JPS5912148B2 - 距離測定方法並びにその装置 - Google Patents

距離測定方法並びにその装置

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JPS5912148B2
JPS5912148B2 JP4529476A JP4529476A JPS5912148B2 JP S5912148 B2 JPS5912148 B2 JP S5912148B2 JP 4529476 A JP4529476 A JP 4529476A JP 4529476 A JP4529476 A JP 4529476A JP S5912148 B2 JPS5912148 B2 JP S5912148B2
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wave
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義昭 遠藤
泰司 原
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/06Systems determining position data of a target
    • G01S13/08Systems for measuring distance only
    • G01S13/32Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated

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  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は連続波を用いて物標からの反射受信波の位相
差より物標までの距離を測定する方法並びにその装置に
関するものである。
・一般的なサイドトーン(SIDE Tl0NB )順
次送出方式による距離測定方式について説明する。
この方式はサイドトーンの送出時と物標から折り返しの
受信時との位相差を測定し物標までの距離を算出するも
のである。
距離分解能の向上をはかるためにはサイドトーンの周波
数を高くすればよいが、物標までの往復の距離がサイド
トーンの1周期を越える場合、このサイドトーンl波で
はサイドトーン送受間の位相差が何周期目に当るか判別
できない。
そこでこのサイドトーン周期のあいまいさを除くために
はより低い周波数のサイドトーンを併用することが必要
になる。
このサイドトーンをアンビギュイティトーン(AMBI
GUTYTONB)と称し、通常成る周波数比をもたせ
た数種のアイビギュイテイトーンが用意される。
これに対し最も周波数の高いサイドトーンをレンジトー
ン(RANGE TONE)と称している。
上記の補足説明を第1図にて行なう。
レンジトーンの送受間の位相差はd=(α+2πxn)
radである。
ここで位相差αrad (0≦α〈2π)は検出が可能
であるが、何周期目のnに相当するかは不明である。
この位相のあいまいさnを知るため、例えばレンジトー
ン周波数fOの115の周波数f1をもつアンビギュイ
ティトーンを送出する。
第1図に示す送受波形の位相関係の場合nは(3+5n
’)であることが分る。
さらに、上記n′を知るためには、より低い周波数のア
ンビギュイテイトーンを使用して同様の位相検出を繰り
返してゆけばよい。
なお、アンビギュイテイトーンはレンジトーンのn倍周
期のあいまいさを除けば送出の必要はないものである。
この発明の目的は、上述した距離測定方法において、距
離測定誤り率をより減少させることのできる距離測定方
法及びその装置を提供することにある。
即ち、この発明は、レンジトーンとアンビギュイテイト
ーンを用い、アンビギュイテイトーンの送信波をレンジ
トーンの送受間位相差とあいまいさを示す整数で決まる
位相差との和だけシフトしたものと該送信波に対する物
標からの反射受信波との位相差がOになるような上記シ
フト量における整数を求め、このときのシフト量を用い
て物標までの距離を求める方法において、レンジトーン
を連続的に送信し該レンジトーンの送受間位相差を連続
して検出する一方、連続波のアンビギュイテイトーンを
数回に分けて送信し、該アンビギュイテイトーンの上記
シフト量が2回連続して同じであるときそのシフト量を
用いて物標までの距離を算出するようにしたものである
以下この発明の実施例を第2図及び第3図により説明す
る。
第2図は本発明の一実施例による距離測定装置の位相検
定回路の一構成例を示し、図において、1は位相検出器
(PSD)、2,8はローパスフィルタ(LPF)、3
.9は振幅比較器で、それぞれ第2図す及びCに示す入
出力特性を有するものである。
4はクロックを通すゲート回路、5は可逆カウンタで、
振幅比較器3の出力に応じて加減算された計数値n1(
nlは正の整数)を出力するものである。
6は位相シックで、別途測定された第1の周波数fOの
レンジトーンの連続的位相差データ及び可逆カウンタ5
の内容によりその位相量が制御されるものである。
7は第2の周波数flのアンビギュイテイトーンを発生
する基準発振器である。
基準発振器7にて発生するアンビギュイテイトーンは全
く同位相状態で一方は送信用、他方は受信されたアンビ
ギュイテイトーンの位相検出のための基準アンビギュイ
テイトーン用として使用される。
後者は位相シフタ6にて、レンジトーンの送、受信波の
位相差α1(0≦α1く2π)をアンビギュイテイトー
ン周波数flに換算した位相量ψ、即ちα1・f 1/
f Oの位相差(第1図で言えばα・115rad)と
可逆カウンタ5の内容に応じた位相差2π・nl−f1
/fOの位相量との和だけの位相シフトが与えられ、そ
の出力をPSDIの基準アンビギュイテイトーンとする
レンジトーンとアンビギュイテイトーンの周波数fO,
flの比を5:lとすれば、PSDIに於ける受信アン
ビギュイテイトーンと基準アンビギュイテイトーンとの
位相差は可逆カウンタ5の内容に応じ、0.±2π15
.±4π15radの5つの状態が存在する。
この位相差が0radのときPSDIの出力はOとなり
振幅比較器3に出力はなく、振幅比感器9に出力りがあ
られれる。
この時の振幅比較器9の出力りを捕捉完了信号と称し、
この状態を捕捉完了という。
このような状態は、第1図に示すアンビギュイテイトー
ン送受波形の位相関係の場合、送出アンビギュイテイト
ーンの位相を(α−2πX2)15rad遅らせること
により実現しつる。
即ち、捕捉完了信号があられれた時点の位相シフタ6の
位相量(α十2πXn)15radのn(−〇、±1.
