロアを形成する面8と、前記ノズル本体5の下部にして
、溶融モールドパウダ一層と接触する部分9との、少な
くとも1箇所に、ジルコニア質耐火物のような耐溶損性
の高い耐火物層を配置した(前記耐溶損性の高い耐火物
としては、ジルコニア系、シリカ−ジルコニア系、ジル
コニア−ムライト系、ムライト系、および酸化クロム系
の耐火物が適している)浸漬ノズル(以下従来ノズル1
という)、 (ロ)溶鋼に対する耐侵蝕性に優れた耐火物からなるノ
ズル本体の外面全部、または溶融モールドパウダ一層と
接触する部分に、(溶融モールドパウダ一層と接触する
部分の場合は、その上下端部の外面を、その上下の前記
ノズル本体の外面と、軸方向にそって平滑に連続させ、
または前記ノズル本体の外面よりも高くなるように)溶
融モールドパウダーに対する耐侵蝕性に優れた耐火物層
を装着した(前記溶鋼に対する耐侵蝕性に優れた耐火物
としては、アルミナ−グラファイト系耐火物が適してお
り、また、前記溶融モールドパウダーに対する耐侵蝕性
に優れた耐火物としては、溶融シリカ系耐火物が適して
いる)浸漬ノズル(以下従来ノズル2という)、(ハ)
第3図に概略断面図で示されるように、ノズル本体10
の下部にして、溶融モールドパウダ一層と接触する位置
の部分11、または前記部分11およびこれに続く下の
部分12を、ジルコニア−グラファイト系耐火物、また
はMgO・Al2O3スピネル−グラファイト系耐火物
で形成し、また前記ノズル本体10のその他の部分を、
アルミナ−グラファイト系耐火物で形成した(前記ジル
コニア−グラファイト系耐火物としては、 炭素:15〜30%、 ジルコニア:30〜70係、 シリカ:20%以下、 (以上重量係)からなる耐火物が、 前記MgO・Al2O3スピネル−グラファイト系耐火
物としては、 炭素:20〜30チ、 シリカ:10係以下、 マグネシア:30〜65%、 アルミナ=10〜40%、 その他二5%以下、 (以上重量係)からなる耐火物が、 それぞれ最も好ましい)浸漬ノズル(以下従来ノズル3
という)、 が提案されている。
しかしながら、従来ノズル1においては、ノズル本体5
の主材料である溶融シリカは、前述したように、熱膨張
率がきわめて小さく、また、溶融モールドパウダーに対
する耐侵蝕性が比較的良好であるが、その反面、溶鋼に
対する耐侵蝕性が比較的低く、一方、耐溶損性の高い耐
火物層の主材料であるジルコニアが、溶融モールドパウ
ダーに対する耐侵蝕性がきわめて優れているが、その反
面、熱膨張率が高いから、焼成時に、配置された耐火物
層と熱膨張率のきわめて小さい溶融シリカからなるノズ
ル本体5との間に大きな熱膨張差が生じ、この結果、両
者に亀裂が発生するおそれがあり、かくて、欠陥のない
浸漬ノズルを得ることが困難である。
したがって、従来ノズル1は、取鍋5杯分以上の溶鋼の
連続鋳造という、苛酷な使用条件に耐えることが困難で
あるという問題がある。
従来ノズル2においては、耐火物層の主材料である溶融
シリカが、溶鋼、とくに高Mn溶鋼に対する耐侵蝕性が
低く、また、長時間使用している間に転移するので亀裂
が生じやすくなり、しかも、前記耐火物層は、単に溶融
モールドパウダーに接触するだけでなく、溶鋼にも接触
することから、溶鋼に対する耐侵蝕性の点で問題があり
、結局、取鍋5杯分以上の溶鋼の連続鋳造は困難である
従来ノズル3においては、溶融モールドパウダーと接触
する位置の部分11(この部分も、溶鋼と接触する)お
よびこれに続く下の部分12の耐大物が、炭素含有量が
15〜30係と高いので、炭素が酸化および/または溶
鋼中に溶出してその組織がポーラスとなり、ポーラスに
なった部分に溶鋼および溶融モールドパウダーが侵入し
て、ジルコニアが侵され、この結果、侵蝕が早められる
という問題がある。
したがって、従来ノズル3も、取鍋5杯分以上の溶鋼の
連続鋳造という、苛酷な使用条件に耐えることは困難で
ある。
そこで本発明者は、以上のようt問題を解消し、溶鋼の
連続鋳造に際して、鋳型内の溶鋼表面上の溶融モールド
パウダ一層と接触する部分が、溶鋼に対する耐侵蝕性は
もとより、とくに溶融モールドパウダーに対する耐侵蝕
性に優れた浸漬ノズルであって、長時間使用、とくに取
鍋5杯分以上の溶鋼の連続鋳造に耐える、浸漬ノズルを
提供すべく研究を行なった結果、 浸漬ノズルを、 アルミナ−グラファイト系耐火物からなるノズル本体と
