JPS59121249A - ねじ軸の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、回転運動と直線運動の変換に用いるねじ軸の
支持装置に係り、高速回転または高圧縮荷重で特に支持
間距離の大きい機械装置に好適なねじ軸の支持装置に関
するものである。

〔従来技術〕

と許容圧縮荷重はねじ軸の太さの決定に影響を及ぼす重
要な要素もある。

従来のねじ軸の許容回転数と許容圧縮荷重を向上させる
支持方法としては、例えば第１図に示すように、ねじ軸
ｌの両端をブラケット２．アンギュラ形玉軸受８．ころ
がり軸受用ナツト９．軸受押えねじｌＯで軸方向に固定
して支持し、組立時にねじ軸ｌに軸方向張力を加えて剛
性を向上せしめる方法が採られていた。ところが、支持
台４とねじ軸１の温度変化が異なる場合や熱膨張係数が
異なる場合には、各々の寸法変化が同一でないことから
初期張力が失われ、あるいは増大する欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、機械装置に用いられるねじ軸の許容回
転数と許容圧縮荷重を増大させることによってねじ軸の
直径を小さ々し、小形で安価なねじ軸の支持装置を提供
することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、ねじ軸と支持台の寸法変化の差に着目し、こ
の寸法変化２の差を吸収するように支持部を移動可能と
し、さらに、ばね等によって常時ねじ軸に張力を与え得
る機構を設けたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図により詳細に説明する
。ねじ軸１はボールねじを示しており、左右のブラケッ
ト２およびブラケット３を介して支持台４に取り付けら
れ、一端に設けた歯車５により回転してナツト６に固定
したスライド７を直線運動させるものである。

ねじ軸１の一端（図中左側）はアンギュラ形玉軸受８で
支持され、ころがり軸受用ナツト９とブラケット２．軸
受押えねじ１０により軸方向に固定となるように支持さ
れている。一方、他の一端（図中右側）はラジアル玉軸
受１１で軸方向に可動となるように支持され、ブラケッ
ト３にばね座１７゜皿ばね１６．滑り座１５．スラスト
玉軸受１４．スラスト座１３およびばね圧縮用ナツト１
２が順に取付けられ、ねじ軸１にかかる軸方向の力は、
ばね圧縮用ナツト１２から上記とは逆の順を経てブラケ
ット３に伝達される構造になっている。

また、ばね圧縮用ナツト１２はこれを締め込むことで皿
ばね１６を圧縮し、ねじ軸１に初期張力な与えるもので
ある。

ここで、ねじ軸ｌと支持台４の間に生じる寸法差はすべ
て皿ばね１６のたわみ量のに化として吸収される。また
、皿ばね１６の圧縮荷重がねじ軸１に初期張力として作
用しているので、ねじ軸１と支持台４の間の寸法差によ
りねじ軸１にわずかな張力の変化は生じるが、それによ
り機能上の影響を受けるものではない。

以上のように本実施例によれば、ねじ軸はａ成部品の寸
法変化にかかわらずその両端に張力を加えた状態に支持
されることから、許容回転数、許容圧縮荷重の面での性
能が向上するので、ねじ軸直径を小さくでき、装置を小
形化できる効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ねじ軸直径を小さ４することができ、
ねじ軸の支持装置を小形化できて製作費を低減できると
いうｊ効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のねじ軸支持装置の一例を示す断面図、第
２図は本発明の一冥施例な示す断面図である。 ｌ・・・・・・ねじ軸、２・・・・・・ブラケット、３
・・・・・・ブラケット、４・・・・・・・・支持台、
５・・・・・・歯車、６・・・・・・ナツト、７・・・
・・スライド、８・・・・・・アンギエラ形玉軸受、９
・・・・・・コロガラ軸受用ナツト、】０・・・・・・
軸受押さえねじ、１１・−・・・・ラジアル玉軸受、１
２・・・・・・ばね圧縮用ナツト、１３・・・・・・ス
ラスト座、１４・・・・・・スラスト玉軸受、１５・・
・・・・滑り座、１６・・・・・・皿ばね、１７・・・
・・・ばね座、才１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　ねじ軸とナツトによる直線運動機構におけるねじ
   軸の支持装置において、ねじ軸の一端は軸方向に対して
   固定となるように支持し、他の一端は軸方向に移動でき
   るように支持するとともに軸方向に常時張力を加えるよ
   うにしたことを特徴とするねじ軸の支持装置。