±2)がレンジトーンの位相差のあいまいさを除く解に
なる。
また、受信アンビギュイテイトーンと基準アンビギュイ
テイトーンの位相がずれておれば、PSDlの出力は0
にならないため、振幅比較器9には捕捉完了信号りは出
ない。
受信アンビギュイテイトーンに対し基準アンビギュイテ
イトーンが遅れておれば(2π15又は4π/ 5 r
ad )、振幅比較器3の一側に出力があり、ゲート回
路4にて可逆カウンタ5ヘカウントダウンクロツクを送
る。
可逆カウンタ5が成る数までカウントすれば、可逆カウ
ンタ5は位相シフタ6へ基準アンビギュイテイトーン位
相を2π15rad進ませる信号を送る。
次に、受信アンビギュイテイトーンに対し、基準アンビ
ギュイテイトーンが進み位相にあれば(2π15又は4
π/ 5 rad )、振幅比較器3の上側に出力があ
り、ゲート回路4にて可逆カウンタ5ヘカウントアツプ
クロツクを送る。
可逆カウンタ5が成る数まで達すれば、可逆カウンタ5
は位相シフタ6へ、こんどは2π15rad遅らせる信
号を送る。
このようにして、アンビギュイテイトーンの受信波と基
準波との位相差が0radになれば、PSDlの出力は
0となるから、振幅比較器3に出力がなくなり、可逆カ
ウンタ5には基準波を位相シフトさせる信号は発生せず
、アンビギュイテイトーンの受信波と基準波との位相差
0radを保持している。
この間に振幅比較器9にて捕捉完了信号りを生じ、アン
ビギュイテイトーンの捕捉を完了する。
更にレンジトーンの位相のあいまいさ除去の必要があれ
ば、より低い周波数f2のアンビギュイテイトーンに切
替え、上記と同様の位相検出を行なう。
第2図に示した1つのアンビギュイテイトーンに対する
位相検定回路10を複数組合せたものを第3図により説
明する。
第3図に於いて、10A〜1ONは第2以降の位相検定
回路で、これは第2図に示した基準発振器7、位相検出
器1、ローパスフィルタ2,8、振幅比較器3,9、ゲ
ート回路4並びに可逆カウンタ5と同様なものをそれぞ
れ有するものである。
なお図示していないが、第2の位相検定回路10Aに位
相信号Elを出力するものとして、第2図に示した周波
数fOの連続波を発振出力する基準発振器7及び位相検
出器1とそれぞれ同様のものを有する第1の位相検定回
路が設けられている。
ここで、レンジトーンの周波数をfOとすると、位相検
定回路10Aのアンビギュイテイトーンの周波数f1は
レンジトーンの周波数fOより低く選定され、位相検定
回路10Bのアンビギュイテイトーンの周波数f2は位
相検定回路10Aのアンビギュイテイトーンの周波数f
lより低く、以下同様に位相検定回路1ONのアンビギ
ュイテイトーンの周波数fNが最低の値に選定されてい
る。
周波数fl−fNのそれぞれの送信用アンビギュイテイ
トーンAl−ANは選択回路12に入力され、ここで制
御回路11からの選択信号により選択されて送信される
ものである。
物標で反射されたアンビギュイテイトーン受信信号は選
択回路13に入力され、送信時と同様に制御回路11か
らの選択信号に応じて選択され受信アンビギュイテイト
ーンBl−BNとなる。
位相検定回路10A〜1ONの位相シフト信号C1−C
N及び捕捉完了信号DI−DNはそれぞれ制御回路11
に入力される。
位相信号E1〜BNの位相量ψ1.ψ2゜・・・・・・
、ψNは第2図にて示されている位相シフタ6への入力
ψに相当し、ψ1はレンジトーンの位相差のアンビギュ
イテイトーン周波数fl換算の位相量、ψ1(i=2〜
N)はアンビギュイティトーン周波数f(i−1)の基
準波の位相シフト量をアンビギュイテイトーンの周波数
fiにて換算した位相量である。
いまアンビギュイテイトーンの周波数f(i−1)を捕
捉したとする。
捕捉完了信号D(i−1)は捕捉シーケンス制御回路1
1へ送られ、ここでは捕捉完了信号を受は付けると同時
に次のアンビギュイテイトーン周波数fiの選択命令を
下す。
このアンビギュイテイトーン選択信号は選択回路12に
てアンビギュイテイトーン周波数fi、1波を送出し、