、 前記ノズル本体の下部にして、前記ノズル本体が鋳型自
溶鋼中に浸漬されたときに前記溶鋼表面上の溶融モール
ドパウダ一層と接触する部分に配置した、 炭素:2〜10チ、 ジルコニアニア0〜93係、 炭化ケイ素および溶融シリカのうちの1種又は2種:5
〜30係 (以上重量係)からなる耐火物層とを備え、前記ノズル
本体と、前記耐火物層とを、一体的に形成し、 前記耐火物層の上下端部の外面を、前記耐火物層の上下
位置の前記ノズル本体外面と、前記ノズル本体の軸方向
にそって平滑にして連続させたものとして構成すれば、 長時間使用、とくに取鍋5杯分以上の溶鋼の連続鋳造に
耐えることができるという知見を得たのである。
この発明は上記知見にもとづいてなされたものであって
、以下に上述のように数値限定した理由について説明す
る。
(1)炭素(C)、 炭素は、耐火物の熱伝導率を高めると共にその熱膨張率
を下げる作用があり、さらに、耐火物の耐スポーリング
性およびその溶鋼に対するぬれ難さ性を向上させる作用
があるが、2%未満では、上述した作用に所望の効果が
得られず、一方、10%を越えると、その一部が酸化お
よび溶鋼中に溶出して、耐火物がポーラスになり、ポー
ラスになった部分に、溶鋼および溶融モールドパウダー
が侵入して、後述するジルコニアを侵蝕することから、
その含有量を2〜10%と定めた。
なお炭素としては、グラファイト、無定型炭素のいずれ
でもよい。
(2)ジルコニア(Zr02) ジルコニアは、溶融モールドパウダーに対する耐侵蝕性
がきわめて高いので、溶融モールドパウダーによる侵蝕
を防止するために含有させるが、70%未満では、溶融
モールドパウダーに対する所望の耐侵蝕性が得られない
一方、ジルコニアは熱膨張率が高いので、93%を越え
ると、溶鋼の鋳込み初期に亀裂が発生しやすい。
したがって、ジルコニアの含有量ヲ、70〜93係と定
めた。
なお、ジルコニアとしては、安定化ジルコニア、未安定
化ジルコニアのいずれでもよい。
(3)炭化ケイ素(SiC)および溶融シリカ(Sin
2:炭化ケイ素は、安定した炭化物であり、炭素が酸化
または溶鋼中に溶出する傾向があることから、この不利
益を補うために必要に応じて添加する。
すなわち、炭化ケイ素は、炭素に比して、酸化され難い
長所を有するし、たとえ酸化しても、シリカ被膜が生成
され、このシリカ被膜が炭素の酸化または溶鋼中への溶
出を防止するので、炭素の酸化または溶鋼中への溶出に
よる耐火物のポーラス化が緩和される。
また、炭化ケイ素は、熱伝導率が比較的高いから、これ
を添加することによって耐火物の熱伝導率を改善するこ
とができる。
溶融シリカは、熱膨張率がきわめて小さいことから、ジ
ルコニアの筒い熱膨張率を緩和して耐火物の熱膨張率を
下げるために必要に応じて添加する。
また溶融シリカは、溶融モールドパウダーに対する耐侵
蝕性に優れている。
しかしながら、炭化ケイ素および/または溶融シリカの
含有量が、5%未満では、上述した所望の効果が得られ
ず、一方、30係を越えると、上述したジルコニアの含
有量が相対的に低下して溶融モールドパウダーに対する
所望の耐侵蝕性が得られないことから、溶融シリカおよ
び/または炭化ケイ素の含有量を5〜30f0と定めた
第4図は、この発明を適用した、溶鋼の連続鋳造用浸漬
ノズルの概略断面図であり、図示されるように、13は
ノズル本体、14は前記ノズル本体13のカラ一部、1
5は前記ノズル本体13の内孔、16は前記内孔15の
吐出口、17は鋳型、18は前記鋳型17内の溶鋼、1
9は前記溶鋼18の表面上の溶融モールドパウダ一層で
あり、20は、前記ノズル本体13の下部にして、前記
溶融モールドパウダ一層19と接触する部分に配置した
耐火物層である。
前記ノズル本体13の材料としては、公知の組成をもつ
アルミナ−グラファイト系耐火物でよいが、とくに、た
とえば、アルミナ:48.O〜51.0重量係、炭素:
i9.0〜21.0重量係、およびその他:28.0〜
31.0重量係の組成をもつもの、またはアルミナ:4
4.O〜48.0重量係、炭素:25.0〜28.0重
量覧およびその他:26.O〜29.0重量係の組成を
もつものが、好ましい。
アルミナ−グラファイト系耐火物は、溶鋼に対する耐蝕
性に優れており、また、炭素を含有しているので、熱伝
導率が高い。