選択回路13では受信したアンビギュイテイトーン周波
数fiを該当の位相検定回路10iへ送る。
そして各アンビギュイテイトーン毎にこれをくり返し、
最低周波数のアンビギュイテイトーン周波数fNの捕捉
完了信号DNを出力すれば、物標までの距離のうち周波
数fNの一周期相当の距離C/2fN(Cは光速)の範
囲内のあいまいさは除かれたことになる。
次に位相差の誤り率検定について説明する。
一般的にサイドトーン順次送出方式におけるアンビギュ
イテイトーン捕捉(位相検出)の誤りは、受信アンビギ
ュイテイトーンと基準アンビギュイテイトーンとの位相
差が0rad以外の時に捕捉完了信号が生じた場合に起
こるが、これは主に熱雑音・位相ジッタ等の原因による
ものであり、もし誤れば測定距離誤差は太きいものとな
る。
特に低周波アンビギュイテイトーン程、距離誤差領域が
大きくなる。
又この方式は全アンビギュイテイトーン信号の捕捉完了
後はレンジトーンl波のみの連続位相測定により連続距
離測定が可能であるという特徴をもっているが、捕捉が
間違っておれば、連続誤り測定という結果を招く。
この方式の欠点として更にレンジトーン位相測定完了後
金アンビギュイテイトーンが捕捉完了するまで距離が判
明しないため測定に時間がかかることがあげられる。
そこで、時間の短縮をはかるためには、(7′)LPF
2.8の時定数を早くする、(イ)振幅比較器3のスレ
ッショルドレベルを下げる、(つ)振幅比較器9のスレ
ッショルドレベルを上げる、(力高周波クロックを用い
てカウンタ5のカウント時間を早くする、等の方法を行
えばよい。
しかし、いずれも捕捉誤り率を悪化させる原因となるば
かりで根本的な解決方法ではなかった。
そこで、単に距離を多数回測定するだけでは目標が動い
ている場合測定の時間差があるため各データを比較でき
ないが、レンジトーンの位相を連続的に測定する手段を
別途そなえている場合には第2図のカウンタ5の出力(
位相シフト信号と言う)を利用して捕捉検定の多重検定
が可能である。
第4図を用いこの測定方法を説明する。
まず第1回のアンビギュイテイトーンの捕捉完了後、レ
ンジトーンの連続的位相測定を続行しながら、アンビギ
ュイテイトーンを1回目と同様に順次送出させる。
2回目はレンジトーンの連続的位相測定データにより第
2図の位相シフタ6の位相量を常に更新しているので、
第1図のαradが動いても、第2図の位相シフタ6に
てアンビギュイテイトーンの基準波は、レンジトーンの
動いた位相量のアンビギュイテイトーン周波数に換算さ
れた位相量だけ位相シフトされているゆえ、アンビギュ
イテイトーンの受信波と基準波とは位相が一致している
筈である。
従って捕捉完了信号は直ちに出力する。
ところが1回目にて検出した位相関係(0rad相)と
2回目にて検出した位相関係とが異なっておれば(±2
π15.±4π15rad相)捕捉完了信号は出す、基
準アンビギュイテイトーンの位相シフト信号が第2図の
カウンタ5より出力する。
この位相シフト信号は1回目の測定によって得られたア
ンビギュイテイトーンの捕捉状態を2回目の測定では修
正しなければならなくなったことを示すものであり、1
回目と2回目のいずれか、もしくは両者に捕捉誤りがあ
ったことを意味する。
従って2回目にて位相シフト信号があれば、この信号を
用い、直ちにアンビギュイテイトーンの捕捉やり直しを
行なわせる。
結局n回目の測定時、各アンビギュイテイトーンの捕捉
の間、位相シフト信号が出ず、捕捉完了信号のみが出力
されれば初めてn−1回目の測定距離は正しいとするの
である。
このようにこの発明の実施例において用いる多重捕捉検
定では、全アンビギュイテイトーンを1回目と同様に順
次送出する。
そして1回目及び2回目での各アンビギュイテイトーン
の位相が全て同じ時のみ測定距離が正しいとしている。
従ってこの装置では距離を誤る場合といえば、1回目に
誤ったアンビギュイテイトーにおいても2回目も全く同
じ位相差(正負の別も含めて)で誤る時のみである。
その他の場合は全て誤りであることが確認され、捕捉の
やり直しが可能である。
ところで、あるアンビギュイテイトーンが誤るのは1回
目と2回目が全く独立事象であるから、1回目に誤った
トーンが2回目に誤り易いということはない。
従って、このシステムで同じアンビギュイテイトーンが
誤る確率は従来のものの確率の自乗分の1となるが、さ
らにそのトーンの位相差まで判定できるのであるから、
多重捕捉検定によるシステムの誤り率は従来のシステム
に比べて自乗分の1以下となる効果があり、はとんど零
となるので、測距データの信頼性が従来に比べ飛躍的に
向上することになる。
またこの多重捕捉検定では2回目のシーケンスの時には
1回目ですでにレンジトーンの位相測定状態にあり、か
つ各アンビギュイテイトーンの位相同期が行なわれてい
るので、これらの位相同期に要する時間が短縮される。
さらに従来のシステムは捕捉完了後そのデータの真偽を
確かめるためには、一度捕捉を中断して再捕捉をしなけ
ればならなかった。
そしてこの場合に、物標が移動していれば先のデータの
真偽の確かめ様がなかった。
ところがこの発明の実施例による距離測定装置並びにそ
の方式では、2回以上に渡る捕捉シーケンス中に捕捉を
中断することなく自動的に捕捉結果の誤りを検証し、そ
れを修正するという大きな利点がある。
これは従来のシステムでは不可能なことであった。
ここで、上記実施例では位相信号E2〜EHの位相量ψ
2〜ψNは1つ前の位相検定回路の位相シフタの出力か
ら入力されるものとして説明したが、独立にレンジトー
ンによる位相量ψlを求める場合と同様に各アンビギュ
イテイトーンにより位相量ψ2〜ψNを求めることが出
来ることは明白である。
又、各アンビギュイテイトーンの周波数fl−fNとレ
ンジトーンの周波数fOとの関係は整数比番こなるよう
に選択することが望ましい。
さらに、この位相検定回路で2つのアンビギュイテイト
ーンの周波数fl 、f2を用いた場合、アンビギュイ
テイトーンの周波数f2とflとの関係並びにアンビギ
ュイテイトーンの周波数flとレンジトーンの周波数f
Oとの関係を同一整数倍に選択することにより、なお一
層距離測定装置を簡単な回路で構成出来るものである。
また、アンビギュイテイトーンは測定範囲に応じて1以
上を用いることにより実施できる。
さらに上記実施例の装置によれば可逆カウンタからの捕
捉完了信号で制御回路を制御しているので、多重捕捉検
定を簡単な構成で実現できる。
以上説明したように、この発明の距離測定方法並びにそ
の装置によれば、レンジトーンとアンビギュイテイトー
ンとを用い、アンビギュイテイトーンの送信波を所定量
シフトしたものと該送信波に対する物標からの反射受信
波との位相差がOになるような上記シフト量における整
数を求め、このときのシフト量を用いて物標までの距離
を求める方法において、上記シフト量が2回連続して同
じであるときそのシフト量を用いて物標までの距 離を
算出することにより、物標までの距離測定誤り率を大き
く減少させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は送信及び受信時におけるレンジトーン及びアン
ビギュイテイトーンの波形図、第2図aはこの発明の実
施例による距離測定装置の位相検出回路を示すブロック
図、第2図す及びCは振幅比較器3及び9の特性を示す
特性図、第3図はこの発明の実施例による距離測定装置
を示すブロック図、第4図はこの発明の実施例による距
離測定方法を説明するためのフローチャート図である。 図に於いて、1は位相検出器、2,8はローパスフィル
タ、3,9は振幅比較器、4はゲート、5は可逆カウン
タ、6は位相シフタ、7はアンビギュイテイトーンを発
生する基準信号発生器、10、10A−1ONは位相検
定回路、11は捕捉シーケンス制御を行なう制御回路、
12.13は選択回路である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 =154−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の周波数fOでの発振出力波を連続的に送信し