したがって、アルミナ−グラファイト系耐火物からなる
ノズル本体13の内孔15、吐出口16および溶鋼内に
浸漬された部分は、溶鋼による侵蝕が少ないと共に、溶
鋼の鋳込み初期における温度変化および熱衝撃が緩和さ
れ、亀裂の発生が防止される。
また、前記耐火物層20の厚さは、たとえば、ノズル本
体13の肉厚が20〜30mmの場合、10〜15mm
で充分である。
ついてこの発明の実施例について説明する。
〔実施例 1〕 第4図に示す通りの構造のノズルを作成すべく、ノズル
本体13の材料として、通常のアルミナ−グラファイト
系耐火物を準備し、耐火物層20の材料として、 グラファイト:3%、 未安定化ジルコニアニア2%、 炭化ケイ素=15%、および、 溶融シリカ:10%、 (以上重量%)からなる耐火物に、結合剤さしてタール
およびピッチを混合したものを準備した。
そして、これらの耐火物を、通常のラバープレス法によ
って成型し、ついで焼成して、肉厚が、30mm(耐火
物層20の肉厚は15龍)のサイズの本発明浸漬ノズル
1を作成した。
そして、このようにして得た本発明浸漬ノズル1を用い
て、容量250 +−ンの取鍋6杯のアルミキルト鋼を
、2ストランドで、連続鋳造したところ、耐火物層の肉
厚方向の最大侵蝕量は、僅かに101mであった。
一方比較の目的で、アルミナ−グラファイト系耐火物単
味からなる、第1図に示す通りの構造の従来浸漬ノズル
(肉厚30mm)を用いて、容量250トンの取鍋3杯
のアルミキルド鋼を、2ストランドで、連続鋳造したと
ころ、前記従来浸漬ノズルの、溶融モールドパウダ一層
と接触した部分の肉厚方向の最大侵蝕量は、251rL
1ftに達し、それ以上の連続鋳造は不可能であった。
〔実施例 2〕 耐火物層20の材料として、 グラファイト:2f0、 炭化ケイ素:10%、および、 MgO安定化ジルコニア:88係、 (以上重量%)からなる耐火物に、結合剤として、フェ
ノールレジンを使用したものを用いた以外は、実施例1
と同じ条件で、実施例1と同じ構造をもつ本発明浸漬ノ
ズル2を作成した。
そして、このようにして得た本発明浸漬ノズル2を用い
て、容量100トンの取鍋8杯のアルミ・シリコンキル
ド鋼を、■ストランドで、連続鋳造したところ、耐火物
層20の肉厚方向の最大侵蝕量は、16間で、不安なく
使用することができた。
一方、比較の目的で、実施例1において用いたものと同
じ従来浸漬ノズルを用いて、容量100トンの取鍋3杯
のアルミ・シリコンキルド鋼を、1ストランドで、連続
鋳造したところ、前記従来浸漬ノズルは溶断してしまっ
た。
以上説明したように、この発明においては、取鍋5杯分
以上の溶鋼の使用に耐え、従来の浸漬ノズルに比して、
2〜3倍以上の耐用寿命をもつ、溶鋼の連続鋳造用浸漬
ノズルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、それぞれ別の従来の溶鋼の連続鋳造
用浸漬ノズルの概略断面図、第4図は、この発明を適用
した溶鋼の連続鋳造用浸漬ノズルの概略断面図である。 L5,10,13・・・・・・ノズル本体、2,14゜
・・・・・・カラ一部、3,6,15・・・・・・内孔
、4,7゜16・・・・・・吐出口、8・・・・・・面
、9,11,12・・・・・・部分、17・・・・・・
鋳型、18・・・・・・溶鋼、20・・・・・・耐火物
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミナ−グラファイト系耐火物からなるノズル本
    体と、 前記ノズル本体の下部にして、前記ノズル本体が鋳型内
    @束中に浸漬されたときに前記溶鋼表面上の溶融モール
    ドパウダ一層と接触する部分に配置した、 炭素:2〜10%、 ジルコニアニア0〜93%、 炭化ケイ素および溶融シリカのうちの1種又は2種:5
    〜30係(以上重量%)からなる耐火物層とを備え、 前記ノズル本体と、前記耐火物層とを、一体的に形成し
    、 前記耐火物層の上下端部の外面を、前記耐火物層の上下
    位置の前記ノズル本体外面と、前記ノズル本体の軸方向
    にそって平滑にして連続させたことを特徴とする溶鋼の
    連続鋳造用浸漬ノズル。
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