    、この第1の周波数fOより低い第2の周波数flでの
    発振出力波を数回に分けて送信し、上記送信された送信
    波に対する物標からの第1の周波数foの反射受信波と
    該第1の周波数fOの発振出力波との位相差αl(0≦
    α1く2π)を求め、上記第2の周波数f1の発振出力
    波の位相を、連続的に入力される上記位相差α1と2π
    ・nl(nlは整数)との和と第11第2の周波数fO
    ,flの比との積である位相差(αl+2π・nl)・
    f 1/f Oだけシフトし、このシフトした信号波の
    位相と上記第2の周波数f1の反射受信波の位相とか等
    しくなるような、あいまいさのない上記第1の周波数f
    Oの発振出力波と反射受信波の位相差α1′の値を求め
    るための上記整数n1を求め、必要に応じ上記と全く同
    様のアンビギュイテイ検出方法を第2の周波数flに対
    する第3の周波数f2.・・・、第(i−1)の周波数
    f(1−2)に対する第iの周波数f(i−1)を用い
    てあいまいさのない上記第2〜第(i−1)の周波数f
    l=f(i−2)の発振出力波と反射受信波の位相差α
    り〜α(i−1)’G求めるための整数n2〜n(i−
    1)を求め、以上のアンビギュイテイ検出方法を操り返
    したときに上記整数01又はnlないしn(i−1)の
    同じ値が2回連続して得られたときの該整数nl又はn
    lないしn(i−1)を用いて物標までの距離を算出す
    ることを特徴とする距離測定方法。 2 第1の周波数fOでの発振出力波を連続的に発生す
    る第1の発振器、及び該第1の発振器からの第1の周波
    数fOで送信された送信波に対する物標からの第1の反
    射受信波と上記第1の発振器からの出力波との位相差α
    l(0≦αl<2π)を連続的に検出する第1の位相検
    出器を備えた第1の位相検定回路と、上記第1〜i−1
    の周波数fO〜f(i−2)より低い第2〜!の周波数
    f1〜f(i−1)での発振出力波を発生する第2〜l
    の発振器、入力信号に応じて加減算された計数値n2〜
    n1を出力する第2〜lの可逆カウンタ、上記第2〜i
    の発振器からの上記第2〜lの周波数f l=f (i
    −1)の位相を、上記第1〜(i−1)の位相検出器か
    らの位相差αl〜α(i−1)(0≦α(i−1)<2
    π)と上記第2〜lの可逆カウンタからの計数値n2〜
    n!に応じた位相差2π・n2〜niとの和と第1〜第
    (i−1)の周波数fO〜f(i−2)と第2〜第iの
    周波数fl=f(i−1)の比との積である位相差(α
    1+2π・n2〜ni)・fl−f(i −1) /
    f O〜f(i−2)だけシフトする第2〜lの位相シ
    フタ、上記第2〜lの発振器からの第2〜iの周波数f
    l=f(i−1)で送信された上記物標からの第2〜i
    の反射受信波と上記第2〜iの位相シフタからの出力波
    との位相差を検出する第2〜iの位相検出器、及びこの
    第2〜iの位相検出器からの出力に応じて該出力が零に
    なるように上記第2〜iの可逆カウンタの上記計数値n
    2〜niを加算又は減算せしめる第2〜iの比較検出器
    を備えた第2〜iの位相検定回路と、上記第2〜iの位
    相検定回路の第2〜iのすべての位相検出器からの出力
    位相差が2回連続して零になった時上記計数値n2〜n
    iを用いて物標までの距離を算出する制御回路とを備え
    たことを特徴とする距離測定装置。
JP4529476A 1976-04-19 1976-04-19 距離測定方法並びにその装置 Expired JPS5912148B2 (ja)

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